JPH0917586A - 無電極放電ランプ点灯回路及び照明装置 - Google Patents

無電極放電ランプ点灯回路及び照明装置

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JPH0917586A
JPH0917586A JP16494695A JP16494695A JPH0917586A JP H0917586 A JPH0917586 A JP H0917586A JP 16494695 A JP16494695 A JP 16494695A JP 16494695 A JP16494695 A JP 16494695A JP H0917586 A JPH0917586 A JP H0917586A
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JP
Japan
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discharge lamp
power supply
excitation coil
supply circuit
circuit
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JP16494695A
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Ichiro Yokozeki
一郎 横関
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直流高電圧阻止用のコイルを用いることな
く、励起コイルのコイル端電圧により無電極放電ランプ
内に小電力で放電を起こさせること。 【構成】 電源が投入されると、パルス生成回路9は直
流高電圧電源回路7から発生された高電圧からパルス状
の高電圧を生成して励起コイル5に印加する。これによ
り、励起コイル5から発生された極めてピーク値の大き
いパルス状の電磁界が無電極放電ランプ6に加えられ
て、無電極放電ランプ6の希ガスを電離する。この時前
記パルス生成回路9により生成された高電圧は同軸ケー
ブル3により鈍らされ、更にコンデンサ2により阻止さ
れるので、高周波電源1側には高電圧は印加されず、F
ET103、104が破壊されることを防止している。
これ以降高周波電源回路1から励起コイル5に実効高周
波電流が流れ始め、励起コイル5と無電極ランプ5内の
リング状放電路とが磁気結合し、その後無電極放電ラン
プ6をアーク転移させて全光で点灯する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無電極放電ランプに電磁
エネルギーを注入して前記ランプを点灯させる無電極放
電ランプ点灯回路及びこの点灯回路を用いた照明装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無電極放電ランプ点灯回路は例え
ば図6に示すような構成を有している。回路に電源が投
入されると、電源回路101から所定の直流電圧がFE
T103、104に供給される。これに伴ってドライブ
回路102が起動して、ドライブ回路102からFET
103、104のゲートにスイッチング制御信号が入力
されるため、FET103、104がスイッチングして
高周波電流を発生する。
【0003】この高周波電流はコンデンサ2、同軸ケー
ブル3を通して励起コイル5側に供給される。当初、コ
ンデンサ4と励起コイル5の並列共振部には大きな無効
電流が流れるため、この励起コイル5の自己誘導によっ
て両端に高電圧が発生するが、この時、スイッチ8がオ
ンになっているため、前記励起コイル5に発生した高電
圧は始動回路17を構成するコンデンサC0、C1、コ
イルL及び制動抵抗R側に印加される。但し、コンデン
サC0、C1、コイルL及び制動抵抗Rは始動回路の共
振回路を形成している。
【0004】これにより、始動回路17を形成する共振
回路により更に高い電圧(2KV程度)が発生し、この
高電圧が電極13に印加される。このため、ガスプロー
ブ16に補助放電が発生し、この補助放電が無電極放電
ランプ6内に侵入して、この無電極放電ランプ6内の希
ガスを電離する。
【0005】このような状態になると、励起コイル5に
も実効高周波電流が流れ始め、この励起コイル5により
発生される静電界によって無電極放電ランプ6内にリン
グ状の放電路が形成される。この時点で、スイッチ8は
オフとなり、電極13への高電圧印加が停止される。無
電極放電ランプ6内に形成されたリング状の放電路は励
起コイル5と磁気結合するため、励起コイル5に流れる
実効高周波電流は更に大きくなって、この励起コイル5
に発生する電磁エネルギーが前記リング状の放電路を通
して無電極放電ランプ6内に注入され、前記リング状の
