JPH09184698A - 電気雷管の製作方法 - Google Patents

電気雷管の製作方法

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JPH09184698A
JPH09184698A JP28759496A JP28759496A JPH09184698A JP H09184698 A JPH09184698 A JP H09184698A JP 28759496 A JP28759496 A JP 28759496A JP 28759496 A JP28759496 A JP 28759496A JP H09184698 A JPH09184698 A JP H09184698A
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JP
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lead
lead pins
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plug
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JP28759496A
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Hiroaki Takegawa
博紹 竹川
Kenjiro Nishida
謙二郎 西田
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Nippon Kayaku Co Ltd
Uchihashi Estec Co Ltd
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Nippon Kayaku Co Ltd
Uchihashi Estec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一対のリ−ドピンを貫設した栓体の各リ−ドピ
ンの先端端面間に電橋線を接合してなる塞栓を、着火薬
を収納した有底金属筒内に挿着して雷管を製作する場
合、リ−ドピン間の電橋線の抵抗値を着火薬による加圧
力の影響を受けることなく安定に設定でき、しかも、着
火薬を収納した有底金属筒内への挿着を電橋線の損傷な
く安全に行い得る電気雷管の製作方法を提供する。 【解決手段】栓体1に一対のリ−ドピン31,32を各
リ−ドピンの先端端面310,320を栓体1の一端端
面121より突出させて貫設し、両リ−ドピンの先端端
面310,320間に電橋線5を各先端端面の縁端と電
橋線との間も含めて接合することにより塞栓を製作し、
該塞栓を着火薬61を収納した有底金属筒6に挿着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気雷管の製作方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】爆破作業に用いる電気雷管、コンクリ−
ト破砕器に用いる電気雷管、自動車用エアバックに用い
る電気雷管等として、一対のリ−ドピンを貫設した絶縁
栓体の各リ−ドピン先端端面間に電橋線を接合してなる
塞栓を、着火薬を収納した有底の薄肉金属筒内に挿着す
るものが公知である。上記電気雷管の塞栓においては、
リ−ドピン間に接続する電橋線の抵抗値を、迷走電流、
モニタ−用電流による暴発を排除し、点火用の作動電流
で確実に点火作動させるように、高精度で設定すること
が要求される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の電気雷管におい
ては、図7に示すように、塞栓の電橋線5’が着火薬6
1’で加圧されるために、電橋線5’とリ−ドピン先端
端面21’との接合が図7の(イ)に示すように、リ−
ドピン先端端面の縁端e’から隔たった位置e”から電
橋線端f’にわたって行われていると、非接合部分e’
−e”の接触抵抗が上記着火薬61’による加圧のため
に低下し、本来の長さL’を設計長さとする電橋線5’
の設計抵抗値が、経路i’で流れる電流のために変動す
る畏れがあり、かかる不具合を排除するには、図7の
(ロ)に示すように、電橋線5’とリ−ドピン先端端面
