JPH09182693A - 窓のような円滑面を蒸気清浄するための電気装置 - Google Patents

窓のような円滑面を蒸気清浄するための電気装置

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JPH09182693A
JPH09182693A JP8344165A JP34416596A JPH09182693A JP H09182693 A JPH09182693 A JP H09182693A JP 8344165 A JP8344165 A JP 8344165A JP 34416596 A JP34416596 A JP 34416596A JP H09182693 A JPH09182693 A JP H09182693A
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steam
enclosure
electric device
vapor
water
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JP8344165A
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Inventor
Jean Marc Burr
ブール ジャン−マルク
Guy Richard
リチャード ギュイ
Remy Dussoul
デュスール レミー
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Superba SAS
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L1/00Cleaning windows
    • A47L1/06Hand implements
    • A47L1/08Hand implements with provision for supplying liquids, e.g. cleaning agents

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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型で複雑で高価で危険な装置を使用するこ
となく、従来の不都合を解消でき、技術的な利点を伴い
ながら窓のような円滑面を蒸気清浄するための電気装置
を提供する。 【解決手段】 電源に接続するための手段7によって動
力が供給される自己内蔵型の携帯式の組立体を含み、
(a) 水を貯蔵するための貯蔵手段34を含み大気中で作動
する蒸気発生器21と該水を加熱して蒸気を発生させるた
めの電気ヒータ手段30とを受容するハウジング20と、一
連の前方オリフィス17を介して開口する蒸気分配器24
と、(b) 前記オリフィス17を介して蒸気分配器24から分
配排出される蒸気の凝縮によって清浄されるべき円滑面
に生じた小滴2を払拭するために装置前方部分から突出
するスクイージブレード15が装着されるスクイージキャ
リア14、とを画成するプラスチック材料から成るケース
10を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窓のような円滑面
を蒸気清浄するための電気装置に関し、該装置は、電源
に接続するための連結手段と、供給水を貯蔵するための
貯蔵手段と、蒸気を発生するための供給水を加熱するた
めの電気ヒータ手段と、装置外に発生蒸気を分配排出す
るための分配手段、とを含む。
【0002】
【従来の技術】家庭的な用事において、窓の清浄は、ぼ
ろ布やセーム皮を用いて汚れを動かしたり除去するため
に使用者が行う機械的動作と共に所定清浄用の液体又は
粉末と混合した水のような手段を用いて基本的に従前ま
で行われてきた厄介な手作業を必要とする。
【0003】清浄用スプレーも開発され、清浄作業を簡
易・容易化するために販売されている。しかしながら、
使用される清浄用物質により、脂ぎった膜がガラスに残
り、これにより、清浄済みの窓に対する塵埃の付着を促
進し、再度清浄する必要がある。
【0004】工業的な窓の清浄にあっては、大型スクイ
ージの熟練した使用によって大幅な時間的節約が達成さ
れるが、処理は基本的に同じである。家庭用品市場に蒸
気清浄装置が出現したことにより、先ず、家庭において
利用可能な窓用の蒸気清浄技術が形成された。蒸気清浄
は、ボイラーで蒸気を発生させることを基本とし、該ボ
イラーは、重装備であり、従って、地面に据え付けられ
る。一連のアクセサリ及びプラスチック管を介して窓用
スクイージに導いて窓ガラスに集約させ、ガラスから剥
がすために塵埃に相当な量の熱を付与し、塵埃を含んだ
水をガラスから移動させるためにスクイージを用い、ぼ
ろ布で窓を払拭してそれらを除去する際に、充分加熱す
るために長時間を必要とする。
【0005】斯かる装置は、清浄用物質を用いることを
不要にし、清浄されるべきガラス等の円滑面に脂ぎった
膜を残さず、塵埃を取り除く機械的作業を不要にする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、既存の装置
は、相当な欠点を有している。特に、ボイラーで蒸気を
発生させるシステムは、相当に高価で複雑で大型の設備
となり、とりわけボイラー内の圧力レベルによる潜在的
な危険から逃れられない。斯かる設備は、蒸気を起こす
のに時間を要するとすると、作業開始までに長い時間を
要する。また、蒸気は、地面のボイラーから相当離れた
窓の上部部分まで到達できない。いずれにしても、蒸気
は、蒸気を噴出するためのアクセサリとボイラーとを接
続するためのパイプの中において、膨張し、冷却され、
凝縮する。既存の装置は、例えばビルから離れた独立の
モータ車両に対するアクセスが困難であるような設定に
