JPH09185678A - 手書き入力装置 - Google Patents

手書き入力装置

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Publication number
JPH09185678A
JPH09185678A JP7353777A JP35377795A JPH09185678A JP H09185678 A JPH09185678 A JP H09185678A JP 7353777 A JP7353777 A JP 7353777A JP 35377795 A JP35377795 A JP 35377795A JP H09185678 A JPH09185678 A JP H09185678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recognition
handwriting
input
handwriting input
character
Prior art date
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Pending
Application number
JP7353777A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Watanabe
彰 渡辺
Yoshiyuki Honda
善之 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP7353777A priority Critical patent/JPH09185678A/ja
Publication of JPH09185678A publication Critical patent/JPH09185678A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手書き入力速度の自由度を確保しつつ、認識
精度を高めることのできる手書き入力装置を提供する。 【構成】 ステップSA3では、偏/旁間の手書き速度
を検出する。この偏/旁間の手書き速度の検出は、漢字
の“偏”が手書き入力され終わった後、“旁”を書き出
すまでの時間である手書き時間を検出することにより行
いう。そして、この手書き時間を検出したならば、これ
を記憶させた後(ステップSA4)、認識速度を演算す
る(ステップSA5)。この認識速度の演算は、手書き
速度である前記手書き時間を1.2倍する処理である。
次に、この演算された認識速度に対応する時間、つま
り、手書き時間の1.2倍の時間が経過したか否かを判
別し(ステップSA6)、この手書き時間の1.2倍の
時間が経過したならば、文字認識を実行する(ステップ
SA7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手書き入力された
データを認識する手書き入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、手書き入力装置には、タッチパネ
ル部が設けられているとともに、所定のペンが配備され
ている。このペンを持って、タッチパネル上に文字を手
書き入力すると、この手書き入力した文字が認識され
て、所定のフォントにて表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
手書き入力装置においては、1文字書き終わると、所定
のタイムラグを経過した時点、例えば2秒経過した時点
で、認識及び表示を行う。これは、文字認識に時間を要
しているのではなく、“偏”と“旁”とから成り立って
いる漢字が入力された際、入力された文字が“偏”なの
か、完成した漢字なのかを区別するための時間が不可欠
であるためである。つまり、「村」は“偏”である
「木」と、“旁”である「寸」とで構成されている。こ
の「村」を手書き入力した場合、タイムラグなく手書き
入力直後に認識を行うと、偏である「木」を入力した時
点で、“旁”の「寸」を入力する前に、入力文字は
「木」であると認識されてしまい、偏と旁とからなる漢
字「村」を入力することが不可能となってしまう。した
がって、前記タイムラグは、手書き文字の認識に際し
て、不可欠である。
【0004】しかし、従来の装置にあっては、前記タイ
ムラグが常に一定であることから、手書き速度が速い者
にあっては、認識速度が遅いと感じてしまう一方、手書
き速度が遅い者にあっては、旁を入力する前に偏を入力
した時点で認識されてしまい、前述と同様に偏と旁とか
らなる漢字を入力することが困難となってしまう。
【0005】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、手書き入力速度の自由度を確保し
つつ、認識精度を高めることのできる手書き入力装置を
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にあっては、相前後してデータを連続しながら
手書き入力するための手書き入力手段と、この手書き入
力手段により相前後して手書き入力された各データを検
出するデータ検出手段と、このデータ検出手段により検
出されたデータのうち、前に入力されたデータの入力終
了時点と次に入力されたデータの入力開始時点との間の
