JPH09180319A - 磁気テープ記録再生装置 - Google Patents

磁気テープ記録再生装置

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JPH09180319A
JPH09180319A JP7339731A JP33973195A JPH09180319A JP H09180319 A JPH09180319 A JP H09180319A JP 7339731 A JP7339731 A JP 7339731A JP 33973195 A JP33973195 A JP 33973195A JP H09180319 A JPH09180319 A JP H09180319A
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JP
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magnetic tape
supply
side reel
reel shaft
recording
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JP7339731A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Annen
亮一 安念
Keiichi Fushimasa
敬一 節政
Naoki Oide
直樹 大出
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/43Control or regulation of mechanical tension of record carrier, e.g. tape tension

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は磁気テープ記録再生装置に関し、特
に、機械的ブレーキ機構によって磁気テープにバック
(テープ)テンションを与える機構の改良に関する。 【解決手段】 ブレーキ部材52を供給側リール軸33
に押し当てて供給側リール軸に制動力を与えて供給側リ
ールより引き出される磁気テープ62にバックテンショ
ンを与える機械的バックテンション付与機構36を有す
る。一端がブレーキ部材52に掛止された引っ張りコイ
ルばね54の他端を、摺動レバー84の端に掛止させて
いる。カセットの種類に応じて、カム40の回動位置が
異なる。磁気テープ巻回体63の径Dの大きさに応じ
て、カム40の回動位置が変化する。カム40の回動位
置に応じて、摺動レバー84の位置が変化し、ブレーキ
部材52の供給側リール軸33への押し当て力Fが変化
し、最適のバックテンションを与えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気テープ記録再生
装置に係り、特に、機械的ブレーキ機構によって磁気テ
ープにバック(テープ)テンションを与える機構の改良
に関する。磁気テープ記録再生装置の一つとしてDAT
(デジタルオーディオテープレコーダ)がある。このD
ATでは、磁気テープが、供給側リールより引き出さ
れ、磁気ヘッドを有する回転ドラムに添接し、巻取側リ
ールに到る所定のテープパスに沿って走行し、回転ドラ
ムに添接している間で、情報の記録再生が行われる。D
ATでは、磁気テープの始端から終端に到る全長に亘っ
て、情報の記録再生特性が安定していることが重要であ
る。このためには、磁気ヘッドが磁気テープと安定に接
触し続けるように、供給側リールより引き出される磁気
テープのバックテンションが、最適の値に保たれ続ける
ことが望ましい。
【0002】また、DATに装着されるカセットは、こ
れに収容してある磁気テープの長さによって、例えば3
種類ある。60mの長さの磁気テープが収容してある6
0mカセット、90mの長さの磁気テープが収容してあ
る90mカセット、120mの長さの磁気テープが収容
してある120mカセットである。60mの長さの磁気
テープと、90mの長さの磁気テープと、120mの長
さの磁気テープとは、厚さが異なるため、最適のバック
テンションの値は異なる。一般には、最適のバックテン
ションの値は、磁気テープの厚さが薄い程、小さくな
る。よって、供給側リールより引き出される磁気テープ
のバックテンションは、装着されるカセットの種類に対
応した最適の値となることが望ましい。
【0003】ここで、磁気テープにバックテンションを
与える機構は、電気的な機構と機械的な機構に大別され
る。電気的な機構は、供給側リール軸を直接駆動する供
