JP2000353049A - 手書き入力データ処理装置及び方法並びにこれに利用される記憶媒体 - Google Patents
手書き入力データ処理装置及び方法並びにこれに利用される記憶媒体Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 手書きパターンの認識結果に基づいてパター
ン認識モードからデータ処理モードへの切り替えを自動
的に行う。 【解決手段】 画面を有する表示部と、手書きパターン
の入力領域を有する透明タブレットを表示部の画面上に
形成した手書き入力部と、手書き入力部の入力領域に入
力された文字及び各指示を含む手書きパターンをその入
力領域に対応して表示部の画面に表示する表示処理部
と、入力された手書きパターンを文字及び各指示を含む
入力データとして認識するパターン認識部と、認識され
た入力データをデータ処理するデータ処理部と、入力領
域に入力された手書きパターンをパターン認識部に認識
させるパターン認識モードと認識された入力データをデ
ータ処理部にデータ処理させるデータ処理モードを手書
きパターンの認識結果に基づいて自動的に切り替えるモ
ード切替部とから構成される。
ン認識モードからデータ処理モードへの切り替えを自動
的に行う。 【解決手段】 画面を有する表示部と、手書きパターン
の入力領域を有する透明タブレットを表示部の画面上に
形成した手書き入力部と、手書き入力部の入力領域に入
力された文字及び各指示を含む手書きパターンをその入
力領域に対応して表示部の画面に表示する表示処理部
と、入力された手書きパターンを文字及び各指示を含む
入力データとして認識するパターン認識部と、認識され
た入力データをデータ処理するデータ処理部と、入力領
域に入力された手書きパターンをパターン認識部に認識
させるパターン認識モードと認識された入力データをデ
ータ処理部にデータ処理させるデータ処理モードを手書
きパターンの認識結果に基づいて自動的に切り替えるモ
ード切替部とから構成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理端末、小
型携帯端末などに適用され、手書き入力領域を有する入
力表示一体型の入力データ処理装置及び方法並びにこれ
に利用される記憶媒体に関する。
型携帯端末などに適用され、手書き入力領域を有する入
力表示一体型の入力データ処理装置及び方法並びにこれ
に利用される記憶媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、手書きパターンで文字及び各指示
を入力することが可能な手書き入力データ処理装置にお
いて、例えば、手書きパターンを入力する場合、手書き
パターンがカーソル位置の指示であるのか文字の入力で
あるのか、判別することができなかったので、特別なモ
ード切り替えスイッチを設けて、例えば、手書きパター
ンを入力する前に認識モードと操作モードを切り替えて
いた。
を入力することが可能な手書き入力データ処理装置にお
いて、例えば、手書きパターンを入力する場合、手書き
パターンがカーソル位置の指示であるのか文字の入力で
あるのか、判別することができなかったので、特別なモ
ード切り替えスイッチを設けて、例えば、手書きパター
ンを入力する前に認識モードと操作モードを切り替えて
いた。
【０００３】この問題を改善する従来技術として、特開
平５−６１５９６号公報の記載によれば、スタイラスペ
ンによって入力された入力ストロークは座標解析部によ
って解析され、一画目の入力ストローク長に基づいて該
入力がカーソル指示か文字入力かを判定し、一画目の入
力ストローク長が短くカーソルと判定された場合にはカ
ーソルを表示し、一画目の入力ストローク長が長く文字
入力と判定された場合には文字認識を行い、認識結果を
表示することにより、カーソル指示入力と文字入力とを
モード切替操作などの特別な操作なしに行えるオンライ
ン手書き入力装置における文字入力／カーソル指示判定
方法が提案されている。
平５−６１５９６号公報の記載によれば、スタイラスペ
ンによって入力された入力ストロークは座標解析部によ
って解析され、一画目の入力ストローク長に基づいて該
入力がカーソル指示か文字入力かを判定し、一画目の入
力ストローク長が短くカーソルと判定された場合にはカ
ーソルを表示し、一画目の入力ストローク長が長く文字
入力と判定された場合には文字認識を行い、認識結果を
表示することにより、カーソル指示入力と文字入力とを
モード切替操作などの特別な操作なしに行えるオンライ
ン手書き入力装置における文字入力／カーソル指示判定
方法が提案されている。
【０００４】図９は従来技術による手書き入力データ処
理装置のスケジュール画面の切替処理を示す図である。
図９（ａ）に示すように、従来の手書き入力データ処理
装置では、例えば、スケジュール画面のパターン入力画
面において、修正したいデータがあれば、その修正した
いデータの範囲（反転データ）を選択して、「修正」ボ
タン９１にタッチする。図９（ｂ）のように、「修正」
ボタン９１がタッチされたことにより、パターン認識モ
ードからデータ処理モードに切り替わり、スケジュール
画面をパターン入力画面からデータ処理画面に切り替え
ている。
理装置のスケジュール画面の切替処理を示す図である。
図９（ａ）に示すように、従来の手書き入力データ処理
装置では、例えば、スケジュール画面のパターン入力画
面において、修正したいデータがあれば、その修正した
いデータの範囲（反転データ）を選択して、「修正」ボ
タン９１にタッチする。図９（ｂ）のように、「修正」
ボタン９１がタッチされたことにより、パターン認識モ
ードからデータ処理モードに切り替わり、スケジュール
画面をパターン入力画面からデータ処理画面に切り替え
ている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平５−６１５９６号公報の従来技術では、１つの画面
でカーソル指定と文字入力の区別を行っているだけであ
り、例えば、パターン入力画面とデータ処理画面との切
り替えには、図９の従来技術に示したように、特別にパ
ターン認識モード／データ処理モードのモード切り替え
のための操作が必要となり、手書き入力の効率が低下す
るという問題がある。
開平５−６１５９６号公報の従来技術では、１つの画面
でカーソル指定と文字入力の区別を行っているだけであ
り、例えば、パターン入力画面とデータ処理画面との切
り替えには、図９の従来技術に示したように、特別にパ
ターン認識モード／データ処理モードのモード切り替え
のための操作が必要となり、手書き入力の効率が低下す
るという問題がある。
【０００６】本発明は、以上の事情を考慮してなされた
ものであり、例えば、手書きパターンの認識結果に基づ
