JPH09180273A - 光記録媒体の記録面形成用スタンパーおよび光記録媒体の製造方法 - Google Patents
光記録媒体の記録面形成用スタンパーおよび光記録媒体の製造方法Info
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- JPH09180273A JPH09180273A JP35260095A JP35260095A JPH09180273A JP H09180273 A JPH09180273 A JP H09180273A JP 35260095 A JP35260095 A JP 35260095A JP 35260095 A JP35260095 A JP 35260095A JP H09180273 A JPH09180273 A JP H09180273A
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- optical recording
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/263—Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
- B29C45/2632—Stampers; Mountings thereof
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スタンパーの円滑な熱膨張を許容し、高品質
の光記録媒体の基板を成形可能な、光記録媒体の記録面
形成用スタンパーおよび該スタンパーを用いる光記録媒
体の製造方法を提供する。 【解決手段】 一面２側に、光記録媒体の基板を成形す
るに際し該基板上に信号記録用のグルーブおよび／また
はピットを形成するための情報領域３を有する光記録媒
体の記録面形成用スタンパー１において、スタンパー１
径方向に情報領域３の外側からスタンパー１の外周にか
けて情報領域３における肉厚よりも薄い肉厚の薄肉部４
を形成したことを特徴とする光記録媒体の記録面形成用
スタンパーおよび該スタンパーを用いる光記録媒体の製
造方法。
の光記録媒体の基板を成形可能な、光記録媒体の記録面
形成用スタンパーおよび該スタンパーを用いる光記録媒
体の製造方法を提供する。 【解決手段】 一面２側に、光記録媒体の基板を成形す
るに際し該基板上に信号記録用のグルーブおよび／また
はピットを形成するための情報領域３を有する光記録媒
体の記録面形成用スタンパー１において、スタンパー１
径方向に情報領域３の外側からスタンパー１の外周にか
けて情報領域３における肉厚よりも薄い肉厚の薄肉部４
を形成したことを特徴とする光記録媒体の記録面形成用
スタンパーおよび該スタンパーを用いる光記録媒体の製
造方法。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に信号記録
面を形成するための光記録媒体の記録面形成用スタンパ
ーおよび該スタンパーを用いる光記録媒体の製造方法に
関する。
面を形成するための光記録媒体の記録面形成用スタンパ
ーおよび該スタンパーを用いる光記録媒体の製造方法に
関する。
【０００２】
【従来の技術】光記録媒体は、基板上に情報を記録再生
可能な記録層を設け、たとえば文書やデータのファイル
用ディスクとして用いられるものである。光記録媒体を
高速で回転させながら、１μｍ程度に絞り込んだレーザ
光を照射し、焦点調整および位置検出を行いながら、記
録層からデータを読み出したり記録層にデータを記録し
たりしている。このため、記録層を担持している基板に
は極めて厳格な機械的精度が要求され、僅かな面反りや
歪等があっても信号エラーにつながるおそれがある。
可能な記録層を設け、たとえば文書やデータのファイル
用ディスクとして用いられるものである。光記録媒体を
高速で回転させながら、１μｍ程度に絞り込んだレーザ
光を照射し、焦点調整および位置検出を行いながら、記
録層からデータを読み出したり記録層にデータを記録し
たりしている。このため、記録層を担持している基板に
は極めて厳格な機械的精度が要求され、僅かな面反りや
歪等があっても信号エラーにつながるおそれがある。
【０００３】光記録媒体の基板の材質としては、通常基
板側から光を照射して記録再生を行うため、レーザ光が
透過する材料が用いられる。そのような材料として、ポ
リカーボネート、ポリメチルメタアクリレート、ポリオ
レフィン、エポキシ等の有機高分子樹脂やそれらの混合
物、共重合体など、あるいはガラス等を用いることがで
きる。中でも最近、ポリカーボネート樹脂が主流になっ
てきている。