時間間隔を検出する時間間隔検出手段と、この時間間隔
検出手段により検出された時間間隔及び当該よりもわず
かに長い時間間隔のいずれか一方を記憶する記憶手段
と、前記データ検出手段によりデータが検出された際、
前記記憶手段に記憶されている時間間隔と前記時間間隔
検出手段により検出された時間間隔とに基づいて、前記
データ検出手段により検出されているデータの認識を開
始する認識開始手段とを備えている。
【0007】かかる構成において、手書き入力手段によ
りデータを手書き入力すると、データ検出手段は手書き
入力されたデータを検出し、時間間隔検出手段は、相前
後して入力されたデータの入力開始時点との間の時間間
隔を検出する。また、記憶手段は、時間間隔検出手段に
より検出された時間間隔及びこれもわずかに長い時間間
隔のいずれか一方を記憶し、認識開始手段は、この記憶
手段に記憶されている時間間隔と前記検出された時間間
隔とに基づき、データの認識を開始する。したがって、
認識開始手段の認識開始時点は、データを手書き入力し
た者のデータ入力時間間隔に応じて変化する。
【0008】また、本発明の他の構成にあっては、文字
を手書き入力するための手書き入力手段と、この手書き
入力手段により手書き入力された文字の手書き入力速度
を検出する検出手段と、この検出手段により検出された
前記手書き入力速度に基づいて、前記手書き入力手段よ
り入力された文字の認識の開始を実行する認識開始手段
と有している。
【0009】かかる構成において、手書き入力手段によ
り文字を手書き入力すると、検出手段は手書き入力速度
を検出し、認識開始手段は、この検出された速度に基づ
き、手書き入力手段より入力された文字を認識を開始す
る。よって、認識開始手段の認識開始速度は、文字を手
書き入力した者の手書き入力速度に応じて変化する。さ
らに、本発明の他の構成にあっては、文字を手書き入力
するための手書き入力手段と、この手書き入力手段によ
り手書き入力された文字の手書き入力速度を検出する検
出手段と、この検出手段により検出された前記手書き入
力速度に基づいて、前記手書き入力手段により入力され
た文字の入力終了時点から当該文字を認識するまでの間
の認識速度を算出する算出手段と、この算出手段により
算出された前記認識速度を記憶する記憶手段と、この記
憶手段に記憶されている認識速度に基づいて、前記手書
き入力手段より入力された文字認識の開始を実行する認
識開始手段とを有している。つまり、この構成において
は、ある文字を手書き入力すると、このときの手書き入
力速度に基づいて、文字を認識する際の速度が算出され
て記憶手段に記憶され、以降はこの記憶手段により記憶
された速度で、入力された文字が認識される。
【0010】また、本発明の他の構成にあっては、文字
を手書き入力するための手書き入力手段と、この手書き
入力手段により手書き入力された文字の手書き入力速度
を検出する検出手段と、この検出手段により検出された
前記文字の手書き入力速度を記憶する第1の記憶手段
と、前記検出手段により新たに検出された前記文字の手
書き入力速度と前記第1の記憶手段に記憶されている前
記文字の手書き入力速度とを比較し、両者が不一致であ
る場合には前記第1の記憶手段に記憶されている手書き
入力速度を、前記新たに検出された手書き入力速度に書
き換える書換手段と、前記第1の記憶手段に記憶されて
いる前記手書き入力速度に基づいて、前記手書き入力手
段により入力された文字を認識するまでの間の認識速度
を算出する算出手段と、この算出手段により算出された
前記認識速度を記憶する第2の記憶手段と、この第2の
記憶手段に記憶されている認識速度に基づいて、前記手
書き入力手段より入力された文字認識の開始を実行する
認識開始手段とを有している。
【0011】かかる構成において、文字を手書き入力し
た際、その速度が変化すると第1の記憶手段に記憶され
ている手書き入力速度が書き換えられ、算出手段はこの
第1の記憶手段に記憶されている手書き入力速度にに基
づいて、文字を認識する際の速度が算出し、この算出さ
れた認識速度は第2の記憶手段に記憶される。そして、
この第2の記憶手段に記憶されている認識速度に基づ
き、認識開始手段が手書き入力された文字の認識を開始
する。したがって、例えば複数の文字を手書き入力した
際、疲れて手書き速度が遅くなる場合には、この遅くな
る手書き速度に応じて、第1の記憶手段に記憶されてい
る速度が修正されて、この修正された速度に基づき新た
に算出された認識速度で、入力された文字が認識され
る。
【0012】さらに、本発明の他の構成にあっては、文
字を手書き入力するための手書き入力手段と、この手書
き入力手段により手書き入力された後認識を開始するま
での時間を設定する設定手段と、この設定手段により設
定されている前記時間に従って、前記手書き入力手段よ
り入力された文字の認識の開始を実行する認識開始手段
とを有している。したがって、ユーザーが自己の手書き
速度に応じて前記時間を設定すれば、当該ユーザーの手
書き速度に応じた速度で文字の認識が開始される。
【0013】また、本発明の他の構成にあっては、文字
を手書き入力するための手書き入力手段と、手動操作に
より、前記手書き入力手段により手書き入力された文字
の認識を指示する認識指示手段と、この認識指示手段か
らの指示に応答して、前記手書き入力手段により入力さ