放電灯をアーク転移させて、無電極放電ランプ6を全光
で点灯する。
【0006】しかし、上記のような従来の無電極放電ラ
ンプ点灯回路では、無電極放電ランプ始動時、即ちスイ
ッチ8がオンになっている間、ガスプーブ16の電極1
3に絶えず高電圧が印加されるため、始動回路17を構
成するコンデンサやコイルはその絶縁耐力の大きな物を
使用しなければならず、前記コンデンサやコイルはサイ
ズが大きく且つ高価なものになっていた。
【0007】又、制動抵抗Rをなくして、始動時に必要
な電力を小さくした小電力スタート方式にしたい場合、
制動抵抗Rがなくなった分、始動回路17や励起コイル
5から成る負荷側のQが大きくなるため、回路の調整が
困難になると共に、調整ができても、始動時の動作が不
安定で、ちょっとした回路定数の変動でFET103、
104側に大電流が流れて高周波電源回路が破壊されて
しまう等の事故が発生する恐れがあり、安定な動作が期
待できなかった。尚、コンデンサやコイルのサイズが大
きいと、その分浮遊容量なども大きくなって、始動回路
17を精度良く設計することができなくなるため、上記
した調整を更に困難にする要因になっている。
【0008】そこで、図7に示すような小電力スタート
方式の無電極放電ランプ点灯回路が開発されている。電
源が投入されると、直流高電圧電源回路7から直流高電
圧が出力され、この直流高電圧が抵抗91とコンデンサ
92で形成される時定数回路を通して充放電コンデンサ
92に充電され、充電電圧が放電ギャップ93の放電電
圧に到達すると、放電ギャップ93が放電し、コンデン
サ92の電荷が電磁界発生手段を形成する励起コイル5
及び放電ギャップ93を通して放電する。この際、電磁
界発生手段の励起コイル5にピーク電流値の大きなラン
プ始動用パルス電流が急激に流れることになり、電磁界
発生手段に極めてピーク値の大きいパルス状の電磁界が
発生して無電極放電ランプ6に加えられる。
【0009】この結果、無電極放電ランプ20のバルブ
内の水銀蒸気を強力に励起又は再励起してバルブ内にプ
ラズマを発生させ、該ランプ6を始動又は再始動させる
ことになる。このような回路では始動回路がないため、
小電力スタートに適し、しかも、電磁界発生手段を形成
する共振回路のQ(負荷側のQに同じ)も比較的低く抑
えられるため、安定な始動を行なうことができる。
【0010】ここで、コイル19は始動用の直流高電圧
電源回路7から発生される直流高電圧が高周波電源回路
1側にまともに掛からないようして、高周波電源回路1
側のスイッチ素子を保護するために挿入されている。し
かも、このコイル19は電磁界発生手段を形成する励起
コイル5側に高周波電流を流さなければならないため、
その制作は容易でなく、又、手巻きで作られるため、価
格が高くなると共に精度の良いものが得られないのが現
状である。従って、コイル19を使用して前記直流高電
圧を阻止するのは実用的な構成とはいえない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】安定な始動性を確保し
つつ小電力スタートに適した無電極放電ランプ点灯装置
として、励起コイルのコイル端電圧により無電極放電ラ
ンプ6内に放電を起こさせて、無電極放電ランプを始動
するものがある。しかし、この装置では、始動時にコイ
ル端電圧を発生する直流高電圧電源が必要であると共
に、この直流高電圧電源から発生される直流高電圧が高
周波電源側に印加されないようにするコイルが必要とな
る。
【0012】しかし、この直流高電圧阻止用のコイルは
励起コイル側に高周波電流を流さなければならないた
め、その制作は容易でなく、又、手巻きで作られるた
め、価格が高くなると共に精度の良いものが得られない
のが現状であり、前記コイルで直流電圧を阻止する構成
は実用的でないという問題点があった。
【0013】そこで本発明は上記の問題点を解決するた
めになされたもので、直流高電圧阻止用のコイルを用い
ることなく、励起コイルのコイル端電圧により無電極放
電ランプ内に小電力で放電を起こさせることができる無
電極放電ランプ点灯回路及びこの点灯装置を用いて小電
力で確実に該ランプを点灯することができる照明装置を
提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、高周
波電流を発生する高周波電源回路と、この高周波電源回
路から出力される高周波電流が流れる励起コイルと、前
記高周波電源回路から発生された高周波電流を前記励起
コイルに伝送する同軸ケーブルと、直流高電圧を発生す
る直流高電圧電源回路と、この直流高電圧電源回路から
発生される直流高電圧からパルス状の高電圧を生成して
前記励起コイルに印加するパルス生成回路とを具備して
いる。
【0015】請求項2の発明は、高周波電流を発生する
高周波電源回路と、この高周波電源回路から出力される
高周波電流が流れる励起コイルと、この励起コイルから
