JPH09172264A - 操作パネル - Google Patents

操作パネル

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JPH09172264A
JPH09172264A JP34881595A JP34881595A JPH09172264A JP H09172264 A JPH09172264 A JP H09172264A JP 34881595 A JP34881595 A JP 34881595A JP 34881595 A JP34881595 A JP 34881595A JP H09172264 A JPH09172264 A JP H09172264A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂シートを接着した際に、何らかの理由で
樹脂シートの弾性片との対向部に接着剤が存在した場合
等でも、樹脂シートと弾性片とが接着剤により接合され
てしまうことがなく、ボタン部の操作性が損なわれない
操作パネルを提供する。 【構成】 パネル本体10と、このパネル本体10に弾
性片21で一体的に連結されたボタン部20と、パネル
本体20の上面に接着され、ボタン部20の機能等を表
示する樹脂シート40とを備えた操作パネルであって、
パネル本体10と弾性片21との連結部分25の上面側
に段差26を形成し、弾性片21を樹脂シートの接着面
13よりも一段低く配置したことを特徴とする。段差2
6は、弾性片21と連結部分25との境界部分28より
もパネル本体10側にずれた位置に設けられている。連
結部分25の下面側は傾斜面27となっており、この傾
斜面27は弾性片21側からパネル本体10側に向かっ
て下り傾斜状に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は機器等の操作部に設
けられる操作パネルに関する。より詳しくは、パネル本
体と、このパネル本体に弾性片で一体的に連結されたボ
タン部と、パネル本体の上面に接着され、ボタン部の機
能等を表示する樹脂シートとを備えた操作パネルに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の操作パネルとしては特公平7−6
0947号公報に記載されたものが知られている。
【0003】図10はこの特公平7−60947号公報
に記載された操作ボタン装置の部分平面図である。
【0004】この図において、1はパネル本体、2は操
作用のボタン部である。3,3はパネル本体1とこのボ
タン部2とを連結している一対の弾性片であり、操作時
にボタン部2が押圧されると、撓むようになっている。
4はボタン部2に隣接して設けられた樹脂注入口であ
る。
【0005】このような操作パネルの完成品において
は、弾性片3,樹脂注入口4などが見えることがないよ
うにボタン部2を除いて、ボタン部2の機能表示やデザ
イン効果を有する樹脂シート(図示せず)が、ボタン部
2の周辺のパネルに貼付される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の操作パ
ネルは、弾性片3がパネル本体1と同一面に形成されて
いた。このため、パネル本体1に樹脂シートが接着され
ると、弾性片3と樹脂シートとは密着した状態となる。
【0007】このため、樹脂シートを接着した際に、何
らかの理由で樹脂シートの弾性片3との対向部あるいは
弾性片3の樹脂シートとの対向面に接着剤が存在した場
合(例えば、所定領域外まで接着剤が塗布されてしまっ
たような場合)、または樹脂シートを接着した後に、樹
脂シートと弾性片3との間に接着剤が滲みでてきたよう
な場合、その接着剤で樹脂シートと弾性片3とが接合さ
れてしまう。その結果、弾性片3が撓みにくくなってし
まい、ボタン部2の操作性が損なわれてしまうという問
題が生じる。
【0008】本発明の目的は、上述した課題を解決し、
樹脂シートを接着した際に、何らかの理由で樹脂シート
の弾性片との対向部に接着剤が存在した場合等でも、樹
脂シートと弾性片とが接着剤により接合されてしまうこ
とがなく、ボタン部の操作性が損なわれない操作パネル
