JPH09182738A - 酸素電極およびその製造方法 - Google Patents

酸素電極およびその製造方法

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JPH09182738A
JPH09182738A JP7342269A JP34226995A JPH09182738A JP H09182738 A JPH09182738 A JP H09182738A JP 7342269 A JP7342269 A JP 7342269A JP 34226995 A JP34226995 A JP 34226995A JP H09182738 A JPH09182738 A JP H09182738A
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JP
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electrode
substrate
oxygen
lead wire
recess
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JP7342269A
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Hiroaki Suzuki
博章 鈴木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化に適し、酸素濃度を測定することので
きる酸素電極に関し、より小型化が可能となる新規な構
造を有する酸素電極を提供する。 【解決手段】 複数の電極およびこれらの電極に接続さ
れるリード線を支持するための電極基板と、前記電極基
板上に形成された、第1の電極と、該第1の電極に接続
された第1のリード線と、前記第1のリード線を覆って
前記電極基板上に形成された絶縁層と、前記電極基板お
よび前記絶縁層の上に形成された、第2の電極と、該第
2の電極に接続された第2のリード線と、前記電極基板
と貼り合わされ、前記第1の電極および第2の電極上に
第1の凹部を有し、該第1の凹部は前記第1の電極およ
び第2の電極の少なくとも一方の上方に開口を有する容
器基板と、前記開口を覆って形成された酸素透過性膜と
を有する酸素電極が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸素濃度を測定す
るための酸素電極に関し、特に小型化に適し、酸素濃度
を測定することのできる酸素電極に関する。
【0002】
【従来の技術】酸素電極は、種々の分野において、液体
中の溶存酸素濃度を測定するために用いられている。た
とえば、水質保全の見地から水中の生化学的酸素要求量
(BOD)の測定が行なわれている。この溶存酸素濃度
の測定を酸素電極を用いて行なうことができる。醗酵工
業において効率よく醗酵を進めるためには、醗酵槽中の
溶存酸素濃度を調整できることが望ましい。この溶存酸
素濃度測定に酸素電極を用いることができる。
【0003】酸素電極に酵素を固定してバイオセンサを
形成することもできる。糖やアルコール等の濃度測定に
このようなバイオセンサを用いることができる。たとえ
ば、グルコースオキシダーゼという酵素を酸素電極に固
定してグルコース濃度を測定することができる。グルコ
ースは、グルコースオキシダーゼを触媒として溶存酸素
と反応し、グルコノラクトンを生成する。これにより、
酸素電極セルの中に拡散してくる溶存酸素が減る。溶存
酸素の消費量からグルコース濃度を測定することができ
る。
【0004】このように、酸素電極は環境計測、醗酵工
業、臨床医療など各種の分野で使用できる。特に、臨床
医療分野においては、酸素電極をカテーテルに装着し、
体内に挿入して計測を行なうことがある。このような用
途のためには、小型であり、低価格で使い捨て可能な酸
素電極が望まれている。
【0005】従来の酸素電極は、ガラス製あるいは塩ビ
製の基板上に形成されていた。これらの酸素電極は、小
型化が難しく、大量生産も困難であった。そこで、本発
明者らは、リソグラフィ技術および異方性エッチング技
術を利用した新しいタイプの小型酸素電極を提案した
(特開昭63−238549号公報)。この酸素電極
は、シリコン基板上に異方性エッチングにより凹部を形
成し、絶縁膜を介して2本の電極を形成し、凹部内に電
解液含有体を収容し、最後に上面をガス透過性膜で覆っ
た構造を有する。
