JPH09181564A - 表面弾性波素子及び表面弾性波部品及びそれを用いたスペクトラム拡散通信装置 - Google Patents

表面弾性波素子及び表面弾性波部品及びそれを用いたスペクトラム拡散通信装置

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JPH09181564A
JPH09181564A JP7334564A JP33456495A JPH09181564A JP H09181564 A JPH09181564 A JP H09181564A JP 7334564 A JP7334564 A JP 7334564A JP 33456495 A JP33456495 A JP 33456495A JP H09181564 A JPH09181564 A JP H09181564A
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electrode
surface acoustic
acoustic wave
pattern
electrodes
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JP7334564A
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Seishi Tomari
聖之 泊
Naoki Koga
直樹 古賀
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スペクトラム拡散通信用復調装置に用いる表
面弾性波素子に関するものであって、素子面積が小さい
ために小型化が可能であり、かつ組立工数の少ない、小
型で低コストの表面弾性波素子及び表面弾性波部品及び
それを用いたスペクトラム拡散通信装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 この目的を達成するために本発明の表面
弾性波素子においては同一基板上に形成する入出力用符
号化電極と櫛形電極のグランド側端子と必要に応じて設
けられたアースパターン13とを共通のパターンとする
構成としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトラム拡散
通信用復調装置に用いる表面弾性波素子及び表面弾性波
部品及びそれを用いたスペクトラム拡散通信装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、雑音に強く、秘話性、秘匿性に優
れたスペクトラム拡散通信方式(SS通信方式)が民生
用の通信方式として注目されている。SS通信方式で
は、伝送すべき情報をキャリア信号で変調した搬送波に
対して、あらかじめ決められたチップレートの高い所定
の符号系列でスペクトラム拡散変調(SS変調)をかけ
ることにより、送信信号となるスペクトラム拡散信号
(SS信号)が得られる。この場合、上述の符号系列と
して、疑似雑音符号系列(PN符号系列)やバーカ符号
系列(Barker符号系列)があり、SS変調方式と
して、直接拡散方式(DS方式)や周波数ホッピング方
式(FH方式)がある。
【0003】このようなSS通信方式においては、送信
されてきたSS信号を復調するための復調装置が受信機
側に必要になる。例えばPN符号系列を用いてDS方式
によりSS変調を行った場合、受信機側では送信機側と
同一のPN符号系列を用いて復調を行う。このとき使用
する復調装置は、ICを用いた復調装置と表面弾性波素
子を用いた復調装置とに大別される。復調装置に使用さ
れる表面弾性波素子は、フォトリソグラフィ技術を用い
ることにより、安価に、しかも簡単な構成で復調装置が
できることから、注目されている。
【0004】表面弾性波素子はその構成から、表面弾性
波マッチドフィルタと表面弾性波コンボルバとに区別さ
れる。表面弾性波コンボルバは、復調するためのPN符
号系列が選択できるため、特に秘話性や秘匿性が求めら
れる用途に適している。表面弾性波マッチドフィルタ
は、復調に用いるPN符号系列が固定であるが、そのぶ
ん周辺回路が簡単に構成でき、システム全体として低価
格にできることから、小規模なSS通信システム、例え
ば構内無線LANなどに用いる復調装置として注目され
ている。
【0005】ここで、従来の表面弾性波マッチドフィル
タを用いたDS方式用の復調装置を図7のブロック図に
示す。図7において、71はSS信号sを入力して相関
信号を出力する表面弾性波マッチドフィルタ、72は表
面弾性波マッチドフィルタ71からの相関信号mを所定
の遅延量だけ遅延する表面弾性波遅延線等で構成される
遅延手段、73は表面弾性波マッチドフィルタ51から
の相関信号mと表面弾性波遅延手段72からの所定の遅
延量だけ遅延した相関信号nとを積算する積算回路、L
1、L2は信号線(ライン)である。
