JPH09179488A - 天球体付き地球儀 - Google Patents

天球体付き地球儀

Info

Publication number
JPH09179488A
JPH09179488A JP7351975A JP35197595A JPH09179488A JP H09179488 A JPH09179488 A JP H09179488A JP 7351975 A JP7351975 A JP 7351975A JP 35197595 A JP35197595 A JP 35197595A JP H09179488 A JPH09179488 A JP H09179488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
globe
celestial body
celestial sphere
celestial
astronomy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7351975A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2744946B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Nagahama
康裕 長濱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa KK
Original Assignee
Daiwa KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa KK filed Critical Daiwa KK
Priority to JP7351975A priority Critical patent/JP2744946B2/ja
Publication of JPH09179488A publication Critical patent/JPH09179488A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2744946B2 publication Critical patent/JP2744946B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 天球体付き地球儀によってさながらプラネタ
リウムの如き状態を醸し出すことにより天文に対する学
習や興味を増加させる。 【解決手段】 地球儀8と天球体13との組み合わせで
あって、透光性を有する天球体13内に光源28を内蔵
し、光源28によりその表面に描出された星座の図柄1
4を壁などの表面に投影させて、プラネタリウムの如き
状態で地球儀8を鑑賞できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地球儀と天球体との組
み合わせからなり、さらに、天球体を内部から照明して
壁等の表面に星座を投影させることで、さながらプラネ
タリウムのようにして使用できる天球体付き地球儀に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、天球体付き地球儀として例えば、
出願人の発明に係わる実公平1−28539号公報に見
られるようなものが有る。該天球体付き地球儀は、台座
上に立設した二つの円弧状部を有する弓に地球儀と天体
を模した天球体とを夫々各別に回転するよう支承した構
成からなり、地球儀と天球体の両機能が発揮できるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記天
球体付き地球儀は、地球儀は地球儀として、また天球体
は天球体として個々の実在を学び理解することはできる
ものの、特に天球体は球体の表面に多くの星座が描出さ
れ、その表面的な範囲でしか理解できず、プラネタリウ
ムの如き宇宙観、更には宇宙の中で1つの星としての地
球を学び理解することは難しく、天文に対する学習や興
味を昂揚させるには不充分であるという課題が有った。
そこで、本発明はこのような課題を解決すべくなされた
もので、天球体を内部から照明してその表面の星座を壁
等に描出させその中で地球儀を観賞できるようにして、
天文に対する学習や興味を昂揚させることができる天球
体付き地球儀を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の天球体付き地球儀は、基台上に支持杆を立
設し、該支持杆を介して地球儀と天球体をそれぞれ上下
に配置する。地球儀と天球体とは同一軸線を中心として
回転し得るよう軸支し、基台上に駆動手段としてモータ
を配設する。また、天球体を透光性の中空球体により形
成し、内部に電球を内蔵してなる。そして、モータを駆
動させ、地球儀と天球体を回転すると共に電球を発光さ
せる。これにより、壁などの表面に天球体表面の星座が
描出され、それを背景として地球儀が回転することとな
り、恰もプラネタレタリウムの趣が満喫でき、天文に対
する理解が深まる。
【0005】また、基台にICオルゴール基板及びスピ
ーカよりなる音響装置を設置して宇宙に関する音声を発
生させることにより、地球と星座の立体的な表現に音響
効果を双乗させて臨場感を高めることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る天球体付き地
球儀の実施の形態を図面と共に説明する。図1は天球体
付き地球儀の斜視図,図2は同断面図を示す。図中、1
は円盤状の基台であり、座枠1aとその上面に載置され
る水平な座板1bとよりなる。更に、基台1の上面には
下面が開放した空胴状のカバー体2が被着されている。
そして、その一側に後述する天球体13が嵌入する凹窪
部2aが形成される。
【0007】前記座板1b上面の一側に下面が開放する
中空円筒状の脚柱3が一体に立設される。該脚柱3の上
端壁3aはカバー体2の一側に設けられた上面が開放す
る嵌入筒部4の底壁4aに合致するようになっている。
【0008】5は円弧状の支持杆であり、下端に垂下さ
れる支脚6を前記嵌入筒部4に嵌挿して脚柱3側からビ
ス7を締め付けることにより一体に固定されるようにな
っている。8は地球を模した地球儀であり、合成樹脂材
よりなる中空球体の表面に地図が描出され、北極側に地
球用極点プレート9を固着し、その軸孔9aに支持杆5
の上端に螺通した地球儀取付ねじ10を遊挿させる。1
1は地球儀回転ベースであり、上下面にそれぞれ上軸部
11aと角柱状の下軸部11bが一直線状に設けられ、
下軸部11bが上軸部11aより長く形成されている。
そして、上軸部11aが地球儀8の南極側に遊挿され、
下軸部11bが支持杆5の下端に貫設した軸孔12に遊
