JPH09183078A - 固定用プラグをシールするシール装置 - Google Patents
固定用プラグをシールするシール装置Info
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- JPH09183078A JPH09183078A JP8334139A JP33413996A JPH09183078A JP H09183078 A JPH09183078 A JP H09183078A JP 8334139 A JP8334139 A JP 8334139A JP 33413996 A JP33413996 A JP 33413996A JP H09183078 A JPH09183078 A JP H09183078A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25C—HAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
- B25C1/00—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25C—HAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
- B25C1/00—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
- B25C1/08—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure
- B25C1/10—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure generated by detonation of a cartridge
- B25C1/14—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure generated by detonation of a cartridge acting on an intermediate plunger or anvil
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 制動ボールを備えた装置を提案する。
【解決手段】 装置は、プラグを駆動し且つ該プラグを
シールするためにプラグ案内部材として作用する装置の
前部分（１１）において摺動し、それから、発射位置ま
で後方へ戻されるように設計されたプランジャ（１３）
を具備し、プランジャ（１３）を制動するボール（１
８）が前記プラグ案内部材（１１）の凹部に取り付けら
れる。ボール（１８）は、プランジャ（１３）と協動す
ることにより、装置を適用し且つ前記プラグ案内部材
（１１）の後方への摺動の際にプランジャ（１３）へ向
かって径方向へ駆動される。
シールするためにプラグ案内部材として作用する装置の
前部分（１１）において摺動し、それから、発射位置ま
で後方へ戻されるように設計されたプランジャ（１３）
を具備し、プランジャ（１３）を制動するボール（１
８）が前記プラグ案内部材（１１）の凹部に取り付けら
れる。ボール（１８）は、プランジャ（１３）と協動す
ることにより、装置を適用し且つ前記プラグ案内部材
（１１）の後方への摺動の際にプランジャ（１３）へ向
かって径方向へ駆動される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野および従来の技術】本発明は、
固定用プラグをシールするシール装置に関し、該シール
装置は、前記プラグを駆動し且つ該プラグをシールする
ために銃身内で前方へ押され且つプラグ案内部材として
作用する該シール装置の前部分内で摺動し、それから発
射位置へと後方へ戻されるようにされたプランジャと、
該プランジャが一方向へ摺動した時にのみ該プランジャ
を制動するように構成され、前記プラグ案内部材の凹部