【0006】図7の復調装置の動作について簡単に説明
する。表面弾性波マッチドフィルタ71に入力されたS
S信号sは、表面弾性波マッチドフィルタ71により相
関信号mに変換された後、ラインL1、L2の2系統に
分割される。ラインL1の相関信号mは直接積算回路7
3に入力される。もう一方のラインL2の相関信号m
は、遅延手段72に入力され、所定の遅延量だけ遅延さ
れた相関信号nとなって積算回路73に入力される。積
算回路73では、相関信号mと所定の遅延量だけ遅延さ
れた相関信号nとの積算が行われ、復調信号が得られ
る。
【0007】図8(a)は図7の復調装置に適用される
表面弾性波マッチドフィルタを示すパターン図である。
図8(a)において、81は水晶、LiNbO3等から
成る圧電性基板、82は信号入力用符号化電極、83は
マッチドフィルタ出力用電極、84はノイズを低減する
ためのアースパターン、85は不要表面弾性波を吸収す
るための吸音材である。次にパターンについて説明する
と、圧電性基板81上に、電気信号を表面弾性波に変換
する櫛形の信号入力用符号化電極82と、前記信号入力
用符号化電極82から所定間隔離れて表面弾性波を電気
信号に変換する櫛形のマッチドフィルタ出力用電極83
とが設けられ、表面弾性波マッチドフィルタが構成され
ている。このとき、符号系列としてnビットのPN符号
系列を用いた場合、信号入力用符号化電極82はPN符
号系列に対応してn個の櫛形電極対を持ち、各櫛形電極
対はチップレートに対応した間隔離れて形成される。ま
た、信号入力用符号化電極82、マッチドフィルタ出力
用電極83の回りにはノイズを低減するためのアースパ
ターン84が必要に応じて形成されている。更に、信号
入力用符号化電極82、マッチドフィルタ出力用電極8
3の外側には不要表面弾性波を吸収する目的で吸音材8
5が必要に応じて形成されている。この場合、信号入力
用符号化電極82とマッチドフィルタ出力用電極83と
を逆に構成、すなわち信号入力用符号化電極82を出力
用電極として用い、マッチドフィルタ出力用電極83を
入力用電極として用いても構わない。
【0008】図8(b)は前記(a)の表面弾性波マッ
チドフィルタと遅延手段72として用いることが出来る
表面弾性波遅延線を同一基板上に形成した図7の復調装
置に適用される複合型表面弾性波マッチドフィルタを示
すパターン図である。図8(b)において、81は水
晶、LiNbO3等から成る圧電性基板、82は信号入
力用符号化電極、83はマッチドフィルタ出力用電極、
86は遅延線出力用電極、84はノイズを低減するため
のアースパターン、85は不要表面弾性波を吸収するた
めの吸音材である。次にパターンについて説明すると、
圧電性基板81上に、電気信号を表面弾性波に変換する
信号入力用符号化電極82と、信号入力用符号化電極8
2から所定間隔離れて表面弾性波を電気信号に変換する
櫛形のマッチドフィルタ出力用電極83とが設けられ、
表面弾性波マッチドフィルタが構成されており、更にマ
ッチドフィルタ出力用電極83から所定の遅延量に対応
する間隔離れて表面弾性波を電気信号に変換する櫛形の
遅延線出力用電極86とが設けられ、表面弾性波遅延線
が構成されている。このとき、符号系列としてnビット
のPN符号系列を用いた場合、信号入力用符号化電極8
2はPN符号系列に対応してn個の櫛形電極対を持ち、
各櫛形電極対はチップレートに対応した間隔離れて形成
される。また、信号入力用符号化電極82、マッチドフ
ィルタ出力用電極83、遅延線出力用電極86の回りに
はノイズを低減するためのアースパターン84が必要に
応じて形成されている。更に、信号入力用符号化電極8
2、遅延線出力用電極86の外側には不要表面弾性波を
吸収する目的で吸音材85が必要に応じて形成されてい
る。この場合、信号入力用符号化電極82に通常の櫛形
電極、マッチドフィルタ出力用電極83と遅延線出力用
電極86とに符号化電極を用いても構わない。
【0009】このような表面弾性波素子は、SS通信に
おける2相位相変調方式や4相位相変調方式といった変
調方式の違いや、多チャンネル化等のための符号多重化
といったそれぞれの目的に応じてマッチドフィルタや遅
延線が同一基板上に複数個配置された構造のものが使用
されている。
【0010】またこのような表面弾性波素子は、その性
質上基板表面に異物が付着することによって表面弾性波
伝搬速度の変化や余計な反射、また櫛形電極のショート
等の不具合を生じやすい為にメタルパッケージやセラミ
ックパッケージ等で密封する必要があり、表面弾性波素
子の各電極パターンとパッケージ側の外部取り出し電極
とはワイヤボンディング等により接続されて使用されて
いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の表面弾性波素子の構造ではそのパターン構成のため
に基板上にしめる素子面積が大きくかつ全ての電極パタ
