JPH09172512A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JPH09172512A JPH09172512A JP7330558A JP33055895A JPH09172512A JP H09172512 A JPH09172512 A JP H09172512A JP 7330558 A JP7330558 A JP 7330558A JP 33055895 A JP33055895 A JP 33055895A JP H09172512 A JPH09172512 A JP H09172512A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で小型化,コストダウンを実現
し、しかも操作部の操作性の向上を図る。 【解決手段】 原稿搬送路の原稿搬送方向下流側(排紙
方向側)25aに、スタートキー30,ストップキー31,画像
線密度切替キー32,電話/ファクシミリ切替キー33等か
らなる操作部34と、装置の各種状態を表示するLED等
からなる表示部35とを設ける。
し、しかも操作部の操作性の向上を図る。 【解決手段】 原稿搬送路の原稿搬送方向下流側(排紙
方向側)25aに、スタートキー30,ストップキー31,画像
線密度切替キー32,電話/ファクシミリ切替キー33等か
らなる操作部34と、装置の各種状態を表示するLED等
からなる表示部35とを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
等に適用され、原稿を原稿セット部分から原稿搬送路を
通して排紙部方向へ搬送する搬送手段と、原稿搬送路の
途中に設けられて原稿画像を読み取る画像読取手段とを
備えた画像読取装置に関するものである。
等に適用され、原稿を原稿セット部分から原稿搬送路を
通して排紙部方向へ搬送する搬送手段と、原稿搬送路の
途中に設けられて原稿画像を読み取る画像読取手段とを
備えた画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12〜図14に基づいて従来の一般的なフ
ァクシミリ装置の構成を説明する。
ァクシミリ装置の構成を説明する。
【0003】図12は従来のファクシミリ装置の平面図、
図13は同ファクシミリ装置の側面図、図14は同ファクシ
ミリ装置における図12のA−A断面図であり、1は装置
全体を被覆する上カバー、2はスキャナカバーであっ
て、上カバー1の上面は原稿セット部3となっており、
一対の原稿幅ガイド体4が横方向に移動可能に設けられ
ている。
図13は同ファクシミリ装置の側面図、図14は同ファクシ
ミリ装置における図12のA−A断面図であり、1は装置
全体を被覆する上カバー、2はスキャナカバーであっ
て、上カバー1の上面は原稿セット部3となっており、
一対の原稿幅ガイド体4が横方向に移動可能に設けられ
ている。
【0004】前記スキャナカバー2は、上カバー1にお
ける前記原稿セット部3の上面と連続する原稿搬送路5
の上方に開閉可能に設置されており、スキャナカバー2
表面には、スタートキー6,ストップキー7,画像線密
度切替キー8,電話/ファクシミリ切替キー9等からな
る操作部10と、装置の各種状態を表示する表示部11が設
けられている。
ける前記原稿セット部3の上面と連続する原稿搬送路5
の上方に開閉可能に設置されており、スキャナカバー2
表面には、スタートキー6,ストップキー7,画像線密
度切替キー8,電話/ファクシミリ切替キー9等からな
る操作部10と、装置の各種状態を表示する表示部11が設
けられている。
【0005】さらにスキャナカバー2には、図14に示す
ように、前記操作部10の各種キーに対応した電気配線が
施されている操作部専用基板12が内蔵され、内側(原稿
搬送路5側)がカバー13によって被覆されている。
ように、前記操作部10の各種キーに対応した電気配線が
施されている操作部専用基板12が内蔵され、内側(原稿
搬送路5側)がカバー13によって被覆されている。
【0006】またスキャナカバー2内側の前記原稿搬送
路5には、原稿の画像を読み取る密着センサ14と、この
密着センサ5に対向して、前記原稿セット部3にセット
された原稿を矢印Bにて示した排紙方向へ搬送すると共
に原稿を密着センサ14に圧接する搬送ローラを兼ねる読
取ローラ15とが設けられている。
路5には、原稿の画像を読み取る密着センサ14と、この
密着センサ5に対向して、前記原稿セット部3にセット
された原稿を矢印Bにて示した排紙方向へ搬送すると共
に原稿を密着センサ14に圧接する搬送ローラを兼ねる読
取ローラ15とが設けられている。
【0007】また、前記操作部の設置構成等を改良した
ファクシミリ装置として実開平2-118355号公報には、原
稿挿入口,原稿排出口,記録紙排出口,操作部を装置外
装体の同一平面にかつ長手方向に垂直に設け、原稿の挿
入排出方向,記録紙排出方向,操作方向を長手方向に一
致させた構成が示されている。
ファクシミリ装置として実開平2-118355号公報には、原
稿挿入口,原稿排出口,記録紙排出口,操作部を装置外
装体の同一平面にかつ長手方向に垂直に設け、原稿の挿
入排出方向,記録紙排出方向,操作方向を長手方向に一
致させた構成が示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の技
術において、図12〜図14に示すファクシミリ装置の構成
では、スキャナカバー2表面に操作部10が設置され、ス
キャナカバー2内部に操作部専用基板12が設けられてい
るため、本来、密着センサ14と読取ローラ15とを覆えば
よいスキャナカバー2は必要以上に大型化し、装置全体
を大型化する原因の1つとなっていた。また、操作部10
の電気的接続,制御等のために操作部専用基板12を設け
ているため、メインの電気基板と接続するための接続部
材が必要になり、さらにスキャナカバー2内部に操作部
専用基板12が設けられているため、操作部専用基板12を
覆うためのカバー13も必要になり、これらがコストアッ
プの原因となっていた。
術において、図12〜図14に示すファクシミリ装置の構成
では、スキャナカバー2表面に操作部10が設置され、ス
キャナカバー2内部に操作部専用基板12が設けられてい
るため、本来、密着センサ14と読取ローラ15とを覆えば
よいスキャナカバー2は必要以上に大型化し、装置全体
を大型化する原因の1つとなっていた。また、操作部10
の電気的接続,制御等のために操作部専用基板12を設け
ているため、メインの電気基板と接続するための接続部
材が必要になり、さらにスキャナカバー2内部に操作部
専用基板12が設けられているため、操作部専用基板12を
覆うためのカバー13も必要になり、これらがコストアッ
プの原因となっていた。
【0009】また、スキャナカバー2には操作部10,操
作部専用基板12,カバー13が設けられているのでスキャ
ナカバー2が重くなる。しかし、このことはスキャナカ
バー2が原稿搬送トラブルの処理を可能にするために開
閉可能になっているため、カバー開閉動作を重くするこ
とになる。さらにスキャナカバー2が重いということ
は、スキャナカバー2を回動可能に支持する支軸部分の
機械強度を大きなものにする必要があり、これもまたコ
ストアップの原因となっていた。
作部専用基板12,カバー13が設けられているのでスキャ
ナカバー2が重くなる。しかし、このことはスキャナカ
バー2が原稿搬送トラブルの処理を可能にするために開
閉可能になっているため、カバー開閉動作を重くするこ
とになる。さらにスキャナカバー2が重いということ
は、スキャナカバー2を回動可能に支持する支軸部分の
機械強度を大きなものにする必要があり、これもまたコ
ストアップの原因となっていた。
【0010】そこで、本発明は、前記従来の問題点を解
決し、簡単な構成で小型化,コストダウンを図ることが
でき、しかも操作部の操作性に優れた画像読取装置を提
供することを目的とする。
決し、簡単な構成で小型化,コストダウンを図ることが
でき、しかも操作部の操作性に優れた画像読取装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、原稿を原稿セット部分から原稿搬送路を
通して排紙部方向へ搬送する搬送手段と、原稿搬送路の
途中の被覆手段に覆われる部分に設けられて原稿画像を
読み取る画像読取手段とを備えた画像読取装置におい
て、原稿の搬送を開始あるいは中断するためのスイッチ
等からなる操作部を前記原稿搬送路に設けたことを特徴
とし、この構成によって、原稿読取手段部分を被覆する
被覆手段には、従来の操作部と、操作部の電気基板、あ
るいは電気基板を覆うための内側のカバー等が必要なく
なり、しかも、操作部はこの種の装置に当然設けられる
原稿搬送路に設置されるため、全体として構成が簡素化
され、軽量小型化を図ることができる。
め、本発明は、原稿を原稿セット部分から原稿搬送路を
通して排紙部方向へ搬送する搬送手段と、原稿搬送路の
途中の被覆手段に覆われる部分に設けられて原稿画像を
読み取る画像読取手段とを備えた画像読取装置におい
て、原稿の搬送を開始あるいは中断するためのスイッチ
等からなる操作部を前記原稿搬送路に設けたことを特徴
とし、この構成によって、原稿読取手段部分を被覆する
被覆手段には、従来の操作部と、操作部の電気基板、あ
るいは電気基板を覆うための内側のカバー等が必要なく
なり、しかも、操作部はこの種の装置に当然設けられる
原稿搬送路に設置されるため、全体として構成が簡素化
され、軽量小型化を図ることができる。
【0012】また、原稿セット部に原稿がセットされて
いる状態において、原稿が覆うことのない原稿搬送路下
流側に前記操作部を設けたことによって、原稿の存在に
よって操作部の操作に支障を与えることがない。
いる状態において、原稿が覆うことのない原稿搬送路下
流側に前記操作部を設けたことによって、原稿の存在に
よって操作部の操作に支障を与えることがない。
【0013】また、前記操作部の表面を前記原稿搬送路
の表面よりも低く設置したことによって、操作部と原稿
搬送路との間に原稿の搬送に障害となる境が形成されな
いので、原稿の搬送に支障を与えることがない。
の表面よりも低く設置したことによって、操作部と原稿
搬送路との間に原稿の搬送に障害となる境が形成されな
いので、原稿の搬送に支障を与えることがない。
【0014】また、前記操作部の少なくとも一部を、搬
送方向に対して直交する方向の前記原稿搬送路外の部分
に設けたことによって、原稿搬送中であっても原稿によ
って、操作部の操作が無理なく行える。
送方向に対して直交する方向の前記原稿搬送路外の部分
に設けたことによって、原稿搬送中であっても原稿によ
って、操作部の操作が無理なく行える。
【0015】また、前記操作部におけるスイッチ押圧部
を、前記原稿搬送路を兼ねた外装カバーに対して回動可
能にかつ一体的に形成し、しかも前記スイッチ押圧部の
回転支軸部を装置本体における操作側手前に設置したこ
とによって、スイッチ押圧部を容易に形成でき、しかも
操作部のスイッチ操作がスイッチ押圧部の押圧回転によ
って円滑に行える。
を、前記原稿搬送路を兼ねた外装カバーに対して回動可
能にかつ一体的に形成し、しかも前記スイッチ押圧部の
回転支軸部を装置本体における操作側手前に設置したこ
とによって、スイッチ押圧部を容易に形成でき、しかも
操作部のスイッチ操作がスイッチ押圧部の押圧回転によ
って円滑に行える。
【0016】また、装置本体内に設けられたスイッチ接
点部の突出部分と接する前記スイッチ押圧部に設けられ
たスイッチ部分に、前記突出部分と係合する突起を設け
たことによって、前記スイッチ押圧部の押圧回転によ
り、確実にスイッチ接点を動作させることができる。
点部の突出部分と接する前記スイッチ押圧部に設けられ
たスイッチ部分に、前記突出部分と係合する突起を設け
たことによって、前記スイッチ押圧部の押圧回転によ
り、確実にスイッチ接点を動作させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。
を図面に基づいて説明する。
【0018】図1は本発明の第1実施形態を説明するた
めのファクシミリ装置の平面図、図2は同ファクシミリ
装置の側面図、図3は同ファクシミリ装置における図1
のA−A断面図であり、21は装置全体を被覆する外装カ
バーでもある上カバー、22は被覆手段としてのスキャナ
カバーであって、上カバー21の上面は、原稿セット部23
となっており、一対の原稿幅ガイド体24が横方向に移動
可能に設けられている。
めのファクシミリ装置の平面図、図2は同ファクシミリ
装置の側面図、図3は同ファクシミリ装置における図1
のA−A断面図であり、21は装置全体を被覆する外装カ
バーでもある上カバー、22は被覆手段としてのスキャナ
カバーであって、上カバー21の上面は、原稿セット部23
となっており、一対の原稿幅ガイド体24が横方向に移動
可能に設けられている。
【0019】前記スキャナカバー22は、上カバー21にお
ける前記原稿セット部23の上面と連続する原稿搬送路25
の上方に回動可能に設置されており、図3に示すよう
に、スキャナカバー22内側の原稿搬送路25には、原稿の
画像を読み取る画像読取手段である密着センサ26と、こ
の密着センサ26に対向して、前記原稿セット部23にセッ
トされた原稿を矢印Bにて示した排紙方向へ搬送すると
共に原稿を密着センサ26に圧接する搬送ローラを兼ねる
読取ローラ27とが設けられている。
ける前記原稿セット部23の上面と連続する原稿搬送路25
の上方に回動可能に設置されており、図3に示すよう
に、スキャナカバー22内側の原稿搬送路25には、原稿の
画像を読み取る画像読取手段である密着センサ26と、こ
の密着センサ26に対向して、前記原稿セット部23にセッ
トされた原稿を矢印Bにて示した排紙方向へ搬送すると
共に原稿を密着センサ26に圧接する搬送ローラを兼ねる
読取ローラ27とが設けられている。
【0020】前記原稿搬送路25の原稿搬送方向下流側
(排紙方向側)25aには、スタートキー30,ストップキー3
1,画像線密度切替キー32,電話/ファクシミリ切替キ
ー33等からなる操作部34と、装置の各種状態を表示する
LED等からなる表示部35が設けられている。
(排紙方向側)25aには、スタートキー30,ストップキー3
1,画像線密度切替キー32,電話/ファクシミリ切替キ
ー33等からなる操作部34と、装置の各種状態を表示する
LED等からなる表示部35が設けられている。
【0021】図3には前記操作部34の1つのスイッチ体
(ストップキー31)の構成を示しており、36は前記操作部
34の各キー30〜33等に対応して電気配線がなされている
プリント基板、37はストップキー31に対応してプリント
基板36に突設されたスイッチ接点部、38はスイッチ接点
部37に下端部38aが接してスイッチ・オンとする側面視
略T状の押圧スイッチ体、39は、押圧スイッチ体38の上
端の平坦面38bを覆うように原稿搬送路25上に貼着にさ
れ、押圧スイッチ体38の設置部分において原稿搬送に障
害となる凹みが生じないようにするためのシートであ
る。
(ストップキー31)の構成を示しており、36は前記操作部
34の各キー30〜33等に対応して電気配線がなされている
プリント基板、37はストップキー31に対応してプリント
基板36に突設されたスイッチ接点部、38はスイッチ接点
部37に下端部38aが接してスイッチ・オンとする側面視
略T状の押圧スイッチ体、39は、押圧スイッチ体38の上
端の平坦面38bを覆うように原稿搬送路25上に貼着にさ
れ、押圧スイッチ体38の設置部分において原稿搬送に障
害となる凹みが生じないようにするためのシートであ
る。
【0022】前記押圧スイッチ体38は、図4に示すよう
に、前記上カバー21と一体成形すること(シートキー構
造)が可能である。すなわち、スイッチ押圧部である押
圧スイッチ体38上部の平坦面38bの上面側部から鉤状の
一対のアーム部38cが延出するように上カバー21に空間
部21aを形成し、さらに平坦面38bの下面から足部38dを
一体に突設して、その足部38dの下端部38aを前記スイッ
チ接点部37に接離可能であるように設置している。前記
アーム部38cは押圧スイッチ体38を待機位置に戻す弾性
体として機能する。
に、前記上カバー21と一体成形すること(シートキー構
造)が可能である。すなわち、スイッチ押圧部である押
圧スイッチ体38上部の平坦面38bの上面側部から鉤状の
一対のアーム部38cが延出するように上カバー21に空間
部21aを形成し、さらに平坦面38bの下面から足部38dを
一体に突設して、その足部38dの下端部38aを前記スイッ
チ接点部37に接離可能であるように設置している。前記
アーム部38cは押圧スイッチ体38を待機位置に戻す弾性
体として機能する。
【0023】したがって、シート39を介して押圧スイッ
チ体38の平坦面38bをアーム部38cの弾性に抗して押し下
げることによって、押圧スイッチ体38の足部38dがプリ
ント基板36のスイッチ接点部37と接し、かつ押圧してス
イッチをオンにする。前記平坦面38bへの押し下げを止
めると、アーム部38cの上方付勢力によって押圧スイッ
チ体38は元の位置へ戻る。
チ体38の平坦面38bをアーム部38cの弾性に抗して押し下
げることによって、押圧スイッチ体38の足部38dがプリ
ント基板36のスイッチ接点部37と接し、かつ押圧してス
イッチをオンにする。前記平坦面38bへの押し下げを止
めると、アーム部38cの上方付勢力によって押圧スイッ
チ体38は元の位置へ戻る。
【0024】前記操作部34は、少なくとも原稿が原稿セ
ット部23にセットされたときには、外部に対して開放状
態にあって操作者が自由に操作できる状態である。また
操作部34は、原稿搬送路25に設けられて、従来のように
スキャナカバー22には設けられていないので、スキャナ
カバー22の構成が簡単で小型かつ軽量となり、開閉回動
操作が円滑になり、しかも製造コストを低減させること
ができる。
ット部23にセットされたときには、外部に対して開放状
態にあって操作者が自由に操作できる状態である。また
操作部34は、原稿搬送路25に設けられて、従来のように
スキャナカバー22には設けられていないので、スキャナ
カバー22の構成が簡単で小型かつ軽量となり、開閉回動
操作が円滑になり、しかも製造コストを低減させること
ができる。
【0025】図5は前記押圧スイッチ体の他の構成例を
示す断面図であり、この例では、側面視略T状の押圧ス
イッチ体40は上カバー21とは別体のものであり、また押
圧スイッチ体40の上部の平坦面40aを覆うように、原稿
搬送路25にシート体41が回動可能に軸42よりに支持され
ており、シート体41の閉鎖時には、原稿搬送路25におけ
る押圧スイッチ体40の設置部分に、原稿搬送に障害とな
る凹みが生じないようにしている。
示す断面図であり、この例では、側面視略T状の押圧ス
イッチ体40は上カバー21とは別体のものであり、また押
圧スイッチ体40の上部の平坦面40aを覆うように、原稿
搬送路25にシート体41が回動可能に軸42よりに支持され
ており、シート体41の閉鎖時には、原稿搬送路25におけ
る押圧スイッチ体40の設置部分に、原稿搬送に障害とな
る凹みが生じないようにしている。
【0026】スイッチ操作を行うときには、シート体41
を軸42を中心に外方へ回動させることにより開けて、押
圧スイッチ体40の上端の平坦面40aを露呈させ、この平
坦面40aを押し下げることによって、プリント基板36に
突設されたスイッチ接点部37を、押圧スイッチ体40の下
端部40bが接触して押圧することになることによりスイ
ッチをオンにすることができる。
を軸42を中心に外方へ回動させることにより開けて、押
圧スイッチ体40の上端の平坦面40aを露呈させ、この平
坦面40aを押し下げることによって、プリント基板36に
突設されたスイッチ接点部37を、押圧スイッチ体40の下
端部40bが接触して押圧することになることによりスイ
ッチをオンにすることができる。
【0027】図6は前記操作部34の設置部の変形例を示
すファクシミリ装置の平面図である。なお、以下の説明
において既に説明した部材と対応する部材には同一符号
を付して詳しい説明は省略する。
すファクシミリ装置の平面図である。なお、以下の説明
において既に説明した部材と対応する部材には同一符号
を付して詳しい説明は省略する。
【0028】図6において、スタートキー30,ストップ
キー31,画像線密度切替キー32,電話/ファクシミリ切
替キー33等からなる操作部34を、前記原稿搬送路25の原
稿搬送方向下流側(排紙方向側)における円弧状をなした
一部分25bに設置したものである。このようにすること
により、より小型化が図れ、かつデザイン的の多様化を
も図ることができる。
キー31,画像線密度切替キー32,電話/ファクシミリ切
替キー33等からなる操作部34を、前記原稿搬送路25の原
稿搬送方向下流側(排紙方向側)における円弧状をなした
一部分25bに設置したものである。このようにすること
により、より小型化が図れ、かつデザイン的の多様化を
も図ることができる。
【0029】図7は本発明の第2実施形態を説明するた
めのファクシミリ装置の側面図であり、前記原稿搬送路
25における上流側と、前記操作部34が設置される原稿搬
送方向下流側25aとの間に段差45を形成し、原稿搬送方
向下流側25aが上流側より低くなるようにしている。こ
のようにすることにより、原稿搬送路25における上流側
と、操作部34が設置される原稿搬送方向下流側25aとの
境において原稿が引っかかるようなトラブルをなくすこ
とができるため、安定した原稿搬送が行われる。
めのファクシミリ装置の側面図であり、前記原稿搬送路
25における上流側と、前記操作部34が設置される原稿搬
送方向下流側25aとの間に段差45を形成し、原稿搬送方
向下流側25aが上流側より低くなるようにしている。こ
のようにすることにより、原稿搬送路25における上流側
と、操作部34が設置される原稿搬送方向下流側25aとの
境において原稿が引っかかるようなトラブルをなくすこ
とができるため、安定した原稿搬送が行われる。
【0030】図8は本発明の第3実施形態を説明するた
めのファクシミリ装置の平面図であり、前記操作部34の
キーの一部を、当該装置において使用可能な最大原稿幅
Hの搬送領域外における原稿搬送方向下流側25aに設置
したものであって、特に、ストップキー31を前記最大原
稿幅Hの搬送領域外に配置することによって、原稿の搬
送位置に係らずストップキー31を操作することができた
め、原稿搬送中あるいは画像読取中にその動作を中断し
たいような場合が生じたときに有効である。
めのファクシミリ装置の平面図であり、前記操作部34の
キーの一部を、当該装置において使用可能な最大原稿幅
Hの搬送領域外における原稿搬送方向下流側25aに設置
したものであって、特に、ストップキー31を前記最大原
稿幅Hの搬送領域外に配置することによって、原稿の搬
送位置に係らずストップキー31を操作することができた
め、原稿搬送中あるいは画像読取中にその動作を中断し
たいような場合が生じたときに有効である。
【0031】図9は、図4に示すように上カバー21と押
圧スイッチ体38とを一体に形成したシートキー構造の変
形例を示す平面図、図10は同キー部分の側面断面図であ
り、この例では、押圧スイッチ体50上部の平坦面50aの
上面側部に相当する前記上カバー21に、U状空間部21b
とこのU状空間部21bから小距離をおいて横長空間部21c
とを形成し、前記小距離をおくことにより形成した押圧
スイッチ体50のアーム部分50dを可撓性を有する回転支
点としている。さらに平坦面50aの下面から足部50bを一
体に突設して、その足部50bの下端部50cを前記プリント
基板36に突設したスイッチ接点部37に接離可能であるよ
うに設置している。
圧スイッチ体38とを一体に形成したシートキー構造の変
形例を示す平面図、図10は同キー部分の側面断面図であ
り、この例では、押圧スイッチ体50上部の平坦面50aの
上面側部に相当する前記上カバー21に、U状空間部21b
とこのU状空間部21bから小距離をおいて横長空間部21c
とを形成し、前記小距離をおくことにより形成した押圧
スイッチ体50のアーム部分50dを可撓性を有する回転支
点としている。さらに平坦面50aの下面から足部50bを一
体に突設して、その足部50bの下端部50cを前記プリント
基板36に突設したスイッチ接点部37に接離可能であるよ
うに設置している。
【0032】また、前記押圧スイッチ体50における足部
50bの下端部50cには、前記スイッチ接点部37と係合する
突起51を形成し、スイッチ接点部37の押下が確実に行わ
れるようにしている。
50bの下端部50cには、前記スイッチ接点部37と係合する
突起51を形成し、スイッチ接点部37の押下が確実に行わ
れるようにしている。
【0033】したがって、押圧スイッチ体50の平坦面50
aを押し下げると、アーム部分50dが平坦面50a全体から
みて装置本体の操作側手前(原稿搬送方向下流側:図8
で例えれば、操作者が操作のために立つ側である装置本
体のT側)に配設されていることにより、平坦面50aはア
ーム部分50dを中心にして装置本体の奥側下方へ回動す
るようになり、押圧スイッチ体50の足部50bの突起51
が、プリント基板36のスイッチ接点部37と係合してスイ
ッチをオンにする。したがって、図11に示すように、押
圧スイッチ体50′の足部50b′に前記突起51がないもの
では、スイッチ接点部37において矢印Fに示すような滑
りが生じてしまうのに対して、図9,図10の押圧スイッ
チ体50ではスイッチ接点部37との係合を確実にすること
になるため、スイッチのオン/オフが確実に行われるこ
とになる。
aを押し下げると、アーム部分50dが平坦面50a全体から
みて装置本体の操作側手前(原稿搬送方向下流側:図8
で例えれば、操作者が操作のために立つ側である装置本
体のT側)に配設されていることにより、平坦面50aはア
ーム部分50dを中心にして装置本体の奥側下方へ回動す
るようになり、押圧スイッチ体50の足部50bの突起51
が、プリント基板36のスイッチ接点部37と係合してスイ
ッチをオンにする。したがって、図11に示すように、押
圧スイッチ体50′の足部50b′に前記突起51がないもの
では、スイッチ接点部37において矢印Fに示すような滑
りが生じてしまうのに対して、図9,図10の押圧スイッ
チ体50ではスイッチ接点部37との係合を確実にすること
になるため、スイッチのオン/オフが確実に行われるこ
とになる。
【0034】なお、図10において、前記平坦面50aへの
押し下げを止めれば、アーム部分50dの上方付勢力によ
って押圧スイッチ体50は元の位置へ戻る。
押し下げを止めれば、アーム部分50dの上方付勢力によ
って押圧スイッチ体50は元の位置へ戻る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像読取
装置によれば、原稿読取手段部分を被覆する部材には、
従来の操作部と操作部の電気基板とは電気基板を覆うた
めのカバー等が必要なくなり、しかも、操作部はこの種
の装置に当然設けられる原稿搬送路に設置されるため、
全体として構成が簡素化され、軽量,小型化が可能にな
り、コストダウンを実現することができる。
装置によれば、原稿読取手段部分を被覆する部材には、
従来の操作部と操作部の電気基板とは電気基板を覆うた
めのカバー等が必要なくなり、しかも、操作部はこの種
の装置に当然設けられる原稿搬送路に設置されるため、
全体として構成が簡素化され、軽量,小型化が可能にな
り、コストダウンを実現することができる。
【0036】さらに、原稿搬送中等の原稿の存在によっ
て操作部の操作に支障を与えることはなく、使い勝手が
よく、しかも原稿の搬送に支障を与えることがない構成
を実現できる。
て操作部の操作に支障を与えることはなく、使い勝手が
よく、しかも原稿の搬送に支障を与えることがない構成
を実現できる。
【0037】また、操作部におけるスイッチ押圧部を容
易に形成でき、しかも操作部のスイッチ操作がスイッチ
押圧部の押圧回転によって円滑に行え、かつ確実にスイ
ッチ接点を動作させることができる構成を実現できる。
易に形成でき、しかも操作部のスイッチ操作がスイッチ
押圧部の押圧回転によって円滑に行え、かつ確実にスイ
ッチ接点を動作させることができる構成を実現できる。
【図1】本発明の第1実施形態を説明するためのファク
シミリ装置の平面図である。
シミリ装置の平面図である。
【図2】図1のファクシミリ装置の側面図である。
【図3】図1におけるA−A断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態における押圧スイッチ体
のシートキー構造を説明するための平面図である。
のシートキー構造を説明するための平面図である。
【図5】本発明の第1実施形態における押圧スイッチ体
の構成例を示す断面図である。
の構成例を示す断面図である。
【図6】本発明の第1実施形態における操作部の設置部
の変形例を示すファクシミリ装置の平面図である。
の変形例を示すファクシミリ装置の平面図である。
【図7】本発明の第2実施形態を説明するためのファク
シミリ装置の側面図である。
シミリ装置の側面図である。
【図8】本発明の第3実施形態を説明するためのファク
シミリ装置の側面図である。
シミリ装置の側面図である。
【図9】本発明の第3実施形態における押圧スイッチ体
のシートキー構造の変形例を説明するための平面図であ
る。
のシートキー構造の変形例を説明するための平面図であ
る。
【図10】図9のキー部分の側面断面図である。
【図11】図9,図10のキーの動作と比較するための説
明図である。
明図である。
【図12】従来のファクシミリ装置の平面図である。
【図13】図12のファクシミリ装置の側面図である。
【図14】図12におけるA−A断面図である。
21…上カバー、 22…スキャナカバー、 23…原稿セッ
ト部、 25…原稿搬送路、 26…密着センサ、 27…読
取ローラ、 30…スタートキー、 31…ストップキー、
34…操作部、 36…プリント基板、 37…スイッチ接
点部、 38,40,50…押圧スイッチ体、 51…突起。
ト部、 25…原稿搬送路、 26…密着センサ、 27…読
取ローラ、 30…スタートキー、 31…ストップキー、
34…操作部、 36…プリント基板、 37…スイッチ接
点部、 38,40,50…押圧スイッチ体、 51…突起。
Claims (6)
- 【請求項1】 原稿を原稿セット部分から原稿搬送路を
通して排紙部方向へ搬送する搬送手段と、原稿搬送路の
途中の被覆手段に覆われる部分に設けられて、原稿画像
を読み取る画像読取手段とを備えた画像読取装置におい
て、原稿の搬送を開始あるいは中断するためのスイッチ
等からなる操作部を前記原稿搬送路に設けたことを特徴
とする画像読取装置。 - 【請求項2】 原稿セット部に原稿がセットされている
状態において、原稿が覆うことのない原稿搬送路下流側
に前記操作部を設けたことを特徴とする請求項1記載の
画像読取装置。 - 【請求項3】 前記操作部の表面を前記原稿搬送路の表
面よりも低く設置したことを特徴とする請求項2記載の
画像読取装置。 - 【請求項4】 前記操作部の少なくとも一部を、搬送方
向に対して直交する方向の前記原稿搬送路外の部分に設
けたことを特徴とする請求項1または2記載の画像読取
装置。 - 【請求項5】 前記操作部におけるスイッチ押圧部を、
前記原稿搬送路を兼ねた外装カバーに対して回動可能に
かつ一体的に形成し、しかも前記スイッチ押圧部の回転
支軸部を装置本体における操作側手前に設置したことを
特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の画像読
取装置。 - 【請求項6】 装置本体内に設けられたスイッチ接点部
の突出部分と接する前記スイッチ押圧部に設けられたス
イッチ部分に、前記突出部分と係合する突起を設けたこ
とを特徴とする請求項5記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7330558A JPH09172512A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7330558A JPH09172512A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09172512A true JPH09172512A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18234000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7330558A Pending JPH09172512A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09172512A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003078707A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-14 | Canon Electronics Inc | 情報処理装置、情報処理システム、搬送動作制御方法、記録媒体及びプログラム |
JP2011250454A (ja) * | 2011-07-12 | 2011-12-08 | Canon Electronics Inc | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、記録媒体及びプログラム |
US8755090B2 (en) | 2010-06-01 | 2014-06-17 | Pfu Limited | Image reading apparatus |
-
1995
- 1995-12-19 JP JP7330558A patent/JPH09172512A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003078707A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-14 | Canon Electronics Inc | 情報処理装置、情報処理システム、搬送動作制御方法、記録媒体及びプログラム |
US8755090B2 (en) | 2010-06-01 | 2014-06-17 | Pfu Limited | Image reading apparatus |
JP2011250454A (ja) * | 2011-07-12 | 2011-12-08 | Canon Electronics Inc | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、記録媒体及びプログラム |
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