JPH09185997A - 照明制御装置およびランプ点灯装置 - Google Patents

照明制御装置およびランプ点灯装置

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JPH09185997A
JPH09185997A JP9012965A JP1296597A JPH09185997A JP H09185997 A JPH09185997 A JP H09185997A JP 9012965 A JP9012965 A JP 9012965A JP 1296597 A JP1296597 A JP 1296597A JP H09185997 A JPH09185997 A JP H09185997A
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Tsutomu Kakiya
勉 垣谷
Kenichi Inui
健一 乾
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  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】調光の精度を向上できると共に、高調波雑音、
うなり音の発生や電子部品へのストレスを低減できる照
明制御装置およびランプ点灯装置を提供すること。 【解決手段】調光信号送出装置Cは、ランプ9の調光レ
ベルを示すPWM信号を送出する。制御装置Bは、調光
信号送出装置から送出されたPWM信号を入力してその
デューティ比に応じた直流信号を生成し、その直流信号
に応じた制御信号を発生する。また、高周波発生装置A
は、その制御信号によって制御されて動作し、例えば2
0KHz〜100KHzの間で変化する高周波電力を発
生する。さらに、制御装置はランプのランプ電流値に応
じた検出信号を直流化して直流信号を変化させる。PW
M信号は伝送損失などによってその信号の電圧値が変動
してもデューティ比は変動することがない。また、ラン
プ電流値を一定化すなわち光出力の一定化を図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蛍光灯や白熱電球など
のランプを調光して点灯する照明制御装置およびランプ
点灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
(従来技術1)従来、例えば特開昭61−296699
号公報に記載されているように、高周波点灯装置の動作
周波数を変化させることにより、放電灯との間に介在し
た誘導性限流素子のインピーダンス変化させて放電灯を
調光するものが知られている。このものは、発振回路部
からの周波数可変の方形波信号を二相分割回路部で積分
して略三角波を形成し、この三角波と基準値とを比較し
て、一対のスイッチング素子が共にオフする期間を含む
制御信号を作成している。この従来技術1は方形波信号
の周波数と高周波点灯装置の動作周波数とは同じであ
る。したがって、前記方形波の周波数を変化することに
より、高周波点灯装置の動作周波数が変化して放電灯を
調光点灯できる。
【0003】(従来技術2)また、例えば特開昭61−
88499号公報に記載されているように、PWM信号
により高周波点灯装置を制御してランプの調光をするも
のも知られている。すなわち、高周波点灯装置は、調光
レベルに応じたデューティ比のPWM調光信号に基づい
て、PWM信号で変調された例えば第3図(c)に示す
ような波形の高周波出力を発生し、この出力をランプに
供給してランプを調光点灯するものである。第3図にお
いて、(a)は交流電源、例えば50または60Hzの
商用電源の電圧波形、(b)はPWM信号波形である。
このPWM信号は調光レベルが低い程オン(例えば12
V)期間が長く、オフ(OV)期間は短くなるように設
定されている。また、(c)はランプ電流波形であり、
PWM信号のオン期間は高周波出力の周波数が高く(例
えば50kHz)、ランプ電流は少ない(例えば70m
A)。一方、オフ期間は周波数が低く(例えば40kH
z)ランプ電流は多くなる(例えば330mA)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術1は高周波点灯装置の動作周波数と同じ周波数である
方形波信号の周波数を変化することにより調光するもの
である。高周波点灯装置は数十KHzで動作するため、
方形波信号も数十KHzと高周波である。したがって、