ーンを封止パッケージと接続しなければならないために
工数が大きいという問題点があり、表面弾性波素子を用
いた表面弾性波部品の低コスト化の妨げとなっていた。
【0012】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、素子面積が小さくかつ封止パッケージとの接続数が
少ないために工数が低減できるという小型で低コストの
表面弾性波素子および表面弾性波部品を提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の表面弾性波素子においては同一基板上の入出
力用符号化電極と櫛形電極のグランド側端子と必要に応
じて設けられたアースパターンとを共通のパターンとす
る構成としたものである。
【0014】これにより、素子面積が小さく組立工数が
少ない小型で低コストの表面弾性波素子および表面弾性
波部品が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、圧電性材料からなる基板上に少なくとも一つの符号
化電極と少なくとも一つの櫛形電極を備えた表面弾性波
素子であって、前記符号化電極と前記櫛形電極のグラン
ド側端子パターンを共通とすることを特徴とした構造で
あり、素子の小型化と封止パッケージとの接続数の低減
という作用を有する。
【0016】請求項2に記載の発明は、圧電性材料から
なる基板上に少なくとも一つの符号化電極と少なくとも
一つの櫛形電極を備えた表面弾性波素子であって、前記
符号化電極と前記櫛形電極のグランド側端子パターンと
アースパターンとを共通とすることを特徴とした構造で
あり、素子の小型化と封止パッケージとの接続数の低減
という作用を有する。
【0017】請求項3に記載の発明は、圧電性材料から
なる基板上に少なくとも一つの符号化電極と電極指の交
差幅が異なる複数の櫛形電極を備えた表面弾性波素子で
あって、前記符号化電極と前記櫛形電極のグランド側端
子パターンを共通とした構造であり、素子の小型化と封
止パッケージとの接続数の低減という作用を有する。
【0018】請求項4に記載の発明は、圧電性材料から
なる基板上に少なくとも一つの符号化電極と電極指の交
差幅が異なる複数の櫛形電極を備えた表面弾性波素子で
あって、前記符号化電極と前記櫛形電極のグランド側端
子パターンとアースパターンとを共通とした構造であ
り、素子の小型化と封止パッケージとの接続数の低減と
いう作用を有する。
【0019】請求項5に記載の発明は、圧電性材料から
なる基板上に少なくとも一つの櫛形電極と電極指の交差
幅が異なる複数の符号化電極を備えた表面弾性波素子で
あって、前記符号化電極と前記櫛形電極のグランド側端
子パターンを共通とした構造であり、素子の小型化と封
止パッケージとの接続数の低減という作用を有する。
【0020】請求項6に記載の発明は、圧電性材料から
なる基板上に少なくとも一つの櫛形電極と電極指の交差
幅が異なる複数の符号化電極を備えた表面弾性波素子で
あって、前記符号化電極と前記櫛形電極のグランド側端
子パターンとアースパターンとを共通とした構造であ
り、素子の小型化と封止パッケージとの接続数の低減と
いう作用を有する。
【0021】請求項7に記載の発明は、前記請求項1か
ら6記載の表面弾性波素子を用いた表面弾性波部品であ
って、前記表面弾性波素子を気密封止した構造であり、
部品の小型化と低コスト化という作用を有する。
【0022】請求項8に記載の発明は、少なくとも受信
部にてスペクトラム拡散変調された信号を復調する信号
復調部を有したスペクトラム拡散通信装置であって、前
記信号復調部に請求項7記載の表面弾性波部品を用いた
構造であり、装置の小型化と低コスト化という作用を有
する。
【0023】請求項9に記載の発明は、圧電材料を有す
る基板と、前記基板の上に設けられた第1及び第2の電
極群とを備え、前記第1及び第2の電極群はそれぞれ表
面弾性波を電気信号に変換する動作か、電気信号を表面
弾性波に変換する動作の少なくとも一方を行い、しかも
前記第1及び第2の電極群はそれぞれグランド側端子パ
ターンを有する表面弾性波素子であって、前記第1の電
極群のグランド側端子パターンと前記第2の電極群のグ
ランド側端子パターンを一つのパターンで形成した事に
よって、素子の小型化と封止パッケージとの接続数の低
減という作用を有する。
【0024】請求項10に記載の発明は、第1の電極群
の中に出力電極を設けるとともに、第2の電極群の中に
入力電極を設けた事によって素子の小型化と封止パッケ
ージとの接続数の低減という作用を有する。
【0025】請求項11に記載の発明は、出力電極,入
力電極及び一体形成したグランド側端子パターンに複数
の電極指を設けたことによって素子の小型化と封止パッ
ケージとの接続数の低減という作用を有する。
【0026】請求項12に記載の発明は、圧電材料を有
する基板と、前記基板の上に設けられた第1〜第4の電
極群とを備え、前記第1〜第4の電極群はそれぞれ表面
