JPH0123742Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0123742Y2 JPH0123742Y2 JP1985173076U JP17307685U JPH0123742Y2 JP H0123742 Y2 JPH0123742 Y2 JP H0123742Y2 JP 1985173076 U JP1985173076 U JP 1985173076U JP 17307685 U JP17307685 U JP 17307685U JP H0123742 Y2 JPH0123742 Y2 JP H0123742Y2
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- JP
- Japan
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- firing pin
- firing
- pin
- barrel
- protrusion
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Links
- 238000010304 firing Methods 0.000 claims description 95
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 6
- 239000003721 gunpowder Substances 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 2
- 230000006978 adaptation Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25C—HAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
- B25C1/00—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
- B25C1/08—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure
- B25C1/10—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure generated by detonation of a cartridge
- B25C1/14—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure generated by detonation of a cartridge acting on an intermediate plunger or anvil
- B25C1/143—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure generated by detonation of a cartridge acting on an intermediate plunger or anvil trigger operated
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は火薬力作動型緊締具駆動工具に関し、
特に軸線方向に変位可能な銃身と銃身を発火ばね
の力に抗して押戻すことにより緊張される発火ピ
ンとを有し、発火ピンはそれに関連して設けられ
引金により作動可能とされたロツクボルトによつ
てその長手方向軸線の周りに回動させることによ
り解放される駆動工具に関するものである。
特に軸線方向に変位可能な銃身と銃身を発火ばね
の力に抗して押戻すことにより緊張される発火ピ
ンとを有し、発火ピンはそれに関連して設けられ
引金により作動可能とされたロツクボルトによつ
てその長手方向軸線の周りに回動させることによ
り解放される駆動工具に関するものである。
安全性の理由から既知の火薬力作動型駆動工具
は、緊締具をその内部に駆動すべき受け材料上に
銃口が押圧された時にのみカートリツジの発火が
行われるように構成されている。このように構成
するために駆動工具には変位可能な銃身を設け、
この銃身は受け材料上にあてがわれた時に工具ハ
ウジング内に戻されるようにして、カートリツジ
を発火させるための発火ピンを発火ばねの力に抗
して引起こす。
は、緊締具をその内部に駆動すべき受け材料上に
銃口が押圧された時にのみカートリツジの発火が
行われるように構成されている。このように構成
するために駆動工具には変位可能な銃身を設け、
この銃身は受け材料上にあてがわれた時に工具ハ
ウジング内に戻されるようにして、カートリツジ
を発火させるための発火ピンを発火ばねの力に抗
