JPH09185515A - タイマ管理方式 - Google Patents

タイマ管理方式

Info

Publication number
JPH09185515A
JPH09185515A JP56396A JP56396A JPH09185515A JP H09185515 A JPH09185515 A JP H09185515A JP 56396 A JP56396 A JP 56396A JP 56396 A JP56396 A JP 56396A JP H09185515 A JPH09185515 A JP H09185515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timer
interrupt
time
interruption
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP56396A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoharu Kaneko
友晴 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP56396A priority Critical patent/JPH09185515A/ja
Publication of JPH09185515A publication Critical patent/JPH09185515A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムタイマ割り込みの取りこぼしを防止
し、正確な内部時間を保持し、高精度の時間制御(タイ
ムアウト処理)を行うことを可能にするシステムタイマ
の管理方式を提供する。 【解決手段】 システムタイマを持つ情報処理システム
におけるタイマ管理方式において、システムタイマ割り
込み発生手段11によつて、タイマ割り込みハンドラ1
2は内部時計13を更新し、割り込みコンテキスト14
によって、別のタイマ割り込み処理中と検知すると、割
り込み周期変更手段16により、システムタイマ割り込
み発生手段11の割り込み周期が、負荷状態に対応して
変更設定され、検知された負荷状態に対応して、システ
ムタイマの割り込み周期が設定されるので、タイマ割り
込みの取りこぼしなく、システム時間の遅れを防止し
て、高精度の時間制御を行うことが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理システム
におけるシステムタイマ管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報処理システムにおいては、シ
ステムタイマは、システムに対して一定周期ごとに、タ
イマ割り込みを上げ、これに対応する割り込みハンドラ
がシステムの内部時刻を書き換え、このタイムアウト事
象に伴う処理を行う。
【0003】図3は従来のタイマ管理方式の構成を示す
ブロック図、図4は従来のタイマ管理方式のタイマ割り
込み動作を示す説明図である。
【0004】システムタイマ割り込み手段31が、シス
テムに対して割り込みを上げると、タイマ割り込みハン
ドラ32が起動される。タイマ割り込みハンドラ32
は、外部割り込みを禁止した状態で、内部時計33を書
き換え、タイムアウト処理部34を呼び出す。タイムア
ウト処理部34は、その時刻で必要なタイムアウト処
理、例えばタスク切換スケジューリング処理などを行
う。全ての処理が終了すると、制御がタイマ割り込みハ
ンドラ32に返され、タイマ割り込みハンドラ32は、
外部割り込みを許可状態にして終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この場合、図4に示す
ように、割り込み43発生時のように、システムの負荷
が高い時には、タイムアウト処理が終了する前に、次の
システムのタイマ割り込み44が発生するが、このタイ
マ割り込み44は無視され取りこぼされてしまい、シス
テム時間に遅れが生じるといった問題があった。
【0006】本発明は、前述した問題を解決するもので
あり、その目的は、システムタイマ割り込みの取りこぼ
しを防止し、正確な内部時間を保持し、高精度の時間制
御(タイムアウト処理)を行うことを可能にするシステ
ムタイマの管理方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のタイマ管理方式
は、システムタイマを持つ情報処理システムにおけるタ
イマ管理方式であり、システムの負荷状態を検知する負
荷検知手段と、該負荷検知手段が検知した負荷状態に対
応して、システムタイマの割り込み周期を設定する周期
設定手段とを有することを特徴とするものである。
【0008】本発明によれば、システムタイマ割り込み
の取りこぼしを防止し、正確な内部時間を保持し、高精
度の時間制御(タイムアウト処理)を行うことが可能に
なる。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、システム
タイマを持つ情報処理システムにおけるタイマ管理方式
であり、システムの負荷状態を検知する負荷検知手段
と、該負荷検知手段が検知した負荷状態に対応して、シ
ステムタイマの割り込み周期を設定する周期設定手段と
を有することを特徴とするものである。請求項1記載の
発明では、負荷検知手段によって、システムの負荷状態
が検知され、周期設定手段によって、検知された負荷状
態に対応して、システムタイマの割り込み周期が設定さ
れるので、タイマ割り込みの取りこぼしなく、システム
時間の遅れを防止して、高精度の時間制御が行われる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のタ
イマ管理方式に対して、前記負荷検知手段が、予め設定
された高負荷状態を検知すると、前記周期設定手段に、
システムタイマの割り込み周期を、初期値の2倍に延長
設定させる延長制御手段が設けられていることを特徴と
するものである。請求項2記載の発明では、請求項1記
載の発明の作用に加えて、負荷検知手段が、予め設定さ
れた高負荷状態を検知すると、延長制御手段の制御によ
って、周期設定手段が、システムタイマの割り込み周期
を、初期値の2倍に延長設定し、高負荷時において、短
時間で効率的にタイマ割り込みの取りこぼしのない状態
が設定される。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載のタ
イマ管理方式に対して、前記負荷検知手段が、予め設定
された低負荷状態を検知すると、前記周期設定手段に、
システムタイマの割り込み周期を初期値に短縮させる短
縮制御手段が設けられていることを特徴とするものであ
る。請求項3記載の発明では、請求項2記載の発明の作
用に加えて、負荷検知手段が、予め設定された低負荷状
態を検知すると、短縮制御手段の制御によって、周期設
定手段により、システムタイマの割り込み周期を初期値
に短縮され、システムタイマの高精度の時間制御が実現
される。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載のタ
イマ管理方式において、前記周期設定手段が、前記シス
テムタイマの割り込み周期を段階的に設定することを特
徴とするものである。請求項4記載の発明では、請求項
1記載の発明の作用に加えて、周期設定手段が、システ
ムタイマの割り込み周期を段階的に設定し、システムの
負荷の変動に適確迅速に対応して制御が行われる。
【0013】以下に、本実施の形態を図1及び図2を参