れた文字の認識の開始を実行する認識開始手段とを有し
ている。したがって、文字を手書き入力した後、任意の
時点で認識指示手段を操作すれば、入力された文字の認
識が開始される。
【0014】さらに、本発明の他の構成にあっては、文
字を手書き入力するための手書き入力手段と、この手書
き入力手段により手書き入力された後認識を開始するま
での時間を設定する設定手段と、手動操作により、前記
手書き入力手段により手書き入力された文字の認識を指
示する認識指示手段と、前記設定手段と前記認識指示手
段とのいずれかを選択する選択手段と、この選択手段に
より前記設定手段が選択されている場合には、前記設定
されている前記時間に従って、前記手書き入力手段より
入力された文字の認識の開始を実行し、前記認識指示手
段が選択されている場合には、該認識指示手段にからの
指示に応答して、前記手書き入力手段により入力された
文字の認識の開始を実行する認識開始手段とを有してい
る。したがって、この構成においては、ユーザーが自己
の手書き速度に応じて前記時間を設定して、当該ユーザ
ーの手書き速度に応じた速度で文字の認識を開始させる
こともできるし、文字を手書き入力した後、任意の時点
で認識指示手段を操作することによって、文字の認識を
開始させることもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に従って説明する。この実施の形態は、本発明を電子手
帳の適用したものであり、この電子手帳には、キー入力
部1とタッチパネル部2とが設けられている。キー入力
部1には、オン・オフキーやモード設置キー等の通常電
子手帳に配備されている複数のキーが配置されており、
これら各キーの操作情報は、CPU3に入力される。ま
た、タッチパネル部2は、感圧シートを有してなり、こ
の感圧シート上でユーザーが所定のペンを用いて認識さ
せたい文字を入力すると、ペンで押された位置の抵抗値
が変化し、その値をA/D変換して出力する。したがっ
て、このタッチパネル部2からのA/D変換されたデー
タにより、手書きに伴ってペンで順次押圧される位置の
座標を得ることができる。
【0016】CPU3は、この実施の形態において算出
手段、検出手段及び認識開始手段等を構成するものであ
って、この座標を連続的に読み取って、文字形データ、
書順データを得るとともに、後述するように漢字の
“偏”が手書き入力され終わった後、“旁”を書き出す
までの時間である手書き時間を検出する。そして、文字
形データ、書順情報に関しては、手書き文字データ記憶
部4に記憶させ、手書き時間に関しては手書き時間/認
識速度記憶部5に記憶させる。さらに、CPU3は、こ
の手書き時間を用いて認識速度を演算し、この演算した
認識速度も手書き時間/認識速度記憶部5に記憶させ
る。
【0017】一方、手書き認識データ部6には、平仮
名、片仮名、漢字の形状を示す文字データが格納されて
いる。CPU3は、手書き文字データ記憶部4に一旦記
憶させた、手書き入力文字の文字形データと、手書き認
識データ部6に格納されている文字データとを比較し
て、手書き入力文字の文字形に最も近似する文字形の文
字データを手書き認識データ部6から選択する文字認識
を実行する。他方、表示部7はLCDからなり、図3に
示すように、所定の面積からなる複数の表示領域7a〜
7c等を有している。そして、CPU3は、前記タッチ
パネル部2上にてのペン操作により、手書き文字が入力
された際には、この入力された文字を表示領域7a〜7
cのうち空いている左端の領域に表示させるとともに、
文字認識を実行した際には、入力文字を消去して、当該
表示領域に認識した文字を表示させる。これにより、図
示したように、手書き入力した「羽」や「村」の文字
が、認識された所定のフォントからなる「羽」及び
「村」の文字に変更されるように構成されている。
【0018】次に、以上の構成にかかる本実施の形態の
動作を図2に示したフローチャートに従って説明する。
すなわち、前記キー入力部1に設けられているオン・オ
フキーを操作してオン状態にし、かつモード設置キーを
操作して手書き入力モードを設定すると、CPU3は、
図2に示したフローに従った処理の実行を開始する。そ
して、タッチパネル部2の状態を監視することにより、
手書き文字が入力されるまで待機し(ステップSA
1)、ユーザーがタッチパネル部2にてペンで文字を入
力すると、この入力された手書き文字の読み込み処理
(ステップSA2)を実行する。この読み込み処理で
は、読み込んだ文字を構成する各ドットの座標データに
基づき、当該文字の文字形データと書順データとを取得
し、前記手書き文字データ記憶部4に記憶させるととも
に、文字形データに基づく文字を、空いている最も左端
の表示領域7aに表示させる。したがって、ユーザーが
タッチパネル部2にてペンで文字「羽」を入力すると、
図3(1)に示すように、左端の表示領域に手書き入力
された文字「羽」が表示される。
【0019】次に、偏/旁間の手書き速度を検出する
(ステップSA3)。この偏/旁間の手書き速度の検出
は、漢字の“偏”が手書き入力され終わった後、“旁”
を書き出すまでの時間である手書き時間を検出すること
により行い、本例のように「羽」を手書き入力した場
合、その左側部分を書き終わってから、右側部分を書き
始めるまでの時間を検出する。