21’との溶接をリ−ドピン先端端面の縁端位置e’を
含めて行い長さLを設計長さとすることが有効である。
【0004】しかしながら、栓体(通常、セラミックス
が使用されている)と電橋線(通常、ニッケル合金が使
用されている)とは、色彩的に近似しており、リ−ドピ
ン先端端面の縁端を視覚的に認識することは容易ではな
く、電橋線とリ−ドピン先端端面との接合をリ−ドピン
先端端面の縁端位置e’を含めて行おうとすると、接合
用電極A’がリ−ドピンの先端端面21’よりはみ出し
てしまい、栓体面上10’でも電橋線5’が溶融加圧さ
れ、その部分の電橋線も接合用電極A’の加圧で薄肉化
され、この薄肉電橋線部分が栓体面10’に対し非結合
の独立状態になるために、着火薬61’の装填時等に断
線し易く、問題がある。
【0005】本発明の目的は、一対のリ−ドピンを貫設
した栓体の各リ−ドピンの先端端面間に電橋線を接合し
てなる塞栓を、着火薬を収納した有底金属筒内に挿着し
て雷管を製作する場合、リ−ドピン間の電橋線の抵抗値
を着火薬による加圧力の影響を受けることなく安定に設
定でき、しかも、着火薬を収納した有底金属筒内への挿
着を電橋線の損傷なく安全に行い得る電気雷管の製作方
法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気雷管の
製作方法は、栓体に一対のリ−ドピンを各リ−ドピンの
先端端面を栓体の一端端面より突出させて貫設し、両リ
−ドピンの先端端面間に電橋線を各先端端面の縁端と電
橋線との間も含めて接合することにより塞栓を製作し、
該塞栓を着火薬を収納した有底金属筒に挿着することを
特徴とする構成であり、栓体の一端端面に対向する他端
端面に封止用口金を配置し、この栓体及び口金内に一対
のリ−ドピンを挿通し、口金内に封止剤を充填して口金
と栓体との間及び栓体とリ−ドピンとの間を封止し、栓
体の一端端面に対する各リ−ドピンの先端の突出高さを
10μm〜300μmに設定し、両リ−ドピンの先端端
面間に電橋線を各先端端面の縁端と電橋線との間も含め
て接合することにより塞栓を製作し、該塞栓を着火薬を
収納した有底金属筒に挿着することができる。上記にお
いて、一対のリ−ドピンの先端端面を互いに平行な長方
形とし、この長方形に対する電橋線の角度を調整して両
リ−ドピン間の抵抗値を所定値にするようにリ−ドピン
と電橋線との接合を行うことが好ましく、この場合、リ
−ドピンの口金内からリ−ドピン後端に至る部分を円形
断面とし、栓体挿通部分及び先端突出部を長方形断面と
して、一対のリ−ドピンの先端端面を互いに平行な長方
形とすることにより、この長方形に対する電橋線の角度
を調整して両リ−ドピン間の抵抗値を所定値にするよう
にリ−ドピンと電橋線との接合を行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図1の(イ)は本発明に
より製作される電気雷管の塞栓を示す平面図、図1の
(ロ)は図1の(イ)におけるロ−ロ断面図、図1の
(ハ)は同塞栓の図1の(ロ)におけるハ−ハ断面図で
ある。図1の(イ)乃至図1の(ハ)において、1はセ
ラミックス製、例えばアルミナセラミックス製の栓体で
あり、片面側にボス11が形成され、一端端面121か
らボス11側にわたって一対の断面長方形のリ−ドピン
挿通孔131,132が形成されている。14,14は
栓体を所定の向きで治具によりクランプするために形成
されたリ−ドピンに直角な平坦面である。2は口金であ
り、栓体1の他端端面122に取り合わされるリ−ドピ
ン挿通端板部21と筒部22とから構成されている。3
1,32は一対のリ−ドピンであり、栓体1に挿通され
る側の端部311、321が圧潰により扁平化され、他
の部分312、322は断面円形のままとされている。
一方のリ−ドピン31の扁平部311には、封止用口金
2の端板部21の中央開口23に設けられた爪231が
溶接され、栓体1にはこの爪231を受容させるための
空間141が形成されている。4は口金2内に充填され
た封止剤、例えば、ガラス、エポキシ樹脂等の硬化性樹
脂等である。5は電橋線である。
【0008】本発明に係る電気雷管を製作するには、一
方のリ−ドピン31の扁平先端部311に口金端板部2
1の爪231を溶接し、その扁平先端部311を栓体1
の一方のリ−ドピン挿通孔131に挿通すると共に口金
2の端板21の中央開口23を栓体1のボス11上に挿
