JPH09180067A - 警報装置 - Google Patents

警報装置

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Publication number
JPH09180067A
JPH09180067A JP33501395A JP33501395A JPH09180067A JP H09180067 A JPH09180067 A JP H09180067A JP 33501395 A JP33501395 A JP 33501395A JP 33501395 A JP33501395 A JP 33501395A JP H09180067 A JPH09180067 A JP H09180067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crescent
movable plate
window sash
plate body
lock
Prior art date
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Pending
Application number
JP33501395A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhisa Tanaka
康久 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP33501395A priority Critical patent/JPH09180067A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 侵入者がクレセント付近の窓ガラスに穴を開
けて、該穴から腕を室内に差し込んで、クレセントを回
動させて解錠した場合に、鳴動して侵入者の侵入を報知
する警報装置を提供する。 【解決手段】 クレセントを有する窓サッシュ2に取り
付けるボディ6と、ボディ側面において、窓ガラスから
遠ざかる方向に付勢されて設けられ、クレセントが施錠
方向に回動すると該クレセントの取っ手に当接し押圧さ
れて窓ガラスに近づき、クレセントを解錠方向に回動す
るとクレセントの押圧から解放されて付勢力により窓ガ
ラスから遠ざかる可動板体7と、クレセントを解錠方向
に回動して該可動板体がクレセントの押圧から解放され
て付勢力により窓ガラスから遠ざかるときに解除釦9が
押下されていなければ警報信号を出力する制御部11
と、該警報信号を受け取ると鳴動する鳴動部8とを有し
て警報装置を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引き違いサッシュ
の召合わせ部などにクレセント(回転錠)を有する窓サ
ッシュに取り付ける警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の窓サッシュについて説明する。図
6は従来の窓サッシュの斜視図である。図7、図8はク
レセントの側面図である。従来、図6に示すような窓サ
ッシュにあっては、外側窓サッシュ1と、内側窓サッシ
ュ2との召合わせ部に錠が設けられている。外側窓サッ
シュ1にはフック状部分を持つ固定金具であるクレセン
ト受け部3が設けられており、内側窓サッシュ2には、
取っ手4aの付いた円盤の縁に先端から取っ手4aのあ
る後部にかけて徐々に幅の広くなっている鍔を有し、内
側窓サッシュ2に対して施錠方向に回動することにより
前記クレセント受け部3を締め込んで固定するクレセン
ト4が設けられている。
【0003】そして、図7に示すように、該クレセント
4とクレセント受け部3とが係合していない場合には、
外側窓サッシュ1と内側窓サッシュ2とは共に開けるこ
とができるが、図8に示すように、該クレセント4とク
レセント受け部3とが係合して、施錠されているときに
は窓サッシュを開けられない。
【0004】従って、クレセント4とクレセント受け部
3とによって施錠すれば、通常であれば室外から窓を開
けることはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
図6〜図8に示すような窓にあっては、侵入者がクレセ
ント4付近の窓ガラス1a,2aに腕が通過する程度の
小さな穴を開けて、該穴から腕を室内に差し込んで、ク
レセント4を解錠方向に回動させて解錠し、その後に窓
サッシュを開けて室内に侵入し、犯罪に至るという場合
がある。
【0006】本発明は、上記問題点を改善するために成
されたもので、その目的とするところは、侵入者がクレ
セント付近の窓ガラスに腕が通過する程度の小さな穴を
開けて、該穴から腕を室内に差し込んで、クレセントを
回動させて解錠した場合に、鳴動して侵入者の侵入を報
知する警報装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するために、請求項1記載の発明にあっては、クレセ
ントを有する窓サッシュに取り付けるボディと、ボディ
側面において、窓ガラスから遠ざかる方向に付勢されて
設けられ、クレセントが施錠方向に回動すると該クレセ
ントの取っ手に当接し押圧されて窓ガラスに近づき、ク
レセントを解錠方向に回動するとクレセントの押圧から
解放されて付勢力により窓ガラスから遠ざかる可動板体
と、クレセントを解錠方向に回動して該可動板体がクレ
セントの押圧から解放されて付勢力により窓ガラスから
遠ざかるときに解除釦が押下されていなければ警報信号
を出力する制御部と、該警報信号を受け取ると鳴動する
鳴動部とを有するものである。
【0008】請求項2記載の発明にあっては、前記解除