給側リールモータと巻取側リール軸を直接駆動する供給
側リールモータとを組み込んだ構成とし、供給側リール
モータに所定の電圧を加えてテープ巻き取り方向のトル
クを与える構成である。機械的な機構は、リールモータ
は使用せず、ブレーキ部材を供給側リール軸に押し当て
て制動力を与える構成である。製造コストは、機械的な
機構の方が、電気的な機構に比べて、DATの製造コス
ト及びDATの小型、軽量化の点で断然有利である。よ
って、機械的な機構でもって、供給側リールより引き出
される磁気テープのバックテンションを上記のように制
御しうる構成の実現が望まれている。
【0004】
【従来の技術】図7は、従来の一例のDATの機械的な
バックテンション付与機構10を示す。テンション制御
アーム11が、DATのシャーシ上の軸12に支持して
あり、ばね13により時計方向に付勢してある。14
は、ばね掛け止め部であり、シャーシに設けてある。ア
ーム11の一端のブレーキ部材15が供給側リール軸1
6の周面に力Fで押し当たっており、供給側リール軸1
6に制動力BFを与えている。供給側リール軸16に
は、磁気テープが巻回してある供給側リール17が嵌合
してある。供給側リール17の磁気テープ巻回体18よ
り引き出された磁気テープ19が、アーム11の他端の
テンション検出ポール20に案内されている。
【0005】磁気テープ19は、供給側リール軸15に
与えられている制動力BFに対応したバックテンション
Tを付与されつつ、A方向に走行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ばね掛け止め
部14はDATのシャーシに設けてあり、固定された点
である。よって、力Fは、テンション検出ポール20が
磁気テープ19のテンションを検出する範囲で可変され
るだけである。即ち、力Fの可変される範囲は狭い。よ
って、制動力BFの可変される範囲も狭く、バックテン
ションTはばね13の強さにより略一義的に定まってし
まう。
【0007】このため、記録再生時、供給側リール17
の磁気テープ巻回体18より引き出された磁気テープ1
9のバックテンションTは、図8中、線Iで示すよう
に、供給側リール17の磁気テープ巻回体18の径Dが
小さくなるにつれて、少しづつ増加する傾向となる。
【0008】よって、ばね13の強さを、記録再生の初
期にバックテンションが最適となるように定めていた場
合には、記録再生の終わりごろには、バックテンション
が大きく成り過ぎてしまい、記録再生特性が良くないも
のとなってしまうおそれがあった。
【0009】また、バックテンションTが固定であるた
め、装着されるカセットの種類によっては、バックテン
ションが最適値より大き過ぎたり、逆に、小さ過ぎたり
してしまい、記録再生特性が良くないものとなってしま
うおそれがあった。そこで、本発明は、上記課題を解決
した磁気テープ記録再生装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、磁気
テープが巻回してある供給側リールが嵌合する供給側リ
ール軸と、磁気テープを巻き取る巻取側リールが嵌合す
る巻取側リール軸と、該供給側リールより引き出されて
該巻取側リールに到るように走行する磁気テープに情報
の記録再生を行う記録再生手段と、ブレーキ部材を上記
供給側リール軸に押し当てて該供給側リール軸に制動力
を与えて該供給側リールより引き出される磁気テープに
バックテンションを与える機械的バックテンション付与
機構とを有する磁気テープ記録再生装置において、上記
ブレーキ部材の上記供給側リール軸への押し当て力を可
変しうる押し当て力可変手段を有する構成としたもので
ある。
【0011】請求項2の発明は、磁気テープが巻回して
ある供給側リールが嵌合する供給側リール軸と、磁気テ
ープを巻き取る巻取側リールが嵌合する巻取側リール軸
と、該供給側リールより引き出されて該巻取側リールに
到るように走行する磁気テープに情報の記録再生を行う
記録再生手段と、ブレーキ部材を上記供給側リール軸に
押し当てて該供給側リール軸に制動力を与えて該供給側
リールより引き出される磁気テープにバックテンション
を与える機械的バックテンション付与機構とを有する磁
気テープ記録再生装置において、上記磁気テープが走行
して上記供給側リールの磁気テープ巻回体の大きさが減
るに応じて、上記ブレーキ部材の上記供給側リール軸へ
の押し当て力が減るように、上記ブレーキ部材の上記供
給側リール軸への押し当て力をに可変しうる押し当て力
可変手段を有する構成としたものである。
【0012】請求項3の発明は、磁気テープが巻回して