通する。この場合、口金2の端板21が栓体1の他端端
面122に当接され、この当接により一方のリ−ドピン
31が位置決めされ、他方のリ−ドピン32が肩320
の栓体他端端面122への当接により位置決めされる。
この位置決め状態のもとで口金2内に封止剤4を充填
し、例えば、鉛ガラス粉末を充填・溶融固化して口金2
と栓体1との間及び栓体1とリ−ドピン31,32との
間を封止固定する。而るのち、栓体1の一端端面121
に対するリ−ドピン31,32の先端端面310,32
0の突出高さhを10μm〜300μmとするように、
リ−ドピン先端の切削加工を行う。これらのリ−ドピン
の先端端面310,320は図1の(イ)に示すように
互いに平行な長方形であって、図1の(ロ)に示すよう
に、栓体1の一端端面121から10μm〜300μm
の間隔hで離隔される。
【0009】これらのリ−ドピン先端端面310,32
0間に電橋線5を溶接するには、図2の(イ)及び図2
の(ロ)〔図2の(イ)におけるロ−ロ断面説明図〕に
示すように、抵抗溶接機の一方の溶接用電極Aを一方の
リ−ドピン先端端面310の電橋線5の一端部51にそ
のリ−ドピン先端端面310の縁端eから部分的にはみ
出させた状態で配置し、他方の溶接用電極Bを同先端端
面310に直接接触させて電橋線5の一端部51と一方
のリ−ドピン先端端面310との間を抵抗溶接し、更
に、電橋線5の他端部52と他方のリ−ドピン先端端面
320との間を上記と同様にして抵抗溶接する。この電
橋線5の溶接において、リ−ドピン先端端面310,3
20の長方形の長軸に対する電橋線5の角度を調整する
ことによりリ−ドピン31,32間の抵抗値を所定の一
定値に設定する。すなわち、リ−ドピン先端端面31
0,320の距離をa、電橋線5の角度をθ、電橋線の
対長さ当たりの単位抵抗をrとすれば、リ−ドピン3
1,32間の抵抗値Rは、実質的にR=ar/sinθで
与えられ(電橋線の断面積に較べ、リ−ドピンの断面積
が著しく大であるため)、角度θの調整によりリ−ドピ
ン間の抵抗値を所定の一定値に設定できる。
【0010】図2の(ロ)は溶接電流の電流分布状態の
概略を示し、電橋線の端部51に接触している溶接用電
極Aがプラス電極であり、この電極Aのリ−ドピン先端
端面の縁端eからのはみ出し部分cから電橋線5に流入
する電流の総和が鍔部縁端位置eでの電橋線溶接電流と
なるから、鍔部縁端位置eでの電橋線の接合強度を保証
するには、プラス溶接用電極Aの鍔部縁端eからのはみ
出し部分cの長さを相当に長くしてその溶接電流を充分
に大きくすることが有効である(はみ出し長さは電橋線
外径の少なくとも5倍以上が適切である)。この場合、
リ−ドピン先端端面の縁端eの外側でも、溶接用電極A
が電橋線5に接触するが、その直下に充分なギャップg
が存在するから、その電橋線部分cは溶接用電極Aとの
接触にもかかわらず、実質上変形されない。
【0011】図3は上記のリ−ドピン先端端面への電橋
線端部の接合状態を示す平面図であり、同端面の縁端e
からの溶接長さdは、溶接強度の保証上電橋線外径の5
〜20倍としてある。
【0012】上記のようにして、両リ−ドピン31,3
2の先端端面310,320間に電橋線5を溶接して塞
栓を製作したのちは、この塞栓を図4に示すように、底
部に着火薬61を収納した有底薄肉金属筒6内に挿入し
て電橋線5を着火薬61に密接させ、口金2の筒部22
と有底薄肉金属筒6との間を溶接により気密化すると共
に電気的に導通し、これにて電気雷管の製作を終了す
る。上記電橋線5には、鉄、ニッケル、モリブデン、白
金、タングステン、タンタル等の単体金属、ニッケル−
クロム系、鉄−クロム−アルミニウム系等の合金を使用
できる。上記のリ−ドピン31,32には、電橋線との
接続が容易で、かつガラス、エポキシ樹脂等の封止材と
の接着性に優れたものを使用し、例えば、鉄、ニッケ
ル、銅等の単体金属、ニッケル−鉄系等の合金を使用で
きる。上記において、電橋線5の標準外径は30μm、
リ−ドピン31,32の標準外径は1.0mm、栓体1
の標準外径は7mmである。
【0013】上記の電気雷管においては、両リ−ドピン
31,32が電橋線5で充分に低抵抗で接続され、一方
のリ−ドピン31が口金2に爪23により電気的に導通
されて口金2が有底薄肉金属筒6に電気的に導通されて
いるので、リ−ドピン31,32の先端や電橋線5と有
