JPH09182896A - 電気衣類洗濯機 - Google Patents
電気衣類洗濯機Info
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- JPH09182896A JPH09182896A JP7342790A JP34279095A JPH09182896A JP H09182896 A JPH09182896 A JP H09182896A JP 7342790 A JP7342790 A JP 7342790A JP 34279095 A JP34279095 A JP 34279095A JP H09182896 A JPH09182896 A JP H09182896A
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Landscapes
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 衣類洗濯機からの洗濯水は多く陰イオン界面
活性剤を残留しており、そのまま排水することにより環
境に悪い影響を与えている。これらを回収し、よりきれ
いな水を排水できる機能を有する洗濯機にすることが必
要である。 【解決手段】 洗濯水に金属2価の塩化物を添加し、陰
イオン界面活性剤溶液3を塩析により沈殿物を生成させ
ることにより、簡単な濾紙等のフィルター4で濾過を可
能にし、洗濯水をきれいな水にすることですすぎ水とし
て使用できる。また回収された界面活性剤と汚れは簡単
に取り出すことできる。
活性剤を残留しており、そのまま排水することにより環
境に悪い影響を与えている。これらを回収し、よりきれ
いな水を排水できる機能を有する洗濯機にすることが必
要である。 【解決手段】 洗濯水に金属2価の塩化物を添加し、陰
イオン界面活性剤溶液3を塩析により沈殿物を生成させ
ることにより、簡単な濾紙等のフィルター4で濾過を可
能にし、洗濯水をきれいな水にすることですすぎ水とし
て使用できる。また回収された界面活性剤と汚れは簡単
に取り出すことできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯機から排水され
る洗濯水を浄化し、再利用する機能を有する電気衣類洗
濯機に関する。
る洗濯水を浄化し、再利用する機能を有する電気衣類洗
濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気洗濯機の洗濯水はそのまま排
水されており、今日洗剤の主成分である陰イオン界面活
性剤の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(L
AS)は比較的生分解がしにくく石けんと比べて水質汚
染の原因にもなっている。
水されており、今日洗剤の主成分である陰イオン界面活
性剤の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(L
AS)は比較的生分解がしにくく石けんと比べて水質汚
染の原因にもなっている。
【0003】上記の問題点に対して、従来例えば特開平
6−190189号公報に示されるような、浄化装置を
有する洗濯機が提案されている。この洗濯機は、洗濯機
の水槽から排出される洗濯水やすすぎ水を循環流路に活
性炭繊維フィルタを設けるという構成となっている。
6−190189号公報に示されるような、浄化装置を
有する洗濯機が提案されている。この洗濯機は、洗濯機
の水槽から排出される洗濯水やすすぎ水を循環流路に活
性炭繊維フィルタを設けるという構成となっている。
【0004】また、もう1つの従来の洗濯機としては、
例えば特開平1−146585号公報に記載されている
ものも存在し、この洗濯機に用いられる浄化器として活
性炭等の吸着材が記載されている。これらは洗濯水の汚
れを活性炭により吸着し回収するというものである。
例えば特開平1−146585号公報に記載されている
ものも存在し、この洗濯機に用いられる浄化器として活
性炭等の吸着材が記載されている。これらは洗濯水の汚
れを活性炭により吸着し回収するというものである。
【0005】また、図5に従来の洗濯の工程図を示す。
図5に示すように、従来は洗濯を行なった後に脱水を行
い、再び給水を行なってすすぎを行なう。その後脱水、
給水を繰り返し、第2のすすぎを行なう。
図5に示すように、従来は洗濯を行なった後に脱水を行
い、再び給水を行なってすすぎを行なう。その後脱水、
給水を繰り返し、第2のすすぎを行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の洗濯機の
ように、洗濯水やすすぎ水を活性炭で浄化すると、活性
炭のめずまりが発生したり、容量がすぐ飽和するため、
活性炭を有する浄化装置を交換する等のメンテナンス不
可欠となり、メンテナンスが大変でコストも大幅にかか
るという問題点を有していた。すなわち、活性炭を用い
た洗浄装置では、その洗浄容量が極めて小さいという課
題が存在した。