電磁エネルギーを注入されて発光する放電ランプと、前
記高周波電源回路から発生された高周波電流を前記励起
コイルに伝送する同軸ケーブルと、直流高電圧を発生す
る直流高電圧電源回路と、この直流高電圧電源回路から
発生された直流高電圧からパルス状の高電圧を生成して
前記励起コイルに印加するパルス生成回路とを具備して
いる。
【0016】請求項3の発明は、前記直流高電圧電源回
路から発生される直流高電圧を前記パルス生成回路側へ
伝送するケーブルを具備している。
【0017】請求項4の発明は、前記直流高電圧電源回
路とパルス生成回路の代わりにパルス状の高電圧を発生
してこれを前記励起コイルに印加するパルス電源回路を
具備している。
【0018】請求項5の発明は、前記高周波電源回路と
前記同軸ケーブルとの間に挿入されるコンデンサを具備
している。
【0019】請求項6の発明は、高周波電流を発生する
高周波電源回路と、前記高周波電源回路から出力される
高周波電流が流れる励起コイルと、この高周波電源回路
から発生された高周波電流を前記励起コイルに伝送する
同軸ケーブルと、2個の補助管がバルブ表面の対称位置
に接続された放電ランプと、前記2個の補助管の各先端
部に配置されて前記励起コイルの両端の電圧をそれぞれ
に印加する電極とを具備している。
【0020】請求項7の発明は、高周波電流を発生する
高周波電源回路と、前記高周波電源回路から出力される
高周波電流が流れる励起コイルと、この高周波電源回路
から発生された高周波電流を前記励起コイルに伝送する
同軸ケーブルと、2個の補助管がバルブ表面の対称位置
に接続された放電ランプと、前記2個の補助管の各先端
部に配置されて前記励起コイルの両端の電圧をそれぞれ
に印加する電極と、これら電極のいずれか一方と前記励
起コイルの一端との間に2次側が挿入されるトランス
と、このトランスの一次側に交流電流を供給する交流電
源回路とを具備している。
【0021】請求項8の発明は、前記高周波電源回路と
前記同軸ケーブルとの間に挿入されるコンデンサを具備
している。
【0022】請求項9の発明は、前記請求項1乃至8い
ずれか記載の無電極放電ランプ点灯回路と、この無電極
放電ランプ点灯回路を収納する筐体とを具備している。
【0023】請求項10の発明は、前記請求項1乃至8
いずれか記載の無電極放電ランプ点灯回路と、この無電
極放電ランプ点灯回路を収納する筐体と、放電ランプと
を具備している。
【0024】
【作用】請求項1の発明において、高周波電源回路から
発生した高周波電流は同軸ケーブルを通して励起コイル
に供給される。これと同時に、直流高電圧電源回路から
発生された直流高電圧がパルス生成回路に供給される。
パルス生成回路は前記直流高電圧電源回路から発生され
る直流高電圧によって前記励起コイルにパルス状の高電
圧を印加する。このため、励起コイルから極めてピーク
値の大きいパルス状の電磁界が発生される。この時、前
記パルス生成回路9により生成された高電圧は前記同軸
ケーブルにより鈍らされ、高周波電源回路側に高電圧が
印加されないようにする。
【0025】請求項2の発明において、高周波電源回路
から発生した高周波電流は同軸ケーブルを通して励起コ
イルに供給される。これと同時に、直流高電圧電源回路
から発生された直流高電圧がパルス生成回路に供給され
る。パルス生成回路は前記直流高電圧電源回路から発生
される直流高電圧からパルス状の高電圧を前記励起コイ
ルに印加する。このため、励起コイルから極めてピーク
値の大きいパルス状の電磁界が発生し、放電ランプの希
ガスを電離する。この時、前記パルス生成回路9により
生成された高電圧は前記同軸ケーブルにより鈍らされ、
高周波電源回路側に高電圧が印加されないようにする。
その後、前記励起コイルに流れる前記高周波電流により
発生する電磁エネルギーが前記ランプに注入されてこの
放電ランプを発光させる。
【0026】請求項3の発明において、ケーブルは前記
直流高電圧電源回路から発生される直流高電圧を前記パ
ルス生成回路側へ伝送する。
【0027】請求項4の発明において、パルス電源回路
は前記直流高電圧電源回路とパルス生成回路の代わりに
パルス状の高電圧を発生してこれを前記励起コイルに印
加する。
【0028】請求項5の発明において、前記高周波電源
回路と前記同軸ケーブルとの間に挿入されたコンデンサ
は前記直流高電圧電源回路から発生される直流高電圧を
完全に阻止して高周波電源回路側に掛からないようにす
る。
【0029】請求項6の発明において、高周波電源回路
から発生した高周波電流は同軸ケーブルを通して励起コ
イルに供給される。当初、励起コイルには無効電流が流
れ自己誘導により高電圧が発生し、この高電圧が放電ラ
ンプに接続されている2個の補助管の先端に配置されて
いる各電極に印加される。これにより、2個の補助管に
放電が生じ、放電ランプ内の希ガスが電離し易くなる。