照して説明する。図1は本形態の構成を示すブロック
図、図2は本実施の形態のタイマ割り込み動作を示す説
明図である。
【0014】本実施の形態では、図1に示すように、シ
ステムに対しタイマ割り込みを上げるシステムタイマ割
り込み手段11が、割り込みにより起動されるタイマ割
り込みハンドラ12に接続され、タイマ割り込みハンド
ラ12には、システムの時刻を表す内部時計13、割り
込みの状況を示す割り込みコンテキスト14、タイムア
ウトに伴うタスク切り換えなどを行うタイムアウト処理
部15、及びシステムタイマの割り込み周期を変更する
割り込み周期変更手段16が接続されている。
【0015】図2において、20、21はシステムの時
間軸、201〜206は時間軸20において、システム
に上がったタイマ割り込み、211〜216は、時間軸
21においてシステムに上がったタイマ割り込みを示
す。
【0016】本実施の形態では、通常は、システムタイ
マ割り込み手段11によって、システムに割り込みが上
げられ、タイマ割り込みハンドラ12が起動され、内部
時計13の時間を更新し、割り込みコンテキスト14
が、タイマ割り込み処理中のステータスに変更され、タ
イムアウト処理部15に制御が移行する。タイムアウト
処理部15の処理が終了し、タイマ割り込みハンドラ1
2に制御が戻ると、割り込みコンテキスト14を、タイ
マ割り込み処理終了のステータスに更新して割り込み処
理を終了する。これを表すのが図2の時間軸20におけ
る割り込み201〜202である。
【0017】また、割り込み203の処理中に、システ
ムの高負荷が原因で、タイムアウト処理が長引き、割り
込み203による処理が終了する前に、次のタイマ割り
込み204が上がった時の動作を説明する。この時、割
り込み204によって起動された割り込みハンドラ12
は、内部時計13を更新した後、割り込みコンテキスト
14からの信号により、現在別のタイマ割り込み処理中
であることを検出し、割り込み周期変更手段16を駆動
して、割り込み周期を、初期値△tの2倍2△tに延長
設定し直して処理を終了する。これにより、以降システ
ムに高負荷状態が続いても、正確に内部時間を更新する
ことができる。
【0018】次に、図2の割り込み211〜213のよ
うに、システムタイマ割り込み周期を初期値の2倍にし
た後に、システムの負荷が低下した場合の動作を説明す
る。割り込み213以前の割り込みにより、起動された
割り込みハンドラ12は、割り込みコンテキスト14に
タイムアウト処理が正常に終了した回数をカウントして
置く。割り込み213により起動された割り込みハンド
ラ12は、一定期間以上システムが低負荷状態にあるこ
とを割り込みコンテキスト14から判断し、割り込み周
期変更手段16を用いて、割り込み周期を初期値に短縮
し直して、通常のタイムアウト処理を行う。これによ
り、これ以降システムタイマの精度を上げることがで
き、高精度な時間制御を可能にする。
【0019】さらに、システムタイマ割り込み周期を延
長し、或いは短縮する際に、新しい割り込み周期をその
時の負荷レベルに対応して、段階的に変化させる関数に
応じて設定することにより、割り込み周期をシステムの
負荷の変動に適確迅速に対応して設定し、システムの負
荷の変動に柔軟に対応し、高精度の時間制御を行うこと
が可能になる。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、システム
タイマを持つ情報処理システムにおけるタイマ管理方式
において、負荷検知手段によって、システムの負荷状態
が検知され、周期設定手段によって、検知された負荷状
態に対応して、システムタイマの割り込み周期が設定さ
れるので、タイマ割り込みの取りこぼしなく、システム
時間の遅れを防止して、高精度の時間制御を行うことが
可能になる。
【0021】請求項2記載の発明によると、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、負荷検知手段が、予
め設定された高負荷状態を検知すると、延長制御手段の
制御によって、周期設定手段が、システムタイマの割り
込み周期を、初期値の2倍に延長設定するので、高負荷
時に、短時間で効率的にタイマ割り込みの取りこぼしの
ない状態が設定される。
【0022】請求項3記載の発明によると、請求項2記
載の発明で得られる効果に加えて、負荷検知手段が、予
め設定された低負荷状態を検知すると、短縮制御手段の
制御によって、周期設定手段に、システムタイマの割り
込み周期を初期値に短縮するので、システムタイマの高
精度の時間制御が実現される。
【0023】請求項4記載の発明によると、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、周期設定手段が、シ
ステムタイマの割り込み周期を段階的に設定するので、
システムの負荷の変動に柔軟に且つ適確迅速に対応し
て、高精度の時間制御を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイマ管理方式の一実施の形態を示す
ブロック図
【図2】同実施の形態のタイマ割り込み動作を示す説明
【図3】従来のタイマ管理方式を示すブロック図
【図4】従来のタイマ管理方式のタイマ割り込み動作を
示す説明図
【符号の説明】
11 システムタイマ割り込み発生手段 12 タイマ割り込みハンドラ 13 内部時計 14 割り込みコンテキスト 15 タイムアウト処理部 16 割り込み周期変更手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムタイマを持つ情報処理システム
    におけるタイマ管理方式であり、システムの負荷状態を
    検知する負荷検知手段と、該負荷検知手段が検知した負
    荷状態に対応して、システムタイマの割り込み周期を設
    定する周期設定手段とを有することを特徴とするタイマ
    管理方式。
  2. 【請求項2】 負荷検知手段が、予め設定された高負荷
    状態を検知すると、周期設定手段に、システムタイマの
    割り込み周期を、初期値の2倍に延長設定させる延長制
    御手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載
    のタイマ管理方式。
  3. 【請求項3】 負荷検知手段が、予め設定された低負荷
    状態を検知すると、周期設定手段に、システムタイマの
    割り込み周期を初期値に短縮させる短縮制御手段が設け
    られていることを特徴とする請求項2記載のタイマ管理
    方式。
  4. 【請求項4】 周期設定手段が、システムタイマの割り
    込み周期を段階的に設定することを特徴とする請求項1
    記載のタイマ管理方式。
JP56396A 1996-01-08 1996-01-08 タイマ管理方式 Pending JPH09185515A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56396A JPH09185515A (ja) 1996-01-08 1996-01-08 タイマ管理方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56396A JPH09185515A (ja) 1996-01-08 1996-01-08 タイマ管理方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09185515A true JPH09185515A (ja) 1997-07-15

