JPH09175306A - カバー組立体 - Google Patents

カバー組立体

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JPH09175306A
JPH09175306A JP8318528A JP31852896A JPH09175306A JP H09175306 A JPH09175306 A JP H09175306A JP 8318528 A JP8318528 A JP 8318528A JP 31852896 A JP31852896 A JP 31852896A JP H09175306 A JPH09175306 A JP H09175306A
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ジョン・ディー・グレイ
Michael Larson
マイケル・ラーソン
Salvatore J Moceri
サルバトール・ジェイ・モセリ
Michael Gorman
マイケル・ゴーマン
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/215Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のエアバッグ拘束装置を車両の乗客区画
に隠蔽するためのカバー組立体において一体化または非
可視的エアバッグドア装置に適当な係留装置を提供す
る。 【解決手段】 本発明のエアバッグ拘束装置を車両の乗
客区画に隠蔽するためのカバー組立体は、下層の支持体
およびエアバッグドア基板を有する。ドア基板は、支持
体の対向縁部にあるスロット内に配される可撓性のタブ
により閉鎖位置に保持される。エアバッグが膨張すると
き、エアバッグはドア基板に係合しタブをスロットから
押し出して、ドア基板を解放する。ついで、ドア基板
は、枢動して開放し、被覆を破り、カバー組立体中にエ
アバッグを配備するための開口を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアバッグ拘束装
置に関し、特定すると、車両の乗客区画にエアバッグ拘
束装置を隠蔽するためのカバー組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】1982年5月4日付でHansjurgen Scolz等
に発行された米国特許第4,327,937 号は、ガスクッショ
ン用の下方に折畳み可能な被覆体を開示している。被覆
体はパディング層より成るが、このパディング層はその
発砲材料により囲まれた非常に強い合成プラスティック
材料より成るメッシュ補強材を有している。パディング
層は、外部装飾フィルムと内部フィルムにより被覆され
ており、ボディー部品の溝に嵌合するフランジで終端し
ており、被覆体の離脱端部に係留装置を提供する。ガス
クッションが膨張するとき、被覆体は最初外方に湾曲
し、フランジが溝から離れるに至る。ついで、被覆体
は、ヒンジとして働く下部の変形可能部材で下方に枢動
する。
【0003】1990年1月16日付でAnthony J. Disalvoに
発行された米国特許第4,893,833 号は、その第1の具体
例として、エアバッグ配備の開口用の閉鎖体を開示して
いるが、この具体例にあっては、閉鎖体は、正面端部に
タブを有するフォームコアボディーより成る。タブは、
隣接する機器パネル構造体に形成された凹部に配置さ
れ、閉鎖体の離脱端部に係留装置を提供する。タブは、
閉鎖体が膨張しつつあるエアバッグにより開放状態に押
されるとき、閉鎖体の離脱端部を解放するように剪断さ
れる。
【0004】これらの特許に開示される被覆体および閉
鎖体は、装飾被覆ドアを実質的に完全に製造し、その後
機器パネルまたはその他の自動車両内装パネルに組み込
まれる別個のドア装置である。
【0005】これらの別個のドア装置は、大部分は不可
視性のすなわち一体のエアバッグドア装置により置き代
えられたが、この場合、ドアの装飾外部被覆は、機器ま
たは内装パネルの装飾外部被覆の一体部品である。これ
らの不可視性ないし一体のエアバッグドア装置は、ドア
と内装パネル間のギャップが色や素材地模様の整合と関
連する問題とともに排除されるから、審美的に一層快
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記特許に論述される
係留装置は、それらの意図される目的には、すなわち、
実質的に完全に製造されついで機器または内装パネルに
取り付けられる別個の装飾被覆ドアの離脱端部を係留す
るには適当であるかもしれない。しかしながら、この係
留装置は、一体または不可視性のエアバッグドア装備に
は特に十分に適当でない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、エアバ
ッグ拘束装置を隠蔽するためのカバー組立体であって、
ドア基板と内装パネルの下層の支持体とがドアの離脱端
部を係留するように協働するカバー組立体を提供するこ
とである。