に配備される少なくとも一つの制動ボールを有する制動
手段とを具備し、前記プランジャが前記方向へ摺動した
時に該プランジャと協動して前記プランジャの方に径方
向へ駆動されるように前記制動ボールを構成する。上記
シール装置は、欧州特許公開番号Ａ−０３４６２７５に
開示されている。このシール装置では、制動ボールはプ
ラグ案内部材の凹部に配置され、制動ボールの直径より
も大きい軸線方向へ延びる部分と、固定型楔とを有する
該凹部は、前方へ押された制動ボールがプラグ案内部材
の凹部においてプラグ案内部材を前方へ引きずった時に
制動ボールをプランジャの方へ駆動する。
固定用プラグをシールするシール装置に関し、該シール
装置は、前記プラグを駆動し且つ該プラグをシールする
ために銃身内で前方へ押され且つプラグ案内部材として
作用する該シール装置の前部分内で摺動し、それから発
射位置へと後方へ戻されるようにされたプランジャと、
該プランジャが一方向へ摺動した時にのみ該プランジャ
を制動するように構成され、前記プラグ案内部材の凹部
に配備される少なくとも一つの制動ボールを有する制動
手段とを具備し、前記プランジャが前記方向へ摺動した
時に該プランジャと協動して前記プランジャの方に径方
向へ駆動されるように前記制動ボールを構成する。上記
シール装置は、欧州特許公開番号Ａ−０３４６２７５に
開示されている。このシール装置では、制動ボールはプ
ラグ案内部材の凹部に配置され、制動ボールの直径より
も大きい軸線方向へ延びる部分と、固定型楔とを有する
該凹部は、前方へ押された制動ボールがプラグ案内部材
の凹部においてプラグ案内部材を前方へ引きずった時に
制動ボールをプランジャの方へ駆動する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】この構成は、制動ボー
ルの直径と略等しい軸線方向の延長部の凹部に配備さ
れ、且つ後方への運動中でさえもばねの径方向への永久
的な作用を受けるために独国特許０５８９５０に示唆さ
れるようにプランジャを戻すことが困難であるといった
プランジャ保持ボールの欠点を低減するためのものであ
る。本願発明は、欧州特許公開番号Ａ−０３４６２７５
の装置を改良するものではなく、通常の爪部材の代わり
に一般的にプランジャリターン装置と呼ばれる制動ボー
ルを備えた装置の使用を提案するものである。
ルの直径と略等しい軸線方向の延長部の凹部に配備さ
れ、且つ後方への運動中でさえもばねの径方向への永久
的な作用を受けるために独国特許０５８９５０に示唆さ
れるようにプランジャを戻すことが困難であるといった
プランジャ保持ボールの欠点を低減するためのものであ
る。本願発明は、欧州特許公開番号Ａ−０３４６２７５
の装置を改良するものではなく、通常の爪部材の代わり
に一般的にプランジャリターン装置と呼ばれる制動ボー
ルを備えた装置の使用を提案するものである。
【０００３】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、上
記タイプのシール装置において、シール装置の適用の際
にプラグ案内部材が後方へ摺動した時にプランジャの方
に径方向へボールを駆動するように制動手段を構成した
シール装置に関する。従って、シール装置の適用の際、
プラグ案内部材とプランジャとは摺動の際に剛性的に接
続されているため、プラグ案内部材の後方への摺動によ
りプランジャを後方へと発射位置へ駆動する。好ましく
は、シール装置の開放ばねの作用による摺動動作の際に
プラグ案内部材とプランジャとを剛性的に接続するよう
に制動手段を構成する。好ましくは、シール装置の開放
が完了する前において摺動動作の際にプラグ案内部材と
プランジャとを剛性的に接続し且つ適用の後期において
これらを離すように制動手段を構成する。
記タイプのシール装置において、シール装置の適用の際
にプラグ案内部材が後方へ摺動した時にプランジャの方
に径方向へボールを駆動するように制動手段を構成した
シール装置に関する。従って、シール装置の適用の際、
