JPH09180890A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

Info

Publication number
JPH09180890A
JPH09180890A JP29730696A JP29730696A JPH09180890A JP H09180890 A JPH09180890 A JP H09180890A JP 29730696 A JP29730696 A JP 29730696A JP 29730696 A JP29730696 A JP 29730696A JP H09180890 A JPH09180890 A JP H09180890A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
inverter
discharge lamp
duty
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29730696A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3029015B2 (ja
Inventor
Tsutomu Kakiya
勉 垣谷
Kenichi Inui
健一 乾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP29730696A priority Critical patent/JP3029015B2/ja
Publication of JPH09180890A publication Critical patent/JPH09180890A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3029015B2 publication Critical patent/JP3029015B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な操作(あるいは共通の制御信号)で放電
灯を点滅および調光でき、かつ、調光信号が送出されな
い非常時には放電灯を点灯して暗黒状態になることを防
止できる放電灯点灯装置を提供すること。 【解決手段】インバータ1はスイッチング周波数を制御
されることによって出力を変化する。放電灯7は、イン
バータの出力により付勢され、インバータの出力の変化
に応じて調光点灯される。信号送出手段10はPWM信
号を送出し、駆動装置はPWM信号のオンデューティに
応じてオンデューティが小さくなるにしたがってインバ
ータの出力が増大する関係にスイッチング信号の周波数
を変化する。出力停止装置9はPWM信号が連続的な信
号のときインバータの出力を放電灯が消灯するように低
下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力を可制御なイ
ンバータを用いて放電灯を付勢する放電灯点灯装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、放電灯を調光点灯するために出力
を可制御なインバータを用いて放電灯を点灯するものが
提案されている。たとえば、位相制御装置、チョッパ等
で入力電圧を制御することによって、出力を変化するイ
ンバータにて放電灯を点灯するものが提案されている。
【0003】また、インバータにおけるスイッチング装
置のスイッチング周波数を変化されることによって出力
を変化するインバータにて放電灯を点灯するものも提案
されている(たとえば特開昭61−39497号公
報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置は、放電灯を消灯するには電源をオフするようにして
いたため、放電灯を点滅および調光するには異なる操作
(あるいは制御信号出力)を行わなければならない。し
たがって、特に複数の放電灯を個別に点滅あるいは調光
する場合に操作が面倒になったり、信号出力手段が複雑
になったりする問題があった。
【0005】本発明は、簡単な操作(あるいは共通の制
御信号)で放電灯を点滅および調光でき、かつ、調光信
号が送出されない非常時には放電灯を点灯して暗黒状態
になることを防止できる放電灯点灯装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の放電灯点灯装置
は、スイッチング周波数を制御されることによって出力
を変化可能なインバータと;このインバータの出力によ
り付勢され、インバータの出力の変化に応じて調光点灯
される放電灯と;オンデューティ可変のPWM信号を送
出する信号送出手段と;信号送出手段からのPWM信号
のオンデューティに応じてオンデューティが小さくなる
にしたがってインバータ出力が増大する関係にスイッチ
ング信号の周波数を変化する駆動装置と;PWM信号が
連続的な信号のときインバータの出力を放電灯が消灯す
るように低下させる出力停止装置と;を具備しているこ
とを特徴とする。
【0007】本発明において、PWM信号が連続的な信
号とは、たとえば単位時間の境界部にわずかな休止期間
を有するものも含むことを意味する。