この時、前記励起コイルに発生した高電圧は前記同軸ケ
ーブルにより鈍らされ、高周波電源回路側に印加されな
い。その後、前記励起コイルに流れる前記高周波電流に
より発生する電磁エネルギーが前記ランプに注入されて
この放電ランプを発光させる。
【0030】請求項7の発明において、高周波電源回路
から発生した高周波電流は同軸ケーブルを通して励起コ
イルに供給される。これと同時に、交流電源回路はトラ
ンスの一次側に交流電流を供給するため、このトランス
の2次側に高電圧が発生し、この高電圧が放電ランプに
接続されている2個の補助管の先端に配置されている各
電極に前記励起コイルを介して印加される。これによ
り、2個の補助管に放電が生じ、放電ランプ内の希ガス
が電離し易くなる。この時、前記トランスの2次側に発
生した高電圧は前記同軸ケーブルにより鈍らされ、高周
波電源回路側に印加されない。その後、前記励起コイル
に流れる前記高周波電流により発生する電磁エネルギー
が放電ランプに注入されてこの放電ランプを発光させ
る。
【0031】請求項8の発明において、前記高周波電源
回路と前記同軸ケーブルとの間に挿入されたコンデンサ
は前記放電ランプの補助管の先端に配置される電極に印
加される高電圧を完全に阻止して高周波電源回路側に印
加されないようにする。
【0032】請求項9の発明において、筐体内に収納さ
れた前記請求項1乃至8いずれか記載の無電極放電ラン
プ点灯回路は後から取り付けられる放電ランプを点灯す
る。
【0033】請求項10の発明において、筐体内に収納
された前記請求項1乃至8いずれか記載の無電極放電ラ
ンプ点灯回路は放電ランプを点灯する。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は第1の実施例を示す回路図である。図1に
おいて、1は高周波電流を発生する高周波電源回路で、
直流電圧をFET103、104に供給する電源回路1
01と、FET103、104をスイッチングするドラ
イブ回路102と、直流電流をスイッチングすることに
より高周波電流を発生する電界効果トランジスタ(FE
T)103、104を有している。2は直流高電圧電源
回路7から発生された直流高電圧を阻止するための高電
圧阻止用コンデンサ、3はFET103、104から出
力される高周波電流を励起コイル5側に伝送する同軸ケ
ーブル、4は励起コイル5の力率改善用のコンデンサ、
5は無電極放電ランプ6に電磁エネルギーを注入する励
起コイル、6は希ガスが封入された無電極放電ランプ、
7は始動用の無電極放電ランプ6を始動するための直流
高電圧を発生する直流高電圧電源回路、8は直流高電圧
電源回路7から発生された高電圧を放電ギャップ93側
に伝送するケーブル、9は始動時に無電極放電ランプ6
内の希ガスを電離させるための高電圧パルスを生成する
パルス生成回路で、充電時のコンデンサ92の最大端子
電圧を決めると共に前記電圧を越えると放電して導通す
る放電ギャップ93、放電ギャップ93の放電間隔を決
める時定数回路を構成する抵抗91及び放電ギャップ9
3の放電間隔を決める時定数回路を構成するコンデンサ
92を有している。
【0035】次に本実施例の動作について説明する。電
源が投入されると、直流高電圧電源回路7から直流高電
圧が発生され、この高電圧がケーブル8、抵抗91を通
してコンデンサ92に印加される。コンデンサ92の端
子電圧は前記時定数回路で決まる速度で上昇し、この端
子電圧が励起コイル5を通して放電ギャップ93に印加
される。
【0036】この放電ギャップ93に印加される電圧が
所定電圧以上になると、この放電ギャップ93が放電し
て、コンデンサ92に蓄えられていた電荷が励起コイル
5を通して短時間に放電されることになる。放電ギャッ
プ93は前記時定数回路できまる周期にてサイクリック
に放電し、その度に、励起コイル5のコイル端電圧によ
って極めてピーク値の大きいパルス状の電磁界が発生す
る。このパルス状の電磁界は無電極放電ランプ6に加え
られて、無電極放電ランプ6内の希ガスを励起してプラ
ズマを発生させる。尚、直流高電圧電源回路7は例えば
倍電圧整流回路を多段に接続して構成され、小型で一般
的な回路である。
【0037】ここで、上記した無電極放電ランプ6の始
動時に、直流高電圧電源回路7から出力された高電圧は
コンデンサ92の端子電圧の上昇と共に、同軸ケーブル
3を介してコンデンサ2側に掛かるが、この高電圧は同
軸ケーブル3のインダクタンス成分により鈍ってコンデ
ンサ2に印加され、更にコンデンサ2によりFET10
3、104側への印加が完全に阻止される。
【0038】一方、前記電源が投入されると、電源回路
101から所定の直流電圧がFET103、104に供
給される。これに伴ってドライブ回路102が起動し
て、ドライブ回路102からFET103、104のゲ
ートにスイッチング制御信号が入力されるため、FET