ある供給側リールと磁気テープを巻き取る巻取側リール
とが収容してあり、収容してある磁気テープの長さが違
う複数種類のカセットのうちの何れか一の種類のカセッ
トが装着されて使用され、上記供給側リールが嵌合する
供給側リール軸と、磁気テープを巻き取る巻取側リール
が嵌合する巻取側リール軸と、該供給側リールより引き
出されて該巻取側リールに到るように走行する磁気テー
プに情報の記録再生を行う記録再生手段と、ブレーキ部
材を上記供給側リール軸に押し当てて該供給側リール軸
に制動力を与えて該供給側リールより引き出される磁気
テープにバックテンションを与える機械的バックテンシ
ョン付与機構とを有する磁気テープ記録再生装置におい
て、装着されるカセットの種類に応じて、その装着され
たカセットに収容してある上記磁気テープの厚さが薄い
ものほど、上記ブレーキ部材の上記供給側リール軸への
押し当て力が減るように、上記ブレーキ部材の上記供給
側リール軸への押し当て力をに可変しうる押し当て力可
変手段を有する構成としたものである。
【0013】請求項4の発明は、請求項1、請求項2、
請求項3のうちいずれか1項記載の押し当て力可変手段
は、所定位置まで回動して磁気テープを所定のテープパ
スにローディングするテープローディング機構を構成す
るカムの、上記所定位置を越えた回動によって、上記ブ
レーキ部材の上記供給側リール軸への押し当て力を与え
るばねの掛止部の位置を移動させる構成としたものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例になる磁
気テープ記録再生装置(DAT)30を概略的に示す。
先ず、磁気テープ記録再生装置30の基本的構成及び動
作について概略的に説明する。
【0015】磁気テープ記録再生装置30は、大略、記
録再生手段としての磁気ヘッド31を有する回転ドラム
32と、供給側リール軸33と、巻取側リール軸34
と、テープローディング機構35と、機械的バックテン
ション付与機構36と、マイクロコンピュータよりなる
制御装置37とを有し、カセット50が装着されて使用
される。
【0016】テープローディング機構35は、カム40
と、カム40を回動させるモータ41と、カム40の回
動位置を検出するカム回動位置検出機構42と、ポール
43,44と、カム40の回動によって駆動されてポー
ル43,44を移動させるポール移動機構(図示せず)
と、カム40の回動によって駆動されてカセットハウジ
ング(図示せず)を移動させるカセットハウジング移動
機構(図示せず)等よりなる。図2に示すように、カム
40は、基準の位置から時計方向に移るにつれて、カセ
ット装着作動部40ー1→テープローディング作動部4
0ー2→ピンチローラ圧着作動部40ー3を有し、ピン
チローラ圧着作動部40ー3に続いて本発明の要部をな
す押し当て力多段階可変作動部40ー4を有する構成で
ある。よって、カム40が反時計方向に回動するにつれ
て、カセット装着→テープローディング→ピンチローラ
圧着→押し当て力多段階可変動作が行われる。
【0017】機械的バックテンション付与機構36は、
シャーシ50の軸51に支持してあるブレーキアーム5
2と、ブレーキアーム52に固定してあるブレーキ部材
53と、ブレーキ部材53が供給側リール軸33の周面
に押し当たるようにブレーキアーム52を時計方向に付
勢する引っ張りコイルばね54と、テンション制御アー
ム55と、テンション制御アーム55を時計方向に付勢
する引っ張りコイルばね58とを有する。テンション制
御アーム55は、シャーシ50の軸56に支持してあ
り、先端にテンション検出ポール57を有し、基部の凹
部55aが、ブレーキアーム51と嵌合してある。引っ
張りコイルばね58の端は、シャーシ50上のフック部
59に掛けてある。
【0018】カセット60は、ケース61内に、磁気テ
ープ62が巻回してあり磁気テープ巻回体63が形成し
てある供給側リール64と、磁気テープを巻き取る巻取
側リール65とが収容された構成である。カセット60
がカセットハウジング(図示せず)内に挿入されると、
テープローディング機構35が始動する。テープローデ
ィング機構35によって、先ずは、カセットハウジング
(図示せず)が動かされ、供給側リール63が供給側リ
ール軸33と嵌合し、巻取側リール54が巻取側リール
軸34と嵌合し、カセット60が装着される。続いて、
テープローディングが行われ、ポール43,44が移動
して、磁気テープ62がケース61より引き出され、回
転ドラム32に90度の範囲に巻きついた、所定のパス
に装填される。磁気テープ62は、キャプスタン70と