底薄肉金属筒6との間に電位差が作用するのを排除で
き、これらの間の放電による着火薬の着火暴発を確実に
防止できる。上記の実施例では、口金の端板とリ−ドピ
ンとを電気的に接続しているが、口金の筒部端とリ−ド
ピンとを電気的に接続することもできる(例えば、筒部
端に爪を形成し、この爪を一方のリ−ドピンに溶接す
る)。なお、図1に示す実施例では、口金とリ−ドピン
が接続されている側と接続されていない側を視覚的に識
別するために、栓体の一端端面にその識別を行うための
マ−キング用凹部15を設けてある。上記の実施例で
は、リ−ドピンの先端部を長方形断面として栓体のリ−
ドピン挿通孔に挿通しているので、リ−ドピンの回転を
防止してリ−ドピンの回転方向に対する位置決めを容易
に行い得る。また、各リ−ドピン先端部の長方形断面積
を異ならしめ、それに対応して各リ−ドピン挿通孔の断
面積を異ならしめれば、一対のリ−ドピンの挿通を間違
うことを確実に防止でき、塞栓の組立てをより円滑に行
うことができる。上記の実施例では、一対のリ−ドピン
の先端端面を互いに平行な長方形にしているので、その
長方形の長軸に対する電橋線の傾斜角を調整することに
よりリ−ドピン間の抵抗を容易に所定の一定値に設定で
きる。本発明において、リ−ドピン挿通孔及びリ−ドピ
ン先端部を円形とすることも可能である。
【0014】図5は本発明により製造される電気雷管の
別例を示し、この電気雷管を製作するには、栓体1のリ
−ドピン挿通孔に断面円形のリ−ドピン31,32を挿
通し、各リ−ドピン先端の円形鍔部30とリ−ドピン挿
通孔口のテ−パ孔101との間をガラス等の封止剤4で
封止固定して、栓体1の一端端面121に対する円形鍔
部30の突出高さを20μm〜300μmに設定し、栓
体1の他端端面に金属端板21をガラスやエポキシ樹脂
等の封止剤4で取着し、一方のリ−ドピン31と金属端
板21との間を溶接211により気密化すると共に電気
的に導通し、他方のリ−ドピン32と金属端板21との
間をギャップ212で絶縁し、両リ−ドピンの円形鍔部
30,30の上面間に電橋線5を円形鍔部の縁端と電橋
線との間も含めて溶接し、かくして製作した塞栓を、底
部に着火薬61を収納した有底薄肉金属筒6内に挿入し
て電橋線5を着火薬61に密接させ、金属端板21の周
囲スカ−ト部22と有底薄肉金属筒6の開口端とを溶接
により気密化すると共に電気的に導通し、これにて電気
雷管の製作を終了する。
【0015】図6は本発明により製造される電気雷管の
他の例を示し、上記と同様にして製作した塞栓の栓体1
の一端に金属端板21を当接し、一方のリ−ドピン32
と金属端板21のボス付きリ−ドピン挿通口212との
間を溶接により気密化すると共に電気的に導通し、他方
のリ−ドピン31と金属端板21と栓体1との間を絶縁
シ−ル材(ガラス、エポキシ樹脂等)40で封止固定す
ると共に同リ−ドピン31と金属端板21との間を絶縁
し、この塞栓を、底部に着火薬61を収納した有底薄肉
金属筒6内に挿入して電橋線5を着火薬61に密接さ
せ、金属端板21の周囲スカ−ト部22と有底薄肉金属
筒6の開口端とを溶接により気密化すると共に電気的に
導通し、これにて電気雷管の製作を終了する。この実施
例に対し、金属端板21のボス付きリ−ドピン挿通口2
12の内径もボス付きリ−ドピン挿通口211の内径と
同様にリ−ドピン外径より大としておき、溶接前あるい
は溶接時にそのリ−ドピン挿通口212のボス先端をリ
−ドピン外径にほぼ等しく絞り、溶接することも可能で
ある。
【0016】これら何れの雷管においても、薄肉金属筒
とリ−ドピンとの間での電位差の発生を防止し得、その
電位差の放電に起因する暴発の危険性を確実に排除でき
る。
【0017】なお、上記した何れの実施例においても、
リ−ドピン先端端面と電橋線とを溶接により接合してい
るが、加圧によってリ−ドピン先端端面と電橋線とを接
合すれば、溶接に限定されるものではない。
【0018】
【発明の効果】本発明により製作される電気雷管におい
ては、電橋線が着火薬で加圧されるが、電橋線とリ−ド
ピン先端端面との接合をその端面の縁端位置を含めて行
っているから、電橋線とリ−ドピン鍔部表面との間の電
気コンダクタンスを上記加圧に影響されること無く一定
に保持でき、電橋線の設定抵抗値を安定に維持できる。
【0019】更に、電橋線と栓体面との間を20μm以
