JPH09185931A - ガス負荷開閉器 - Google Patents

ガス負荷開閉器

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Publication number
JPH09185931A
JPH09185931A JP35394195A JP35394195A JPH09185931A JP H09185931 A JPH09185931 A JP H09185931A JP 35394195 A JP35394195 A JP 35394195A JP 35394195 A JP35394195 A JP 35394195A JP H09185931 A JPH09185931 A JP H09185931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
gas
piston
nozzle
contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP35394195A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Hayashi
秀一 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP35394195A priority Critical patent/JPH09185931A/ja
Publication of JPH09185931A publication Critical patent/JPH09185931A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮断性能の安定化を図り、パッファ室のガス
エネルギを小にする。 【解決手段】 対向して設けられた棒状の第1導体1及
び第2導体2と、第1導体1に底部15が固定され,先
端が第2導体2側に開口した外筒14と、この外筒14
の底部15側に形成された径の大きいパッファ室16
と、基部の接触部が外筒14の内面に摺接した内筒17
と、この内筒17の先端部に固着され,第2導体2に摺
接した接離自在のノズル6と、内筒17に支持され,基
部が第1導体1に常時摺接し,先端部が第2導体2に接
離自在の接触子10と、内筒17に固着され,内側部が
第1導体1に摺接し,外側部が前記摺接部より底部15
側に位置し,外筒14の内面に摺接したピストン22と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランスの1次側
に設置し、トランスの2次側の保護に適したガス負荷開
閉器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種ガス負荷開閉器を、入及び
切の状態を示した図3及び図4を参照して説明する。
【0003】それらの図において、1,2は対向して設
けられた棒状の第1導体及び第2導体であり、先端部が
所定の距離を離して位置している。3は内筒であり、底
部が第1導体2に固定され、先端が第2導体2側に開口
している。4は内筒3の先端部の外面に設けられたピス
トンリングである。
【0004】5は内面がピストンリング4に摺接した外
筒、6は外筒5の先端部に固着されたノズル、7はノズ
ル6の内面に突出して形成された突部であり、第2導体
2に接離自在に摺接している。8は外筒5の内面に一体
に形成されたつば状の支持体、9は支持体8に透設され
た複数個のガス流通口である。
【0005】10は支持体8の内側部に支持された接触
子であり、複数個の接触片11が筒状に配設されてい
る。12は接触子11の基部及び先端部の外周に設けら
れたリング状の接圧ばねであり、接触子10の基部が常
時第1導体1に摺接し、先端部が第2導体2に接離自在
に摺接している。13は内筒3内に形成されたパッファ
室である。
【0006】つぎに、動作について説明する。接触子1
0の先端部が第2導体2に接触した図3の入状態から、
外筒5が第1導体1側へ移動すると、パッファ室13の
ガスが圧縮され、接触子10が第2導体2から離れる
と、両導体1,2間にアークが発生する。そして、ノズ
ル6の突部7が第2導体2から離れた瞬間に、パッファ
室13の圧縮ガスがガス流通口9を通り、ノズル6をガ
イドとして吹き出され、アークを吹き消し遮断される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記ガス負荷開
閉器の場合、図5bに示すように、入のA点から外筒5
が第1導体1側へ移行し、B点でノズル6が第2導体2
から離れると、B点の直後がパッファ室13からのガス
の吹き出し圧力が最高になり、その後圧力が徐々に低下
し、C点のTRV特性(再起電圧特性)に耐えられる位
置をかなり過ぎたあとアークが遮断され、D点のストロ
ーク最終位置に達する。
【0008】従って、ガス圧力の最高になるB点の直後
では、C点のTRV特性に耐えられる位置のかなり前で
あるため、再閃絡し、遮断できなく、C点のかなりあと
のガス圧力の低い所で遮断することになり、パッファ室
13のガス圧力を有効に利用できなく、遮断性能の安定
化が図れなく、パッファ室13に大きいガスエネルギを
要する。
【0009】本発明は、前記の点に留意し、TRV特性
に耐えられる位置付近でガス圧力を最高にし、遮断性能
の安定化を図り、パッファ室のガスエネルギを小にでき
るガス負荷開閉器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のガス負荷開閉器は、対向して設けられた棒
状の第1導体及び第2導体と、前記第1導体に底部が固
定され,先端が前記第2導体側に開口した外筒と、この
外筒の底部側に形成された径の大きいパッファ室と、基
部の接触部が前記外筒の内面に摺接した内筒と、この内
筒の先端部に固着され,前記第2導体に摺接した接離自
在のノズルと、前記内筒に支持され,基部が前記第1導
体に常時摺接し,先端部が前記第2導体に接離自在の接
触子と、前記内筒に固着され,内側部が前記第1導体に
摺接し,外側部が前記摺接部より前記底部側に位置し,
前記外筒の内面に摺接したピストンとを備えたものであ
る。
【0011】従って、パッファ室の圧縮ガスの吹き出る
位置、即ちピストンの内側部が外筒の内面との摺接から
離れ、径の大きいパッファ室に移行する位置を、TRV
特性に耐えられる位置付近に選ぶことにより、ガス圧力
が最大になり、パッファ室のガスエネルギを消弧作用に
有効に利用でき、遮断性能が安定化し、パッファ室のガ
スエネルギを小さくすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の1形態を、入状態