釦をボディの正面に設けたことを特徴とするものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図5
を用いて説明する。図1は警報装置の斜視図である。図
2は警報装置の構成を説明するブロック図である。図3
〜図5は警報装置の側面図である。
【0010】図1において、警報装置5は、ボディ6
と、可動板体7と、鳴動部に相当するブザー8と、解除
釦9と、バッテリ10とを有している。
【0011】ボディ6は、内側窓サッシュ2に取り付け
られる箱体である。ボディ6の背面であって、内側窓サ
ッシュ2と接する面には両面テープが取り付けてあり、
該両面テープによる粘着力で内側窓サッシュ2に取り付
けられる。
【0012】可動板体7は、ボディ6のクレセント側の
側面に設けられ先端部7aが折り曲げられL形になって
いる板体であり、窓ガラス1a,2aに対して垂直方向
に前後移動するものである。可動板体7は、図5に示す
ように可動板体7の先端部7aが前方に位置している
(即ち折り曲げられた先端部7aが外側窓サッシュ1に
近いとき)ときには、図2に示す錠連動スイッチSW1
をオンにし、図3に示すように可動板体7の先端部7a
が後方に位置している(即ち折り曲げられた先端部7a
が外側窓サッシュ1から遠ざかっているとき)ときに
は、錠連動スイッチSW1をオフにする。そして、可動
板体7は、何ら力が加わっていないときには先端部7a
が後方に位置するように付勢されている。また、可動板
体7の先端部7aは、クレセント4を回動して施錠した
ときに、クレセント4の取っ手4aと当接する位置に設
けてある。従ってクレセント4を施錠方向に回動させる
ことによりクレセント4の取っ手4aにより押圧されて
先端部7aが前方に位置するようになり、クレセント4
を解錠方向に回動して解錠するとクレセント4の取っ手
4aによって押圧されなくなるので、付勢力により先端
部7aは後方に位置するようになる。
【0013】解除釦9は、ボディ6の正面部に設けられ
ており、押下されている間は、図2に示す解除スイッチ
SW2をオンにして、押下されていない場合には、解除
スイッチSW2をオフにする。
【0014】バッテリ10は、例えば乾電池などであ
り、ボディ6内に収納されて各部位に給電する。
【0015】ボディ6には、警報装置を制御する基盤
(不図示)が内設されており、該基盤には、図2に示す
錠連動スイッチSW1と解除スイッチSW2と制御部1
1とブザー8とが設けられている。
【0016】制御部11は、錠連動スイッチSW1の状
態がオンからオフに変化するときの解除スイッチSW2
の状態を検出して、該状態がオフであればブザー8に対
して警報信号S1を出力し、該状態がオンであれば何も
行わない。即ち、制御部11は可動板体7が前方から後
方に移動するときに、解除釦9が押下されていれば正当
にクレセント4が解錠されたと判断して何も行わない
が、解除釦9が押下されていなければ不当にクレセント
4が解錠されたと判断してブザー8に警報信号S1を出
力する。
【0017】ブザー8は、警報信号S1を受け取ると鳴
動して、侵入者の存在を居住者等に報知する。
【0018】以上のようにして構成した警報装置は、以
下のように動作する。まず、居住者等は窓サッシュを閉
めて、施錠するためにクレセント4を施錠方向に回動さ
せると、図4に示すようにクレセント4の取っ手4a
は、可動板体7の先端部7aに当接する。更に、クレセ
ント4を回動して施錠すると、取っ手4aは先端部7a
を押圧する。従って、先端部7aは付勢力に抗して前方
に移動して、可動板体7は錠連動スイッチSW1をオン
にする。このような状態が警報状態となる。
【0019】次に、侵入者が室外からガラスに開けた穴
に腕を差し込むなどして不当に解錠する場合、侵入者は
差し込んだ腕でクレセント4を回動して解錠する。クレ
セント4が解錠されると、可動板体7の先端部7aは押
圧力から開放されて付勢力により後方に移動する。従っ
て、可動板体7は錠連動スイッチSW1をオフにする。
制御部11は、錠連動スイッチSW1がオンからオフに
変化したことを検出して、更にそのときの解除スイッチ
SW2の状態を検出する。この場合、解除釦9を押下し
ていないので、解除スイッチSW2はオフである。従っ
て、制御部11は不当に解錠されたものと判断して、警
報信号S1をブザー8に出力する。そして、ブザー8は
該警報信号S1を受け取ると鳴動して居住者等に侵入者
の存在を報知する。
【0020】一方、居住者等が室内から正当に解錠する
場合、居住者等は解錠釦9を押下しながらクレセント4
を回動して解錠する。クレセント4が解錠されると、可
動板体7の先端部7aは押圧力から開放されて付勢力に
より後方に移動する。従って、可動板体7は錠連動スイ
ッチSW1をオフにする。制御部11は、錠連動スイッ
チSW1がオンからオフに変化したことを検出して、更
にそのときの解除スイッチSW2の状態を検出する。こ
の場合、居住者等が解除釦9を押下しているので、解除
スイッチSW2はオンである。従って、制御部11は正
当に解錠されたものと判断して、警報信号S1は出力し
ない。よって、ブザー8も鳴動しない。
【0021】なお、本実施の形態では、警報装置を一体
のものとするため、解除釦9をボディ6の正面部に設け
て説明しているが、例えばボディ6から信号線を引き出
して窓の下方であって居住者の足下付近に解除釦9と解
除スイッチSW2を設けるようにしても良い。また、こ
の場合にあっては、信号線を用いてボディ6と解除釦9
とを接続するかわりに、電波や赤外線などを信号の伝送
路としてもよい。このようにすると、侵入者が万一、該
警報装置の存在に気が付いても解錠釦9を押下すること
