JPH09185443A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
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- JPH09185443A JPH09185443A JP7342571A JP34257195A JPH09185443A JP H09185443 A JPH09185443 A JP H09185443A JP 7342571 A JP7342571 A JP 7342571A JP 34257195 A JP34257195 A JP 34257195A JP H09185443 A JPH09185443 A JP H09185443A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 キーボードのチルト角度は自動的に調節でき
ず、操作性向上が不十分である。また、表示装置と連動
してキーボードチルト角度をつける装置では、チルト角
度によっては表示装置が見えにくくなる。 【解決手段】 ユーザは表示部１を開くと、状態検出手
段８がそれを検出して昇降手段５がキーボード３を持ち
上げさせ、使用可能な状態とする。続いて、角度調節手
段６がキーボードチルト角度記憶手段７に予め記憶され
ている角度通りに、キーボード３の後部のみを持ち上げ
させ、キーボード３のチルト角度を自動的に調節する。
キーボード３の収納時には、表示部１を閉めようとする
と、状態検出手段８が表示部１の閉まるのを検出し、角
度調節手段６によりキーボード３を収納するチルト角度
に調節させ、昇降手段５によりキーボード３を装置本体
２の収納部４に収納させる。
ず、操作性向上が不十分である。また、表示装置と連動
してキーボードチルト角度をつける装置では、チルト角
度によっては表示装置が見えにくくなる。 【解決手段】 ユーザは表示部１を開くと、状態検出手
段８がそれを検出して昇降手段５がキーボード３を持ち
上げさせ、使用可能な状態とする。続いて、角度調節手
段６がキーボードチルト角度記憶手段７に予め記憶され
ている角度通りに、キーボード３の後部のみを持ち上げ
させ、キーボード３のチルト角度を自動的に調節する。
キーボード３の収納時には、表示部１を閉めようとする
と、状態検出手段８が表示部１の閉まるのを検出し、角
度調節手段６によりキーボード３を収納するチルト角度
に調節させ、昇降手段５によりキーボード３を装置本体
２の収納部４に収納させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置に係
り、特に表示部がキーボードを含む装置本体に対して開
閉自在とされた、小型、薄型パーソナルコンピュータや
ワークステーション等の携帯型の情報処理装置に関す
る。
り、特に表示部がキーボードを含む装置本体に対して開
閉自在とされた、小型、薄型パーソナルコンピュータや
ワークステーション等の携帯型の情報処理装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】表示部が本体に対して開閉自在とされた
携帯型の情報処理装置は、近年益々小型、薄型、軽量化
が進んでいる状況にある中で、キーボードの操作性が益
々重要視されてきている。これは、キーボードを単純に
小型にしてキー面積が指先より小さくなるようにしてし
まうと、操作性が阻害されるからであり、また、良好な
キー入力感触を得るにはある程度のストローク長が必要
であるからである。
携帯型の情報処理装置は、近年益々小型、薄型、軽量化
が進んでいる状況にある中で、キーボードの操作性が益
々重要視されてきている。これは、キーボードを単純に
小型にしてキー面積が指先より小さくなるようにしてし
まうと、操作性が阻害されるからであり、また、良好な
キー入力感触を得るにはある程度のストローク長が必要
であるからである。
【０００３】そこで、従来よりキーボードの操作性の向
上を目的として種々の情報処理装置が提案されている
（例えば、特開平４−１８０１１５号公報、特開平４−
１８２８０７号公報など）。特開平４−１８０１１５号
公報記載（発明の名称「携帯型コンピュータ装置」）の
従来の情報処理装置は、装置を使用しないときにキーボ
ードを本体内部に下降させることにより、表示部兼保護
カバーとキーボードの間の空間を不要にして装置の薄型
化を図り、かつ、使用時にキーボードを上昇させること
により、従来と同程度の操作性を確保するよう構成した
ものである。