プラグ案内部材とプランジャとは摺動の際に剛性的に接
続されているため、プラグ案内部材の後方への摺動によ
りプランジャを後方へと発射位置へ駆動する。好ましく
は、シール装置の開放ばねの作用による摺動動作の際に
プラグ案内部材とプランジャとを剛性的に接続するよう
に制動手段を構成する。好ましくは、シール装置の開放
が完了する前において摺動動作の際にプラグ案内部材と
プランジャとを剛性的に接続し且つ適用の後期において
これらを離すように制動手段を構成する。
【０００４】本発明の装置の興味深い実施形態では、制
動手段は、銃身のショルダと案内リングとに当接する開
放ばねを有し、前記案内リングは、摺動動作中において
プラグ案内部材に剛性的に接続されると共に、前記銃身
の溝において摺動するように取り付けられており、ま
た、制動手段は前記銃身の溝の前端に当接するように構
成された制動リングを有し、該制動リングはプラグ案内
部材の前方への摺動の最終段階においてプラグ案内部材
とプランジャとを剛性的に接続するように構成される。
好ましくは、案内リングはプラグ案内部材に螺合され、
制動リングは制動ボールとの協動を防止する広い内側断
面を有する後部分を具備する。本発明の装置の他の実施
形態では、制動手段は、制動ボールを受容する凹部を備
えると共にプラグ案内部材に回転可能に取り付けられた
リングを有しており、プランジャは狭い断面を有する棒
部分を具備する。
動手段は、銃身のショルダと案内リングとに当接する開
放ばねを有し、前記案内リングは、摺動動作中において
プラグ案内部材に剛性的に接続されると共に、前記銃身
の溝において摺動するように取り付けられており、ま
た、制動手段は前記銃身の溝の前端に当接するように構
成された制動リングを有し、該制動リングはプラグ案内
部材の前方への摺動の最終段階においてプラグ案内部材
とプランジャとを剛性的に接続するように構成される。
好ましくは、案内リングはプラグ案内部材に螺合され、
制動リングは制動ボールとの協動を防止する広い内側断
面を有する後部分を具備する。本発明の装置の他の実施
形態では、制動手段は、制動ボールを受容する凹部を備
えると共にプラグ案内部材に回転可能に取り付けられた
リングを有しており、プランジャは狭い断面を有する棒
部分を具備する。
【０００５】
【発明の実施の形態】添付図面を参照した本発明の装置
の幾つかの実施形態のための以下の説明により本発明を
より理解できるであろう。以下で説明する装置は、基材
２にプラグ１をシールする、または打ち込むためのもの
である。装置は銃尾４を備えた発射システムが組み込ま
れた取っ手３と、カートリッジ５を供給するシステムと
を具備する。軸線３０を有する銃身６は取っ手３に剛性
的に接続された銃身保持部７内に摺動可能に取り付けら
れ、発射前において１ストロークでカートリッジを通過
させることができる。この銃身６のストロークは開放ば
ね８の作用に対抗して得られ、開放ばね８は、一方では
銃身保持部７のショルダに当接したワッシャ９に当接
し、他方ではプラグ案内部材１１に剛性的に接続された
案内リング１０に当接する。銃身６の後部分は該後部分
に螺合される部分６’により前方へ延長されており、こ
の部分６’には少なくとも一つの長手方向の溝１２が形
成され、その溝１２には案内リング１０が摺動可能に取
り付けられる。
の幾つかの実施形態のための以下の説明により本発明を
より理解できるであろう。以下で説明する装置は、基材
２にプラグ１をシールする、または打ち込むためのもの
である。装置は銃尾４を備えた発射システムが組み込ま
れた取っ手３と、カートリッジ５を供給するシステムと
を具備する。軸線３０を有する銃身６は取っ手３に剛性
的に接続された銃身保持部７内に摺動可能に取り付けら
れ、発射前において１ストロークでカートリッジを通過
させることができる。この銃身６のストロークは開放ば
ね８の作用に対抗して得られ、開放ばね８は、一方では
銃身保持部７のショルダに当接したワッシャ９に当接
し、他方ではプラグ案内部材１１に剛性的に接続された