【0020】そして、この手書き時間(手書き入力速
度)を検出したならば、これら前記手書き/認識速度記
憶部5に記憶させた後(ステップSA4)、認識速度を
演算する(ステップSA5)。この認識速度の演算は、
本実施の形態においては、手書き速度である前記手書き
時間を1.2倍する処理であり、この演算した認識速度
も、前記手書き/認識速度記憶部5に記憶させる。した
がって、図4に示すように、漢字の“偏”が手書き入力
され終わった後、“旁”を書き出すまでの時間である手
書き時間(手書き速度を)Xとすると、このXの1.2
倍の時間である記憶認識速度Zが認識速度記憶部5に記
憶されることとなる。
【0021】次に、この演算された認識速度に対応する
時間、つまり、「羽」の文字の手書き入力が終わった時
点から、前記手書き時間の1.2倍の時間が経過したか
否かを判別し(ステップSA6)、この手書き時間の
1.2倍の時間が経過したならば、文字認識を実行する
(ステップSA7)。この文字認識の実行においてCP
U3は、前述のように手書き文字データ記憶部4に記憶
させた、手書き入力文字の文字形データと、手書き認識
データ部6に格納されている文字データとを比較して、
手書き入力文字の文字形に最も近似する文字形の文字デ
ータを手書き認識データ部6から選択する。そして、こ
の選択を行ったならば、表示領域7aに表示してある入
力文字を消去して、当該表示領域に認識した文字を表示
させる。したがって、このステップSA7の処理によ
り、図3(2)に示すように、表示領域7a内の手書き
入力した「羽」の文字が、認識された所定のフォントか
らなる「羽」の文字に変更される。また、次の認識速度
記憶処理(ステップSA8)では、ステップSA5で演
算した認識速度、つまり前記手書き時間の1.2倍の時
間を手書き時間/認識速度記憶部5に記憶させる。引き
続き、タッチパネル部2の状態を監視することにより、
手書き文字が入力されるまで待機する(ステップSA
9)。
【0022】そして、ユーザーが再度タッチパネル部2
にてペンで文字を入力すると、前述したステップSA2
と同様の処理である、入力された手書き文字の読み込み
処理(ステップSA10)を実行する。したがって、ユ
ーザーがタッチパネル部2にてペンで文字「村」を入力
すべく、先ずその偏である「木」を手書き入力すると、
図3(3)に示すように、表示領域7bに手書き入力さ
れた「木」が表示され、引き続き旁である「寸」を入力
すると、図3(4)に示すように、偏の「木」と旁の
「寸」とからなる手書き入力された「村」が表示領域7
bに表示される。また、次のステップSA11では、記
憶認識速度に対応するタイムラグが発生したか否かを判
別する。
【0023】すなわち、前述したステップSA8の処理
により、前記手書き時間の1.2倍の時間が手書き時間
/認識速度記憶部5に記憶されており、このステップS
A11では、「村」の文字を構成する「木」及び「寸」
が手書き入力されている最中に、前記手書き時間の1.
2倍の時間のタイムラグが発生したか否かを判別する。
そして、このタイムラグが発生していない場合には、ス
テップSA10に戻って、手書き文字の読み込み処理を
実行し、タイムラグが発生した時点で前述したステップ
SA7の処理と同様の文字認識を実行した後(ステップ
SA12)、この認識した結果を表示する(ステップS
A13)。
【0024】このとき、「村」を手書き入力するに際し
ては、「木」を手書きした後「寸」を手書きするのであ
るから、「木」を手書きした後「寸」を書くまでにタイ
ムラグが生ずる。しかし、ステップSA11において、
このタイムラグと比較される時間は、当該ユーザーが偏
を書き終わってから旁を書き出すまでの時間の1.2倍
の時間であるから、偏である「木」が手書き入力された
後、旁である「寸」が手書き入力される前に、ステップ
SA11の判別がYESとなってしまうおそれはない。
よって、この「村」を手書き入力するに際して、偏であ
る「木」を入力した時点で、旁の「寸」を入力する前
に、入力文字は「木」であると認識されてしまって、偏
と旁とからなる漢字「村」を入力することが不可能とな
る不都合の発生を解消することができる。
【0025】そして、「木」及び「寸」とからなる
「村」の文字を入力し、「寸」を手書き入力してから前
記手書き時間の1.2倍の時間のタイムラグが発生する
と、その時点で前述したステップSA7と同一の処理で
ある文字認識処理を実行する(ステップSA12)。し
たがって、このステップSA11及びステップSA12
の処理により、図4に示すように、漢字(B)である
「村」の文字の手書き入力が終わった時点から、前記手
書き速度Xの1.2倍の時間である記憶認識速度Zに対
応する時間が経過した時点で、漢字(B)である「村」
文字認識処理が実行されて、図3(4)に示す表示領域
7b内の手書き入力した「村」の文字が、図3(5)認
識された所定のフォントからなる「村」の文字に変更さ
れる。このとき、発生するタイムラグにあっては、当該
ユーザーの手書き時間の1.2倍の時間であって、当該
ユーザーの手書き入力速度に応じた値であることから、
認識速度が遅いと感じてしまうことはない。
【0026】そして、次のステップSA14では現在設
定されている手書きモードが解除されたか否かを判別
し、手書きモードが解除された場合には“END”に進
