JPH0918554A - コードレス電話装置 - Google Patents

コードレス電話装置

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JPH0918554A
JPH0918554A JP7186207A JP18620795A JPH0918554A JP H0918554 A JPH0918554 A JP H0918554A JP 7186207 A JP7186207 A JP 7186207A JP 18620795 A JP18620795 A JP 18620795A JP H0918554 A JPH0918554 A JP H0918554A
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JP
Japan
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call
control
noise
unit
time
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JP7186207A
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English (en)
Inventor
Shinji Tsuchida
真二 土田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 親機と子機との間の受信電界強度の低下によ
るノイズを遮断するためのノイズ低減制御を行う場合
に、通話に支障のないノイズ遮断を行うことを目的とす
る。 【構成】 ノイズ低減制御が所定の時間継続した場合
に、その制御を一度はずし、一旦は、会話可能な状態に
することで、長時間の会話不能状態を回避するようにし
た。また、ノイズ低減制御のための受信電界強度の基準
レベルや、時間長を任意に設定する機能を設けること
で、人や環境にあった条件を設定できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、親機と子機とを無線接
続したコードレス電話装置に関し、特に、親機からの受
信電界強度が低い場所で子機を使用しようとした場合の
処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコードレス電話装置では、子機か
ら親機、親機から子機の電波が非常に弱くなってきて、
ノイズが大きくなった場合、大きなノイズを聞かせたま
まにするか、もしくは、受信電解強度が下がった間だけ
ミュートをかけて、ノイズを聞かせないようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにノイズを聞かせてたままにすると、大変うるさ
く、またミュートをかけると通話が途絶えてしまい、会
話にならなくなる問題がある。
【0004】そこで、本出願の第1の発明は、通話に支
障のないノイズ遮断を行うことを目的とする。
【0005】また、どのぐらいのノイズだと話しにくい
か、どのぐらいの間なら通話が途切れても会話ができる
と感じるかは、人それぞれであり、また、周囲の環境に
もより一定しない。
【0006】そこで、本出願の第2の発明は、人や環境
にあった条件を設定して、通話に支障のないノイズ遮断
を行うことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
親機の通話可能なエリア内にある子機が、この親機と無
線回線を介して通信を行うように構成されるコードレス
電話装置において、受信電界強度が所定の基準レベル以
下に低下したことを検出する電界強度検出手段と、通話
相手に大きなノイズを聞かせないためのノイズ低減制御
を行う制御手段と、所定の時間が経過したことを検出す
る時間経過検出手段とを備え、上記受信電界強度が上記
基準レベル以下であるためにノイズ低減制御を行ってい
る場合、この状態が上記所定の時間以上続いたときに
は、上記制御手段によるノイズ低減制御を一度停止する
ことを特徴とする。
【0008】また、本出願の第2の発明は、上記所定の
基準レベルおよび/または所定の時間を所定の操作によ
り設定する手段を備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記第1の発明では、ノイズ低減制御が所定の
時間継続した場合に、その制御を一度はずし、一旦は、
会話可能な状態にすることで、長時間の会話不能状態を
回避するものである。
【0010】上記第2の発明では、ノイズ低減制御のた