103、104がスイッチングして高周波電流を発生す
る。この高周波電流はコンデンサ2、同軸ケーブル3を
通して励起コイル5側に供給され、当初、励起コイル5
には無効電流が流れる。
【0039】その後、励起コイル5から上記したパルス
状の電磁界が無電極放電ランプ6に加えられて、無電極
放電ランプ6内にプラズマが発生すると、励起コイル5
に実効高周波電流が流れ始め、この励起コイル5により
発生される静電界によって無電極放電ランプ6内にリン
グ状の放電路が形成される。無電極放電ランプ6内に形
成されたリング状の放電路は励起コイル5と磁気結合し
て、励起コイル5に流れる実効高周波電流は更に大きく
なるため、この励起コイル5に発生する電磁エネルギー
が前記リング状の放電路を通して無電極放電ランプ6内
に注入され、前記リング状の放電灯をアーク転移させ
て、無電極放電ランプ6を全光で点灯させる。この無電
極放電ランプ6が点灯すると、直流高電圧電源回路7は
高電圧の発生を停止して、無電極放電ランプ6の始動動
作が停止される。
【0040】本実施例によれば、無電極放電ランプ6の
始動時に、直流高電圧電源回路7から出力された直流高
電圧が高周波電源回路1を構成するFET103、10
4側に印加されるのを、同軸ケーブル3のインダクタン
ス分とコンデンサ2で阻止しているため、FET10
3、104が前記直流高電圧により破壊されるのを防止
でき、高周波電源回路1側に悪影響を与えず、無電極放
電ランプ6を始動することができる。
【0041】しかも、同軸ケーブル3は点灯時の無電極
放電ランプ6の発熱から高周波電源側を守るためと、無
電極放電ランプ6と高周波電源回路1を引き離すため
と、無電極放電ランプ6の配置の自由度を確保するため
に従来から設けられているため、同軸ケーブル3をコイ
ル代わりに使用しても、何等のコスト上昇要因にはなら
ないため、励起コイル5のコイル端電圧を利用して始動
回路を省略する方式の装置を極めて安価に構成すること
ができる。
【0042】又、始動回路がないため、小電力の始動が
可能であると共に、励起コイル5を含む負荷側のQを極
めて低く抑えることができるため、回路定数の多少の変
動に対しても安定に動作して、無電極放電ランプ6を確
実に点灯させることができる。更に、高周波電源回路1
側は始動時に高圧を発生する必要がなく、各部品の絶縁
耐力が低くても良いため、各部品をコンパクトにするこ
とができるので、点灯装置を小型化できると共に、設計
の精度を上げて無電極放電ランプ6を確実に点灯させる
ことができる安定な回路をバラツキなく制作することが
できる。
【0043】図2は第2の実施例を示す回路図である。
図2において、10は励起コイル5に高電圧のコイル端
電圧をパルス的に供給するパルス電源回路、11は無電
極放電ランプ6の始動時にオンする始動スイッチであ
る。他の部品は前実施例と同一の機能を備えているの
で、説明は省略する。
【0044】次に本実施例の動作について説明する。電
源が投入されると同時に、始動スイッチ11がオンにな
り、パルス電源回路10から周期的に発生される高圧の
パルス電圧が励起コイル5に印加される。高圧のパルス
電圧が印加される度に、励起コイル5のコイル端電圧に
よって極めてピーク値の大きいパルス状の電磁界が発生
する。このパルス状の電磁界は無電極放電ランプ6に加
えられて、無電極放電ランプ6の希ガスを励起してプラ
ズマを発生させる。この時、パルス電源回路10から出
力された高電圧は同軸ケーブル3を介してコンデンサ2
側にパルス的に掛かるが、この高電圧パルスは同軸ケー
ブル3のインダクタンス成分により鈍ってコンデンサ2
に印加され、更にコンデンサ2によりFET103、1
04側への印加が完全に阻止される。
【0045】無電極放電ランプ6内にプラズマを発生す
ると、FET103、104側から励起コイル5に実効
高周波電流が流れ始め、この励起コイル5により発生さ
れる静電界によって無電極放電ランプ6内にリング状の
放電路が形成され、この放電路は励起コイル5と磁気結
合する。これにより、励起コイル5に発生する電磁エネ
ルギーが前記リング状の放電路を通して無電極放電ラン
プ6内に注入され、前記リング状の放電灯をアーク転移
させて、無電極放電ランプ6を全光で点灯させる。この
無電極放電ランプ6が点灯すると、始動スイッチ11が
オフとなると共に、パルス電源回路10の動作が停止す
る。
【0046】本実施例によれば、始動時に励起コイル5
に供給する高電圧パルスを小型のパルス電源回路10に
より発生させる構成のため、直流高電圧電源回路とパル
ス生成回路を前記パルス電源回路10内にまとめたこと
になって始動用の高圧発生回路を極めて簡単且つ小型に
することができるため、このパルス電源回路10を無電
極放電ランプ6側に設置することができる。これによ
り、ランプ始動用の高電圧を無電極放電ランプ6側に伝
送するケーブルを省略でき、無電極放電ランプ6を所定