方形波信号を生成する発振回路部と二相分割回路部とが
遠く離れていると、高周波の方形波信号は浮遊容量等に
より減衰し易く、かつ、電気的雑音等の影響によって方
形波信号の形状が変動し易く、そのため、調光の精度が
低下するという心配があった。また、高周波の方形波信
号を伝送することにより高調波雑音を生じて他の電気機
器に影響を及ぼすという問題もある。
【0005】また、上記従来技術2のようにPWM信号
で変調された高周波出力を発生する高周波点灯装置にお
いては、ランプ電流が大きなリップルを持った波形とな
り、そのため、うなり音が発生したり、電子部品へスト
レスを与える原因となるという問題があった。
【0006】本発明は、調光の精度を向上できると共
に、高調波雑音、うなり音の発生や電子部品へのストレ
スを低減できる照明制御装置およびランプ点灯装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明制御
装置は、低周波交流を高周波電力に変換する高周波発生
装置と;高周波発生装置により付勢される調光点灯可能
なランプと;PWM信号を送出する調光信号送出装置
と;PWM信号を入力してそのデューティ比に応じた直
流信号を生成し、直流信号に応じた制御信号で高周波発
生装置の出力を制御すると共に、ランプのランプ電流値
に応じた検出信号を直流化して直流信号をランプ電流値
が一定化するように変化させる制御装置と;を具備して
いることを特徴とする。
【0008】本発明において、調光信号送出装置は、ラ
ンプの調光レベルを示すPWM信号を送出する。制御装
置は、調光信号送出装置から送出されたPWM信号を入
力してそのデューティ比に応じた直流信号を生成し、そ
の直流信号に応じた制御信号を発生する。また、高周波
発生装置は、その制御信号によって制御されて動作し、
例えば図2(b)に示すように変化する20KHz〜1
00KHzの高周波電力を発生する。ランプはこの高周
波電力により点灯する。ここで、上記のように調光信号
送出装置から制御装置に送出される信号は、PWM信号
であるから伝送損失等によってその信号の電圧値が変動
してもデューティ比は変動することがない。ランプ電流
は、従来の装置で生じていた例えば図3に示すような1
00Hzまたは120Hzのリップルを生じない。さら
に、ランプのランプ電流値に応じた検出信号を直流化し
て直流信号を変化させるから、低周波交流電源電圧が変
動した場合にもランプ電流値を一定化すなわち光出力の
一定化を図れる。そして、このような一定化制御は、直
流信号に対して検出信号を直流化して行うので、信号の
取扱いが容易でひいては構成を簡単化できる。
【0009】請求項2記載の照明制御装置は、請求項1
記載の発明において、ランプは放電灯であるとともに、
制御装置は、放電灯の両端電圧に応じた電圧を検出し異
常高電圧検出時には高周波発生装置の出力を低減または
停止する直流信号を発生させるランプ電圧検出手段を有
していることを特徴とする。
【0010】本発明は、さらに、放電灯両端電圧が例え
ば無負荷時のように異常に高くなった場合には、高周波
発生装置の出力を低減する。したがって、高い無負荷電
圧が継続出力されることによる感電の危険、部品の劣
化、破壊等を防止できる。
【0011】請求項3記載のランプ点灯装置は、低周波
交流を高周波電力に変換する高周波発生装置と;高周波
発生装置により付勢される調光点灯可能なランプと;P
WM信号を入力してそのデューティ比に応じた直流信号
を生成し、直流信号に応じた制御信号で高周波発生装置
の出力を制御すると共に、ランプのランプ電流値に応じ
た検出信号を直流化して直流信号をランプ電流値が一定
化するように変化させる制御装置と;を具備しているこ
とを特徴とする。
【0012】本発明のランプ点灯装置は、上記照明制御
装置における制御装置および高周波発生装置と同様な作
用を成す。すなわち、制御装置は、調光信号送出装置か
ら送出されたPWM信号を入力してそのデューティ比に
応じた直流信号を生成し、その直流信号に応じた制御信
号を発生する。そして、高周波発生装置は、その制御信
号によって制御されて動作し、高周波電力を発生する。
ここで、上記のように調光信号送出装置から制御装置に
送出される信号は、PWM信号であるから伝送損失など
によってその信号の電圧値が変動してもデューティ比は
変動することがない。また、高周波発生装置はそのデュ
ーティ比に基づいて生成された直流信号に応じた制御信
