JPH09180044A - 冷凍食品の自動販売機 - Google Patents

冷凍食品の自動販売機

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JPH09180044A
JPH09180044A JP35076195A JP35076195A JPH09180044A JP H09180044 A JPH09180044 A JP H09180044A JP 35076195 A JP35076195 A JP 35076195A JP 35076195 A JP35076195 A JP 35076195A JP H09180044 A JPH09180044 A JP H09180044A
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JP
Japan
Prior art keywords
frozen food
vending machine
frozen
freezer
automatic vending
Prior art date
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Pending
Application number
JP35076195A
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English (en)
Inventor
Kichinosuke Nagashio
吉之助 長塩
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 嗜好品に関する冷凍食品の自動販売機は市場
に存在するが、食品店で扱うような冷凍食品を自動販売
する販売機は見当たらない。 【解決手段】 料金の支払いに応じて選択された冷凍食
品が取出口に排出される自動販売機であって、未調理又
は調理済みの冷凍食品を包装状態のまま保存する冷凍庫
13を備え、希望の冷凍食品の価格以上の料金支払いが
現金又はプリペイドカードで支払われたことに基づいて
選択ボタン4で選択された冷凍食品を制御部17によっ
て取出口12へ搬出させる。これにより、通常の自動販
売機と同様の使い勝手で冷凍食品を販売することが可能
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍食品の自動販
売機に係り、特に、冷凍保存されている食品をそのまま
販売可能な冷凍食品の自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、コインや札を入れるのみでジ
ュースやコーヒー類、緑茶類、牛乳、酒類等、更には菓
子等を無人で販売する自動販売機は、市場に多数存在し
ている。この種の自動販売機は、無人で設定した時間又
は24時間稼働(酒類を除く)しているため、商店等が
閉店した後でも利用できるという利点から広く普及して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な嗜好品に関する商品の自動販売機は市場に存在するも
のの、食品店で扱うような冷凍食品のおかず(例えば、
生肉、切り身等)を自動販売する販売機は見当たらな
い。
【0004】この種の自動販売機は、一般の自動販売機
と異なり、幾つもの解決すべき課題(賞味期間の確保、
衛生上の規定のクリア等)があり、需要があるにもかか
わらず市場に存在していないのが現状である。
【0005】そこで、本発明は、冷凍食品の自動販売が
可能な冷凍食品の自動販売機を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、自動販売機に冷凍庫を内蔵し、この
冷凍庫に冷凍食品を収納できるようにし、自動販売機に
よる冷凍食品の販売を可能にしている。
【0007】
【発明の実施の形態】本出願に係る発明の目的を実現す
る構成は、請求項1に記載のように、料金の支払いに応
じて選択された商品が取出口に排出される自動販売機に
おいて、未調理又は調理済みの冷凍食品を包装状態のま
ま保存する冷凍庫と、選択された冷凍食品を前記冷凍庫
から取出口へ導く商品搬送手段と、希望の冷凍食品の価
格以上の料金支払いが有ったことに基づいて選択された
冷凍食品を前記商品搬送手段を稼動させる制御部とを備
えた構成にしている。
【0008】この構成によれば、利用者が希望する冷凍
食品が冷凍庫によって保存され、通常の自動販売機と同
様に料金の支払いに応じて自動販売が行われる。したが
って、従来は店頭でしか買えなかった冷凍食品の購入が
自動販売機によって可能になる。つまり、従来からの一
般的な自動販売機と同様の使い勝手により冷凍食品の販
売が可能な自動販売機を提供することができる。
【0009】そして、前記料金の支払いは、プリペイド
カードの利用が可能な構成にすることができる。
【0010】この構成によれば、現金を持ち歩くことな