あっては、窓清浄が特に不適当である。
【0007】本発明は、大型で複雑で高価で危険な装置
を使用することなく、上記不都合を解消でき、技術的な
利点を伴いながら窓のような円滑面を蒸気清浄させ得
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】これらの目的は、窓のよ
うな円滑面を蒸気清浄するための、電源に接続するため
の連結手段と、供給される水を貯蔵するための貯蔵手段
と、供給水を加熱して蒸気を発生させるための電気ヒー
タ手段と、装置外に発生蒸気を分配するための分配手
段、とを含む電気装置であって、電源に接続するための
連結手段によって動力が供給される自己内蔵型の携帯式
の組立体を含み、(a) 大気圧で作動し、貯蔵手段及び電
気ヒータ手段を含む蒸気発生器と、一連の前方オリフィ
ス(17)を介して開口する蒸気分配器との双方を受容
するハウジングと、(b) 前記一連の前方オリフィスを介
して蒸気分配器から分配排出される蒸気の凝縮によって
清浄されるべき円滑面に生じた小滴を払拭するために電
気装置前方部分から突出するスクイージブレードが装着
されるスクイージキャリア、とを画成するプラスチック
材料から成るケース(10)を含む。
【0009】本発明の携帯型の電気装置は、一般的な交
流電源であるが、例えば車の窓の清浄のような適用にあ
っては低い直流電源であるような電源を要する。本発明
の装置は、蒸気清浄の全利点を保有しており、特に、清
浄されるべき面に脂ぎった膜を形成せず、通常の清浄剤
を付加することなく、清浄できる。本装置は、高温や高
圧の存在と関係する危険から解放され、プラスチック材
料で基本的に形成でき、従って、大きさやコストを減少
するのに役立つ。本蒸気発生器が、汚物や塵埃を包含す
る液化蒸気を払拭したり蒸気を分配/噴射するための手
段を含む本装置の本体に組み込まれるので、本装置は、
非常に迅速に準備可能になる。
【0010】本発明の装置は、好都合な特徴を有する様
々の実施態様に適用可能である。好適実施態様におい
て、一連の蒸気分配用の前方オリフィス及びスクイージ
ブレードは、実質的に平行である。有益なことに、本蒸
気発生器は、前記一連の蒸気分配用の前方オリフィス及
びスクイージブレードに略平行である。
【0011】しかるに、蒸気発生器が非常にコンパクト
にすることができるので、他の構造も可能である。その
ような他の1つの構造において、本蒸気発生器は、前記
一連の蒸気分配用の前方オリフィス及びスクイージブレ
ードに略垂直である。別の可能な構造において、本蒸気
発生器は、前方一連の蒸気分配用の前方オリフィス及び
スクイージブレードによって画成される中間方向に対し
て約30゜〜約60゜の範囲にある角度を有する。
【0012】都合の良いことに、プラスチック材料から
成るケースは、スクイージキャリアを具えた側とは反対
の側のハウジング近傍の装置背部に配置したハンドルを
画成している。スティック状のハンドルは、蒸気発生器
を使用者の手から相当離した状態で使用することを容易
化する。
【0013】本発明の特定の特徴に従い、本装置は、個
々の蒸気に変換されるべき供給水を貯蔵するための毛細
管本体を含む熱慣性が低い蒸気発生器を含み、毛細管本
体(34)は、低い熱慣性を得るために電気ヒータ手段
の回りに配設される。斯かる実施例において、圧力計
(pressure-stat)や電気制御弁のような高価な調節手
段が不要であり、多くの場合、最初の加熱後に殆ど同時
的に蒸気を得ることができる。
【0014】電気ヒータ手段は、少なくとも1つのセラ
ミック抵抗要素を含むカートリッジ及びスイッチを含
む。ヒータ要素として1以上のセラミック抵抗を用いる
ことにより、水量に応じて自動的に加熱することがで
き、水の存在を検出するための補助的手段、サーモスタ
ットやヒューズのような他の安全用部材を付加しなくて
も済む。
【0015】特定の実施例において、本蒸気発生器は、
カートリッジの回りに配設された毛細管本体を保持する
ための第1のエンクロージャを含み、該第1のエンクロ
ージャは、毛細管本体を水が通り得るようにすると共に
そこから蒸気が出て行き得るようにする複数個の穿孔を
有する。前記第1のエンクロージャは、第1の端部にカ
バー(8)が装着され、該カバー(8)は、密閉シール
式にカートリッジを位置決めするのに役立つ。
【0016】前記第1のエンクロージャは、リンク手段
で接続される2つの多孔性のシェル半体部を含む。本蒸
気発生器は、蒸気出口用のオリフィスを除いてシールさ
れたシェルを形成するために、カバーと協働する外側の
第2のエンクロージャを含み、センタリング手段は、両
エンクロージャ間に空きスペースを形成するために、第
1のエンクロージャに対して外側の第2のエンクロージ
ャをセンタリングするために設けられる。
【0017】第1及び第2のエンクロージャの間の空き
スペースは、加熱された蒸気発生時に、毛細管本体から
出る水を受けることができ、他方、蒸気発生工程が中断
したときに該水が毛細管本体に戻ることができる、とい
うことが理解されよう。更に、空きスペースにより、充
填中に余分な水を収集することが可能になり、本装置の
作動前に多孔性本体に含まれていない水を配設できる。
【0018】カバーの装着された第1のエンクロージャ
の第1の端部から離れた側の端部において、第2のエン
クロージャは、取り外し自在のシール式の閉塞手段を含
み、該閉塞手段は、蒸気発生器の内部を水で充填するこ
と、余分な水を除去すること、第2のエンクロージャを
密閉すること、を選択的に可能ならしめる。好都合なこ
とに、前記蒸気出口オリフィスは、第2のエンクロージ
ャの突出部分に形成され、該突出部分は、蒸気分配器の
残留水滴の侵入を阻止ないし低減するために、第1のエ
ンクロージャの相補的な内曲部の蒸気発生器の中心に向
かうように第2のエンクロージャの内側に入り込んで延
びている。