上を目的として種々の情報処理装置が提案されている
（例えば、特開平４−１８０１１５号公報、特開平４−
１８２８０７号公報など）。特開平４−１８０１１５号
公報記載（発明の名称「携帯型コンピュータ装置」）の
従来の情報処理装置は、装置を使用しないときにキーボ
ードを本体内部に下降させることにより、表示部兼保護
カバーとキーボードの間の空間を不要にして装置の薄型
化を図り、かつ、使用時にキーボードを上昇させること
により、従来と同程度の操作性を確保するよう構成した
ものである。
【０００４】また、後者の特開平４−１８２８０７号公
報記載（発明の名称「入出力装置」）の従来の情報処理
装置は、キーボードを表示装置の開閉と連動させ、使用
時はチルト機構によりチルトアップすることにより、操
作性を向上させるようにしたものである。
報記載（発明の名称「入出力装置」）の従来の情報処理
装置は、キーボードを表示装置の開閉と連動させ、使用
時はチルト機構によりチルトアップすることにより、操
作性を向上させるようにしたものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の情報処理装置のうち、前者のものはキーボードのチル
ト角度は自動的に調節できず、別の手段を用いてキーボ
ードチルト角度をつける必要があり、操作性向上が不十
分である。また、後者の情報処理装置では、表示装置と
連動してキーボードチルト角度をつけることはできる
が、装置が薄くなるとキーボードも薄くなり、キーボー
ドチルト角度によっては表示装置が見えにくくなり、か
えって操作性を悪くする可能性がある。
の情報処理装置のうち、前者のものはキーボードのチル
ト角度は自動的に調節できず、別の手段を用いてキーボ
ードチルト角度をつける必要があり、操作性向上が不十
分である。また、後者の情報処理装置では、表示装置と
連動してキーボードチルト角度をつけることはできる
が、装置が薄くなるとキーボードも薄くなり、キーボー
ドチルト角度によっては表示装置が見えにくくなり、か
えって操作性を悪くする可能性がある。
【０００６】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
キーボードを薄型化せず、装置使用時にユーザに合わせ
たキーボードチルト角度を自動的につけることができる
情報処理装置を提供することを目的とする。
キーボードを薄型化せず、装置使用時にユーザに合わせ
たキーボードチルト角度を自動的につけることができる
情報処理装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は表示部がキーボードを含む装置本体に対し
て開閉自在とされ、かつ、表示部が装置本体上に閉じら
れたときに、キーボードを装置本体内に収納する収納部
が装置本体に設けられた情報処理装置であって、情報処
理装置の状態を検出する状態検出手段と、キーボードを
収納部の外へ上昇し、収納部へ収納するために下降する
昇降手段と、キーボードのチルト角度情報を格納してい
る記憶手段と、キーボードのチルト角度を調節する角度
調節手段と、状態検出手段の検出結果に応じて昇降手段
及び角度調節手段の動作を制御し、記憶手段に記憶され
ているチルト角度情報に従い角度調節手段の動作を制御
する制御手段とを有する構成としたものである。
め、本発明は表示部がキーボードを含む装置本体に対し
て開閉自在とされ、かつ、表示部が装置本体上に閉じら
れたときに、キーボードを装置本体内に収納する収納部
が装置本体に設けられた情報処理装置であって、情報処
理装置の状態を検出する状態検出手段と、キーボードを
収納部の外へ上昇し、収納部へ収納するために下降する
昇降手段と、キーボードのチルト角度情報を格納してい
る記憶手段と、キーボードのチルト角度を調節する角度
調節手段と、状態検出手段の検出結果に応じて昇降手段
及び角度調節手段の動作を制御し、記憶手段に記憶され
ているチルト角度情報に従い角度調節手段の動作を制御
する制御手段とを有する構成としたものである。
【０００８】ここで、本発明における状態検出手段は、
表示部の開閉状態を検出する手段、情報処理装置の電源
スイッチのオン／オフ状態を検出する手段、あるいはキ
ーボードの昇降制御用の第１のスイッチと、チルト角度
調節用の第２のスイッチとからなる。また、制御手段
は、状態検出手段より表示部の開状態又は電源スイッチ
のオン状態又は第１のスイッチ操作によりキーボード上
昇状態の検出結果が入力されたときには、昇降手段及び