弾性波を電気信号に変換する動作か、電気信号を表面弾
性波に変換する動作の少なくとも一方を行い、しかも前
記第1〜第4の電極群はそれぞれグランド側端子パター
ンを有する表面弾性波素子であって、前記第1〜第4の
電極群のそれぞれのグランド側端子パターンを一つのパ
ターンで形成した事によって、素子の小型化と封止パッ
ケージとの接続数の低減という作用を有する。
【0027】請求項13に記載の発明は、第1,2の電
極群の中にそれぞれ出力電極を設けるとともに、第3,
4の電極群の中にそれぞれ入力電極を設ける事によって
素子の小型化と封止パッケージとの接続数の低減という
作用を有する。
【0028】請求項14に記載の発明は、第1,2の電
極群の出力電極を対向させるとともに第3,第4の電極
群の入力電極を対向させた事によって素子の小型化と封
止パッケージとの接続数の低減という作用を有する。
【0029】請求項15に記載の発明は、出力電極,入
力電極及び一体形成したグランド側端子パターンに複数
の電極指を設けたことによって素子の小型化と封止パッ
ケージとの接続数の低減という作用を有する。
【0030】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図6を用いて説明する。 (実施の形態1)図1(a)は本発明の一実施の形態に
係る表面弾性波マッチドフィルタを示すパターン図であ
り、符号化電極の各電極指対は素子出力の向上のために
多対化されている。図中11は水晶、LiNbO3等か
ら成る圧電性基板、12は信号入力用符号化電極、13
はマッチドフィルタ出力用電極、14はノイズを低減す
るためのアースパターン、15は不要表面弾性波を吸収
するための吸音材である。次にパターンについて説明す
ると、圧電性基板11上に、電気信号を表面弾性波に変
換する信号入力用符号化電極12と、信号入力用符号化
電極12から所定間隔離れて表面弾性波を電気信号に変
換する櫛形のマッチドフィルタ出力用電極13とが設け
られ、表面弾性波マッチドフィルタが構成されている。
このとき、符号系列としてnビットのPN符号系列を用
いた場合、信号入力用符号化電極12はPN符号系列に
対応してn個の櫛形電極対を持ち、各櫛形電極対はチッ
プレートに対応した間隔離れて形成される。また、信号
入力用符号化電極12、マッチドフィルタ出力用電極1
3の回りにはノイズを低減するためのアースパターン1
4が必要に応じて形成されている。更に、信号入力用符
号化電極12、マッチドフィルタ出力用電極13の外側
には不要表面弾性波を吸収する目的で吸音材15が必要
に応じて形成されている。この場合、信号入力用符号化
電極12とマッチドフィルタ出力用電極13とを逆に構
成、すなわち信号入力用符号化電極12を出力用電極と
して用い、マッチドフィルタ出力用電極13を入力用電
極として用いても構わない。
【0031】図1(a)において同一基板上に形成され
た各符号化電極と櫛形電極のグランド側端子と、必要に
応じて設けられるアースパターンを共通の一つのパター
ンとして構成したことによって、各グランド端子とアー
スパターンが共通であるので従来の構成と比較してパタ
ーンサイズで約15%素子面積が小さくでき、電極指の
交差幅が小さくなると素子出力を低下させるが本発明で
は交差幅が同一なので素子出力を低下させることなく素
子の小型化が可能となる。また、従来の構成であれば各
電極の全ての端子4カ所とアースパターン2カ所の合計
6カ所を封止パッケージと接続する必要があったもの
が、2カ所の入出力端子と共通の一つのグランドパター
ンを2カ所の合計4カ所を封止パッケージと接続するの
みで良いので接続数が低減できる。
【0032】図1(b)は本発明による複合型表面弾性
波マッチドフィルタを示し、符号化電極の各電極指対は
素子出力の向上のために多対化されている。図中11は
水晶、LiNbO3等から成る圧電性基板、12は信号
入力用符号化電極、13はマッチドフィルタ出力用電
極、16は遅延線出力用電極、14はノイズを低減する
ためのアースパターン、15は不要表面弾性波を吸収す
るための吸音材である。次にパターンについて説明する
と、圧電性基板11上に、電気信号を表面弾性波に変換
する信号入力用符号化電極12と、信号入力用符号化電
極12から所定間隔離れて表面弾性波を電気信号に変換
する櫛形のマッチドフィルタ出力用電極13とが設けら
れ、表面弾性波マッチドフィルタが構成されており、更
にマッチドフィルタ出力用電極13から所定の遅延量に
対応する間隔離れて表面弾性波を電気信号に変換する櫛
形の遅延線出力用電極16とが設けられ、表面弾性波遅
延線が構成されている。このとき、符号系列としてnビ
ットのPN符号系列を用いた場合、信号入力用符号化電
極12はPN符号系列に対応してn個の櫛形電極対を持
ち、各櫛形電極対はチップレートに対応した間隔離れて
形成される。また、信号入出力用符号化電極12、マッ