の位置に配置する際のケーブルの引き回しスペースの確
保を容易にすることができる。他の効果は前実施例の効
果と同様である。尚、同軸ケーブル3によりパルス状高
電圧電源回路7から出力されたパルス状高電圧を十分に
鈍らせることができれば、コンデンサ2を省略すること
もできて、しかも上記と同様の効果を得ることができ
る。
【0047】図3は第3の実施例を示す回路図である。
図3において、12a、bは無電極放電ランプ6のバル
ブ表面に上下対称に接続された補助管で、無電極放電ラ
ンプ6よりも低い圧力の希ガスが封入されている。13
は補助管12a、bの両先端部に配置されている電極で
ある。他の部品は前実施例と同一の機能を備えているの
で、説明は省略する。
【0048】次に本実施例の動作について説明する。前
記電源が投入されると、電源回路101から所定の直流
電圧がFET103、104に供給される。これに伴っ
てドライブ回路102が起動して、ドライブ回路102
からFET103、104のゲートにスイッチング制御
信号が入力されるため、FET103、104がスイッ
チングして高周波電流を発生する。この高周波電流はコ
ンデンサ2、同軸ケーブル3を通して励起コイル5側に
供給される。当初、励起コイル5には無効電流が流れ
て、励起コイル5の自己誘導によりこのコイルの両端に
比較的高い電圧が発生し、この電圧が補助管12a、b
の両先端部に配置されている電極13に印加される。
【0049】補助管12a、b内に封入されている希ガ
スのガス圧は蛍光灯と同じ位低いので、前記励起コイル
5の両端に発生した比較的高い電圧により容易に放電す
る。これにより、無電極放電ランプ6の両側で放電が起
こっている状態になり、このような状態になると、無電
極放電ランプ6内の希ガスも極めて低い電圧で放電を起
こして電離する。無電極放電ランプ6内の希ガスが電離
すると、励起コイル5に実効高周波電流が流れ始め、こ
の励起コイル5により発生される静電界によって無電極
放電ランプ6内にリング状の放電路が形成される。無電
極放電ランプ6内に形成されたリング状の放電路は励起
コイル5と磁気結合するため、励起コイル5に流れる実
効高周波電流は更に大きくなって、この励起コイル5に
発生する電磁エネルギーが前記リング状の放電路を通し
て無電極放電ランプ6内に注入され、前記リング状の放
電灯をアーク転移させて、無電極放電ランプ6を全光で
点灯させる。
【0050】同軸ケーブル3をコイル代わりに使用して
いるため、極めて安価に回路を構成することができる。
又、始動時に無電極放電ランプに掛ける電圧を励起コイ
ル5で発生しているため、回路が簡単化でき、回路の信
頼性を高めることができる。
【0051】又、本例も始動回路がないため、小電力の
始動が可能であると共に、励起コイル5を含む負荷側の
Qを極めて低く抑えることができるので、回路定数の多
少の変動に対しても安定に動作して、無電極放電ランプ
6を確実に点灯させることができる。同様に高周波電源
回路1側は始動時に高圧を発生する必要がなく、各部品
の絶縁耐力が低くても良いため、各部品をコンパクトに
することができるので、点灯回路を小型化できると共
に、設計の精度を上げて無電極放電ランプ6を確実に点
灯させることができる回路をバラツキなく制作すること
ができる。
【0052】図4は第4の実施例を示す回路図である。
図4において、14は始動用の交流電流を発生する交流
電源回路、15は励起コイル5側に始動用の高圧電流を
流すためのトランスである。他の部品は第3の実施例と
同一の機能を備えているので、説明は省略する。
【0053】本実施例の動作について説明する。装置に
電源が投入されると、交流電源回路14は交流電流を発
生して、これをトランス15の1次側に供給する。これ
により、トランス15の2次側に高電圧が発生し、この
高電圧が補助管12a、bの両先端に配置された電極1
3に印加される。補助管12a、b内に封入されている
希ガスのガス圧は蛍光灯と同じ位高いので、前記高電圧
が前記電極13に印加されると、補助管12a、b内で
容易に放電が生じる。これにより、無電極放電ランプ6
の両側で放電が起こっている状態になり、このような状
態になると、無電極放電ランプ6内の希ガスも極めて低
い電圧で放電を起こして電離する。この時、励起コイル
5の両端に発生した比較的高い電圧は同軸ケーブル3と
コンデンサ2により鈍らされ、高周波電源1側のFET
103、104には前記高電圧は印加されず、FET1
03、104が破壊されることを防止している。
【0054】一方、前記電源が投入されると、高周波電
源回路1から高周波電流を発生し、この高周波電流はコ
ンデンサ2、同軸ケーブル3を通して励起コイル5側に
供給される。これにより、無電極放電ランプ6内の希ガ
スが電離すると、励起コイル5に実効高周波電流が流れ
始め、その後、無電極放電ランプ6が全光で点灯する。