み、手書きモードが設定されている限り、ステップSA
9〜ステップSA13のループを繰り返す。したがっ
て、このループにより、各文字の手書き入力が終わって
から、当該ユーザーにとって適性な時間である、前記手
書き時間の1.2倍の時間が経過した時点で、文字認識
が実行されることとなる。
【0027】なお、この実施の形態においては、ステッ
プSA8で認識速度を記憶し、以降はこの記憶した認識
速度に対応するタイムラグが発生した時点で文字認識を
実行するようにしたが、記憶することなくステップSA
1〜ステップSA7の処理を繰り返し実行する構成とし
てもよい。
【0028】図5は、本発明の第2の実施の形態におけ
るCPU3の動作を示すフローチャートであり、ステッ
プSB1〜ステップSB10は、図2のフローチャート
におけるステップSA1〜ステップSA10の処理と同
一である。そして、ステップSB10に続くステップS
B11では、偏/旁間の手書き速度、すなわち漢字の
“偏”が手書き入力され終わった後、“旁”を書き出す
までの時間である手書き時間を検出する。次に、ステッ
プSB4で手書き/認識速度記憶部5に記憶させた手書
き速度(記憶速度)と、このステップSB11で検出し
た手書き速度(検出速度)とを比較して、今回の検出速
度が記憶速度よりも速いか否かを判別する(ステップS
B12)。この判別の結果、今回の検出速度と記憶速度
とが等しいか若しくは今回の検出速度が記憶速度よりも
遅い場合には、ステップSB13〜ステップSB15の
処理を行うことなく、ステップSB16に進む。
【0029】しかし、今回の検出速度が記憶速度よりも
速い場合には、ステップSB4で手書き/認識速度記憶
部5に記憶させた手書き速度を今回検出した手書き速度
に書き換えて変更する(ステップSB13)。引き続
き、手書き速度である前記手書き時間を1.2倍する認
識速度の演算を行い(ステップSB14)、次に、ステ
ップSB8で手書き/認識速度記憶部5に記憶させた認
識速度を、今回演算した認識速度に書き換えて、変更す
る(ステップSB15)。更に、この変更した認識速度
に対応するタイムラグが発生したか否か、つまり前記手
書き時間の1.2倍の時間が経過したか否かを判別し
(ステップSB16)、この手書き時間の1.2倍の時
間が経過したならば、文字認識を実行する(ステップS
B17)。したがって、この実施の形態においては、ス
テップSB12〜ステップSB15の処理により、手書
き速度が速くなった場合には、これに応じて認識速度が
速くなるように変更される。
【0030】そして、次のステップSB18では現在設
定されている手書きモードが解除されたか否かを判別
し、手書きモードが解除された場合には“END”に進
み、手書きモードが設定されている限り、ステップSB
9〜ステップSB18のループを繰り返す。したがっ
て、このループにより、各文字の手書き入力が終わって
から、当該ユーザーにとって適性な時間である、前記手
書き時間の1.2倍の時間が経過した時点で、文字認識
が実行されることとなる。
【0031】なお、この実施の形態においては、検出速
度が記憶速度よりも速い場合に、認識速度を変更するよ
うにしたが、逆に検出速度が記憶速度よりも速い場合、
あるいは検出速度と記憶速度とが不一致であった場合
に、ステップSB13〜ステップSB15の処理を行っ
て、認識速度を変更するようにしてもよい。
【0032】図6は、本発明の第3の実施形態を示すも
のであり、この実施の形態にかかる手書き入力装置に
は、ペン入力部10と表示部11とが設けられている。
ペン入力部10は、図7に示すように表示部11の一部
に設けられて、3個の入力エリア10a〜10cを有し
てなる。そして、各入力エリア10a〜10cに所定の
ペン12を用いて、文字を手書き入力するとペンで押さ
れた位置の抵抗値が変化し、その値がA/D変換されて
CPU13に入力される。また 表示部11には、認識
された文字を表示する文字表示エリア11aが設けられ
ているとともに、認識開始用アイコン11bと選択項目
アイコン11cとが表示される。この選択項目アイコン
11cは、「速い」「普通」「ゆっくり」「設定なし」
の各項目で構成され、「速い」「普通」「ゆっくり」
は、ペン12がペン入力部10を離れてから、文字認識
を開始するまでの時間を設定するための選択項目であ
る。また、「設定なし」は、選択した前記時間を設定す
るための項目をキャンセルする場合、及びこの時間を設
定しない場合に選択される項目である。
【0033】一方、ROM14には、CPU13が動作
するに必要なプログラムを格納したプログラム格納エリ
ア14aが設けられているとともに、文字認識用テーブ
ル14bが設けられている。この文字認識用テーブル1
4bには、平仮名、片仮名、漢字の形状を示す文字デー
タが格納されている。また、RAM15には、認識開始
までの時間の種類を格納する種類コード格納エリア15
aと、認識開始までの時間を格納する時間間隔格納エリ
ア15bとが設けられている。時間コード格納エリア1
5aには、前記項目「設定なし」「ゆっくり」「普通」
「速い」を各々示すコード0〜3のいずれかの値が格納
され、時間間隔格納エリア15bには、時間コード格納
エリア15aに格納されたコード1〜3の各項目「速
い」「普通」「ゆっくり」に対応する認識開始までの時
間が格納される。ここで、認識開始までの時間は、図6