して引起こす。
緊張された発火ピンを解放するための1つの提
案によれば、発火ピンをその緊張位置に保持する
爪を引金により釈放し、これにより発火ピンがカ
ートリツジに対し衝撃を与えてこれを爆発させ
る。このような構造は、工具の全長をかなり大き
くしなければならないという欠点を有する。
案によれば、発火ピンをその緊張位置に保持する
爪を引金により釈放し、これにより発火ピンがカ
ートリツジに対し衝撃を与えてこれを爆発させ
る。このような構造は、工具の全長をかなり大き
くしなければならないという欠点を有する。
この理由から発火ピンを解放させるためのより
一般的な提案では緊張された発火ピンを回転させ
ることにより釈放する。これについて詳言すれ
ば、銃身の一部が発火ピンの突部に作用し、した
がつて発火ピンは銃身を押戻す際に発火ばねの力
に抗して緊張される。発火ピンの他の突部に作用
し更に駆動工具の引金により作動可能とされたロ
ツクボルトは、発火ピンにその長手方向軸線回り
の回転運動を与える。このようにして、発火ピン
の突部は銃身と協働し銃身の軸線方向有効領域か
ら旋回するので、発火ピンは発火ばねの力により
カートリツジに対して駆動される。工具を不完全
に押圧する時に、例えば銃身が既に発火ピンを緊
張し始めてはいるが受け材料に対する適合は未だ
行われない時に発火ピンが解放されるのを防止す
るため、前述した一般的な提案に係り回転発火ピ
ンを有する駆動工具において発火ピンの凹部内に
出するような安全留金を設けることは既知であ
る。この安全留金が発火ピンに作用している限
り、その回転、したがつて解放は防止される。こ
の安全留金は銃身と連結され、銃身が完全に変位
した時にのみその変位に応じて発火ピンの凹部か
ら釈放される。
一般的な提案では緊張された発火ピンを回転させ
ることにより釈放する。これについて詳言すれ
ば、銃身の一部が発火ピンの突部に作用し、した
がつて発火ピンは銃身を押戻す際に発火ばねの力
に抗して緊張される。発火ピンの他の突部に作用
し更に駆動工具の引金により作動可能とされたロ
ツクボルトは、発火ピンにその長手方向軸線回り
の回転運動を与える。このようにして、発火ピン
の突部は銃身と協働し銃身の軸線方向有効領域か
ら旋回するので、発火ピンは発火ばねの力により
カートリツジに対して駆動される。工具を不完全
に押圧する時に、例えば銃身が既に発火ピンを緊
張し始めてはいるが受け材料に対する適合は未だ
行われない時に発火ピンが解放されるのを防止す
るため、前述した一般的な提案に係り回転発火ピ
ンを有する駆動工具において発火ピンの凹部内に
出するような安全留金を設けることは既知であ
る。この安全留金が発火ピンに作用している限
り、その回転、したがつて解放は防止される。こ
の安全留金は銃身と連結され、銃身が完全に変位
した時にのみその変位に応じて発火ピンの凹部か
ら釈放される。
この付加的に必要とされる安全留金は、かかる
工具における構造を複雑かつ高価なものとする。
その上、この付加的な安全装置は駆動工具を故障
しやすくし、その故障により安全性を低下させ
る。
工具における構造を複雑かつ高価なものとする。
その上、この付加的な安全装置は駆動工具を故障
しやすくし、その故障により安全性を低下させ
る。
本考案の目的は、より安価な構造で高い安全性
が得られる前述した形式の、すなわち回転可能な
発火ピンを有する駆動工具を提供することであ
る。
が得られる前述した形式の、すなわち回転可能な
発火ピンを有する駆動工具を提供することであ
る。
この目的を達成するために本考案によれば、駆
動工具のロツクボルトには、発火ピンを変位させ
るために、発火ピンより半径方向に突出する突起
と協働する駆動カムおよび戻しカムを設け、該駆
動カムは、前記発火ピンが緊張され最後方位置に
あるときにのみ前記突起と係合することができ、
前記戻しカムは前記発火ピンの緊張による移動に
かかわらず常に前記突起と係合するように構成
し、前記ロツクボルトを前記発火ピンの長手方向
軸線と平行な面内で変位可能に配置しかつその変
位面と平行に旋回し得るように支持し、前記ロツ
クボルトを前記引金に対して押圧するために保持
ばねを配置し、前記発火ピンには前記銃身と協働
する緊張ピンが掛合する突部を設ける。
動工具のロツクボルトには、発火ピンを変位させ
るために、発火ピンより半径方向に突出する突起
と協働する駆動カムおよび戻しカムを設け、該駆
動カムは、前記発火ピンが緊張され最後方位置に
あるときにのみ前記突起と係合することができ、
前記戻しカムは前記発火ピンの緊張による移動に
かかわらず常に前記突起と係合するように構成
し、前記ロツクボルトを前記発火ピンの長手方向
軸線と平行な面内で変位可能に配置しかつその変
位面と平行に旋回し得るように支持し、前記ロツ
クボルトを前記引金に対して押圧するために保持
ばねを配置し、前記発火ピンには前記銃身と協働