板側から光を照射して記録再生を行うため、レーザ光が
透過する材料が用いられる。そのような材料として、ポ
リカーボネート、ポリメチルメタアクリレート、ポリオ
レフィン、エポキシ等の有機高分子樹脂やそれらの混合
物、共重合体など、あるいはガラス等を用いることがで
きる。中でも最近、ポリカーボネート樹脂が主流になっ
てきている。
【０００４】ポリカーボネートを主成分とする樹脂組成
物で基板を構成した光記録媒体として、特公平３−４１
８０２号公報や特開昭６１−２８９５５５号公報に記載
されたものが知られている。
物で基板を構成した光記録媒体として、特公平３−４１
８０２号公報や特開昭６１−２８９５５５号公報に記載
されたものが知られている。
【０００５】このような樹脂原料を用いて、通常射出成
形により基板が成形される。たとえば、金型内に、記録
面側形成用のスタンパーを装着し、溶融樹脂を注入し
て、所定形状の円盤体を成形するとともに、該円盤体の
記録層付与側の面に、スタンパーから所定の細密なトラ
ック状凹凸条やピット形状を転写することにより、基板
が成形される。したがって、基板の成形においては、良
好な樹脂の流動性、スタンパーからの良好な転写性、金
型やスタンパー脱型時の良好な離型性が要求される。ま
た、基板自体が面反りや歪等が少ない機械寸法特性を有
し記録層を設けて光記録媒体とした後の、良好な記録・
再生特性も要求される。
形により基板が成形される。たとえば、金型内に、記録
面側形成用のスタンパーを装着し、溶融樹脂を注入し
て、所定形状の円盤体を成形するとともに、該円盤体の
記録層付与側の面に、スタンパーから所定の細密なトラ
ック状凹凸条やピット形状を転写することにより、基板
が成形される。したがって、基板の成形においては、良
好な樹脂の流動性、スタンパーからの良好な転写性、金
型やスタンパー脱型時の良好な離型性が要求される。ま
た、基板自体が面反りや歪等が少ない機械寸法特性を有
し記録層を設けて光記録媒体とした後の、良好な記録・
再生特性も要求される。
【０００６】上記記録面形成用スタンパーを金型に装着
する方法としては、以下のような方法が採用されてい
る。すなわち、図５に示すように、スタンパー５０は、
該スタンパー５０の外周部５１を保持する取付鍔部５２
を備えたスタンパー押さえ５３によって可動型５４の保
持面５５との間に挟持され、該保持面５５上に装着され
るようになっている。そして、固定型５６の面５７、固
定型５６に設けられた環状リング５８、スタンパー５０
の情報領域を有する一面５９によりキャビティ６０が形
成され、該キャビティ６０内に溶融樹脂を充填すること
により基板が形成されるようになっている。
する方法としては、以下のような方法が採用されてい
る。すなわち、図５に示すように、スタンパー５０は、
該スタンパー５０の外周部５１を保持する取付鍔部５２
を備えたスタンパー押さえ５３によって可動型５４の保
持面５５との間に挟持され、該保持面５５上に装着され
るようになっている。そして、固定型５６の面５７、固
定型５６に設けられた環状リング５８、スタンパー５０
の情報領域を有する一面５９によりキャビティ６０が形
成され、該キャビティ６０内に溶融樹脂を充填すること
により基板が形成されるようになっている。
【０００７】ところで、上記のように基板を形成するに
際して、スタンパー５０は、たとえば溶融樹脂の熱や金
型の温調熱等により加熱されるため、径方向に熱膨張す
る。このため、スタンパー５０の外周部５１とスタンパ
ー押さえ５３との間に径方向の空隙６４を設けるととも
に、スタンパー５０とスタンパー押さえ５３との間にク
リアランス６５（約１０μ程度）を設け、上記熱膨張を
許容できるようにしている。
際して、スタンパー５０は、たとえば溶融樹脂の熱や金
型の温調熱等により加熱されるため、径方向に熱膨張す
る。このため、スタンパー５０の外周部５１とスタンパ
ー押さえ５３との間に径方向の空隙６４を設けるととも
に、スタンパー５０とスタンパー押さえ５３との間にク
リアランス６５（約１０μ程度）を設け、上記熱膨張を
許容できるようにしている。
【０００８】しかし、スタンパー５０の外形は、一般に
打ち抜き加工により決定されるため、多かれ少なかれい
わゆる「そり」や「かえり」が存在する。スタンパー５
０にそり部６１が存在すると、その部分で局部的に拘束
されて、上記径方向への熱膨張が阻害されるため、スタ
ンパー５０にうねり等が生じて、転写成形される基板に
局部的変形等の成形不良が生じるという問題がある。な
お、基板の局部的変形は光記録媒体の信号特性の低下を
招くおそれがある。
打ち抜き加工により決定されるため、多かれ少なかれい
わゆる「そり」や「かえり」が存在する。スタンパー５
