JPH09175992A - カプセル含有錠剤型浴用剤 - Google Patents

カプセル含有錠剤型浴用剤

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JPH09175992A
JPH09175992A JP33871895A JP33871895A JPH09175992A JP H09175992 A JPH09175992 A JP H09175992A JP 33871895 A JP33871895 A JP 33871895A JP 33871895 A JP33871895 A JP 33871895A JP H09175992 A JPH09175992 A JP H09175992A
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tablet
capsule
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water
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JP33871895A
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Norikazu Iwase
範和 岩瀬
Takayo Sudou
恭代 須藤
Hirotaka Sato
広隆 佐藤
Hidenori Yorozu
秀憲 萬
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 錠剤の表面に設けた凹部内にカプセル化
物を定着させた錠剤型の浴用剤。 【効果】 液状成分のしみ出しがなく、溶解時の匂い立
ちがマイルドである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カプセル内成分の
しみ出しがなく、かつカプセル内に匂い成分を配合した
ものは溶解時の匂い立ちがマイルドであるカプセル含有
錠剤型浴用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】液状の成分を錠剤型浴用剤に配合する方
法としては、液状成分をデキストリン等の吸油剤に吸着
させ錠剤中に均一に分散させる方法、又は吸油剤に液状
成分を吸収させ顆粒又は錠剤とし、これを核として炭酸
塩及び酸を含有する発泡成分中に配合して打錠する方法
があった(特開昭61−277611号公報)。しかし
ながら、これらの方法では、打錠時の圧力により、液状
成分がしみ出してしまうという問題があった。また、香
料や匂いのある液状成分を配合した場合、浴水での溶解
時、発泡と共に液状成分がただちに放出され、匂い立ち
がきついという問題もあった。更に、液状成分を大量に
配合した場合、配合粉体の物性が低下し、これにより打
錠性が低下し生産性を低下させるという欠点もあった。
【0003】これに対し、しみ出しの問題と匂い立ちの
きつさを防止すべく液状有効成分を封入したカプセル化
物を核として発泡成分中に配合して打錠する方法が提案
された(特開平7−69864号公報)。
【0004】しかしながらこの方法では、打錠時の圧力
に耐えるためカプセルを硬くする必要がある。すなわち
カプセルの皮膜率を高めたり、ゼリー強度の高いゼラチ
ンを皮膜基剤として使用しカプセルの硬度を高めなけれ
ばならないため、カプセルの溶解時間が長くなるという
問題があった。また、カプセルを核として錠剤の内部に
配合するため外観上は通常の錠剤とは全く変わらず、カ
プセルを配合したことを視覚的に判断することはできな
かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、カプセル内成分のしみ出しがなく、カプセルの溶解
性が良好で匂い立ちがマイルドであるカプセル含有錠剤
型浴用剤を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる実情に鑑み本発明
者らは鋭意研究を行った結果、カプセル化物を、錠剤の
