JPH09181809A - ドアホン子器 - Google Patents

ドアホン子器

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Publication number
JPH09181809A
JPH09181809A JP34060495A JP34060495A JPH09181809A JP H09181809 A JPH09181809 A JP H09181809A JP 34060495 A JP34060495 A JP 34060495A JP 34060495 A JP34060495 A JP 34060495A JP H09181809 A JPH09181809 A JP H09181809A
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JP
Japan
Prior art keywords
dew condensation
unit
circuit board
intercom
sensor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP34060495A
Other languages
English (en)
Inventor
Itsuki Koyaizu
厳 小柳津
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP34060495A priority Critical patent/JPH09181809A/ja
Publication of JPH09181809A publication Critical patent/JPH09181809A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路基盤上に電食が生じることなく、電食に
よって不通となることのないドアホン子器を提供する。 【解決手段】 本体回路部6を実装する回路基盤7が内
設されるドアホン子器1において、ドアホン子器内部の
結露を検出する結露センサ2と、結露センサが結露を検
出すると発熱する発熱部4とを設けた。従って、結露セ
ンサがドアホン子器内部の結露を検出し、発熱部は結露
センサが結露を検出すると発熱して、該発熱により周囲
の空気を暖めて結露を取り除く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の玄関などに
設置されて建物内の親機と通話するドアホン子機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図3を用いて説明図する。
図3はドアホン子器の外観を示す斜視図である。
【0003】近年、図3に示すようなテレビ付きドアホ
ン子器1(以下、ドアホン子器と記す)の小型化が進
み、ドアホン子器1に内設された回路基盤(不図示)に
取り付けられる各部品間の実装間隔が小さくなってい
る。一方、ドアホン子器1は室外に設けられているた
め、気温差や降雨などの影響を受けて、内部において結
露が生じやすくなっている。従って、実装間隔の小さい
回路基盤上に結露が生じ、且つ回路に電圧が印加される
ことにより、回路基盤上の各部品に電食を生じて短絡
し、ドアホン子器1に不具合が生じて通話や撮像画像の
送信ができなくなる場合があった。
【0004】そこで従来は、回路基盤上に、シリコン樹
脂等の防湿剤を塗布して、直接結露が回路基盤に付着す
ることを防止し、該電食による不具合を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような防湿方法にあっては、回路基盤上の広範囲に塗布
する必要及び作業効率の理由から、粘度のある程度低い
防湿剤を選択していた。従って、防湿剤の粘度が低いた
めに、粘度が高い防湿剤を用いる場合のように全体的に
厚く防湿剤を塗布することができず、また塗布にむらが
生じた。
【0006】このため、ドアホン子器の回路基盤の防湿
性に品質のバラツキが生じ、前記塗布のむらにより防湿
剤が適切に塗布されていない回路基盤にあっては、依然
として電食の恐れがあるという問題点があった。
【0007】本発明は、上記問題点を改善するために成
されたもので、その目的とするところは、回路基盤上に
電食が生じることなく、従って電食によって不通となる
ことのないドアホン子器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するために、請求項1記載の発明にあっては、本体回
路部を実装する回路基盤が内設されるドアホン子器にお
いて、ドアホン子器内部の結露を検出する結露センサ
と、結露センサが結露を検出すると発熱する発熱部とを
有することを特徴とするドアホン子器。
【0009】請求項2記載の発明にあっては、前記発熱
部は、回路基盤の複数箇所に設けられていることを特徴
とするものである。
【0010】請求項3記載の発明にあっては、外部から
の給電を、非結露時には発熱部に中継せず本体回路部に
中継し、結露センサが結露を検出した結露時には本体回
路部に中継せず発熱部に中継する切替部を有することを
特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1、図2
を用いて説明する。図1はドアホン子器の要部回路図で
ある。図2はドアホン子器内部の回路基盤と発熱部とを
説明する斜視図である。