く、自動販売機を利用することが可能になる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は本発明による冷凍食品の自動販売機
における処理を示すフローチャートである。また、図2
は本発明による自動販売機の一実施例の電気系の構成を
示すブロック図であり、更に、図3は本発明による自動
販売機の外観を示す正面図である。
【0013】図2に示すように、本発明による自動販売
機1は枠体及びスチール板を用いて縦長で箱形に作られ
た本体2を筐体にしている。この本体2の正面の上部に
は、商品見本3としての模型(或いは写真、イラスト
等)が並べられ、その下部には商品見本3の各々に対応
した選択ボタン4が設けられている。選択ボタン4の下
方には、利用者が投入した料金を表示するためのLED
等による表示器5が設けられている。
【0014】この表示器5の下部にはコイン(10円、
50円、100円、500円等)を投入するためのコイ
ン投入口6、及び千円札を挿入するための札挿入口7が
設けられている。また、コイン等を入れはしたものの、
買う意思が無くなった場合のために、料金の返却を装置
に指示するための返却ボタン8(又は、返却レバー)が
設けられている。なお、この返却ボタン8は購入キャン
セルの指示機能も有している。
【0015】更に、プリペイカードが利用できるよう
に、カード挿入口9及びカード返却口10が設けられて
いる。また、本体2の下部寄りには、冷凍食品の金額を
越える料金投入があった場合、返却ボタン8の操作に伴
って返却される釣り銭を収納するためのコイン返却口1
1が設けられている(なお、札の返却は札挿入口7から
行う)。このコイン返却口11の両側には、利用客に渡
す冷凍食品(調理済み又は未調理状態)を収納するため
の取出口12が設けられている。
【0016】図3は本体2に内蔵される冷凍庫13(ポ
ンプ、冷却器、凝縮器、自動霜取り機構、冷凍温度調節
機構等から構成されるが詳細は省略する)の構成を示
し、個々の冷凍食品14をくるむようにしてビニールシ
ートでラッピングが施されている。各冷凍食品は搬出が
確実に行えるようにする観点からは、同一長さ及び同一
形状にしてあることが望ましい。したがって、ラッピン
グよりは箱形のプラスチックケース等に収納してセット
するのがよい。冷凍庫13には冷気が機内に逃げるのを
防止するため、セット後に蓋15が開閉可能に設けらて
いる。更に、冷凍庫13内には、異種の冷凍食品が混じ
るのを防止するため、間仕切り16が設けられている。
【0017】更に、本体2には、冷凍庫13の前部に設
けられた搬送路(不図示)、この搬送路へ選択された冷
凍食品を送り出すゲート及び送り出し機構(いずれも不
図示)等を備えた商品搬送手段が設けられ、払い出され
た冷凍食品が取出口11へ導かれるようにしている。商
品搬送手段は、制御部17により制御される。
【0018】図4は本発明による自動販売機1の電気系
の構成を示すブロック図である。制御系は、CPU及び
その周辺回路(発振器、タイマ回路、入・出力インター
フェース等)を備えた制御部17を主体に構成されてい
る。制御部17には、プログラムが書き込まれたROM
(リード・オンリー・メモリ)18、データ等が格納さ
れるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)19が接続
され、図1に示すプログラムに従って処理を実行する。
【0019】更に、制御部17には、入力インターフェ
ース(不図示)に選択ボタン4、投入された料金又はプ
リペイドカードの残額を計算するほか利用後の残金を計
算してデジタル信号で出力する料金カウンタ20、冷凍
庫13から取出口12へ冷凍食品が搬送されたことを検
出する通過検出センサ21、利用者の選択した冷凍食品
が冷凍庫13に有るか否かを検出する冷凍食品在否セン
サ22、料金計算結果や釣り銭の値を表示する表示器5
を制御するための表示制御回路23等が接続されてい
る。
【0020】次に、図1を参照して本発明による自動販
売機の動作について説明する。なお、図中の「S」はス
テップを意味している。
【0021】まず、電源がオンになっていれば、冷凍庫
13における冷凍食品14の冷凍食品種類毎の在庫の有
無(品切れの有無)が冷凍食品在否センサ22によって
検出される。品切れの冷凍食品については、選択ボタン
4に内蔵するLEDを点灯し、使用前に利用者に冷凍食
品切れであることを警告する(S101)。この状態に
おいて、利用者が欲しいと思う冷凍食品の値段(冷凍食
品見本3の近傍等に記載されている)以上の金額分のコ
イン(又は千円札)をコイン投入口6(又は挿入口7)
から投入(又は挿入)すると(S102)、その金額が
料金カウンタ20によって計算され、その値が制御部1
7の制御により表示器5にデジタル表示される(S10
3)。
【0022】表示器5の表示金額が冷凍食品価格に等し
ければ、利用者は選択ボタン4の内で赤ランプのついて
いない希望の冷凍食品の選択ボタンを押す(S10
4)。制御部17は、支払い金額(投入金額)とROM
18に予めセットされている価格とが一致するか否か、