号により高周波電力を発生して、この高周波電力により
ランプは点灯するから、ランプ電流波形に大きなリップ
ルは発生しない。また、簡単な構成でランプの光出力一
定化を図れる。
【0013】請求項4記載のランプ点灯装置は、請求項
3記載の発明において、ランプは放電灯であるととも
に、制御装置は、放電灯の両端電圧に応じた電圧を検出
し異常高電圧検出時には高周波発生装置の出力を低減ま
たは停止する直流信号を発生させるランプ電圧検出手段
を有していることを特徴とする。
【0014】本発明は、請求項2記載の発明と同様に作
用する。
【0015】
【実施形態】以下図面を用いて本発明の一実施形態を説
明する。図1は本発明の一実施形態例に係る照明制御装
置およびランプ点灯装置を示す回路図である。照明制御
装置は、同図に示すように高周波発生装置A、制御装置
B、調光信号送出装置Cおよびランプ9から構成されて
いる。
【0016】以下、各装置を詳細に説明する。ACは交
流電源で、この交流電源ACにインダクタ11とコンデ
ンサ12とからなる雑音防止用のL型フィルタ回路を介
して全波整流器21と平滑用コンデンサ22とからなる
整流回路2が接続されている。この整流回路2の正負直
流出力端子間にはSEPP接続された2個のパワーMO
SFET31,32を有する他励式のインバータ回路3
が接続されている。4は起動回路、5は制御系電源回
路、6は直流信号生成回路、7はV−f変換器、8はV
−f変換器7の高周波出力によりFET31,32をプ
ッシュプル駆動する駆動回路である。
【0017】インバータ回路3は、シリーズインバータ
またはハーフブリッジ等と呼ばれるタイプのもので、整
流回路3の正負直流出力端子間に2個のパワーMOSF
ET31,32の直列回路および2個の直流カット用コ
ンデンサ33,34の直列回路を接続し、FET31と
32との接続点およびコンデンサ33と34との接続点
の間にリーケージ型のインバータトランス35の1次巻
線35pを接続してある。
【0018】トランス35の2次巻線(ランプ電流供給
用巻線)35sには、共振用コンデンサ36が接続さ
れ、さらに、変流器(CT)37を介してランプ9たと
えば蛍光ランプが接続されている。35f1および35
f2はフィラメント電力供給用巻線で、それぞれランプ
9のフィラメント9f1および9f2に接続されてい
る。トランス35には、さらに、出力電圧検出用巻線3
5dが設けられている。
【0019】制御信号生成回路6は、ランプ電流検出手
段61、直流変換回路62、ランプ電圧検出手段63お
よび誤差増幅器64を具備する。
【0020】ランプ電流検出手段61はCT37の2次
巻線誘起出力よりランプ電流IL に比例する検出電圧V
IDを発生する。
【0021】直流変換回路62は、フォトカプラ65、
トランジスタ66、抵抗67およびコンデンサ68等か
らなり、調光信号送出装置Cから伝送されたPWM調光
信号を入力し、そのPWM信号を直流信号VPMに変換
し、この直流信号VPMを上記検出電圧VIDに直流バイア
スとして加算する。
【0022】ランプ電圧検出手段63は、インバータト
ランス35の出力電圧検出用巻線35dの誘起出力より
ランプ電圧VL に比例する電圧を発生する。
【0023】誤差増幅器64は、直流変換回路62の出
力電圧VPM+VIDとランプ電圧検出手段63の出力電圧
との高い方の電圧と参照電圧VREF との差電圧に比例す
る誤差電圧VERを出力する。なお、本実施形態におい
て、ランプ電圧検出手段63は、ランプ負荷開放等の負
荷異常時にインバータ回路3の出力を低減または遮断す
るためのもので、平常動作時は直流変換回路62の出力
電圧VPM+VIDの方がランプ電圧検出回路63の出力電
圧より高くなるように設定してある。
【0024】次に、この照明制御装置およびランプ点灯
装置の動作を説明する。
【0025】図示しないスイッチを介して交流電源AC
が投入されて、低周波交流が入力されると、整流回路2
より平滑整流出力が発生し、これがインバータ回路3に
供給される。また、起動回路4および制御系電源5を介
して直流電圧Vccが制御信号生成回路6、V−f変換
器7および駆動回路8に各々印加される。これにより、
V−f変換器7が高周波電圧よりなる制御信号を出力す
る。そして、この制御信号は駆動回路8を介して、高周
波発生装置のインバータ回路3のFET31,32のゲ
ートに供給されて、高周波発生装置Aは動作する。そし
て、FET31,32がインバータトランス35の1次