【0019】特定の実施例において、蒸気分配器は、蒸
気出口オリフィスから出る蒸気を集めるために第2のエ
ンクロージャに付設される細長い凹所を画成する部品を
含み、また、蒸気分配器は、ケースに形成した前記一連
の前方オリフィスの中にシールされて挿入される一連の
ノズルを有する。プラスチック材料から成るケースは、
例えば高温ブレード式ヒートシール方法のような相互を
密着シールする手段を具えた2つの部分として好適に形
成される。
【0020】スクイージキャリアは、前記一連の前方オ
リフィスの上方側のケースの2つの部分の板状の延長部
で構成され、該板状の延長部の間には、スクイージブレ
ードがクランプされる。スクイージブレードは、可撓性
材料で好適に形成される。この場合において、好都合な
ことに、スクイージブレードは、2つの横方向端部の近
傍のターミナル部分に傾斜リブを含むことができ、該リ
ブは、スクイージブレードの主たる面に対して略垂直に
且つターミナル部分の横方向に延びる面取りした面に対
して略垂直に配置される。
【0021】可撓性材料のスクイージブレードの端部に
形成した傾斜リブは、垂直下の移動においてスクイージ
端部から逃げる蒸気滴を阻止するのに役立ち、清浄済み
の部分に汚い垂直傷が形成されるのを阻止することがで
きる。付加的なリブを用いることなく、スクイージブレ
ードのターミナル部分の2つの横方向の近傍に、水平に
対して10゜〜45゜の範囲、好ましくは30゜の角度
aで、面取りした面を設けることによって、殆ど同じ結
果を得ることができる。
【0022】また、スクイージキャリアは、スクイージ
ブレードに平行に配置した帯状の海綿状構造体を含むこ
とができる。この帯状の海綿状構造体は、スクイージブ
レードの上方に配置することができる。しかるに、スク
イージブレードの可撓性部分の上で全長にわたって部分
的に接触するように海綿状構造体を配置することが好ま
しく、これにより、海綿状構造体は、汚れた水を収集す
ることができ、水平なスクイージの停止傷を軽減でき、
スクイージを清浄する回数を少なくすることができる。
【0023】ある場合には、可撓性材料から成るスクイ
ージは、蒸気によって部分的に解けた霜、雪、氷のよう
な半固体を掻き落とすために、剛性材料のスクイージブ
レードと置き換えることができる。補助的に、本装置
は、局所領域で実施されるべき強力な清浄を可能にする
噴射を得るために、特に蒸気を集約させるために付加的
機能を奏するようにし得るアクセサリを更に含むことを
ができる。
【0024】斯かる状態の下においては、本装置は、一
連の前方オリフィスの上に位置決めされるべき蒸気収集
器を更に含み、該蒸気収集器は、凹所の蒸気を集め、該
蒸気を凹所から出口オリフィスに接続した管状の延長部
に集中的に通し、該延長部の自由端には、局所的な蒸気
噴射を行うためのヘッドが設けられる。好都合なこと
に、前記凹所と該凹所に取り外し可能に連結される管状
の延長部との間には、部材が介装され、該部材は、蒸気
を通すが、水を通さない。
【0025】この特徴により、本発明の清浄装置は、他
の応用、特に、車に対して使用可能になる(例えば、蒸
気は、車両内部に収めるものを加熱するのに使用でき
る)。本発明の別の特徴に従い、本装置は、前記一連の
前方オリフィスを介して出る蒸気に芳香添加物を付加す
るための手段を更に含む。使用箇所の出来る限り近くに
蒸気を起こす機能を保持しながら、大量の水を用いて作
業時間を長く確保できるようにする、更に他の本発明の
特徴に従い、本装置は、蒸気発生器を自動的に水で充填
するための取り外し自在の自動充填装置を更に含み、該
自動充填装置は:射出管を介して供給水の所蔵用の貯蔵
手段に水を供給すると共に、乾燥状態を検出するための
プローブによって供給されるべき必要な水を代表する信
号を得るために、ケースに貫設され得るプラグと;射出
管に接続したホースを含む可撓性リードと;再充電可能
なバッテリーあるいは電源に接続するためのプラグと;
プローブへの接続ケーブルによって連結される電気ポン
プを制御するための電気ポンプ及び手段;とを含み:該
電気ポンプは、プローブが供給水を貯蔵するための貯蔵
手段の乾燥状態を検出するときに、作動する。
【0026】本発明の他の特徴及び利点は、添付図面を
参照して例示した特定の実施態様の記載から明らかとな
ろう。
【0027】
【発明の実施の形態】図1〜5を参照すると、窓のよう
な面1を蒸気清浄するための携帯型の電気装置の一例が
示されており、この電気装置は、剛性プラスチック材料
から成るケース10を基本的に含み、該ケース10は、
例えば高温ブレード式加熱シール方法によって分離ライ
ン10Aに沿って密閉式に相互接続される下部部分12
と上部部分11とを含む。ケース10は、その後端部に
スティック状のハンドル13を具え、該ハンドル13
は、電気装置を握り易くするものである。ハンドル13
の後端部は、標準的なアウトレットを介して一般の交流
電源に接続するため、あるいは、例えば12Vタイプの
低電圧直流電源のような、例えばシガレットライター型
などのアウトレットに特別製のプラグ5(図18)を介
して接続するために、所定のケーブル7を受容してい
る。ケーブル7は、電気装置内においてスイッチ9に接
続されており、該スイッチ9は、ケース10の上部の例
えばハンドル13に配設した制御ノブ19を含む。ケー
ス10の内部に配設した電気ヒータ部材30は、ON状
態にあるときに、スイッチ9から電気が供給される。
【0028】ケース10は、ハンドル13に対して横方
向に延びるハウジング20を画成している。ハウジング
20は、ケース10のカバーを構成する扁平な上部部分
11によって閉じられる、ケース10の揺り籠状(crad
le-shaped )の下部部分12によって画成されている。
モジュール型の蒸気発生器21は、ハウジング20内
で、ハンドル13に対して横方向に配設されている。
【0029】蒸気発生器21は、例えば下部部分12の
