JPH09184817A - ガス検出装置 - Google Patents

ガス検出装置

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JPH09184817A
JPH09184817A JP8336056A JP33605696A JPH09184817A JP H09184817 A JPH09184817 A JP H09184817A JP 8336056 A JP8336056 A JP 8336056A JP 33605696 A JP33605696 A JP 33605696A JP H09184817 A JPH09184817 A JP H09184817A
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gas
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JP8336056A
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Dieter Frers Klaus
ディーター フレルス クラウス
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Auto Electronics Corp
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    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00735Control systems or circuits characterised by their input, i.e. by the detection, measurement or calculation of particular conditions, e.g. signal treatment, dynamic models
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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    • G01N27/416Systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より単純化された組み立て方法により製造可
能で、車両または室外に存在する有害なガス物質を効果
的に検出して、回り空気を換気させ得るガス検出装置を
提供する。 【解決手段】 本発明のガス検出装置は、電気的測定デ
バイスに用いるセンサ21が取り付けられたケース2を
含み、このセンサ21は空気通路52を通じて回り空気
と接触し、電気回路ボード10の接続部18に取り付け
られ、ケース2からチャンバー38に向かって突き出さ
れており、チャンバー38は一組の孔44を有し、ケー
スカバ24上に設けられ、チャンバー38の一組の孔4
4には対応する一組のフィルタ46が取り付けられてお
り、接続部18はその内壁58aと外壁58bとの間に
形成された空気通路52を有するケースキャップ50で
カバされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両または室外に
存在する有害なガス物質を検出するガス検出装置に関
し、特に、より単純化された組み立て方法により製造可
能で、有害なガス物質を効果的に検出して回り空気を換
気させ得るガス検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用通風装置の場合、回り空気中の有
害なガス物質を検出して換風動作を制御する一つのセン
サ素子が、特許出願DE.Pat.No.44 145
94号明細書に開示されている。そのようなセンサ素子
としては、酸化亜鉛センサ素子が採用されてきた。上記
センサ素子は特殊な測定技法を用いて、ガソリン車両や
ディーゼル車両から発生されるガソリンガスやディーゼ
ルガスを検出する。
【0003】もし、検出されたガスのレベルが予め決め
られた基準値を越える場合に、そのようなセンサ素子が
組み込まれた通風装置は回り空気を換気せしめるために
自動的にイネーブルされる。このような通風装置は、様
々な高級車両において大幅に用いられている。例えば、
ビー・エム・ダブリュー(BMW)社では、金属格子で
カバーされたカプセルの内に取り付けられた、センサ素
子を備えたガス検出装置を用いている。ここで、カプセ
ルは羊毛フィルタの裏側に置かれ、回り空気は羊毛フィ
ルタを通じてセンサ素子と接触している。しかしなが
ら、このような従来の通風装置においては、固体微細粒
子がセンサ素子の回りにくっ付くことによって、センサ
の感知度を低下させる問題がある。
【0004】一方、ボーシ(Boach)社により製造
されたガス検出装置は、ガソリンガス及びディーゼルガ
スを分離的に検出する二つのセンサ素子を用いて動作さ