表面にあらかじめ設けておいた凹部内に定着させた浴用
剤が、カプセルからの液状成分のしみ出しがなく、浴湯
中に投入後、直ちに錠剤からカプセルが遊離し、錠剤と
別々に溶解するため匂い成分の急速な揮散がなく匂い立
ちがマイルドとなり、更にカプセルの溶解性も良好であ
ることを見出し本発明を完成した。
【0007】すなわち本発明は、錠剤の表面に設けた凹
部内にカプセル化物を定着させたことを特徴とする錠剤
型浴用剤を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の浴用剤のカプセル化物中
の成分としては、特に限定されないが、液状成分、特に
香料成分、生薬抽出物、血行促進剤等が好ましい。具体
的には、香料成分としては、例えばハッカ油、ジャスミ
ン油、樟脳油、ヒノキ油、トウヒ油、リュウ油、ミカン
油、オレンジ油、ユズ油、ラベンダー油、ベン油、クロ
ーブ油、ヒバ油、バラ油、ユーカリ油、レモン油、タイ
ム油、ペパーミント油、セージ油、ベルガモット油、菖
蒲油、パイン油、メントール、dl−メントール、l−メ
ントール、シネオール、オイゲノール、シトラール、シ
トロネロール、シトロネラール、ボルネオール、リナロ
ール、ゲラニオール、フェニルエチルアルコール、ベン
ジルアセテート、カンファー、チモール、スピラントー
ル、ピネン等が挙げられる。
【0009】生薬抽出物としては、例えばセンキュウ、
トウヒ、トウキ、ショウキョウ、ガイヨウ、チンピ、カ
ミツレ、モモ葉などの生薬からの抽出物が挙げられる。
これらの生薬抽出物は、水;エタノール、イソプロパノ
ールなどの低級アルコール;大豆油、オリーブ油などの
植物油;ミリスチン酸イソプロピルなどのエステル油;
多価アルコールなどの溶剤又はこれらの2種以上の混合
溶剤で抽出する方法などにより得られる。
【0010】血行促進剤としては、トコフェロール、酢
酸トコフェロールなどのビタミンE誘導体や、ニコチン
酸メチル、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸トコフェロ
ールなどのニコチン酸誘導体、ブチルフタリド、ペンチ
ルフタリド、オクチルフタリドなどのフタリド誘導体な
どが挙げられる。
【0011】その他、油脂類、ロウ類、炭化水素類、高
級脂肪酸類、高級アルコール類、エステル類、精油類、
シリコーン類、界面活性剤などを含有させてもよい。
【0012】また、カプセル化物の皮膜を形成させるの
に用いる皮膜形成用液体は、皮膜形成体を溶融液とした
ものか、あるいは皮膜形成体を含有する溶液である。こ
の皮膜形成体は例えば冷却等の物理的手段又は架橋反応
等の化学的手段により硬化又はゲル化する物質であれ
ば、特に限定されるものではないが、本発明においては
浴用剤の成分として配合して用いることから、水との親
和性の高い天然、半合成又は合成の親水性高分子体が好
ましく用いられる。
【0013】このような親水性高分子体としては、例え
ばにかわ、ゼラチン、コラーゲンタンパク、カゼイン、
アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、ファーセレラ
ン、タマリンドガム、ペクチン、アラビアガム、グアー
ガム、キサンタンガム、トラガントガム、ローカストビ
ーンガム、寒天、澱粉等の天然親水性高分子;カルボキ
シメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、酢酸
フタル酸セルロース、アルギン酸プロピレングリコール
エステル、酸化澱粉、エステル化澱粉、エーテル化澱
粉、カチオン澱粉等の半合成親水性高分子;及びポリア
クリル酸ソーダ、ポリエチレンイミン、ポリビニルアル
コール、ポリエチレンオキサイド、ポリビニルピロリド
ン等の合成親水性高分子等が挙げられるが、これらに限
定されるものではない。これらの親水性高分子体は、単
独で又は2種以上を混合して用いられる。
【0014】このとき、上記の親水性高分子とともに水
溶性多価アルコール及びその誘導体の1種又は2種以上
を添加しても良い。水溶性多価アルコール及びその誘導
体を添加する場合は、皮膜形成体に対して通常5〜10
0重量%(以下、単に%で示す)、好ましくは10〜8
0%添加する。添加される水溶性多価アルコール及びそ
の誘導体としては、例えばグリセリン、ソルビット、エ
チレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、酸化エチレ
ン−酸化プロピレン共重合体、オリゴサッカライド、グ
リセリド類等が例示されるが、特にこれらに限定される
ものではない。
【0015】また、皮膜形成体に色素類を添加して有色
カプセルとすることもでき、かくすると錠剤の外観をよ
くし、入浴をより豊かな感覚で楽しむことができる。
【0016】本発明に用いるカプセル化物は、一般的な
スプレードライング法、液中硬化皮膜法、コアセルベー
ション法、液中乾燥法等により得ることができるが、本
発明においては、多重ノズル、特に2重ノズル又は3重
ノズルを有する装置を用いたシームレスカプセル化法に
よることが好ましい。
【0017】すなわち、カプセルの内容液成分の中に界
面活性剤を含む場合は、順次増大する直径を有する3重
ノズルを有する装置を用い、界面活性剤を含まない場合
は2重ノズルを有する装置を用いることが好ましい。3
重ノズルを有する装置では、最外ノズルから皮膜形成用
液体を、最内ノズルから、内容液成分中の界面活性剤を
含有する水性分散体を、中間液からは、内容液成分中の
油性成分を冷却液中に連続的に吐出させて、3層液滴を
形成させ、次いで該3層液滴の皮膜形成用液体を硬化又
はゲル化させた後、乾燥し皮膜及び内容液中の水分を除
去することによりシームレスカプセル化物を得る。2重
ノズルを有する装置では、外側ノズルから皮膜形成用液
体を、内側ノズルから液状有効成分の液体を冷却液中に
連続的に吐出させて、2層液滴を形成させ、次いで該2
層液滴の皮膜形成用液体を硬化又はゲル化させた後、乾
燥させることによりシームレスカプセル化物を得る。
【0018】カプセル化物は直径が0.5〜5mm、皮膜
率(=皮膜重量/カプセル化物重量)が5〜60%、特
に10〜30%、皮膜厚さが0.02〜1mm、特に0.
05〜0.3mmの範囲のものが好ましい。また、液状有
効成分の配合量は目的により適宜決定されるが、一般的
に全浴用剤中0.01〜20%、特に0.1〜10%と
なるよう配合することが好ましい。
【0019】本発明の浴用剤は、発泡型とすることが好
ましく、発泡成分としては炭酸塩等及び酸が挙げられ
る。
【0020】炭酸塩等としては、例えば、炭酸水素ナト
リウム、炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸マグネシウムなどが挙げられ、これらは
単独又は2種以上を組み合せて使用される。
【0021】酸としては、有機酸として、例えばフマル
酸、コハク酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、乳酸、ア
ジピン酸、ピロリドンカルボン酸などとこれらの酸性塩
が、無機酸又は無機塩として、ホウ酸、燐酸二水素ナト
リウム、亜硫酸ナトリウムなどが挙げられる。これら炭
酸塩等及び酸は、それぞれ浴用剤全体の10〜80%、
特に30〜60%となるよう配合することが好ましい。
【0022】本発明の浴用剤には、通常浴用剤に使用さ
れている公知の下記記載の浴用剤用原料を配合すること
ができるが、配合できる浴用剤用原料は下記に例示され
るものに限定されるものではない。 (ア)無機化合物及び無機塩類 塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化アンモニウム、硫
化カリウム、硫化ナトリウム、酸化カルシウム、酸化マ
グネシウム、硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、硝酸カル
シウム、亜硫化鉄、メタケイ酸、無水ケイ酸、中性白
土、チオ硫酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタ
リン酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、リン酸水素カル
シウム、臭化カリウム、消石灰、次亜硫酸ナトリウム、
チオ硫酸カルシウム、水酸化ナトリウム、雲母末、ホウ
酸、ホウ砂等。
【0023】(イ)精油、香料等 前記した香料成分が例示されるが、これらを錠剤部分に
多量に配合すると本発明の効果を損なうことがあるの
で、これらの成分はカプセル化物中に含有せしめること
が好ましい。
【0024】(ウ)色素類 青色1号、青色2号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、
緑色4号、緑色204号、黄色202号の(1)等の厚
生省令により定められたタール色素別表I及びIIの色
素、クロロフィル、リボフラビン、クロシン、アントラ
キノン、コチニール、カンタキサンチン、紅花等の食品
添加物として認められている天然色素等を用いることが
できる。これらの色素は、カプセル化物の皮膜形成体に
用いてもよい。
【0025】(エ)微粉体 一般に化粧用粉体と称されるもので、アクリル樹脂、ス
チレン樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、ナイロン、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、PE
T、ポリテトラフルオロエタン等の高分子、この高分子
化合物のコポリマー、ケイ酸カルシウム、天然ケイ酸ア
ルミニウム、合成ケイ酸アルミニウム、ゼオライト、酸
化チタン、タルク、カオリン、マイカ、ベントナイト
等。
【0026】(オ)水溶性高分子 PEG、CMC、PVP、ゼラチン、寒天、アラビアガ
ム、グアーガム等。
【0027】(カ)その他 湯の花、イオウ、カゼイン、サリチル酸ナトリウム、い
り糠、デキストリン、脱脂粉乳、尿素、アミノ酸類、界
面活性剤、糖類等を配合することができる。
【0028】更に、本発明の浴用剤組成物は、上記した
もの以外にも、必要に応じて殺菌防止剤(例えば安息香
酸エステル、ソルビン酸等)、金属封鎖剤(例えばED
TA、NTA等)、蛋白分解酵素などその他の配合剤を
配合できる。本発明の浴用剤の錠剤部分は、例えば中央
部に凸部を有する上杵等を用いてプレス成型すれば製造
することができる。ここで錠剤表面上の凹部は複数存在
してもよいし、その形状も制限されず円、四角、三日月
状等とすることができる。
【0029】本発明の浴用剤は、錠剤の表面に設けられ
た凹部内にカプセル化物を定着させたものである。この
定着は、カプセル皮膜と錠剤凹部との間に、30℃で固
体、好ましくは35℃で固体であり浴湯中で溶解又は融
解する物質を介在せしめて行うのが好ましい。また、こ
の定着用物質は浴湯の温度が通常38〜42℃であるの
で、この範囲では確実に浴湯中に溶解又は融解するもの
であることが必要で、特に溶解する物質が好ましい。こ
こで浴湯中に溶解する物質の溶解温度の下限はなく、こ
の温度範囲以下でもよい。一方浴湯中で融解する物質の
場合は、融解温度が低すぎると、安定にカプセルを定着
できず、高すぎると浴湯で融解しないため、その融解温
度が30℃を超えて42℃までのもの、好ましくは35
〜42℃の範囲のものを選択する必要がある。
【0030】このような定着用物質としては、融解する
ものとして高級アルコールが挙げられる。一方溶解する
ものとしては水溶性高分子及び/又は界面活性剤が挙げ
られる。より好ましい水溶性高分子としては、ポリエチ
レングリコール、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロース等のセルロース系の水
溶性高分子が挙げられる。また、界面活性剤としては非
イオン界面活性剤が好ましく、例えばポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレングリコール、ポリエチレングリ
コールモノ脂肪酸エステル(好ましくはポリエチレング
リコールモノステアリン酸エステル)、脂肪酸ジエタノ