角度調節手段を制御して、キーボードを収納部の外へ上
昇させ、かつ、記憶手段に記憶されているチルト角度情
報のチルト角度にキーボードを移動制御する。
表示部の開閉状態を検出する手段、情報処理装置の電源
スイッチのオン／オフ状態を検出する手段、あるいはキ
ーボードの昇降制御用の第１のスイッチと、チルト角度
調節用の第２のスイッチとからなる。また、制御手段
は、状態検出手段より表示部の開状態又は電源スイッチ
のオン状態又は第１のスイッチ操作によりキーボード上
昇状態の検出結果が入力されたときには、昇降手段及び
角度調節手段を制御して、キーボードを収納部の外へ上
昇させ、かつ、記憶手段に記憶されているチルト角度情
報のチルト角度にキーボードを移動制御する。
【０００９】従って、本発明では、キーボードを薄型化
することなく、装置の不使用時には装置本体の収納部に
収納されているキーボードを、装置の使用時に自動的に
上昇させ、かつ、記憶手段に記憶されているチルト角度
に自動的に調節して使用状態にすることができる。
することなく、装置の不使用時には装置本体の収納部に
収納されているキーボードを、装置の使用時に自動的に
上昇させ、かつ、記憶手段に記憶されているチルト角度
に自動的に調節して使用状態にすることができる。
【００１０】また、本発明では、制御手段が第２のスイ
ッチ操作によりチルト角度調節の検出結果が入力された
ときは、入力されたチルト角度検出結果に応じて角度調
節手段を制御してチルト角度を増加又は減少し、更にチ
ルト角度の増加又は減少制御を行ったときは、制御後の
チルト角度の情報を記憶手段に記憶するようにしたた
め、ユーザの任意のチルト角度に自動的に調節できる。
ッチ操作によりチルト角度調節の検出結果が入力された
ときは、入力されたチルト角度検出結果に応じて角度調
節手段を制御してチルト角度を増加又は減少し、更にチ
ルト角度の増加又は減少制御を行ったときは、制御後の
チルト角度の情報を記憶手段に記憶するようにしたた
め、ユーザの任意のチルト角度に自動的に調節できる。
【００１１】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図１は本発明の情報処理装置の
不使用時の側面図、図２は表示部を開けたときの側面
図、図３はキーボードの角度調節後の側面図を示す。各
図中、同一構成部分には同一符号を付してある。
て図面と共に説明する。図１は本発明の情報処理装置の
不使用時の側面図、図２は表示部を開けたときの側面
図、図３はキーボードの角度調節後の側面図を示す。各
図中、同一構成部分には同一符号を付してある。
【００１２】図１、図２及び図３に示すように、この情
報処理装置は、表示部１が装置本体２に対して軸９を支
点として開閉自在な構成とされており、装置本体２には
キーボード３を収納できる収納部４が形成されている。
また、キーボード３は昇降手段５により各図中、上下方
向に昇降自在とされ、キーボードチルト角度記憶手段７
によって記憶された角度に角度調節手段６によりチルト
角度が調節される。状態検出手段８は、表示部１が閉じ
られているか開けられているかを検出する。上記のキー
ボード３、収納部４、昇降手段５、角度調節手段６、キ
ーボードチルト角度記憶手段７、状態検出手段８はそれ
ぞれ装置本体２に設けられている。
報処理装置は、表示部１が装置本体２に対して軸９を支
点として開閉自在な構成とされており、装置本体２には
キーボード３を収納できる収納部４が形成されている。
また、キーボード３は昇降手段５により各図中、上下方
向に昇降自在とされ、キーボードチルト角度記憶手段７
によって記憶された角度に角度調節手段６によりチルト
角度が調節される。状態検出手段８は、表示部１が閉じ
られているか開けられているかを検出する。上記のキー
ボード３、収納部４、昇降手段５、角度調節手段６、キ
ーボードチルト角度記憶手段７、状態検出手段８はそれ
ぞれ装置本体２に設けられている。
【００１３】また、装置本体２は図４のブロック図に示
すように、コンピュータ装置としての動作を行う中央処
理装置（ＣＰＵ）１０、作業領域として動作するランダ
ム・アクセス・メモリ（ＲＡＭ）１１と、動作プログラ
ムを格納しているリード・オンリ・メモリ（ＲＯＭ）１
２を有し、またキーボードを昇降させる昇降手段５、チ
ルト角度を調節する角度調節手段６、キーボードのチル
ト角度を予め記憶しているキーボードチルト角度記憶手
段７、表示部の開閉状態を検出する状態検出手段８をそ
れぞれ制御、監視するためのコントローラ１３が設けら
れている。キーボードチルト角度記憶手段７はＣＰＵ１