れる。ここで、各センサ素子は気体を通過させるテフロ
ンチューブ(Teflontube)でカバーされてい
る。このテフロンチューブは、複数の空気通路が設けら
れている金属チューブ内に挿入されて取り付けられる。
更に、これらのチューブは通風装置を制御するための制
御信号を発生する電気的測定装置を備えるケース内に固
定されている。
【0005】しかしながら、前述した従来のガス検出装
置は、二つのセンサ素子を用いるために、装置の構造が
より一層複雑となり、製造コストが相当に増加するとい
う不都合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
主な目的は、より単純化された組み立て方法により製造
可能で、車両または室外に存在する有害なガス物質を効
果的に検出することによって、回り空気を換気させ得る
ガス検出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の好適実施例によれば、センサ素子が組み
込まれるべきチャンバーが、ケースカバ上に取り付けら
れて装置の小型化及び堅固な構造が可能である。そのよ
うな装置構造に於いて、センサ素子は例えば、衝撃や有
害な物質から安定的に保護され、回り空気と容易に接触
され得る。更に、本発明のガス検出装置に於いては、セ
ンサ素子をサブ回路ボードに取り付けて、半田づけを用
いてサブ回路ボードと主回路ボードとの間の接続を実現
する。この場合、接続部が回路ボードの一部分として形
成される場合、センサ素子が回路ボードの接続部上に取
り付けられることによって、センサ素子と電気的測定装
置との間の電気的な接続を実現する。
【0008】本発明の好適実施例に於いて、主回路ボー
ドはケース内に設けられ、センサ素子はケースカバをケ
ース上に覆う際、ケースカバ内に挿入されるようにケー
スから突き出されている。その後、ケースカバ上に形成
された一対の孔の中の一つを通じて、ケースに凝固性液
体合成樹脂が満たされることによって、ケースカバはケ
ースに堅固に固定される。かくして、ケースの内部は主
回路ボードと共にシールされ、チャンバー内に設けられ
たセンサ素子はシールされたケースの外側に置かれる。
【0009】更に、本発明は、車両のエンジンの内側に
流入され得る空気中の微小粒子からセンサ素子を保護す
るために、センサ保護向けフィルタを用いる。このフィ
ルタは通常のパッド形態に製造された積層構造に形成さ
れる。本発明に於いて、そのようなフィルタはゴアテッ
クス(Gore−Tex)織物でできる複合物質を用い
て薄板形態に製造される。また、この薄板フィルタは第
2層として薄膜テフロンでカバーされて湿気を遮断し、
気体のみを通過させる。
【0010】従って、本発明の好適実施例によれば、薄
板フィルタは金属編み物または金属織物が第3層として
さらにカバーされている。この第3層は内部層を外部か
ら物理的に保護することの他に、空気中の有害なガス物
質に拘らずに、センサ素子の温度変化によって生じ得る
エラー動作を防止することに用いられる。詳述すると、
金属編み物は熱慣性(thermal inerti
a)を用いて、駆動温度まで加熱されたセンサ素子を外
部温度から遮断することに用いられる。
【0011】更に、そのような温度遮断効果は、金属編
み物層と他の層との間の堅固な接続によって向上され
る。前述したテフロンまたはゴアテックス織物のような
複合物質でできる薄膜(即ち、パッド)は、ボンディン
グによって各孔のエッジに置かれるように、チャンバー
の両側の孔上に設けられる。この金属編み物をチャンバ
ー上に取り付ける場合、金属編み物の一方のシートをチ
ャンバーの外周面に沿ってU字形状に曲げることが好ま
しい。しかしながら、そのような設置方法はケースキャ
ップがケース上に固定される場合に、金属編み物層が激
しく押されることとなる。
【0012】また、本発明はセンサ素子が組み込まれる
チャンバーに対してケースを堅固に密封するために、ケ
ースカバに含まれたチャンバーを取り囲むバンドを有す
る。このバンドは、ケースカバによって凝固性液体合成
樹脂に漬かる。接続部は凝固性液体合成樹脂が満たされ
たケースから突き出されている。従って、チャンバーの
外周面とケースとの間に形成された若干のギャップは、
凝固性液体合成樹脂が固化されるに連れてシールされ
る。この場合、バンドの高さを調節することによって、
チャージ許容誤り(即ち、密封の際の凝固性液体合成樹
脂の水平高さ)はスムーズに処理される。その結果、ケ
ースの上部に存在する空気ギャップはバンドによってチ
ャンバーから分離されることによって、予め決められた
体積を一定に保持する。更に、ケースカバにはカバをケ
ースの内面に堅固に固定させるために用いられるフラン
ジが設けられている。このフランジはケースの内壁に沿
ってその内部に進んで、供給された凝固性液体合成樹脂
で取り囲まれる。かくして、ケースカバのフランジは凝
固性液体合成樹脂が固化されることによって、ケースに
固定される。また、一対の孔がチャンバーの両側に形成
されているため、ケース内の残りの空気は凝固性液体合