【0006】また、スクリーン印刷により、必要な箇所
のみに電解質層とガス透過性膜を形成する技術も提案し
た(特開平5−87766号公報)。この酸素電極は、
小型で特性のばらつきが少なく、大量生産が可能なため
に低コストで製造することができる。さらに、本発明者
らは、より大量生産に適し、より高性能な酸素電極を提
供するため、異方性エッチングにさらに陽極接合の技術
を組み合わせた小型酸素電極も提案した(特開平4−1
25462号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これらの技術によって
も、酸素電極をカテーテル内に収容し、人体に挿入する
ことは容易ではない。特に、臨床医療の分野において
は、酸素電極をできるだけ小型に形成することが望まれ
る。
【0008】従来の酸素電極においては、電極、リード
線、パッド等の配線パターンが、同一平面上に並列的に
配置されてきた。多くの場合には、このような構成で問
題を生じないが、より一層の微小化を試みる場合には、
リード線等に必要なスペースも無視することができなく
なる。
【0009】液体に接した状態で使用する酸素電極にお
いては、リード線間の間隔を、たとえば半導体ICに於
けるように1μm程度にすることがほとんど不可能であ
る。内部に液体を導入して使用し、カソードやアノード
が電解液と接触する酸素電極においては、リード線の間
隔を小さくしすぎると、たとえばガス透過性膜の剥離に
よりリード線部分にまで電解液がしみ込み、反応が進行
してしまうという問題がある。信頼性を増すためには、
リード線も含めそれぞれの配線パターンを100〜20
0μm以上離さなければならない。たとえば、先端部の
幅が1mm以下の酸素電極を作製しようとすると、この
ような寸法も大きな問題となる。
【0010】本発明の目的は、より小型化が可能となる
新規な構造を有する酸素電極を提供することである。本
発明の他の目的は、より小型化が可能であり、かつ精度
の高い酸素濃度検出のできる酸素電極の製造方法を提供
することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、複数の電極およびこれらの電極に接続されるリード
線を支持するための電極基板と、前記電極基板上に形成
された、第1の電極と、該第1の電極に接続された第1
のリード線と、前記第1のリード線を覆って前記電極基
板上に形成された絶縁層と、前記電極基板および前記絶
縁層の上に形成された、第2の電極と、該第2の電極に
接続された第2のリード線と、前記電極基板と貼り合わ
され、前記第1の電極および第2の電極上に第1の凹部
を有し、該第1の凹部は前記第1の電極および第2の電
極の少なくとも一方の上方に開口を有する容器基板と、
前記開口を覆って形成された酸素透過性膜とを有する酸
素電極が提供される。
【0012】絶縁層を介して第1のリード線(第1の電
極)と第2のリード線(第2の電極)とを積層すること
により、配線に必要な面積を減少させることが可能とな
る。たとえば、電極とリード線とを積層配置することに
より、リード線の配線に必要な面積を省略することがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の実施例による酸
素電極を示す。図1(A)は酸素電極の平面図、図1
(B)は酸素電極の下部基板、図1(C)は酸素電極の
上部基板を示す。
【0014】図1(A)に示すように、酸素電極は下部
基板9上に形成された電極パッド8A、8Bが外部に露
出し、先端部には上部基板1が貼り合わされている。上
部基板1の表面には酸素透過性膜24が被覆されてお
り、酸素透過性膜24の下に貫通孔23A、23Bが形
成されている。
【0015】図1(B)は、下部基板9の構成を示す。
下部基板9は、たとえばガラス基板で形成され、その上
にカソード3、カソード3に接続されたリード線12
A、パッド8Aが形成されている。リード線12Aの表
面はポリイミドで被覆され、その上にアノード4が形成
されている。アノード4とリード線12Aとはポリイミ
ド層によって絶縁される。
【0016】アノード4の表面には、スリット状の開口
21を有する保護層15が形成されている。保護層15
は、アノード4のほぼ全面上に形成され、その中央部分
の細長い領域のみを上部に露出させる。アノード4は、
リード線12Bを介してパッド8Bに接続されている。
【0017】このような下部基板上に、図1(C)に示
す上部基板が貼り合わされている。上部基板1は、たと