【0055】本実施例によれば、無電極放電ランプ6の
始動時に、補助管12a、bに放電を起こさせるための
高電圧を発生する交流電源回路14とトランス15を備
えているので、励起コイル5に高周波電流を供給する高
周波電源回路1を含む主回路の電流容量は第3の実施例
のそれに比べて小さくて済むため、この分、主回路を構
成する部品をコンパクトにでき、設計の精度を上げるこ
とができる。これにより、第3の実施例よりも更に無電
極放電ランプ6の始動を確実とした安定性の良好な回路
を制作することができる。他の効果は第3の実施例と同
様である。
【0056】尚、上記実施例で説明したいずれかの無電
極放電ランプ点灯回路を筐体に収納して照明装置を構成
すれば、小電力で確実に放電ランプを点灯することがで
きる信頼性の高い装置を得ることができる。
【0057】図5は本発明の照明装置の一実施例を示し
た図である。耐熱プラスチックまたは金属で円形状に形
成された板部材としてのベースプレート41の下面中心
には、ソケット46を介して無電極放電ランプ(以下単
にランプと称する)6が設けられている。
【0058】又、ベースプレート41の下面には、励起
コイル5の基端がビス止めされており、この励起コイル
5がランプ6の外周部に2回巻き付けられている。又、
ランプ6及び励起コイル5はアクリル樹脂で半球状に形
成されたカバー42で覆われており、カバー42の上端
縁がベースプレート41の外周部に固定されている。こ
のカバー42は、ランプ6の配光を調整すると共に、ラ
ンプ6及び励起コイル5に手が触れるのを防いだり、塵
埃や虫が侵入するのを防いでいる。ベースプレート41
とカバー42等が本照明装置の筐体を構成している。
【0059】一方、ベースプレート41の上面には実装
基板43が立設されており、この実装基板43には図1
に示した本発明の無電極放電ランプ点灯回路を構成する
電子部品が搭載されている。上記した無電極放電ランプ
点灯回路から励起コイル5に高周波電流が供給されてラ
ンプ6が点灯される。尚、44は外部放熱器で、ヒート
パイプ45を通して伝達されてくるランプ6の発熱を外
部に放散する。
【0060】本実施例によれば、図1に示した無電極放
電ランプ点灯回路を搭載しているため、無電極放電ラン
プ6を確実且つ安定に点灯できると共に装置の価格を低
く抑えることができる。
【0061】
【発明の効果】以上記述した如く請求項1又は2の発明
によれば、直流高電圧阻止用のコイルを用いることな
く、励起コイルのコイル端電圧により無電極放電ランプ
内に小電力で放電を起こさせることができるため、小電
力で確実且つ安定に始動する点灯回路を安価に作ること
ができる。
【0062】請求項3の発明によれば、直流高電圧電源
回路をランプ側から離して設置することができ、前記ラ
ンプの発熱による悪影響を排除することができる。
【0063】請求項4の発明によれば、放電ランプを始
動する高電圧を放電ランプ側に伝送するケーブルをなく
して、ケーブルの配線スペースを無くすことができる。
【0064】請求項5又は8の発明によれば、コンデン
サにより放電ランプ始動時の高電圧が高周波電源側に印
加されるのを完全に阻止することができる。
【0065】請求項6の発明によれば、直流高電圧阻止
用のコイルを用いることなく、励起コイルのコイル端電
圧により無電極放電ランプ内に小電力で放電を起こさせ
ることができるため、小電力で確実且つ安定に始動する
点灯回路を安価に作ることができ、しかも、始動時に無
電極放電ランプに掛ける電圧を発生する回路が簡単化で
き、回路の信頼性を高めることができる。
【0066】請求項7の発明によれば、直流高電圧阻止
用のコイルを用いることなく、励起コイルのコイル端電
圧により無電極放電ランプ内に小電力で放電を起こさせ
ることができるため、小電力で確実に且つ安定に始動す
る点灯回路を安価に作ることができ、しかも、無電極放
電ランプを点灯させる主回路の部品をよりコンパクトに
できるため、回路の設計精度を高めることができる。
【0067】請求項9又は10の発明によれば、無電極
放電ランプを確実且つ安定に点灯できると共に装置の価
格を低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無電極放電ランプ点灯回路の第1の実
施例を示した回路図。
【図2】本発明の無電極放電ランプ点灯回路の第2の実
施例を示した回路図。
【図3】本発明の無電極放電ランプ点灯回路の第3の実
施例を示した回路図。
【図4】本発明の無電極放電ランプ点灯回路の第4の実
施例を示した回路図。
【図5】本発明の照明装置の一実施例を示した図
【図6】従来の無電極放電ランプ点灯回路の一例を示し
た回路図。
【図7】従来の無電極放電ランプ点灯回路の他の例を示
した回路図。
【符号の説明】
1…高周波電源回路 2…コンデンサ 3…同軸ケーブル 5…励起コイル 6…無電極放電ランプ 7…直流高
