JPH09182546A - 釣竿等のスポーツ用品 - Google Patents
釣竿等のスポーツ用品Info
- Publication number
- JPH09182546A JPH09182546A JP7353084A JP35308495A JPH09182546A JP H09182546 A JPH09182546 A JP H09182546A JP 7353084 A JP7353084 A JP 7353084A JP 35308495 A JP35308495 A JP 35308495A JP H09182546 A JPH09182546 A JP H09182546A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fishing rod
- area
- sports device
- layer
- shape
- Prior art date
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- Pending
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- Golf Clubs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低コストで宝石感を醸し出す装飾を施した釣
竿等のスポーツ用品を提供する。 【解決手段】 釣竿等のスポーツ用品本体10Hに、周
囲の非光輝性領域SAに対して突出した高さ位置にある
点状か線状、又はこれらの組合せ形状の光輝性領域16
を有するよう構成する。
竿等のスポーツ用品を提供する。 【解決手段】 釣竿等のスポーツ用品本体10Hに、周
囲の非光輝性領域SAに対して突出した高さ位置にある
点状か線状、又はこれらの組合せ形状の光輝性領域16
を有するよう構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は装飾を施した釣竿等
のスポーツ用品に関する。従って、釣竿、リールその他
の釣用品、ゴルフ用品、テニスやバトミントン用品、ス
キー用品、自転車等に関する。
のスポーツ用品に関する。従って、釣竿、リールその他
の釣用品、ゴルフ用品、テニスやバトミントン用品、ス
キー用品、自転車等に関する。
【0002】
【従来の技術】釣竿等のスポーツ用品の外観品質の高級
化のため、色模様や文字模様を施したシールや金箔や銀
箔を用品表面に固着させて装飾を施すことがある。
化のため、色模様や文字模様を施したシールや金箔や銀
箔を用品表面に固着させて装飾を施すことがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、こうした
装飾を施せば、シールの模様から来る美観や、金属箔の
醸し出す光輝感から高級感を出すことができるが、更に
高級な宝石感まで醸し出すことはできない。実際に宝石
を埋め込めば、用品が高コストになり、工業製品には不
向きである。
装飾を施せば、シールの模様から来る美観や、金属箔の
醸し出す光輝感から高級感を出すことができるが、更に
高級な宝石感まで醸し出すことはできない。実際に宝石
を埋め込めば、用品が高コストになり、工業製品には不
向きである。
【0004】依って本発明は、低コストで宝石感を醸し
出す装飾を施した釣竿等のスポーツ用品を提供すること
を目的とする。
出す装飾を施した釣竿等のスポーツ用品を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑みて本発明
は、釣竿等のスポーツ用品本体に、周囲の非光輝性領域
に対して突出した高さ位置にある点状か線状、又はこれ
らの組合せ形状の光輝性領域を有することを特徴とする
釣竿等のスポーツ用品を提供する。突出高さは20ミク
ロン程度以上であり、好ましくは40ミクロン程度以上
である。光輝性領域とは、金箔や銀箔等の貴金属等の金
属箔や、物理蒸着箔、ホログラム箔等の領域である。金
属箔や物理蒸着箔は鏡面状であってもよいが、微小な凹
凸状であってもよく、両者は異なる光輝感の光輝性領域
となる。
は、釣竿等のスポーツ用品本体に、周囲の非光輝性領域
に対して突出した高さ位置にある点状か線状、又はこれ
らの組合せ形状の光輝性領域を有することを特徴とする
釣竿等のスポーツ用品を提供する。突出高さは20ミク
ロン程度以上であり、好ましくは40ミクロン程度以上
である。光輝性領域とは、金箔や銀箔等の貴金属等の金
属箔や、物理蒸着箔、ホログラム箔等の領域である。金
属箔や物理蒸着箔は鏡面状であってもよいが、微小な凹
凸状であってもよく、両者は異なる光輝感の光輝性領域
となる。
【0006】点状や線状等の小面積の光輝性領域が、周
囲の非光輝性領域に対して突出した高さ位置にあれば、
輝きが立体的に浮き出て見え、宝石感を醸し出すことが
できる。
囲の非光輝性領域に対して突出した高さ位置にあれば、
輝きが立体的に浮き出て見え、宝石感を醸し出すことが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す形