【0012】図1において、ドアホン子器1は、内設さ
れた回路基盤7上に、結露センサ2とセンサ処理部3と
発熱部4と切替部5と本体回路部6とを有して構成され
ている。
【0013】結露センサ2は、周囲の湿度が高くなると
抵抗値が高くなって結露を検出するものである。結露セ
ンサ2は、結露を検出するとセンサ処理部3に結露信号
S1を出力する。
【0014】センサ処理部3は、ドアホン子器1とドア
ホン親機(不図示)とを接続する2線の信号線L1、L
2から給電されており、結露センサ2から結露信号S1
を受け取ると、切替部5に切替信号S2を出力する。セ
ンサ処理部3は、結露センサ2から結露信号S1を受信
しなくなると、即ち結露センサ2が結露を検出しなくな
ると、切替信号S3を出力する。
【0015】発熱部4は、例えば1kΩの酸化皮膜抵抗
4a,4b,4c,4dを有しており、図2に示すよう
に、ドアホン子器1に内設された回路基盤7の4隅に設
けられている。そして、発熱部4は通電状態になると、
発熱して発熱部4の周囲の空気を暖める。
【0016】切替部5は、端子T1,T2と、接点T
3,T4,T5,T6とを有している。そして、切替部
5は、センサ処理部3から切替信号S2を受け取ってい
ない通常時、あるいは切替信号S3を受け取った場合あ
っては、切替片C1により端子T1と接点T3とを接続
し、切替片C2により端子T2と接点T4とを接続す
る。そして、切替部5は、センサ処理部3から切替信号
S2を受け取ると、切替片C1,C2の接続を切り替え
て、端子T1と接点T5とを接続し、端子T2と接点T
6とを接続する。
【0017】本体回路部6は、音声通話処理や撮像映像
の送信処理等のドアホン子器1の主たる動作を行う回路
であって、電源回路、音声回路、カメラ回路などを含ん
でいる。本体回路部6は、通常時にあっては切替部5及
び信号線L1,L2を介してドアホン親機(不図示)か
ら給電され、またドアホン親機と音声信号や映像信号の
送受信を行う。
【0018】次に、接続関係を説明する。ドアホン親機
から配線されている信号線L1,L2は分岐されてセン
サ処理部3と接続されている。センサ処理部3は結露セ
ンサ2と切替部5とに接続されている。また、信号線L
1は切替部5の端子T1に接続され、信号線L2は切替
部5の端子T2に接続されている。
【0019】切替部5の接点T3,T4は、本体回路部
6に接続されており、接点T5は酸化皮膜抵抗4cの一
端に接続され、接点T6は酸化皮膜抵抗4dの一端に接
続されている。そして、酸化皮膜抵抗4a,4b,4
c,4dは直列に接続されている。
【0020】以上のような構成のドアホン子器1の動作
を以下に説明する。まず、ドアホン子器1内で結露が発
生していない通常時にあっては、切替部5は、端子T1
と接点T3とを切替片C1により接続し、端子T2と接
点T4とを切替片C2により接続している。従って、本
体回路部6は、切替部5を介して信号線L1,L2と接
続されており、該信号線L1,L2を介してドアホン親
機と音声信号・映像信号の送受信を行う。
【0021】一方、ドアホン子器1内で湿度か高くなっ
て結露が生じた場合、結露センサ2は該結露を検出して
センサ処理部3に結露信号S1を出力する。
【0022】センサ処理部3は、結露センサ2から結露
信号S1を受け取ると切替部5に切替信号S2を出力す
る。
【0023】切替部5は、切替信号S2を受け取ると、
切替片C1,C2の接続を切り替えて、端子T1と接点
T5とを接続し、端子T2と接点T6とを接続する。従
って、信号線L1,L2は発熱部4と接続されるように
なり、酸化皮膜抵抗4a,4b,4c,4dは通電状態
となる。一方、本体回路部6は信号線L1,L2から切
り放されて動作を停止する。
【0024】そして、酸化皮膜抵抗4a,4b,4c,
4dは通電状態となるので発熱し、該発熱により周囲の
空気を暖めて結露を取り除く。また、酸化皮膜抵抗4
a,4b,4c,4dは、回路基盤の4隅に設けられて
いるので、4箇所同時に発熱し、より短時間で周囲の空
気を暖めて結露を取り除く。最後に、結露センサ2は結
露を検出しなくなると、結露信号S1をセンサ処理部3
に出力しなくなり、センサ処理部は切替信号S3を切替
部5に出力する。そして、切替部5は再度本体回路部6
と信号線L1,L2とを接続し、本体回路部6は給電を
受けて動作するようになる。
【0025】なお、本実施の形態では発熱部に酸化皮膜
抵抗を用いて説明しているが、酸化皮膜抵抗に限られる
ものではなく、発熱作用を有するものであればよい。
【0026】
【発明の効果】本発明のドアホン子器は上述のように構
成してあるから、請求項1記載の発明にあっては、、結
露センサがドアホン子器内部の結露を検出し、発熱部は
結露センサが結露を検出すると発熱するので、該発熱に
より周囲の空気を暖めて結露を取り除き、従って回路基
盤上に電食が生じることなく、電食による障害を生じな
いないドアホン子器を提供することができるという効果
を奏する。
【0027】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明の効果に加えて、発熱部は回路基盤の複数箇
所に設けられているので、複数箇所において同時に発熱
し、より短時間で周囲の空気を暖めて結露を取り除き、
従って回路基盤上に電食が生じることなく、電食による
障害を生じないドアホン子器を提供することができると
いう効果を奏する。
【0028】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