電圧電源回路 8…ケーブル 9…パルス生成
回路 10…パルス電源回路 12a、b…補
助管 13…電極 14…交流電源
回路 15…トランス

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波電流を発生する高周波電源回路
    と;この高周波電源回路から出力される高周波電流が流
    れる励起コイルと;前記高周波電源回路から発生された
    高周波電流を前記励起コイルに伝送する同軸ケーブル
    と;直流高電圧を発生する直流高電圧電源回路と;この
    直流高電圧電源回路から発生される直流高電圧からパル
    ス状の高電圧を生成して前記励起コイルに印加するパル
    ス生成回路と;を具備したことを特徴とする無電極放電
    ランプ点灯回路。
  2. 【請求項2】 高周波電流を発生する高周波電源回路
    と;この高周波電源回路から出力される高周波電流が流
    れる励起コイルと;この励起コイルから電磁エネルギー
    を注入されて発光する放電ランプと;前記高周波電源回
    路から発生された高周波電流を前記励起コイルに伝送す
    る同軸ケーブルと;直流高電圧を発生する直流高電圧電
    源回路と;この直流高電圧電源回路から発生された直流
    高電圧からパルス状の高電圧を生成して前記励起コイル
    に印加するパルス生成回路と;を具備したことを特徴と
    する無電極放電ランプ点灯回路。
  3. 【請求項3】 前記直流高電圧電源回路から発生される
    直流高電圧を前記パルス生成回路側へ伝送するケーブル
    を具備したことを特徴とする請求項1又は2記載の無電
    極放電ランプ点灯回路。
  4. 【請求項4】 前記直流高電圧電源回路とパルス生成回
    路の代わりにパルス状の高電圧を発生してこれを前記励
    起コイルに印加するパルス電源回路を具備したことを特
    徴とする請求項1又は2記載の無電極放電ランプ点灯回
    路。
  5. 【請求項5】 前記高周波電源回路と前記同軸ケーブル
    との間に挿入されるコンデンサを具備したことを特徴と
    する請求項1乃至4いずれか記載の無電極放電ランプ点
    灯回路。
  6. 【請求項6】 高周波電流を発生する高周波電源回路
    と;前記高周波電源回路から出力される高周波電流が流
    れる励起コイルと;この高周波電源回路から発生された
    高周波電流を前記励起コイルに伝送する同軸ケーブル
    と;2個の補助管がバルブ表面の対称位置に接続された
    放電ランプと;前記2個の補助管の各先端部に配置され
    て前記励起コイルの両端の電圧をそれぞれに印加する電
    極と;を具備したことを特徴とする無電極放電ランプ点
    灯回路。
  7. 【請求項7】 高周波電流を発生する高周波電源回路
    と;前記高周波電源回路から出力される高周波電流が流
    れる励起コイルと;この高周波電源回路から発生された
    高周波電流を前記励起コイルに伝送する同軸ケーブル
    と;2個の補助管がバルブ表面の対称位置に接続された
    放電ランプと;前記2個の補助管の各先端部に配置され
    て前記励起コイルの両端の電圧をそれぞれに印加する電
    極と;これら電極のいずれか一方と前記励起コイルの一
    端との間に2次側が挿入されるトランスと;このトラン
    スの一次側に交流電流を供給する交流電源回路と;を具
    備したことを特徴とする無電極放電ランプ点灯回路。
  8. 【請求項8】 前記高周波電源回路と前記同軸ケーブル
    との間に挿入されるコンデンサを具備したことを特徴と
    する請求項6又は7記載の無電極放電ランプ点灯回路。
  9. 【請求項9】 前記請求項1乃至8いずれか記載の無電
    極放電ランプ点灯回路と;この無電極放電ランプ点灯回
    路を収納する筐体と;を具備したことを特徴とする照明
    装置。
  10. 【請求項10】 前記請求項1乃至8いずれか記載の無
    電極放電ランプ点灯回路と;この無電極放電ランプ点灯
    回路を収納する筐体と;放電ランプと;を具備したこと
    を特徴とする照明装置。
JP16494695A 1995-06-30 1995-06-30 無電極放電ランプ点灯回路及び照明装置 Withdrawn JPH0917586A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005032219A1 (en) * 2003-09-26 2005-04-07 Vicious Power Pty Ltd Arc lamp improvements

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