ができないので、侵入者はブザー8を鳴動させることな
くクレセント4を解錠することはできない。
【0022】
【発明の効果】本発明の警報装置は上述のように構成し
てあるから、請求項1記載の発明にあっては、ボディを
クレセントを有する窓サッシュに取り付けるだけで警報
装置の設置が完了するので、既設の窓サッシュに対して
容易に後付けが可能であり、また、使用者がクレセント
を施錠方向に回動すると、可動板体がクレセントの取っ
手に当接し押圧されて窓ガラスに近づいて警戒状態とな
るので、警戒状態のセットは簡便であり、また、制御部
は、使用者がクレセントを解錠方向に回動して可動板体
がクレセントの押圧から解放されて付勢力により窓ガラ
スから遠ざかるときに解除釦が押下されていなければ警
報信号を出力し、鳴動部は警報信号を受け取ると鳴動す
るので、例えば侵入者が窓ガラスを割って手を室内側に
差し込み単にクレセントを解錠方向に回動させて窓サッ
シュを開けようとすると鳴動し、防犯効果の高い警報装
置を提供することができるという効果を奏する。
【0023】請求項2記載の発明にあっては、前記解除
釦をボディの正面に設けたので、窓サッシュの室内側か
らは解除釦を見ることができても、室外側からは見るこ
とができないので、侵入者に気付かれにくく、且つ使用
者にとってはクレセント近傍に解除釦があるので、クレ
セントと解除釦とを同時に操作しやすい警報装置を提供
することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の警報装置の斜視図である。
【図2】警報装置の構成を説明するブロック図である。
【図3】警報装置の側面図である。
【図4】警報装置の側面図である。
【図5】警報装置の側面図である。
【図6】従来の窓サッシュの斜視図である。
【図7】クレセントの側面図である。
【図8】クレセントの側面図である。
【符号の説明】
1 窓サッシュ 1a 窓ガラス 2 窓サッシュ 2a 窓ガラス 4 クレセント 4a 取っ手 5 警報装置 6 ボディ 7 可動板体 8 鳴動部 9 解除釦 11 制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレセントを有する窓サッシュに取り付
    けるボディと、ボディ側面において、窓ガラスから遠ざ
    かる方向に付勢されて設けられ、クレセントが施錠方向
    に回動すると該クレセントの取っ手に当接し押圧されて
    窓ガラスに近づき、クレセントを解錠方向に回動すると
    クレセントの押圧から解放されて付勢力により窓ガラス
    から遠ざかる可動板体と、クレセントを解錠方向に回動
    して該可動板体がクレセントの押圧から解放されて付勢
    力により窓ガラスから遠ざかるときに解除釦が押下され
    ていなければ警報信号を出力する制御部と、該警報信号
    を受け取ると鳴動する鳴動部とを有する警報装置。
  2. 【請求項2】 前記解除釦をボディの正面に設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の警報装置。
JP33501395A 1995-12-22 1995-12-22 警報装置 Pending JPH09180067A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33501395A JPH09180067A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 警報装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP33501395A JPH09180067A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 警報装置

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JPH09180067A true JPH09180067A (ja) 1997-07-11

Family

ID=18283767

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JP33501395A Pending JPH09180067A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 警報装置

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JP (1) JPH09180067A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103824035A (zh) * 2014-03-14 2014-05-28 联想(北京)有限公司 一种信息处理方法及电子设备
WO2017064785A1 (ja) * 2015-10-15 2017-04-20 株式会社無有 建具用警報装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103824035A (zh) * 2014-03-14 2014-05-28 联想(北京)有限公司 一种信息处理方法及电子设备
WO2017064785A1 (ja) * 2015-10-15 2017-04-20 株式会社無有 建具用警報装置
JPWO2017064785A1 (ja) * 2015-10-15 2017-10-12 株式会社無有 建具用警報装置

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