成樹脂がケースに満たされる際にケースから抜け出され
ることとなる。
【0013】本発明の好ましい実施例によれば、好まし
くは、回り空気がチャンバーに含まれたセンサ素子の回
りを循環し、センサ素子が突然の衝撃、車両のエンジン
取付部から発生される噴射物質から保護されるようにケ
ースキャップが設けられている。このケースキャップの
内部が迷路形空気通路になっているため、本発明は回り
空気がセンサ素子の回りの空気通路を通じて一様に循環
されるようにし、且つ噴射物質がセンサ素子に接触しな
いようにする。更に、そのような空気通路は、温度変化
の際にチャンバーの内部と外部との間を分離させる働き
を果たす。この空気通路はケースキャップの内部構造を
二重壁形態(即ち、内壁及び外壁)にして形成され得
る。ここで、内壁及び外壁は接続フレームを通じて互い
に接続されている。
【0014】詳述すると、空気通路はケースキャップの
内壁と外壁との間に形成された空間になり、各壁には互
いにずれた複数のスロットが設けられている。内壁の内
部構造はケースキャップがカバ上に取り付けられる際、
ケースキャップの内部とチャンバーの内面との間の接続
が行われるように形成されている。凝固性液体合成樹脂
のケース内への注入面に於いて、内壁及び外壁に形成さ
れたフレームは軸方向に、スロットは幅方向に各々形成
されることが好ましい。ケース、ケースカバ及びケース
キャップは注入成型技法を用いて主に合成樹脂からなり
得る。
【0015】更に、本発明は、センサ素子が還元性ガス
及び酸化性ガスを共に感知し得る酸化亜鉛センサを採用
する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施例につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図1を参照す
ると、本発明によるガス検出装置の概略的なブロック図
が示されている。このガス検出装置は回路ボード10、
データの受け渡しのためのケーブル12、車両の適切な
位置にケースを取り付けるための一対のプレート4,6
及びセンサ素子21から構成されている。
【0017】回路ボード10は複数の電気的素子からな
り、ケース2内に設けられる。詳述すると、回路ボード
10は側面誘導線8に沿って回路ボード10がストッパ
ー16に至るまでケース2の内部に挿入されてケーブル
12に接続されて取り付けられる。ここでケース2は、
車両の通風装置または空気調節装置を制御するコントロ
ーラ(図示せず)に接続されている。この場合、ケーブ
ル12はケーブル支持部材14によって堅固に固定され
て安定した状態に維持される。接続部18には四つの導
電性ライン22及びセンサ素子21を取り付けるセンサ
取り付け部20が設けられており、ケース2から突き出
されている。導電性ライン22はセンサ素子21、電気
的素子及び所望の駆動温度を得るのに用いられるべき熱
的成分に接続されている。更に、接続部18は回路ボー
ド10に電気的、機械的に接続されており、小型のセン
サ回路ボードから成り得る。また、接続部18は電気的
回路ボードの一部になり得る。
【0018】図2に示したように、ケースカバ24のエ
ッジ部28がケース2の上部エッジに至るまで、ケース
カバ24のフランジ26はケース2の内部に挿入されて
ケース2の開け部分を塞ぐ。図2に示したように、長方
形状の遮蔽部材30は、接続部18と整合になり、ケー
スカバ24の対応する凹部32に入り込まれるように設
計されている。ここで、凹部32はケースカバ24の内
側に向かって突き出されたバンド34によって形成され
る。
【0019】詳述すると、凹部32は孔36とバンド3
4との間に設けられて、ケース2とケースカバ24との
間の堅固なシーリングが得られる。遮蔽部材30は許容
誤差、即ち、接続部18の断面とチャンバー38上の孔
36の断面との間の空気ギャップを調節するのに用いら
れる。更に、遮蔽部材30は接続部18を回路ボード1
0に半田づけする際に発生される半田づけ蒸気からセン
サ素子21を保護する機能をする。
【0020】ケースカバ24に於けるフランジ26に
は、複数の40が設けられている。このために、ケース
2がケースカバ24によってカバーされ、凝固性液体合
成樹脂が密封されたケース2内に満たされる場合、複数
の40は凝固性液体合成樹脂で満たされることによっ
て、ケースカバ24とケース2との間の堅固な接着が成
される。
【0021】凝固性液体合成樹脂を密封されたケース2
内に満たされる場合に生じる空気を外部に抜け出すため
に、ケースカバ24上に二つの孔44が形成されてい
る。一組の孔44は互いに対称的に設けられ、長方形の
断面を有する接続部18とチャンバー38とが整合され
るように、チャンバー38に設けられている。ここで一
組の孔44がセンサ素子21を取り付けるためのセンサ
取り付け部20に対応することによって、回り空気はセ
ンサ素子21の回りを循環することができる。汚染され
た回りの環境からセンサ素子21を保護するために、各
孔44に対応する二つの側面に各々フィルタ46が取り