えばシリコン基板で形成され、カソード3上に配置され
る領域に貫通孔23Aを有し、アノード4上に配置され
る領域に凹部16が形成されている。凹部16の一部に
は、さらに貫通孔23Bが形成されている。貫通孔23
Aと凹部16とは、細長い溝26によって接続されてい
る。
【0018】貫通孔23Aの容積(断面積)および凹部
16の容積(断面積)は、溝26の容積(断面積)より
も格段に大きい。凹部16には、さらに側方に向かって
形成された電解液注入口22が溝状に形成されている。
【0019】図1(C)に示す上部基板を、図1(B)
に示す下部基板上に貼り合わせると、図1Aに示す酸素
電極が構成される。貼り合わせは、たとえば陽極接合を
用いて効率的に行なうことができる。なお、貫通孔23
A、凹部16、溝部26内には、注入口22から電解液
が注入される。この際、貫通孔23Bは空気抜き用の孔
として作用する。
【0020】図1(A)に示す酸素電極を、酸素濃度を
測定すべき液体中に浸漬すると、液体中の酸素は酸素透
過性膜24を透過してその下の貫通孔23A内を拡散
し、カソード3に到達する。カソード3には、アノード
4に対し、一定の負電圧を印加する。この時、アノード
4、カソード3間に流れる電流を測定すると、酸素濃度
に比例した値が得られる。
【0021】図1に示す構成では、カソード3のリード
線12Aがポリイミドで絶縁され、アノード4の下部を
通っている。すなわち、アノード4と基板9の間にリー
ド線12Aが配置されている。このような積層配線構造
とすることにより、リード線12A専用の配線領域を省
略することができる。このため、酸素電極全体の幅を減
少することが可能となる。
【0022】次に、図2〜図9を参照して、図1に示す
酸素電極の製造方法を説明する。図2(A)に示すよう
に、たとえば厚さ500μmのガラス基板9を用意し、
これを過酸化水素とアンモニアの混合溶液および濃硝酸
で洗浄する。ガラスとしては、たとえばパイレックスガ
ラスを用いる。より小型の酸素電極を作る場合には、た
とえば厚さ約300μmのパイレックスガラス板を用い
る。
【0023】以下、酸素電極1つ分の構成を示すが、通
常は1枚の基板上に多数個の酸素電極構造を同時に製作
する。続いて、ガラス基板9の片面に密着層としてクロ
ム膜Lを厚さ100nm蒸着する。ガラス基板9のクロ
ム膜L上にネガ型ホトレジスト層(たとえば東京応化
製、OMR−83(商品名)、100cP)PR1を塗
布し、80℃で30分間ベーキングする。このホトレジ
スト層PR1に対し、所定領域の露光を行なう。
【0024】図2(B)に示すように、露光されたホト
レジスト膜PR1を現像し、ホトレジスト層PR1中に
開口部Wを形成する。現像後、基板をリンスし、さらに
150℃で30分間ベーキングする。
【0025】図2(C)に示すように、露出した領域内
のクロム膜Lを除去し、さらにこの基板を氷で冷やした
50%弗酸中に浸漬し、ネガ型ホトレジスト層PR1で
覆われていない部分のガラス基板9をエッチングし、凹
部Rを形成する。凹部Rの深さはたとえば約9μmとす
る。なお、クロム用エッチング液としては、たとえば
0.5gのNaOHと1gのK3 Fe(CN)6を4m
lの水に混合したものを用いることができる。
【0026】図2(D)に示すように、ガラス基板9を
硫酸:過酸化水素=2:1の混合溶液中に浸漬し、ネガ
型ホトレジスト層PR1を剥離する。さらに基板をクロ
ム用エッチング液に浸漬し、クロム膜Lを除去する。ク
ロム膜Lを除去したガラス基板を、加熱した過酸化水素
とアンモニアの混合溶液および純水で洗浄し、その後乾
燥する。このようにしてガラス基板9の表面上に所定形
状の凹部Rを形成する。
【0027】図2(E)は、このようして形成した凹部
Rの平面形状を示す。凹部Rは、上部にカソード電極を
収容すべき矩形部分、その下にカソード用リード線を収
容すべき細長い部分、その下にアノードを収容する比較
的大面積の長方形部を有する。なお、図示の構成におい
ては、さらに下方にリード線を収容すべき細長い部分お
よびパッドを形成すべき長方形部を有する。パッド部分
は凹部に収容せず、基板上に露出させてもよい。
【0028】図3(A)に示すように、凹部Rを形成し
たガラス基板9の表面上に厚さ40nmのクロム層K1
および厚さ150nmの金層K2をこの順に真空蒸着す
る。クロム層を介在させることにより、金層が強固にガ
ラス基板9上に成膜される。金層K2の上に、ポジ型ホ
トレジスト層(たとえば東京応化製、OFPR−500