【0008】本発明は、PWM信号のオンデューティに
応じてインバータのスイッチング周波数を変化し、もっ
て、インバータの出力を変化させる。オンデューティと
インバータの出力とは、オンデューティが小さくなるに
したがってインバータの出力が増大するようになってい
る。このようなインバータの出力変化に応じて放電灯は
調光点灯する。そして、PWM信号が連続的(すなわち
オンデューテイがほぼ100%)な信号のとき、駆動装
置のスイッチング信号出力を停止してインバータの出力
を放電灯が消灯するように低下させる。このようにPW
M信号のオンデューティを変化することにより放電灯の
点滅および調光が行われる、さらに、信号送出手段の故
障、信号線の断線等の非常時にPWM信号が送出されな
くなっ場合には放電灯が明るい状態で点灯する。これに
よって、照明がなくなって暗黒状態になることを防止す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を説明
する。
【0010】第1図は本発明の一実施形態を示す回路図
である。
【0011】第2図は同実施形態の作用を示す図であ
る。
【0012】第1図において、1はインバータで、直流
電源Eからの直流電圧をスイッチングするスイッチング
装置2、3を有する。また、本実施形態のインバータ1
はスイッチング装置2、3のスイッチング出力を供給さ
れる共振回路4を有する。本実施形態においてスイッチ
ング装置2、3は電界効果トランジスタであって、直流
電源Eの出力端間に互いに直列に接続されている。ま
た、共振回路4はリーケージトランス5とこのトランス
5の出力巻線側に設けられたコンデンサ6とからなり、
前記トランス5のリーケージインダクタンスと前記コン
デンサ6とが直列共振回路を形成している。すなわち、
本実施形態のインバータ1は直列形インバータである。
そして、このインバータ1はスイッチング装置2、3の
スイッチング周波数を制御されることによって、出力を
変化する。このようなインバータ1自体の構成は周知で
ある。
【0013】7は放電灯たとえばけい光ランプで、前記
インバータ1の出力にて付勢され、インバータ1の出力
の変化に応じて調光点灯される。
【0014】10はオンデューティ可変のPWM信号を
送出する信号送出手段である。
【0015】8は駆動装置で、インバータ1の各スイッ
チング装置2、3に対してスイッチング信号を送出する
とともに、PWM信号のオンデューティに応じて前記ス
イッチング信号の周波数を変化するものである。PWM
信号のオンデューティと前記スイッチング信号の周波数
とは、オンデューティが小さくなるにしたがって、イン
バータ1の出力が増大する関係に周波数が変化するよう
に設定されている。このような駆動装置8は、たとえば
PWM信号をそのオンデューティに応じてレベルの異な
る直流信号に変換する変換回路およびこの変換回路の出
力に応動するV−Fコンバータ等により構成することが
できる。
【0016】9は出力停止装置で、前記PWM信号が連
続的な信号であるとき、インバータ1の出力を放電灯7
が消灯するように低下する。本実施形態では、前記駆動
装置8のスイッチング信号の出力を停止させる。このよ
うな出力停止装置9はPWM信号の単位時間における直
流電圧が所定時間以上継続することを検知する検知手段
およびこの検知手段の検知出力により駆動装置8におけ
る発振部を不作動にする制御手段により構成することが
できる。
【0017】PWM信号の一例を第2図に示す。第2図
(a)はオンデューティが0%の場合であり、第2図
(b)はオンデューティが40%、第2図(c)はオン
デューティが100%である。そして、本実施形態で
は、第2図(a)が100%点灯、第2図(b)が50
%調光、第2図(c)が消灯に対応している。
【0018】つぎに、本実施形態の作用を説明する。P
WM信号が第2図(a)のとき、駆動装置8はインバー
タ1のスイッチング装置2、3にインバータ1が放電灯
7を100%点灯できる出力となる周波数のスイッチン
グ信号を出力する。このようなスイッチング信号の周波
数は予め設定可能である。
【0019】PWM信号が第2図(b)のとき、駆動装
置8はスイッチング信号の周波数を第2図(a)の場合
と異ならせる。すなわち、前記インバータ1の共振回路
4の固有振動周波数より高い周波数領域に前記100%
点灯周波数を設定している場合には、スイッチング信号
の周波数を高くする。これによって、インバータ1の出
力は低下し、放電灯7を50%の調光点灯とする。な
お、100%点灯周波数を共振回路4の固有振動周波数
より低い領域に設定している場合には、調光時にはスイ
ッチング信号の周波数を低くする。もっとも、固有振動
周波数を越えるような周波数変化も可能であるが、周波
数変化幅が大きくなるとともに、前述したようなPWM
信号を直流信号に変換したレベルとの正の相関が取れな
くなって、構成が複雑化することが考えられる。
【0020】PWM信号が第2図(c)のとき、出力停
止装置9は、駆動装置8からのスイッチング信号を停止
させる。このため、インバータ1は発振し得なくなって
出力を停止し、放電灯は消灯する。
【0021】信号送出手段10の故障、信号線の断線等