【0008】このような係留装置は、一体ないし不可視
性のエアバッグドア装備の製造と関連して特に適当であ
ることを含め、数種の利点を有する。
【0009】本発明の他の特徴および利点は、ドア基板
の離脱端部が、エアバッグが配備されるときドア基板に
取り付けられた状態で残る可撓性のタブにより内装パネ
ル基板の隣接縁部にロックされることである。
【0010】本発明の他の特徴および利点は、ドア基板
が内装パネル支持体の隣接部分と同一平面にあり、装飾
被覆の下で識別し難くなるように、ドア基板の離脱端部
が押し下げられたタブにより内装パネル支持体の隣接縁
部にロックないし係留されることである。
【0011】本発明のさらに他の特徴および利点は、エ
アバッグが配備されるときにはタブを内装パネル支持体
から解放するに十分可撓性であるが、エアバッグの装備
中はドア基板に結合状態に維持するに十分に強いウェブ
によりドア基板の離脱端部に連結されるタブによって、
内装パネル基板の隣接縁部にロックまたは係留されるこ
とである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の上述およびその他の目
的、特徴および利点は、添付の図面を参照して行った以
下の図面から明らかとなろう。図において、同様な参照
番号は同種の部品を指す。図面を参照して説明すると、
図1、2および3には、本発明に従って構成されたカバ
ー組立体14の下にエアバッグ拘束装置12が配置され
た機器パネル10が示されている。この特定の例におい
ては、エアバッグ拘束装置12は、車両の乗客側の機器
パネルの棚部の下に配置される。しかしながら、本発明
のカバー組立体14のカバーは、舵取りハンドルの一部
として運転者側に使用してもよいし、機器パネルの正面
または乗客に面する部分の一部としていずれの側に使用
してもよいし、乗客区画の任意の他のパネルの一部とし
て使用してもよい。
【0013】エアバッグ拘束装置12は、押し潰し折り
畳んでハウジング16内に納めたエアバッグ20内に膨
張材を供給するためのガス発生器18を取り囲むエアバ
ッグハウジング16を備えており、エアバッグ12は押
し潰し折り畳んでこのエアバッグハウジング内に収容す
る。折り畳まれたエアバッグ20は、ガス発生器18か
らエアバッグに膨張材を流入させるための流路に連結さ
れる入口端部22を備える。エアバッグはまた、このエ
アバッグ20が膨張するとき本発明のカバー組立体14
を開放するように位置づけられた鼻部端部24を折畳み
体の反対端部に備える。
【0014】カバー組立体14はまた、機器パネル10
の下に固定されたプラスティックまたはその他の比較的
剛性の構造材料の支持体または基板30を含むが、この
固定は好ましくは機器パネル自体の一部としてインサー
ト整形されることになされるのがよい。プラスティック
またはアルミニウムの構造材料のような適当な構造材料
のドア基板32は、車両のウィンドシールに最も近いド
ア基板32の前方端部にてヒンジ33によりパネル基板
30に取り付けられている。ドア基板32は、図2に示
されるように閉鎖されるとき、支持体30内の方形のエ
アバッグ開口を閉鎖する。車両の乗客に最も近いドア基
板32の離脱後方端部は、横方向に離間された複数のロ
ックタブ36を有している。ロックタブ36は、カバー
組立体14の下に位置づけられるエアバッグ拘束装置1
2に向かって内方に押し下げられる。押下げの結果、ロ
ックタブ36は、ドア基板32よりも薄いウェブ37に
よりドア基板32の離脱正面端部に一体的に結合され
る。
【0015】パネル支持体または基板30は、ドア基板
32の離脱端部に相対するスロット38をエアバッグ開
口34の縁部に有する。スロット38は、ロックタブ3
6を受け入れ、該スロット38を画定するパネル支持体
30の内部および外部舌部39および40間にこれを捕
捉する。内部舌部39は、ロックタブ36を支持し、図
2に示される閉鎖位置からエアバッグ拘束装置12に向
かって内方へのドア基板32の運動に抗する。外部舌部
40はロックタブ36を保持し、図2に示される閉鎖位
置から外方へのドア基板32の運動に抗する。かくし
て、ドア基板32は、基板32の離脱後方端部にてロッ
クタブ36により閉鎖位置にロックされる。ロックタブ
36と舌部39および40は、カバー組立体14が製造
されつつあるとき、およびカバー組立体14が、予測さ
れる乗客の乱用を考慮に入れて車両内において通常の使
用に供されるとき、ドア基板32の運動に抗するように
設計される。
【0016】パネル支持体30の外表面および丁板付け
されたドア基板32は、機器パネル10の外部装飾表面
を形成するビニルまたは同等物の重合体外被または殻体
46に対して下層関係でクッション44を形成するウレ
タンフォームのような適当なエネルギ吸収エラストマフ
ォームの層に接着される。外被46は、ドア基板32の
正面端部および側部と整合する破断線、引裂き線または
弱化部を有してよい。これらの破断線、引裂き線または
弱化部は、機器パネルの審美的外観を損なわないよう
に、好ましくは機器パネル10の外部から可視的に見え