ピンチローラ71とによりA方向に挟持駆動され、供給
側リール63の磁気テープ巻回体64より引き出され、
回転ドラム32に添接し、巻取側リール55に到る上記
のテープパスに沿って走行し、回転ドラム32に添接し
ている間で、情報の記録再生が行われる。
【0019】また、ブレーキ部材53が供給側リール軸
33の周面に押し当たることにより供給側リール軸33
に制動力が働いており、この制動力によって、供給側リ
ール63の磁気テープ巻回体64より引き出される磁気
テープ62には、バックテンションTが付与されてい
る。
【0020】機械的バックテンション付与機構36は、
テンション検出ポール20が現在のバックテンションを
検出し、バックテンションが増えると、テンション制御
アーム55が反時計方向に回動し、ブレーキアーム51
が時計方向に回動して、ブレーキ部材53の供給側リー
ル軸33の周面への押し当たり力が減り、バックテンシ
ョンを減らすように動作する。逆に、バックテンション
が減ると、テンション制御アーム55が時計方向に回動
し、ブレーキアーム51が反時計方向に回動して、ブレ
ーキ部材53の供給側リール軸33の周面への押し当た
り力が増し、バックテンションを増やすように動作す
る。
【0021】次に、本発明の要部をなす押し当て力多段
階可変装置80について、図3乃至図5を参照して説明
する。押し当て力多段階可変装置80は、カム40の押
し当て力多段階可変作動部40ー4のピン81と、摺動
レバー82と、連結レバー83と、摺動レバー84と、
カム回動位置検出機構42と、磁気テープ巻回体径検出
機構85と、カセット識別機構86と、モータ41と、
制御装置37等より成る。制御装置37は、カム回動位
置検出機構42の一部、磁気テープ巻回体径検出機構8
5の一部、カセット識別機構86の一部を構成する。
【0022】摺動レバー84は、端部に、ばね掛止部8
7を有する。このばね掛止部87に、前記の引っ張りコ
イルばね54の他端が掛止してある。摺動レバー82、
連結レバー83、摺動レバー84は、共に、サブシャー
シ90の下面に取り付けてある。サブシャーシ90は、
シャーシ50上に固定してある。摺動レバー82は、X
1,X2方向に摺動可能である。摺動レバー84は、Y
1,Y2方向に摺動可能である。連結レバー83は、サ
ブシャーシ90のピン91に回動可能に支持してあり、
摺動レバー82、84とを連結してあり、復元用の捩じ
りコイルばね92により、時計方向に付勢してある。
【0023】カム回動位置検出機構42は、サブシャー
シ90に固定してあり、カム40の上方に位置している
パターン基板95と、カム40上のブラシ96と、制御
装置37とよりなる。パターン基板95は、図4に示す
櫛歯状のパターン97を有する。カム40が回動すると
きに、ブラシ96がパターン97の歯98、99、10
0を順次横切り、このときのブラシ96よりの情報が制
御装置37に加えられ、制御装置37が演算及び判断を
行って、カム40が、回動位置P1〜P6のうちのどの
回動位置に位置するかが検出される。
【0024】図3に示すように、カム40の回動位置P
1〜P6に応じて、カム40上のピン81が摺動レバー
82の右端を押し、連結レバー83が反時計方向に回動
し、摺動レバー84がY1,Y2方向に変位し、摺動レ
バー84のばね掛止部87の位置がY1,Y2方向上Q
1〜Q6で示すように変化する。
【0025】磁気テープ巻回体径検出機構85は、供給
側リール軸33の回転速度を検出するセンサ102と、
制御装置37とよりなる。センサ102よりの供給側リ
ール軸33の回転速度信号が制御装置37に加えられ、
制御装置37が演算及び判断を行って、そのときの磁気
テープ巻回体63の径Dの大きさが検出される。
【0026】カセット識別機構86は、カセット識別ス
イッチ103と、制御装置37とよりなる。ここで、D
ATに装着されるカセットは、これに収容してある磁気
テープの長さによって、例えば3種類ある。60mの長
さの磁気テープ62−60が収容してある60mカセッ
ト60−60、90mの長さの磁気テープ62−90が
収容してある90mカセット60−90、120mの長
さの磁気テープ62−120が収容してある120mカ
セット60−120である。60mカセット60−6
0、90mカセット60−90、120mカセット60
−120は、互いに異なる構成の識別部60−60a,
60−90a,60−120aを有する。
【0027】カセット識別スイッチ103は、装着され
たカセット60の識別部に応じた情報を出力し、制御装
置37が演算及び判断を行って、装着されたカセットの