巻線35pを駆動し、インバータトランス35の2次巻
線35sに高周波電圧が誘起される。
【0026】なお、起動回路4は、交流電源ACの投入
後所定の時間、制御系電源5の出力電圧Vccを低減し
てインバータ回路3の高周波出力電力を低減し、この
間、ランプ9のフィラメントが充分に加熱されないまま
点灯する、いわゆるコールドスタートを防止している。
【0027】上記所定の時間が経過すると、制御系電源
5の出力電圧Vccが定常値に戻り、ランプ9は、イン
バータ回路3から放電開始電圧より充分高い高周波電圧
を印加され、点灯する。
【0028】定常点灯時、ランプ電流IL が、PWM調
光信号により与えられた調光レベルに応じた値(以下、
指令値という)より増加すると、電流変流器(CT)3
7の2次巻線誘起出力を検出するランプ電流検出手段6
1の出力電圧VIDが増加する。すると、直流変換回路6
2の出力電圧VPM+VIDが増加して誤差電圧VERが上昇
し、V−f変換器7からの出力が上昇してインバータ回
路3の出力周波数が上昇する。ここで、インバータトラ
ンス35のリ一ケージインダクタンスは誘導性インピー
ダンスとして作用し、ランプ電流IL は、インバータ回
路3の出力周波数が上昇することにより減少する。一
方、ランプ電流IL が上記指令値より減少すると、上述
とは逆にインバータ回路3の出力周波数が下降してラン
プ電流ILは増加する。この負帰還動作により、ランプ
電流IL は上記指令値近傍の値に安定化される。
【0029】制御信号生成回路6において、調光信号送
出装置Cから図示しない例えば信号線などを介して送出
された調光信号は、フォトカプラ65とトランジスタ8
6とにより常時入力されており、トランジスタ66のコ
レクタには外部調光信号と相似のPWM波形の電圧が発
生している。この電圧は、抵抗67およびコンデンサ6
8等により平滑され、コンデンサ68の端子間には外部
調光信号のパルス幅(オンデューテイ比)に比例する電
圧VPMが発生する。この電圧VPMはランプ電流検出手段
61から出力される検出電圧VIDに直流バイアスとして
加算された後、誤差増幅器64に入力される。
【0030】今、外部調光信号のパルス幅が大きくなっ
たとすると、電圧VPMが大きくなり、誤差増幅器64に
入力される電圧VPM+VIDが大きくなる。これにより、
誤差電圧VERが上昇してV−f変換器7から出力される
制御信号、およびインバータ回路3の出力周波数が上昇
し、ランプ電流が少なくなる。すなわち調光が深くな
る。 一方、外部調光信号のパルス幅が狭くなると、電
圧VPMが低下し、誤差増幅器64に入力される電圧VPM
+VIDが低下し、誤差電圧VERが低下し、V−f変換器
7から出力される制御信号およびインバータ回路3の出
力周波数が低下してランプ電流が大きくなる。すなわち
調光が浅くなる。
【0031】図2は、外部調光信号のPWM波形、パル
ス幅(オン・デューティ比)、直流信号(直流バイア
ス)の波形および電圧VPM、ならびにランプ9の明るさ
の関係を示す。このように、第1図の装置においては、
外部調光信号のパルス幅を可変して直流バイアス電圧V
PMを可変することにより、ランプ9を調光することがで
きる。
【0032】上記実施形態によれば、調光信号送出装置
Cから制御装置Bに送出される調光信号は、PWM信号
であるから調光信号送出装置と制御装置との間の伝送損
失などによって、その信号の電圧値が変動してもデュー
ティ比は変動することがない。また、PWM信号のデュ
ーティ比に基づいて生成された直流信号に応じた制御信
号により高周波発生回路の動作は制御されて高周波電力
を発生するから、ランプ電流のリップルが大幅に改善で
きる。
【0033】図4〜図6は、それぞれ本発明の他の実施
形態を示すもので、図1の高周波発生装置Aの部分を中
心にその変形例を示す。
【0034】図4は、図1の高周波発生装置を2灯用に
変形したものである。インバータトランス35には、ラ
ンプ9aと9bの共通接続したフィラメント用のフィラ
メント電力供給用巻線35f3が設けられている。
【0035】図5は、変形ハーフブリッジと呼ばれるイ
ンバータ回路で、図1のインバータ回路の直流カット用
コンデンサを1個にしたものである。
【0036】図6は、トランスレスに構成したハーフブ
リッジ型インバータ回路である。なお、本発明は上述の
実施形態に限定されることなく、適宜変形して実施する
ことができる。例えば上述においては、PWM調光信号
のオン・デューティを直流信号レベルに変換した例につ