0(製品名))PR2をスピン塗布し、80℃で30分
間プリベークする。このようにして準備したホトレジス
ト層PR2の表面を選択的に露光する。
【0029】図3(B)に示すように、現像して、非露
光部分のみを残す。このようにして、金層K2およびク
ロム層K1エッチング用のエッチングパターンを形成す
る。金層K2を1gのI2 と4gのKIを40mlの水
に溶解した金用エッチング液でエッチングし、ホトレジ
ストパターンPR2下部以外の金層K2を除去する。続
いて、レジストパターンPR2を除去した後、上述と同
様の組成を有するクロム用エッチング液を用い、露出し
たクロム膜K1を除去する。
【0030】このようにして、図3(C)に示すように
クロム層K1、金層K2の積層からなるカソードパター
ンを作成する。この基板を加熱した過酸化水素とアンモ
ニアの混合溶液および純水で洗浄し、その後乾燥する。
【0031】図3(D)に示すように、カソードパター
ンを形成したガラス基板上に感光性ポリイミド原液(東
レ製、フォトニース(商品名、UR−3140))をス
ピン塗布し、ポリイミド層PI1を形成する。たとえ
ば、回転数1200rpmで30秒間スピン塗布をした
後、回転数2000rpmで2秒間回転塗布する。その
後、ポリイミド層PI1を80℃で90分間プリベーク
する。
【0032】この感光性ポリイミド層PI1に、上述の
カソードパターンのうち、リード線に相当する部分のパ
ターンを露光する。図3(E)に示すように、現像液
(たとえば東レ製、DV−605(商品名))中で現像
し、イソプロピルアルコール中で3回に分けてリンスを
行なう。このようにして、未露光部分のポリイミド層を
除去する。
【0033】図3(F)は、上述の工程で得られる下部
基板の構成を概略的に示す。ガラス基板9の表面に形成
された凹部のうち、カソードパターンに相当する部分に
クロム層と金層の積層が形成され、その中央部のリード
部分にはさらにポリイミド層PI1が積層される。カソ
ードパターンは、カソード電極領域3とパッド部分8A
をリード部12Aが接続する構成を有する。
【0034】なお、図3(E)に示すように、カソード
のリード部12Aの表面および側面を確実にポリイミド
層PI1で覆うためには、ポリイミド層用の露光パター
ンは金層およびクロム層エッチング用の露光パターンよ
りもわずかに幅を広く設定することが好ましい。
【0035】なお、このようにして作成したポリイミド
パターンPI1を、150℃で30分間、200℃で3
0分間および300℃で1時間ベーキングし、ポリイミ
ドをキュアする。
【0036】ここで、ポリイミドの代わりにネガ型ホト
レジストを用いることもできる。ネガ型ホトレジストを
層間絶縁層として使用する場合、図2(A)、(B)に
示す工程と同様の工程を、カソードのリード部に対して
行なえばよい。
【0037】図4(A)で示すように、カソードパター
ン作成したガラス基板9表面上に、さらに厚さ40nm
のクロム層M1および厚さ150nmの金層M2をこの
順に真空蒸着する。金層M2の上に、さらにポジ型ホト
レジスト層(たとえば東京応化製、OFPR−5000
(製品名))PR3をスピンコートする。ホトレジスト
層PR3を80℃で30分間プリベークし、その後露光
を行なう。
【0038】図4(B)に示すように、露光したホトレ
ジスト層PR3を現像すると、アノードパターン以外の
部分を露出するエッチング用レジストマスクPR3が形
成される。
【0039】図4(C)に示すように、レジストマスク
PR3をエッチングマスクとし、露出した金層M2およ
びクロム層M1を上述の金用エッチング液およびクロム
用エッチング液でエッチングする。その後、洗浄、乾燥
し、アセトンで残ったホトレジストパターンを除去す
る。このようにして、アノードパターンMが形成され
る。
【0040】図4(D)は、作成されたアノードパター
ンを示す平面図である。アノードパターンMは、アノー
ド電極部4、リード部12B、パッド8Bを有する。カ
ソードパターンKおよびアノードパターンMは、初めに
基板表面に形成された凹部R内に収容され、ガラス基板
9表面よりも下に形成される。このため、ガラス基板9
を平坦な他の面に貼り合わせた時に、アノードパターン
およびカソードパターンは貼り合わせの邪魔とはならな
い。
【0041】図5(A)に示すように、ガラス基板9表
面上にポジ型ホトレジスト層(たとえば東京応化製、O
FPR−800(製品名))PR4をスピン塗布し、8
0℃で30分間プリベークする。その後、カソード電極