チドフィルタ出力用電極13、遅延線出力用電極16の
回りにはノイズを低減するためのアースパターン14が
必要に応じて形成されている。更に、信号入力用符号化
電極12、遅延線出力用電極16の外側には不要表面弾
性波を吸収する目的で吸音材15が必要に応じて形成さ
れている。この場合、信号入力用符号化電極12に通常
の櫛形電極、マッチドフィルタ出力用電極13と遅延線
出力用電極16とに符号化電極を用いても構わない。
【0033】図1(b)において同一基板上に形成され
た各符号化電極と櫛形電極のグランド側端子と、必要に
応じて設けられるアースパターンを共通の一つのパター
ンとして構成したことによって、各グランド端子とアー
スパターンが共通であるので従来の構成と比較してパタ
ーンサイズで約15%素子面積が小さくでき、電極指の
交差幅が小さくなると素子出力を低下させるが本発明で
は交差幅が同一なので素子出力を低下させることなく素
子の小型化が可能となる。また、従来の構成であれば各
電極の全ての端子6カ所とアースパターン2カ所の合計
8カ所を封止パッケージと接続する必要があったもの
が、3カ所の入出力端子と共通の一つのグランドパター
ンを2カ所の合計5カ所を封止パッケージと接続するの
みで良いので接続数が低減できる。
【0034】(実施の形態2)図2は本発明の一実施の
形態に係る複合型表面弾性波マッチドフィルタを示すパ
ターン図を示し、符号化電極の各電極指対は素子出力の
向上のために多対化されている。図中21は水晶、Li
NbO3等から成る圧電性基板、22a、22bは信号
入力用符号化電極、23a、23bはマッチドフィルタ
出力用電極、26a、26bは遅延線出力用電極、24
はノイズを低減するためのアースパターン、25は不要
表面弾性波を吸収するための吸音材である。次にパター
ンについて説明すると、圧電性基板21上に、電気信号
を表面弾性波に変換する信号入力用符号化電極22a、
22bと、信号出力用符号化電極22a、22bから所
定間隔離れて表面弾性波を電気信号に変換する櫛形のマ
ッチドフィルタ出力用電極23a、23bとが設けら
れ、表面弾性波マッチドフィルタが構成されており、更
にマッチドフィルタ出力用電極23a、23bから所定
の遅延量に対応する間隔離れて表面弾性波を電気信号に
変換する櫛形の遅延線出力用電極26a、26bとが設
けられ、表面弾性波遅延線が構成されている。このと
き、符号系列としてnビットのPN符号系列を用いた場
合、信号入力用符号化電極12はPN符号系列に対応し
てn個の櫛形電極対を持ち、各櫛形電極対はチップレー
トに対応した間隔離れて形成される。また、入出力用符
号化電極22a、22b、23a、23b、26a、2
6bの回りにはノイズを低減するためのアースパターン
24が必要に応じて形成されている。本実施の形態の場
合、アースパターン24を斜めに形成することで表面弾
性波の反射成分の位相をずらしてその影響を低減してい
る。更に、入出力用符号化電極22a、22b、26
a、26bの外側には不要表面弾性波を吸収する目的で
吸音材25が必要に応じて形成されている。この場合、
信号入力用符号化電極22a、22bに通常の櫛形電
極、マッチドフィルタ出力電極23a、23bと遅延線
出力用電極26a、26bに符号化電極を用いても構わ
ない。
【0035】図2において同一基板上に形成された各符
号化電極と櫛形電極のグランド側端子と、必要に応じて
設けられるアースパターンを共通の一つのパターンとし
て構成したことによって、各グランド端子とアースパタ
ーンが共通であるので従来の構成と比較してパターンサ
イズで約30%素子面積が小さくでき、電極指の交差幅
が小さくなると素子出力を低下させるが本発明では交差
幅が同一なので素子の出力を低下させることなく素子の
小型化が可能となる。また、従来の構成であれば各電極
の全ての端子12カ所とアースパターン4カ所の合計1
6カ所を封止パッケージと接続する必要があったもの
が、6カ所の入出力端子と共通の一つのグランドパター
ンを4カ所の合計10カ所を封止パッケージと接続する
のみで良いので接続数が低減できる。また、図2に示す
ように接続端子が全て素子の外側になっていることから
フリップチップ実装の場合、バンプの形成が容易になる
という効果もある。
【0036】なお、上記の説明では、2組の複合型表面
弾性波マッチドフィルタを並列に並べて構成した例で説
明したが、同一基板上に形成したマッチドフィルタの
数、符号の種類やチップレート、遅延線の数や遅延量、
並べる向きや方向について規定されるものではなく、例
えば2組以上の複合型表面弾性波マッチドフィルタを並
列や直列に並べる構成や、符号化電極それぞれの電極パ
ターンやチップレートが異なる構成や、遅延線それぞれ
の遅延量が異なる構成等それぞれ必要に応じた構成の表
面弾性波素子で同様に実施可能である。
【0037】(実施の形態3)図3は本発明の一実施の
形態に係る複合型表面弾性波マッチドフィルタを示すパ