０とコントローラ１３のいずれからもアクセスできるよ
うにされている。
すように、コンピュータ装置としての動作を行う中央処
理装置（ＣＰＵ）１０、作業領域として動作するランダ
ム・アクセス・メモリ（ＲＡＭ）１１と、動作プログラ
ムを格納しているリード・オンリ・メモリ（ＲＯＭ）１
２を有し、またキーボードを昇降させる昇降手段５、チ
ルト角度を調節する角度調節手段６、キーボードのチル
ト角度を予め記憶しているキーボードチルト角度記憶手
段７、表示部の開閉状態を検出する状態検出手段８をそ
れぞれ制御、監視するためのコントローラ１３が設けら
れている。キーボードチルト角度記憶手段７はＣＰＵ１
０とコントローラ１３のいずれからもアクセスできるよ
うにされている。
【００１４】次に、上記の実施の形態の動作について説
明する。まず、情報処理装置（ここでは、コンピュータ
装置）の不使用時には、表示部１は装置本体２上に図１
に示すように載置されており、このときはキーボード３
は装置本体２の収納部４内に収納されている。
明する。まず、情報処理装置（ここでは、コンピュータ
装置）の不使用時には、表示部１は装置本体２上に図１
に示すように載置されており、このときはキーボード３
は装置本体２の収納部４内に収納されている。
【００１５】次に、情報処理装置を使用するときには、
ユーザは表示部１を図２に示すように、装置本体２より
持ち上げて開く。すると、表示部１が開かれたことを状
態検出手段８が検出する。図４のコントローラ１３はこ
の検出結果に基づき、昇降手段５を制御しキーボード３
を図２に示すように持ち上げさせ、使用可能な状態とす
る。次に、コントローラ１３は図３に示すように、角度
調節手段６を制御しキーボードチルト角度記憶手段７に
予め記憶されている角度通りに、キーボード３の後部の
みを持ち上げさせ、キーボード３のチルト角度を自動的
に調節する。
ユーザは表示部１を図２に示すように、装置本体２より
持ち上げて開く。すると、表示部１が開かれたことを状
態検出手段８が検出する。図４のコントローラ１３はこ
の検出結果に基づき、昇降手段５を制御しキーボード３
を図２に示すように持ち上げさせ、使用可能な状態とす
る。次に、コントローラ１３は図３に示すように、角度
調節手段６を制御しキーボードチルト角度記憶手段７に
予め記憶されている角度通りに、キーボード３の後部の
みを持ち上げさせ、キーボード３のチルト角度を自動的
に調節する。
【００１６】また、キーボード３の収納時には、図３の
状態から表示部１を閉めようとすると、状態検出手段８
が表示部１の閉まるのを検出し、コントローラ１３がそ
の検出結果に基づき、角度調節手段６によりキーボード
３を収納するチルト角度に調節させて図２の状態とし、
昇降手段５によりキーボード３を装置本体２の収納部４
に収納させて図１の状態とする。
状態から表示部１を閉めようとすると、状態検出手段８
が表示部１の閉まるのを検出し、コントローラ１３がそ
の検出結果に基づき、角度調節手段６によりキーボード
３を収納するチルト角度に調節させて図２の状態とし、
昇降手段５によりキーボード３を装置本体２の収納部４
に収納させて図１の状態とする。
【００１７】キーボードのチルト角度の設定は、コンピ
ュータ装置の図４のＲＡＭ１１、ＲＯＭ１２に格納され
ているソフトウェアプログラムによって、ＣＰＵ１０が
ユーザからの入力情報に基づいて図６に示すフローチャ
ートに従ってコントローラ１３により行わせる。すなわ
ち、ＣＰＵ１０はユーザからキーボード３あるいはマウ
スなどの適当な入力装置を使用してキーボードチルト角
度情報が入力されると（ステップ２１）、キーボードチ
ルト角度記憶手段７にその入力チルト角度情報を格納し
（ステップ２２）、コントローラ１３によりチルト角度
調整を行わせる命令を出し、これに基づいてコントロー
ラ１３が角度調節手段６を制御して入力されたチルト角
度になるように調整させる（ステップ２３）。
ュータ装置の図４のＲＡＭ１１、ＲＯＭ１２に格納され
ているソフトウェアプログラムによって、ＣＰＵ１０が
ユーザからの入力情報に基づいて図６に示すフローチャ
ートに従ってコントローラ１３により行わせる。すなわ
ち、ＣＰＵ１０はユーザからキーボード３あるいはマウ
スなどの適当な入力装置を使用してキーボードチルト角
度情報が入力されると（ステップ２１）、キーボードチ
ルト角度記憶手段７にその入力チルト角度情報を格納し
（ステップ２２）、コントローラ１３によりチルト角度
調整を行わせる命令を出し、これに基づいてコントロー
