JPH09231878A - ガス負荷開閉器 - Google Patents

ガス負荷開閉器

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JPH09231878A
JPH09231878A JP5688596A JP5688596A JPH09231878A JP H09231878 A JPH09231878 A JP H09231878A JP 5688596 A JP5688596 A JP 5688596A JP 5688596 A JP5688596 A JP 5688596A JP H09231878 A JPH09231878 A JP H09231878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
piston
contact
gas
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP5688596A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Hayashi
秀一 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP5688596A priority Critical patent/JPH09231878A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮断性能の安定化を図り、パッファ室のガス
エネルギを小にする。 【解決手段】 対向して設けられた筒状の第1導体13
及び棒状の第2導体14と、第1導体13に底部が固定
され,先端が第2導体14側に開口したシリンダ15
と、シリンダ15内の第1導体13の基部に形成され,
第1導体1の中空部17に連通した流入口16と、第1
導体13の先端部に形成され,中空部17に連通した流
出口18と、基部の接触部がシリンダ15の内面に摺接
したピストン19と、ピストン19の先端部に固着さ
れ,第2導体14に接離自在に摺接したノズル21と、
複数個の接触片23が筒状に配設され,ピストン19に
支持され,基部が第1導体13に常時摺接し,先端部が
第2導体14に接離自在に接触する接触子22と、ピス
トン19に固着され,内面が第1導体13に摺接し,流
出口18を開,閉する蓋体25とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばトランスの
1次側に設置し、トランスの2次側の保護に適したガス
負荷開閉器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種ガス負荷開閉器を、入及び
切の状態を示した図4及び図5を参照して説明する。
【0003】それらの図において、1,2は対向して設
けられた棒状の第1導体及び第2導体であり、先端部が
所定の距離を離して位置している。3は内筒であり、底
部が第1導体1に固定され、先端が第2導体2側に開口
している。4は内筒3の先端部の外面に設けられたピス
トンリングである。
【0004】5は内面がピストンリング4に摺接した外
筒、6は外筒5の先端部に固着されたノズル、7はノズ
ル6の内面に突出して形成された突部であり、第2導体
2に接離自在に摺接している。8は外筒5の内面に一体
に形成されたつば状の支持体である。
【0005】9は支持体8の内側部に支持された接触子
であり、複数個の接触片10が筒状に配設されている。
11は接触片10の基部及び先端部の外周に設けられた
リング状のガータばねであり、接触子9の基部が常時第
1導体1に摺接し、先端部が第2導体2に接離自在に摺
接している。12は内筒3内のパッファ室である。
【0006】つぎに、動作について説明する。接触子9
の先端部が第2導体2に接触した図4の入状態から、外
筒5が第1導体1側へ移動すると、パッファ室12のガ
スが圧縮され、接触子9が第2導体2から離れると、両
導体1,2間にアークが発生する。そして、ノズル6の
突部7が第2導体2から離れた瞬間に、パッファ室12
の圧縮ガスが各接触片10間の間隙を通り、ノズル6を
ガイドとして吹き出され、アークを吹き消して遮断さ
れ、図4の切状態になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記ガス負荷開
閉器の場合、図6bに示すように、入のA点から外筒5
が第1導体1側へ移行し、B点でノズル6が第2導体2
から離れると、B点の直後においてパッファ室12から
のガスの吹き出し圧力が最高になり、その後圧力が徐々
に低下し、C点のTRV特性(再起電圧特性)に耐えら
れる位置をかなり過ぎたあとアークが遮断され、D点の
ストローク最終位置に達する。
【0008】従って、ガス圧力の最高になるB点の直後
では、C点のTRV特性に耐えられる位置のかなり前で
あるため、再閃絡し、遮断できなく、C点のかなりあと
のガス圧力の低い所で遮断することになり、パッファ室
12のガス圧力を有効に利用できなく、遮断性能の安定
化が図れなく、パッファ室12に大きいガスエネルギを
要する。
【0009】本発明は、前記の点に留意し、TRV特性
に耐えられる位置付近でガス圧力を最高にし、遮断性能
の安定化を図り、パッファ室のガスエネルギを小にでき
るガス負荷開閉器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のガス負荷開閉器は、対向して設けられた筒
状の第1導体及び棒状の第2導体と、前記第1導体に底
部が固定され,先端が前記第2導体側に開口したシリン
ダと、該シリンダ内の前記第1導体の基部に形成され,
前記第1導体の中空部に連通した流入口と、前記第1導
体の先端部に形成され,前記中空部に連通した流出口
と、基部の接触部が前記シリンダの内面に摺接したピス
トンと、該ピストンの先端部に固着され,前記第2導体
に接離自在に摺接したノズルと、複数個の接触片が筒状
に配設され,前記ピストンに支持され,基部が前記第1
導体に常時摺接し,先端部が前記第2導体に接離自在に
接触する接触子と、前記ピストンに固着され,内面が前
記第1導体に摺接し,前記流出口を開,閉する蓋体とを