ターン図であり、符号化電極の各電極指対は素子出力の
向上のために多対化されている。図中31は水晶、Li
NbO3等から成る圧電性基板、32は信号入力用符号
化電極、33はマッチドフィルタ出力用電極、36a、
36bは遅延線出力用電極、34はノイズを低減するた
めのアースパターン、35は不要表面弾性波を吸収する
ための吸音材である。次にパターンについて説明する
と、圧電性基板31上に、電気信号を表面弾性波に変換
する信号入力用符号化電極32と、信号入力用符号化電
極32から所定間隔離れて表面弾性波を電気信号に変換
する櫛形のマッチドフィルタ出力用電極33とが設けら
れ、表面弾性波マッチドフィルタが構成されており、更
にマッチドフィルタ出力用電極33から所定の遅延量に
対応する間隔離れて表面弾性波を電気信号に変換する櫛
形の遅延線出力用電極36a、36bとが設けられ、表
面弾性波遅延線が構成されている。このとき、符号系列
としてnビットのPN符号系列を用いた場合、信号入力
用符号化電極32はPN符号系列に対応してn個の櫛形
電極対を持ち、各櫛形電極対はチップレートに対応した
間隔離れて形成される。また、信号入出力用符号化電極
32、マッチドフィルタ出力用電極33、遅延線出力用
電極36a、36bの回りにはノイズを低減するための
アースパターン34が必要に応じて形成されている。本
実施の形態の場合、アースパターン34を斜めに形成す
ることで表面弾性波の反射成分の位相をずらしてその影
響を低減している。更に、信号入出力用符号化電極3
2、遅延線出力用電極36a、36bの外側には不要表
面弾性波を吸収する目的で吸音材35が必要に応じて形
成されている。
【0038】この場合、図4に示すように信号入力用符
号化電極42を通常の櫛形電極、マッチドフィルタ出力
用電極43と遅延線出力用電極46a、46bとを符号
化電極として用いても構わない。更に図3においては図
2に示した2組のマッチドフィルタ部分を一体とし、そ
の電極指の交差幅X1がグランド側端子を共通とした2
個の遅延線用櫛形電極の電極指の交差幅X2よりも長く
なる構造とし、同一基板上に形成された各符号化電極と
櫛形電極のグランド側端子とアースパターンが共通の一
つのパターンとして構成されている。このような構成と
したことによって、図2と比較してマッチドフィルタ用
入出力電極の電極指の交差幅が2倍以上長くなり、その
ため素子面積を大きくすることなしにマッチドフィルタ
出力用電極33からの出力が約2倍程度大きくなるとい
う効果が得られ、SS信号の復調に対して有利になる。
【0039】図3、4において同一基板上に形成された
各符号化電極と櫛形電極のグランド側端子と、必要に応
じて設けられるアースパターンを共通の一つのパターン
として構成したことによって、各グランド端子とアース
パターンが共通であるので従来の構成と比較してパター
ンサイズで約30%素子面積が小さくでき、電極指の交
差幅が小さくなると素子出力を低下させるが本発明では
交差幅が同一なので素子の出力を低下させることなく素
子の小型化が可能となる。また、従来の構成であれば各
電極の全ての端子8カ所とアースパターン4カ所の合計
12カ所を封止パッケージと接続する必要があったもの
が、4カ所の入出力端子と共通の一つのグランドパター
ンを4カ所の合計8カ所を封止パッケージと接続するの
みで良いので接続数が低減できる。
【0040】また、図3においてマッチドフィルタ出力
用電極33を遅延線出力用電極36a、36bと同様に
分割しても構わないし、図4においてマッチドフィルタ
出力用電極43を遅延線出力電極46a、46bと同様
に分割しても構わない。
【0041】なお、上記の説明では、1組の表面弾性波
マッチドフィルタと2個の並列に並べた遅延線で構成し
た例で説明したが、同一基板上に形成したマッチドフィ
ルタの数、符号の種類やチップレート、遅延線の数や遅
延量、並べる向きや方向について規定されるものではな
く、例えば1組の表面弾性波マッチドフィルタと3個以
上の並列に並べた遅延線の構成や、更にそれらを並列や
直列に並べた構成や、符号化電極それぞれの電極パター
ンやチップレートが異なる構成や、遅延線それぞれの遅
延量が異なる構成等それぞれ必要に応じた構成の表面弾
性波素子で同様に実施可能である。
【0042】(実施の形態4)図5は本発明の一実施の
形態に係る表面弾性波部品を示す断面図である。図中5
1は本発明による表面弾性波素子(例えば実施の形態1
〜3に記載された素子)、52は表面弾性波素子51を
保持固定し気密封止するためのパッケージのベース、5
3は表面弾性波素子51の入出力端子とグランド端子と
に接続してパッケージの外に端子を引き出すためその接
続数に応じてベース52に設けられたリードピン、54
は表面弾性波素子51の各端子とリードピン53を接続
するためのAu、Al等からなるワイヤー、55はベー
ス52と溶接され表面弾性波素子51を気密封止するた