によりPWM信号が送出されなくなった非常時は、駆動
装置8にとっては第2図(a)と同じ状態となる。した
がって、駆動装置8は放電灯7を100%点灯し得るス
イッチング信号を出力する。このように信号送出手段1
0の故障、信号線の断線等の非常時に放電灯7を明るく
点灯できることは、使用者に対しては安全であり、フェ
ールセーフとなる。
【0022】本発明の他の実施形態を説明する。
【0023】第3図は本発明の他の実施形態の要部を示
す回路図である。本実施形態の駆動装置80は、周知の
IC81たとえばIC−TL494(テキサスインスツ
ールメント社)を主体として構成されている。さらに、
PWM信号に応動するフォトカプラ82、このフォトカ
プラ82の受光素子82aに導通を制御されるトランジ
スタ83を有する。そして、前記トランジスタ83の導
通に応じてIC81の出力周波数を変化させるものであ
る。
【0024】一方、出力停止装置90は、前記フォトカ
プラ82の受光素子82aを共有するとともに、この受
光素子82aに導通を制御されるトランジスタ91を有
する。そして、前記PWM信号として連続的な信号を供
給されて、前記トランジスタ91が継続オフしたとき、
IC81の発振を停止するようになっている。
【0025】なお、本発明は、上記実施形態に限らず各
種の変形を可とする。たとえば、インバータは直列形の
他、一石式インバータ等であってもよく、要はスイッチ
ング周波数の変化により出力を変化可能であればよい。
また、駆動装置および出力停止装置も上記実施形態の
他、適宜採用し得るものであり、当業者であれば容易に
構成し得るものである。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明は、PWM信号のオ
ンデューティに応じて、オンデューティが小さくなるに
したがってインバータの出力が増大するように制御して
放電灯を調光点灯するとともに、PWM信号が連続的な
ときには、インバータの出力を放電灯が消灯するように
低下させるから、PWM信号のオンデューティを変化さ
せるだけで放電灯の点滅および調光を行うことができ
る。したがって、点滅および調光制御の操作あるいは制
御信号等を簡単化できる。
【0027】また、故障等によりPWM信号が送出され
ない非常時には、放電灯が点灯するから使用者に対して
暗黒状態になることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す回路図
【図2】同実施形態の作用を示す図
【図3】本発明の他の実施形態の要部を示す回路図
【符号の説明】
1‥‥インバータ、 2、3‥‥スイッチング装置、 4‥‥共振回路、 8、80‥‥駆動装置、 9、90出力停止装置 10‥‥信号送出手段。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年11月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】放電灯点灯装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力を可制御なイ
ンバータを用いて放電灯を付勢する放電灯点灯装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、放電灯を調光点灯するために出力
を可制御なインバータを用いて放電灯を点灯するものが
各種提案されている。たとえば、位相制御装置、チョッ
パ等で入力電圧を制御することによって、出力を変化す
るインバータにて放電灯を点灯するものが周知である
(たとえば特開昭56−50093号公報、特開昭56
−88299号公報、特開昭55−88295号公
報)。
【0003】また、スイッチング周波数を変化されるこ
とによって出力を変化するインバータにて放電灯を点灯
するものも周知である(たとえば特開昭61−3949
7号公報、特開昭57−189499号公報、特開昭5
8−53199号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置は、放電灯を消灯するには電源をオフするようにして
いたため、放電灯を点滅および調光するには異なる操作
(あるいは制御信号出力)を行わなければならない。し
たがって、特に複数の放電灯を個別に点滅あるいは調光
する場合に操作が面倒になったり、信号出力手段が複雑
になったりする問題があった。
【0005】本発明は、簡単な操作(あるいは共通の制
御信号)で放電灯を点滅および調光でき、かつ、調光信
号が送出されない非常時には放電灯を点灯して暗黒状態
になることを防止できる放電灯点灯装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の放電灯点灯装置
は、出力を変化可能なインバータと;このインバータの
出力により付勢され、インバータの出力の変化に応じて
調光点灯される放電灯と;オンデューティ可変のPWM
信号を送出する信号送出手段と;信号送出手段からのP
WM信号のオンデューティに応じてオンデューティが小
さくなるにしたがってインバータ出力が増大する関係に