種類を識別する。制御装置37は、カセット識別スイッ
チ103よりの情報が120mカセット60−120の
情報であるときには、カム40を位置P2まで回動さ
せ、90mカセット60−90の情報であるときには、
カム40を位置P4まで回動させ、60mカセット60
−60の情報であるときには、カム40を位置P6まで
回動させるように動作する。また、制御装置37は、磁
気テープ62が順方向に走行し情報の記録再生が進行し
ている場合に、磁気テープ巻回体63の径Dが所定の値
まで減ったときの磁気テープ巻回体径検出機構85より
の情報にもとづいて、モータ41を逆転させ、カム40
を時計方向に少し回動させる動作する。
【0028】また、ばね掛止部87の位置、ばね54の
ばね力、ブレーキ部材53が供給側リール軸33の周面
に押し当たる力、供給側リール軸33の制動トルク、磁
気テープ62のバックテンションの関係は、図5に示す
関係となっている。次に上記構成になる押し当て力多段
階可変装置80の動作について説明する。
【0029】120mカセット60−120を使用す
る場合。 120mカセット60−120の磁気テープ62−12
0の厚さは7μmであり、最適のバックテンションは、
6grである。120mカセット60−120が装着さ
れると、カセット識別機構86が120mカセット60
−120が装着されたことを認識し、カム40は、回動
位置P2(P2a)まで回動して停止し、この状態で、
情報の記録再生が行われる。
【0030】機械的バックテンション付与機構36は、
ばね掛止部87が位置Q2に位置し、ばね54のばね力
が60gr、ブレーキ部材53が供給側リール軸33の
周面に押し当たる力が60gr、供給側リール軸33の
制動トルクが5gr−cmとされる。磁気テープ62
は、6grである最適のバックテンションが付与されつ
つ、供給側リール63の磁気テープ巻回体64より引き
出され、情報の記録再生が行われる。即ち、情報の記録
再生は、磁気テープ62にとって強過ぎるバックテンシ
ョンが付与されることなく、よって、磁気テープ62を
少しも傷めることなく、行われる。
【0031】情報の記録再生が進行し磁気テープ巻回体
63の径Dが減るにつれて、磁気テープ62のバックテ
ンションは、図6に、線IIaで示すように徐々に増加
する。情報の記録再生が進行して、磁気テープ巻回体6
3の径Dの大きさが元の半分より少し小さくなると、磁
気テープ巻回体径検出機構85がこのことを検出し、制
御装置37より出力された制御信号により、モータ41
が逆転し、カム40が、図5中、符号110で示すよう
に、時計方向に回動する。カム回動位置検出機構42
が、カム40が回動位置P1(P1a)まで回動したこ
とを検出すると、モータ41が停止し、カム40は回動
位置P1(P1a)に停止する。
【0032】カム40が時計方向に回動するにつれて、
機械的バックテンション付与機構36は、捩じりコイル
ばね92により、摺動レバー82がX2方向に摺動し、
連結レバー83を介して、摺動レバー84がY1方向に
変位し、ばね掛止部87が位置Q2より、Y1方向に移
動して位置Q1に到る。これにより、ばね54のばね力
が10gr減って50gr、ブレーキ部材53が供給側
リール軸33の周面に押し当たる力が10gr減って5
0gr、供給側リール軸33の制動トルクが1gr−c
m減って4gr−cmとされる。
【0033】よって、磁気テープ62−120の約7g
rにまで増加してきたバックテンションは、線IIbで
示すように1gr減り、最適のバックテンション6gr
に戻され、その後は、線IIcで示すようになる。上記
より分かるように、磁気テープが終端近くになってもバ
ックテンションが異常に高くなることがなく、略最適の
バックテンションに維持される。よって、情報の記録再
生が、磁気テープ62−120の始端から終端に到る全
長に亘って、情報の記録再生特性が安定した状態で行わ
れる。
【0034】90mカセット60−90を使用する場
合。 90mカセット60−90の磁気テープ62−90の厚
さは9μmであり、最適のバックテンションは、8gr
である。90mカセット60−90が装着されると、カ
セット識別機構86が90mカセット60−90が装着
されたことを認識し、カム40は、回動位置P4(P4
a)まで回動して停止し、この状態で、情報の記録再生
が行われる。
【0035】機械的バックテンション付与機構36は、
ばね掛止部87が位置Q4に位置し、ばね54のばね力
が80gr、ブレーキ部材53が供給側リール軸33の
周面に押し当たる力が80gr、供給側リール軸33の
制動トルクが7gr−cmとされる。磁気テープ62