めのキャップである。この様な構成にすることによっ
て、表面弾性波素子51は外部環境と遮断されるので、
素子表面に異物が付着することによって生じる表面弾性
波伝搬速度の変化や余計な反射、また櫛形電極のショー
ト等の不具合が発生しない。表面弾性波素子51を封止
した空間は窒素ガスや不活性ガス(ヘリウム,ネオン
等)単体やその混合物が充填される。
【0043】図5において本発明による表面弾性波素子
を用いたことによって、従来の素子と比較して素子面積
が小さいのでベースの面積が小さくでき、かつリードピ
ンと接続するべき端子の数が少ないのでリードピンの数
およびそれとの接続数が少なくできるという効果があ
り、それによって表面弾性波部品の小型化と低コスト化
が達成出来る。
【0044】なお、上記の説明では、表面弾性波素子を
キャンシールパッケージにワイヤーボンディングで接続
して封止する構成について説明したが、その封止および
実装の形態について規定されるものではなく、例えばセ
ラミックパッケージやモールドパッケージ等で封止した
構成や、フリップチップやTAB等によってパッケージ
と基板を接続する構成等それぞれ必要に応じた構成の封
止および実装の形態において実施可能である。
【0045】(実施の形態5)図6は本発明の一実施の
形態に係るスペクトラム拡散通信装置を示すブロック図
である。図中61は送信すべきデータを所定の符号系列
でSS信号に変換するためのSS変調部、62はSS信
号と送受信信号の周波数を変換する送受信周波数変換
部、63は本発明による表面弾性波部品を搭載したSS
信号を送信されてきた元のデータに復調するためのSS
復調部、64は信号を送受信するためのアンテナであ
る。
【0046】図6において本発明による表面弾性波部品
を用いたことによって、従来の部品と比較して表面弾性
波部品が小型化かつ低コスト化されているために、SS
復調部63が小型でかつ低コストに構成できるので、ス
ペクトラム拡散通信装置が小型で低コストに構成でき
る。
【0047】なお、上記の説明では送受信の周波数変換
部を1個用いた一つの送受信器の構成について説明した
が、その回路構成に規定されるものではなく、例えば周
波数変換部を送受信用それぞれに分けた構成や、送信機
と受信機を分離した構成等SS復調部63を含む必要に
応じたスペクトラム拡散通信装置において実施可能であ
る。
【0048】また、上述に記載された各電極及びパター
ンなどは、Al,Au,Ag,Cu単体やそれらの合金
等の導電材料で構成されることが好ましい。それら材料
の中でも特にAlはコスト面やエッチングしやすさ等の
メリットを有する。Al中には添加物としてSi等を加
え耐食性等を向上させても良い。また、各電極は、エッ
チングやリフトオフ等によって製造されることが好まし
い。また、吸音材としてはエポキシ樹脂やシリコンゴム
などの吸音作用(振動抑制作用)を有する材料で構成さ
れるのが好ましい。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば同一基板上
に設けられた表面弾性波素子の各グランド側電極と必要
に応じて設けられたアースパターンを共通とすること
で、素子のパターン面積が小さくできるので素子の小型
化が可能となり、その素子を搭載した表面弾性波部品の
小型化およびその部品を搭載したスペクトラム拡散通信
装置の小型化が出来るという有利な効果が得られる。ま
た更に素子と封止用パッケージとの接続数が低減できる
ので表面弾性波部品の組立コストおよびスペクトラム拡
散通信装置の部品コストが低減できるという有利な効果
も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施の形態に係る表面弾性波
マッチドフィルタを示すパターン図 (b)本発明の一実施の形態に係る複合型表面弾性波マ
ッチドフィルタを示すパターン図
【図2】本発明の一実施の形態に係る複合型表面弾性波
マッチドフィルタを示すパターン図
【図3】本発明の一実施の形態に係る複合型表面弾性波
マッチドフィルタを示すパターン図
【図4】本発明の一実施の形態に係る複合型表面弾性波
マッチドフィルタを示すパターン図
【図5】本発明の一実施の形態に係る表面弾性波部品を
示す断面図
【図6】本発明の一実施の形態に係るスペクトラム拡散
通信装置を示すブロック図
【図7】従来のスペクトラム拡散通信用復調装置を示す
ブロック図
【図8】(a)図7の復調装置に適用される表面弾性波
マッチドフィルタを示すパターン図 (b)図7の復調装置に適用される複合型表面弾性波マ
ッチドフィルタを示すパターン図
【符号の説明】
11、21、31、41、81 圧電性基板 12、22a、22b、32、42、82 信号入力用
符号化電極 13、23a、23b、33、43、83 マッチドフ
ィルタ出力用電極 14、24、34、44、84 アースパターン 15、25、35、45、85 吸音材 16、26a、26b、36a、36b、46a、46