態例に基づき、更に詳細に説明する。図1は本発明に係
る釣竿等のスポーツ用品の例として、炭素繊維を使用し
た繊維強化プラスチック製釣竿の元竿部10を図示して
おり、グリップ部10Gの先方部に矩形の光輝性を有す
る装飾層S1と環状の装飾層S2とが、釣竿本体10H
(図2)上に設けられている。矢視線B−Bによる装飾
層S1付近の拡大断面図を図2に示している。装飾層S
1はその一辺Wが数ミリ以下であり、例えば3ミリ、或
いは2ミリ等であり、他の辺も同程度の点状装飾層であ
る。
態例に基づき、更に詳細に説明する。図1は本発明に係
る釣竿等のスポーツ用品の例として、炭素繊維を使用し
た繊維強化プラスチック製釣竿の元竿部10を図示して
おり、グリップ部10Gの先方部に矩形の光輝性を有す
る装飾層S1と環状の装飾層S2とが、釣竿本体10H
(図2)上に設けられている。矢視線B−Bによる装飾
層S1付近の拡大断面図を図2に示している。装飾層S
1はその一辺Wが数ミリ以下であり、例えば3ミリ、或
いは2ミリ等であり、他の辺も同程度の点状装飾層であ
る。
【0008】装飾層S2は幅が数ミリ以下、例えば1〜
2ミリ程度の線状装飾層である。この環状の線状装飾層
S2以外にも、例えば格子形状に線状装飾層が交差して
形成されていてもよい。点状装飾層S1を含む断面を示
す図2を参照すると、テトロン材のベース14の上に数
ミクロンの厚さのホログラムの箔16が乗っており、そ
の上から数ミクロンの厚さの透明状保護膜18が覆って
いる。これを釣竿本体10Hの上に固着するために、ベ
ース14の裏面に粘着材の層12を付着させており、こ
の粘着材の層12を介して釣竿本体10Hに固着させて
いる。
2ミリ程度の線状装飾層である。この環状の線状装飾層
S2以外にも、例えば格子形状に線状装飾層が交差して
形成されていてもよい。点状装飾層S1を含む断面を示
す図2を参照すると、テトロン材のベース14の上に数
ミクロンの厚さのホログラムの箔16が乗っており、そ
の上から数ミクロンの厚さの透明状保護膜18が覆って
いる。これを釣竿本体10Hの上に固着するために、ベ
ース14の裏面に粘着材の層12を付着させており、こ
の粘着材の層12を介して釣竿本体10Hに固着させて
いる。
【0009】こうして固着された点状装飾層S1の厚さ
t1は、40〜50ミクロン程である。従って、この点
状装飾層S1のホログラム面は、これを施した元竿部の
非光輝性の周囲領域SAから突出しており、このホログ
ラム面の光輝性の故に実際の突出高さよりも光輝面が更
に浮き上がって見え、まさに宝石感が得られる。こうし
た固着作業等は容易であり、点状装飾層も宝石に比較し
て低コストである。実際の釣竿では、釣竿本体10Hに
固着された点状装飾層S1とその周囲をも含んでクリヤ
ー塗装を施し、このクリヤー層20はその表面張力の関
係で、点状装飾層の上部では図2に示すように上方に凸
な曲面状になる。
t1は、40〜50ミクロン程である。従って、この点
状装飾層S1のホログラム面は、これを施した元竿部の
非光輝性の周囲領域SAから突出しており、このホログ
ラム面の光輝性の故に実際の突出高さよりも光輝面が更
に浮き上がって見え、まさに宝石感が得られる。こうし
た固着作業等は容易であり、点状装飾層も宝石に比較し
て低コストである。実際の釣竿では、釣竿本体10Hに
固着された点状装飾層S1とその周囲をも含んでクリヤ
ー塗装を施し、このクリヤー層20はその表面張力の関
係で、点状装飾層の上部では図2に示すように上方に凸
な曲面状になる。
【0010】実施例では点状装飾層S1の周囲領域SA
のクリヤー層の厚さt2は40〜50ミクロン程であ
り、凸曲部の突出高さt3は50〜60ミクロン程度で
ある。こうしたクリヤー層20の存在は、釣竿本体10
Hから突出している点状装飾層S1の剥離を防止すると
共に、凸曲部のクリヤー層の存在は前記ホログラム箔1
6の光輝感を凸レンズとして増幅させ、更に宝石感を増
幅させることができる。また装飾を施した物品の中で、
特に釣竿等のスポーツ用品では、不用意に点状装飾層を
擦ることがあり、このように突出した点状装飾層をクリ
ヤー塗装で被覆することは装飾層の耐久性を向上させる
ために好ましい。
のクリヤー層の厚さt2は40〜50ミクロン程であ
り、凸曲部の突出高さt3は50〜60ミクロン程度で
ある。こうしたクリヤー層20の存在は、釣竿本体10
Hから突出している点状装飾層S1の剥離を防止すると
共に、凸曲部のクリヤー層の存在は前記ホログラム箔1
6の光輝感を凸レンズとして増幅させ、更に宝石感を増
幅させることができる。また装飾を施した物品の中で、
特に釣竿等のスポーツ用品では、不用意に点状装飾層を
擦ることがあり、このように突出した点状装飾層をクリ
ヤー塗装で被覆することは装飾層の耐久性を向上させる
ために好ましい。
【0011】点状装飾層S1の突出高さt1が20ミク
ロン程度以上あれば光輝感が浮き上がって見え、宝石感
が得られるが、40ミクロン程度以上が好ましい。ま
た、線状装飾層S2の場合も以上の点状装飾層S1の場