ケース10の側壁に形成したオリフィスに係合するプラ
グ18によって一端部が閉じられており、蒸気発生器の
外側シェル22を水で充填したり空にするための開口3
7に直結されている。シール用ガスケット32は、開口
37から蒸気が漏出するのを阻止するために、プラグ1
8と開口37との間に介装される(図6及び10)。
【0030】蒸気発生器21の外側エンクロージャ(ou
ter enclosure )22は、プラグ18とは離れた反対側
の端部にカバー構成部8を有し、該部分8は、外側エン
クロージャ22に密閉式に取付けられており、電気ヒー
タ手段30とスイッチ9との間の接続部を提供するスペ
ースを確保しながら、蒸気発生器21内に電気ヒータ手
段30を位置決めするのに役立つ。
【0031】蒸気発生器21の外側エンクロージャ22
は、ケースの下部部分12及び上部部分11の各側壁に
形成したリブ3及び6によってハウジング20内に位置
決めされる。これらのリブ3及び6は、ケース10との
接触領域を最小にする(従って、温度低下に貢献する)
ように、外側エンクロージャ22を適当に位置決めする
のに役立っている。
【0032】図1〜3及び5から理解されるように、ケ
ース10の上部部分11及び下部部分12は、ハウジン
グ20を越えて前方に延びており、スクイージ(squeeg
ee)15が取り外し自在に又は半永久的に装着され得る
スクイージキャリア(squeegee carrier)14を構成す
るクランプ構成用の2つの扁平面11a及び12aを形
成している。スクイージ15は、一連の蒸気噴射オリフ
ィス17を越えて前方に延びている。蒸気噴射オリフィ
ス17は、好ましくはスクイージ15の方向に平行な方
向に整列するように、ケースの下部部分12に形成され
ている。図5は、オリフィス17によって蒸気が噴射さ
れる、清浄されるべき円滑な面1を示しており、該蒸気
は、凝縮して小滴2を形成し、引き続いて、該小滴2
は、スクイージによって除去され得る。
【0033】図3に示したように、例えばスナップ式締
結によって取り外し自在にスクイージキャリア14の上
部部分にそれ自体が固定されるプラスチック材料製の部
品16Aに対して、相当に海綿質状の帯状組織体16を
適宜付加することができる。払拭作業(wiping operati
on)の最後に、帯状組織体16は、電気装置を上下反対
にすることにより、清浄されるべき窓や他の円滑な面1
の下方側でスクイージ15によって合体した水滴2をス
ポンジ吸収するのに役立つ。スクイージキャリア14の
下部部分に付加する海綿質状の組織体16’を用いるこ
とによっても、同様の結果が得られる。該海綿質状の組
織体16’は、水平なスクイージの停止かき傷(stop m
arks)を少なくするように、その全長に沿ってスクイー
ジ(ブレード)15に接触している(図1)。
【0034】以下、蒸気発生器21につき図5〜10を
参照して詳細に記載する。蒸気発生器21は、少なくと
も1つのPTCタイプのセラミック製の電気抵抗要素を
包含するカートリッジ形式のヒータ本体30を含む。こ
のカートリッジ(ヒータ)30は、ビトン・ガスケット
(viton gasket)のような高温ガスケットによってカバ
ー8に対して密封シール(しかしながら、カバー8を介
してスイッチ9に連結されるべき電線が通過できるよう
に)されて固定される。
【0035】細分化された多孔性本体ないし毛細管本体
(porous or capillary body)34は、該本体34に水
が侵入し得ると共にそこから蒸気が流出し得るように開
口29が穿設された2つのシェル半体部(half-shells
)27及び28によってカートリッジ30の周りに緊
張保持される。2つのシェル半体部27、28は、ネジ
や図示のようなクリップ31により相互固定される。2
つのシェル半体部27、28は、カバー8に取付けられ
ており、エンクロージャ22(図7)の内壁に形成した
リブ28のために空きスペースを残しておくように、外
側エンクロージャ22の内側に位置決めされる。シェル
半体部27、28と外側エンクロージャ22との間の空
きスペースは、蒸気の小さな供給路を構成する。
【0036】蒸気出口オリフィス23aは、エンクロー
ジャ22の突出部分23に形成される。突出部分23
は、蒸気発生器の中央近傍のエンクロージャ22内部に
延び、シェル半体部27及び28と毛細管本体34とに
よって形成される相補的な内曲部27a,28bに延び
ている(図6及び7)。電気装置の位置に拘わらず、本
構造は、多孔性本体24に包含されていないがエンクロ
ージャ22とシェル半体部27、28との間の空きスペ
ースに収集される余分な水滴が払われて蒸気分配器(ste
am distributor)24に向かって行くのを阻止するのに
役立つ。図7を参照するに、分配器24が最悪な位置す
なわち下方に向いているように電気装置が配置されてい
ると仮定した場合、余分な水は、内曲部23の両側に集
まり、蒸気発生器21の軸線に向かってオフセットした
オリフィス23aは、蒸気と共に水滴を拾い上げるよう
な危険を冒すことはない。
【0037】シェル半体部27、28及びエンクロージ
ャ22のように、蒸気分配器24は、熱的及び電気的に
絶縁されたプラスチック材料製の薄壁(例えば、2mm
以下の薄壁)から成る一部品を含む。蒸気分配器24
は、細長い凹所を画成しており、蒸気出口オリフィス2
3aから出て来る蒸気を集めるために、エンクロージャ
22に付設される。蒸気分配器24は、一連のノズルす
なわち複数の小さな中空のシリンダ35を有し、それら
は、ケース10に貫設された蒸気出口オリフィス17の
中に位置決めされる。蒸気分配器24は、ノズル35を
介して噴出する水が、蒸気発生器のエンクロージャ22
の内部ではなくてケース10の内側に侵入するのを阻止
するために、ガスケット36によってケース10に対し
てシールされる。