b、86 遅延線出力用電極 51 表面弾性波素子 52 ベース 53 リードピン 54 ワイヤー 55 キャップ 61 SS変調部 62 送受信周波数変換部 63 SS復調部 64 アンテナ 71 表面弾性波マッチドフィルタ 72 遅延手段 73 積算回路

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電性材料からなる基板と、前記基板上に
    設けられた符号化電極と、前記基板上に設けられた櫛形
    電極とを備えた表面弾性波素子であって、符号化電極と
    櫛形電極それぞれのグランド側端子パターンを共通とし
    た事を特徴とする表面弾性波素子。
  2. 【請求項2】グランド側端子パターンと、基板上に設け
    られたアースパターンとを共通とすることを特徴とする
    請求項1記載の表面弾性波素子。
  3. 【請求項3】圧電性材料からなる基板上に符号化電極と
    電極指の交差幅が異なる複数の櫛形電極を備えた表面弾
    性波素子であって、前記符号化電極と前記櫛形電極それ
    ぞれのグランド側端子パターンを共通とすることを特徴
    とする表面弾性波素子。
  4. 【請求項4】グランド側端子パターンと基板上に設けら
    れたアースパターンとを共通とすることを特徴とする請
    求項3記載の表面弾性波素子。
  5. 【請求項5】圧電性材料からなる基板上に櫛形電極と電
    極指の交差幅が異なる複数の符号化電極を備えた表面弾
    性波素子であって、前記符号化電極と前記櫛形電極のそ
    れぞれのグランド側端子パターンを共通とすることを特
    徴とする表面弾性波素子。
  6. 【請求項6】グランド側端子パターンとアースパターン
    とを共通とすることを特徴とする請求項5記載の表面弾
    性波素子。
  7. 【請求項7】請求項1〜6いずれか1記載の表面弾性波
    素子を気密封止したことを特徴とする表面弾性波部品。
  8. 【請求項8】少なくとも受信部にてスペクトラム拡散変
    調された信号を復調する信号復調部を有したスペクトラ
    ム拡散通信装置であって、前記信号復調部に請求項7記
    載の表面弾性波部品を用いたことを特徴とするスペクト
    ラム拡散通信装置。
  9. 【請求項9】圧電材料を有する基板と、前記基板の上に
    設けられた第1及び第2の電極群とを備え、前記第1及
    び第2の電極群はそれぞれ表面弾性波を電気信号に変換
    する動作か、電気信号を表面弾性波に変換する動作の少
    なくとも一方を行い、しかも前記第1及び第2の電極群
    はそれぞれグランド側端子パターンを有する表面弾性波
    素子であって、前記第1の電極群のグランド側端子パタ
    ーンと前記第2の電極群のグランド側端子パターンを一
    つのパターンで形成した事を特徴とする表面弾性波素
    子。
  10. 【請求項10】第1の電極群の中に出力電極を設けると
    ともに、第2の電極群の中に入力電極を設ける事を特徴
    とする請求項9記載の表面弾性波素子。
  11. 【請求項11】出力電極,入力電極及び一体形成したグ
    ランド側端子パターンに複数の電極指を設けたことを特
    徴とする請求項10記載の表面弾性波素子。
  12. 【請求項12】圧電材料を有する基板と、前記基板の上
    に設けられた第1〜第4の電極群とを備え、前記第1〜
    第4の電極群はそれぞれ表面弾性波を電気信号に変換す
    る動作か、電気信号を表面弾性波に変換する動作の少な
    くとも一方を行い、しかも前記第1〜第4の電極群はそ
    れぞれグランド側端子パターンを有する表面弾性波素子
    であって、前記第1〜第4の電極群のそれぞれのグラン
    ド側端子パターンを一つのパターンで形成した事を特徴
    とする表面弾性波素子。
  13. 【請求項13】第1,2の電極群の中にそれぞれ出力電
    極を設けるとともに、第3,4の電極群の中にそれぞれ
    入力電極を設ける事を特徴とする請求項12記載の表面
    弾性波素子。
  14. 【請求項14】第1,2の電極群の出力電極を対向させ
    るとともに第3,第4の電極群の入力電極を対向させた
    事を特徴とする表面弾性波素子。
  15. 【請求項15】出力電極,入力電極及び一体形成したグ
    ランド側端子パターンに複数の電極指を設けたことを特
    徴とする請求項10記載の表面弾性波素子。
JP7334564A 1995-07-10 1995-12-22 表面弾性波素子及び表面弾性波部品及びそれを用いたスペクトラム拡散通信装置 Pending JPH09181564A (ja)

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