案内リング１０に当接する。銃身６の後部分は該後部分
に螺合される部分６’により前方へ延長されており、こ
の部分６’には少なくとも一つの長手方向の溝１２が形
成され、その溝１２には案内リング１０が摺動可能に取
り付けられる。
【０００６】銃身６、６’にはプランジャ１３が取り付
けられており、このプランジャ１３はカートリッジ５の
エネルギの作用により前方へ押されてプラグ案内部材１
１内で摺動し、プラグ案内部材１１内に配置されたプラ
グ１を駆動する。プランジャ１３は、そのプランジャ１
３の前方への運動のストロークの後期において、プラン
ジャ１３のヘッドが当接する減衰リング(damper ring)
１４により制動され、この減衰リング１４自体は心合わ
せリング１５に当接する。装置はプランジャ１３を発射
位置へと戻す装置１６を具備し、この装置１６は、プラ
グ案内部材１１と、案内リング１０と、溝１２を備えた
前方銃身部分６’と、制動リング１７と、一対の制動ボ
ール１８とを有する。案内リング１０はプラグ案内部材
１１の環状突出部１９へ螺合される（図４参照）。
けられており、このプランジャ１３はカートリッジ５の
エネルギの作用により前方へ押されてプラグ案内部材１
１内で摺動し、プラグ案内部材１１内に配置されたプラ
グ１を駆動する。プランジャ１３は、そのプランジャ１
３の前方への運動のストロークの後期において、プラン
ジャ１３のヘッドが当接する減衰リング(damper ring)
１４により制動され、この減衰リング１４自体は心合わ
せリング１５に当接する。装置はプランジャ１３を発射
位置へと戻す装置１６を具備し、この装置１６は、プラ
グ案内部材１１と、案内リング１０と、溝１２を備えた
前方銃身部分６’と、制動リング１７と、一対の制動ボ
ール１８とを有する。案内リング１０はプラグ案内部材
１１の環状突出部１９へ螺合される（図４参照）。
【０００７】プラグ案内部材１１に摺動可能に取り付け
られた制動リング１７は、プラグ案内部材１１の外壁断
面に略一致する制動リング１７の前部分断面よりも広い
内側の断面を有する後部分２０を具備し、この後部分２
０は環状突出部１９に形成された開口２５を通って延び
る二つの側部支持アーム２１により前方へ延長されてい
る。広い後部分２０に形成された切欠き２２は弾性を有
する径方向へ変形可能なタブ２３を形成する。プラグ案
内部材１１の後部には、制動ボール１８を収容する直径
方向に互いに反対側に位置する二つの凹部２４が形成さ
れる。制動ボール１８の直径は、受容凹部２４の直径と
略等しいが、これら受容凹部２４が形成されたプラグ案
内部材の厚さよりも大きい。プラグ案内部材１１は装置
が基材２に適用された時に後退し、適用の後期ではプラ
グ案内部材１１は案内リング１０による開放ばね８の作
用に対抗して心合わせリング１５と接触する。
られた制動リング１７は、プラグ案内部材１１の外壁断
面に略一致する制動リング１７の前部分断面よりも広い
内側の断面を有する後部分２０を具備し、この後部分２
０は環状突出部１９に形成された開口２５を通って延び
る二つの側部支持アーム２１により前方へ延長されてい
る。広い後部分２０に形成された切欠き２２は弾性を有
する径方向へ変形可能なタブ２３を形成する。プラグ案
内部材１１の後部には、制動ボール１８を収容する直径
方向に互いに反対側に位置する二つの凹部２４が形成さ
れる。制動ボール１８の直径は、受容凹部２４の直径と
略等しいが、これら受容凹部２４が形成されたプラグ案
内部材の厚さよりも大きい。プラグ案内部材１１は装置
が基材２に適用された時に後退し、適用の後期ではプラ
グ案内部材１１は案内リング１０による開放ばね８の作
用に対抗して心合わせリング１５と接触する。
【０００８】プラグ案内部材１１が心合わせリング１５
に当接すると、制動リング１７が前方へ駆動されるた
め、上記広い断面の部分２０が制動ボール１８に対向す
ることとなり、制動ボール１８は制動リング１７により
プランジャ１３の方へ駆動されなくなる。即ち、制動ボ
ール１８には力がかかっておらず、発射後においてプラ