０にそり部６１が存在すると、その部分で局部的に拘束
されて、上記径方向への熱膨張が阻害されるため、スタ
ンパー５０にうねり等が生じて、転写成形される基板に
局部的変形等の成形不良が生じるという問題がある。な
お、基板の局部的変形は光記録媒体の信号特性の低下を
招くおそれがある。
【０００９】かかる問題を解消すべく、たとえば特公平
４−５５５６５号公報には次のような提案がなされてい
る。すなわち、図６に示すように、可動型５４に環状の
凹陥部６２を設けるとともに、スタンパー押さえ５３の
取付鍔部５２に環状凹部６３を設け、スタンパー５０の
外周部５１を非接触状態にすることにより、仮に図５に
示したようなそり部６１が存在したとしても、スタンパ
ー５０を局部的に拘束しないようにしてその熱膨張を許
容し、変形が防止されるようになっている。
４−５５５６５号公報には次のような提案がなされてい
る。すなわち、図６に示すように、可動型５４に環状の
凹陥部６２を設けるとともに、スタンパー押さえ５３の
取付鍔部５２に環状凹部６３を設け、スタンパー５０の
外周部５１を非接触状態にすることにより、仮に図５に
示したようなそり部６１が存在したとしても、スタンパ
ー５０を局部的に拘束しないようにしてその熱膨張を許
容し、変形が防止されるようになっている。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ようなクリアランス６５を設けても、さらには上記提案
のようにスタンパー５０の外周部周りに空隙を設けて
も、スタンパー５０を装着する際にスタンパー５０がス
タンパー押さえリング５３の取付鍔部５２や可動型５４
に片当りし易いという問題が残されている。片当りが生
じると、スタンパー５０がその部分で局部的に拘束され
る。とくに、大きな型締圧力（４０〜７０ｔｏｎ程度）
が加わると、局部的な拘束力も大きくなる。スタンパー
５０が局部的に拘束されると、スタンパー５０の外周部
５１の熱膨張が局部的に阻害され、スタンパー５０に前
述のような局部的な変形が生ずるおそれがある。
ようなクリアランス６５を設けても、さらには上記提案
のようにスタンパー５０の外周部周りに空隙を設けて
も、スタンパー５０を装着する際にスタンパー５０がス
タンパー押さえリング５３の取付鍔部５２や可動型５４
に片当りし易いという問題が残されている。片当りが生
じると、スタンパー５０がその部分で局部的に拘束され
る。とくに、大きな型締圧力（４０〜７０ｔｏｎ程度）
が加わると、局部的な拘束力も大きくなる。スタンパー
５０が局部的に拘束されると、スタンパー５０の外周部
５１の熱膨張が局部的に阻害され、スタンパー５０に前
述のような局部的な変形が生ずるおそれがある。
【００１１】また、スタンパー５０の装着後、樹脂注入
前あるいは注入中には、キャビティ内が真空吸引される
ことがあるが、真空吸引するとスタンパー５０が金型に
強固に密着する傾向にあるので、上記のような片当りに
起因する局部的拘束力が増大されるおそれもある。さら
に、スタンパー５０の脱着に際して、大きな取り外し力
を要するようになり、脱着時におけるスタンパー変形の
おそれも出てくる。
前あるいは注入中には、キャビティ内が真空吸引される
ことがあるが、真空吸引するとスタンパー５０が金型に
強固に密着する傾向にあるので、上記のような片当りに
起因する局部的拘束力が増大されるおそれもある。さら
に、スタンパー５０の脱着に際して、大きな取り外し力
を要するようになり、脱着時におけるスタンパー変形の
おそれも出てくる。
【００１２】本発明の課題は、上記のような問題点に着
目し、熱膨張を円滑に許容することによりスタンパーの
変形を防止し、高品質の光記録媒体の基板を得ることの
できる光記録媒体の記録面形成用スタンパー、および該
スタンパーを用いて成形された基板に成膜して得られる
優れた信号特性を有する光記録媒体の製造方法を提供す
ることにある。
目し、熱膨張を円滑に許容することによりスタンパーの
変形を防止し、高品質の光記録媒体の基板を得ることの
できる光記録媒体の記録面形成用スタンパー、および該
スタンパーを用いて成形された基板に成膜して得られる
優れた信号特性を有する光記録媒体の製造方法を提供す
ることにある。
【００１３】また、スタンパーに金型等への局部的な過
大密着を起こさせることなく、スタンパーの変形を防止
しつつ容易かつ円滑に脱着できるようにすることにあ
る。
大密着を起こさせることなく、スタンパーの変形を防止
しつつ容易かつ円滑に脱着できるようにすることにあ
る。
【００１４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の光記録媒体の記録面形成用スタンパーは、