合と同様である。光輝性領域としてのホログラム箔16
の代りに、金箔や銀箔等の金属箔、或いはこれらに皺等
の微小な凹凸を施した箔であってもよい。また、物理蒸
着を施した箔でもよい。上記実施例のベース14の材料
は一例であり、塩化ビニール樹脂等であってもよい。
ロン程度以上あれば光輝感が浮き上がって見え、宝石感
が得られるが、40ミクロン程度以上が好ましい。ま
た、線状装飾層S2の場合も以上の点状装飾層S1の場
合と同様である。光輝性領域としてのホログラム箔16
の代りに、金箔や銀箔等の金属箔、或いはこれらに皺等
の微小な凹凸を施した箔であってもよい。また、物理蒸
着を施した箔でもよい。上記実施例のベース14の材料
は一例であり、塩化ビニール樹脂等であってもよい。
【0012】こうした点状装飾層S1を図1に示すグリ
ップ部10Gに多数分散させて施せば、既述の如き宝石
を散りばめたような感が得られると共に、周囲領域より
も突出しているため滑り止めにもなる。
ップ部10Gに多数分散させて施せば、既述の如き宝石
を散りばめたような感が得られると共に、周囲領域より
も突出しているため滑り止めにもなる。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、低コストで宝石感を醸し出す装飾を施した釣竿
等のスポーツ用品を提供することができる。
よれば、低コストで宝石感を醸し出す装飾を施した釣竿
等のスポーツ用品を提供することができる。
【図1】図1は本発明に係るスポーツ用品としての釣竿
の部分図である。
の部分図である。
【図2】図2は図1の矢視線B−Bによる断面図であ
る。
る。
10H 釣竿本体 S1 点状光輝性領域を有する装飾層 S2 線状光輝性領域を有する装飾層 SA 非光輝性領域
Claims (1)
- 【請求項1】 釣竿等のスポーツ用品本体に、周囲の非
光輝性領域に対して突出した高さ位置にある点状か線
状、又はこれらの組合せ形状の光輝性領域を有すること
を特徴とする釣竿等のスポーツ用品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7353084A JPH09182546A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 釣竿等のスポーツ用品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7353084A JPH09182546A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 釣竿等のスポーツ用品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09182546A true JPH09182546A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18428458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7353084A Pending JPH09182546A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 釣竿等のスポーツ用品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09182546A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006014610A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Daiwa Seiko Inc | 釣竿 |
JP2013078322A (ja) * | 2012-11-16 | 2013-05-02 | Globeride Inc | スポーツ用品 |
JP2016049256A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | グローブライド株式会社 | ゴルフクラブシャフト |
-
1995
- 1995-12-29 JP JP7353084A patent/JPH09182546A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006014610A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Daiwa Seiko Inc | 釣竿 |
JP2013078322A (ja) * | 2012-11-16 | 2013-05-02 | Globeride Inc | スポーツ用品 |
JP2016049256A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | グローブライド株式会社 | ゴルフクラブシャフト |
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