【0038】エンクロージャ27、28、22や分配器
24のために非常に薄い壁を使用すること、並びに、電
気的及び熱的に絶縁された材料を使用することは、蒸気
と蒸気が凝縮する冷たい部分との間の接触を最小にする
と共に、電気接続線又は要素を包含する領域から、水又
は蒸気を包含する領域を明確に分離することを可能にす
る、ということが理解されよう。異なる機能を有する様
々の要素の間における機械的な協働は、当然に可能であ
る。従って、図5は、所定位置に確実に保持するために
エンクロージャ22のリブ33と協働するスイッチ9を
保護するケースを示している。
【0039】上記電気装置は、以下の主たる利点を有す
る。該電気装置は、セラミック製の抵抗要素(プラチ
ナ、ネジ等)を包含するカートリッジを除いて、主とし
てプラスチック材料とエラストマで形成される。従っ
て、軽量で安価な装置を得ることができる。水又は蒸気
を包含する部分と電源及び制御部材との間は、使用上の
安全を確保するために、例えば加熱シールによって完全
分離される。
【0040】毛細管媒体(capillary medium)34に装
着される(セラミック製の抵抗要素)カートリッジ30
を使用することは、次のことを可能にする。カートリッ
ジの周りの水の熱慣性(thermal inertia)の最小化。
水は、毛細管本体の中で小滴に細分化され、従って、極
めて迅速に(2分以下)蒸気を分配し得る準備状態に本
電気装置をすることができる。
【0041】蒸気発生器の小型化・軽量化が可能であ
り、携帯可能な電気装置への組み込むのに好適である。
(セラミック抵抗)カートリッジの周りだけでなく毛細
管本体の容積中でも蒸発が起きると仮定すると、(セラ
ミック)カートリッジの周りだけでなく毛細管本体自体
の内外でもアカが付着するので、本装置は硬水に影響さ
れない。これにより、蛇口からの水(tap water )を用
いて出来る作業の長時間化が可能であり、従って、作業
コストを低減できる。
【0042】また、(セラミック抵抗要素)カートリッ
ジ30は、低温開始時に温度を急速に上昇でき、必要な
蒸気を発生するのに要する動力に合致するように、動力
の流出が減少し、これにより、エネルギを節約できる。
(セラミック)カートリッジ30は、蒸発すべき水の有
無に関係して作動する自己調節型の要素であり、装置内
に水が無いときには直ちに動力の供給が停止される。こ
れにより、制御部材や安全部材を付加せずに済み、従っ
て、重量及びコストの両面で節約できる。
【0043】水は能動状態の要素に絶対に接触しないの
で、好ましからざる状態、例えば閉塞されたりスイッチ
オン状態であっても安全である。蒸発すべき水が毛細管
本体の中に包含されているような(毛細管型)発生器の
設計により、窓や円滑な面の清浄のための装置の三次元
方向の配向に拘わらず、蒸気を形成できる。また、窓の
清浄のための装置の三次元方向の配向に拘わらず、この
蒸気遮断システムにより、エンクロージャ22の壁に接
触する水が余分に存在していても、蒸気を遮断できる。
【0044】本蒸気発生器システムは、装置から蒸気出
口に至る総ての経路が完全にシールされており、ケース
の2つの部分11及び12は、熱的な絶縁物として用い
られる。これにより、装置から離れる前に蒸気が凝縮す
ることや熱損失を回避でき、従って、発生し得る蒸気の
最適な利用が可能となる。ケースの2つの部分11及び
12は、蒸気発生器21から絶縁されているので、殆ど
加熱されず、ハンドル13は、握るのに適した温度に保
たれる。総ての壁は、低温すなわち手で握るのに適した
程度の温度に保たれる。
【0045】また、本発明に係る装置は、他の様々な機
能を奏することができ、様々の改善に役立つ。図11〜
14を参照すると、可撓性材料から成る一例のスクイー
ジ15が示されており、後縁部のビード151は、スク
イージキャリア14に形成した相補的な溝の中に位置決
めされ得るように構成されている。また、スクイージ1
5の本体部150に形成した溝155は、支持に適した
ようにスクイージを位置決めするのに役立つ。特に、図
11〜14に示すスクイージの能動的なターミナル部分
152は、スクイージ15の主たる面(すなわち本体
部)150に略垂直に延びる面取りされた面を形成する
両側近傍のリブ153、154を含む。一例として、リ
ブ153及び154は、寸法dとして20mm程度延び
ていてもよく、あるいは、例えばスクイージの長手方向
に対する角度aとして12度程度傾いていてもよい(図
13)。また、三角形状のリブ153、154(図1
4)の各々は、スクイージ15の主たる面150に対す
る角度bとして30度程度延びていてもよい。
【0046】作用縁部(すなわちターミナル部分)15
2の側部にラグ(すなわちリブ)153及び154を有
した前記の特別な形状のスクイージ15は、連続的なワ
イピング(払拭)処理の間において発生し得る傷(mark
s )を回避させる。リブを付加することなく、能動的な
縁部152の側部に水平に対して約10゜〜40゜の角
度で面取りされた面を形成することは、未説明の縦傷
(vertical marks)を著しく減少させるのに役立つ、と
いうことが理解されよう。
【0047】上述の説明においては、蒸気分配器24
は、蒸気発生器21の軸線に平行に配設される。他の配
置も可能である。従って、図15は、蒸気発生器21の
エンクロージャ22に垂直に配設された蒸気分配器24
の線図(diagram )であり、図16は、蒸気発生器21
の軸線に対して角度αである蒸気分配器24を示してお
り、このαは、約30゜〜約60゜の範囲にある。
【0048】図15及び16に示す実施態様において
は、スクイージブレード(図示せず)は、蒸気出口オリ
フィス17の方向に平行に保持され得る。蒸気発生器の
エンクロージャ22が小さな部分として形成される限り
においては、本装置は、ハンドルを含まない外側ケース