インバータの出力を変化させる駆動装置と;PWM信号
が連続的な信号のときインバータの出力を放電灯が消灯
するように低下させる出力停止装置と;を具備している
ことを特徴とする。
【0007】本発明において、PWM信号が連続的な信
号とは、たとえば単位時間の境界部にわずかな休止期間
を有するものも含むことを意味する。
【0008】本発明は、PWM信号のオンデューティに
応じてインバータの出力を変化させる。インバータとし
ては上記周知のものを適宜使用可能である。オンデュー
ティとインバータの出力とは、オンデューティが小さく
なるにしたがってインバータの出力が増大するようにな
っている。このようなインバータの出力変化に応じて放
電灯は調光点灯する。そして、PWM信号が連続的(す
なわちオンデューテイがほぼ100%)な信号のとき、
インバータの出力を放電灯が消灯するように低下させ
る。このようにPWM信号のオンデューティを変化する
ことにより放電灯の点滅および調光が行われる。さら
に、信号送出手段の故障、信号線の断線等の非常時にP
WM信号が送出されなくなった場合には放電灯が明るい
状態で点灯する。これによって、照明がなくなって暗黒
状態になることを防止する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を説明
する。
【0010】図1は本発明の一実施形態を示す回路図で
ある。
【0011】図2は同実施形態の作用を示す図である。
【0012】図1において、1はインバータで、直流電
源Eからの直流電圧をスイッチングするスイッチング装
置2、3を有する。また、本実施形態のインバータ1は
スイッチング装置2、3のスイッチング出力を供給され
る共振回路4を有する。本実施形態においてスイッチン
グ装置2、3は電界効果トランジスタであって、直流電
源Eの出力端間に互いに直列に接続されている。また、
共振回路4はリーケージトランス5とこのトランス5の
出力巻線側に設けられたコンデンサ6とからなり、前記
トランス5のリーケージインダクタンスと前記コンデン
サ6とが直列共振回路を形成している。すなわち、本実
施形態のインバータ1は直列形インバータである。そし
て、このインバータ1はスイッチング装置2、3のスイ
ッチング周波数を制御されることによって、出力を変化
する。このようなインバータ1自体の構成は周知であ
る。
【0013】7は放電灯たとえばけい光ランプで、前記
インバータ1の出力にて付勢され、インバータ1の出力
の変化に応じて調光点灯される。
【0014】10はオンデューティ可変のPWM信号を
送出する信号送出手段である。
【0015】8は駆動装置で、PWM信号のオンデュー
ティに応じてインバータ1の出力を変化するものであ
る。本実施形態では、インバータ1の各スイッチング装
置2、3に対してスイッチング信号を送出するととも
に、PWM信号のオンデューティに応じて前記スイッチ
ング信号の周波数を変化するものである。PWM信号の
オンデューティと前記スイッチング信号の周波数とは、
オンデューティが小さくなるにしたがって、インバータ
1の出力が増大する関係に周波数が変化するように設定
されている。このような駆動装置8は、たとえばPWM
信号をそのオンデューティに応じてレベルの異なる直流
信号に変換する変換回路およびこの変換回路の出力に応
動するV−Fコンバータ等により構成することができ
る。
【0016】9は出力停止装置で、前記PWM信号が連
続的な信号であるとき、インバータ1の出力を放電灯7
が消灯するように低下させる。本実施形態では、前記駆
動装置8のスイッチング信号の出力を停止させる。この
ような出力停止装置9はPWM信号の単位時間における
直流電圧が所定時間以上継続することを検知する検知手
段およびこの検知手段の検知出力により駆動装置8にお
ける発振部を不作動にする制御手段により構成すること
ができる。
【0017】PWM信号の一例を図2に示す。図2
(a)はオンデューティが0%の場合であり、図2
(b)はオンデューティが40%、図2(c)はオンデ
ューティが100%である。そして、本実施形態では、
図2(a)が100%点灯、図2(b)が50%調光、
図2(c)が消灯に対応している。
【0018】つぎに、本実施形態の作用を説明する。P
WM信号が図2(a)のとき、駆動装置8はインバータ
1のスイッチング装置2、3にインバータ1が放電灯7
を100%点灯できる出力となる周波数のスイッチング
信号を出力する。このようなスイッチング信号の周波数
は予め設定可能である。
【0019】PWM信号が図2(b)のとき、駆動装置
8はスイッチング信号の周波数を図2(a)の場合と異
ならせる。すなわち、前記インバータ1の共振回路4の
固有振動周波数より高い周波数領域に前記100%点灯
周波数を設定している場合には、スイッチング信号の周
波数を高くする。これによって、インバータ1の出力は
低下し、放電灯7を50%の調光点灯とする。なお、1
00%点灯周波数を共振回路4の固有振動周波数より低
い領域に設定している場合には、調光時にはスイッチン
グ信号の周波数を低くする。もっとも、固有振動周波数
を越えるような周波数変化も可能であるが、周波数変化
幅が大きくなるとともに、前述したようなPWM信号を