いてパターン認識モードからデータ処理モードへの切り
替えを自動的に行うことができる手書き入力データ処理
装置及び方法並びにこれに利用される記憶媒体を提供す
る。
ものであり、例えば、手書きパターンの認識結果に基づ
いてパターン認識モードからデータ処理モードへの切り
替えを自動的に行うことができる手書き入力データ処理
装置及び方法並びにこれに利用される記憶媒体を提供す
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】画面を有する表示部と、
手書きパターンの入力領域を有する透明タブレットを表
示部の画面上に形成した手書き入力部と、手書き入力部
の入力領域に入力された文字及び各指示を含む手書きパ
ターンをその入力領域に対応して表示部の画面に表示す
る表示処理部と、入力された手書きパターンを文字及び
各指示を含む入力データとして認識するパターン認識部
と、認識された入力データをデータ処理するデータ処理
部と、入力領域に入力された手書きパターンをパターン
認識部に認識させるパターン認識モードと認識された入
力データをデータ処理部にデータ処理させるデータ処理
モードを手書きパターンの認識結果に基づいて自動的に
切り替えるモード切替部とを有することを特徴とする手
書き文字処理装置である。
手書きパターンの入力領域を有する透明タブレットを表
示部の画面上に形成した手書き入力部と、手書き入力部
の入力領域に入力された文字及び各指示を含む手書きパ
ターンをその入力領域に対応して表示部の画面に表示す
る表示処理部と、入力された手書きパターンを文字及び
各指示を含む入力データとして認識するパターン認識部
と、認識された入力データをデータ処理するデータ処理
部と、入力領域に入力された手書きパターンをパターン
認識部に認識させるパターン認識モードと認識された入
力データをデータ処理部にデータ処理させるデータ処理
モードを手書きパターンの認識結果に基づいて自動的に
切り替えるモード切替部とを有することを特徴とする手
書き文字処理装置である。
【０００８】本発明の別の観点によれば、画面を有する
表示部と、手書きパターンの入力領域を有する透明タブ
レットを表示部の画面上に形成した手書き入力部とを有
する手書き文字処理装置をＣＰＵによって制御するコン
ピュータプログラムを記憶した記憶媒体であって、手書
き入力部の入力領域に入力された文字及び各指示を含む
手書きパターンをその入力領域に対応して表示部の画面
に表示する表示処理機能と、入力された手書きパターン
を文字及び各指示を含む入力データとして認識する手書
きパターン認識機能と、認識された入力データをデータ
処理するデータ処理機能と、入力領域に入力された手書
きパターンをＣＰＵに認識させるパターン認識モードと
認識された入力データをＣＰＵにデータ処理させるデー
タ処理モードを手書きパターンの認識結果に基づいて自
動的に切り替えるモード切替機能とを有することを特徴
とするコンピュータプログラムを記憶した記憶媒体が提
供される。
表示部と、手書きパターンの入力領域を有する透明タブ
レットを表示部の画面上に形成した手書き入力部とを有
する手書き文字処理装置をＣＰＵによって制御するコン
ピュータプログラムを記憶した記憶媒体であって、手書
き入力部の入力領域に入力された文字及び各指示を含む
手書きパターンをその入力領域に対応して表示部の画面
に表示する表示処理機能と、入力された手書きパターン
を文字及び各指示を含む入力データとして認識する手書
きパターン認識機能と、認識された入力データをデータ
処理するデータ処理機能と、入力領域に入力された手書
きパターンをＣＰＵに認識させるパターン認識モードと
認識された入力データをＣＰＵにデータ処理させるデー
タ処理モードを手書きパターンの認識結果に基づいて自
動的に切り替えるモード切替機能とを有することを特徴
とするコンピュータプログラムを記憶した記憶媒体が提
供される。
【０００９】本発明によれば、手書きパターンの認識結
果に基づいてパターン認識モードからデータ処理モード
への切り替えを自動的に行うことができるので、手書き
入力の効率を上げることができる。
果に基づいてパターン認識モードからデータ処理モード
への切り替えを自動的に行うことができるので、手書き
入力の効率を上げることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】前記表示処理部は、モード切替部
によるパターン認識モードとデータ処理モードの切り替
えに応じて表示部のパターン認識画面とデータ処理画面
を切り替えて表示するよう構成してもよい。
によるパターン認識モードとデータ処理モードの切り替
えに応じて表示部のパターン認識画面とデータ処理画面
を切り替えて表示するよう構成してもよい。
【００１１】前記表示処理部は、パターン認識部によっ
て認識された認識データを手書き入力部の入力領域の先
頭位置に表示するよう構成してもよい。
て認識された認識データを手書き入力部の入力領域の先
頭位置に表示するよう構成してもよい。
【００１２】前記パターン認識部は、手書きパターンか
ら１つの入力データに特定できない場合、前記表示処理
部は、複数の入力候補を入力領域の先頭位置に選択可能
な状態で表示するよう構成してもよい。
ら１つの入力データに特定できない場合、前記表示処理
部は、複数の入力候補を入力領域の先頭位置に選択可能
な状態で表示するよう構成してもよい。
【００１３】前記モード切替部は、パターン認識モード
において、手書きパターンが表示されている手書き入力
領域に手書きパターンが入力されたとき、データ処理モ
ードに切り替えないよう構成してもよい。
において、手書きパターンが表示されている手書き入力
領域に手書きパターンが入力されたとき、データ処理モ
ードに切り替えないよう構成してもよい。
【００１４】以下、図に示す実施例に基づいて本発明の
実施の形態を詳述する。なお、これによって本発明は限
定されるものではない。
実施の形態を詳述する。なお、これによって本発明は限
定されるものではない。
【００１５】図１は本実施例の手書き入力データ処理装
置の外観を示す斜視図である。図１において、１は本体
キャビネット、２は入出力部、３は蓋キャビネットを示
す。
置の外観を示す斜視図である。図１において、１は本体
キャビネット、２は入出力部、３は蓋キャビネットを示
す。
【００１６】本体キャビネット１は、その外部にはＬＣ
Ｄ（液晶ディスプレイ）やＰＤ（プラズマ・ディスプレ
イ）等の表示部と透明なタブレットを一体とした入出力
部２及び図示していない赤外線通信部、ペン、本体電源
スイッチ等を有し、その内部には入出力部２、赤外線通
信部、ペン等を制御する制御回路、インタフェース、各
部に駆動電圧を供給する電源部等を内蔵している。蓋キ
ャビネット３は、本体キャビネット１の背面にヒンジに