ールアミド(好ましくはラウリン酸ジエタノールアミ
ド)等が挙げられる。これらの成分は1種又は2種以上
を組み合せて用いることができる。
【0031】定着の方法としては、例えば次の2つの方
法が挙げられる。
【0032】第一の方法は、錠剤の表面に設けた凹部に
カプセルを充填したところに熱で溶融した定着用物質を
添加後冷却して固める方法である。この場合に用いる定
着用物質としては、水溶性でありかつ30℃で固体であ
るものが好適に使用できる。一般的には融点が30〜7
0℃、特に40〜50℃の物質を使用することが好まし
い。融点があまり高い物質を使用すると浴水中での溶解
性が悪くなり、また融点があまり低い物質を使用すると
カプセルが錠剤から剥離しやすくなる。この方法で用い
られる定着用物質としてはポリエチレングリコールや非
イオン界面活性剤が好ましい。
【0033】第二の方法は、錠剤の表面に設けた凹部に
カプセルを充填したところに有機溶剤に溶解した定着用
物質を添加後溶剤を除去し固める方法である。この方法
で用いられる水溶性高分子としては水とエタノール等の
有機溶剤の両者に溶解するものであれば特に限定され
ず、このような水溶性高分子としては、例えば、ヒドロ
キシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース等のセルロース系の水溶性高分子が挙げられ
る。
【0034】なお、定着の方法は、水溶性フィルムで、
カプセルが入った凹部をふさぐ様に貼りつけたり、カプ
セル皮膜に粘着性を付与して接着する方法等、上記以外
の方法で行ってもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明の浴用剤は、カプセル内成分のし
み出しがなく、浴湯に投入した後、直ちに錠剤からカプ
セル化物が遊離し、錠剤部分と別々に溶解するために匂
い成分の揮散が急激に起こらず匂い立ちがマイルドであ
り、更にカプセル化物の溶解性も良好である。またカプ
セルに着色することにより、入浴をより豊かな感覚で楽
しむことができる。
【0036】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0037】製造例1 カプセル化物の製造:順次増大する直径を有する3重ノ
ズル(最内ノズル径0.2mm、中間ノズル径0.28m
m、最外ノズル0.35mm)を有する装置を用いて、テ
トラオレイン酸POE(60)ソルビット(POEはポ
リオキシエチレンを示す。以下同じ。)12.56%、
POE(6)ステアリルエーテル3.14%、オクチル
フタリド8.32%を混合し、そこに水75.98%を
投入して得られた水性分散体を、最内ノズルより40ml
/分で、オクチルフタリド63.92%、香料36.0
8%を混合した油性成分を中間ノズルより、26.52
ml/分で、また最外ノズルよりゼラチン28.5%、サ
ッカロース28.5%、濃グリセリン3.79%、水3
9.2%、緑色3号0.003%の70℃に保った水溶
液を14.27ml/分で、10℃に冷却したトリ(カプ
リル酸、カプリン酸)グリセリンに吐出させ多層液滴を
生成させ、35Hzの、振動を与えることによりカプセル
液滴を生成した。
【0038】本カプセル液滴を、12℃、80%エタノ
ール水溶液中で30分間脱水後、タンブラーを有する乾
燥機で35℃、20%RHで16時間乾燥後、更に35
℃20%RHにて24時間乾燥することにより、カプセ
ル化物を得た。
【0039】本製造により得られたカプセル化物の内容
液組成はオクチルフタリド55%、香料25%、テトラ
オレイン酸POE(60)ソルビット16%、POE
(6)ステアリルエーテル4%となった。また皮膜組成
はゼラチン46.875%、サッカロース46.875
%、濃グリセリン6.245%、緑色3号0.005%
となり、皮膜率は20%であった。カプセル化物の粒子
径をマイクロメータで測定したところ、平均粒子径は、
3.3mmであった。
【0040】製造例2 錠剤の製造:錠剤の成分として、炭酸水素ナトリウム2
5%、炭酸ナトリウム24%、フマル酸40.25%、