する緊張ピンが掛合する突部を設ける。
発火ピンの緊張は既知の方法により銃身または
それに連結された部材を発火ピンの突部に作用さ
せて行うが、この発火ピンには別の突出突起が設
けられている。この突起と協働させるため、それ
自身は工具の引金により既知の方法で変位可能と
されたロツクボルトには駆動カムおよび戻しカム
が設けられている。これら2つのカムは発火ピン
にその長手方向軸線周りの回転運動を与えるが、
その際に各カムは発火ピンに一方向の運動しか与
えることができない。
それに連結された部材を発火ピンの突部に作用さ
せて行うが、この発火ピンには別の突出突起が設
けられている。この突起と協働させるため、それ
自身は工具の引金により既知の方法で変位可能と
されたロツクボルトには駆動カムおよび戻しカム
が設けられている。これら2つのカムは発火ピン
にその長手方向軸線周りの回転運動を与えるが、
その際に各カムは発火ピンに一方向の運動しか与
えることができない。
発火ピンは軸線方向にも変位するので、その半
径方向に突出する突起の軸線方向位置も変化す
る。戻しカムは、発火ピンの全変位工程の間に突
起を捕捉し得るように構成する。他方、駆動カム
は発火ピンが完全に緊張された時にのみ突起に作
用するように構成する。この結果発火ピンは、そ
れが完全に緊張された時にのみ、換言すれば銃身
が工具ハウジング内部に完全に押戻された時にの
み回転して釈放される。発火ピンが完全に緊張さ
れる以前に引金が押圧されると、駆動カムは突起
に作用せず、その結果発火ピンを回動させず釈放
しない。しかしながら、駆動カムに対して異る戻
しカムを適切に設計することにより、銃身または
それと協働する部材が発火ピンの突部を釈放する
と同時に発火ピンをその初期位置に回動復帰させ
ることが可能である。
径方向に突出する突起の軸線方向位置も変化す
る。戻しカムは、発火ピンの全変位工程の間に突
起を捕捉し得るように構成する。他方、駆動カム
は発火ピンが完全に緊張された時にのみ突起に作
用するように構成する。この結果発火ピンは、そ
れが完全に緊張された時にのみ、換言すれば銃身
が工具ハウジング内部に完全に押戻された時にの
み回転して釈放される。発火ピンが完全に緊張さ
れる以前に引金が押圧されると、駆動カムは突起
に作用せず、その結果発火ピンを回動させず釈放
しない。しかしながら、駆動カムに対して異る戻
しカムを適切に設計することにより、銃身または
それと協働する部材が発火ピンの突部を釈放する
と同時に発火ピンをその初期位置に回動復帰させ
ることが可能である。
本考案によれば、ロツクボルトを発火ピンの長
手方向軸線と平行な面内で変位可能に配置する。
故障を生じるおそれのある伝達部材を付加しない
ようにするため、変位面は引金の移動面と平行に
配置して、引金を直接ロツクボルトに作用させ
る。
手方向軸線と平行な面内で変位可能に配置する。
故障を生じるおそれのある伝達部材を付加しない
ようにするため、変位面は引金の移動面と平行に
配置して、引金を直接ロツクボルトに作用させ
る。
更に、ロツクボルトを引金に対して押圧するた
めに保持ばねを配置し、この保持ばねにより戻し
カムを介して発火ピンを自動的に回動復帰させ
る。さらに、保持ばねの力により、ロツクボルト
と引金とが協働しているので、引金は常にその初
期位置に押戻される。
めに保持ばねを配置し、この保持ばねにより戻し
カムを介して発火ピンを自動的に回動復帰させ
る。さらに、保持ばねの力により、ロツクボルト
と引金とが協働しているので、引金は常にその初
期位置に押戻される。
確実な作動がなされるように、ロツクボルトは
その変位面と平行に旋回し得るように支持する。
このようにして、ロツクボルトが摩擦力により発
火ピンを半径方向に突出する突起を介して回動さ
せることが防止できる。さらに、ロツクボルトが
部分的に掛合している時に銃身を押戻すことによ
り協働する部材が損傷するのも防止できる。
その変位面と平行に旋回し得るように支持する。
このようにして、ロツクボルトが摩擦力により発
火ピンを半径方向に突出する突起を介して回動さ
せることが防止できる。さらに、ロツクボルトが
部分的に掛合している時に銃身を押戻すことによ
り協働する部材が損傷するのも防止できる。
銃身に連結し、または固定した緊張ピンと協働
させるため、発火ピンには半径方向に突出する突
起を設ける。この突部を、ロツクボルトの戻しカ
ムおよび駆動カムと協働する同様な半径方向に突
出する突起と正反対位置に配置する場合には、発
火ピンの取付構造を負荷に対し有利なものとする
ことができる。
させるため、発火ピンには半径方向に突出する突
起を設ける。この突部を、ロツクボルトの戻しカ
ムおよび駆動カムと協働する同様な半径方向に突
出する突起と正反対位置に配置する場合には、発
火ピンの取付構造を負荷に対し有利なものとする
ことができる。