て接続されており、入出力部２を覆うように回動し、持
ち運び時に入出力部２を保護する役目を果たしている。
Ｄ（液晶ディスプレイ）やＰＤ（プラズマ・ディスプレ
イ）等の表示部と透明なタブレットを一体とした入出力
部２及び図示していない赤外線通信部、ペン、本体電源
スイッチ等を有し、その内部には入出力部２、赤外線通
信部、ペン等を制御する制御回路、インタフェース、各
部に駆動電圧を供給する電源部等を内蔵している。蓋キ
ャビネット３は、本体キャビネット１の背面にヒンジに
て接続されており、入出力部２を覆うように回動し、持
ち運び時に入出力部２を保護する役目を果たしている。
【００１７】図２は本実施例の手書き入力データ処理装
置の入出力部の構成を示す分解図である。図２におい
て、入出力部２は、薄型で文字を表示可能なマトリック
ス方式からなる液晶表示部２−１と、液晶表示部２−１
を覆う大きさを有する透明タブレット２−２とが一体と
なったものである。なお、液晶表示部２−１には必要に
応じて、ＥＬパネル等よりなるバックライトを背面に設
けてもよい。
置の入出力部の構成を示す分解図である。図２におい
て、入出力部２は、薄型で文字を表示可能なマトリック
ス方式からなる液晶表示部２−１と、液晶表示部２−１
を覆う大きさを有する透明タブレット２−２とが一体と
なったものである。なお、液晶表示部２−１には必要に
応じて、ＥＬパネル等よりなるバックライトを背面に設
けてもよい。
【００１８】透明タブレット２−２は、例えば、透明な
シート２枚の内側面に透明電極を設け、通常状態におい
て、各々の電極が接触しないように、小さな突起状のス
ペーサが規則正しく印刷されており、指あるいはペンに
て指示することにより透明電極が接触し、選択された位
置を検出するよう構成されている。
シート２枚の内側面に透明電極を設け、通常状態におい
て、各々の電極が接触しないように、小さな突起状のス
ペーサが規則正しく印刷されており、指あるいはペンに
て指示することにより透明電極が接触し、選択された位
置を検出するよう構成されている。
【００１９】２−３は、使用頻度の高い固定キーの機能
を分かりやすい記号で印刷されたフィルムを示し、フィ
ルム２−３は、液晶表示部２−１と透明タブレット２−
２との間に挿入され、透明タブレット２−２が、記号に
対応した領域を固定キーとして作動する。また、液晶表
示部２−１に表示された表示内容と透明タブレット２−
２の位置情報の同期を取ることにより、使用者が選択し
た液晶表示部２−１の位置を検出することが可能であ
る。
を分かりやすい記号で印刷されたフィルムを示し、フィ
ルム２−３は、液晶表示部２−１と透明タブレット２−
２との間に挿入され、透明タブレット２−２が、記号に
対応した領域を固定キーとして作動する。また、液晶表
示部２−１に表示された表示内容と透明タブレット２−
２の位置情報の同期を取ることにより、使用者が選択し
た液晶表示部２−１の位置を検出することが可能であ
る。
【００２０】図３は本実施例の手書き入力データ処理装
置の全体構成を示すブロック図である。図３において、
図１及び図２と同じ構成要素については同符号を記す。
入出力部２を構成する液晶表示部２−１と透明タブレッ
ト２−２の構成及び機能については、図２において説明
したので説明を省略する。
置の全体構成を示すブロック図である。図３において、
図１及び図２と同じ構成要素については同符号を記す。
入出力部２を構成する液晶表示部２−１と透明タブレッ
ト２−２の構成及び機能については、図２において説明
したので説明を省略する。
【００２１】４は透明タブレット２−２より座標情報を
取り出すためのタブレット制御部を示し、タブレット制
御部４は、透明タブレット２−２上に指あるいは、ペン
にて指示された位置を、透明タブレット２−２の透明シ
ートに設けられた両透明電極の接触により座標検出を行
っている。
取り出すためのタブレット制御部を示し、タブレット制
御部４は、透明タブレット２−２上に指あるいは、ペン
にて指示された位置を、透明タブレット２−２の透明シ
ートに設けられた両透明電極の接触により座標検出を行
っている。
【００２２】５は液晶表示回路を示し、液晶表示回路５
は液晶表示部２−１を制御する表示制御部として機能
し、液晶素子を点灯させるドット位置をビットマップと
して記憶しており、必要に応じてコモン回路（Ｘ座標電
極駆動回路）６、セグメント回路（Ｙ座標電極駆動回
路）７に信号を送る。
は液晶表示部２−１を制御する表示制御部として機能
し、液晶素子を点灯させるドット位置をビットマップと
して記憶しており、必要に応じてコモン回路（Ｘ座標電
極駆動回路）６、セグメント回路（Ｙ座標電極駆動回
路）７に信号を送る。
【００２３】８はＣＰＵ、ＲＯＭ、ＲＡＭ、Ｉ／Ｏポー
トからなるコンピュータ、ＣＰＵを含むＡＳＩＣなどか
ら構成される中央制御部を示し、中央制御部８は、プロ
グラム記憶部に記憶された制御プログラムにより、下記
に示すタブレット制御部４、ＲＯＭ１０、ＲＡＭ１１、
液晶表示部２−１、通信部制御部１３を制御する。
トからなるコンピュータ、ＣＰＵを含むＡＳＩＣなどか
ら構成される中央制御部を示し、中央制御部８は、プロ
グラム記憶部に記憶された制御プログラムにより、下記
に示すタブレット制御部４、ＲＯＭ１０、ＲＡＭ１１、
液晶表示部２−１、通信部制御部１３を制御する。
【００２４】中央制御部８は、透明タブレット２−２の
入力領域に入力された文字及び各指示を含む手書きパタ
ーンをその入力領域に対応して表示部の画面に表示する
表示処理部８−１、ストローク取得部８−２、データ有
無判定部８−３、入力された手書きパターンを文字及び
各指示を含む入力データとして認識するパターン認識部
８−４、認識された入力データをデータ処理するデータ
処理部８−５、入力領域に入力された手書きパターンを
パターン認識部８−４に認識させるパターン認識モード
と認識された入力データをデータ処理部８−５にデータ
処理させるデータ処理モードを手書きパターンの認識結
果に基づいて自動的に切り替えるモード切替部８−６と
して機能する。
入力領域に入力された文字及び各指示を含む手書きパタ
ーンをその入力領域に対応して表示部の画面に表示する
表示処理部８−１、ストローク取得部８−２、データ有
無判定部８−３、入力された手書きパターンを文字及び
各指示を含む入力データとして認識するパターン認識部
８−４、認識された入力データをデータ処理するデータ
処理部８−５、入力領域に入力された手書きパターンを
パターン認識部８−４に認識させるパターン認識モード
と認識された入力データをデータ処理部８−５にデータ
処理させるデータ処理モードを手書きパターンの認識結
果に基づいて自動的に切り替えるモード切替部８−６と
して機能する。