Family

ID=11477197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56396A Pending JPH09185515A (ja) 1996-01-08 1996-01-08 タイマ管理方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09185515A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5088368B2 (ja) * 2007-03-28 2012-12-05 富士通株式会社 情報処理装置、時間計測方法、および時間計測プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5088368B2 (ja) * 2007-03-28 2012-12-05 富士通株式会社 情報処理装置、時間計測方法、および時間計測プログラム
US8825441B2 (en) 2007-03-28 2014-09-02 Fujitsu Limited Information processing apparatus and time measurement method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7168075B1 (en) Automation device and updating method
JP4122725B2 (ja) リアルタイム制御システム
JP2009048224A (ja) メモリコントローラ及びプロセッサシステム
JPH09185515A (ja) タイマ管理方式
JPH01292416A (ja) プロセッサの消費電力低減方式
JP3603752B2 (ja) 制御機能付き表示器
EP0402483A1 (en) Control method for robot
US6992644B1 (en) Peripheral device of a programmable controller and monitoring method of the peripheral device
JPH01246602A (ja) プログラマブルコントローラ用特殊機能ユニット
JP2003015888A (ja) Cpu負荷計測方式
JP2004038555A (ja) プログラマブルコントローラ
JPH02196544A (ja) 通信制御装置
JP2836578B2 (ja) システム電源切断要因監視制御方式
JPS6152749A (ja) システム監視方式
EP0422246A1 (en) Programmable controller
JP3694817B2 (ja) プログラマブルコントローラ
JPH02310634A (ja) プログラム暴走監視方式
JPH10105418A (ja) エンジン制御ソフトのタイミング管理装置
KR20030037572A (ko) 인터럽트 컨트롤러
JPH02146638A (ja) 装置診断方式
JPH10161908A (ja) マイクロコンピュータの暴走検出方法
JPH04245502A (ja) 電力制御装置の入出力コントローラ
JPH09171494A (ja) 通信プロトコル制御部における障害解析情報の退避方式
JPH04245547A (ja) プロセッサの処理異常検出方式
JPH087689B2 (ja) タスク制御方式