以下、本考案を図面について具体的に説明す
る。
る。
本考案による緊締具駆動工具の好適実施例は、
製造を容易とするために2分割されたハウジング
1を有し、その中に銃身2が軸線方向変位可能に
取付けられている。銃身2の変位は位置決めボー
ル3と銃身の外周に形成した溝2aとを協働させ
ることにより制限する。銃身2の前端部分によ
り、その内部にねじ込まれた銃口4を支持し、こ
の銃口内には駆動すべき緊締具18を挿入可能と
する。銃身2内には更に駆動ピストン5を軸線方
向変位可能に配設し、駆動ピストン5の前進時に
その軸5aが銃口4内に突出して緊締具18を銃
口4より排出し受け物質17内に駆動する構成と
する。銃身2の後方にカートリツジ室2bを設
け、更にこの銃身により緊張ピン2cを後方に突
出する状態で支持する。
製造を容易とするために2分割されたハウジング
1を有し、その中に銃身2が軸線方向変位可能に
取付けられている。銃身2の変位は位置決めボー
ル3と銃身の外周に形成した溝2aとを協働させ
ることにより制限する。銃身2の前端部分によ
り、その内部にねじ込まれた銃口4を支持し、こ
の銃口内には駆動すべき緊締具18を挿入可能と
する。銃身2内には更に駆動ピストン5を軸線方
向変位可能に配設し、駆動ピストン5の前進時に
その軸5aが銃口4内に突出して緊締具18を銃
口4より排出し受け物質17内に駆動する構成と
する。銃身2の後方にカートリツジ室2bを設
け、更にこの銃身により緊張ピン2cを後方に突
出する状態で支持する。
ハウジング1の後部内にブツシユ6をねじ込
み、その軸線方向の孔内には発火ピン7を限定さ
れた範囲内で軸線方向変位可能に、かつ回動可能
に配設する。この発火ピンは発火ばね8によりブ
ツシユ6内でその底部6aに向けて前方に駆動す
る。第1図に示す休止位置では、ほぼ円錐形状を
なす発火先端7aがブツシユ6より僅か前方に突
出する。発火ばね8の後端は、ブツシユ6内にね
じ込まれた管9により支持する。この管にも中心
に軸線方向孔9aを形成し、その内部で発火ピン
7の後方シヤンク部分7bを案内する。発火ピン
7には、更に、半径方向に突出する突起7cと、
これに対し直径的に対向して同様に半径方向に突
出する突部7bとを設ける。銃身2の押戻時に緊
張ピン2cが突部7dを押すので、発火ピン7は
発火ばね8の力に抗して後方に押される。突起7
cはロツクボルト11と作動的に連結する。この
ロツクボルト11は、一方では案内ピン12によ
り、また他方ではその端部11aを旋回レバー1
3の溝13a内に掛合させて取付ける。保持ばね
14はそのためにロツクボルト11の端部11a
を溝13aと絶えず掛合した状態に保持する。ロ
ツクボルト11には、案内ピン12と掛合させる
ための溝11bを形成し、この溝は一方ではロツ
クボルト11の押上げを、また他方ではロツクボ
ルト11のその面内における旋回をそれぞれ許容
する構成とする。更に、ロツクボルト11には駆
動カム11cと戻しカム11dとを設け、これら
のカムは突起7cと作動的に連結し、ロツクボル
ト11を変位させることにより発火ピン7を旋回
させる。
み、その軸線方向の孔内には発火ピン7を限定さ
れた範囲内で軸線方向変位可能に、かつ回動可能
に配設する。この発火ピンは発火ばね8によりブ
ツシユ6内でその底部6aに向けて前方に駆動す
る。第1図に示す休止位置では、ほぼ円錐形状を
なす発火先端7aがブツシユ6より僅か前方に突
出する。発火ばね8の後端は、ブツシユ6内にね
じ込まれた管9により支持する。この管にも中心
に軸線方向孔9aを形成し、その内部で発火ピン
7の後方シヤンク部分7bを案内する。発火ピン
7には、更に、半径方向に突出する突起7cと、
これに対し直径的に対向して同様に半径方向に突
出する突部7bとを設ける。銃身2の押戻時に緊
張ピン2cが突部7dを押すので、発火ピン7は
発火ばね8の力に抗して後方に押される。突起7
cはロツクボルト11と作動的に連結する。この
ロツクボルト11は、一方では案内ピン12によ
り、また他方ではその端部11aを旋回レバー1
3の溝13a内に掛合させて取付ける。保持ばね
14はそのためにロツクボルト11の端部11a
を溝13aと絶えず掛合した状態に保持する。ロ
ツクボルト11には、案内ピン12と掛合させる
ための溝11bを形成し、この溝は一方ではロツ
クボルト11の押上げを、また他方ではロツクボ
ルト11のその面内における旋回をそれぞれ許容
する構成とする。更に、ロツクボルト11には駆
動カム11cと戻しカム11dとを設け、これら
のカムは突起7cと作動的に連結し、ロツクボル
ト11を変位させることにより発火ピン7を旋回
させる。
旋回レバー13は軸15を介してハウジングに
取付け、ロツクボルト11とは掛合しない旋回レ
バー13の第2の腕は、ハウジング1のハンドル
部分において変位可能に取付けられた引金16の