【００２５】９は図示していない発振子からのクロック
信号により時間を計時するＲＴＣ（リアル・タイム・ク
ロック）を示し、ＲＴＣ９は現在の年月日、時間を中央
制御部８に出力している。
信号により時間を計時するＲＴＣ（リアル・タイム・ク
ロック）を示し、ＲＴＣ９は現在の年月日、時間を中央
制御部８に出力している。
【００２６】１０はＲＯＭを示し、ＲＯＭ１０は、液晶
表示部２−１に表示する文字のフォントデータを記憶し
たフォントデータ記憶部１０−１、中央制御部８が装置
を制御するためのプログラムを記憶したプログラム記憶
部１０−２、パターン認識のための辞書、文字変換辞書
などを記憶する辞書記憶部１０−３、タブレット制御部
４にて検出された座標を表示位置の座標に変換するため
の座標変換データを記憶した座標変換データ記憶部１０
−４を有している。
表示部２−１に表示する文字のフォントデータを記憶し
たフォントデータ記憶部１０−１、中央制御部８が装置
を制御するためのプログラムを記憶したプログラム記憶
部１０−２、パターン認識のための辞書、文字変換辞書
などを記憶する辞書記憶部１０−３、タブレット制御部
４にて検出された座標を表示位置の座標に変換するため
の座標変換データを記憶した座標変換データ記憶部１０
−４を有している。
【００２７】１１はＲＡＭを示し、ＲＡＭ１１は、使用
者が入出力部や通信部より入力した文章や図形などの各
種データを記憶するデータ記憶部１１−１、記憶媒体読
取部１６を用いて記憶媒体１５からインストールした制
御プログラムを記憶するプログラム記憶部１１−２、ス
ケジュール情報を記憶するスケジュール記憶部１１−
３、入力ペン１７により入力されたストローク情報を記
憶するストローク記憶部１１−４を有している。
者が入出力部や通信部より入力した文章や図形などの各
種データを記憶するデータ記憶部１１−１、記憶媒体読
取部１６を用いて記憶媒体１５からインストールした制
御プログラムを記憶するプログラム記憶部１１−２、ス
ケジュール情報を記憶するスケジュール記憶部１１−
３、入力ペン１７により入力されたストローク情報を記
憶するストローク記憶部１１−４を有している。
【００２８】１２は通信部を示し、通信部１２は、例え
ば、通信制御部１３の制御により通信回線／インターネ
ットと接続され、電子メールや各種情報の送受信を行
う。１４は本体電源スイッチを示し、この本体電源スイ
ッチ１４を操作して本体に内蔵した電源をＯＮ／ＯＦＦ
するものである。
ば、通信制御部１３の制御により通信回線／インターネ
ットと接続され、電子メールや各種情報の送受信を行
う。１４は本体電源スイッチを示し、この本体電源スイ
ッチ１４を操作して本体に内蔵した電源をＯＮ／ＯＦＦ
するものである。
【００２９】１５は本体と分離可能に構成される記憶媒
体を示し、記憶媒体１５は、例えば、磁気テープやカセ
ットテープ等のテープ系、フロッピー（登録商標）ディ
スク等の磁気ディスクやＣＤ−ＲＯＭ／ＭＯ／ＭＤ／Ｄ
ＶＤ等の光ディスク系、ＩＣカード（メモリカードを含
む）／光カード等のカード系、あるいは半導体メモリの
製造過程で固定的にプログラムを担持するマスクＲＯ
Ｍ、ＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、フラッシュＲＯＭ等の
記憶媒体であってもよい。
体を示し、記憶媒体１５は、例えば、磁気テープやカセ
ットテープ等のテープ系、フロッピー（登録商標）ディ
スク等の磁気ディスクやＣＤ−ＲＯＭ／ＭＯ／ＭＤ／Ｄ
ＶＤ等の光ディスク系、ＩＣカード（メモリカードを含
む）／光カード等のカード系、あるいは半導体メモリの
製造過程で固定的にプログラムを担持するマスクＲＯ
Ｍ、ＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、フラッシュＲＯＭ等の
記憶媒体であってもよい。
【００３０】記憶媒体１５は、手書き入力部の入力領域
に入力された文字及び各指示を含む手書きパターンをそ
の入力領域に対応して表示部の画面に表示する表示処理
機能と、入力された手書きパターンを文字及び各指示を
含む入力データとして認識する手書きパターン認識機能
と、認識された入力データをデータ処理するデータ処理
機能と、入力領域に入力された手書きパターンをＣＰＵ
に認識させるパターン認識モードと認識された入力デー
タをＣＰＵにデータ処理させるデータ処理モードを手書
きパターンの認識結果に基づいて自動的に切り替えるモ
ード切替機能とを有するコンピュータプログラムを記憶
している。
に入力された文字及び各指示を含む手書きパターンをそ
の入力領域に対応して表示部の画面に表示する表示処理
機能と、入力された手書きパターンを文字及び各指示を
含む入力データとして認識する手書きパターン認識機能
と、認識された入力データをデータ処理するデータ処理
機能と、入力領域に入力された手書きパターンをＣＰＵ
に認識させるパターン認識モードと認識された入力デー
タをＣＰＵにデータ処理させるデータ処理モードを手書
きパターンの認識結果に基づいて自動的に切り替えるモ
ード切替機能とを有するコンピュータプログラムを記憶
している。
【００３１】記憶媒体１５は、本体キャビネット１のプ
ログラム記憶部１１−２に読み込まれて実行される実行
形式プログラム、実行形式プログラムを構築することが
できるソースプログラム、及び中間プログラムを記憶し
ている。なお、本体キャビネット１のＲＯＭ１０に予め
本発明の手書き入力データ処理プログラムがインストー
ルされていない場合は、記憶媒体読取部１６を用いて、
記憶媒体１５から本発明を機能させるのに必要な各プロ
グラムを読み取り、実行プログラムコードはＲＡＭ１１
のプログラム記憶部１１−２に、データはＲＡＭ１１の
データ記憶部１１−１にそれぞれ記憶してもよい。
ログラム記憶部１１−２に読み込まれて実行される実行
形式プログラム、実行形式プログラムを構築することが
できるソースプログラム、及び中間プログラムを記憶し
ている。なお、本体キャビネット１のＲＯＭ１０に予め
本発明の手書き入力データ処理プログラムがインストー
ルされていない場合は、記憶媒体読取部１６を用いて、
記憶媒体１５から本発明を機能させるのに必要な各プロ
グラムを読み取り、実行プログラムコードはＲＡＭ１１
のプログラム記憶部１１−２に、データはＲＡＭ１１の
データ記憶部１１−１にそれぞれ記憶してもよい。
【００３２】また、本発明においては、インターネット
を含むネットワークと接続可能な通信部１２を備えてい
るので、ネットワークからプログラムをダウンロードす
るように流動的にプログラムを担持する媒体であっても
よい。また、ネットワークからプログラムをダウンロー
ドする場合には、そのダウンロード用プログラムは予め
装置本体に記憶しておくか、あるいは別の記憶媒体から