ポリエチレングリコール(平均分子量6000)3.5
%、ブドウ糖5%、デキストリン1%、色素微量、香料
微量をあらかじめ混合しておいた(錠剤ベース)。
【0041】本錠剤成分48.6gをとり、その一辺が
48.5mmの略正方形の金型に充填し、中央部に凸部を
有する上杵を用いて、ゲージ圧200kg/cm2 でプレス
成形し、48.6gの本発明品たる錠剤を得た。
【0042】本錠剤は、その平面形状が一辺48.5mm
の略正方形でその厚さが16.4mm、表面の中央に設け
られた凹部開口縁部の径が25mm、その深さ方向の中央
部の径が15mm、その深さが12mm、かつその内壁が凸
曲面状の略逆円錐台形状のものであった。
【0043】製造例3 カプセル化物の製造 順次増大する3重ノズル(最内ノズル径0.2mm,中間
ノズル径0.28mm,最外ノズル0.35mm)を有する
装置を用いて、ショ糖脂肪酸エステル1.57%、香料
0.832%、及び水97.598%を混合して得られ
た水性分散体を最内ノズルより40ml/分で、香料を中
間ノズルより26.52ml/分で、また最外ノズルより
低分子量(平均分子量5万,粘度19mps)のゼラチン
28.5%、サッカロース28.5%、濃グリセリン
3.79%、水39.2%、赤色106号0.003%
の70℃に保った水溶液を14.27mlで10℃に冷却
したトリ(カプリル酸,カプリン酸)グリセリンに吐出
させ多層液滴を生成させ、35Hzの振動を与えることに
よりカプセル液滴を生成した。本カプセル液滴を12
℃、80%エタノール水溶液中で30分間脱水後タンブ
ラーを有する乾燥機で15℃、20%RHで16時間乾
燥後、更に35℃、20%RHにて24時間乾燥するこ
とにより、カプセル化物を得た。本製造により得られた
カプセル化物の内溶液組成は香料98%、ショ糖脂肪酸
エステル2%となった。また皮膜組成は低分子ゼラチン
46.875%、サッカロース46.875%、濃グリ
セリン6.245%、赤色106号0.005%となり
皮膜率は20%であった。カプセルの粒子径をマイクロ
メーターで測定したところ、平均粒子径は3.3mmであ
った。
【0044】製造例4 錠剤の製造 製造例2と同一の錠剤成分(錠剤ベース)を49.65
gとりその一辺が48.5mmの略正方形の金型に充填
し、中央部に凸型を有する上杵を用いて、ゲージ圧20
0kg/cm2 でプレス成形し、49.65gの本発明品た
る錠剤を得た。本錠剤は、その平面形状が一辺48.5
mmの略正方形でその厚さが16.5mm、表面の中央に設
けられた凹部開口縁部の径が25mm、その深さ方向の中
央部の径が5mm、その深さが8.5mm、かつその内壁が
凸曲面状の略逆円錐台形状のものであった。
【0045】実施例1〜6 カプセルの錠剤への定着: 実施例1 製造例1のカプセル化物1.04g(内容液0.83
g)をとり製造例2の錠剤の凹部に充填したところに、
60℃にて融解したポリオキシエチレン(POE)(1
60)ポリオキシプロピレン(POP)(30)グリコ
ール0.36gを添加後、25℃、45%RH下にて2
時間放冷することにより、カプセルを定着した錠剤(5
0g)を得た。
【0046】実施例2 製造例1のカプセル化物1.04g(内容液0.83
g)をとり製造例2の錠剤の凹部に充填したところに6
0℃にて融解したラウリン酸ジエタノールアミド0.3
6gを添加後、25℃、45%RH下にて2時間放冷す
ることによりカプセルを定着した錠剤(50g)を得
た。
【0047】実施例3 製造例1のカプセル化物1.04g(内容液0.83
g)をとり製造例2の錠剤の凹部に充填したところに、
ヒドロキシプロピルセルロース(36%)をエタノール
(64%)に溶解した液1gを添加後、25℃、45%
RH下にて16時間放置し、エタノールを除去すること
によりカプセルを定着した錠剤(50g)を得た。
【0048】実施例4 製造例3のカプセル化物0.25g(内溶液0.2g)
をとり製造例4の錠剤の凹部に充填したところに、60
℃にて融解したポリエチレングリコール1500を0.