ないのがよい。
【0017】カバー組立体14の支持体30は、ドア基
板32と離間整合関係で方形エアバッグ開口34の下に
エアバッグハウジング16を保持する部分を有する。
【0018】カバー組立体14は下記の態様で動作す
る。ガス発生器18が所与の大きさの車両の減速に起因
してトリガされると、エアバッグ20は鼻部端部24で
まず膨張し、ついで漸進的に入口端部22に向かって膨
張する。したがって、鼻部端部24がドア基板32と係
合し、膨張中のバッグの初負荷でドア基板32を外方に
押すから、ロックタブ36は主としてウェブ37で撓
み、スロット38から抜け出る。ロックタブ36がスロ
ット38から解放された後、ドア基板32が膨張しつつ
あるエアバッグ20の力によって外方運動を継続するに
つれ、ドア基板32の後部および側部でクッション44
および殻体46を破り、ドア基板32およびその被覆が
ウィンドシールを打つに至る。
【0019】三つの横方向に離間されたロックタブ36
が例示されているが、ロックタブ36の寸法および数
は、機器パネル10のドア基板32、クッション44お
よび外被46に使用される材料の特定の要求に合うよう
に変えることができる。
【0020】さらに、ウェブ37の厚さは、ウェブ37
がロックタブをスロットから解放するに十分に可撓性で
あるが、エアバッグ20が配備されるときロックタブ3
6をドア基板32に連結状態に維持するに十分強いよう
に、構造の特定の要求に合うように変えることができ
る。
【0021】以上、本発明を例示の態様で記述したもの
であり、使用された技術用語は、限定的でなく記述的に
用いられることが意図されていることを理解されたい。
【0022】上述の教示に照らして本発明の多くの変形
と変更が可能であることは明らかである。それゆえ、本
発明は、特許請求の範囲内において詳述された方法と異
なる方法で実施可能であることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従うカバー組立体を含む機器パネルア
センブリの斜視図である。
【図2】図1のほぼ2−2線に沿って切断し矢印の方向
に見た断片断面図である。
【図3】図1のほぼ3−3線に沿って切断し矢印の方向
に見た断片断面図である。
【符号の説明】
10 機器パネル 12 エアバッグ拘束装置 14 カバー組立体 16 エアバッグハウジング 18 ガス発生器 20 折り畳まれたエアバッグ(折畳み体) 22 入口端部 24 鼻部端部 26 ロックタブ 30 パネル支持体 32 ドア基板 33 ヒンジ 34 エアバッグ開口 36 ロックタブ 39 内部舌部 40 外部舌部 44 クッション 46 外被(殻体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル・ラーソン アメリカ合衆国ミシガン州マコーム・タウ ンシップ、バーバラ47080 (72)発明者 サルバトール・ジェイ・モセリ アメリカ合衆国ミシガン州ロチェスター、 ロイヤル・クレセント1410 (72)発明者 マイケル・ゴーマン アメリカ合衆国ミシガン州ブルームフィー ルド・タウンシップ、ウィリアムズバリー 310

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の乗客区画にエアバッグを隠蔽する
    ためのカバー組立体であって、 車両の乗客区画の装飾パネルの下に固定するよう適合さ
    れた支持体と、 エアバッグの配備のための支持体の矩形開口を閉鎖する
    ドア基板とを備え、該ドア基板が、ヒンジにより支持体
    に結合される端部と、ドア基板が閉鎖されるとき支持体
    の対向縁部に並置される離脱端部とを有し、支持体の外
    表面および丁板付けドア基板が、装飾パネルの外表面を
    形成する重合体外被に対して下層関係で形成されたエラ
    ストマクッションに接合されており、 前記ドア基板の離脱端部が、ドア基板を閉鎖位置にロッ
    クするため支持体の対面縁部にある支持体のスロットに
    配される複数のロックタブを有していることを特徴とす
    るエアバッグ隠蔽用カバー組立体。
  2. 【請求項2】 ドア基板が膨張中のエアバッグにより押
    圧されるとき、ロックタブが湾曲し、スロットから抜け
    出る請求項1記載のカバー組立体。
  3. 【請求項3】 ドア基板が支持体の隣接表面と実質的に
    同一平面にあるようにロックタブが押し下げられている
    請求項1記載のカバー組立体。
  4. 【請求項4】 ロックタブが、ドア基板より薄いウェブ
    によりドア基板の離脱端部に一体的に結合されている請
    求項2記載のカバー組立体。
  5. 【請求項5】 ロックタブが薄いウェブによりドア基板
    の離脱端部に一体的に結合され、ドア基板が支持体の隣
    接表面と実質的に平坦となるようにロックタブが押し下
    げられている請求項2記載のカバー組立体。
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