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の操作パネルは、パネル本体と、このパ
ネル本体に弾性片で一体的に連結されたボタン部と、前
記パネル本体の上面に接着され、前記ボタン部の機能等
を表示する樹脂シートとを備えた操作パネルであって、
前記パネル本体と前記弾性片との連結部分の上面側に段
差を形成し、前記弾性片を前記樹脂シートの接着面より
も一段低く配置したことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の操作パネルは、請求項1記
載の操作パネルにおいて、前記段差は、前記弾性片と前
記連結部分との境界部分よりも前記パネル本体側にずれ
た位置に設けられていることを特徴とする。
【0011】請求項3記載の操作パネルは、請求項1ま
たは2記載の操作パネルにおいて、前記連結部分の下面
側は傾斜面となっており、この傾斜面は前記弾性片側か
ら前記パネル本体側に向かって下り傾斜状に形成されて
いることを特徴とする。
【0012】
【作用効果】請求項1記載の操作パネルによれば、パネ
ル本体と弾性片との連結部分の上面側には段差が形成さ
れており、この段差によって、弾性片が樹脂シートの接
着面よりも一段低く配置された構成となっているので、
パネル本体の上面に接着された樹脂シートと、弾性片と
の間には間隙が形成されることとなり、樹脂シートと弾
性片とが密着しなくなる。
【0013】これにより、樹脂シートを接着した際に、
何らかの理由で樹脂シートの弾性片との対向部に接着剤
が存在した場合等でも、この接着剤で、樹脂シートと弾
性片とが接合されてしまうということがなくなり、ボタ
ン部操作時の弾性片の撓みが確保されることとなる。
【0014】したがって、ボタン部の操作性が損なわれ
ないという効果が得られる。
【0015】請求項2記載の操作パネルによれば、請求
項1記載の操作パネルにおいて、段差が弾性片と連結部
分との境界部分よりもパネル本体側にずれた位置に設け
られているので、ボタン部を操作した際には、境界部分
よりもパネル本体側にずれた位置に応力が分散されるこ
ととなる。
【0016】したがって、境界部分に応力が集中してし
まうのが防止され、弾性片が劣化しにくくなるという効
果が得られる。
【0017】なお、境界部分よりもパネル本体側にずれ
た位置にではなく、境界部分よりもボタン部側にずれた
位置に段差を設けることによっても、境界部分に応力が
集中してしまうのを防止することはできる。しかしなが
ら、この場合には段差がボタン部側にずれた分だけ弾性
片が厚くなってしまうため、ボタン部を操作したときの
感触が硬いものとなってしまう。
【0018】これに対し、請求項2記載のものは、段差
が弾性片と連結部分との境界部分よりもパネル本体側に
ずれた位置に設けられているので、弾性片が厚くなら
ず、したがって、ボタン部を操作したときの感触が硬く
なるということもない。
【0019】すなわち、請求項2記載の操作パネルによ
れば、境界部分に応力が集中してしまうのが防止され、
弾性片が劣化しにくくなると同時に、ボタン部操作時の
柔らかい感触が損なわれないという効果が得られる。
【0020】請求項3記載の操作パネルによれば、請求
項1または2記載の操作パネルにおいて、連結部分の下
面側が傾斜面となっており、この傾斜面は弾性片側から
パネル本体側に向かって下り傾斜状に形成されているの
で、連結部分は弾性片側からパネル本体側に向かって徐
々に肉厚に形成される。
【0021】したがって、境界部分に応力が集中してし
まうのがより一層効果的に防止され、弾性片がより一層
劣化しにくくなるという効果が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0023】図1は本発明に係る操作パネルの実施の形
態を示す断面図(図3のa−a断面図)、図2は図3の
b−b断面図、図3はパネル本体の平面図、図4は同じ
く底面図、図5は図3のV-V線断面図、図6はパネル本
体の背面図である。
【0024】これらの図面に示すように、本実施の形態
の操作パネルは、樹脂製のパネル本体10と、このパネ
ル本体10に弾性片21または21aで一体的に連結さ
れた第1,第2のボタン部20,30と、パネル本体1