めの受信電界強度の基準レベルや、時間長を任意に設定
する手段を設けることで、人や環境にあった条件を設定
できるようにした。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例によるコードレ
ス電話装置(コードレス電話機を収容したボタン電話装
置)を有する電話システムを示す構成図である。
【0012】主装置101は、NTT等の一加入者線で
ある外線102、103とコードレス電話機等を収容す
る複数の内線とを収容し、交換機能を有するものであ
る。
【0013】主装置101の内線には、親機104、1
05が収容され、各親機104、105には、子機10
7、108が無線回線で接続される。また、主装置10
1の内線には、有線専用電話機106が収容される。
【0014】また、子機107は、親機104と無線回
線をはり、主装置101を介して有線専用電話機106
と通話したり、外線102、103に発着呼したりする
ことができる。
【0015】図2は、親機104、105の内部構成を
示すブロック図である。
【0016】信号線201は、親機と主装置101を接
続するケーブルであり、回線インタフェース部202
は、主装置101と親機が制御信号や音声信号等を通信
するものである。音声処理回路203は、音声信号を無
線回線で送受信するための回路であり、無音回路204
は、音声処理回路に含まれる無音を発生するための回路
である。
【0017】スイッチ205は、子機から送られてくる
音声信号と無音回路204で発生する無音信号とを選択
して主装置101に送る切り替えを行うものである。検
波器206は、子機から送られてくる電波の強さを検出
するものである。受信回路207は、子機からの電波を
受信する回路であり、送信回路208は、子機に電波を
送信する回路である。
【0018】モデム209は、子機と制御データを送受
信するための変復調器であり、CPU210は、ROM
213に記憶されているプログラムに基づいて親機の制
御を行うものである。
【0019】IDROM211は、通信する親機、子機
の組み合わせを確認するための呼出符号(ID)を記憶
するものである。RAM212は、CPU210が制御
動作を行うための各種データを記憶するものである。R
OM213は、CPU210を制御するためのプログラ
ムを記憶したものである。
【0020】アンテナ214は、無線信号の送受信を行
うものであり、電源部215は、各部に電源電圧を供給
するものである。タイマ216は、子機との通信や警告
音等を鳴らす時間等を管理するための計時装置であり、
音源217は、警告音等を鳴らすためのものである。
【0021】以上のような構成において、親機はCPU
210に制御され、主装置101からの音声信号は回線
インタフェース部202、音声処理回路203、および
送信部208を介して子機に送られる。一方、子機から
の音声信号は、受信部207、音声処理回路203、お
よび回線インタフェース部202を介して主装置101
に送られる。また、制御データは、CPU210、モデ
ム209、および音声処理回路202を介して、親機と
子機間で送受信される。
【0022】図3は、子機107、108の内部構成を
示すブロック図である。
【0023】マイク301は、送話のために音声を入力
するものであり、スピーカ302は、受話のために音声
を出力するものである。アンテナ303は、無線信号の
送受信を行うものであり、トーンリンガ304は、子機
が着信した時に着信音を鳴動するものである。
【0024】音声処理回路305は、音声信号を無線回
線で送受信するための回路であり、無音回路306は、
音声処理回路305に含まれる無音を発生するための回
路である。スイッチ307は、親機から送られてくる音
声信号と無音回路306の無音信号とを選択するもので
あり、検波器308は、親機から送られてくる電波の強
さを検出するものである。
【0025】受信回路309は、親機からの電波を受信
する回路であり、送信回路310は、親機に電波を送信
する回路である。モデム311は、親機と制御データを
送受信するための変復調器であり、IDROM312
は、通信する親機、子機の組み合わせを確認するための
呼出符号(ID)を記憶するものである。
【0026】ROM313は、CPU317を制御する
ためのプログラムを記憶したものであり、RAM314
は、CPU210が制御動作を行うための各種データを
格納するものである。
【0027】電源部315は、各部に電源電圧を供給す
るものであり、キーパッド316は、子機が発着信等の
操作を行うためのキー入力装置である。CPU317
は、ROM313に記憶されているプログラムに基づい