ンジャ１３の棒は抵抗を受けない。制動ボール１８が制
動リング１７と接触しないため、制動ボール１８はプラ
ンジャ１３の棒上で自由に回転できる。発射後に装置が
支持面、即ち基材２から離されると、開放ばね８の作用
により銃身６、６’が前方へ駆動され、カートリッジ５
が解放される。未だ開放ばね８が作用している状態で、
案内リング１０が前方へ駆動され、この案内リング１０
と共にプラグ案内部材１１が移動する。この動作におい
て、制動ボール１８は、制動リング１７の前端２６が溝
１２の前端２７に当接するまで、反作用もなくプランジ
ャ１３上で転がり、制動リング１７の異なる断面を有す
る二つの部分を接続する領域により制動リング１７を駆
動する。それから、プラグ案内部材１１に対して制動リ
ング１７が後方へ摺動し、『狭い』断面を有する制動リ
ング１７の前部分が制動ボール１８と接触し、これら制
動ボール１８をプランジャ１３の方に径方向へと駆動し
てプランジャ１３に圧力をかけ、これにより、プラグ案
内部材１１とプランジャ１３とが互いに剛性的に接触す
ることとなる。新しいプラグ１をプラグ案内部材１１へ
導入した後、開放ばね８の作用に対抗して、装置が再び
適用される時には、プラグ案内部材１１は、心合わせリ
ング１５が制動リング１７を前方へ駆動して制動ボール
１８を解放してプランジャ１３をプラグ案内部材１１か
ら外す前に、制動リング１７および制動ボール１８によ
りプランジャ１３を発射位置へ駆動する。
に当接すると、制動リング１７が前方へ駆動されるた
め、上記広い断面の部分２０が制動ボール１８に対向す
ることとなり、制動ボール１８は制動リング１７により
プランジャ１３の方へ駆動されなくなる。即ち、制動ボ
ール１８には力がかかっておらず、発射後においてプラ
ンジャ１３の棒は抵抗を受けない。制動ボール１８が制
動リング１７と接触しないため、制動ボール１８はプラ
ンジャ１３の棒上で自由に回転できる。発射後に装置が
支持面、即ち基材２から離されると、開放ばね８の作用
により銃身６、６’が前方へ駆動され、カートリッジ５
が解放される。未だ開放ばね８が作用している状態で、
案内リング１０が前方へ駆動され、この案内リング１０
と共にプラグ案内部材１１が移動する。この動作におい
て、制動ボール１８は、制動リング１７の前端２６が溝
１２の前端２７に当接するまで、反作用もなくプランジ
ャ１３上で転がり、制動リング１７の異なる断面を有す
る二つの部分を接続する領域により制動リング１７を駆
動する。それから、プラグ案内部材１１に対して制動リ
ング１７が後方へ摺動し、『狭い』断面を有する制動リ
ング１７の前部分が制動ボール１８と接触し、これら制
動ボール１８をプランジャ１３の方に径方向へと駆動し
てプランジャ１３に圧力をかけ、これにより、プラグ案
内部材１１とプランジャ１３とが互いに剛性的に接触す
ることとなる。新しいプラグ１をプラグ案内部材１１へ
導入した後、開放ばね８の作用に対抗して、装置が再び
適用される時には、プラグ案内部材１１は、心合わせリ
ング１５が制動リング１７を前方へ駆動して制動ボール
１８を解放してプランジャ１３をプラグ案内部材１１か
ら外す前に、制動リング１７および制動ボール１８によ
りプランジャ１３を発射位置へ駆動する。
【０００９】プラグ案内部材の図５に示した実施形態で
は、プラグ案内部材１１は、制動ボール１８を収容する
凹部２４の後方に、二つの機能を果たす保持リング４０
を保持する。第一の機能は、停止の影響により制動リン
グ１７がプラグ案内部材１１から外れてしまうことを防
止することである。第二の機能は、プランジャ１３と制
動リング１７との間の積極的な接続を確実なものとする
と共に、装置を適用した際に制動ボール１８を傾向とし
て回転駆動してしまうプランジャ１３の力を受けた制動
ボール１８の作用によって制動リング１７が後方へ駆動
されてしまうことに対するストッパとして作用すること
である。再度、図５の実施形態を参照すると、プランジ
ャ１３の棒の一部１３１は、プラグ案内部材１１の腔１
１１の直径よりも小さい直径を有する部分を有する。こ