は、8grである最適のバックテンションが付与されつ
つ、供給側リール63の磁気テープ巻回体64より引き
出され、情報の記録再生が行われる。
【0036】情報の記録再生が進行し磁気テープ巻回体
63の径Dが減るにつれて、磁気テープ62のバックテ
ンションは、図6中、線IIIaで示すように徐々に増
加する。情報の記録再生が進行して、磁気テープ巻回体
63の径Dの大きさが元の半分より少し小さくなると、
磁気テープ巻回体径検出機構85がこのことを検出し、
制御装置37より出力された制御信号により、モータ4
1が逆転し、カム40が、図5中、符号120で示すよ
うに、時計方向に回動し、回動位置P3(P3a)に停
止する。
【0037】機械的バックテンション付与機構36は、
ばね掛止部87が位置Q4より、Y1方向に移動して位
置Q3に到り、ばね54のばね力が10gr減って70
gr、ブレーキ部材53が供給側リール軸33の周面に
押し当たる力が10gr減って70gr、供給側リール
軸33の制動トルクが1gr−cm減って6gr−cm
とされる。
【0038】よって、磁気テープ62−90の約9gr
にまで増加してきたバックテンションは、線IIIbで
示すように1gr減り、最適のバックテンション8gr
に戻され、その後は、線IIIcで示すようになる。上
記より分かるように、磁気テープが終端近くになっても
バックテンションが異常に高くなることがなく、略最適
のバックテンションに維持される。よって、情報の記録
再生が、磁気テープ62−90の始端から終端に到る全
長に亘って、情報の記録再生特性が安定した状態で行わ
れる。
【0039】60mカセット60−60を使用する場
合。 60mカセット60−60の磁気テープ62−60の厚
さは13μmであり、最適のバックテンションは、10
grである。60mカセット60−60が装着される
と、カセット識別機構86が60mカセット60−60
が装着されたことを認識し、カム40は、回動位置P6
(P6a)まで回動して停止し、この状態で、情報の記
録再生が行われる。
【0040】機械的バックテンション付与機構36は、
ばね掛止部87が位置Q6に位置し、ばね54のばね力
が100gr、ブレーキ部材53が供給側リール軸33
の周面に押し当たる力が100gr、供給側リール軸3
3の制動トルクが9gr−cmとされる。磁気テープ6
2−60は、10grである最適のバックテンションが
付与されつつ、供給側リール63の磁気テープ巻回体6
4より引き出され、情報の記録再生が行われる。
【0041】情報の記録再生が進行し磁気テープ巻回体
63の径Dが減るにつれて、磁気テープ62−60のバ
ックテンションは、図6に、線IVaで示すように徐々
に増加する。情報の記録再生が進行して、磁気テープ巻
回体63の径Dの大きさが元の約2/3となると、磁気
テープ巻回体径検出機構85がこのことを検出し、制御
装置37より出力された制御信号により、モータ41が
逆転し、カム40が、図5中、符号130で示すよう
に、時計方向に回動し、回動位置P5(P5a)に停止
する。
【0042】機械的バックテンション付与機構36は、
ばね掛止部87が位置Q6より、Y1方向に移動して位
置Q5に到り、ばね54のばね力が10gr減って90
gr、ブレーキ部材53が供給側リール軸33の周面に
押し当たる力が10gr減って90gr、供給側リール
軸33の制動トルクが1gr−cm減って8gr−cm
とされる。
【0043】よって、磁気テープ62−60の約11g
rにまで増加してきたバックテンションは、線IVbで
示すように1gr減り、最適のバックテンション10g
rに戻され、その後は、線IVcで示すようになる。情
報の記録再生が更に進行して、磁気テープ巻回体63の
径Dの大きさが元の約1/3となると、磁気テープ巻回
体径検出機構85がこのことを検出し、制御装置37よ
り出力された制御信号により、モータ41が逆転し、カ
ム40が、符号131で示すように、時計方向に回動
し、回動位置P4(P4a)に停止する。
【0044】機械的バックテンション付与機構36は、
ばね掛止部87が位置Q5より、Y1方向に移動して位
置Q4に到り、ばね54のばね力が10gr減って80
gr、ブレーキ部材53が供給側リール軸33の周面に
押し当たる力が10gr減って80gr、供給側リール
軸33の制動トルクが1gr−cm減って7gr−cm
とされる。
【0045】よって、磁気テープ62の約11grにま
で増加してきたバックテンションは、線IVdで示すよ
うに1gr減り、最適のバックテンション10grに戻
され、その後は、線IVeで示すようになる。上記より