付けられており、各フィルタ46は44の回りに形成さ
れた溝48に挿入されて固定される。この場合、フィル
タ46は接着剤を用いて溝48に接着され得る。
【0022】フィルタ46は、注入成型技法を用いて通
常の合成物質でできた薄板形態に形成される。ここで、
薄板は薄膜テフロンがカバーされたゴアテックス織物を
積層することによって形成される。このテフロン物質
は、好ましくはその膨脹の際の通風性能を用いて、回り
空気がセンサ素子21の回りに循環されるようにするの
に用いられる。合成物質は湿気がセンサ素子21に接触
されることを防止し、気体を通過させる機能をする。
【0023】更に、金属編み物または金属織物がフィル
タ46の外部層として用いられることによって、薄板フ
ィルタの性能に悪影響を及ぼす微小粒子が薄板フィルタ
に接触することを遮断する。二重層に形成された薄板が
溝48に固定され、テフロン側がセンサ素子に向かって
いる反面、金属編み物はチャンバー38のエッジ部分に
沿って設けられる。従って、図4に示したように、ケー
スキャップ50をケースカバ24に重ねる場合、各金属
編み物は予め決められた位置に置かれる。
【0024】本発明の好ましい実施例によれば、薄板フ
ィルタは特に三重層の合成物質を用いずに、通常の合成
物質及び金属編み物を用いて具現され得る。図4及び図
5には、本発明によるガス検出装置のケースキャップ5
0の内部構造を説明するための詳細な断面図及び平面図
が各々示されている。図5に於いて、迷路形空気通路5
2がケースキャップ50の外壁54と内壁56との間に
設けられている。四つのスロット58aが外壁54の四
つの側面に各々形成されることによって、この迷路形空
気通路52を通じて回り空気は循環される。同様に、内
壁56には四つのスロット58bが設けられており、各
スロットは外壁54のスロット58aに対してずれるよ
うに位置付けられている。このために、まず、スロット
58aを通過した空気は迷路形空気通路52を介してス
ロット58bに入り込み、続いて孔44及びフィルタ4
6を介してセンサ素子21に至ることになる。そのよう
な空気の流れを通じて、チャンバー38の内部と外部と
の間の断熱効果を十分に得る。
【0025】従って、回り空気の温度変化が変更されて
も、センサ素子21の動作温度は一定に保持されてセン
サ素子21のエラー動作を防止することができる。外壁
54と内壁56との間の連結は接続フレームを用いて実
現される。図2中、破線で示したように、ケースカバ2
4の内部長方形はチャンバー38の外部断面と整合され
てケースカバ24はケース2上に堅固に取り付けられ
る。更に、図2に示したように、二つのストッパー60
はチャンバー38の両側面の隣接位置に幅方向に各々設
けられている。各ストッパー60は、図5に示したよう
に、ケースキャップ50がケースカバ24上に置かれる
場合、ケースキャップ50の幅方向に位置した迷路形空
気通路52に挿入されると共に、ケースキャップ50が
ケースカバ24上の予め決められた位置に至る場合にケ
ースキャップ50内に形成された突出部分(図示せず)
と噛み合うことによって、ケースキャップ50とケース
カバ24との間の堅固な接続が得られる。
【0026】本発明のガス検出装置の組み立ての際、ケ
ーブル12はまずケーブル支持部材14に挿入されて外
側に引き出され、回路ボード10はケース2の底面に設
けられたストッパー16に至るまで側面誘導線8に沿っ
てケース2内に取り付けられる。その後、ケースカバ2
4はケース2の上部に取り付けられる。ここで、ケース
カバ24のフランジ26はエッジ部28がケース2の上
部エッジに整合されるまでケース2内に堅固に挿入され
る。
【0027】次に、ケース2は、ケースカバ24の孔4
2の中のいずれか一つを通じて凝固性液体合成樹脂で満
たされる。この場合、回路ボード10及びその素子は完
全に凝固性液体合成樹脂によって被覆され、ケース2内
に存在する空気はケースカバ24の他の42を通じてケ
ース2の外側に抜け出す。また、バンド34及び遮蔽部
材30は凝固性液体合成樹脂によって全ての素子だけで
なくケースカバが密封されるようにする。供給された凝
固性液体合成樹脂が固化された後、フィルタ46は前述
した金属編み物で覆われ、ケースキャップ50はケース
カバ24のストッパー60がケースキャップ50の突出
部分(図示せず)と噛み合うまでケースカバ24内に挿
入される。かくして、本発明のガス検出装置の組み立て
は成功的に完了されることによって、センサ素子をテス
トし得ることとなる。
【0028】上記において、本発明の好適な実施例につ
いて説明したが、本発明の特許請求の範囲を逸脱するこ
となく、種々の変更を加え得ることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】したがって、本発明によれば、より単純
化された組み立て方法により製造可能で、有害なガス物
質を適切に感知することによって、回り空気を換気させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガス検出装置の概略的なブロック