のため、制動ボール１８はプランジャ１３の棒の抵抗を
克服する必要なく腔１１１へ容易に突出することができ
る。更に、適用の時、プランジャ１３の棒の接触に対す
る制動ボール１８の反作用がより効果的になる。図４を
参照して上述したように、案内リング１０はプラグ案内
部材１１に螺合されている。勿論、プラグ案内部材１１
と案内リング１０とを一体物として作製することもでき
る。
は、プラグ案内部材１１は、制動ボール１８を収容する
凹部２４の後方に、二つの機能を果たす保持リング４０
を保持する。第一の機能は、停止の影響により制動リン
グ１７がプラグ案内部材１１から外れてしまうことを防
止することである。第二の機能は、プランジャ１３と制
動リング１７との間の積極的な接続を確実なものとする
と共に、装置を適用した際に制動ボール１８を傾向とし
て回転駆動してしまうプランジャ１３の力を受けた制動
ボール１８の作用によって制動リング１７が後方へ駆動
されてしまうことに対するストッパとして作用すること
である。再度、図５の実施形態を参照すると、プランジ
ャ１３の棒の一部１３１は、プラグ案内部材１１の腔１
１１の直径よりも小さい直径を有する部分を有する。こ
のため、制動ボール１８はプランジャ１３の棒の抵抗を
克服する必要なく腔１１１へ容易に突出することができ
る。更に、適用の時、プランジャ１３の棒の接触に対す
る制動ボール１８の反作用がより効果的になる。図４を
参照して上述したように、案内リング１０はプラグ案内
部材１１に螺合されている。勿論、プラグ案内部材１１
と案内リング１０とを一体物として作製することもでき
る。
【００１０】同じ構成要素には同じ参照番号を付してあ
る図６、図７および図８の実施形態では、プランジャ１
３は狭い断面積を有する棒部分１３１を有し、制動リン
グ１７はまた、プラグ案内部材１１に回転可能に取り付
けられ、制動リング１７と案内リング１０とに固定され
た捩じりばね１１７の作用による戻り位置に取り付けら
れ、制動リング１７は、制動ボール１８を部分的に受容
してプランジャ１３の棒から制動ボール１８を除いてプ
ランジャ１３の棒から制動ボール１８を外す二つの内側
凹部２１７を有し、制動リング１７は外側カム面３１７
を有し、このカム面３１７は回転しないように固定され
た銃身６に取り付けられた心合わせリング１５のフィン
ガー５０と協動して捩じりばね１１７の作用に対抗して
制動リング１７を回転するように設計される。この特別
な場合では、カム面３１７は、制動リング１７の横方向
後縁部４１７から装置の軸線３０および該軸線３０に垂
直な平面まで傾斜した周面ランプ、即ち周面傾斜部であ
り、例えば図７では、銃身６に取り付けられた心合わせ
リング１５のフィンガー５０は軸線方向前方へ突出して
いる。
る図６、図７および図８の実施形態では、プランジャ１
３は狭い断面積を有する棒部分１３１を有し、制動リン
グ１７はまた、プラグ案内部材１１に回転可能に取り付
けられ、制動リング１７と案内リング１０とに固定され
た捩じりばね１１７の作用による戻り位置に取り付けら
れ、制動リング１７は、制動ボール１８を部分的に受容
してプランジャ１３の棒から制動ボール１８を除いてプ
ランジャ１３の棒から制動ボール１８を外す二つの内側
凹部２１７を有し、制動リング１７は外側カム面３１７
を有し、このカム面３１７は回転しないように固定され
た銃身６に取り付けられた心合わせリング１５のフィン
ガー５０と協動して捩じりばね１１７の作用に対抗して
制動リング１７を回転するように設計される。この特別
な場合では、カム面３１７は、制動リング１７の横方向
後縁部４１７から装置の軸線３０および該軸線３０に垂
直な平面まで傾斜した周面ランプ、即ち周面傾斜部であ
り、例えば図７では、銃身６に取り付けられた心合わせ
リング１５のフィンガー５０は軸線方向前方へ突出して
いる。
【００１１】発射後、図６、図７および図８の装置が支
持面、即ち基材２から離された時、開放ばね８は、案内
リング１０およびプラグ案内部材１１を前方へ駆動し、