の図1及び切状態の図2を参照して説明する。14は外
筒であり、底部15が第1導体1に固定され、先端が第
2導体2側に開口している。16は外筒14の底部15
側に形成された径の大きいパッファ室、17は内筒であ
り、外面の基部のピストンリング18が外筒14の内面
に摺接し、内筒17の先端部に、従来例と同様、ノズル
6が固着され、ノズル6の内面の突部7が第2導体2に
接離自在に摺接している。
【0013】19は内筒17の内面に一体に形成された
つば状の支持体、20は支持体19に透設された複数個
のガス流出口であり、従来例と同様、支持体19の内側
部に接触子10が支持されている。
【0014】21は支持筒であり、基部が支持体19の
第1導体1側の面に一体に形成されている。22は支持
筒21の先端に一体に形成されたピストンであり、内側
部がピストンリング23を介して第1導体1に摺接し、
外側部が内筒17のピストンリング18,即ち内筒17
の外筒14との摺接部より底部15側に位置し、外側部
がピストンリング24を介して外筒14の内面に摺接し
ている。
【0015】つぎに、動作について説明する。接触子1
0が第2導体2に接触した図1の入状態から、内筒17
が第1導体1側へ移動すると、パッファ室16のガスが
ピストン22により圧縮され、接触子10が第2導体2
から離れ、アークが発生し、続いてノズル6が第2導体
2から離れる。この間、パッファ室16のガスが圧縮さ
れるのみで、第2導体2から離れたノズル6からは圧縮
ガスが出ない。
【0016】つぎに、ピストン22の外側部のピストン
リング24が、外筒14の内面からパッファ室16に移
行すると、パッファ室16の圧縮ガスが、内筒17と支
持筒21の間,ガス流出口20を通り、ノズル6をガイ
ドとして吹き出され、アークを吹き消し遮断される。
【0017】即ち、図5aに示すように、内筒17が入
のA点から第1導体1側へ移行し、ノズル6が第2導体
2から離れるB点を通過し、TRV特性に耐えられる位
置のC点を通った瞬間、ピストン22が外筒14の内面
からパッファ室16に移行し、圧縮ガスがノズル6から
吹き出され、C点付近でガス圧力が最高になり、アーク
を吹き消し遮断される。
【0018】従って、図5a,bのパッファエネルギE
1 ,E2 が同一とすると、圧縮ガスの吹き出し位置が、
従来例のB点からTRV特性に耐えられる位置のC点に
ずれることにより、従来例の圧力P2 より高い圧力P1
をアークに有効に吹き付けることができる。
【0019】また、吹き出し圧力P1 ,P2 を同一とす
ると、パッファエネルギを従来例より小さくすることが
できる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明のガ
ス負荷開閉器は、外筒14のパッファ室16の圧縮ガス
の吹き出る位置、即ち先端にノズル6を有する内筒17
のピストン22の内側部が外筒14の内面との摺接から
離れ,径の大きいパッファ室16に移行する位置を、T
RV特性に耐えられる位置付近に選ぶことにより、ガス
圧力が最大になり、パッファ室16のガスエネルギを消
弧作用に有効に利用でき、遮断性能を安定化でき、パッ
ファ室16のガスエネルギを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の入状態の切断正面図であ
る。
【図2】図1の切状態の切断正面図である。
【図3】従来例の入状態の切断正面図である。
【図4】図3の切状態の切断正面図である。
【図5】a,bは本発明及び従来例のストロークとガス
圧力の関係図である。
【符号の説明】
1 第1導体 2 第2導体 6 ノズル 10 接触子 14 外筒 15 底部 16 パッファ室 17 内筒 22 ピストン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向して設けられた棒状の第1導体及び
    第2導体と、 前記第1導体に底部が固定され,先端が前記第2導体側
    に開口した外筒と、 この外筒の底部側に形成された径の大きいパッファ室
    と、 基部の接触部が前記外筒の内面に摺接した内筒と、 この内筒の先端部に固着され,前記第2導体に摺接した
    接離自在のノズルと、 前記内筒に支持され,基部が前記第1導体に常時摺接
    し,先端部が前記第2導体に接離自在の接触子と、 前記内筒に固着され,内側部が前記第1導体に摺接し,
    外側部が前記摺接部より前記底部側に位置し,前記外筒
    の内面に摺接したピストンと、 を備えたガス負荷開閉器。
JP35394195A 1995-12-28 1995-12-28 ガス負荷開閉器 Pending JPH09185931A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35394195A JPH09185931A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 ガス負荷開閉器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35394195A JPH09185931A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 ガス負荷開閉器

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Publication Number Publication Date
JPH09185931A true JPH09185931A (ja) 1997-07-15

Family

ID=18434249

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35394195A Pending JPH09185931A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 ガス負荷開閉器

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JP (1) JPH09185931A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102290262A (zh) * 2011-08-04 2011-12-21 中国西电电气股份有限公司 大电流隔离开关用大直径双导向触头装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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