開口16aを貫通させてこれを掛合させる。
取付け、ロツクボルト11とは掛合しない旋回レ
バー13の第2の腕は、ハウジング1のハンドル
部分において変位可能に取付けられた引金16の
開口16aを貫通させてこれを掛合させる。
第2図は駆動工具を受け材料17に対し押圧し
た位置で示すものである。銃口4内には緊締具1
8としてのくぎを挿入する。同様にカートリツジ
室2bでカートリツジ19を担持するが、このカ
ートリツジは銃身2を予め前方に引出した後で使
用者が挿入排出開口1aを通して挿入する。
た位置で示すものである。銃口4内には緊締具1
8としてのくぎを挿入する。同様にカートリツジ
室2bでカートリツジ19を担持するが、このカ
ートリツジは銃身2を予め前方に引出した後で使
用者が挿入排出開口1aを通して挿入する。
銃身2を第1図に示す位置から第2図に示す位
置に変位すると、緊張ピン2cは突部7dを介し
て発火ピンを発火ばね8の力に抗して後方に変位
させる。この際に突起7cも、ロツクボルト11
の戻しカム11dに沿つて後方に向けて移動し、
駆動カム11cおよび戻しカム11dにより形成
された凹部11e内に掛合する。工具の第2図に
示す位置において引金16を押込むと、旋回レバ
ー13が反時計方向に旋回する。その結果、ロツ
クボルト11が溝11bに沿い保持ばね14の力
に抗して変位する。その際にロツクボルト11ま
たは駆動カム11cには突起7cが衝合し、した
がつて発火ピン7が回動する。この発火ピン7の
回動により突部7dは緊張ピン2cとの掛合から
釈放され、したがつて発火ばね8は発火ピン7を
前方に加速させてカートリツジ19を爆発させ
る。
置に変位すると、緊張ピン2cは突部7dを介し
て発火ピンを発火ばね8の力に抗して後方に変位
させる。この際に突起7cも、ロツクボルト11
の戻しカム11dに沿つて後方に向けて移動し、
駆動カム11cおよび戻しカム11dにより形成
された凹部11e内に掛合する。工具の第2図に
示す位置において引金16を押込むと、旋回レバ
ー13が反時計方向に旋回する。その結果、ロツ
クボルト11が溝11bに沿い保持ばね14の力
に抗して変位する。その際にロツクボルト11ま
たは駆動カム11cには突起7cが衝合し、した
がつて発火ピン7が回動する。この発火ピン7の
回動により突部7dは緊張ピン2cとの掛合から
釈放され、したがつて発火ばね8は発火ピン7を
前方に加速させてカートリツジ19を爆発させ
る。
第3図に示す工具の位置では、先ず引金を押込
んだ後に銃身2を押圧してある。このような正し
くない操作モードでは、以下に説明するようにカ
ートリツジ19の爆発は生じない。前述したよう
に、引金16を押込むことによりロツクボルト1
1は保持ばね14に向けて溝11b内の部分に押
込まれる。他方、発火ピン7または突起7cは第
1図に示した停止位置にとどまる。その理由は、
駆動カム11cが未だ前方位置にある発火ピン7
の突起7cを捕捉することができないからであ
る。次に、引金16を押込み続けた状態で、銃身
2または銃口4を受け材料17に対して押圧して
後方に向けハウジング1内に変位させる。この際
に、緊張ピン2cは突部7dを介して発火ピン7
を後方に動かす。しかしながら、ロツクボルト1
1が予め保持ばね14に向けて変位しているの
で、突起7cは凹部11e内に侵入できず駆動カ
ム11cの前面に衝合する。このようにしてロツ
クボルト11はピボツトとして作用する案内ピン
12の周りを反時計方向に旋回して図示の傾斜位
置に至る。つまり、駆動カム11cは突起7cを
捕捉することができず、また発火ピン7を旋回さ
せることができない。このようにして、緊張ピン
2cは発火ピン7を突部7dによりカートリツジ
19から離間した位置に保持する。
んだ後に銃身2を押圧してある。このような正し
くない操作モードでは、以下に説明するようにカ
ートリツジ19の爆発は生じない。前述したよう
に、引金16を押込むことによりロツクボルト1
1は保持ばね14に向けて溝11b内の部分に押
込まれる。他方、発火ピン7または突起7cは第
1図に示した停止位置にとどまる。その理由は、
駆動カム11cが未だ前方位置にある発火ピン7
の突起7cを捕捉することができないからであ
る。次に、引金16を押込み続けた状態で、銃身
2または銃口4を受け材料17に対して押圧して
後方に向けハウジング1内に変位させる。この際
に、緊張ピン2cは突部7dを介して発火ピン7
を後方に動かす。しかしながら、ロツクボルト1
1が予め保持ばね14に向けて変位しているの
で、突起7cは凹部11e内に侵入できず駆動カ
ム11cの前面に衝合する。このようにしてロツ
クボルト11はピボツトとして作用する案内ピン
12の周りを反時計方向に旋回して図示の傾斜位
置に至る。つまり、駆動カム11cは突起7cを
捕捉することができず、また発火ピン7を旋回さ
せることができない。このようにして、緊張ピン
2cは発火ピン7を突部7dによりカートリツジ
19から離間した位置に保持する。
第4図は、爆発機構の作動モードをより明確に
説明するために、ブツシユ6を除去して発火準備
位置における状態を示す。
説明するために、ブツシユ6を除去して発火準備
位置における状態を示す。
発火ピン7には前方に突出する発火点7aと、
より薄い後方に指向するシヤンク部分7bとが設
けられており、このシヤンク部分はその後部が管
9内に挿入されている。管9と発火ピン7の前部
との間には発火ばね8が配置されている。さら
に、発火ピン7は一方では突起7cとして、また
他方では突部7dとして側方に突出している。こ
れらの2部分は、例えば、発火ピンに挿入した1
本のピンの両突出端で形成することもできる。緊
張ピン2cは、図示しない銃身2に固定され、突
部7dに対して作用する。突起7cはロツクボル
ト11が変位する際に駆動カム11cにより溝1
1bに沿つて移動してロツクボルト11の凹部1
1e内に入り込む。このようにして発火ピン7は
回動し突部7dは緊張ピン2cとの掛合が外さ
れ、その結果発火ピン7は発火ばね8により駆動
されてカートリツジ19に向け前方に突進するこ
とができる。
より薄い後方に指向するシヤンク部分7bとが設
けられており、このシヤンク部分はその後部が管
9内に挿入されている。管9と発火ピン7の前部
との間には発火ばね8が配置されている。さら
に、発火ピン7は一方では突起7cとして、また
他方では突部7dとして側方に突出している。こ
れらの2部分は、例えば、発火ピンに挿入した1
本のピンの両突出端で形成することもできる。緊
張ピン2cは、図示しない銃身2に固定され、突
部7dに対して作用する。突起7cはロツクボル
ト11が変位する際に駆動カム11cにより溝1
1bに沿つて移動してロツクボルト11の凹部1
1e内に入り込む。このようにして発火ピン7は
回動し突部7dは緊張ピン2cとの掛合が外さ
れ、その結果発火ピン7は発火ばね8により駆動
されてカートリツジ19に向け前方に突進するこ
とができる。
この解放位置からは、駆動操作が完了した後に
戻しカム11dの作用により発火ピン7は第1図
に示した状態に戻され、この動作は予め引金16
を解放した後に自動的に行われる。この際に保持
ばね14はロツクボルト11に駆動源として作用
する。しかしながら保持ばね14の他の作用は、
前述したように、端部11aを溝13a内に絶え
ず掛合させることでもある。ロツクボルト11を
第3図に示した傾斜位置から第1図に示した休止
位置に回動復帰させることも保持ばね14により
達成され、この際に保持ばね14はロツクボルト
11の腕11fに作用する。最後に、保持ばね1
4はロツクボルト11および旋回レバー13を介
して引金16をその初期位置に復帰させる機能を
有する。保持ばね14は、図示のとおり、板ばね
で構成することができる。しかしながら、例えば
つる巻きばねを腕11fに作用させてロツクボル
ト11を旋回レバー13に向けて引寄せるように
することも可能である。
戻しカム11dの作用により発火ピン7は第1図
に示した状態に戻され、この動作は予め引金16
を解放した後に自動的に行われる。この際に保持
ばね14はロツクボルト11に駆動源として作用
する。しかしながら保持ばね14の他の作用は、
前述したように、端部11aを溝13a内に絶え
ず掛合させることでもある。ロツクボルト11を
第3図に示した傾斜位置から第1図に示した休止
位置に回動復帰させることも保持ばね14により
達成され、この際に保持ばね14はロツクボルト
11の腕11fに作用する。最後に、保持ばね1
4はロツクボルト11および旋回レバー13を介
して引金16をその初期位置に復帰させる機能を
有する。保持ばね14は、図示のとおり、板ばね
で構成することができる。しかしながら、例えば
つる巻きばねを腕11fに作用させてロツクボル
ト11を旋回レバー13に向けて引寄せるように
することも可能である。
第1図は本考案による緊締駆動工具をその休止
位置で示す縦断面図、第2図は第1図の駆動工具
を発火準備位置で示す縦断面図、第3図はバレル
を押圧し引金を予め押込んだ状態で駆動工具を示
す縦断面図、そして第4図は発火ユニツトを第2
図の位置において示す透視図である。 2……銃身、2c……緊張ピン、7……発火ピ
ン、7c……突起、7d……突部、11……ロツ
クボルト、11c……駆動カム、11d……戻し
カム、14……保持ばね、16……引金。
位置で示す縦断面図、第2図は第1図の駆動工具
を発火準備位置で示す縦断面図、第3図はバレル
を押圧し引金を予め押込んだ状態で駆動工具を示
す縦断面図、そして第4図は発火ユニツトを第2
図の位置において示す透視図である。 2……銃身、2c……緊張ピン、7……発火ピ
ン、7c……突起、7d……突部、11……ロツ
クボルト、11c……駆動カム、11d……戻し
カム、14……保持ばね、16……引金。
Claims (1)
- 火薬力作動型緊締具駆動工具であり、軸線方向
に変位可能な銃身と、該銃身を発火ばねの力に抗
して押戻すことにより緊張される発火ピンとを有
し、該発火ピンはそれに関連して設けられ引金に
より作動可能とされたロツクボルトによつてその
長手方向軸線の周りに回動させることにより解放
される駆動工具において、前記ロツクボルト11
には、前記発火ピン7を変位させるために、該発
火ピン7より半径方向に突出する突起7cと協働
する駆動カム11cおよび戻しカム11dを設
け、該駆動カム11cは、前記発火ピンが緊張さ
れ最後方位置にあるときにのみ前記突起7cと係
合することができ、前記戻しカム11dは前記発
火ピン7の緊張による移動にかかわらず常に前記
突起と係合するように構成し、前記ロツクボルト
11を前記発火ピン7の長手方向軸線と平行な面
内で変位可能に配置しかつその変位面と平行に旋
回し得るように支持し、前記ロツクボルト11を
前記引金16に対して押圧するために保持ばね1
4を配置し、前記発火ピン7には前記銃身2と協
働する緊張ピン2cが掛合する突部7dを設ける
ことを特徴とする駆動工具。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2607436A DE2607436C2 (de) | 1976-02-24 | 1976-02-24 | Pulverkraftbetriebenes Setzgerät mit axial verschiebbarem Lauf |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6181886U JPS6181886U (ja) | 1986-05-30 |
JPH0123742Y2 true JPH0123742Y2 (ja) | 1989-07-20 |
Family
ID=5970717
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP931477A Pending JPS52103079A (en) | 1976-02-24 | 1977-02-01 | Powder operated type fastening and driving tool |
JP1985173076U Expired JPH0123742Y2 (ja) | 1976-02-24 | 1985-11-12 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP931477A Pending JPS52103079A (en) | 1976-02-24 | 1977-02-01 | Powder operated type fastening and driving tool |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4077556A (ja) |
JP (2) | JPS52103079A (ja) |
AU (1) | AU504639B2 (ja) |
CA (1) | CA1043951A (ja) |
DE (1) | DE2607436C2 (ja) |
FR (1) | FR2342134A1 (ja) |
GB (1) | GB1532479A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5785229A (en) * | 1993-06-18 | 1998-07-28 | Framatome Connectors Usa, Inc. | Powder actuated connecting tool firing mechanism adapter |
AUPP770598A0 (en) * | 1998-12-14 | 1999-01-14 | Ramset Fasteners (Aust.) Pty. Limited | Power actuated tools |
DE19901268A1 (de) * | 1999-01-15 | 2000-07-20 | Hilti Ag | Pulverkraftbetriebenes Setzgerät |
US6981630B2 (en) * | 2000-10-12 | 2006-01-03 | Illinois Tool Works Inc. | Cartridge strip advancing mechanism for fastener driving tool |
DE10253668B4 (de) * | 2002-11-19 | 2015-03-05 | Hilti Aktiengesellschaft | Brennkraftbetriebenes Setzgerät |
US7237705B2 (en) * | 2004-08-09 | 2007-07-03 | Powers Products Iii, Llc | Firing pin actuation and reset mechanism for a powder actuated setting tool and method |
TW200927397A (en) * | 2007-12-25 | 2009-07-01 | Chung-Heng Lee | Firing apparatus for powder-actuated nail gun |
CN102300676B (zh) * | 2008-11-25 | 2014-12-24 | Itw澳大利亚控股有限公司 | 一种用于应用隔离材料紧固件的工具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS512671A (ja) * | 1974-06-26 | 1976-01-10 | Nippon Steel Corp |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2622243A (en) * | 1950-04-05 | 1952-12-23 | Temple Velocity Equipment Inc | Spring fired explosively actuated tool |
BE505746A (ja) * | 1951-07-18 | |||
US3248032A (en) * | 1964-01-06 | 1966-04-26 | Hi Shear Corp | Cartridge powered fastener driver |
CA936301A (en) * | 1970-12-03 | 1973-11-06 | Olin Corporation | Caseless pellet igniting mechanism |
DE2362321C2 (de) * | 1973-12-14 | 1985-04-11 | Hilti Ag, Schaan | Pulverkraftbetriebenes Bolzensetzgerät |
-
1976
- 1976-02-24 DE DE2607436A patent/DE2607436C2/de not_active Expired
- 1976-12-13 GB GB51861/76A patent/GB1532479A/en not_active Expired
-
1977
- 1977-02-01 JP JP931477A patent/JPS52103079A/ja active Pending
- 1977-02-09 AU AU22080/77A patent/AU504639B2/en not_active Expired
- 1977-02-15 US US05/768,750 patent/US4077556A/en not_active Expired - Lifetime
- 1977-02-15 FR FR7704206A patent/FR2342134A1/fr active Granted
- 1977-02-18 CA CA272,136A patent/CA1043951A/en not_active Expired
-
1985
- 1985-11-12 JP JP1985173076U patent/JPH0123742Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS512671A (ja) * | 1974-06-26 | 1976-01-10 | Nippon Steel Corp |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4077556A (en) | 1978-03-07 |
FR2342134A1 (fr) | 1977-09-23 |
AU504639B2 (en) | 1979-10-18 |
GB1532479A (en) | 1978-11-15 |
CA1043951A (en) | 1978-12-12 |
JPS52103079A (en) | 1977-08-29 |
FR2342134B1 (ja) | 1980-02-15 |
JPS6181886U (ja) | 1986-05-30 |
DE2607436A1 (de) | 1977-08-25 |
AU2208077A (en) | 1978-08-17 |
DE2607436C2 (de) | 1986-10-02 |
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