て、子機の制御を行うものであり、音源318は、警告
音等を鳴らすためのものである。タイマ319は、親機
との通信や警告音等を鳴らす時間等を管理するための計
時装置である。
【0028】以上のような構成において、子機はCPU
317に制御され、通話者からの音声信号はマイク30
1、音声処理回路305、および送信部310を介して
親機に送られる。一方、親機からの音声信号は、受信部
308、音声処理回路305、およびスピーカ302を
介して通話者に届く。また、制御データは、CPU31
7、モデム311、および音声処理回路305を介して
親機と子機との間で送受信される。
【0029】図4は、主装置101の構成を示すブロッ
ク図である。
【0030】インタフェース回路401、402は、N
TT回線等の外線を収容するものであり、通話回路40
3は、外線と内線間、内線と内線間を接続するものであ
る。CPU404は、主装置全体を制御するものであ
り、ROM405に記憶されているプログラムにより制
御されている。
【0031】RAM406は、CPU404が主装置1
01を制御するために必要なデータを記憶するものであ
り、内線インタフェース回路408、409、410
は、コードレス電話機や有線専用電話機等の内線端末を
収容するものである。タイマ407は、CPU404が
主装置101を制御するため内外線インタフェースとの
制御データ通信等の時間管理のために使用するものであ
る。
【0032】以上のような構成において、主装置101
の電源ONにより、各内外線インタフェースは、それぞ
れがどのようなインタフェース用のものなのか、また、
どのような装置が収容されているのかをCPU404に
通知し、通知されたCPU404は、その内容をRAM
406に記憶しておき、それぞれのインタフェースや収
容している端末にあった制御を行う。
【0033】図5は、有線専用電話機の構成を示すブロ
ック図である。
【0034】マイク501は、送話のために通話通話者
の音声信号を入力するものであり、スピーカ502は、
受話のために音声信号を出力するものである。音声処理
回路503は、A/D、D/A変換等を行う回路であ
り、内線インタフェース504は、主装置101の内線
インタフェースと通信するものである。
【0035】CPU505は、この有線専用電話機全体
を制御するものであり、タイマ506は、CPU506
が有線専用電話機を制御するために必要な時間管理を行
うためのものである。
【0036】音源507は、使用者の操作性を向上させ
るための音を発生するものであり、キーパッド508
は、発着信等の操作を行うためのものである。RAM5
09は、有線専用電話機全体を制御するために必要なデ
ータを記憶するものであり、ROM510は、有線専用
電話機をCPU505が制御するためのプログラムを記
憶している。
【0037】表示器511は、有線専用電話機の状態や
現在時刻などを表示して操作性を向上させるものであ
り、電源512は、有線専用電話機を構成する電気部品
に電源電圧を与えるものである。
【0038】この有線専用電話機は、通話のほかにキー
パッド508を操作して本システムに必要なデータ、た
とえば、コードレス電話機のキャリアセンスレベルを有
線専用電話機から入力し、設定することができる。
【0039】次に、本実施例において、親機と子機との
間での通信する場合の処理を説明する。
【0040】本実施例のコードレス電話は、無線チャネ
ル(無線回線)に制御チャネルと通話チャネルの2種類
あり、はじめに親機・子機間で制御チャネルを用いて発
着信の制御を行い、その制御の間に実際に通話を行う通
話チャネルを決めて通話するものである。
【0041】まず、図1のようにシステムをセットアッ
プすると、はじめに有線専用電話機106のキー操作に
より、親機104、105の受信電解強度の基準レベ
ル、および、第1の時間長を設定する。これは受信電界
強度が、この基準レベルよりも小さい場合には、大きな
ノイズを相手に聞かせないように制御する基準として用
い、基準レベル以下の受信電界強度が、設定した第1の
時間長以上の間続いたら、一旦、ノイズを相手に聞かせ
ない制御を外すのに用いる。
【0042】親機、子機の組み合わせを管理する呼出符
号は、すでにそれぞれのIDROMに記憶されていて、
有線専用電話機から上記データが入力されると、そのデ
ータは、有線専用電話機のCPU505が読み取り、内
線インタフェース504、410を介して主装置に送ら
れ、主装置のCPU404が読み取り、内線インタフェ
ース408、409を介して、親機107、108に送
り、親機のCPU210は、このデータを受け取り、受