一面側に、光記録媒体の基板を形成するに際し該基板上
に信号記録用のグルーブおよび／またはピットを形成す
るための情報領域を有する光記録媒体の記録面形成用ス
タンパーにおいて、スタンパー径方向に前記情報領域の
外側からスタンパーの外周にかけて、情報領域における
肉厚よりも薄い肉厚の薄肉部を形成したことを特徴とす
るものからなる。
に、本発明の光記録媒体の記録面形成用スタンパーは、
一面側に、光記録媒体の基板を形成するに際し該基板上
に信号記録用のグルーブおよび／またはピットを形成す
るための情報領域を有する光記録媒体の記録面形成用ス
タンパーにおいて、スタンパー径方向に前記情報領域の
外側からスタンパーの外周にかけて、情報領域における
肉厚よりも薄い肉厚の薄肉部を形成したことを特徴とす
るものからなる。
【００１５】上記薄肉部の肉厚は、スタンパー径方向外
径にいくにつれ漸減している形状に形成することができ
る。漸減の仕方は連続的であっても段階的であってもよ
い。
径にいくにつれ漸減している形状に形成することができ
る。漸減の仕方は連続的であっても段階的であってもよ
い。
【００１６】また、上記薄肉部の上記一面側と同じ側の
表面あるいは反対側の表面のいずれかあるいは両方は、
一面側における情報領域に対応する裏面側領域の面より
も粗化されていることが望ましい。
表面あるいは反対側の表面のいずれかあるいは両方は、
一面側における情報領域に対応する裏面側領域の面より
も粗化されていることが望ましい。
【００１７】また、上記課題を解決するための、もう一
つの本発明の光記録媒体の記録面形成用スタンパーは、
一面側に、光記録媒体の基板を形成するに際し該基板上
に信号記録用のグルーブおよび／またはピットを形成す
るための情報領域を有する光記録媒体の記録面形成用ス
タンパーにおいて、スタンパー径方向にみて前記情報領
域の外側の部分の前記一面側と同じ側の表面および反対
側の表面のいずれかあるいは両方の表面を、前記情報領
域に対応する裏面側領域の面よりも粗化したことを特徴
とするものからなる。
つの本発明の光記録媒体の記録面形成用スタンパーは、
一面側に、光記録媒体の基板を形成するに際し該基板上
に信号記録用のグルーブおよび／またはピットを形成す
るための情報領域を有する光記録媒体の記録面形成用ス
タンパーにおいて、スタンパー径方向にみて前記情報領
域の外側の部分の前記一面側と同じ側の表面および反対
側の表面のいずれかあるいは両方の表面を、前記情報領
域に対応する裏面側領域の面よりも粗化したことを特徴
とするものからなる。
【００１８】また、上記課題を解決するための、光記録
媒体の製造方法は、請求項１ないし４のいずれかに記載
の光記録媒体の記録面形成用スタンパーを用いることを
特徴とする方法からなる。
媒体の製造方法は、請求項１ないし４のいずれかに記載
の光記録媒体の記録面形成用スタンパーを用いることを
特徴とする方法からなる。
【００１９】
【発明の実施の形態】本発明に係る光記録媒体の記録面
形成用スタンパーには、該スタンパー径方向に上記情報
領域の外側からスタンパーの外周にかけて、情報領域に
おける肉厚よりも薄い肉厚の薄肉部が形成されている。
つまり、図１および図２に示すように、スタンパー１の
一面２上には、基板上にグルーブおよび／またはピット
を形成するための凹凸状部を有する情報領域３が形成さ
れている。そして、スタンパー１の径方向に情報領域３
の外側から外周部７にかけて、情報領域３における肉厚
よりも薄い肉厚の薄肉部４が形成されている。
形成用スタンパーには、該スタンパー径方向に上記情報
領域の外側からスタンパーの外周にかけて、情報領域に
おける肉厚よりも薄い肉厚の薄肉部が形成されている。
つまり、図１および図２に示すように、スタンパー１の
一面２上には、基板上にグルーブおよび／またはピット
を形成するための凹凸状部を有する情報領域３が形成さ
れている。そして、スタンパー１の径方向に情報領域３
の外側から外周部７にかけて、情報領域３における肉厚
よりも薄い肉厚の薄肉部４が形成されている。
【００２０】上記のような薄肉部４を形成することによ
り、スタンパー１の外周薄肉部４と、可動型５の保持面
６、スタンパー押さえ８の取付鍔部９との間は、非接触
状態に保たれるので、この外周部分では全周にわたっ
て、スタンパー１の径方向への熱膨張が阻害されること
はない。また、スタンパー１側の肉厚を減少させた薄肉
部４であるから、たとえ可動型５の保持面６、スタンパ
ー押さえ８の取付鍔部９がそのままの形状であっても、
スタンパー１の外周部がそれらに片当りすることはなく
なる。その結果、スタンパー１は外周部において局部的
に拘束されることがなくなり、スタンパー１の熱膨張が
阻害されることが防止される。