インストールされるものであってもよい。なお、記憶媒
体に記憶されている内容としてはプログラムに限定され
ず、データであってもよい。
を含むネットワークと接続可能な通信部１２を備えてい
るので、ネットワークからプログラムをダウンロードす
るように流動的にプログラムを担持する媒体であっても
よい。また、ネットワークからプログラムをダウンロー
ドする場合には、そのダウンロード用プログラムは予め
装置本体に記憶しておくか、あるいは別の記憶媒体から
インストールされるものであってもよい。なお、記憶媒
体に記憶されている内容としてはプログラムに限定され
ず、データであってもよい。
【００３３】画面を有する表示部（液晶表示部２−１）
と、手書きパターンの入力領域を有する透明タブレット
を表示部の画面上に形成した手書き入力部（透明タブレ
ット２−２）とを有する手書き文字処理装置のＲＡＭ１
１のプログラム記憶部１１−２に記憶媒体１５の制御プ
ログラムを読み込むことにより、手書きパターンの認識
結果に基づいてパターン認識モードからデータ処理モー
ドへの切り替えを自動的に行うことができる手書き入力
データ装置を提供することができる。
と、手書きパターンの入力領域を有する透明タブレット
を表示部の画面上に形成した手書き入力部（透明タブレ
ット２−２）とを有する手書き文字処理装置のＲＡＭ１
１のプログラム記憶部１１−２に記憶媒体１５の制御プ
ログラムを読み込むことにより、手書きパターンの認識
結果に基づいてパターン認識モードからデータ処理モー
ドへの切り替えを自動的に行うことができる手書き入力
データ装置を提供することができる。
【００３４】図４は本実施例の手書き入力データ処理装
置を構成する各部の処理機能を示すブロック図である。
図４において、まず、透明タブレット２−２でペンタッ
チを検出すると、ストローク取得部８−２でペンアップ
するまでのストローク情報を取得すると、ＲＡＭ１１の
ストローク記憶部１１−４に記憶し、表示処理部８−１
は、取得されたストローク情報を液晶表示部２−１に表
示する。
置を構成する各部の処理機能を示すブロック図である。
図４において、まず、透明タブレット２−２でペンタッ
チを検出すると、ストローク取得部８−２でペンアップ
するまでのストローク情報を取得すると、ＲＡＭ１１の
ストローク記憶部１１−４に記憶し、表示処理部８−１
は、取得されたストローク情報を液晶表示部２−１に表
示する。
【００３５】ストローク取得部８−２は、取得したスト
ロークをデータ有無判定部８−３に出力すると、データ
有無判定部８−３は、ＲＡＭ１１のスケジュール記憶部
１１−３が指定されたスケジュール領域に既に入力され
たデータがあるかどうかを判定する。データ有無判定部
８−３は、既に入力されたデータがなければ、モード切
替部８−５に判定結果を出力し、モード切替部８−６を
駆動する。モード切替部８−５では、ストローク入力モ
ードからパターン認識モードに表示を切り替え、パター
ン認識部８−４にモード信号を出力する。
ロークをデータ有無判定部８−３に出力すると、データ
有無判定部８−３は、ＲＡＭ１１のスケジュール記憶部
１１−３が指定されたスケジュール領域に既に入力され
たデータがあるかどうかを判定する。データ有無判定部
８−３は、既に入力されたデータがなければ、モード切
替部８−５に判定結果を出力し、モード切替部８−６を
駆動する。モード切替部８−５では、ストローク入力モ
ードからパターン認識モードに表示を切り替え、パター
ン認識部８−４にモード信号を出力する。
【００３６】パターン認識部８−４は、ＲＡＭ１１のス
トローク記憶部１１−４に記憶されたストロークデータ
に基づき、ＲＯＭ１０の辞書記憶部１０−３の情報を用
いてパターン認識を行う。認識結果は、入出力部２に表
示され、図５（ｂ）の「登録」ボタン２３をタッチする
ことにより、ＲＡＭ１１のスケジュール記憶部１１−３
の領域に認識データが記憶される。
トローク記憶部１１−４に記憶されたストロークデータ
に基づき、ＲＯＭ１０の辞書記憶部１０−３の情報を用
いてパターン認識を行う。認識結果は、入出力部２に表
示され、図５（ｂ）の「登録」ボタン２３をタッチする
ことにより、ＲＡＭ１１のスケジュール記憶部１１−３
の領域に認識データが記憶される。
【００３７】所望の部分に手書き入力したデータがパタ
ーン認識され、スケジュール記憶部に既に入力されたデ
ータがない場合に、自動的にパターン認識モードからデ
ータ処理モードに切り替え、データの先頭に認識した文
字が入力される。よって、モード切替のための余計な操
作を行うことなく、手書きパターンの入力操作を行うだ
けで自動的にモードが切り替えられ、データ処理され
る。
ーン認識され、スケジュール記憶部に既に入力されたデ
ータがない場合に、自動的にパターン認識モードからデ
ータ処理モードに切り替え、データの先頭に認識した文
字が入力される。よって、モード切替のための余計な操
作を行うことなく、手書きパターンの入力操作を行うだ
けで自動的にモードが切り替えられ、データ処理され
る。
【００３８】図５は本実施例の手書き入力データ処理装
置のスケジュール画面（１）の切替処理を示す図であ
る。図５（ａ）に示すように、使用者がアプリケーショ
ン「スケジュール」を起動すると、複数日のスケジュー
ルが表示される。ここで、「新規入力」ボタン１８にタ
ッチすれば、スケジュールの新規入力画面が表示され、
パターン認識モードとなり、新規スケジュールデータを
手書き入力することができる。
置のスケジュール画面（１）の切替処理を示す図であ
る。図５（ａ）に示すように、使用者がアプリケーショ
ン「スケジュール」を起動すると、複数日のスケジュー
ルが表示される。ここで、「新規入力」ボタン１８にタ
ッチすれば、スケジュールの新規入力画面が表示され、
パターン認識モードとなり、新規スケジュールデータを
手書き入力することができる。
【００３９】また、スクロール領域２５にタッチする
と、スケジュール画面をスクロールし、前後のスケジュ
ールデータを表示させることができる。また、「戻る」
ボタン１９にタッチすると、スケジュールの新規入力画
面の前の画面に戻る。
と、スケジュール画面をスクロールし、前後のスケジュ
ールデータを表示させることができる。また、「戻る」
ボタン１９にタッチすると、スケジュールの新規入力画
面の前の画面に戻る。
【００４０】図５（ａ）に示すように、例えば、入力ペ
ン１７により「４月１５日（水）の日付のスケジュー
ル」の入力領域に「あ」という文字パターンを手書き入
力すると、手書き入力したストロークから文字認識（パ
ターン認識）を行う。パターン認識モードで、文字認識
後、表示画面は、図５（ａ）の複数表示モードから図５
（ｂ）のデータ処理画面に移行し、データ処理モードに
切り替わる。
ン１７により「４月１５日（水）の日付のスケジュー