信電界強度の基準レベル、第1の時間長のデータとして
RAM212に記憶する。これらのデータは、親機10
7、108それぞれ別々の値を設定してもよい。
【0043】さらに、子機の基準レベル、時間長のデー
タを子機のキーパッド316を操作して入力し、RAM
314に記憶する。
【0044】また、これらのデータと同じように、第2
の時間長(第1の時間長が経過し、ノイズを聞かせない
制御を外した後、再びノイズを聞かせない制御を行うま
での時間長として用いる)を設定してもよい。
【0045】これらの設定が行われると、本実施例のシ
ステムが運用可能になる。
【0046】次に、図6は、本実施例の通話接続手順を
示すフローチャートである。
【0047】まず、本実施例の子機における通話チャネ
ル接続手順を説明する。子機は、キーパッドを操作され
ることにより、通話チャネル接続要求をCPU317が
受け付けると(S601)、子機は受信周波数帯の空き
チャネルをサーチする(S602)。
【0048】そして、制御チャネルの空いていることを
確認した後(S603)、その制御チャネルで、空きチ
ャネルのデータと一緒に発呼信号を送出する(S60
4)。このとき、制御チャネルが使用されていた場合
は、接続不可通知をする(S612)。なお、発呼信号
にはIDが含まれている。
【0049】また、子機は親機からの発呼応答信号がく
るか否かを監視する(S605)。一定時間の後に発呼
応答信号が受信されない場合には、再び空きチャネルを
サーチするか、接続不可を使用者に通知する(S61
1)。また、親機からの発呼応答信号を子機が受信した
場合には、発呼信号として送出したIDと発呼応答信号
として受信したIDが同じか否かを確認する(S60
6)。
【0050】IDが同じでないと判断した場合には、再
び空きチャネルをサーチするか、接続不可の通知を使用
者にする(S611)。このようにしてIDを確認した
後、制御チャネルから通話チャネルへと移動する(S6
07)。子機は、親機へ通話チャネルを使ってチャネル
切替完了信号を送出する(S608)。
【0051】また、子機は、親機からの応答信号を監視
する(S609)。そして、応答信号がない場合には、
キャリア断として一度リトライするか接続不可通知をす
る(S613)。親機からの応答信号を受信した時点
で、子機は、音声処理回路をONする(S610)。こ
れで親機と子機の間の通話チャネルが接続され、通話が
できる(S620)。
【0052】次に、親機からの通話チャネル接続手順を
説明する。親機は、子機から発呼要求が来るか否か制御
チャネルを監視している(S621)。発呼要求が来る
と、発呼信号で送られてきたIDが正しいかを判断する
(S622)。正しい場合は子機へ制御チャネルを用い
て発呼応答信号を送出する(S623)。また、IDが
異なった場合とチャネルが空いていない時は、再び制御
チャネル監視の状態に戻る(S622)。
【0053】また、S623で発呼応答信号を送出した
後、制御チャネルから通話チャネルへ移動し(S62
4)、子機からのチャネル切替完了信号が来るか監視す
る(S625)。来た場合には、応答信号を送出し(S
626)、来なかった場合にはキャリア断として(S6
27)、制御チャネル監視状態へ戻る。応答信号を送出
した時点で、この親機と子機の間の通話チャネルが接続
され、通話できる(S620)。
【0054】次に、着信処理について図7〜図10のフ
ローチャートを用いて説明する。
【0055】外線から着信があると(S701)、主装
置は、着信させる子機を選択し(S702)、前記子機
に着信させるために親機に着信させる。親機に着信があ
ると、親機は、受信周波数帯の空きチャネルをサーチす
る(S703)。空きチャネルがある場合、制御チャネ
ルが空いていることを確認した後(S704)、制御チ
ャネルで空きチャネルのデータ及び鳴動させる子機指定
のデータと一緒に着呼信号を送出する(S705)。着
呼信号にはIDが付与されている。
【0056】ここで親機は、タイマをセットし、子機か
らの着呼応答信号が来るのを監視する(S706〜S7
08)。子機から着信応答信号が戻ってきたら、親機は
タイマをリセットし、送信、受信ともに制御チャネルか
ら通話チャネルへ移動する(S710)。そして、上記
タイマとは別のタイマをセットし、子機からのチャネル
切替完了信号が来るのを監視する(S711〜S71
3)。親機が子機からのチャネル切替完了信号を受信し
たら、親機は子機に着信モードおよび鳴動させる子機に
応じた鳴動制御信号を送出する(S901)。
【0057】次に、子機からの応答信号を親機が受信で
きなかった場合について、図7を用いて説明する。ま