り、スタンパー１の外周薄肉部４と、可動型５の保持面
６、スタンパー押さえ８の取付鍔部９との間は、非接触
状態に保たれるので、この外周部分では全周にわたっ
て、スタンパー１の径方向への熱膨張が阻害されること
はない。また、スタンパー１側の肉厚を減少させた薄肉
部４であるから、たとえ可動型５の保持面６、スタンパ
ー押さえ８の取付鍔部９がそのままの形状であっても、
スタンパー１の外周部がそれらに片当りすることはなく
なる。その結果、スタンパー１は外周部において局部的
に拘束されることがなくなり、スタンパー１の熱膨張が
阻害されることが防止される。
【００２１】上記薄肉部４は、情報領域３における肉厚
よりも薄い肉厚に形成されていればよく、とくにその薄
肉化形状は限定されないが、たとえば図２に示したよう
に、スタンパー１の径方向外側にいくにつれ漸減する形
状が望ましい。なお、図２に示すように連続的に肉厚が
漸減する形状が好ましいが、図３に示すように、肉厚が
段階的に漸減する薄肉部４ａに形成してもよい。
よりも薄い肉厚に形成されていればよく、とくにその薄
肉化形状は限定されないが、たとえば図２に示したよう
に、スタンパー１の径方向外側にいくにつれ漸減する形
状が望ましい。なお、図２に示すように連続的に肉厚が
漸減する形状が好ましいが、図３に示すように、肉厚が
段階的に漸減する薄肉部４ａに形成してもよい。
【００２２】また、薄肉部４の一面２と同じ側の表面１
６あるいは反対側の表面１５またはその両方を、情報領
域３に対応する裏面側領域１０の面よりも粗化すること
により、この部分においてたとえスタンパー１と保持面
６あるいは取付鍔部９の表面１７とが接触するようなこ
とがあったとしても、両面間の密着を抑制できる。その
結果、前記スタンパー外周部における局部的拘束力発生
の防止が一層確実に達成される。また表面１５を粗化す
ることにより保持面６からのスタンパー１の剥離が容易
になり、スタンパー１の交換作業等を、スタンパー１に
過大な変形力を及ぼすことなく、円滑に行うことができ
るようになる。
６あるいは反対側の表面１５またはその両方を、情報領
域３に対応する裏面側領域１０の面よりも粗化すること
により、この部分においてたとえスタンパー１と保持面
６あるいは取付鍔部９の表面１７とが接触するようなこ
とがあったとしても、両面間の密着を抑制できる。その
結果、前記スタンパー外周部における局部的拘束力発生
の防止が一層確実に達成される。また表面１５を粗化す
ることにより保持面６からのスタンパー１の剥離が容易
になり、スタンパー１の交換作業等を、スタンパー１に
過大な変形力を及ぼすことなく、円滑に行うことができ
るようになる。
【００２３】スタンパー１の一面２、固定型１１の面１
２、固定型１１に設けられた環状リング１３によりキャ
ビティ１４が形成され、該キャビティ１４内に溶融樹脂
が充填され、基板が成形される。
２、固定型１１に設けられた環状リング１３によりキャ
ビティ１４が形成され、該キャビティ１４内に溶融樹脂
が充填され、基板が成形される。
【００２４】また、本発明においては、上記のような薄
肉部を設けずに、スタンパー外周部表面の粗化のみで
も、効果が得られる。たとえば図４に示すように、スタ
ンパー２０の径方向にみて情報領域３の外側の部分２３
の表面２１を、情報領域３に対応する裏面側領域１０に
おけるよりも粗化するようにすれば、該表面２１と、保
持面６や取付鍔部９との密着が抑制されるので、スタン
パー２０の円滑な熱膨張を許容できるとともに、スタン
パー２０に過大な変形力を及ぼすことなくスタンパー２
０を外周部側から脱着できるようになる。なお、上記粗
化を行う表面２１は、スタンパー２０のいずれか一方の
面に対してのみ行ってもよい。
肉部を設けずに、スタンパー外周部表面の粗化のみで
も、効果が得られる。たとえば図４に示すように、スタ
ンパー２０の径方向にみて情報領域３の外側の部分２３
の表面２１を、情報領域３に対応する裏面側領域１０に
おけるよりも粗化するようにすれば、該表面２１と、保
持面６や取付鍔部９との密着が抑制されるので、スタン
パー２０の円滑な熱膨張を許容できるとともに、スタン
パー２０に過大な変形力を及ぼすことなくスタンパー２
０を外周部側から脱着できるようになる。なお、上記粗
化を行う表面２１は、スタンパー２０のいずれか一方の
面に対してのみ行ってもよい。
【００２５】本発明における粗化とは、表面に微細な条
溝や凹凸を形成することをいう。形成の方法はとくに限
定されるものではないが、たとえば、切削、研磨、エッ
チング、レーザカッティング、サンドブラスト等によ
り、行うことができる。
溝や凹凸を形成することをいう。形成の方法はとくに限