すなわち不足がないか否かを判定する(S105)。料
金が一致し、且つ在庫があれば(S106)、制御部1
7は不図示の排出機構を制御し、冷凍庫13から指定さ
れた種類の冷凍食品14を搬送路へ送り出し、取出口1
2へ搬送する(S107)。そこで、利用者は取出口1
2から冷凍食品を取り出せばよい。このとき、利用者が
冷凍食品価格以上の金額を投入(又は挿入)していた場
合、釣り銭の金額が表示器5に表示される。続けて同一
の冷凍食品又は別の冷凍食品を買いたい場合、利用者は
不足する金額を投入(又は挿入)し、釣り銭が次の冷凍
食品の価格以上を示していれば(S108)、希望の冷
凍食品に対応する選択ボタン4を押す(S109)。こ
の操作により、ステップ106以降の一連の処理が繰り
返し実施される。
【0023】次の冷凍食品を買う意思が無く、釣り銭の
払い戻しをすべく、返却ボタン8を操作すると(S11
0)、釣り銭が取出口12に戻され(S111)、同時
に表示器5の金額表示が消去される。
【0024】一方、ステップ106で利用者が選択した
冷凍食品が品切れであることが判定された場合、他の冷
凍食品の選択を促す表示(S113)を行い、この表示
に従って利用者が他の冷凍食品の選択すると(S11
4)、処理はステップ105に戻され、以降の処理を繰
り返し実行する。また、ステップ114で他の冷凍食品
の選択が行われなかった場合、料金の払い戻し操作がな
されたか否かをチエック(S115)し、要求有りであ
れば投入(又は挿入した)金額相当のコイン(又は紙
幣)を返却し、カードを用いた場合にはカードをカード
返却口10から返却する。
【0025】以上のように、本発明によれば、従来、自
動販売機で販売の対象になっていなかった冷凍食品を販
売でき、夜間でも利用することが可能になる。
【0026】なお、上記実施例においては、冷凍庫13
内の冷凍食品をそのまま取出口12へ送り出して利用者
に手渡すものとしたが、更に、包装材(プラスチックパ
ッケージ、ビニール袋等)に自動的にくるみ或いは収納
して手渡す様にしてもよい。また、装置構成を簡単にす
るため、装置外から取り出せる様にして装置内にパッケ
ージ、ビニール袋等を別途用意しておき、利用者が自分
で取出口12に出た冷凍食品を収納して持ち帰る方式に
してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に示した
本発明は、料金の支払いに応じて選択された冷凍食品が
取出口に排出される自動販売機において、未調理又は調
理済みの冷凍食品を包装状態のまま保存する冷凍庫と、
選択された冷凍食品を前記冷凍庫から取出口へ導く冷凍
食品搬送機構と、希望の冷凍食品の価格以上の料金支払
いが有ったことに基づいて選択された冷凍食品を前記冷
凍食品搬送機構を稼動させる制御部を設けたことによ
り、冷凍食品を販売直前まで冷凍保存でき、料金の支払
いと共に自動販売方式により利用者に引き渡すことがで
きる。したがって、通常の自動販売機と同様の使い勝手
で冷凍食品を販売することが可能になる。
【0028】請求項2に示した本発明は、前記料金の支
払いがプリペイドカードを利用できるようにしたので、
利用者に対して多様な購入方法を提供すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における冷凍食品の自動販売機における
処理を示すフローチャートである。
【図2】本発明における自動販売機の電気系の構成を示
すブロック図である。
【図3】本発明による自動販売機の外観を示す正面図で
ある。
【図4】本発明による自動販売機の電気系の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
2 本体 3 冷凍食品見本 4 選択ボタン 5 表示器 6 コイン投入口 7 札挿入口 8 返却ボタン 9 カード挿入口 10 カード返却口 12 取出口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 料金の支払いに応じて選択された商品が
    取出口に排出される自動販売機において、未調理又は調
    理済みの冷凍食品を包装状態のまま保存する冷凍庫と、
    選択された冷凍食品を前記冷凍庫から取出口へ導く商品
    搬送手段と、希望の冷凍食品の価格以上の料金支払いが
    有ったことに基づいて選択された冷凍食品を前記商品搬
    送手段を稼動させる制御部とを具備することを特徴とす
    る冷凍食品の自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記料金の支払いは、プリペイドカード
    の利用が可能であることを特徴とする請求項1記載の冷
    凍食品の自動販売機。
JP35076195A 1995-12-26 1995-12-26 冷凍食品の自動販売機 Pending JPH09180044A (ja)

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