ラ１３が角度調節手段６を制御して入力されたチルト角
度になるように調整させる（ステップ２３）。
【００１８】次に、本発明の第２の実施の形態について
説明する。上記の実施の形態では、状態検出手段８は表
示部１の開閉状態を検出するように説明したが、この実
施の形態ではコンピュータ装置の電源スイッチの状態を
検出して、図７及び図８のフローチャートに従ってチル
ト角度の調整を行わせるものである。
説明する。上記の実施の形態では、状態検出手段８は表
示部１の開閉状態を検出するように説明したが、この実
施の形態ではコンピュータ装置の電源スイッチの状態を
検出して、図７及び図８のフローチャートに従ってチル
ト角度の調整を行わせるものである。
【００１９】すなわち、状態検出手段８は図７のフロー
チャートに従いコンピュータ装置の電源スイッチがオン
になったかどうかを監視しており（ステップ３１）、ユ
ーザが図１の状態から表示部１を開け、コンピュータ装
置の電源スイッチを入れると、電源スイッチがオンにな
った検出結果をコントローラ１３に通知し、これにより
コントローラ１３が昇降手段５を動作させてキーボード
３を持ち上げて動作可能状態とする（ステップ３２）。
チャートに従いコンピュータ装置の電源スイッチがオン
になったかどうかを監視しており（ステップ３１）、ユ
ーザが図１の状態から表示部１を開け、コンピュータ装
置の電源スイッチを入れると、電源スイッチがオンにな
った検出結果をコントローラ１３に通知し、これにより
コントローラ１３が昇降手段５を動作させてキーボード
３を持ち上げて動作可能状態とする（ステップ３２）。
【００２０】その後、コントローラ１３はキーボードチ
ルト角度記憶手段７に予め格納されているチルト角度情
報のチルト角度となるように、角度調節手段６を動作さ
せてキーボード３の後部のみを持ち上げさせ、キーボー
ドチルト角度を自動的に調整させる（ステップ３３）。
ルト角度記憶手段７に予め格納されているチルト角度情
報のチルト角度となるように、角度調節手段６を動作さ
せてキーボード３の後部のみを持ち上げさせ、キーボー
ドチルト角度を自動的に調整させる（ステップ３３）。
【００２１】一方、状態検出手段８はコンピュータ装置
の電源スイッチオンの後は図８のフローチャートに従い
コンピュータ装置の電源スイッチがオフになったかどう
かを監視しており（ステップ４１）、収納時にユーザが
電源スイッチをオフすると、状態検出手段８がこの電源
スイッチがオフになったことを検出し（ステップ４
１）、その検出結果をコントローラ１３に通知する。
の電源スイッチオンの後は図８のフローチャートに従い
コンピュータ装置の電源スイッチがオフになったかどう
かを監視しており（ステップ４１）、収納時にユーザが
電源スイッチをオフすると、状態検出手段８がこの電源
スイッチがオフになったことを検出し（ステップ４
１）、その検出結果をコントローラ１３に通知する。
【００２２】これにより、コントローラ１３は角度調節
手段６によりキーボード３を収納するときのチルト角度
に戻させ（ステップ４２）、続いて昇降手段５によりキ
ーボード３を装置本体２内の収納部４へ収納させる（ス
テップ４３）。その後、ユーザが表示部１を閉めると図
１の状態となる。
手段６によりキーボード３を収納するときのチルト角度
に戻させ（ステップ４２）、続いて昇降手段５によりキ
ーボード３を装置本体２内の収納部４へ収納させる（ス
テップ４３）。その後、ユーザが表示部１を閉めると図
１の状態となる。
【００２３】次に、本発明の第３の実施の形態について
説明する。以上の実施の形態では、状態検出手段８は表
示部１の開閉状態又は電源スイッチのオン状態を検出す
るように説明したが、この実施の形態では状態検出手段
８は図５にその外観を示すように、装置本体２の所定位
置に、キーボード３のチルト角度を増やすスイッチ１５
と、チルト角度を減らすスイッチ１７と、昇降を操作す
るときと収納時のチルト角度に戻すときに使用するスイ
ッチ１６とを有する。上記のスイッチ１６はキーボード
の昇降制御用の第１のスイッチであり、スイッチ１５及
び１７はチルト角度調節用の第２のスイッチである。
説明する。以上の実施の形態では、状態検出手段８は表
示部１の開閉状態又は電源スイッチのオン状態を検出す
るように説明したが、この実施の形態では状態検出手段
８は図５にその外観を示すように、装置本体２の所定位
置に、キーボード３のチルト角度を増やすスイッチ１５
と、チルト角度を減らすスイッチ１７と、昇降を操作す
るときと収納時のチルト角度に戻すときに使用するスイ