備えたものである。
【0011】従って、接触子が第2導体から離れ、蓋体
が流出口を開くと、パッファ室の圧縮ガスが、第1導体
の流入口,中空部を通って流出口から吹き出される。そ
のガスの吹き出る位置、即ち、蓋体が流出口を開く位置
を、TRV特性に耐えられる位置付近に選ぶことによ
り、ガス圧力が最大になり、パッファ室のガスエネルギ
を消弧作用に有効に利用でき、遮断性能が安定化し、パ
ッファ室のガスエネルギを小さくすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の1形態を、入状態
の図1,切状態の図2及び図1のS−S線断面の図3
a,図2のT−T線断面の図3bを参照して説明する。
13は棒状の第2導体14に対向して設けられた筒状の
第1導体、15は第1導体13の基部に底部が固着され
たシリンダであり、先端が第2導体14側に開口してい
る。16はシリンダ15内の第1導体13の基部に形成
された複数個の流入口であり、第1導体13の中空部1
7に連通している。18は第1導体13の先端部に形成
された複数個の流出口であり、中空部17に連通してい
る。
【0013】19は筒形のピストン、20はピストン1
9の基部の外面に設けられたピストンリングであり、シ
リンダ15の内面に摺接している。21はピストン19
の先端部に固着され,第2導体14に接離自在に摺接し
たノズルである。
【0014】22はピストン19の内側に支持された接
触子であり、複数個の接触片23が筒状に配設され、各
接触片23間に間隙がある。24は各接触片23の基部
及び先端部の外周に設けられたリング状の接圧ばねであ
り、接触子22の基部が常時第1導体13に摺接し、先
端部が第2導体14に接離自在に接触している。
【0015】25は筒状の蓋体であり、軸方向の長さが
ピストン19の約半分であり、ピストン19の内面の基
部側に固着され、内面が第1導体13に摺接し、第1導
体13の流出口18を開,閉する。
【0016】26はシリンダ15内のパッファ室であ
り、ピストン19の基部側の約半分及び各接触片23,
蓋体25により気密に閉塞され、各接触片23の先端側
の約半分は、各接触片23間に間隙が形成されている。
【0017】つぎに、動作について説明する。接触子2
2が第2導体14に接触した図1の入状態から、ピスト
ン19が第1導体13側へ移動すると、パッフア室26
のガスがピストン19により圧縮され、接触子22が第
2導体14から離れ、アークが発生し、続いてノズル2
1が第2導体14から離れる。この間、蓋体25が流出
口18を閉塞しているので、パッファ室26のガスが圧
縮されるのみで、第2導体14から離れたノズル21か
らは圧縮ガスが出ない。
【0018】つぎに、蓋体25が流出口18を開放する
と、パッファ室26の圧縮ガスが、第1導体13の流入
口16,中空部17,流出口18及び各接触片23の間
隙を通り、ノズル21をガイドとして吹き出され、アー
クを吹き消し遮断される。
【0019】即ち、図6aに示すように、ピストン19
が入のA点から第1導体13側へ移行し、ノズル21が
第2導体14から離れるB点を通過し、TRV特性に耐
えられる位置のC点を通った瞬間、蓋体25が流出口1
8を開き、パッファ室26の圧縮ガスがノズル21をガ
イドとして吹き出され、C点付近でガス圧力が最高にな
り、アークを吹き消し遮断される。
【0020】従って、図6a,bのパッファエネルギE
1 ,E2 が同一とすると、圧縮ガスの吹き出し位置が、
従来例のB点からTRV特性に耐えられる位置のC点に
ずれることにより、従来例の圧力P2 より高い圧力P1
をアークに有効に吹き付けることができる。また、吹き
出し圧力P1 ,P2 を同一とすると、パッファエネルギ
を従来例より小さくすることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明のガ
ス負荷開閉器は、パッファ室26の圧縮ガスの吹き出る
位置、即ちピストン19に固着された蓋体25が、流出
口18を開く位置を、TRV特性に耐えられる位置付近
に選ぶことにより、ガス圧力が最大になり、パッファ室
26のガスエネルギを消弧作用に有効に利用でき、遮断
性能を安定化でき、パッファ室26のガスエネルギを小
さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の入状態の切断正面図であ
る。
【図2】図1の切状態の切断正面図である。
【図3】aは図1のS−S線断面図、bは図2のT−T
線断面図である。
【図4】従来例の入状態の切断正面図である。
【図5】図4の切状態の切断正面図である。
【図6】a,bは本発明及び従来例のストロークとガス
圧力の関係図である。
【符号の説明】
13 第1導体 14 第2導体 15 シリンダ 16 流入口 17 中空部 18 流出口 19 ピストン 21 ノズル 22 接触子 23 接触片 25 蓋体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向して設けられた筒状の第1導体及び
    棒状の第2導体と、 前記第1導体に底部が固定され,先端が前記第2導体側
    に開口したシリンダと、 該シリンダ内の前記第1導体の基部に形成され,前記第
    1導体の中空部に連通した流入口と、 前記第1導体の先端部に形成され,前記中空部に連通し
    た流出口と、 基部の接触部が前記シリンダの内面に摺接したピストン
    と、 該ピストンの先端部に固着され,前記第2導体に接離自
    在に摺接したノズルと、 複数個の接触片が筒状に配設され,前記ピストンに支持
    され,基部が前記第1導体に常時摺接し,先端部が前記
    第2導体に接離自在に接触する接触子と、 前記ピストンに固着され,内面が前記第1導体に摺接
    し,前記流出口を開,閉する蓋体とを備えたガス負荷開
    閉器。
JP5688596A 1996-02-19 1996-02-19 ガス負荷開閉器 Pending JPH09231878A (ja)

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