3、アノード電極4に対応する部分を開口するパターン
で露光し、30℃のトルエン中に10分浸漬し、80℃
で15分間ポストベークする。その後、現像することに
よってカソード電極3とアノード電極4の検出部分を露
出するホトレジストパターンPR4を形成する。
【0042】図5(B)に示すように、レジストパター
ンを形成したガラス基板9表面上に銀膜Sを真空蒸着に
より形成する。その後、アセトンでレジストパターンP
R4を除去し、その上の銀膜Sをリフトオフする。
【0043】たとえば、0.1MKCl溶液中でカソー
ドに対し、約−1.0Vの電圧を1分間印加し、塩化銀
を形成する。このようにして、図5(C)、(D)で示
すようなガラス基板を得る。図5(C)が平面図、図5
(D)が断面図である。なお、アノード電極に示す4A
は、表面を塩化銀に変換された銀層SAである。
【0044】図6(A)に示すように、ガラス基板表面
上にポリイミド原液をスピン塗布し、ポリイミド層PI
2を形成する。スピン塗布は、たとえば回転数2300
rpmで30秒間行なう。ポリイミド層のスピン塗布
後、80℃で90分間のプリベークを行なう。その後、
ポリイミド膜PI2に対し、前述同様の選択的露光を行
なう。
【0045】図6(B)に示すように、露光したポリイ
ミド膜を現像すると、アノード電極中央部をスリット状
に露出する細長い窓21を有するポリイミドパターンP
I2が形成される。このようにして形成したポリイミド
パターンを150℃で30分、200℃で30分および
300℃で60分キュアすることにより、ポリイミドパ
ターンをキュアする。
【0046】図6(C)は、このようにして作成するポ
リイミドパターンPI2の形状を示す。ポリイミドパタ
ーンPI2はアノード電極4およびアノードのリード部
12Bを覆い、アノード電極中央部に細長いスリット2
1状の開口を形成する。
【0047】なお、ポリイミドの代わりにネガ型ホトレ
ジストを用いることも可能である。ネガ型ホトレジスト
は撥水性を示す。アノード電極中央部のみを露出し、そ
の他の領域を被覆するポリイミドパターンは、塩化銀形
成面積を制御して初期動作安定化時間を短縮し、かつ酸
素電極の寿命を長くするのに有効である。なお、スリッ
ト21は1つに限らない。電極間のコンダクタンスが問
題になる場合には2つ以上設けてもよい。
【0048】以上のようにして、電極を支持するガラス
基板が作成される。次に、電極基板の上に蓋をするシリ
コン基板の作成を説明する。図7(A)に示すように、
厚さ400μmの(100)面シリコン基板1を用意
し、過酸化水素とアンモニアの混合溶液および濃硝酸で
洗浄する。なお、より小型の酸素電極を作成する場合は
より薄い、たとえば厚さ約150μmのシリコン基板を
用いる。なお、電極基板同様酸素電極1つ分の構造を示
すが、通常1枚の基板上に多数の酸素電極を形成する。
【0049】洗浄したシリコン基板を1000℃で約2
00分間ウェット酸化し、両面に厚さ約1.0μmのS
iO2 絶縁膜2を形成する。シリコン基板1の両面上
に、ネガ型ホトレジスト層(たとえば東京応化製、OM
R−83(商品名))PR5をスピン塗布し、80℃で
30分間プリベークする。このホトレジスト層PR5に
所定パターンの露光を行ない、続いて現像、リンスを施
す。なお、シリコン基板1上面上に形成するホトレジス
トパターンPR5は、ガラス基板上で電解液を収容する
ための凹部を形成する形状に合わせて開口部を有し、シ
リコン基板1下面上のホトレジスト層PR5は、貫通孔
を形成すべき領域に開口を形成する。このようにして作
成したレジストパターンを150℃で30分間ベーキン
グする。
【0050】図7(B)に示すように、レジストパター
ンをエッチングマスクとし、露出したSiO2 膜2をエ
ッチング除去する。このエッチングは、たとえば50%
弗酸:40%弗化アンモニウム=1:6の溶液中にシリ
コン基板1を浸漬し、ホトレジストで覆われていない部
分のSiO2 をエッチングすることによって行なえる。
SiO2 膜を除去した基板を、硫酸:過酸化水素=2:
1の混合溶液中に浸漬し、ネガ型ホトレジスト膜PR5
を除去する。
【0051】ホトレジスト層を除去したシリコン基板1
を80℃の35%水酸化カリウム水溶液中に1時間浸漬
し、SiO2 膜2で覆われていない部分を異方性エッチ
ングする。表面側からエッチングした凹部16と、裏面
側からエッチングした貫通孔23とが合した後、エッチ
ングを終了する。
【0052】このようにして、図7(C)に示すような