ッチ１６とを有する。上記のスイッチ１６はキーボード
の昇降制御用の第１のスイッチであり、スイッチ１５及
び１７はチルト角度調節用の第２のスイッチである。
【００２４】この実施の形態では、図９に示すフローチ
ャートに従う動作が行われる。すなわち、状態検出手段
８はスイッチ１６がオンされたかどうかを監視しており
（ステップ５１）、スイッチ１６がオンされたことを検
出したときは、その検出結果をコントローラ１３に通知
する。これにより、コントローラ１３は昇降手段５を動
作させてキーボード３を持ち上げて動作可能状態とした
後、キーボードチルト角度記憶手段７に予め格納されて
いるチルト角度情報のチルト角度となるように、角度調
節手段６を動作させてキーボード３の後部のみを持ち上
げさせ、キーボードチルト角度を自動的に調整させる
（ステップ５２）。
ャートに従う動作が行われる。すなわち、状態検出手段
８はスイッチ１６がオンされたかどうかを監視しており
（ステップ５１）、スイッチ１６がオンされたことを検
出したときは、その検出結果をコントローラ１３に通知
する。これにより、コントローラ１３は昇降手段５を動
作させてキーボード３を持ち上げて動作可能状態とした
後、キーボードチルト角度記憶手段７に予め格納されて
いるチルト角度情報のチルト角度となるように、角度調
節手段６を動作させてキーボード３の後部のみを持ち上
げさせ、キーボードチルト角度を自動的に調整させる
（ステップ５２）。
【００２５】その後、状態検出手段８はスイッチ１６が
オフされたかどうかを監視し（ステップ５３）、オフさ
れていないときにはスイッチ１５と１７がオンされたか
どうかを検出する（ステップ５６）。状態検出手段８は
スイッチ１６がオフで、かつ、スイッチ１７がオンとさ
れたことを検出したときは（ステップ５７）、コントロ
ーラ１３を介して角度調節手段６によりキーボード３の
チルト角度を現在の角度よりも減らすように制御する
（ステップ５８）。
オフされたかどうかを監視し（ステップ５３）、オフさ
れていないときにはスイッチ１５と１７がオンされたか
どうかを検出する（ステップ５６）。状態検出手段８は
スイッチ１６がオフで、かつ、スイッチ１７がオンとさ
れたことを検出したときは（ステップ５７）、コントロ
ーラ１３を介して角度調節手段６によりキーボード３の
チルト角度を現在の角度よりも減らすように制御する
（ステップ５８）。
【００２６】一方、状態検出手段８はスイッチ１６がオ
フで、かつ、スイッチ１５がオンとされたことを検出し
たときは（ステップ５７）、コントローラ１３を介して
角度調節手段６によりキーボード３のチルト角度を現在
の角度よりも増やすように制御する（ステップ５９）。
ステップ５８又は５９によりチルト角度の増減が行われ
たときには、コントローラ１３はキーボードチルト角度
記憶手段７にその増減されたチルト角度情報を書き込み
（ステップ６０）、状態検出手段８からのスイッチオン
オフ情報通知待ちの状態に戻る。
フで、かつ、スイッチ１５がオンとされたことを検出し
たときは（ステップ５７）、コントローラ１３を介して
角度調節手段６によりキーボード３のチルト角度を現在
の角度よりも増やすように制御する（ステップ５９）。
ステップ５８又は５９によりチルト角度の増減が行われ
たときには、コントローラ１３はキーボードチルト角度
記憶手段７にその増減されたチルト角度情報を書き込み
（ステップ６０）、状態検出手段８からのスイッチオン
オフ情報通知待ちの状態に戻る。
【００２７】収納時にはユーザがスイッチ１６をオフす
るので、状態検出手段８はこのスイッチ１６がオフにな
ったことを検出し（ステップ５３）、その検出結果をコ
ントローラ１３に通知する。これにより、コントローラ
１３は角度調節手段６によりキーボード３を収納すると
きのチルト角度に戻させ（ステップ５４）、続いて昇降
手段５によりキーボード３を装置本体２内の収納部４へ
収納させる（ステップ５５）。その後、ユーザが表示部
１を閉めると図１の状態となる。
るので、状態検出手段８はこのスイッチ１６がオフにな
ったことを検出し（ステップ５３）、その検出結果をコ
ントローラ１３に通知する。これにより、コントローラ
１３は角度調節手段６によりキーボード３を収納すると
きのチルト角度に戻させ（ステップ５４）、続いて昇降
手段５によりキーボード３を装置本体２内の収納部４へ
収納させる（ステップ５５）。その後、ユーザが表示部
１を閉めると図１の状態となる。
【００２８】このように、以上の実施の形態によれば、
キーボード３を薄型化せず、キーボード３を自動的に小