に例示したように、「ゆっくり」が1.5秒、「普通」
が1.0秒、「速い」が0.5秒である。
【0034】次に、以上の構成にかかる本実施の形態の
動作を図8に示すフローチャートに従って説明する。す
わなち、ユーザーがペン12により、選択項目アイコン
11cのいずれかの項目をタッチすると、CPU13
は、このタッチされた項目に応じて、認識を開始するま
での時間を選択する(ステップSC1)。次に、RAM
15の時間コード格納エリア15aに選択した項目に対
応する値を格納するとともに、時間間隔格納エリア15
bに選択した項目に対応する時間値を格納して、選択結
果を保存する(ステップSC2)。なお、このとき「設
定なし」が選択された場合には、時間間隔格納エリア1
5bへの時間値の格納はしない。
【0035】次に、ペン入力部10での手書き文字入力
があるまで待機し(ステップSC3)、ペン12を用い
ての手書き入力がなされたならば、入力された文字の軌
跡をペン入力部10の入力されたいずれかの入力エリア
10a〜10cに表示する(ステップSC4)。したが
って、図7に示すように入力エリア10aにペン12で
文字「本」を手書き入力すると、入力に伴って手書きさ
れた文字部分が表示され始める。次に、ペンブレイクと
なったから否か、つまりペン12がペン入力部10から
離れたか否かを判別し(ステップSC5)、離れるまで
ステップSC4→ステップSC5→ステップSC4のル
ープを繰り返す。したがって、文字「本」を手書き入力
する場合、該「本」の文字の一番目の構成である横棒
「一」が書き終わるまで、前記ループが繰り返されるこ
ととなる。
【0036】そして、ペン12がペン入力部10から離
れると、前記時間コード格納エリア15aに時間値が格
納されているか否かに基づき、開始時間の設定があるか
否かを判別する(ステップSC6)。そして、開始時間
の設定がある場合には、タイマーをクリアした後(ステ
ップSC7)、文字入力が続いているか否か、つまり当
文字が書き終わったか否かを判別する(ステップSC
8)。このステップSC8の判別は、入力エリア10a
〜10cにおいて同じエリアに再度文字入力が行われた
か否かにより識別することができ、前記例の場合引き続
き入力エリア10aに文字入力がなされた場合は、文字
入力が終了しておらず、文字入力が続いていると判別す
る。そして、このように文字入力が続いている場合に
は、ステップSC4に戻って、該ステップSC4からの
処理を繰り返し、よって、前記例の場合文字「本」を書
き終えるまで、ステップSC4〜ステップSC8のルー
プが繰り返される。
【0037】また、ステップSC8の判別の結果、文字
入力の続きがない場合には、タイマーを起動させた後、
次の文字入力があるか否か、つまり次の入力エリア10
bでの手書き入力が開始されたか否かを判別する(ステ
ップSC9)。そして、次の文字が入力されない場合に
は、タイマーの値に基づき、時間間隔格納エリア15b
に格納されている設定時間が経過したか否かを判別し
(ステップSC10)、経過した時点で手書認識処理を
開始する(ステップSC11)。したがって、項目「ゆ
っくり」が設定されている場合には手書き終了後1.5
秒が経過した時点で、「普通」が設定されている場合に
は手書き終了後1秒が経過した時点で、「速い」が設定
されている場合には手書き終了後0.5秒が経過した時
点で、各々手書認識が実行されることとなる。
【0038】この手書認識においてCPU13は、入力
エリア10aに手書き入力された文字の文字形データ
と、文字認識用テーブル14bに格納されている文字デ
ータとを比較して、手書き入力文字の文字形に最も近似
する文字形の文字データを文字認識用テーブル14bか
ら選択する。そして、この選択を行ったならば、文字表
示エリア11aに認識結果を表示する(ステップSC1
2)。したがって、入力エリア10aに文字「本」を手
書き入力し、これがそのまま「本」と認識された場合に
は、図7に示すように文字表示エリア11aの左端に文
字「本」が表示されることとなる。
【0039】なお、ステップSC9での判別の結果、入
力エリア10bに次の文字が手書き入力され始めた場合
には、認識開始までの設定時間に拘わらず、最初の文字
の手書き入力は終了したものと見做し、ステップSC1
1に進んで、手書認識を実行する。
【0040】一方、ステップSC6での判別の結果開始
時間の設定がない場合、つまり項目「設定なし」が選択
されている場合には、前述したステップSC8と同様
に、文字入力が続いているか否か、つまり当文字が書き
終わったか否かを判別する(ステップSC13)。そし
て、文字入力が続いている場合には、ステップSC4に
戻って、該ステップSC4からの処理を繰り返し、よっ
て、「設定なし」が選択されている場合、当該文字を書
き終えるまで、ステップSC4〜ステップSC6→ステ
ップSC13→ステップSC4のループが繰り返され
る。
【0041】そして、ステップSC13において、文字
入力の続きがないと判別された場合には、認識開始アイ
コン11bが選択されたか否かを判別し、選択された時
点で前述した手書認識の実行(ステップSC11)、及
び認識結果の表示を行う。したがって、項目「設定な
し」が選択されている場合には、認識開始アイコン11
bが選択された任意の時点で、手書認識が開始されるこ