ように、洗濯水やすすぎ水を活性炭で浄化すると、活性
炭のめずまりが発生したり、容量がすぐ飽和するため、
活性炭を有する浄化装置を交換する等のメンテナンス不
可欠となり、メンテナンスが大変でコストも大幅にかか
るという問題点を有していた。すなわち、活性炭を用い
た洗浄装置では、その洗浄容量が極めて小さいという課
題が存在した。
【0007】そこで本発明は、上記の問題点を解決すべ
く、活性炭を使用することなく、メンテナンスが容易で
耐久性に優れ、しかも洗濯水やすすぎ水を再利用するこ
との可能な洗濯機を提供することを目的とする。
く、活性炭を使用することなく、メンテナンスが容易で
耐久性に優れ、しかも洗濯水やすすぎ水を再利用するこ
との可能な洗濯機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は洗濯水に適量の
二価の塩化物溶液を加え陰イオン界面活性剤を塩析によ
り沈殿物の粒子を大きくしてやることにより濾過を可能
にしたものである。なお、洗濯水やすすぎ水の浄化は陰
イオン界面活性剤の分離を主に行うことを特徴としてい
る。
二価の塩化物溶液を加え陰イオン界面活性剤を塩析によ
り沈殿物の粒子を大きくしてやることにより濾過を可能
にしたものである。なお、洗濯水やすすぎ水の浄化は陰
イオン界面活性剤の分離を主に行うことを特徴としてい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1〜図5を参照しながら説明する。
て、図1〜図5を参照しながら説明する。
【0010】(実施の形態1)図1は本発明実施の形態
1における塩化物溶液添加装置および濾過装置を具備し
た洗濯機の概略図を示したものである。
1における塩化物溶液添加装置および濾過装置を具備し
た洗濯機の概略図を示したものである。
【0011】図1において、1は脱水槽、2は洗濯槽、
3は塩化カルシウムまたは塩化マグネシウムの溶液器、
31は上記の塩化カルシウムまたは塩化マグネシウムの
溶液の流量をコントロールする流量バルブ、4は濾過
器、5は陰イオン界面活性剤検出センサ、6は切り替え
バルブ、7は洗濯水循環ポンプ、11は循環経路、12
は衣類を示している。すなわち、本実施の形態における
電気衣類洗濯機では洗濯槽2に連通し、洗濯水の浄化を
行なう循環管(浄化管)が形成されている。
3は塩化カルシウムまたは塩化マグネシウムの溶液器、
31は上記の塩化カルシウムまたは塩化マグネシウムの
溶液の流量をコントロールする流量バルブ、4は濾過
器、5は陰イオン界面活性剤検出センサ、6は切り替え
バルブ、7は洗濯水循環ポンプ、11は循環経路、12
は衣類を示している。すなわち、本実施の形態における
電気衣類洗濯機では洗濯槽2に連通し、洗濯水の浄化を
行なう循環管(浄化管)が形成されている。
【0012】洗剤の主流である洗濯洗剤の主成分は陰イ
オン界面活性剤(LAS)であり30〜40%であり、
石けんは3〜5%含む。ビルダ−(洗浄力を補助するも
のであり、おもにpHを調整する機能を有するもの)と
して、ケイ酸ナトリウムと炭酸ナトリウムが15〜20
%、ゼオライトが20〜30%含まれている。性能向上
剤として酵素、移染防止、蛍光増泊剤がそれぞれ約1%
含まれている。
オン界面活性剤(LAS)であり30〜40%であり、
石けんは3〜5%含む。ビルダ−(洗浄力を補助するも
のであり、おもにpHを調整する機能を有するもの)と
して、ケイ酸ナトリウムと炭酸ナトリウムが15〜20
%、ゼオライトが20〜30%含まれている。性能向上
剤として酵素、移染防止、蛍光増泊剤がそれぞれ約1%
含まれている。
【0013】図3は本実施の形態における電気衣類洗濯
機を用いた際の循環濾過を行いながらすすぐ洗濯工程の
フロ−チャ−トを示したものである。
機を用いた際の循環濾過を行いながらすすぐ洗濯工程の
フロ−チャ−トを示したものである。
【0014】そこで、以下では図1及び図3を参照しな
がら、本実施の形態における電気衣類洗濯機を用いた循
環ろ過すすぎ行程の動作原理について説明する。洗濯で
洗いが終わり、洗濯水はポンプ7で循環させる。この
時、同時に衣類に付着していた汚染物を有する洗濯水塩
化カルシウムまたは塩化マグネシウム溶液3が添加さ
れ、塩析による沈殿物を作る。その際の反応は下記のよ
うに進行する。
がら、本実施の形態における電気衣類洗濯機を用いた循
環ろ過すすぎ行程の動作原理について説明する。洗濯で
洗いが終わり、洗濯水はポンプ7で循環させる。この
時、同時に衣類に付着していた汚染物を有する洗濯水塩
化カルシウムまたは塩化マグネシウム溶液3が添加さ
れ、塩析による沈殿物を作る。その際の反応は下記のよ
うに進行する。
【0015】
【化1】
【0016】陰イオン界面活性剤の検出として2価金属
塩化物溶液器3の前後2ヵ所に懸濁センサまたは電気伝
導度計をもちいてその残存量を測定し塩化物溶液量を調
節し添加する。
塩化物溶液器3の前後2ヵ所に懸濁センサまたは電気伝
導度計をもちいてその残存量を測定し塩化物溶液量を調
節し添加する。