1g添加後、25℃、45%RH下にて2時間放冷する
ことによりカプセルを定着した錠剤(50g)を得た。
【0049】実施例5 製造例3のカプセル化物0.25g(内溶液0.2g)
をとり製造例4の錠剤の凹部に充填したところに、60
%にて融解したPOE(40)モノステアリン酸エステ
ル0.1gを添加後、25℃45%RH下にて2時間放
冷することによりカプセルを定着した錠剤(50g)を
得た。
【0050】実施例6 製造例3のカプセル化物0.25g(内溶液0.2g)
をとり製造例4の錠剤の凹部に充填したところに、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロース(20%)をエタノー
ル(80%)に溶解した液0.5gを添加後、25℃4
5%RH下にて16時間放置しエタノールを除去するこ
とによりカプセルを定着した錠剤(50g)を得た。
【0051】比較例1 製造例1のカプセルの内容液と同組成(オクチルフタリ
ド55%、香料25%、テトラオレイン酸POE(6
0)ソルビット16%、POE(6)ステアリルエーテ
ル4%)の油性成分0.83gを、1.66gのデキス
トリンに吸油させ粉末化した。この粉末化物を、前述の
錠剤ベース47.51gと混合し、一辺48.5mmの略
正方形型の金型に充填し、ゲージ圧200kg/cm2 にて
プレス形成することにより、50gの錠剤を得た。
【0052】比較例2 製造例1のカプセル化物1.04g(内容液0.83
g)と製造例2の錠剤ベース48.96gと混合し、一
辺48.5mmの略正方形型の金型に充填し、ゲージ圧2
00kg/cm2 にてプレス成形することにより50gの錠
剤を得た。
【0053】比較例3 製造例2の錠剤ベース25gをとり一辺48.5mmの略
正方形型の金型に充填し、予圧をかけた後、製造例1の
カプセル化物1.04gをのせ、更に同じ錠剤ベース2
3.96g添加し、ゲージ圧200kg/cm2 にてプレス
成形し、50gの錠剤を得た。
【0054】比較例4 製造例3のカプセル化物の内容組成と同組成(香料98
%,ショ糖脂肪酸エステル2%)の油性成分0.2gを
0.4gのデキストリンに吸油し粉末化した。この粉末
化物を、前述の錠剤ベース49.4gと混合し、一辺4
8.5mmの略正方形の金型に充填し、ゲージ圧200kg
/cm2 でプレス成形することにより50gの錠剤を得
た。
【0055】比較例5 製造例3のカプセル化物0.25g(内溶液0.2g)
をとり前述の錠剤ベース49.75gと混合し、一辺4
8.5mmの略正方形の金型に充填し、ゲージ圧200kg
/cm2 でプレス成形することにより50gの錠剤を得
た。
【0056】比較例6 前述の錠剤ベース25gをとり一辺48.5mmの略正方
形の金型に充填し、予圧をかけた後、製造例3のカプセ
ル化物0.25g(内溶液0.2g)をのせ、更に同じ
錠剤ベース24.75gを添加し、ゲージ圧200kg/
cm2 でプレス成形することにより50gの錠剤を得た。
【0057】試験例1 実施例1〜6、及び比較例1〜6について浴槽において
40℃、150 lの浴湯に溶解し、匂い、しみ出し、
カプセルのわれについて下記評価基準により評価した。
結果を表1及び表2に示す。
【0058】
【表1】
【0059】
【表2】
【0060】<評価基準> ・溶解中の匂い立ち ○:匂い立ちがマイルド △:匂い立ちがややきつい ×:匂い立ちがきつい
【0061】・しみ出し ○:しみ出しなし △:しみ出しややあり ×:しみ出し著しくあり
【0062】・カプセルのわれ ○:なし △:ややあり ×:著しくあり
【0063】表1及び2から実施例の浴用剤はいずれも
錠剤の発泡溶解時の匂い立ちがマイルドであり、かつ、
カプセルのわれ、しみ出し等もないことがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萬 秀憲 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 錠剤の表面に設けた凹部内にカプセル化
    物を定着させたことを特徴とする錠剤型浴用剤。
  2. 【請求項2】 錠剤が発泡性錠剤である請求項1記載の
    浴用剤。
  3. 【請求項3】 カプセル化物の定着が、カプセル皮膜と
    錠剤凹部との間に30℃で固体であり浴湯中で溶解又は
    融解する物質を介在せしめることにより行なわれるもの
    である請求項1又は2記載の浴用剤。
  4. 【請求項4】 30℃で固体であり浴湯中で溶解する物
    質が、水溶性高分子及び/又は界面活性剤である請求項
    3記載の浴用剤。
  5. 【請求項5】 水溶性高分子及び/又は界面活性剤が、
    有機溶剤及び水のいずれにも溶解する物質である請求項
    4記載の浴用剤。
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