ととなる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、相前後し
て手書き入力された各データの入力終了時点と次に入力
されたデータの入力開始時点との間の時間間隔、あるい
は入力速度を検出し、この検出した時間間隔あるいは入
力速度に基づいてデータの認識を開始するようにした。
よって、データを入力する者の手書き入力速度に応じ
て、適切な時点で認識を開始することができ、これによ
り、手書き入力速度の自由度を確保しつつ、認識精度を
高めることができる。また、手書き入力される各データ
が、互いに独立した二つの文字データ、又は一つの文字
データを構成する偏データと旁データであれば、文字の
手書き自由度を確保しつつ、漢字の認識精度を高めるこ
とができる。
【0043】また、認識速度を算出して記憶し、この記
憶されている認識速度に基づいて、入力された文字認識
の開始を実行する構成により、手書き入力がある都度認
識速度の算出を行う必要がなく、これにより処理の簡単
化を図ることができる。また、本発明は、手書き入力速
度が変化した場合にはこれを記憶するとともに、この手
書き入力速度に基づいて算出された認識速度を記憶し、
この記憶した認識速度で文字認識を開始する構成とし
た。よって、複数の文字を手書き入力した際、疲れて手
書き速度が遅くなる場合には、この遅くなる手書き速度
に応じて、文字認識の開始時点を変化させることがで
き、これにより手書き入力速度が変化した場合であって
も、認識精度を確保することができる。
【0044】さらに、本発明は、手書き入力された後認
識を開始するまでの時間を設定可能とし、この設定され
た時間に従って、前記手書き入力手段より入力された文
字の認識を開始するようにしたことから、簡単な構成で
ありながら、文字の手書き自由度を確保しつつ、認識精
度を高めることができ。また、手動操作により、手書き
入力された文字の認識を開始させる構成により、文字の
手書き速度に左右されることなく、適正な時点で認識を
行うことができ、さらに、手動操作により文字の認識を
開始する動作と、設定された時間に従って文字の認識を
開始する動作とを選択可能とすることにより、使い勝手
の向上を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック構成
図である。
【図2】同実施の形態におけるCPUの制御動作を示す
フローチャートである。
【図3】表示部の変化形態を示す図である。
【図4】同実施の形態の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるCPUの制
御動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示すブロック構成
図である。
【図7】同実施の形態の表示部を示す模式図である。
【図8】同実施の形態の動作を示すタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
2 タッチパネル部 3 CPU 5 手書き時間/認識速度記憶部 6 手書き認識データ部 7 手書き文字データ記憶部 10 ペン入力部 11b 認識開始アイコン 11c 選択項目アイコン

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相前後してデータを連続しながら手書き
    入力するための手書き入力手段と、 この手書き入力手段により相前後して手書き入力された
    各データを検出するデータ検出手段と、 このデータ検出手段により検出されたデータのうち、前
    に入力されたデータの入力終了時点と次に入力されたデ
    ータの入力開始時点との間の時間間隔を検出する時間間
    隔検出手段と、 この時間間隔検出手段により検出された時間間隔及び当
    該よりもわずかに長い時間間隔のいずれか一方を記憶す
    る記憶手段と、 前記データ検出手段によりデータが検出された際、前記
    記憶手段に記憶されている時間間隔と前記時間間隔検出
    手段により検出された時間間隔とに基づいて、前記デー
    タ検出手段により検出されているデータの認識を開始す
    る認識開始手段と、 を備えたことを特徴とする手書き入力装置。
  2. 【請求項2】 前記手書き入力手段により相前後して手
    書き入力される各データは、互いに独立した二つの文字
    データ、又は一つの文字データを構成する偏データと旁
    データであることを特徴とする請求項1記載の手書き入
    力装置。
  3. 【請求項3】 文字を手書き入力するための手書き入力
    手段と、 この手書き入力手段により手書き入力された文字の手書
    き入力速度を検出する検出手段と、 この検出手段により検出された前記手書き入力速度に基
    づいて、前記手書き入力手段より入力された文字の認識
    の開始を実行する認識開始手段と、 を有することを特徴とする手書き入力装置。
  4. 【請求項4】 文字を手書き入力するための手書き入力
    手段と、 この手書き入力手段により手書き入力された文字の手書
    き入力速度を検出する検出手段と、 この検出手段により検出された前記手書き入力速度に基
    づいて、前記手書き入力手段により入力された文字の入