直流信号に変換したレベルとの正の相関が取れなくなっ
て、構成が複雑化することが考えられる。
【0020】PWM信号が図2(c)のとき、出力停止
装置9は、駆動装置8からのスイッチング信号を停止さ
せる。このため、インバータ1は発振し得なくなって出
力を停止し、放電灯は消灯する。
【0021】信号送出手段10の故障、信号線の断線等
によりPWM信号が送出されなくなった非常時は、駆動
装置8にとっては図2(a)と同じ状態となる。したが
って、駆動装置8は放電灯7を100%点灯し得るスイ
ッチング信号を出力する。このように信号送出手段10
の故障、信号線の断線等の非常時に放電灯7を明るく点
灯できることは、使用者に対しては安全であり、フェー
ルセーフとなる。
【0022】本発明の他の実施形態を説明する。
【0023】図3は本発明の他の実施形態の要部を示す
回路図である。本実施形態の駆動装置80は、周知のI
C81たとえばIC−TL494(テキサスインスツー
ルメント社)を主体として構成されている。さらに、P
WM信号に応動するフォトカプラ82、このフォトカプ
ラ82の受光素子82aに導通を制御されるトランジス
タ83を有する。そして、前記トランジスタ83の導通
に応じてIC81の出力周波数を変化させるものであ
る。
【0024】一方、出力停止装置90は、前記フォトカ
プラ82の受光素子82aを共有するとともに、この受
光素子82aに導通を制御されるトランジスタ91を有
する。そして、前記PWM信号として連続的な信号を供
給されて、前記トランジスタ91が継続オフしたとき、
IC81の発振を停止するようになっている。
【0025】なお、本発明は、上記実施形態に限らず各
種の変形を可とする。たとえば、インバータは直列形の
他、一石式インバータ等であってもよく、要は出力を変
化可能であればよい。出力変化手段としても、スイッチ
ング周波数を変化させる他、上記周知の技術を用いるこ
とができる。また、駆動装置および出力停止装置も上記
実施形態の他、適宜採用し得るものであり、当業者であ
れば容易に構成し得るものである。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明は、PWM信号のオ
ンデューティに応じて、オンデューティが小さくなるに
したがってインバータの出力が増大するように制御して
放電灯を調光点灯するとともに、PWM信号が連続的な
ときには、インバータの出力を放電灯が消灯するように
低下させるから、PWM信号のオンデューティを変化さ
せるだけで放電灯の点滅および調光を行うことができ
る。したがって、点滅および調光制御の操作あるいは制
御信号等を簡単化できる。
【0027】また、故障等によりPWM信号が送出され
ない非常時には、放電灯が点灯するから使用者に対して
暗黒状態になることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す回路図
【図2】同実施形態の作用を示す図
【図3】本発明の他の実施形態の要部を示す回路図
【符号の説明】 1‥‥インバータ、 2、3‥‥スイッチング装置、 4‥‥共振回路、 8、80‥‥駆動装置、 9、90出力停止装置 10‥‥信号送出手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチング周波数を制御されることによ
    って出力を変化可能なインバータと;このインバータの
    出力により付勢され、インバータの出力の変化に応じて
    調光点灯される放電灯と;オンデューティ可変のPWM
    信号を送出する信号送出手段と;信号送出手段からのP
    WM信号のオンデューティに応じてオンデューティが小
    さくなるにしたがってインバータ出力が増大する関係に
    スイッチング信号の周波数を変化する駆動装置と;PW
    M信号が連続的な信号のときインバータの出力を放電灯
    が消灯するように低下させる出力停止装置と;を具備し
    ていることを特徴とする放電灯点灯装置。
JP29730696A 1996-10-19 1996-10-19 放電灯点灯装置 Expired - Lifetime JP3029015B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29730696A JP3029015B2 (ja) 1996-10-19 1996-10-19 放電灯点灯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29730696A JP3029015B2 (ja) 1996-10-19 1996-10-19 放電灯点灯装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62240343A Division JP2803080B2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25 放電灯点灯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09180890A true JPH09180890A (ja) 1997-07-11