ル」の入力領域に「あ」という文字パターンを手書き入
力すると、手書き入力したストロークから文字認識（パ
ターン認識）を行う。パターン認識モードで、文字認識
後、表示画面は、図５（ａ）の複数表示モードから図５
（ｂ）のデータ処理画面に移行し、データ処理モードに
切り替わる。
【００４１】図５（ｂ）のデータ処理画面は、図５
（ａ）の入力領域に手書き入力したスケジュールデータ
の日付が日付領域２０に表示されている。スケジュール
の時間帯を指定するときには、時刻領域２１にタッチす
ると、テンキーが入出力部２の下半分に表示され、この
テンキーの所望の数字をタッチすることで指定したい時
刻を入力することができる。
（ａ）の入力領域に手書き入力したスケジュールデータ
の日付が日付領域２０に表示されている。スケジュール
の時間帯を指定するときには、時刻領域２１にタッチす
ると、テンキーが入出力部２の下半分に表示され、この
テンキーの所望の数字をタッチすることで指定したい時
刻を入力することができる。
【００４２】入力が終了したときには、スケジュールデ
ータがスケジュール記憶部１１−３に登録される。ま
た、入力したスケジュールデータを無効にしたいときに
は、「中止」ボタン２４にタッチすれば、入力をキャン
セルすることができる。
ータがスケジュール記憶部１１−３に登録される。ま
た、入力したスケジュールデータを無効にしたいときに
は、「中止」ボタン２４にタッチすれば、入力をキャン
セルすることができる。
【００４３】モードに切り替えたときに、図５（ａ）で
入力された「あ」の文字パターンは認識されてスケジュ
ールデータの内容の入力領域２２の先頭位置に「あ」
（２２−１）が自動的に表示され、カーソル（２２−
２）が「あ」の文字のすぐ後ろに表示される。
入力された「あ」の文字パターンは認識されてスケジュ
ールデータの内容の入力領域２２の先頭位置に「あ」
（２２−１）が自動的に表示され、カーソル（２２−
２）が「あ」の文字のすぐ後ろに表示される。
【００４４】図６は本実施例の手書き入力データ処理装
置のスケジュール画面（２）を示す図である。また、文
字認識時に手書き入力された文字パターンが１つの認識
候補に絞れなかった場合には、図６に示すように、デー
タ処理モードに切り換えた後、はじめの認識候補「あ」
がスケジュールデータの内容の入力領域２２の先頭位置
に自動的に表示され、その間近に認識候補（２２−３）
「あ」、「お」、「わ」、「れ」が表示される。
置のスケジュール画面（２）を示す図である。また、文
字認識時に手書き入力された文字パターンが１つの認識
候補に絞れなかった場合には、図６に示すように、デー
タ処理モードに切り換えた後、はじめの認識候補「あ」
がスケジュールデータの内容の入力領域２２の先頭位置
に自動的に表示され、その間近に認識候補（２２−３）
「あ」、「お」、「わ」、「れ」が表示される。
【００４５】この認識候補は、画面に収まる個数で表示
され、この個数を超える候補が存在した場合には、図６
に示すように、表示された認識候補の横にスクロールバ
ー２２−４を設け、このスクロールバー２２−４を操作
することにより残りの候補を表示して、選択することが
できる。
され、この個数を超える候補が存在した場合には、図６
に示すように、表示された認識候補の横にスクロールバ
ー２２−４を設け、このスクロールバー２２−４を操作
することにより残りの候補を表示して、選択することが
できる。
【００４６】図７は本実施例の手書き入力データ処理装
置のスケジュール画面（３）を示す図である。図７に示
すように、「４月１４日（火）のスケジュール」のよう
に、既にデータが入力されている入力領域に手書き文字
を入力した場合は、入力されたストロークは認識され
ず、手書きパターンのストロークがそのまま表示され、
モードは切り替わらない。
置のスケジュール画面（３）を示す図である。図７に示
すように、「４月１４日（火）のスケジュール」のよう
に、既にデータが入力されている入力領域に手書き文字
を入力した場合は、入力されたストロークは認識され
ず、手書きパターンのストロークがそのまま表示され、
モードは切り替わらない。
【００４７】図８は本実施例の手書き入力データ処理装
置のモード切替処理の手順を示すフローチャートであ
る。図８において、 ＳＴＥＰ１：スケジュール画面を表示する。 ＳＴＥＰ２：入出力部２に入力ペン１７でタッチされる
まで待つ。 ＳＴＥＰ３：入出力部２に入力ペン１７でタッチした場
合は、タッチ位置を読み込む。
置のモード切替処理の手順を示すフローチャートであ
る。図８において、 ＳＴＥＰ１：スケジュール画面を表示する。 ＳＴＥＰ２：入出力部２に入力ペン１７でタッチされる
まで待つ。 ＳＴＥＰ３：入出力部２に入力ペン１７でタッチした場
合は、タッチ位置を読み込む。
【００４８】ＳＴＥＰ４：ペンタッチされた位置がどこ
であるかを判断する。ペンタッチされた位置が「戻る」
ボタン１９であれば、スケジュール画面を表示する前の
画面に戻る。 ＳＴＥＰ５：ペンタッチされた位置がスクロール領域２
５であれば、表示されたスケジュール画面をスクロール
し、ＳＴＥＰ２に戻る。 ＳＴＥＰ６：ペンタッチされた位置が「新規入力」ボタ
ン１７であれば、新規入力処理を行い、ＳＴＥＰ２に戻
る。
であるかを判断する。ペンタッチされた位置が「戻る」
ボタン１９であれば、スケジュール画面を表示する前の
画面に戻る。 ＳＴＥＰ５：ペンタッチされた位置がスクロール領域２
５であれば、表示されたスケジュール画面をスクロール
し、ＳＴＥＰ２に戻る。 ＳＴＥＰ６：ペンタッチされた位置が「新規入力」ボタ
ン１７であれば、新規入力処理を行い、ＳＴＥＰ２に戻
る。
【００４９】ＳＴＥＰ７：ペンタッチされた位置がスケ
ジュールデータであれば、ペンタッチされた座標を読み
込む。 ＳＴＥＰ８：読み込まれた座標にストロークを表示す
る。 ＳＴＥＰ９：入力ペンが入出力部２からペンアップされ
たかどうかを判断し、ペンアップされるまでＳＴＥＰ７
からＳＴＥＰ９の処理を繰り返して入力ストロークを表
示する。
ジュールデータであれば、ペンタッチされた座標を読み
込む。 ＳＴＥＰ８：読み込まれた座標にストロークを表示す
る。 ＳＴＥＰ９：入力ペンが入出力部２からペンアップされ
たかどうかを判断し、ペンアップされるまでＳＴＥＰ７
からＳＴＥＰ９の処理を繰り返して入力ストロークを表
示する。
【００５０】ＳＴＥＰ１０：ペンアップされたら、表示
した全ストローク（パターン）の情報をＲＡＭ１１のス
トローク記憶部１１−４に記憶する。 ＳＴＥＰ１１：入力ペンによりストロークが入力された
入力領域に対応する指定スケジュールデータをＲＡＭ１
１のスケジュール記憶部１１−３から読み出す。 ＳＴＥＰ１２：既にデータが入力されているかどうかを
判断する。指定スケジュールデータに既にデータが入力