を使用することができるが、温度レベルが相対的に低く
設定されていると仮定した場合に蒸気発生器21を包含
する本体部の回りを直接持つことができる。
【0049】図19は、上記種類の窓を蒸気清浄するた
めの装置(特に、自動車、娯楽用車両、ボート等に使用
可能なタイプの低電圧電流の下で動作することを予定さ
れた装置)に装備され得る極めて単純なアクセサリ10
0を示している。アクセサリ100は、チャンバ101
の出口オリフィス17から出る蒸気を収集するために蒸
気ディフューザ(すなわち蒸気分配器)24に非常に簡
易に固定され得る蒸気収集器を含む。キャビティ(すな
わちチャンバ)101から出口オリフィスに連結され、
自由端部に集中した蒸気スプレーヘッド104を有した
管状の延長部103は、集められた蒸気を、更に激しい
局所的な清浄のために集中した形式で噴射することを可
能にするか、液体を加熱することを可能にする。蒸気を
透過させるが水を透過させない薄膜部材102によっ
て、加熱されるべき液体に対して蒸気のみが確実に噴射
される。衛生的な理由から、延長部103は、着脱形式
や使い捨て形式にすることができ、あるいは、再利用の
ために消毒可能形式にすることができる。
【0050】一般的に清浄は、特に窓の清浄は、使用す
る清浄剤から発せられる芳香と通常関係する。蒸気によ
る清浄は、におう清浄剤を用いないので、『消毒』の芳
香が発せられない。本出願に記載された装置において
は、蒸気に接触するように、芳香要素18を蒸気発生器
22のプラグ18に挿入することは容易であり、芳香
は、ディフューザ(蒸気分配器)の外部に、そして清浄
済みの面に送られる。
【0051】異なる芳香を包含する様々のプラグについ
ては、消費者がアクセサリとして購入できるように入手
可能に構成され得る。変更例にあっては、芳香微粒子
を、蒸気発生器21のモールド成形されたシェル27、
28及び22を構成する材料と混合することができ、該
芳香微粒子については、長時間におっているような蒸気
を形成するために5%まで成分とすることができる。
【0052】別の変更例にあっては、芳香微粒を包む付
加的なダクトは、ディフューザ24の外部部分に、例え
ばスナップ式に締結させることによって取付けられる
か、あるいは、このスナップ式締結型のダクトは、芳香
壁に接触しながら移動する蒸気によってダクト外側によ
く順応して選んだ芳香を付与し得る添加物を包含するプ
ラスチック材料で形成される。
【0053】また、本発明により、本蒸気発生器21を
自動的に水で充填するために窓の清浄用の携帯型の装置
に対して移動型の装置130(図17)を付加すること
ができる。この自動の充填装置は、プラグ118を含ん
でおり、プラグ118は、プラグ118に取付けた射出
チューブ117を介して水源の貯蔵手段34に水を送る
ためにケース11、12を貫通することができ、また、
乾燥状態を検出するためのプローブ119によって水の
供給が必要であることを示す信号を得ることができる。
可撓性の導管120は、射出チューブ117に連結され
たホースと、再充電可能なバッテリー132又は電源と
の接続のためのプラグと、電気ポンプ133、ケーブル
によってプローブに接続されたポンプ制御手段134と
を含む。電気ポンプ133は、供給水を貯蔵するための
手段34の乾燥状態をプローブ119が検出した際に作
動する。
【0054】携帯型のケース135は、地面に保持する
ことができ、あるいは、使用者が紐で留めておくことが
できる。本清浄装置の(セラミック)カートリッジ30
が電流を引いておらず、多孔性本体34が乾燥状態にあ
る、ということを電気的な手段又は電気機械的な手段が
検出した場合に、ポンプ133は、自動的にスイッチが
ONすることができる。同様に、ポンプ133は、供給
電流が所定値になったときに自動的に停止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蒸気清浄用の携帯型の電気装置の一例
を示す側面図である。
【図2】図1の装置の前面図である。
【図3】図1の装置の平面図である。
【図4】図1の装置の後面図である。
【図5】図3のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図1の装置に使用可能な本発明の蒸気発生器の
一例の軸方向断面図である。
【図7】図6のVII−VII線に沿う断面図である。
【図8】図6のVIII−VIII線に沿う断面図であ
る。
【図9】図10のIX−IX線に沿う断面図である。
【図10】図6及び9のX−X線に沿う断面図である。
【図11】本発明の装置に使用可能な可撓性スクイージ
ブレードの斜視図である。
【図12】図11のスクイージブレードの平面図であ
る。
【図13】図11のスクイージブレードの詳細を示す平
面図である。
【図14】図11のスクイージブレードの詳細を示す側
面図である。
【図15】本発明の変更実施態様における特別な相対位
置を有する蒸気分配器及び蒸気発生器の図解図である。
【図16】本発明の別の変更実施態様における特別な相
対位置を有する蒸気分配器及び蒸気発生器の図解図であ
る。
【図17】本発明の装置と協働し得る水供給システムの
図解図である。
【図18】本発明の装置をシガレットライター型アウト
レットに接続するための電気的連結手段の斜視図であ
る。
【図19】本発明の装置と組み合わされて使用され得る
蒸気収集器の断面図である。
【符号の説明】
3、6…リブ 5、18…プラグ 8…カバー 9…スイッチ 10…ケース 13…ハンドル 14…スクイージキャリア 15…スクイージ 17、23…オリフィス 20…ハウジング 21…蒸気発生器 22…エンクロージャ 24…蒸気分配器 27、28…シェル半体部(エンクロージャ) 30…(カートリッジ)ヒータ 35…ノズル 100…アクセサリ