分かるように、磁気テープが終端近くになってもバック
テンションが異常に高くなることがなく、略最適のバッ
クテンションに維持される。よって、情報の記録再生
が、磁気テープ62のの始端から終端に到る全長に亘っ
て、情報の記録再生特性が安定した状態で行われる。
【0046】120mカセット60−120及び90m
カセット60−90の場合には、ブレーキ部材53が供
給側リール軸33の周面に押し当たる力が途中で一回可
変される。60mカセット60−60の場合には、ブレ
ーキ部材53が供給側リール軸33の周面に押し当たる
力が途中で二回可変される。この可変の回数が多い程、
バックテンションは最適のバックテンションに維持され
る。例えば、パターン97の歯98、99、100を増
やせば、可変の回数を多段階と出来る。
【0047】可変の回数を多く出来れば、テンション制
御アーム55及びテンション検出ポール20は不要と出
来る。また、本発明はVTRにも適用できる。
【0048】
【発明の効果】上述の如く、請求項1の発明によれば、
ブレーキ部材の供給側リール軸への押し当て力を可変し
うる押し当て力可変手段を有する構成としたため、例え
ば、供給側リールの磁気テープ巻回体の大きさが減るに
応じて、可変させることによって、磁気テープ巻回体の
大きさが減るにつれて増える傾向にあるバックテンショ
ンを、記録再生の開始から終了にいたるまで、略最適の
値に保つことが出来、よって、記録再生の開始から終了
にいたるまで、情報の記録再生特性を安定に出来る。ま
た、装着されるカセットの種類に応じて、可変させるこ
とによって、装着されたカセット内の磁気テープに最適
のバックテンションを与えることが出来る。
【0049】請求項2の発明によれば、磁気テープが走
行して供給側リールの磁気テープ巻回体の大きさが減る
に応じて、ブレーキ部材の供給側リール軸への押し当て
力が減るように、ブレーキ部材の供給側リール軸への押
し当て力をに可変しうる押し当て力可変手段を有する構
成としたため、磁気テープ巻回体の大きさが減るにつれ
て増える傾向にあるバックテンションを、記録再生の開
始から終了にいたるまで、略最適の値に保つことが出
来、よって、記録再生の開始から終了にいたるまで、情
報の記録再生特性を安定に出来る。
【0050】請求項3の発明によれば、装着されるカセ
ットの種類に応じて、その装着されたカセットに収容し
てある磁気テープの長さが長い(厚さが薄い)ものほ
ど、ブレーキ部材の供給側リール軸への押し当て力が減
るように、ブレーキ部材の上記供給側リール軸への押し
当て力をに可変しうる押し当て力可変手段を有する構成
としたため、装着されたカセット内の磁気テープに最適
のバックテンションを与えることが出来る。
【0051】請求項4の発明によれば、押し当て力可変
手段は、所定位置まで回動して磁気テープを所定のテー
プパスにローディングするテープローディング機構を構
成するカムの、所定位置を越えた回動によって、上記ブ
レーキ部材の上記供給側リール軸への押し当て力を与え
るばねの掛止部の位置を移動させる構成であるため、既
存のカムを利用した簡単な構成で実現出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例になる磁気テープ記録再生装
置を示す図である。
【図2】カムの構成を説明する図である。
【図3】押し当て力多段階可変装置を示す図である。
【図4】パターン基板を示す図である。
【図5】押し当て力多段階可変装置の動作を説明する図
である。
【図6】カセットの種類及び供給側テープ巻回体の径
と、磁気テープのバックテンションとの関係を示す図で
ある。
【図7】従来の1例の機械的なバックテンション付与機
構を示す図である。
【図8】図7の機械的なバックテンション付与機構にお
ける、供給側磁気テープ巻回体の径と、磁気テープのバ
ックテンションとの関係を示す図である。
【符号の説明】
30 磁気テープ記録再生装置 31 磁気ヘッド 32 回転ドラム 33 供給側リール軸 34 巻取側リール軸 35 テープローディング機構 36 機械的バックテンション付与機構 37 マイクロコンピュータよりなる制御装置 40 カム 41 モータ 42 カム回動位置検出機構 43,44 ポール 50 シャーシ 52 ブレーキアーム 53 ブレーキ部材 54 引っ張りコイルばね 55 テンション制御アーム 57 テンション検出ポール 60 カセット 60−60a,60−90a,60−120a 識別部 62 磁気テープ 63 磁気テープ巻回体 64 供給側リール 65 巻取側リール 70 キャプスタン 71 ピンチローラ 80 押し当て力多段階可変装置 81 ピン 82、84 摺動レバー 83 連結レバー 85 磁気テープ巻回体径検出機構 86 カセット識別機構 87 ばね掛止部 90 サブシャーシ 95 パターン基板 96 ブラシ 97 櫛歯状のパターン 98、99、100 パターンの歯 102 センサ 103 カセット識別スイッチ 110、120、130、131 カム40の戻る方向