されていた場合には、ＳＴＥＰ２に戻る。
した全ストローク（パターン）の情報をＲＡＭ１１のス
トローク記憶部１１−４に記憶する。 ＳＴＥＰ１１：入力ペンによりストロークが入力された
入力領域に対応する指定スケジュールデータをＲＡＭ１
１のスケジュール記憶部１１−３から読み出す。 ＳＴＥＰ１２：既にデータが入力されているかどうかを
判断する。指定スケジュールデータに既にデータが入力
されていた場合には、ＳＴＥＰ２に戻る。
【００５１】ＳＴＥＰ１３：指定スケジュールデータに
データが入力されていない場合は、指定スケジュールデ
ータの日付を表示した新規入力画面に切り替わり、パタ
ーン認識モードになる。 ＳＴＥＰ１４：ＳＴＥＰ１０にて記憶したストローク情
報に基づいて文字認識を行う。 ＳＴＥＰ１５：文字認識の結果、認識候補が１つである
かどうかを判断する。
データが入力されていない場合は、指定スケジュールデ
ータの日付を表示した新規入力画面に切り替わり、パタ
ーン認識モードになる。 ＳＴＥＰ１４：ＳＴＥＰ１０にて記憶したストローク情
報に基づいて文字認識を行う。 ＳＴＥＰ１５：文字認識の結果、認識候補が１つである
かどうかを判断する。
【００５２】ＳＴＥＰ１６：認識候補が複数あれば、認
識候補を読み出し、図６に示すように入出力部２に認識
候補２２−３を表示する。 ＳＴＥＰ１７：使用者が認識候補を選択するまで待ち、
認識候補のどれかが選択される。 ＳＴＥＰ１８：図５（ｂ）に示すようにスケジュールデ
ータの内容領域２２の先頭位置に選択された候補を表示
し、ＳＴＥＰ２０に進む。
識候補を読み出し、図６に示すように入出力部２に認識
候補２２−３を表示する。 ＳＴＥＰ１７：使用者が認識候補を選択するまで待ち、
認識候補のどれかが選択される。 ＳＴＥＰ１８：図５（ｂ）に示すようにスケジュールデ
ータの内容領域２２の先頭位置に選択された候補を表示
し、ＳＴＥＰ２０に進む。
【００５３】ＳＴＥＰ１９：認識候補が１つであれば、
図５（ｂ）に示すようにスケジュールデータの内容領域
２２の先頭位置に認識結果を表示し、ＳＴＥＰ２０に進
む。 ＳＴＥＰ２０：表示した認識結果のすぐ左側にカーソル
を移動表示する。 ＳＴＥＰ２１：入出力部２にペンタッチされるまで待
つ。
図５（ｂ）に示すようにスケジュールデータの内容領域
２２の先頭位置に認識結果を表示し、ＳＴＥＰ２０に進
む。 ＳＴＥＰ２０：表示した認識結果のすぐ左側にカーソル
を移動表示する。 ＳＴＥＰ２１：入出力部２にペンタッチされるまで待
つ。
【００５４】ＳＴＥＰ２２：入出力部２にペンタッチさ
れると、タッチ位置を読み込む。 ＳＴＥＰ２３：ペンタッチされた位置がどこであるかを
判断する。 ＳＴＥＰ２４：ペンタッチされた位置が内容領域２２で
あれば、使用者は手書きパターンの文字を入力する。
れると、タッチ位置を読み込む。 ＳＴＥＰ２３：ペンタッチされた位置がどこであるかを
判断する。 ＳＴＥＰ２４：ペンタッチされた位置が内容領域２２で
あれば、使用者は手書きパターンの文字を入力する。
【００５５】ＳＴＥＰ２５：入力された手書きパターン
の文字から文字認識を行う。 ＳＴＥＰ２６：文字認識結果を表示する。 ＳＴＥＰ２７：表示した認識結果のすぐ左側にカーソル
を表示して、ＳＴＥＰ２１に戻る。
の文字から文字認識を行う。 ＳＴＥＰ２６：文字認識結果を表示する。 ＳＴＥＰ２７：表示した認識結果のすぐ左側にカーソル
を表示して、ＳＴＥＰ２１に戻る。
【００５６】ＳＴＥＰ２８：ペンタッチされた位置が時
刻領域２１であれば、入出力部２にテンキーを表示す
る。 ＳＴＥＰ２９：テンキーを用いた時刻入力を行う。 ＳＴＥＰ３０：データ表示を行う。
刻領域２１であれば、入出力部２にテンキーを表示す
る。 ＳＴＥＰ２９：テンキーを用いた時刻入力を行う。 ＳＴＥＰ３０：データ表示を行う。
【００５７】ＳＴＥＰ３１：ペンタッチされた位置が
「登録」ボタン２３であれば、入力されたデータをＲＡ
Ｍ１１のスケジュール記憶部１１−３に記憶し、処理を
終了する。また、ペンタッチされた位置が「中止」ボタ
ン２４であれば、入力された各種データはキャンセルさ
れ、図５（ａ）に示すスケジュール画面に戻る。
「登録」ボタン２３であれば、入力されたデータをＲＡ
Ｍ１１のスケジュール記憶部１１−３に記憶し、処理を
終了する。また、ペンタッチされた位置が「中止」ボタ
ン２４であれば、入力された各種データはキャンセルさ
れ、図５（ａ）に示すスケジュール画面に戻る。
【００５８】
【発明の効果】本発明によれば、手書きパターンの認識
結果に基づいてパターン認識モードからデータ処理モー
ドへの切り替えを自動的に行うことができるので、手書
き入力の効率が上がる。
結果に基づいてパターン認識モードからデータ処理モー
ドへの切り替えを自動的に行うことができるので、手書
き入力の効率が上がる。
【図１】本実施例の手書き入力データ処理装置の外観を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図２】本実施例の手書き入力データ処理装置の入出力
部の構成を示す分解図である。
部の構成を示す分解図である。
【図３】本実施例の手書き入力データ処理装置の全体構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図４】本実施例の手書き入力データ処理装置の処理機
能を示すブロック図である。
能を示すブロック図である。
【図５】本実施例の手書き入力データ処理装置のスケジ
ュール画面（１）の切替処理を示す図である。
ュール画面（１）の切替処理を示す図である。
【図６】本実施例の手書き入力データ処理装置のスケジ
ュール画面（２）を示す図である。
ュール画面（２）を示す図である。
【図７】本実施例の手書き入力データ処理装置のスケジ
ュール入画面（３）を示す図である。
ュール入画面（３）を示す図である。
【図８】本実施例の手書き入力データ処理装置のモード
切替処理の手順を示すフローチャートである。
切替処理の手順を示すフローチャートである。
【図９】従来技術による手書き入力データ処理装置のス
ケジュール画面の切替処理を示す図である
ケジュール画面の切替処理を示す図である
１ 本体キャビネット ２ 入出力部 ２−１ 液晶表示部 ２−２ 透明タブレット ２−３ フィルム ３ 蓋キャビネット ４ タブレット制御部 ５ 液晶表示回路 ６ コモン回路 ７ セグメント回路 ８ 中央制御部 ８−１ 表示処理部 ８−２ ストローク取得部 ８−３ データ有無判定部 ８−４ パターン認識部 ８−５ データ処理部 ８−６ モード切替部 ９ ＲＴＣ １０ ＲＯＭ １０−１ フォントデータ記憶部 １０−２ プログラム記憶部 １０−３ 辞書記憶部 １０−４ 座標変換データ記憶部 １１ ＲＡＭ １１−１ データ記憶部 １１−２ プログラム記憶部 １１−３ スケジュール記憶部 １１−４ ストローク記憶部 １２ 通信部 １３ 通信制御部 １４ 本体電源スイッチ １５ 記憶媒体 １６ 記憶媒体読取部 １７ 入力ペン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5B068 AA05 AA22 BD02 BD17 CC06 CC17 CC18 CC19 5B087 AA09 AE06 BC03 CC02 CC03 DD10 DD17