【0017】このようにして生成された沈殿物は不織布
と濾紙のフィルタ−4により濾過され、洗濯水中の陰イ
オン界面活性剤のない水溶液になるまで塩化物溶液が添
加され、洗濯水が循環されることにより1回目のすすぎ
行程が行われる。すなわち、1回目のすすぎ水は濾過さ
れた洗濯水で行い、1回分の節水となる。2回目のすす
ぎ水は新しく水道水を使用して行うことにより、最終す
すぎ仕上げを行う。フィルタ−4は目づまりしてきたら
簡単に交換できる構造を有している。
と濾紙のフィルタ−4により濾過され、洗濯水中の陰イ
オン界面活性剤のない水溶液になるまで塩化物溶液が添
加され、洗濯水が循環されることにより1回目のすすぎ
行程が行われる。すなわち、1回目のすすぎ水は濾過さ
れた洗濯水で行い、1回分の節水となる。2回目のすす
ぎ水は新しく水道水を使用して行うことにより、最終す
すぎ仕上げを行う。フィルタ−4は目づまりしてきたら
簡単に交換できる構造を有している。
【0018】以上のように本実施の形態によれば、塩析
により従来の活性炭により吸着していた不純物よりも大
きなサイズを有する沈澱物を形成しているため、わざわ
ざ活性炭を用いなくとも、上記のようなフィルターを用
いて不純物を除去して洗濯水を浄化することが可能とな
る。そして、このフィルターは、従来の活性炭を用いた
ものと比較して交換するまでの寿命が著しく長くなるも
のであり、メンテナンス的にも極めて有用となる。
により従来の活性炭により吸着していた不純物よりも大
きなサイズを有する沈澱物を形成しているため、わざわ
ざ活性炭を用いなくとも、上記のようなフィルターを用
いて不純物を除去して洗濯水を浄化することが可能とな
る。そして、このフィルターは、従来の活性炭を用いた
ものと比較して交換するまでの寿命が著しく長くなるも
のであり、メンテナンス的にも極めて有用となる。
【0019】(実施の形態2)図2は本発明実施の形態
2における電気衣類洗濯機の概略図を示したものであ
り、濾過器の部分を中空糸膜を用いた場合を示したもの
である。
2における電気衣類洗濯機の概略図を示したものであ
り、濾過器の部分を中空糸膜を用いた場合を示したもの
である。
【0020】図2において、8は中空糸膜であり、9は
切り替えバルブ、10は逆洗浄時に通過するバルブ、1
3は逆洗浄時にすすぎ水が通る循環経路、14は濾紙フ
ィルタである。すなわち、本実施の形態における電気衣
類洗濯機でも上記の実施の形態1における電気衣類洗濯
機と同様に洗濯槽2に連通し、洗濯水の浄化を行なう循
環管(浄化管)が形成されている。
切り替えバルブ、10は逆洗浄時に通過するバルブ、1
3は逆洗浄時にすすぎ水が通る循環経路、14は濾紙フ
ィルタである。すなわち、本実施の形態における電気衣
類洗濯機でも上記の実施の形態1における電気衣類洗濯
機と同様に洗濯槽2に連通し、洗濯水の浄化を行なう循
環管(浄化管)が形成されている。
【0021】そこで、以下では図2及び図4を参照しな
がら、本実施の形態における電気衣類洗濯機を用いた循
環ろ過すすぎ行程の動作原理について説明する。
がら、本実施の形態における電気衣類洗濯機を用いた循
環ろ過すすぎ行程の動作原理について説明する。
【0022】洗濯の洗いが終わると衣類に付着していた
汚染物(不純物)を含有する洗濯水を用いて循環すすぎ
に入り塩化カルシウムまたは塩化マグネシウムの溶液3
の塩析により沈殿物を生成し、切り替えバルブにより中
空糸膜8を通過させ、残存する界面活性剤の量を検知す
るセンサ5、たとえば懸濁センサ、電気伝導度計により
洗剤中の陰イオン界面活性剤の量を測定し塩化物溶液を
添加する。そして生成された沈殿物を濾過することによ
り、汚れのないすすぎ水になる。この後排水脱水して最
終すすぎを行う。
汚染物(不純物)を含有する洗濯水を用いて循環すすぎ
に入り塩化カルシウムまたは塩化マグネシウムの溶液3
の塩析により沈殿物を生成し、切り替えバルブにより中
空糸膜8を通過させ、残存する界面活性剤の量を検知す
るセンサ5、たとえば懸濁センサ、電気伝導度計により
洗剤中の陰イオン界面活性剤の量を測定し塩化物溶液を
添加する。そして生成された沈殿物を濾過することによ
り、汚れのないすすぎ水になる。この後排水脱水して最
終すすぎを行う。
【0023】このすすぎ水を逆洗経路13を通過させて
中空糸膜8に逆方向から注入し濾紙のフィルタ14を通
り廃水される。この時、フィルタ14により洗濯の汚
れ、残留陰イオン界面活性剤の沈殿物は濾過され、簡単
に回収廃棄できる。
中空糸膜8に逆方向から注入し濾紙のフィルタ14を通
り廃水される。この時、フィルタ14により洗濯の汚
れ、残留陰イオン界面活性剤の沈殿物は濾過され、簡単
に回収廃棄できる。
【0024】このような洗濯水の浄化方法を行うことに
よりすすぎ水が1回分節約できるとともにきれいな洗濯
水が排水される。
よりすすぎ水が1回分節約できるとともにきれいな洗濯
水が排水される。
【0025】特に、本実施の形態における電気衣類洗濯
機に用いている中空糸膜は、上記の実施の形態1におい
て用いたフィルターと比較して不純物の除去という点で
は優れているものの、その分だけ交換をする回数も増加
すると考えられるが、本実施の形態に示すように、水を
逆流させて中空糸膜自体を洗浄してやれば、メンテナン
ス的にも有用となる。
機に用いている中空糸膜は、上記の実施の形態1におい
て用いたフィルターと比較して不純物の除去という点で
は優れているものの、その分だけ交換をする回数も増加
すると考えられるが、本実施の形態に示すように、水を
逆流させて中空糸膜自体を洗浄してやれば、メンテナン
ス的にも有用となる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば洗濯のす
すぎ水を節水して再利用できるとともに、きれいな水の
排水が行われることになり、環境性にも優れた電気衣類
洗濯機を提供することができる。
すぎ水を節水して再利用できるとともに、きれいな水の
排水が行われることになり、環境性にも優れた電気衣類
洗濯機を提供することができる。
【図1】本発明実施の形態1における電気衣類洗濯機の
概略断面図
概略断面図
【図2】本発明実施の形態2における電気衣類洗濯機の
概略断面図
概略断面図
【図3】本発明実施の形態1における電気衣類洗濯機を
用いた洗濯のフロ−チャ−ト
用いた洗濯のフロ−チャ−ト
【図4】本発明実施の形態2における電気衣類洗濯機を
用いた洗濯のフロ−チャ−ト
用いた洗濯のフロ−チャ−ト
【図5】従来の電気衣類洗濯機を用いた洗濯のフロ−チ
ャ−ト
ャ−ト
1 脱水槽 2 洗濯槽 3 金属二価の塩化物溶液器 4 不織布と濾紙のフィルタ 5 陰イオン界面活性剤検出センサ 6 洗濯水切り替えバルブ 7 循環ポンプ 8 中空糸膜フィルタ 9 逆洗浄用バルブ 10 逆洗浄水切り替え用バルブ 11 循環経路 12 衣類 13 逆洗浄循環経路 14 フィルタ
Claims (4)
- 【請求項1】洗濯槽と、前記洗濯槽に連通するとともに
洗濯を行なう衣類に付着していた汚染物を含有する洗濯
水を再度前記洗濯槽内に循環させる循環管と、前記洗濯
水が流れている前記循環管内に前記汚染物との反応によ
り沈澱物を形成する塩化物溶液を供給する手段と、前記
循環管内の前記沈澱物を濾過する手段とを有する電気衣
類洗濯機。 - 【請求項2】循環管に、洗濯に用いる洗剤中の界面活性
剤成分を検出する手段を付加したことを特徴とする請求
項1に記載の電気衣類洗濯機。 - 【請求項3】沈澱物を濾過する手段として不織布及び濾
紙を用いることを特徴とする請求項1または2に記載の
電気衣類洗濯燥機。 - 【請求項4】沈澱物を濾過する手段として中空糸膜を用
い、かつ、前記中空糸膜を洗浄する手段を付加したこと
を特徴とする請求項1に記載の電気衣類洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7342790A JPH09182896A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 電気衣類洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7342790A JPH09182896A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 電気衣類洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09182896A true JPH09182896A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18356524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7342790A Pending JPH09182896A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 電気衣類洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09182896A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2017137072A1 (en) * | 2016-02-09 | 2017-08-17 | Arcelik Anonim Sirketi | Dishwasher and washing cycle for such dishwasher |
WO2019107478A1 (ja) * | 2017-12-01 | 2019-06-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機 |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP7342790A patent/JPH09182896A/ja active Pending
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