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓のような円滑面を蒸気清浄するための
    電気装置であって、 電源に接続するための手段(7)によって動力が供給さ
    れる自己内蔵型の携帯式の組立体を含み、 (a) 供給される水を貯蔵するための貯蔵手段(34)を
    含み大気中で作動する簡易な蒸気発生器(21)と該供
    給水を加熱して蒸気を発生させるための電気ヒータ手段
    (30)との双方を受容するハウジング(20)と、一
    連の前方オリフィス(17)を介して開口する蒸気分配
    器(24)と、 (b) 前記一連の前方オリフィス(17)を介して蒸気分
    配器(24)から分配排出される蒸気の凝縮によって清
    浄されるべき円滑面に生じた小滴(2)を払拭するため
    に電気装置前方部分から突出するスクイージブレード
    (15)が装着されるスクイージキャリア(14)、と
    を画成するプラスチック材料から成るケース(10)を
    含む電気装置において、 熱慣性が低い蒸気発生器(21)は、個々の蒸気に変換
    されるべき供給水を貯蔵するための毛細管本体(34)
    を含み、 毛細管本体(34)は、低い熱慣性を得るために電気ヒ
    ータ手段(30)の回りに配設され、 電気ヒータ手段(30)は、スイッチ(9)と、少なく
    とも1つのセラミック抵抗要素を含むカートリッジ(3
    0)、とを含み、 蒸気発生器(21)は、カートリッジ(30)の回りに
    配設された毛細管本体(34)を保持するための第1の
    エンクロージャ(27、28)を含み、 該第1のエンクロージャ(27、28)は、毛細管本体
    (34)を水が通り得るようにすると共にそこから蒸気
    が出て行き得るようにする複数個の穿孔(29)を有す
    ることを特徴とする電気装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のエンクロージャ(27、2
    8)は、第1の端部にカバー(8)が装着され、該カバ
    ー(8)は、密閉シール式にカートリッジ(30)を位
    置決めするのに役立つことを特徴とする請求項1記載の
    電気装置。
  3. 【請求項3】 前記蒸気発生器(21)は、蒸気出口オ
    リフィス(23a)を除いてシールされたシェルを形成
    するために、カバー(8)と協働する外側の第2のエン
    クロージャ(22)を含み、 センタリング手段(26)は、両エンクロージャ(22
    及び27、28)間に空きスペースを形成するために、
    第1のエンクロージャ(27、28)に対して外側の第
    2のエンクロージャ(22)をセンタリングするために
    設けられることを特徴とする請求項2記載の電気装置。
  4. 【請求項4】 前記カバー(8)の装着された第1のエ
    ンクロージャ(27、28)の第1の端部から離れた側
    の端部において、第2のエンクロージャ(22)は、取
    り外し自在のシール式の閉塞手段(18)を含み、 該閉塞手段(18)は、 蒸気発生器(21)の内部を水で充填すること、 余分な水を除去すること、 第2のエンクロージャ(22)を密閉すること、 を選択的に可能ならしめることを特徴とする請求項3記
    載の電気装置。
  5. 【請求項5】 前記蒸気出口オリフィス(23a)は、
    第2のエンクロージャ(22)の突出部分(23)に形
    成され、 該突出部分(23)は、蒸気分配器(24)の残留水滴
    の侵入を阻止ないし低減するために、第1のエンクロー
    ジャ(27、28)の相補的な内曲部(27a、28
    a)の蒸気発生器(21)の中心に向かうように第2の
    エンクロージャ(22)の内側に入り込んで延びている
    ことを特徴とする請求項3又は4記載の電気装置。
  6. 【請求項6】 前記蒸気分配器(24)は、蒸気出口オ
    リフィス(23a)から出る蒸気を集めるために第2の
    エンクロージャ(22)に付設される細長い凹所を画成
    する部品を含み、 また、蒸気分配器(24)は、ケース(12)に形成し
    た前記一連の前方オリフィス(17)の中にシールされ
    て挿入される一連のノズル(35)を有することを特徴
    とする請求項3から5のいずれか1項記載の電気装置。
  7. 【請求項7】 前記蒸気発生器(21)の第1及び第2
    のエンクロージャ(27、28、及び22)は、電気的
    及び熱的に絶縁された材料で形成された薄壁を含むこと
    を特徴とする請求項3から6のいずれか1項記載の電気
    装置。
  8. 【請求項8】 前記蒸気発生器(21)は、プラスチッ
    ク材料から成るケース(10)に形成したリブ(3、
    6)によってハウジング(20)の中に位置決めされる
    ことを特徴とする請求項3から7のいずれか1項記載の
    電気装置。
  9. 【請求項9】 前記第1のエンクロージャは、リンク手
    段(31)によって連結される多孔性の2つのシェル半
    体部(27、28)を含むことを特徴とする請求項1か
    ら8のいずれか1項記載の電気装置。
  10. 【請求項10】 前記プラスチック材料から成るケース
    (10)は、相互を密着シールする手段を具えた2つの
    部分(11、12)を含むことを特徴とする請求項1か
    ら8のいずれか1項記載の電気装置。
  11. 【請求項11】 前記スクイージキャリア(14)は、
    前記一連の前方オリフィス(17)の上方側のケース
    (10)の2つの部分(11、12)の板状の延長部
    (11a、12a)で構成され、 該板状の延長部(11a、12a)の間には、前記スク
    イージブレード(15)がクランプされることを特徴と