いて説明したが、オフ・デューティを直流信号レベルに
変換してもよい。
【0037】また、本発明は上述の図1および図4〜図
6に示す構成のインバータ回路の他、直流電圧に応じて
ランプ電流を可変し得る種々の高周波発生装置を用いた
ランプ点灯装置または電子安定器に適用可能である。
【0038】さらに、PWM信号としては上述の矩形波
信号の他、従来の位相制御形調光装置におけるような位
相制御された正弦波信号等を用いることもできる。但
し、この場合、位相制御されていない電源を供給するた
めの別個の電源ラインを設ける必要がある。
【0039】また、調光信号送出装置からランプ点灯装
置にPWM信号を送出する手段として、上記実施形態に
おいては、フォトカプラを用いた所謂光結合により信号
の伝送を行ったものについて説明しているが、有線また
は無線等の手段によりPWM信号を伝送しても良い。
【0040】さらに、上記実施形態においては、高周波
発生回路の出力周波数を変化させ、リーケージインダク
タンスによって誘導性の限流素子を形成してランプを調
光するように構成しているが、上記のような誘導性素子
の他、コンデンサなどの容量性限流素子を介してランプ
が付勢されるものでも良い。
【0041】
【発明の効果】請求項1および3記載の発明によれば、
調光信号はPWM信号であるから伝送損失などによって
その信号の電圧値が変動してもデューティ比は変動する
ことがない。そして、このデューティ比に基づいて生成
された直流信号に応じた制御信号によって高周波発生装
置は制御されランプを付勢する。また、ランプ電流値に
応じた検出信号を直流化して、ランプ電流値が一定化す
るように直流信号を変化させる。したがって、調光の精
度を向上できると共に、高調波雑音、うなり音の発生や
電子部品へのストレスを低減でき、さらに、簡単な構成
でランプ電流値ひいては光出力の一定化を図れる。
【0042】請求項2および4記載の発明によれば、さ
らに、放電灯が装着されていない無負荷時等に高い電圧
が継続出力して、感電の危険、部品の劣化、破壊等を防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る照明制御装置および
ランプ点灯装置の回路図
【図2】図1の装置の各部の動作波形の説明図
【図3】従来の高周波点灯装置の各部の動作波形図
【図4】他の実施形態に係る高周波発生装置の部分回路
【図5】さらに他の実施形態に係る高周波発生装置の部
分回路図
【図6】さらに他の実施形態に係る高周波発生装置の部
分回路図
【符号の説明】
A:高周波発生装置、B:制御装置、C:調光信号送出
装置、AC:交流電源、2:整流回路、3:インバータ
回路、5:制御系電源、6:制御信号生成回路、7:V
−f変換器、9:ランプ、61:ランプ電流検出手段、6
3:ランプ電圧検出手
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年2月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】(従来技術1)従来、例えば特開昭61−
296699号公報に記載されているように、高周波点
灯装置の動作周波数を変化させることにより、放電灯と
の間に介在した誘導性限流素子のインピーダンス変化さ
せて放電灯を調光するものが知られている。このもの
は、発振回路部からの周波数可変の方形波信号を二相分
割回路部で積分して略三角波を形成し、この三角波と基
準値とを比較して、一対のスイッチング素子が共にオフ
する期間を含む制御信号を作成している。この従来技術
1は方形波信号の周波数が高周波点灯装置の動作周波数
の2倍の関係にある。したがって、前記方形波の周波数
を変化することにより、高周波点灯装置の動作周波数が
変化して放電灯を調光点灯できる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術1は高周波点灯装置の動作周波数の2倍の周波数であ
る方形波信号の周波数を変化することにより調光するも
のである。高周波点灯装置は数十KHzで動作するた
め、方形波信号もこれの2倍と高周波である。したがっ
て、方形波信号を生成する発振回路部と二相分割回路部
とが遠く離れていると、高周波の方形波信号は浮遊容量
等により減衰し易く、かつ、電気的雑音等の影響によっ
て方形波信号の形状が変動し易く、そのため、調光の精
度が低下するという心配があった。また、高周波の方形