ず、子機からのチャネル切替完了信号を受信できなかっ
た場合について説明する。
【0058】この場合、捕捉中の通話チャネルをキャリ
ア断とする(S715)。そして、以前にこの着呼に対
して指定したチャネル以外の空きのチャネルがあるかど
うかを判断する(S716)。ここで、空きチャネルが
ある場合に、他に着信可能の子機があるかどうかを判断
する(S717)。また、空きチャネルがあり、着呼可
能の子機がある場合は、再びその子機に対して着信要求
をする。
【0059】空きチャネルがないか、または、着呼可能
の子機がない場合には、後述する親機着呼鳴動処理を行
う(図10)。
【0060】次に、子機からの着呼応答信号を受信でき
なかった場合、他に着信可能の子機はあるかどうか判断
する(S717)。ある場合は、その子機に対して着信
要求信号を送出する。ない場合は、後述する親機着呼鳴
動処理を行う(図10)。
【0061】次に、子機の通話チャネル設定について、
図8を用いて説明する。
【0062】子機は親機からの着呼信号を監視している
(S801)。着呼信号を受信すると、子機は受信信号
中のIDデータが一致するかどうかを調べる(S80
2)。一致しなかった場合は、再び待ち受け状態へ戻
る。ここで、一致した場合は、着呼応答信号を送出する
(S803)。そして、受信および送信周波数を制御チ
ャネルから通話チャネルに切り替え(S804)、通話
チャネルが空いているかどうかを調べる(S805)。
そして、空いている場合は、チャネル切替完了信号を送
出する(S806)。また、空いていない場合は、キャ
リア断とした後、再び待ち受け状態に戻る(S80
7)。チャネル切替完了信号を送出した後、親機からの
鳴動制御信号が来るのを監視する(S808)。
【0063】次に、鳴動制御について、図9を用いて説
明する。親機における通話チャネル接続(図7)、子機
における通話チャネル設定(図8)により通話チャネル
を接続した後、鳴動制御は通話チャネルを使って行う
(S901、S902)。
【0064】親機は、着信モードに応じた着信音を通話
チャネルを通して子機に送出することにより、音源21
7からの鳴動停止するか(S903)、子機からのキャ
リアが切れるか(S904)、子機からの接続要求があ
るまで(S905)、子機を鳴動させる(S906、S
910、図8のS809)。
【0065】着信が停止した場合には(S903)、親
機は子機へ着信鳴動停止命令を出し(S910)、着信
表示クリア要求を送出し(S911)、子機の送信チャ
ネルのキャリアを断とするように命じ(S912)、自
分のキャリア送出を停止し、終了する(S913)。
【0066】子機から接続要求があった場合には、親機
は子機へ着信鳴動停止命令を出し(S906)、着信表
示クリア要求を送出し(S907)、通話中表示指定信
号を送出し(S908)、子機側の鳴動を停止し、音声
処理回路をオンし、また親機の音声処理回路をオンする
(S909)。
【0067】次に、親機における着呼鳴動処理につい
て、図10を用いて説明する。
【0068】上記S703において、空きチャネルがな
い場合は、図10のS1001に進み、親機自身で着信
鳴動する。そして、着信が停止すると(S1002)、
着信鳴動を停止する(S1003)。
【0069】ここで子機からの接続要求信号を受信した
場合(S1003)、親機と子機の間の無線回線の接続
処理を行う。すなわち、接続要求信号に含まれるIDを
チェックし(S1004)、OKならば接続要求信号を
子機に送信し(S1005)、制御チャネルに切り替え
る(S1006)。そして、タイマをセットし(S10
07)、子機からのチャネル切替完了信号が来るのを監
視する(S1008、S1009)。
【0070】さらに、チャネル切替完了信号が来なけれ
ば、通話チャネルを解放する(S1014)。チャネル
切替完了信号を受信したら、親機の着信音を停止して
(S1010)、子機に通信中表示信号を送信し(S1
011)、着信呼との通話路接続の処理を行う(S10
12)。
【0071】次に、親機および子機の通話中の処理につ
いて、図11を用いて説明する。なお、この処理は、親
機と子機で同じなので親機を例に説明する。
【0072】まず、通話中になると、受信電界強度が基
準レベル以下になったかを、検波器206の出力と設定
時に設定された基準レベルを基にチェックする(S11
01)。検波器206の出力である受信電界強度が基準
レベル以下になると、ノイズを聞かせないようにするた
め、通話路に音声処理回路203の無音回路204を切
替スイッチ205で接続し、無音を聞かせノイズを聞か
せないよう制御する(S1102)。
【0073】なお、本実施例では、大きなノイズ音を聞