型、薄型のノート型コンピュータ装置本体２内の収納部
４に収納したり持ち上げることができ、また、チルト角
度を自動的に調節できるため、従来に比べて操作性を向
上することかできる。
キーボード３を薄型化せず、キーボード３を自動的に小
型、薄型のノート型コンピュータ装置本体２内の収納部
４に収納したり持ち上げることができ、また、チルト角
度を自動的に調節できるため、従来に比べて操作性を向
上することかできる。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キーボードを薄型化することなく、装置の不使用時には
装置本体の収納部に収納されているキーボードを、装置
の使用時に自動的に上昇させ、かつ、記憶手段に記憶さ
れているチルト角度に自動的に調節して使用状態にする
ようにしたため、小型、薄型の情報処理装置におけるキ
ーボードの操作性を従来に比べて向上することができ
る。
キーボードを薄型化することなく、装置の不使用時には
装置本体の収納部に収納されているキーボードを、装置
の使用時に自動的に上昇させ、かつ、記憶手段に記憶さ
れているチルト角度に自動的に調節して使用状態にする
ようにしたため、小型、薄型の情報処理装置におけるキ
ーボードの操作性を従来に比べて向上することができ
る。
【００３０】また、本発明によれば、制御後のチルト角
度の情報を記憶手段に記憶することで、装置使用時にキ
ーボードをユーザの任意のチルト角度に自動的に調節で
きるようにしたため、ユーザ個々の好みに合わせたチル
ト角度に設定でき、より操作性を向上することができ
る。
度の情報を記憶手段に記憶することで、装置使用時にキ
ーボードをユーザの任意のチルト角度に自動的に調節で
きるようにしたため、ユーザ個々の好みに合わせたチル
ト角度に設定でき、より操作性を向上することができ
る。
【図１】本発明の一実施の形態の不使用時の側面図であ
る。
る。
【図２】本発明の一実施の形態の表示部を開けた時の側
面図である。
面図である。
【図３】本発明の一実施の形態のキーボードの角度調節
後の側面図である。
後の側面図である。
【図４】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図５】本発明における状態検出手段の一例のスイッチ
を示す図である。
を示す図である。
【図６】本発明におけるチルト角度入力時の動作説明用
フローチャートである。
フローチャートである。
【図７】本発明における状態検出手段が第２の例のとき
の動作説明用フローチャートである。
の動作説明用フローチャートである。
【図８】本発明における状態検出手段が第２の例のとき
の動作説明用フローチャートである。
の動作説明用フローチャートである。
【図９】本発明における状態検出手段が第３の例のとき
の動作説明用フローチャートである。
の動作説明用フローチャートである。
１ 表示部 ２ 装置本体 ３ キーボード ４ 収納部 ５ 昇降手段 ６ 角度調節手段 ７ キーボードチルト角度記憶手段 ８ 状態検出手段 １０ 中央処理装置（ＣＰＵ） １１ ランダム・アクセス・メモリ（ＲＡＭ） １２ リード・オンリ・メモリ（ＲＯＭ） １３ コントローラ １５ チルト角度増加用スイッチ １６ キーボード昇降制御用スイッチ １７ チルト角度減少用スイッチ
Claims (5)
- 【請求項１】 表示部がキーボードを含む装置本体に対
して開閉自在とされ、かつ、前記表示部が前記装置本体
上に閉じられたときに、前記キーボードを該装置本体内
に収納する収納部が該装置本体に設けられた情報処理装
置であって、 前記情報処理装置の状態を検出する状態検出手段と、 前記キーボードを前記収納部の外へ上昇し、該収納部へ
収納するために下降する昇降手段と、 前記キーボードのチルト角度情報を格納している記憶手
段と、 前記キーボードのチルト角度を調節する角度調節手段
と、 前記状態検出手段の検出結果に応じて前記昇降手段及び
角度調節手段の動作を制御し、前記記憶手段に記憶され
ている前記チルト角度情報に従い前記角度調節手段の動
作を制御する制御手段とを有することを特徴とする情報
処理装置。 - 【請求項２】 前記状態検出手段は前記表示部の開閉状
態を検出する手段であり、前記制御手段は、該状態検出
手段より該表示部の開状態の検出結果が入力されたとき
には、前記昇降手段及び角度調節手段を制御して、前記
キーボードを前記収納部の外へ上昇させ、かつ、前記記
憶手段に記憶されている前記チルト角度情報のチルト角