波信号を伝送することにより高周波雑音を生じて他の電
気機器に影響を及ぼすという問題もある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】本発明において、調光信号送出装置は、ラ
ンプの調光レベルを示すPWM信号を送出する。制御装
置は、調光信号送出装置から送出されたPWM信号を入
力してそのデューティ比に応じた直流信号を生成し、そ
の直流信号に応じた制御信号を発生する。また、高周波
発生装置は、その制御信号によって制御されて動作し、
例えば図2(b)に示すように光出力を変化させるよう
例えば20KHz〜100KHzの高周波電力を発生す
る。ランプはこの高周波電力により点灯する。ここで、
上記のように調光信号送出装置から制御装置に送出され
る信号は、PWM信号であるから伝送損失等によってそ
の信号の電圧値が変動してもデューティ比は変動するこ
とがない。ランプ電流は、従来の装置で生じていた例え
ば図3に示すような100Hzまたは120Hzのリッ
プルを生じない。さらに、ランプのランプ電流値に応じ
た検出信号を直流化して直流信号を変化させるから、低
周波交流電源電圧が変動した場合にもランプ電流値を一
定化すなわち光出力の一定化を図れる。そして、このよ
うな一定化制御は、直流信号に対して検出信号を直流化
して行うので、信号の取扱いが容易でひいては構成を簡
単化できる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低周波交流を高周波電力に変換する高周波
    発生装置と;高周波発生装置により付勢される調光点灯
    可能なランプと;PWM信号を送出する調光信号送出装
    置と;PWM信号を入力してそのデューティ比に応じた
    直流信号を生成し、直流信号に応じた制御信号で高周波
    発生装置の出力を制御すると共に、ランプのランプ電流
    値に応じた検出信号を直流化して直流信号をランプ電流
    値が一定化するように変化させる制御装置と;を具備し
    ていることを特徴とする照明制御装置。
  2. 【請求項2】前記ランプは放電灯であるとともに、前記
    制御装置は、放電灯の両端電圧に応じた電圧を検出し異
    常高電圧検出時には高周波発生装置の出力を低減または
    停止する直流信号を発生させるランプ電圧検出手段を有
    していることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    照明制御装置。
  3. 【請求項3】低周波交流を高周波電力に変換する高周波
    発生装置と;高周波発生装置により付勢される調光点灯
    可能なランプと;PWM信号を入力してそのデューティ
    比に応じた直流信号を生成し、直流信号に応じた制御信
    号で高周波発生装置の出力を制御すると共に、ランプの
    ランプ電流値に応じた検出信号を直流化して直流信号を
    ランプ電流値が一定化するように変化させる制御装置
    と;を具備していることを特徴とするランプ点灯装置。
  4. 【請求項4】前記ランプは放電灯であるとともに、前記
    制御装置は、放電灯の両端電圧に応じた電圧を検出し異
    常高電圧検出時には高周波発生装置の出力を低減または
    停止する直流信号を発生させるランプ電圧検出手段を有
    していることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の
    ランプ点灯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003309023A (ja) * 2002-04-15 2003-10-31 Sumida Corporation インバータトランス及びインバータ回路
JP2008103242A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> カラースクローラ
JP2010212103A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 音鳴り防止回路及び照明装置
CN113068291A (zh) * 2021-03-30 2021-07-02 重庆长安汽车股份有限公司 一种基于pwm信号的迎送宾灯控制方法、系统及汽车

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