挿される。
【0009】13は天体を模した天球体であり、合成樹
脂材よりなる透光性の中空球体により形成され、その表
面に星座の図柄14が描出されている。該天球体13の
北極側に天球用極点プレート15が固着され、その軸孔
16に前記支持杆5から下方へ突出する下軸部11bが
遊挿される。天球体13の南極側には軸孔17を備えた
天球体回転ベース18が遊装される。
【0010】19は天球体13の北極と南極を結ぶ中心
線に沿って嵌挿される透明な円筒状のスリーブであり、
天球体回転ベース18の軸孔17に遊挿され、上端に設
けた角穴20に前記地球儀回転ベース11の下軸部11
b下端が固着される。スリーブ19の下端外周にその上
面を天球体回転ベース18が摺接される鍔部21が設け
られている。前記天球体回転ベース18及び鍔部21の
それぞれ下面外周縁に傘歯車22,23が刻設されてい
る。
【0011】前記スリーブ19は鍔部21の下面が、座
板1bの上面に円錐台形状に突出される支持台24の傾
斜する上端壁25に衝止され、この上端壁25上に突出
させた軸筒部26に嵌合している。また、該軸筒部26
に底部の通孔26aを介して電球ソケット27が嵌挿さ
れ支持される。電球ソケット27の先端には電球28が
装着される。
【0012】これにより、地球儀8と天球体13は同一
軸線を中心として軸支される。そして、地球儀8はスリ
ーブ19の回転に伴い、これと一体をなす地球儀回転ベ
ース11と共に回転し、また天球体13は天球体回転ベ
ース18の回転に伴い回転することとなる。ただ、これ
ら地球儀8及び天球体13のそれぞれ南極下端は、地球
儀回転ベース11及び天球体回転ベース18上面に乗り
支持されているのみなので、いずれも両ベース11,1
8を回転させたままで、手で地球儀8または天球体13
のみの回転を一時停止して地図を見たり、天球体13を
見たりすることができる。このようにして、不用意に地
球儀8または天球体13を止めても駆動手段が痛まない
ようにしている。
【0013】次に地球儀8及び天球体13を回転させる
駆動手段について図3に基づき説明する。29は座板1
b上面に設置した動力源をなす電池ボックス、30は駆
動モータであり、その駆動軸31にプーリ32が設けら
れる。駆動モータ30の一側にブラケット33が立設さ
れ、該ブラケット33に前記プーリ32と平行をなすプ
ーリ34が軸35により回転自在に軸支され、その一側
面にウォームギア36が固設されている。前記プーリ3
2とプーリ34間にベルト37が架設される。38…は
座板1b上面に適宜間隔をおいて立設された支持板群で
あり、これらの支持板群38…に地球回転軸39と天球
回転軸40がそれぞれ平行に軸支される。そして、地球
回転軸39の一端に前記ウォームギア36に噛合するウ
ォームホイル41が固設され、駆動モータ30の駆動に
より地球回転軸39が回転される。また、地球回転軸3
9の一端に平歯車42,天球回転軸40の一端に平歯車
43を互いに噛合するように固設して、天球回転軸40
を地球回転軸39より逆方向へ回転するようにしてい
る。そして、地球回転軸39と天球回転軸40の他端に
前記傘歯車23,22に噛合する平歯車44,45を固
設している。
【0014】前記座板1b上面にはカバー体2の上面に
臨ませてスイッチパネル46が設けられ、該スイッチパ
ネル46に前記電球28の点灯・消灯を行なわせるラン
プスイッチ47と、駆動モータ30をオン・オフして地
球儀8及び天球体13の回転・停止を行なわせる回転ス
イッチ48と、後述する音響装置52のボリュームスイ
ッチ49とを設けている。
【0015】このように構成される本発明の天球体付き
地球儀は、回転スイッチ48を押すことで駆動モータ3
0が駆動して、地球回転軸39及び天球回転軸40を介
して地球儀8及び天球体13をそれぞれ北極と南極を軸
にしてそれぞれ逆方向へ回転させる。そして、ランプス
イッチ47を押すと電球28が点灯し、これを光源にし
て天球体13を内側から照明し、表面に描出されている
星座の図柄14を壁Wの表面に拡大して投影する。これ
により天球体13の回転と共に投影された星座が図4に
示すようにさながらプラネタリウムの如き状況を呈し、
しかも、これが手前に位置する地球儀8との関連で地球
と天文の相関をもたらし、天文に対する学習意欲や興味
を増すのに役立てることができる。
【0016】また、図2及び図3に示すように、座板1
b上面に天体に関連した曲をインプットしたICオルゴ
ール基板50とスピーカ51とからなる音響装置52を
組込み、スイッチパネル46に設けたボリュームスイッ
チ49の音量を調節して音楽を演奏させることができ
る。よって、プラネタリウムの如き映像に音響効果を組
み合わせることで臨場感が高まり、天文に対する興味を
一段と昂揚させることができる。
【0017】
【発明の効果】以上に述べたように本発明に係る天球体
付き地球儀は、天球体内に内蔵された光源を発光させる
ことで天球体の表面に描出した星座の図柄を壁等の表面
に投影してあたかもプラネタリウムの如き状態を醸し出
すことができ、この状態で地球儀を鑑賞することで天文
に対する学習や興味を昂揚させることができる。さら
に、これに音響効果を双乗させることで一段と学習効果
を向上させることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る天球体付き地球儀の外観斜視図。
【図2】図1の縦断面図。
【図3】同要部分解斜視図。
【図4】使用状態の斜視図。
【符号の説明】
1 基台 5 支持杆 8 地球儀 13 天球体 14 星座の図柄 28 光源(電球) W 壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台上に地球儀と天球体とを支持杆を介
    してそれぞれ上下に配置すると共に適宜駆動手段により
    互いに同一軸線を中心として回転し得るよう軸支し、ま
    た天球体を透光性の中空球体により形成し、内部に光源
    を内蔵してなり、該光源の照明により壁などの表面に天
    球体表面の星座の図柄を投影させつつ地球儀を鑑賞し得
    るようにしたことを特徴とする天球体付き地球儀。
  2. 【請求項2】 基台にICオルゴール基板及びスピーカ
    よりなる音響装置を設置した請求項1記載の天球体付き
    地球儀。
JP7351975A 1995-12-26 1995-12-26 天球体付き地球儀 Expired - Fee Related JP2744946B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7351975A JP2744946B2 (ja) 1995-12-26 1995-12-26 天球体付き地球儀