シリコン基板1を得る。なお、カソード電極部分とアノ
ード電極部分を連絡する部分は、図に示すように、細い
溝状に形成することが好ましい。このように、断面積を
制限すれば、それぞれの電極からの反応生成物の影響を
抑えることができる。
【0053】さらに、図7(C)右側に示すように、ア
ノード電極部分から基板側方に達する溝22を形成し、
電解液注入口を設けることが好ましい。電解液注入口
は、センシング部分から離れた位置に配置することが望
ましい。アノード電極部分から側方に延在する電解液注
入口を示したが、この電解液注入口を、破線22Aで示
すように、基板背面に到達する貫通孔としてもよい。
【0054】なお、アノード電極領域下方に示した貫通
孔23Bは、空気抜孔として機能する。この空気抜孔は
省略することもできるが、空気抜孔を形成しておくと電
解液の注入が容易になる。
【0055】このようにして、異方性エッチングを施し
たシリコン基板1を過酸化水素とアンモニアの混合溶液
および濃硝酸で洗浄する。なお、図示しないが、シリコ
ン基板表面には酸化膜が形成される。
【0056】電極パターンを形成したガラス基板9と、
凹部を形成したシリコン基板1を純水中に浸漬し、10
分間超音波洗浄する。図8(A)に示すように、両基板
1、9を重ね合わせて陽極接合用電極EL1、EL2間
に配置する。250℃の窒素雰囲気下で電極L1、EL
2間に1200Vの電圧をガラス基板9側が負になるよ
うに印加し、ガラス基板9とシリコン基板1を陽極接合
する。なお、このような陽極接合は、シリコン基板とガ
ラス基板またはシリコン基板同士の場合に可能である。
シリコン基板表面にSiO2 層を形成した場合は、ガラ
ス基板と同様に扱うことができる。
【0057】図8(B)に示すように、陽極接合により
ガラス基板9上に密着してシリコン基板1を接着するこ
とができる。なお、シリコン基板1の裏面には、空気抜
用の貫通孔23Bおよび酸素透過用の貫通孔23Aが形
成されている。
【0058】なお、陽極接合の代わりに2枚の基板を接
着剤や少なくとも一方の基板を溶かす物質を用いて接着
することもできる。図8(C)は、このような接着工程
を示す。重ね合わされた基板1A、9Aの側面に、接着
剤28を塗布する。接着剤28は、好ましくは基板1
A、9A間の間隙に浸透し、対向面を接着する。接着剤
の代わりに基板1A、9Aの少なくとも一方を溶かす物
質を用いることもできる。
【0059】図9(A)に示すように、ガラス基板9と
接着したシリコン基板1裏面(図中、上面)上にガス透
過性膜24を被覆する。たとえば、FEP膜(東レ製、
膜厚12μm)を少なくとも感応部の開口を覆う面積、
たとえばシリコン基板裏面全面上に熱融着により被覆す
る。
【0060】図9(B)に示すように、積層した基板を
ダイシングソーでチップ状に切出し、酸素電極を得る。
このようにして形成した酸素電極構造を、電解液(たと
えば0.1MKCl溶液)中に浸漬し、電解液を含む空
間ごと減圧する。電解液上部空間が減圧されることによ
り、酸素電極構造内に収納されている空気が外部に引き
出され、電極構造内の空間に電解液が導入される。な
お、空気抜孔がある場合に、この空気抜孔を気相中に出
した状態で減圧すれば、さらに効率よく電解液が導入さ
れる。このようにして電解液を導入すると、実際に酸素
濃度を検出する機能を有する酸素電圧が提供される。
【0061】なお、酸素電極の構造は上述の実施例のも
のに限らない。図10(A)〜(C)は、酸素電極の電
極部分の他の構成例を示す。図10(A)においては、
ガラス基板9の先端部にアノード電極4が形成され、ア
ノード電極用のリード12Bがカソード電極3の下を通
過している。リード12B表面には絶縁層が形成され、
カソード3とリード12Bを絶縁する。すなわち、アノ
ード用リード12Bがカソードパターン3と基板9の間
に配置される。
【0062】電気化学的に厳密な酸素濃度の測定を行な
う場合には、3極構成を採用することが好ましい。図1
0(B)、(C)は、3極構成の場合の構造を示す。図
10(B)においては、作用極(カソード)18がガラ
ス基板9先端部に配置され、その下方に対極(アノー
ド)20および参照極19が並列に配置されている。作
用極18のリード32は、対極20下に配置され、その
表面を絶縁層で覆われる。すなわち、作用極のリード部
32が対極20と基板9の間に配置され、その表面を絶
縁層で覆われる。なお、参照極19は、たとえばクロム
層と全層の積層で形成され、電圧が印加されるが、電流
は流れない。
【0063】図10(C)においては、参照極のリード
線33も対極20の下に配置されている。作用極18の
リード32および参照極19のリード33は、対極20
と基板9の間に配置され、その表面を絶縁層によって覆
われる。
【0064】なお、3極構成の場合には、作用極と参照
極の表面には銀の層を形成し、対極20表面は金層のま
ま残す。また、3極構成の場合、3つの電極に対応して
3つの空洞を形成し、これらの空洞間を細い溝で接続す
ることが望ましい。なお、参照極と対極を接続する必要
は必ずしもない。この場合、参照極付近および対極付近
にそれぞれ電解液注入口を設けることが望ましい。さら
に、空気抜孔を追加することもできる。参照極に対し1
つ、対極に対し1つの電解液注入口を設ける場合、一方
を空気抜孔として作用させることもできる。
【0065】このようにして形成した酸素電極に、生体
関連物質を固定し、バイオセンサを形成することができ
る。図11(A)は、シリコン基板1の表面上に塗布し
たFEP膜24表面上に固定膜17を形成した構成を示
す。固定膜17中には、グルコースオキシダーゼのよう
な酵素が固定されている。たとえば、小型酸素電極感応
部(カソード電極対応の貫通孔を含む部分)を牛血清ア
ルブミン5wt%、グルタルアルデヒド5wt%を含む
溶液20mlに、グルコースオキシダーゼ1mgを溶か
した溶液中に浸漬し、乾燥させることにより、作成する
ことができる。
【0066】さらに、図11(B)に示すように、同一
のガラス基板9上に複数個の酸素電極を構成し、複数種
類のバイオセンサを構成することもできる。たとえば、
図11(B)の構成において、一方の固定膜17Aには
グルコースオキシダーゼを固定し、他方の固定膜17B
にはグルタミン酸オキシダーゼを固定する。なお、共通
基板上に複数の酸素電極を形成した場合を説明したが、
個々に作成した複数個の酸素電極を破線のように側面で
結合することもできる。
【0067】図11(C)は、図11(B)に示す2つ
のバイオセンサを1枚のガラス基板9の両面に形成した
場合を示す。なお、1枚のガラス基板の両面に酸素電極
を形成する代わりに、2つの酸素電極のガラス基板9
A、9Bを貼り合わせてもよい。ガラス基板の接着は、
たとえばエポキシ樹脂を用いて行なうことができる。
【0068】図11(D)に示すように、バイオセンサ
をシリコーン等のチューブ40内に収容し、その強度を
補強することもできる。なお、図11(A)に示す構成
のバイオセンサをチューブ40内に収容する場合を図示
したが、図11(B)、(C)に示すような他の構成の
バイオセンサをチューブに収容してもよい。
【0069】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明は上述の構成に限られない。たとえば、例えば、
種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者
に自明であろう。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば電
極および配線に必要な面積を減少することが可能とな
り、酸素電極またはバイオセンサのより一層の小型化が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による酸素電極を示す平面図で
ある。
【図2】図1に示す酸素電極の製造工程を説明するため
の断面図および平面図である。
【図3】図1に示す酸素電極の製造工程を説明するため
の断面図および平面図である。
【図4】図1に示す酸素電極の製造工程を説明するため
の断面図および平面図である。
【図5】図1に示す酸素電極の製造工程を説明するため
の断面図および平面図である。
【図6】図1に示す酸素電極の製造工程を説明するため
の断面図および平面図である。
【図7】図1に示す酸素電極の製造工程を説明するため
の断面図および平面図である。
【図8】図1に示す酸素電極の製造工程を説明するため
の側面図および平面図である。
【図9】図1に示す酸素電極の製造工程を説明するため
の断面図および平面図である。
【図10】図1に示す酸素電極の変形例を示す平面図で
ある。
【図11】本発明の実施例によるバイオセンサの構成を
概略的に示す断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 SiO2 膜 3 カソード電極 4 アノード電極 8 パッド 9 ガラス基板 12 リード線 15 保護膜 16 凹部 17 酵素固定膜 18 作用極 19 参照極 20 対極 21 開口 22 電解液注入口 23 貫通孔 24 酸素透過性膜 28 接着剤 32、33 リード線 L クロム膜 PR ホトレジスト層 K カソード膜 M アノード膜 PI ポリイミド層 S 銀層

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電極およびこれらの電極に接続さ
    れるリード線を支持するための電極基板と、 前記電極基板上に形成された、第1の電極と、該第1の
    電極に接続された第1のリード線と、 前記第1のリード線を覆って前記電極基板上に形成され
    た絶縁層と、 前記電極基板および前記絶縁層の上に形成された、第2
    の電極と、該第2の電極に接続された第2のリード線
    と、 前記電極基板と貼り合わされ、前記第1の電極および第
    2の電極上に第1の凹部を有し、該第1の凹部は前記第
    1の電極および第2の電極の少なくとも一方の上方に開
    口を有する容器基板と、 前記開口を覆って形成された酸素透過性膜とを有する酸
    素電極。
  2. 【請求項2】 前記電極基板が第2の凹部を有し、前記
    第1の電極と第1の電極に接続された第1のリード線、
    および前記第2の電極と第2の電極に接続された第2の
    リード線が前記第2の凹部内に形成された請求項1記載
    の酸素電極。
  3. 【請求項3】 前記第1の凹部が、前記第1の電極およ
    び第2の電極上にそれぞれ形成された比較的大きな断面
    積の容器部と前記容器部を接続し、容器部よりも小さな
    断面積を有する溝部とを有する請求項1または2に記載
    の酸素電極。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の電極が表面に露出
    した銀層を有し、さらに、 前記第1の凹部に収容され、ハロゲンイオンを含む電解
    質材料を有する請求項1〜3のいずれかに記載の酸素電
    極。
  5. 【請求項5】 さらに、前記第2の電極の表面の一部以
    外を覆い、電解液を実質的に透過させない被覆膜を有す
    る請求項1〜4のいずれかに記載の酸素電極。
  6. 【請求項6】 前記被覆膜が撥水性である請求項5記載
    の酸素電極。
  7. 【請求項7】 前記表面の一部が細長い領域である請求
    項5記載の酸素電極。
  8. 【請求項8】 前記第1の凹部が前記第2の電極上から
    前記容器基板背面もしくは側面に延びる連通路を有する
    請求項1〜7のいずれかに記載の酸素電極。
  9. 【請求項9】 さらに、前記酸素透過性膜の前記開口の
    上の部分を覆う生体関連物質を有する請求項1〜8記載
    の酸素電極。
  10. 【請求項10】 さらに、前記電極基板上に形成され
    た、第3の電極と、該第3の電極に接続された第3のリ
    ード線を有する請求項1〜9のいずれかに記載の酸素電
    極。
  11. 【請求項11】 前記第3のリード線が前記絶縁層の下
    に形成されている請求項10記載の酸素電極。
  12. 【請求項12】 第1の基板上に第1の電極と該第1の
    電極に接続された第1のリード線を形成する工程と、 前記第1のリード線を覆って前記第1の基板上に絶縁層
    を形成する工程と、 前記絶縁層および前記第1の基板上に、第2の電極と該
    第2の電極に接続された第2のリード線とを形成する工
    程と、 第2の基板の前記第1の電極と第2の電極に対応する部
    分に第1の凹部を形成する工程と、 前記第1の基板と第2の基板とを貼り合わせる工程とを
    含む酸素電極の製造方法。
  13. 【請求項13】 さらに、前記第1の電極と第1のリー
    ド線を形成する前に、前記第1の基板に前記第1の電
    極、第2の電極、第1のリード線、第2のリード線を収
    容できる第2の凹部を形成する工程を含む請求項12記
    載の酸素電極の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002513602A (ja) * 1998-04-30 2002-05-14 セラセンス、インク. 分析物モニタシステムおよびその使用方法
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