JP3029015B2 JP3029015B2 (ja) 2000-04-04

Family

ID=17844811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29730696A Expired - Lifetime JP3029015B2 (ja) 1996-10-19 1996-10-19 放電灯点灯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3029015B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100313767B1 (ko) * 2000-01-27 2001-11-15 구자홍 엘씨디 백라이트용 인버터 휘도 조절장치
JP2007005213A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Toshiba Lighting & Technology Corp 蛍光ランプ点灯装置および照明器具
KR100677959B1 (ko) * 2005-12-19 2007-02-02 엘지전자 주식회사 디밍 회로를 포함한 영상표시 장치 및 그 제어방법
JP2011524609A (ja) * 2008-06-16 2011-09-01 ネクステク パワー システムズ インク 遮断制御回路を有する調光の蛍光安定システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100313767B1 (ko) * 2000-01-27 2001-11-15 구자홍 엘씨디 백라이트용 인버터 휘도 조절장치
JP2007005213A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Toshiba Lighting & Technology Corp 蛍光ランプ点灯装置および照明器具
KR100677959B1 (ko) * 2005-12-19 2007-02-02 엘지전자 주식회사 디밍 회로를 포함한 영상표시 장치 및 그 제어방법
JP2011524609A (ja) * 2008-06-16 2011-09-01 ネクステク パワー システムズ インク 遮断制御回路を有する調光の蛍光安定システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3029015B2 (ja) 2000-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0235174A4 (en) SELF-ADJUSTING BALLAST SYSTEM FOR HIGH INTENSITY DISCHARGE LAMP, ENERGY SENSITIVE OR RADIANT HEAT OF THE LAMP.
KR960702728A (ko) 가스 방전 램프에 전력을 공급하기 위한 디밍 회로(dimming circuit for powering gas discharge lamps)
US4746841A (en) Fluorescent lamp operating device
US5334915A (en) Operating circuit arrangement for a discharge lamp
JPH09180890A (ja) 放電灯点灯装置
GB2316246A (en) Intensity control for fluorescent lamps
JP2803080B2 (ja) 放電灯点灯装置
KR100359939B1 (ko) 백라이트 인버터의 디밍 제어 회로
JPH11214189A (ja) 放電灯点灯装置
JP3873541B2 (ja) 調光照明装置
JP3510550B2 (ja) 圧電トランス駆動回路
JPH09185997A (ja) 照明制御装置およびランプ点灯装置
JP4341487B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP3302128B2 (ja) 蛍光灯駆動装置
KR100302679B1 (ko) 압전 인버터 구동회로
JP4142777B2 (ja) 冷陰極管点灯用インバータ
JP4889202B2 (ja) 照明器具
KR0130909Y1 (ko) 조명램프의 예열제어장치
KR890003992B1 (ko) 절전형 반도체 안정기
JP2005184940A (ja) インバータ装置、放電ランプ点灯装置および照明装置
JPH07130486A (ja) 放電灯点灯装置
JPH05284735A (ja) 電源装置および放電灯点灯装置
KR940009515B1 (ko) 방전등 제어시스템
JP2004087444A (ja) 放電灯点灯装置
JPH06275387A (ja) 熱陰極放電灯点灯回路およびそれを備えた放電灯装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080204