Claims (7)
- 【請求項１】 画面を有する表示部と、手書きパターン
の入力領域を有する透明タブレットを表示部の画面上に
形成した手書き入力部と、手書き入力部の入力領域に入
力された文字及び各指示を含む手書きパターンをその入
力領域に対応して表示部の画面に表示する表示処理部
と、入力された手書きパターンを文字及び各指示を含む
入力データとして認識するパターン認識部と、認識され
た入力データをデータ処理するデータ処理部と、入力領
域に入力された手書きパターンをパターン認識部に認識
させるパターン認識モードと認識された入力データをデ
ータ処理部にデータ処理させるデータ処理モードを手書
きパターンの認識結果に基づいて自動的に切り替えるモ
ード切替部とを有することを特徴とする手書き入力デー
タ処理装置。 - 【請求項２】 前記表示処理部は、モード切替部による
パターン認識モードとデータ処理モードの切り替えに応
じて表示部のパターン認識画面とデータ処理画面を切り
替えて表示することを特徴とする請求項１記載の手書き
入力データ処理装置。 - 【請求項３】 前記表示処理部は、パターン認識部によ
って認識された認識データを手書き入力部の入力領域の
先頭位置に表示することを特徴とする請求項１記載の手
書き入力データ処理装置。 - 【請求項４】 前記パターン認識部は、手書きパターン
から１つの入力データに特定できない場合、前記表示処
理部は、複数の入力候補を入力領域の先頭位置に選択可
能な状態で表示することを特徴とする請求項１記載の手
書き入力データ処理装置。 - 【請求項５】 前記モード切替部は、パターン認識モー
ドにおいて、手書きパターンが表示されている手書き入
力領域に手書きパターンが入力されたとき、パターン認
識モードをデータ処理モードに切り替えないことを特徴
とする請求項１記載の手書き入力データ処理装置。 - 【請求項６】 画面を有する表示部と、手書きパターン
の入力領域を有する透明タブレットを表示部の画面上に
形成した手書き入力部とを有する手書き入力データ処理
装置における手書き入力データ処理方法であって、表示
処理部を用いて、手書き入力部の入力領域に入力された
文字及び各指示を含む手書きパターンをその入力領域に
対応して表示部の画面に表示し、パターン認識部を用い
て、入力された手書きパターンを文字及び各指示を含む
入力データとして認識し、データ処理部を用いて、認識
された入力データをデータ処理し、モード切替部を用い
て、入力領域に入力された手書きパターンを認識部に認
識させるパターン認識モードと認識された入力データを
データ処理部にデータ処理させるデータ処理モードを手
書きパターンの認識結果に基づいて自動的に切り替える
ことを特徴とする手書き入力データ処理方法。 - 【請求項７】 画面を有する表示部と、手書きパターン
の入力領域を有する透明タブレットを表示部の画面上に
形成した手書き入力部とを有する手書き入力データ処理
装置をＣＰＵによって制御するコンピュータプログラム
を記憶した記憶媒体であって、手書き入力部の入力領域
に入力された文字及び各指示を含む手書きパターンをそ
の入力領域に対応して表示部の画面に表示する表示処理
機能と、入力された手書きパターンを文字及び各指示を
含む入力データとして認識する手書きパターン認識機能
と、認識された入力データをデータ処理するデータ処理
機能と、入力領域に入力された手書きパターンをＣＰＵ
に認識させるパターン認識モードと認識された入力デー
タをＣＰＵにデータ処理させるデータ処理モードを手書
きパターンの認識結果に基づいて自動的に切り替えるモ
ード切替機能とを有することを特徴とするコンピュータ
プログラムを記憶した記憶媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16545699A JP2000353049A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 手書き入力データ処理装置及び方法並びにこれに利用される記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16545699A JP2000353049A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 手書き入力データ処理装置及び方法並びにこれに利用される記憶媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000353049A true JP2000353049A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=15812772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16545699A Pending JP2000353049A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 手書き入力データ処理装置及び方法並びにこれに利用される記憶媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000353049A (ja) |
Cited By (8)
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|---|---|---|---|---|
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| US7489307B2 (en) | 2005-06-07 | 2009-02-10 | Fujitsu Limited | Handwritten information input apparatus |
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-
1999
- 1999-06-11 JP JP16545699A patent/JP2000353049A/ja active Pending
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