定されるものではないが、たとえば、切削、研磨、エッ
チング、レーザカッティング、サンドブラスト等によ
り、行うことができる。
【００２６】本発明に係る記録面形成用スタンパーを用
いて成形される基板は、とくに限定されないが、たとえ
ばポリカーボネートを主成分とする樹脂組成物から形成
することができる。ポリカーボネートは、たとえば、２
価フェノールとカーボネート先駆体の反応によって得ら
れる透明なものである。２価フェノールとしてはハイド
ロキノン、４，４′−ジオキシジフェニル、ビス（ヒド
ロキシフェニル）アルカン、ビス（ヒドロキシフェニ
ル）シクロアルカン、ビス（ヒドロキシフェニル）エー
テル、ビス（ヒドロキシフェニル）ケトン、ビス（ヒド
ロキシフェニル）スルフィド、ビス（ヒドロキシフェニ
ル）スルホン、及びこれらの低級アルキル、ハロゲン等
の置換体を用いることができる。
いて成形される基板は、とくに限定されないが、たとえ
ばポリカーボネートを主成分とする樹脂組成物から形成
することができる。ポリカーボネートは、たとえば、２
価フェノールとカーボネート先駆体の反応によって得ら
れる透明なものである。２価フェノールとしてはハイド
ロキノン、４，４′−ジオキシジフェニル、ビス（ヒド
ロキシフェニル）アルカン、ビス（ヒドロキシフェニ
ル）シクロアルカン、ビス（ヒドロキシフェニル）エー
テル、ビス（ヒドロキシフェニル）ケトン、ビス（ヒド
ロキシフェニル）スルフィド、ビス（ヒドロキシフェニ
ル）スルホン、及びこれらの低級アルキル、ハロゲン等
の置換体を用いることができる。
【００２７】上記ポリカーボネート樹脂組成物の粘度平
均分子量は、１３，０００〜１８，０００の範囲にある
ことが必要である。１３，０００未満では、成形される
基板の強度が不十分となり、光記録媒体として実用的な
強度が得られない。また、１８，０００を越えると、成
形時の樹脂の流動性が低下し、転写性や光学的歪量等に
問題が出やすい。
均分子量は、１３，０００〜１８，０００の範囲にある
ことが必要である。１３，０００未満では、成形される
基板の強度が不十分となり、光記録媒体として実用的な
強度が得られない。また、１８，０００を越えると、成
形時の樹脂の流動性が低下し、転写性や光学的歪量等に
問題が出やすい。
【００２８】なお、上記ポリカーボネート樹脂組成物に
は、本発明の目的を損なわない範囲で、各種添加剤（た
とえば、リン系安定剤等）が添加されてもよい。
は、本発明の目的を損なわない範囲で、各種添加剤（た
とえば、リン系安定剤等）が添加されてもよい。
【００２９】上記のように調製されたポリカーボネート
樹脂組成物を用いて、本発明に係る基板が成形される。
成形は、一般に前述の如き射出成形により、円盤状の基
板が形成される。基板成形においては、所定の金型内
に、細密なトラック状の凹凸条やピットの雄型が片面に
形成されたスタンパーが装着され、溶融樹脂が注入され
プレス圧が加えられて成形される。スタンパーの形状が
基板の記録層付与側の面に転写され、所定のプレス（型
締め）が行われた後、脱型される。
樹脂組成物を用いて、本発明に係る基板が成形される。
成形は、一般に前述の如き射出成形により、円盤状の基
板が形成される。基板成形においては、所定の金型内
に、細密なトラック状の凹凸条やピットの雄型が片面に
形成されたスタンパーが装着され、溶融樹脂が注入され
プレス圧が加えられて成形される。スタンパーの形状が
基板の記録層付与側の面に転写され、所定のプレス（型
締め）が行われた後、脱型される。
【００３０】成形された基板の記録層付与側の面、すな
わち、記録面に、所定の記録層が設けられる。記録層
は、基板上にまず保護層を設け、その上に形成するよう
にしてもよい。また、形成された記録層の上に、さらに
保護層、反射層等各種の層を設けてもよい。
わち、記録面に、所定の記録層が設けられる。記録層
は、基板上にまず保護層を設け、その上に形成するよう
にしてもよい。また、形成された記録層の上に、さらに
保護層、反射層等各種の層を設けてもよい。
【００３１】記録層には、たとえば、Ｔｅ−Ｇｅ−Ｓｂ
−Ｐｄ合金、Ｔｅ−Ｇｅ−Ｓｂ−Ｐｄ−Ｎｂ合金、Ｎｂ
−Ｇｅ−Ｓｂ−Ｔｅ合金、Ｐｔ−Ｇｅ−Ｓｂ−Ｔｅ合
金、Ｎｉ−Ｇｅ−Ｓｂ−Ｔｅ合金、Ｇｅ−Ｓｂ−Ｔｅ合
金、Ｃｏ−Ｇｅ−Ｓｂ−Ｔｅ合金、Ｉｎ−Ｓｂ−Ｔｅ合
金、Ｉｎ−Ｓｅ合金、およびこれらを主成分とする合金
が用いられる。これら合金を、基板上に、あるいは基板
上に設けられた保護層上に、たとえばスパッタリングで
膜付けし、記録層が形成される。
−Ｐｄ合金、Ｔｅ−Ｇｅ−Ｓｂ−Ｐｄ−Ｎｂ合金、Ｎｂ
−Ｇｅ−Ｓｂ−Ｔｅ合金、Ｐｔ−Ｇｅ−Ｓｂ−Ｔｅ合
金、Ｎｉ−Ｇｅ−Ｓｂ−Ｔｅ合金、Ｇｅ−Ｓｂ−Ｔｅ合