案内リング１０の前縁１０６を溝１２の前端２７に当接
し、制動リング１７およびプランジャ１３はプラグ案内
部材１１に対して動かない。制動ボール１８がプランジ
ャ１３の狭い棒部分１３１の領域に達した時、これら制
動ボール１８は軸線３０の方へ移動して制動リング１７
を解放し、制動リング１７は捩じりばね１７の作用によ
り静止位置へ戻る。新しいプラグがプラグ案内部材へ導
入された後、装置が再び適用された時、制動ボール１８
は、プランジャ１３の狭い部分１３１によりプランジャ
１３に形成された環状ショルダ１３２と協動して戻り爪
のようにしてプランジャ１３を後方へ戻す。戻りストロ
ークの後期では、銃身６のフィンガーによる制動リング
１７の回転と、制動ボール１８の排除と、制動リング１
７の凹部２１７における受容とによりプランジャ１３が
解放される。
持面、即ち基材２から離された時、開放ばね８は、案内
リング１０およびプラグ案内部材１１を前方へ駆動し、
案内リング１０の前縁１０６を溝１２の前端２７に当接
し、制動リング１７およびプランジャ１３はプラグ案内
部材１１に対して動かない。制動ボール１８がプランジ
ャ１３の狭い棒部分１３１の領域に達した時、これら制
動ボール１８は軸線３０の方へ移動して制動リング１７
を解放し、制動リング１７は捩じりばね１７の作用によ
り静止位置へ戻る。新しいプラグがプラグ案内部材へ導
入された後、装置が再び適用された時、制動ボール１８
は、プランジャ１３の狭い部分１３１によりプランジャ
１３に形成された環状ショルダ１３２と協動して戻り爪
のようにしてプランジャ１３を後方へ戻す。戻りストロ
ークの後期では、銃身６のフィンガーによる制動リング
１７の回転と、制動ボール１８の排除と、制動リング１
７の凹部２１７における受容とによりプランジャ１３が
解放される。
【図１】発射前の殆ど適用の後期における装置の第一実
施形態の軸線方向に沿った部分断面図である。
施形態の軸線方向に沿った部分断面図である。
【図２】図１の装置の開放位置における軸線方向に沿っ
た断面図である。
た断面図である。
【図３】図１の装置のロックリング、即ち制動リングの
斜視図である。
斜視図である。
【図４】図１の装置の案内リングを備えたプラグ案内部
材の斜視図である。
材の斜視図である。
【図５】開放位置にある装置の第二実施形態の軸線方向
に沿った部分断面図である。
に沿った部分断面図である。
【図６】開放位置にある装置の第三実施形態の軸線方向
に沿った部分断面図である。
に沿った部分断面図である。
【図７】図６の装置の分解斜視図である。
【図８】図６の装置の制動リングとプラグ案内部材との
断面図である。
断面図である。
【符号の説明】 １…プラグ ６…銃身 １１…プラグ案内部材 １３…プランジャ １７…制動リング １８…制動ボール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フレデリク ネイラック フランス国，26000 バロンス，リュ テ ィエール 28
Claims (14)
- 【請求項１】 固定用プラグ（１）をシールするシール
装置であって、前記プラグ（１）を駆動し且つ該プラグ
をシールするために銃身（６，６’）内で前方へ押さ
れ、プラグ案内部材として作用する該シール装置の前部
分（１１）内で摺動し、それから発射位置へと後方へ戻
されるようにされたプランジャと、該プランジャが一方
向へ摺動した時にのみ該プランジャ（１３）を制動する
ように構成され、前記プラグ案内部材（１１）の凹部
（２４）に配備される少なくとも一つの制動ボールを有
する制動手段とを具備し、前記プランジャが前記方向へ
摺動した時に該プランジャと協動して前記プランジャ
（１３）の方に径方向へ駆動されるように前記制動ボー
ルが構成されたシール装置において、該シール装置を適
用した際に前記プラグ案内部材（１１）が後方へ摺動し
た時に前記プランジャ（１３）の方に径方向へ前記制動
ボール（１８）を駆動するように前記制動手段（１７）