    力終了時点から当該文字を認識するまでの間の認識速度
    を算出する算出手段と、 この算出手段により算出された前記認識速度を記憶する
    記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている認識速度に基づいて、前
    記手書き入力手段より入力された文字認識の開始を実行
    する認識開始手段と、 を有することを特徴とする手書き入力装置。
  5. 【請求項5】 文字を手書き入力するための手書き入力
    手段と、 この手書き入力手段により手書き入力された文字の手書
    き入力速度を検出する検出手段と、 この検出手段により検出された前記文字の手書き入力速
    度を記憶する第1の記憶手段と、 前記検出手段により新たに検出された前記文字の手書き
    入力速度と前記第1の記憶手段に記憶されている前記文
    字の手書き入力速度とを比較し、両者が不一致である場
    合には前記第1の記憶手段に記憶されている手書き入力
    速度を、前記新たに検出された手書き入力速度に書き換
    える書換手段と、 前記第1の記憶手段に記憶されている前記手書き入力速
    度に基づいて、前記手書き入力手段により入力された文
    字を認識するまでの間の認識速度を算出する算出手段
    と、 この算出手段により算出された前記認識速度を記憶する
    第2の記憶手段と、 この第2の記憶手段に記憶されている認識速度に基づい
    て、前記手書き入力手段より入力された文字認識の開始
    を実行する認識開始手段と、を有することを特徴とする
    手書き入力装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段は、前記文字を構成する所
    定部分が手書き入力された後、他の部分が手書き入力さ
    れるまでの時間により、前記手書き入力速度を検出する
    ことを特徴とする請求項3、4又は5記載の手書き入力
    装置。
  7. 【請求項7】 前記所定部分とは、文字の偏であり、他
    の部分とは、文字の旁であることを特徴とする請求項6
    記載の手書き入力装置。
  8. 【請求項8】 前記書換手段は、前記検出手段により新
    たに検出された前記手書き入力速度が、前記記憶手段に
    記憶されている手書き入力速度よりも速い場合に、前記
    記憶手段に記憶されている速度を、前記新たに検出され
    た手書き入力速度に書き換えることを特徴とする請求項
    5記載の手書き入力装置。
  9. 【請求項9】 文字を手書き入力するための手書き入力
    手段と、 この手書き入力手段により手書き入力された後認識を開
    始するまでの時間を設定する設定手段と、 この設定手段により設定されている前記時間に従って、
    前記手書き入力手段より入力された文字の認識の開始を
    実行する認識開始手段と、 を有することを特徴とする手書き入力装置。
  10. 【請求項10】 文字を手書き入力するための手書き入
    力手段と、 手動操作により、前記手書き入力手段により手書き入力
    された文字の認識を指示する認識指示手段と、 この認識指示手段からの指示に応答して、前記手書き入
    力手段により入力された文字の認識の開始を実行する認
    識開始手段と、 を有することを特徴とする手書き入力装置。
  11. 【請求項11】 文字を手書き入力するための手書き入
    力手段と、 この手書き入力手段により手書き入力された後認識を開
    始するまでの時間を設定する設定手段と、 手動操作により、前記手書き入力手段により手書き入力
    された文字の認識を指示する認識指示手段と、 前記設定手段と前記認識指示手段とのいずれかを選択す
    る選択手段と、 この選択手段により前記設定手段が選択されている場合
    には、前記設定されている前記時間に従って、前記手書
    き入力手段より入力された文字の認識の開始を実行し、
    前記認識指示手段が選択されている場合には、該認識指
    示手段にからの指示に応答して、前記手書き入力手段に
    より入力された文字の認識の開始を実行する認識開始手
    段と、 を有することを特徴とする手書き入力装置。
JP7353777A 1995-12-29 1995-12-29 手書き入力装置 Pending JPH09185678A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012093657A1 (ja) * 2011-01-06 2012-07-12 パナソニック株式会社 手書き文字入力装置および携帯端末

Cited By (2)

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WO2012093657A1 (ja) * 2011-01-06 2012-07-12 パナソニック株式会社 手書き文字入力装置および携帯端末
JP2012145971A (ja) * 2011-01-06 2012-08-02 Panasonic Corp 手書き文字入力装置および携帯端末

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