図である。
【図2】本発明によるガス検出装置のケースカバの詳細
な断面図である。
【図3】本発明によるガス検出装置のケースカバの詳細
な平面図である。
【図4】本発明によるガス検出装置のケースキャップの
詳細な断面図である。
【図5】本発明によるガス検出装置のケースキャップの
詳細な平面図である。
【符号の説明】
2 ケース 4、6 フレート 8 側面誘導線 10 回路ボード 12 ケーブル 14 ケーブル支持部材 16、60 ストッパー 18 接続部 20 センサ取り付け部 21 センサ素子 22 導電性ライン 24 ケースカバ 26 フランジ 28 エッジ部 30 遮蔽部材 32 凹部 34 バンド 36、40、42、44 孔 38 チャンバー 46 フィルタ 48 溝 50 ケースキャップ 52 迷路形空気通路 54 外壁 56 内壁 58a、58b スロット

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に用いられ、回りの有害なガス物質
    を検出して回り空気を適切に循環させ得るガス検出装置
    であって、電気的測定デバイスに用いるセンサ素子が取
    り付けられたケースを含み、前記センサ素子は空気通路
    を通じて前記回り空気と接触し、電気回路ボードの接続
    部に取り付けられ、前記ケースからチャンバーに向かっ
    て突き出されており、前記チャンバーは一組の孔を有
    し、ケースカバ上に設けられ、前記チャンバーの前記一
    組の孔には対応する一組のフィルタが取り付けられてお
    り、前記接続部はその内壁と外壁との間に形成された空
    気通路を有するケースキャップでカバされることを特徴
    とするガス検出装置。
  2. 【請求項2】 前記ケースカバは前記ケースの上部に取
    り付けられ、前記ケースカバから突き出された前記チャ
    ンバーは、前記センサ素子が前記チャンバー上に水平的
    に設けられ、且つその二つの長手側面上に前記一組の孔
    が設けられるように設計されていることを特徴とする請
    求項1に記載のガス検出装置。
  3. 【請求項3】 前記チャンバーが前記カバの内側にやや
    拡張されているバンドを有し、前記接続部に対応するよ
    うに長方形に形成されており、前記バンドが前記ケース
    に満たされるべき凝固性液体合成樹脂に漬けられること
    を特徴とする請求項2に記載のガス検出装置。
  4. 【請求項4】 遮蔽部材が、前記バンドと前記接続部と
    の間に設けられることを特徴とする請求項3に記載のガ
    ス検出装置。
  5. 【請求項5】 前記ケースカバに、そのエッジ部分に沿
    って形成され、前記ケース内に挿入されて前記ケースの
    上部内壁に堅固に固定されるフランジが設けられること
    を特徴とする請求項3に記載のガス検出装置。
  6. 【請求項6】 前記ケースカバの前記チャンバーの二つ
    の側面に、前記一組の孔が形成されることを特徴とする
    請求項1乃至5に記載のガス検出装置。
  7. 【請求項7】 前記フィルタが、薄板ゴアテックス織物
    からなり、四フッ化エチレン(Tetrafluore
    thylene)のような気体を通過させる薄膜合成樹
    脂物質で被覆されることを特徴とする請求項1乃至5に
    記載のガス検出装置。
  8. 【請求項8】 前記薄板フィルタの外側が、金属編み物
    で被覆されることを特徴とする請求項1乃至5に記載の
    ガス検出装置。
  9. 【請求項9】 前記ケースキャップが、ジグザグ形態に
    配列された複数のスロットを有する二重層に形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のガス検出装置。
  10. 【請求項10】 前記チャンバー及び前記ケースキャッ
    プが各々長方形に形成され、前記ケースが各々一つのス
    ロットが設けられた四つの外壁を有し、前記内壁の二つ
    の長手側面が各々二つのスロットを有することを特徴と
    する請求項9に記載のガス検出装置。
  11. 【請求項11】 一対のスロットが、前記チャンバーの
    二つの短手側面に隣接した位置に形成され、前記各スロ
    ットが前記ケースキャップの前記内壁と前記外壁との間
    に形成されたギャップに挿入されることを特徴とする請
    求項10に記載のガス検出装置。
  12. 【請求項12】 前記センサ素子が、酸化亜鉛センサの
    ような金属酸化物センサであることを特徴とする請求項
    1に記載のガス検出装置。
JP8336056A 1995-12-15 1996-12-16 ガス検出装置 Pending JPH09184817A (ja)

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