または請求項2記載の発明の効果に加えて、切替部は、
外部からの給電を、非結露時には発熱部に中継せず本体
回路部に中継し、結露センサが結露を検出した結露時に
は本体回路部に中継せず発熱部に中継するので、結露時
には発熱部が発熱して結露を除去し、また結露の除去中
は本体回路部は給電されないので、除去中の結露によっ
て本体回路部が電食を生じるということのないドアホン
子器を提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドアホン子器の要部回路図である。
【図2】ドアホン子器内部の回路基盤と発熱部とを説明
する斜視図である。
【図3】ドアホン子器の外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ドアホン子器 2 結露センサ 4 発熱部 4a 発熱部 4b 発熱部 4c 発熱部 4d 発熱部 5 切替部 6 本体回路部 7 回路基盤
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】近年、図3に示すようなカメラ付きドアホ
ン子器1(以下、ドアホン子器と記す)の小型化が進
み、ドアホン子器1に内設された回路基盤(不図示)に
取り付けられる各部品間の実装間隔が小さくなってい
る。一方、ドアホン子器1は室外に設けられているた
め、気温差や降雨などの影響を受けて、内部において結
露が生じやすくなっている。従って、実装間隔の小さい
回路基盤上に結露が生じ、且つ回路に電圧が印加される
ことにより、回路基盤上の各部品に電食を生じて短絡
し、ドアホン子器1に不具合が生じて通話や撮像画像の
送信ができなくなる場合があった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】一方、ドアホン子器1内で湿度高くなっ
て結露が生じた場合、結露センサ2は該結露を検出して
センサ処理部3に結露信号S1を出力する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体回路部を実装する回路基盤が内設さ
    れるドアホン子器において、ドアホン子器内部の結露を
    検出する結露センサと、結露センサが結露を検出すると
    発熱する発熱部とを有することを特徴とするドアホン子
    器。
  2. 【請求項2】 前記発熱部は、回路基盤の複数箇所に設
    けられていることを特徴とする請求項1記載のドアホン
    子器。
  3. 【請求項3】 外部からの給電を、非結露時には発熱部
    に中継せず本体回路部に中継し、結露センサが結露を検
    出した結露時には本体回路部に中継せず発熱部に中継す
    る切替部を有することを特徴とする請求項1または請求
    項2記載のドアホン子器。
JP34060495A 1995-12-27 1995-12-27 ドアホン子器 Withdrawn JPH09181809A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34060495A JPH09181809A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 ドアホン子器

Applications Claiming Priority (1)

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JP34060495A JPH09181809A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 ドアホン子器

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Publication Number Publication Date
JPH09181809A true JPH09181809A (ja) 1997-07-11

Family

ID=18338579

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34060495A Withdrawn JPH09181809A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 ドアホン子器

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JP (1) JPH09181809A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003065695A1 (de) * 2002-01-31 2003-08-07 Siemens Aktiengesellschaft Mobiles kommunikationsendgerät mit feuchtgkeitssensor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003065695A1 (de) * 2002-01-31 2003-08-07 Siemens Aktiengesellschaft Mobiles kommunikationsendgerät mit feuchtgkeitssensor

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030304