上の間隔で隔離しているから、電橋線部分の直下に電橋
線径(φ20〜35μm)と同程度の間隙を確保でき、
その電橋線部分の圧潰薄肉化をよく防止でき、電橋線の
断線を防止できる。更にまた、電橋線と栓体面との間の
間隔が300μm以下であるから、着火薬の加圧による
電橋線の撓み歪が小さく、電橋線の撓みによる破損を防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の(イ)本発明により製作される電気雷管
の塞栓の一例を示す平面図、図1の(ロ)は図1の
(イ)におけるロ−ロ断面図、図1の(ハ)は同電気雷
管の図1の(ロ)におけるハ−ハ断面図である。
【図2】本発明に係る電気雷管の製作方法における電橋
線の接合方法を示す説明図である。
【図3】本発明に係る電気雷管の製作方法における電橋
線の接合状態を示す平面図である。
【図4】本発明により製作される電気雷管の一例を示す
断面図である。
【図5】本発明により製作される電気雷管の別例を示す
説明図である。
【図6】本発明により製作される電気雷管の上記とは異
なる別例を示す説明図である。
【図7】従来の雷管用塞栓の電橋線の抵抗値の不安定性
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 栓体 2 口金 31 リ−ドピン 32 リ−ドピン 4 封止剤 e リ−ドピン先端端面の縁端 5 電橋線 61 着火薬 6 有底金属筒

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】栓体に一対のリ−ドピンを各リ−ドピンの
    先端端面を栓体の一端端面より突出させて貫設し、両リ
    −ドピンの先端端面間に電橋線を各先端端面の縁端と電
    橋線との間も含めて接合することにより塞栓を製作し、
    該塞栓を着火薬を収納した有底金属筒に挿着することを
    特徴とする電気雷管の製作方法。
  2. 【請求項2】リ−ドピンの先端端面の栓体一端端面より
    の突出高さを10μm〜300μmとする請求項1記載
    の電気雷管の製作方法。
  3. 【請求項3】栓体の一端端面に対向する他端端面に封止
    用口金を配置し、この栓体及び口金内に一対のリ−ドピ
    ンを挿通し、口金内に封止剤を充填して口金と栓体との
    間及び栓体とリ−ドピンとの間を封止し、栓体の一端端
    面に対する各リ−ドピンの先端の突出高さを10μm〜
    300μmに設定し、両リ−ドピンの先端端面間に電橋
    線を各先端端面の縁端と電橋線との間も含めて接合する
    ことにより塞栓を製作し、該塞栓を着火薬を収納した有
    底金属筒に挿着することを特徴とする電気雷管の製作方
    法。
  4. 【請求項4】一対のリ−ドピンの先端端面を互いに平行
    な長方形とし、この長方形に対する電橋線の角度を調整
    して両リ−ドピン間の抵抗値を所定値にするようにリ−
    ドピンと電橋線との接合を行う請求項1乃至3何れかに
    記載の電気雷管の製作方法。
  5. 【請求項5】リ−ドピンの口金内からリ−ドピン後端に
    至る部分を円形断面とし、栓体挿通部分及び先端突出部
    を長方形断面として、一対のリ−ドピンの先端端面を互
    いに平行な長方形とし、この長方形に対する電橋線の角
    度を調整して両リ−ドピン間の抵抗値を所定値にするよ
    うにリ−ドピンと電橋線との接合を行う請求項4記載の
    電気雷管の製作方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100389299C (zh) * 2005-10-21 2008-05-21 贵州久联民爆器材发展股份有限公司 半导体电雷管
CN100465571C (zh) * 2005-10-21 2009-03-04 贵州久联民爆器材发展股份有限公司 一种点火引爆雷管的方法及装置
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CN102679824A (zh) * 2012-05-28 2012-09-19 广东宏大爆破股份有限公司 刚性电引火药头检测、剔除与对接装置及方法

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