を構成したことを特徴とするシール装置。 - 【請求項２】 前記プラグ案内部材（１１）とプランジ
ャ（１３）とを剛性的に接続して前記シール装置の開放
ばね（８）の作用により摺動するように前記制動手段を
構成したことを特徴とする請求項１に記載のシール装
置。 - 【請求項３】 前記シール装置（３）の開放が完了する
前に摺動するよう前記プラグ案内部材（１１）とプラン
ジャ（１３）とを剛性的に接続するように前記制動手段
（８，１２，１７，１８）を構成したことを特徴とする
請求項１または２に記載のシール装置。 - 【請求項４】 前記シール装置の適用の後期において前
記プラグ案内部材（１１）から前記プランジャ（１３）
を外すように前記制動手段（８，１２，１７，１８）を
構成したことを特徴とする請求項１〜３のいずれか一つ
に記載のシール装置。 - 【請求項５】 前記制動手段が前記開放ばね（８）を有
し、該開放ばね（８）が前記銃身（６）のショルダ
（９）と、摺動するように前記プラグ案内部材（１１）
に剛性的に接続され且つ前記銃身（６’）の溝（１２）
内で摺動するように配備された案内リング（１０）とに
当接することを特徴とする請求項２〜４のいずれか一つ
に記載のシール装置。 - 【請求項６】 前記制動手段が、前記銃身（６’）の溝
（１２）の前端（２７）に当接し且つ前記プラグ案内部
材（１１）の前方への摺動の最終段階において前記プラ
グ案内部材（１１）とプランジャ（１３）とを剛性的に
接続するように構成された制動リング（１７）を有する
ことを特徴とする請求項５に記載のシール装置。 - 【請求項７】 前記案内リング（１０）を前記プラグ案
内部材（１１）に螺合したことを特徴とする請求項５ま
たは６に記載のシール装置。 - 【請求項８】 前記制動リング（１７）が、前記制動ボ
ール（１８）との協動を防止する広い内側断面を有する
後部分（２０）を具備することを特徴とする請求項５〜
７のいずれか一つに記載のシール装置。 - 【請求項９】 前記開放ばね（８）の作用による前記シ
ール装置の開放の際に前記制動リング（１７）が前記制
動ボール（１８）により前記プラグ案内部材（１１）と
共に前方へ駆動されるように、前記プラグ案内部材（１
１）と、前記制動リング（１７）と、前記制動ボール
（１８）とを構成したことを特徴とする請求項５〜８の
いずれか一つに記載のシール装置。 - 【請求項１０】 前記プラグ案内部材が、前記制動手段
（１７）と前記プラグ案内部材（１１）との剛的な接続
と、前記制動手段（１７）と前記プランジャ（１３）と
の間の接続とのための保持リング（４０）を保持するこ
とを特徴とする請求項１〜９のいずれか一つに記載のシ
ール装置。 - 【請求項１１】 前記プランジャ（１３）が狭い断面を
有する棒部分（１３１）を具備することを特徴とする請
求項１〜１０のいずれか一つに記載のシール装置。 - 【請求項１２】 前記案内リング（１０）および前記プ
ラグ案内部材（１１）が一体物として作製されることを
特徴とする請求項５〜１１のいずれか一つに記載のシー
ル装置。 - 【請求項１３】 前記制動手段が前記プラグ案内部材
（１１）に回転可能に取り付けられたリング（１７）を
有し、該リングが前記制動ボール（１８）を受容するた
めの凹部（２１７）を備え、前記プランジャ（１３）が
狭い断面を有する棒部分（１３１）を具備することを特
徴とする請求項１〜５のいずれか一つに記載のシール装
置。 - 【請求項１４】 前記制動リング（１７）が外側カム面
（３１７）を有し、回転しないように固定された前記銃
身（６）のフィンガーと協動して捩じりばね（１１７）
の作用に対抗して回転駆動されるように該外側カム面を
構成したことを特徴とする請求項１３に記載のシール装
置。
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| JPH09183078A true JPH09183078A (ja) | 1997-07-15 |
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