かせないようにする手段として無音を聞かせミュートを
かけているが、無音回路204の代わりに、通話音量自
体を小さくする回路をつけて、通話音量を下げてもよ
い。
【0074】そして、受信電界強度が基準レベル以下で
ない場合は、親機、子機のどちらからか通話終了指示が
あるかをチェックし(S1112)、指示があれば、通
話終了処理へ移行し(S1113)、指示がなければ、
通話を続け、受信電界強度が基準レベル以下かをチェッ
クする。
【0075】S1102でノイズを聞かせないよう制御
した後、設定された第1の時間計時のためのタイマをセ
ットし(S1103)、再度の受信電界強度が基準レベ
ル以下かをチェックし(S1104)、以下でなければ
ノイズを聞かせないミュート制御をやめる(S110
9)。
【0076】また、以下であれば、第1の時間長タイマ
がタイムアップしたかをチェックし(S1105)、タ
イムアップしていなければ受信電界強度のチェックへ戻
る。タイムアップすると、ノイズを聞かせないミュート
制御を解除し(S1106)、次に、ミュート制御を再
開する第2の時間計時のためのタイマをセットする(S
1107)。
【0077】そして、再度、受信電界強度が基準レベル
以下かをチェックし(S1108)、以下でなければミ
ュート制御を解除し(S1119)、以下であれば第2
の時間長タイマがタイムアップしたかをチェックし(S
1110)、タイムアップすれば、ノイズを聞かせない
制御を再開し(S1111)、タイムアップしていなけ
れば、受信電界強度をチェックしながら、タイムアップ
を待つ。
【0078】ここで、ミュート制御を解除するレベルと
して、制御を行うレベルよりも少し高い第2のレベルを
設け、第1のレベル近辺でふらついた場合のミュート制
御のオン/オフを避けるようにしてもよい。この場合
は、S1108の判断を第2の基準以下かどうかで判断
する。
【0079】なお、以上は親機について説明したが、子
機も同じように制御する。
【0080】次に、子機における終話制御について、図
12を用いて説明する。子機で、終話処理をするのは、
終話操作を行うか、または、親機から終了指示が来たと
きである(S1201、S1202)。その他に通話断
となるのはキャリアが一定時間断となったときである
(S1204、S1206〜S1208、S1216〜
S1220)。
【0081】終話操作を行ったとき、および、親機から
の終話指示が来たときは、子機は受信を停止した後(S
1211)、終話トーンを出力し(S1212)、子機
は親機にオンフック信号を送出して親機に送信キャリア
断の命令をする(S1213)。その後、子機のキャリ
ア断とする(S1214)。その他の有効キーを押され
たときは、他の処理へ移行する(S1203、S121
5)。
【0082】次に、子機におけるキャリア断の時の処理
について説明する。キャリア監視部としての検波器30
8よりキャリア断の信号が来た場合、子機は警告音の出
力を開始する(S1204、S1206)。
【0083】そして、タイマをセットする(S120
7)。キャリアなしのままタイムオーバーとなった場
合、受信を停止する(S1208、S1216、S12
17)。そして、警告音を停止した後、オンフック信号
を送信し、送信を停止する(S1218〜S122
0)。
【0084】また、タイムオーバーとなる前にキャリア
がありと判断された時には、警告音の出力を停止し、タ
イマをクリアした後、通常の受信動作に復帰する(S1
208〜S1210)。
【0085】次に、親機における終話制御について、図
13を用いて説明する。親機で終話処理をするのは、子
機からのオンフック情報を受信したときか、または、主
装置から終話指示が来たときである(S1301、S1
302)。その他に通話断となるのはキャリアが断とな
ったときである(S1307〜S1310)。
【0086】子機からのオンフック情報を受信したとき
は、送信、受信ともに停止して、通話中表示をオフした
後、主装置にオンフック情報を送出する(S1301、
S1319〜S1321)。主装置から終了指示がきた
ときは、子機からのオンフック情報が来るかの監視を開
始し、タイマをスタートする(S1302、S1314
〜S1317)。
【0087】そして、オンフック情報が来た場合には、
先程と同様の処理を行った後に終了する(S131
5)。また、タイムオーバーした場合には、タイマをク
リアした後、オンフック情報を受信した場合と同様の処
理を行い終了する(S1317、S1318)。また、
子機からの他の有効キーがある場合は、他の処理を行う
(S1313)。
【0088】次に、親機におけるキャリアセンス断の時