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7351975A JP2744946B2 (ja) 1995-12-26 1995-12-26 天球体付き地球儀

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09179488A true JPH09179488A (ja) 1997-07-11
JP2744946B2 JP2744946B2 (ja) 1998-04-28

Family

ID=18420914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7351975A Expired - Fee Related JP2744946B2 (ja) 1995-12-26 1995-12-26 天球体付き地球儀

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2744946B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108806471A (zh) * 2018-06-29 2018-11-13 申思远 地球仪及其智能使用方法
CN111179732A (zh) * 2020-01-09 2020-05-19 南京中视联教育科学技术研究中心 一种易操作地理教学设备

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD902304S1 (en) * 2018-10-15 2020-11-17 Jonathan Perry Globe with stand

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108806471A (zh) * 2018-06-29 2018-11-13 申思远 地球仪及其智能使用方法
CN111179732A (zh) * 2020-01-09 2020-05-19 南京中视联教育科学技术研究中心 一种易操作地理教学设备
CN111179732B (zh) * 2020-01-09 2022-09-13 英诺贝杰(深圳)科技有限公司 一种易操作地理教学设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2744946B2 (ja) 1998-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11118753B1 (en) Intelligent aurora borealis projection lamp
US5286535A (en) Decorative display device
US5931677A (en) Educational globe tool
JP2008504061A (ja) 教育用おもちゃ
WO2018128137A1 (ja) 地球儀
JP2744946B2 (ja) 天球体付き地球儀
US6464371B2 (en) Table with light diffusing central column
US4364106A (en) Light display device with travelling balls and compound rotation
US6500005B2 (en) Rotating earth globe having music box spring motor that plays music and rotates globe
KR100553419B1 (ko) 학습용 지구본의 자전 및 공전 구동구조
US4998364A (en) Visual display and amusement device
JPH089841Y2 (ja) 電動式サーチライト
US3718992A (en) Self-contained planetarium
US5338583A (en) Decorative display device
RU2755142C1 (ru) Устройство подсветки для глобусов. Глобус (варианты)
JPH0434540Y2 (ja)
JPH10137451A (ja) 自動回転こま及びこま装置
JP2513306Y2 (ja) 映像発生装置
CN205640705U (zh) 一种玻璃瓶闪光投影灯
JP2916356B2 (ja) 地球儀
CN210223297U (zh) 一种多功能地球仪教具
JP3032509U (ja) タッチ式多効能地球儀
US2844894A (en) Display device
KR200373312Y1 (ko) 동영상 효과를 내는 그림액자
JPH0623359Y2 (ja) 投影図形を映せるオルゴール

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971125

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees