JPH09175277A - 車内テーブルの組立構造 - Google Patents

車内テーブルの組立構造

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JPH09175277A
JPH09175277A JP33385395A JP33385395A JPH09175277A JP H09175277 A JPH09175277 A JP H09175277A JP 33385395 A JP33385395 A JP 33385395A JP 33385395 A JP33385395 A JP 33385395A JP H09175277 A JPH09175277 A JP H09175277A
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JP
Japan
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hook
boss
vehicle
attached
vehicle body
Prior art date
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Pending
Application number
JP33385395A
Other languages
English (en)
Inventor
Suzutoshi Henmi
鈴利 逸見
Akira Takatori
明 高取
Kiyoji Nosaka
喜代治 野阪
Masahiko Miyagi
正彦 宮城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、例えばRV車両の室内に組立自在
な一本足の車内テーブルにおいて、ぐらつきを防止する
ことを目的とする。 【解決手段】 テーブル1下面中央部に取付けたボス4
の嵌入孔4aと、車体下面Wbに取付けたボス3の嵌入
孔3aに、支柱2の上端先細り部2bと下端先細り部2
aを夫々差込んで一本足のテーブル1を組み立てる際、
テーブル1の長手方向一端側下面にフック5を取付け、
このフック5に、車体側に固定されるフックバンド7の
先端を引掛けて引き締め、ぐらつきをなくす。又、予め
ボス4とテーブル1下面の間の半円弧状部にスペーサ6
を介装しテーブル面を引張り方向と反対側に傾かせてお
き、フックバンド7の引張りによってテーブル面が平行
になるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばRV車両の
室内に組立てられる車内テーブルの組立構造の改良技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば本出願人は特願平7−12
206号のようなテーブル付き車両を提案している。こ
のテーブル付き車両は、例えば図11に示すように、下
面中央部にボス52を取り付けてなるテーブル板51
と、このテーブル板51下面のボス52に差込み自在な
支柱53を搭載しており、この支柱53の下端部を、運
転席とセカンドシートの間の車体下面54に取り付けら
れたボス55に差込むことで1本足のテーブルを組立る
ことが出来るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
一本足の車内テーブルは、組立、分解が容易で且つ軽量
構造のため車両搭載のテーブルとしての利用価値は高い
という利点がある反面、各ボス52、55と支柱53の
差込み嵌合部に嵌合クリアランスを持たせていることか
ら、組み立てた時点でテーブルにぐらつきが発生しやす
かった。このため、テーブル板51に載置した物等が不
安定になりがちであり、飲み物等の場合であれば容器が
倒れてこぼれ出す虞れもあった。
【0004】そこで、組立、分解の時は容易なように支
柱とボスの間にある程度嵌合クリアランスを持たせ、組
み立てた時点ではぐらつきが無くなり、しっかり固定さ
れる車内テーブルが望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、請求項1において、車体下面に取り付けたボ
スに支柱の下端部を差込み、この支柱の上端部に、テー
ブル板下面中央部に取り付けたボスを差込んで一本足の
テーブルを構成するようにした車内テーブルの組立構造
において、テーブル板下面の側部一端側にフックを取り
付け、このフックに、車体側に取り付けられる長さ調整
自在なフックバンドを引掛けて引き締めることが出来る
ようにした。
【0006】そして、このようにテーブル板下面の側部
一端側をフックバンドで車体側に引き寄せることで、テ
ーブルのぐらつきを無くししっかり固定する。
【0007】また、請求項2では、請求項1に記載の車
内テーブルの組立構造において、テーブル板下面中央部
に取り付けたボスとテーブル板下面との間、又は車体下
面に取り付けたボスと車体下面との間であって、フック
又はフックバンドが取り付けられる側には予めテーブル
面を傾かせるためのスペーサを介装し、フックバンドを
引き締めた時点でテーブル面が水平になるようにした。
【0008】すなわち、フックバンドによってテーブル
板の一端側を引張るとテーブル面は傾くため、予めその
傾き量を見込んでテーブル面を反対側に傾かせておき、
フックバンドを引き締めた時点でテーブル面が水平にな
るようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例につい
て添付した図面に基づき説明する。ここで図1は本発明
の車内テーブルの組立構造を採用する車両の平面視によ
る内部透視図、図2は同側面視による内部透視図、図3
は車内テーブルの組立構造を示す斜視図、図4は図3の
A−A線断面図である。本発明の車内テーブルの組立構
造は、例えばRV車両内に手軽に組立出来るようにさ
れ、組立作業が容易でしかも軽量構造の一本足のテーブ
ルでありながら、ぐらつくことがないよう留意されてい
る。
【0010】そしてこのテーブルTは、図1又は図2に
示すように、前部座席FとセカンドシートRの間の空間
部に組立自在となり、テーブル板1を支える中央の一本
足支柱2が車幅中心点から運転席Fa寄りに偏位して、
助手席Fb側に乗降用の空間部を確保した状態で組立ら
れるようにしている。また、テーブルTを組立る際は、
助手席Fbを180度回転させて後ろ向きにすることが
出来るようにしており、また、テーブル板1の向きを長
手方向を車幅方向に沿わせて組立るようにしている。
【0011】因みに、セカンドシートRの後側には、ア
ウトドア用の備品とか洗面用のシンク等のシンクユニッ
トを搭載しており、このシンクユニットの上部は平素は
カバー部材Cで覆うようにしている。そして、このカバ
ー部材Cの上面にはクッション材を設けており、室内に
ベッドを構築する際、このカバー部材Cをベッドの一部
として利用するようにしている。
【0012】それでは車内テーブルの組立構造の細部に
ついて説明する。図3及び図4に示すように、前部座席
FとセカンドシートRの間であって車幅中心点からやや
運転席Fa寄りの車体下面Wbにはボス3を取り付けて
いる。そしてこのボス3の中央には下方に向けてやや先
細りとなる嵌入孔3aが設けられており、この嵌入孔3
aには前記支柱2の下端先細り部2aを比較的容易に差
込んで嵌合させることが出来るようにしている。
【0013】また、前記テーブル板1の下面中央にもボ
ス4を取り付けている。そしてこのボス4の中央には、
上方に向けてやや先細りとなる嵌入孔4aを設けてお
り、この嵌入孔4aには前記支柱2の上端先細り部2b
を比較的容易に差込むことが出来るようにしている。
尚、このテーブル板1下面のボス4の嵌入孔4aと前記
車体下面のボス3の嵌入孔3aとはほぼ同形状にすると
ともに、支柱2の下端先細り部2aと上端先細り部2b
の形状もほぼ同形状にすることで、支柱2の向きの如何
に拘らず組立ることが出来るようにしている。
【0014】そして、このボス4とテーブル板1下面と
の間であって、テーブル板1の長手方向の一端側には、
断面くさび状のスペーサ6を、例えば図5に示すように
円周方向の略半円部に介装しており、テーブル面が車幅
方向に沿って所定方向に傾斜するようにしている。ま
た、前記テーブル板1の長手方向の一端側であって、ス
ペーサ6を介装した側の下面にはフック5を取り付けて
おり、このフック5には、後述するフックバンド7の先
端を引掛けて引き締めることが出来るようにしている。
尚、このフック5を取り付けた場所は、実施例ではテー
ブル板1端部が車体W側面に近接した側であり、また、
スペーサ6によって傾斜させる角度は、フックバンド7
の引張りによってテーブル面が傾斜する角度を見込んだ
量である。また、スペーサ6の材料は、例えば硬質樹
脂、硬質ゴム、木材、金属等任意である。
【0015】因みに、テーブル板1の四隅コーナ部には
ドリンクホルダとしてのホルダ孔1a、…を設けてお
り、また、テーブル板1の長手方向の両端部下方には、
ドリンク受板としての底板1b、1bを取り付けて、ホ
ルダ孔1a、1aの下方に臨ませている。またこのよう
なテーブル1板は例えば市販されている汎用製品を利用
するようにしている。
【0016】ところで、前記スペーサ6は、テーブル板
1下面のボス4取付け部に介装する代りに、車体下面W
b側のボス3取付け部に介装するようにしても良い。す
なわち、図9に示すように、車体下面Wbとボス3の間
であってフックバンド7を取付けた側の略半円部にスペ
ーサ6を挟み込むと、テーブル面を所定方向に傾かせる
ことが出来る。
【0017】前記フックバンド7は、図3に示すよう
に、基端部が車体下面Wb近傍に取付けられており、図
6に示すように、先端部に引掛け部7aとバンド締付具
7bを備えている。そして引掛け部7aを前記フック5
に引掛けた後、締付具7bから突出するバンド端部を引
張れば、フックバンド7にテンションが掛かってテーブ
ルTを固定出来るようにされている。
【0018】因みに、このフックバンド7は、セカンド
シートRを前方に折畳んだ際(例えばセカンドシートR
の後方空間部を大きく開放して利用するような時)、シ
ートRが後方に倒れないように係止具7c(図7)で係
止しておくため既設のものであり、この係止具7c付き
のバンドの先端に引掛け部7aとバンド締付具7bを新
たに取付けて兼用するようにしたものである。そして、
車体側面Wsの室内側には、図7に示すように、前記係
止具7cを下から差込んで収容することの出来る収納部
8が設けられており、この収容部8に係止具7cを収容
する際は、例えば追加した引掛け部7aと締付具7bを
折り返して簡易圧着式ファスナー等で留めたうえ収納す
るようにしている。
【0019】以上のような組立構造の作用等について説
明する。まず、テーブルTを組立るに先立ち、前部座席
Fを前方にスライドさせ、必要に応じて助手席Fbを1
80度反転させた後、車体下面Wbのボス3の嵌入孔3
aに支柱2の下端先細り部2aを差込む。そして、この
支柱2の上部に、長手方向を車幅方向に沿わせ且つフッ
ク5を車体外部側にしたテーブル板1を位置決めし、支
柱2の上端先細り部2bにテーブル板1下面のボス4の
嵌入孔4aを差込む。
【0020】この状態では、支柱2と各ボス3、4の嵌
合クリアランスによってテーブルTにぐらつきがあり、
また、図8(A)に示すように、テーブル面はスペーサ
6によって車体内部側がやや低く、車体外部側がやや高
い状態で傾いた姿勢にある。
【0021】そこで、フックバンド7の先端の引掛け部
7aをフック5に引掛け、締付具7bを引張る。すると
テーブルTのぐらつきはなくなり確固として固定される
とともに、図8(B)に示すように、テーブル面が水平
になる。このため、テーブル板1上に載置した物等を安
定させることが出来る。因みに、このようなテーブルT
は、通常時は分解した状態で一まとめにしておき、例え
ば図10に示すように、セカンドシートRの後方に収容
しておく。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明の車内テーブルの組
立構造は、請求項1において、テーブル板下面の側部一
端側にフックを取り付け、このフックに、車体側に取り
付けられる長さ調整自在なフックバンドを引掛けて引き
締めることが出来るようにしたため、ボスと支柱の嵌合
クリアランスを比較的大きくして組立の容易化を図るこ
とが出来るとともに、組立てた後テーブルのぐらつきを
無くし確固として固定することが出来る。また、請求項
2のように、スペーサによって予めテーブル面を傾かせ
ておき、フックバンドを引き締めた時点でテーブル面が
水平になるようにすれば一層テーブルとしての利用価値
を高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車内テーブルの組立構造を採用する車
両の平面視による内部透視図
【図2】同側面視による内部透視図
【図3】車内テーブルの組立構造を示す斜視図
【図4】図3のA−A線断面図
【図5】スペーサの取付け状態の説明図
【図6】フックバンド先端の引掛け部と締付具の作用を
説明する説明図
【図7】フックバンドの収納状態を説明する説明図
【図8】フックバンドによる引き締め状態の作用図
【図9】スペーサの取付け状態の変形構成例図
【図10】車への搭載状態の説明図
【図11】従来の組立て構造の説明図
【符号の説明】
1…テーブル板、2…支柱、3、4…ボス、5…フッ
ク、6…スペーサ、7…フックバンド、T…テーブル、
Wb…車体下面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮城 正彦 三重県鈴鹿市平田町1907番地 本田技研工 業株式会社鈴鹿製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体下面に取り付けたボスに支柱の下端
    部を差込み、この支柱の上端部に、テーブル板下面中央
    部に取り付けたボスを差込んで一本足のテーブルを構成
    するようにした車内テーブルの組立構造において、前記
    テーブル板下面の側部一端側にフックを取り付け、この
    フックに、車体側に取り付けられる長さ調整自在なフッ
    クバンドを引掛けて引き締めることが出来るようにした
    ことを特徴とする車内テーブルの組立構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車内テーブルの組立構
    造において、前記テーブル板下面中央部に取り付けたボ
    スとテーブル板下面との間、又は前記車体下面に取り付
    けたボスと車体下面との間であって、前記フック又はフ
    ックバンドが取り付けられる側には予めテーブル面を傾
    かせるためのスペーサが介装され、前記フックバンドを
    引き締めた時点でテーブル面が水平になるようにされた
    ことを特徴とする車内テーブルの組立構造。
JP33385395A 1995-12-22 1995-12-22 車内テーブルの組立構造 Pending JPH09175277A (ja)

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JPH09175277A true JPH09175277A (ja) 1997-07-08

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JP33385395A Pending JPH09175277A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 車内テーブルの組立構造

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JP (1) JPH09175277A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012502848A (ja) * 2008-09-18 2012-02-02 ソシエテ・ナショナル・デ・シュマン・ドゥ・フェール・フランセ・エス・エヌ・セ・エフ 旅客鉄道車両内に設置されたテーブル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012502848A (ja) * 2008-09-18 2012-02-02 ソシエテ・ナショナル・デ・シュマン・ドゥ・フェール・フランセ・エス・エヌ・セ・エフ 旅客鉄道車両内に設置されたテーブル

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