の回動を示す矢印

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープが巻回してある供給側リール
    が嵌合する供給側リール軸と、磁気テープを巻き取る巻
    取側リールが嵌合する巻取側リール軸と、該供給側リー
    ルより引き出されて該巻取側リールに到るように走行す
    る磁気テープに情報の記録再生を行う記録再生手段と、
    ブレーキ部材を上記供給側リール軸に押し当てて該供給
    側リール軸に制動力を与えて該供給側リールより引き出
    される磁気テープにバックテンションを与える機械的バ
    ックテンション付与機構とを有する磁気テープ記録再生
    装置において、 上記ブレーキ部材の上記供給側リール軸への押し当て力
    を可変しうる押し当て力可変手段を有する構成としたこ
    とを特徴とする磁気テープ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 磁気テープが巻回してある供給側リール
    が嵌合する供給側リール軸と、磁気テープを巻き取る巻
    取側リールが嵌合する巻取側リール軸と、該供給側リー
    ルより引き出されて該巻取側リールに到るように走行す
    る磁気テープに情報の記録再生を行う記録再生手段と、
    ブレーキ部材を上記供給側リール軸に押し当てて該供給
    側リール軸に制動力を与えて該供給側リールより引き出
    される磁気テープにバックテンションを与える機械的バ
    ックテンション付与機構とを有する磁気テープ記録再生
    装置において、 上記磁気テープが走行して上記供給側リールの磁気テー
    プ巻回体の大きさが減るに応じて、上記ブレーキ部材の
    上記供給側リール軸への押し当て力が減るように、上記
    ブレーキ部材の上記供給側リール軸への押し当て力をに
    可変しうる押し当て力可変手段を有する構成としたこと
    を特徴とする磁気テープ記録再生装置。
  3. 【請求項3】 磁気テープが巻回してある供給側リール
    と磁気テープを巻き取る巻取側リールとが収容してあ
    り、収容してある磁気テープの長さが違う複数種類のカ
    セットのうちの何れか一の種類のカセットが装着されて
    使用され、上記供給側リールが嵌合する供給側リール軸
    と、磁気テープを巻き取る巻取側リールが嵌合する巻取
    側リール軸と、該供給側リールより引き出されて該巻取
    側リールに到るように走行する磁気テープに情報の記録
    再生を行う記録再生手段と、ブレーキ部材を上記供給側
    リール軸に押し当てて該供給側リール軸に制動力を与え
    て該供給側リールより引き出される磁気テープにバック
    テンションを与える機械的バックテンション付与機構と
    を有する磁気テープ記録再生装置において、 装着されるカセットの種類に応じて、その装着されたカ
    セットに収容してある上記磁気テープの厚さが薄いもの
    ほど、上記ブレーキ部材の上記供給側リール軸への押し
    当て力が減るように、上記ブレーキ部材の上記供給側リ
    ール軸への押し当て力をに可変しうる押し当て力可変手
    段を有する構成としたことを特徴とする磁気テープ記録
    再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2、請求項3のうちい
    ずれか1項記載の押し当て力可変手段は、所定位置まで
    回動して磁気テープを所定のテープパスにローディング
    するテープローディング機構を構成するカムの、上記所
    定位置を越えた回動によって、上記ブレーキ部材の上記
    供給側リール軸への押し当て力を与えるばねの掛止部の
    位置を移動させる構成であることを特徴とする磁気テー
    プ記録再生装置。
JP7339731A 1995-12-26 1995-12-26 磁気テープ記録再生装置 Pending JPH09180319A (ja)

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