    する請求項10記載の電気装置。
  12. 【請求項12】 前記スクイージブレード(15)は、
    エラストマ材料のような可撓性材料で形成されることを
    特徴とする請求項1から11のいずれか1項記載の電気
    装置。
  13. 【請求項13】 前記スクイージブレード(15)は、
    2つの横方向端部の近傍のターミナル部分に面取りした
    面を有し、該面取りした面は、水平に対して10゜〜4
    5゜の範囲の角度aを構成することを特徴とする請求項
    12記載の電気装置。
  14. 【請求項14】 前記スクイージブレード(15)は、
    2つの横方向端部の近傍のターミナル部分にリブ(15
    3、154)を含み、 該リブ(153、154)は、スクイージブレード(1
    5)の主たる面に対して略垂直に配置され、該ターミナ
    ル部分(152)の面取りした面の横方向に延びている
    ことを特徴とする請求項12記載の電気装置。
  15. 【請求項15】 前記スクイージブレード(15)は、
    蒸気により部分的に解けている霜、雪、氷のような半固
    体を掻き取れるような剛性材料で形成されることを特徴
    とする請求項1から11のいずれか1項記載の電気装
    置。
  16. 【請求項16】 ケーブル(7)と、交流電源に接続す
    るためにプラグと、メインスイッチ(9、19)と、該
    交流電源の供給電圧に適合したヒータ抵抗要素(3
    0)、とを含むことを特徴とする請求項1から15のい
    ずれか1項記載の電気装置。
  17. 【請求項17】 ケーブル(7)と、低い電圧の直流電
    源に接続するためにプラグと、メインスイッチ(9、1
    9)と、該直流電源の供給電圧に適合したヒータ抵抗要
    素(30)、とを含むことを特徴とする請求項1から1
    5のいずれか1項記載の電気装置。
  18. 【請求項18】 前記一連の前方オリフィス(17)の
    上には、蒸気収集器(100)が付設され、 該蒸気収集器(100)は、凹所(101)の蒸気を集
    め、該蒸気を凹所(101)から出口オリフィスに接続
    した管状の延長部(103)に集中的に通し、 局所的な蒸気噴射を行うために、該延長部の自由端に
    は、ヘッド(104)が設けられることを特徴とする請
    求項1から17のいずれか1項記載の電気装置。
  19. 【請求項19】 前記凹所(101)と該凹所(10
    1)に取り外し可能に連結される管状の延長部(10
    3)との間には、部材(102)が介装され、該部材
    (102)は、蒸気を通すが、水を通さないことを特徴
    とする請求項18記載の電気装置。
  20. 【請求項20】 前記スクイージキャリア(14)は、
    スクイージブレード(15)に平行に配置した帯状の海
    綿状構造体(16)を含むことを特徴とする請求項1か
    ら19のいずれか1項記載の電気装置。
  21. 【請求項21】 前記一連の蒸気分配用の前方オリフィ
    ス(17)とスクイージブレード(15)とは、略平行
    であることを特徴とする請求項1から20のいずれか1
    項記載の電気装置。
  22. 【請求項22】 前記蒸気発生器(21)は、前記一連
    の蒸気分配用の前方オリフィス(17)に略平行である
    と共に、スクイージブレード(5)に略平行であること
    を特徴とする請求項21記載の電気装置。
  23. 【請求項23】 前記蒸気発生器(21)は、前記一連
    の蒸気分配用の前方オリフィス(17)に略垂直である
    と共に、スクイージブレード(5)に略垂直であること
    を特徴とする請求項21記載の電気装置。
  24. 【請求項24】 前記蒸気発生器(21)は、前記一連
    の蒸気分配用の前方オリフィス(17)によって形成さ
    れる中間方向に対して且つスクイージブレード(15)
    に対して、約30゜〜約60゜の範囲にある角度を有す
    ることを特徴とする請求項21記載の電気装置。
  25. 【請求項25】 前記プラスチック材料から成るケース
    (10)は、スクイージキャリア(14)から離れたハ
    ウジング(20)の側部の電気装置後部に配置したハン
    ドル(13)を画成することを特徴とする請求項1から
    24のいずれか1項記載の電気装置。
  26. 【請求項26】 前記蒸気発生器(21)を自動的に水
    で充填するための自動充填装置(130)を更に含み、 該自動充填装置(130)は、 射出管(117)を介して供給水の所蔵用の貯蔵手段
    (34)に水を供給すると共に、乾燥状態を検出するた
    めのプローブ(119)によって供給されるべき必要な
    水を代表する信号を得るために、ケース(10)に貫設
    され得るプラグ(118)と、 射出管(117)に接続したホースを含む可撓性リード
    (120)と、 再充電可能なバッテリー(132)あるいは電源に接続
    するためのプラグと、 プローブ(119)への接続ケーブルによって連結され
    る電気ポンプ(133)を制御するための電気ポンプ
    (133)及び手段(134)、とを含み、 該電気ポンプ(133)は、プローブ(119)が供給
    水を貯蔵するための貯蔵手段の乾燥状態を検出するとき
    に、作動することを特徴とする請求項1から25記載の
    電気装置。
  27. 【請求項27】 前記一連の前方オリフィス(17)を
    介して出る蒸気に芳香添加物を付加するための手段を更
    に含むことを特徴とする請求項1から26のいずれか1
    項記載の電気装置。
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