の処理について説明する。キャリア監視部の検波器20
6からのキャリア断信号が来た場合、親機は警告の出力
を開始する(S1304、S1305)。その後、タイ
マをセットする(S1306)。
【0089】キャリアなしのままタイムオーバーした場
合、タイマをクリアした後、終了信号を送出する(S1
307〜S1310)。その後は、親機からのオンフッ
ク情報を受信した場合と同様の処理をする(S1319
〜S1321)。タイムオーバーする前にキャリアが有
りと判断された時にはタイマをクリアし、警告表示の出
力を停止した後、通常の受信動作に復帰する(S131
1、S1312)。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、受信電界強度が基準レベル以下でノイズ低減制御を
行っている状態が所定時間以上続いた場合は、上記の制
御を一度はずし、一旦は、会話可能な状態にでき、受信
電界強度が弱いところでも会話が可能になる効果があ
る。
【0091】また、第2の発明によれば、受信電界強度
の基準レベル、時間長を設定する手段を備えることによ
り、人や環境等の各種条件にあった設定を行うことがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるシステム構成を示す
ブロック図である。
【図2】上記実施例の親機の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】上記実施例の子機の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】上記実施例の主装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】上記実施例の有線専用電話機の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】上記実施例の通話接続手順を示すフローチャー
トである。
【図7】上記実施例の親機の着信処理手順を示すフロー
チャートである。
【図8】上記実施例の子機の着信処理手順を示すフロー
チャートである。
【図9】上記実施例の親機の着信処理手順を示すフロー
チャートである。
【図10】上記実施例の親機の着信処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図11】上記実施例のノイズ低減制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図12】上記実施例の子機の終話処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図13】上記実施例の親機の終話処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
101…主装置、 102、103…外線、 104、105…親機、 106…有線専用電話機、 107、108…子機。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機の通話可能なエリア内にある子機
    が、この親機と無線回線を介して通信を行うように構成
    されるコードレス電話装置において、 受信電界強度が所定の基準レベル以下に低下したことを
    検出する電界強度検出手段と、通話相手に大きなノイズ
    を聞かせないためのノイズ低減制御を行う制御手段と、
    所定の時間が経過したことを検出する時間経過検出手段
    とを備え、 上記受信電界強度が上記基準レベル以下であるためにノ
    イズ低減制御を行っている場合、この状態が上記所定の
    時間以上続いたときには、上記制御手段によるノイズ低
    減制御を一度停止することを特徴とするコードレス電話
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記所定の基準レベルおよび/または所定の時間を所定
    の操作により設定する手段を備えたことを特徴とするコ
    ードレス電話装置。
JP7186207A 1995-06-29 1995-06-29 コードレス電話装置 Pending JPH0918554A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015149640A (ja) * 2014-02-07 2015-08-20 日本電気通信システム株式会社 無線装置およびそれを備える無線ネットワーク

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