金、Ｃｏ−Ｇｅ−Ｓｂ−Ｔｅ合金、Ｉｎ−Ｓｂ−Ｔｅ合
金、Ｉｎ−Ｓｅ合金、およびこれらを主成分とする合金
が用いられる。これら合金を、基板上に、あるいは基板
上に設けられた保護層上に、たとえばスパッタリングで
膜付けし、記録層が形成される。
【００３２】また、上記組成は次式で表される範囲にあ
ることが熱安定性と繰り返し安定性に優れている点から
好ましい。 Ｍz （Ｓｂx Ｔｅ(1-x) ）1-y-z （Ｇｅ0.5 Ｔｅ0.5 ）
y ０．３５≦ｘ≦０．５ ０．２０≦ｙ≦０．５ ０ ≦ｚ≦０．０５ ここでＭはパラジウム、ニオブ、白金、銀、金、コバル
トから選ばれる少なくとも一種の金属を表す。また、
ｘ、ｙ、ｚおよび数字は各元素の原子の数（各元素のモ
ル数）を表す。とくにパラジウム、ニオブについては少
なくとも一種を含むことが好ましい。
ることが熱安定性と繰り返し安定性に優れている点から
好ましい。 Ｍz （Ｓｂx Ｔｅ(1-x) ）1-y-z （Ｇｅ0.5 Ｔｅ0.5 ）
y ０．３５≦ｘ≦０．５ ０．２０≦ｙ≦０．５ ０ ≦ｚ≦０．０５ ここでＭはパラジウム、ニオブ、白金、銀、金、コバル
トから選ばれる少なくとも一種の金属を表す。また、
ｘ、ｙ、ｚおよび数字は各元素の原子の数（各元素のモ
ル数）を表す。とくにパラジウム、ニオブについては少
なくとも一種を含むことが好ましい。
【００３３】
実施例１〜２、比較例１〜２ 粘度平均分子量が１５０００のポリカーボネートのオプ
チカルグレードを使用し、直径１２０ｍｍ、肉厚０．６
ｍｍの基板を、型締圧力４０ＴＯＮの射出成形機を用い
て、シリンダ−温度３５０℃、金型温度１３０℃の条件
で射出成形した。結果を表１に示す。なお、表１におい
て、金型形状逃げ溝とは、図６に示したような、凹陥部
６２、環状凹溝部６３をいう。
チカルグレードを使用し、直径１２０ｍｍ、肉厚０．６
ｍｍの基板を、型締圧力４０ＴＯＮの射出成形機を用い
て、シリンダ−温度３５０℃、金型温度１３０℃の条件
で射出成形した。結果を表１に示す。なお、表１におい
て、金型形状逃げ溝とは、図６に示したような、凹陥部
６２、環状凹溝部６３をいう。
【００３４】得られた基板の軸方向加速度と径方向加速
度を、機械特性測定器（小野測器（株）製、ＬＭ−１０
０）で測定した。一般的に基板に局部的変形が発生する
と、軸方向加速度、周方向加速度が大きくなる。したが
って、両加速度が小さいということは、基板の変形が小
さい、すなわち、スタンパーの変形が小さいものと判断
することができる。これらの結果を併せて表１に示す。
度を、機械特性測定器（小野測器（株）製、ＬＭ−１０
０）で測定した。一般的に基板に局部的変形が発生する
と、軸方向加速度、周方向加速度が大きくなる。したが
って、両加速度が小さいということは、基板の変形が小
さい、すなわち、スタンパーの変形が小さいものと判断
することができる。これらの結果を併せて表１に示す。
【００３５】
【表１】
【００３６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光記録媒
体の記録面形成用スタンパー、および該スタンパーを用
いる光記録媒体の製造方法によるときは、スタンパーの
円滑な熱膨張が許容され、スタンパーの変形が防止され
て、高品質の光記録媒体の基板を成形できる。また、優
れた信号特性を有する光記録媒体を得ることができる。
体の記録面形成用スタンパー、および該スタンパーを用
いる光記録媒体の製造方法によるときは、スタンパーの
円滑な熱膨張が許容され、スタンパーの変形が防止され
て、高品質の光記録媒体の基板を成形できる。また、優
れた信号特性を有する光記録媒体を得ることができる。
【００３７】また、スタンパー脱着等の際に、スタンパ
ーに過大な変形力が加わることも防止でき、高精度基板
の製造に寄与できる。
ーに過大な変形力が加わることも防止でき、高精度基板
の製造に寄与できる。
【図１】本発明の一実施態様に係る光記録媒体の記録面
形成用スタンパーが装着された基板成形用金型の部分断
面図である。
形成用スタンパーが装着された基板成形用金型の部分断
面図である。
【図２】図１のスタンパーの部分拡大断面図である。
【図３】図２とは別の態様に係る薄肉部を有する光記録
媒体の記録面形成用スタンパーの部分断面図である。
媒体の記録面形成用スタンパーの部分断面図である。
【図４】本発明に係る別の光記録媒体の記録面形成用ス
タンパーの部分断面図である。
タンパーの部分断面図である。
【図５】従来の光記録媒体の記録面形成用スタンパーが
装着された基板成形用金型の部分断面図である。
装着された基板成形用金型の部分断面図である。
【図６】従来の別の基板成形用金型の部分断面図であ
る。
る。