度にキーボードを移動制御することを特徴とする請求項
１記載の情報処理装置。 - 【請求項３】 前記状態検出手段は前記情報処理装置の
電源スイッチのオン／オフ状態を検出する手段であり、
前記制御手段は、該状態検出手段より該電源スイッチの
オン状態の検出結果が入力されたときには、前記昇降手
段及び角度調節手段を制御して、前記キーボードを前記
収納部の外へ上昇させ、かつ、前記記憶手段に記憶され
ている前記チルト角度情報のチルト角度にキーボードを
移動制御することを特徴とする請求項１記載の情報処理
装置。 - 【請求項４】 前記状態検出手段は前記キーボードの昇
降制御用の第１のスイッチと、チルト角度調節用の第２
のスイッチとからなり、前記制御手段は、該第１のスイ
ッチ操作によりキーボード上昇状態の検出結果が入力さ
れたときには、前記昇降手段及び角度調節手段を制御し
て、前記キーボードを前記収納部の外へ上昇させ、か
つ、前記記憶手段に記憶されている前記チルト角度情報
のチルト角度にキーボードを移動制御し、前記第２のス
イッチ操作によりチルト角度調節の検出結果が入力され
たときは、入力されたチルト角度検出結果に応じて前記
角度調節手段を制御して前記チルト角度を増加又は減少
することを特徴とする請求項１記載の情報処理装置。 - 【請求項５】 前記制御手段は、前記第２のスイッチ操
作によるチルト角度検出結果に応じた前記チルト角度の
増加又は減少制御を行ったときは、制御後のチルト角度
の情報を前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求
項４記載の情報処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7342571A JP2757846B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7342571A JP2757846B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 情報処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09185443A true JPH09185443A (ja) | 1997-07-15 |
| JP2757846B2 JP2757846B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=18354803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7342571A Expired - Lifetime JP2757846B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2757846B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000214959A (ja) * | 1999-01-21 | 2000-08-04 | Ricoh Co Ltd | キ―ボ―ド組込型情報処理装置 |
| JP2015069645A (ja) * | 2013-09-28 | 2015-04-13 | インテル・コーポレーション | 電子デバイス用キーボード |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP7342571A patent/JP2757846B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000214959A (ja) * | 1999-01-21 | 2000-08-04 | Ricoh Co Ltd | キ―ボ―ド組込型情報処理装置 |
| JP2015069645A (ja) * | 2013-09-28 | 2015-04-13 | インテル・コーポレーション | 電子デバイス用キーボード |
| US9501105B2 (en) | 2013-09-28 | 2016-11-22 | Intel Corporation | Keyboard for an electronic device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2757846B2 (ja) | 1998-05-25 |
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