１ スタンパー ２ 一面 ３ 情報領域 ４、４ａ 薄肉部 ５ 可動型 ６ 保持面 ７ 外周部 ８ スタンパー押さえ ９ 取付鍔部 １０ 裏面側領域 １１ 固定型 １２ 面 １３ 環状リング １４ キャビティ １５、１６ 表面 １７ 取付鍔部表面 ２０ スタンパー ２１ スタンパー外周部表面 ２３ 情報領域の外側の部分
Claims (5)
- 【請求項１】 一面側に、光記録媒体の基板を形成する
に際し該基板上に信号記録用のグルーブおよび／または
ピットを形成するための情報領域を有する光記録媒体の
記録面形成用スタンパーにおいて、スタンパー径方向に
前記情報領域の外側からスタンパーの外周にかけて、情
報領域における肉厚よりも薄い肉厚の薄肉部を形成した
ことを特徴とする、光記録媒体の記録面形成用スタンパ
ー。 - 【請求項２】 前記薄肉部の肉厚が、スタンパー径方向
外側にいくにつれ漸減している、請求項１の光記録媒体
の記録面形成用スタンパー。 - 【請求項３】 前記薄肉部の前記一面側と同じ側の表面
および反対側の表面のいずれかあるいは両方が、前記一
面側における情報領域に対応する裏面側領域の面よりも
粗化されている、請求項１または２の光記録媒体の記録
面形成用スタンパー。 - 【請求項４】 一面側に、光記録媒体の基板を形成する
に際し該基板上に信号記録用のグルーブおよび／または
ピットを形成するための情報領域を有する光記録媒体の
記録面形成用スタンパーにおいて、スタンパー径方向に
みて前記情報領域の外側の部分の前記一面側と同じ側の
表面および反対側の表面のいずれかあるいは両方の表面
を、前記情報領域に対応する裏面側領域の面よりも粗化
したことを特徴とする、光記録媒体の記録面形成用スタ
ンパー。 - 【請求項５】 請求項１ないし４のいずれかに記載の光
記録媒体の記録面形成用スタンパーを用いることを特徴
とする光記録媒体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35260095A JPH09180273A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 光記録媒体の記録面形成用スタンパーおよび光記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35260095A JPH09180273A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 光記録媒体の記録面形成用スタンパーおよび光記録媒体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09180273A true JPH09180273A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18425156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35260095A Pending JPH09180273A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 光記録媒体の記録面形成用スタンパーおよび光記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09180273A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009005357A (ja) * | 2001-03-05 | 2009-01-08 | Intervideo Inc | 部分的に破損したビデオパケットから有用なデータを回復するように適合された回路、データを回復する方法、破損したビデオデータを再構築するように適合されたビデオデコーダ、または、ビデオビットストリームを復号する方法 |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP35260095A patent/JPH09180273A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009005357A (ja) * | 2001-03-05 | 2009-01-08 | Intervideo Inc | 部分的に破損したビデオパケットから有用なデータを回復するように適合された回路、データを回復する方法、破損したビデオデータを再構築するように適合されたビデオデコーダ、または、ビデオビットストリームを復号する方法 |
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