0の上面に接着され、第1,第2のボタン部20,30
の機能等を表示する薄い樹脂シート40(図1参照)と
を備えた構成となっている。
【0025】まず、パネル本体10について説明する。
【0026】パネル本体10は、OA機器等の図示しな
い操作部に嵌め込むことが可能な形状に形成されてお
り、図1,図2,図7に示すように、下方にはストロー
クの小さいタクトスイッチSW等を備えた操作パネル用
のプリント基盤Pが配置されるようになっている。図2
において、10cはプリント基盤Pをパネル本体10に
位置決め固定するためのねじ穴である。
【0027】図1,図2,図3,図5において、11は
パネル本体10の上面に設けられた浅い凹部であり、こ
の凹部11に樹脂シート40が接着剤により接着される
ようになっている。接着剤は、凹部11にあらかじめ塗
布しておいても良いし、樹脂シート40の凹部11との
接着面に塗布しておいても良い。
【0028】図3〜6において、10a,10aはパネ
ル本体10の左右両側部に設けられた係合片であり、下
端部には図示しないOA機器等の操作部にパネル本体1
0を取付固定するためのフック10b,10bが設けら
れている。
【0029】図3において、符号G1はパネル本体10
を形成する際の樹脂注入口であり、この樹脂注入口G1
は、パネル本体10の左右両側に合計2ヶ所設けられて
いる。なお、12はパイロットランプ表示用等の窓であ
る。
【0030】次に、第1,第2のボタン部20,30に
ついて説明する。
【0031】第1のボタン部20と第2のボタン部30
とは、基本的には同一の構造に形成されているので、主
として、第1のボタン部20について説明する。
【0032】図1,図2,図7に示すように、ボタン部
20は、キートップ22と、突片23と、ピン24と、
樹脂注入口G11とを備えている。
【0033】キートップ22は略蒲鉾型に形成されてお
り、指で操作しやすい形状となっている。
【0034】突片23はキートップ22の中央部の真下
に垂設されいる。突片23の下端部23aは湾曲した形
状となっており、プリント基盤P上のタクトスイッチS
WのボタンBに若干触れるように配置されるか、あるい
は若干の間隙をもってボタンBに対向するように配置さ
れている。
【0035】これにより、キートップ22が指で押圧さ
れると、突片23が押し下げられ、プリント基盤P上の
タクトスイッチSWが操作される。
【0036】ピン24は第1のボタン部20の先端部下
方において突片23の左右両側に一対垂設されている。
図1に示すように、ピン24の先端部24aとプリント
基盤Pの上面との間には間隙nが設けられており、この
間隙nの分だけ第1のボタン部20が押し下げ可能な構
成となっている。間隙nの寸法は、キートップ22が指
で押圧されてタクトスイッチSWが操作された際に、タ
クトスイッチSWの図示しない接点が接触した直後に、
第1のボタン部20のピン24の先端部24aがプリン
ト基盤P上に当接するように設定する。
【0037】これにより、第1のボタン部20が必要以
上に強く押し下げられたとしても、一対のピン24,2
4の先端部24a,24aがプリント基盤P上にそれぞ
れ当接して、タクトスイッチSWのボタンBが必要以上
に強く押し下げられることが防止される。
【0038】さらに、ピン24は第1のボタン部20の
左右両側に配置されているので、第1のボタン部20を
強く押したときでも、第1のボタン部20が左右方向に
ぐらつきにくくなっている。
【0039】樹脂注入口G11は、キートップ22とパ
ネル本体10とを連結している弾性片21,21の間に
形成されており、パネル本体10の成形時には、この樹
脂注入口G11を通じて第1のボタン部20に樹脂が直
接供給される。このような樹脂注入口G11より樹脂が
注入されると、樹脂は、キートップ22、突片23、お
よびピン24を形成した後に、弾性片21,21を形成
してパネル本体10側に至り、パネル本体10の樹脂注
入口G1から注入された樹脂と合流する。
【0040】次に、第2のボタン部30について説明す
る。
【0041】第2のボタン部30は、基本的には第1の
ボタン部20と同一の構造に形成されているので、ここ
では異なる部分について説明する。
【0042】すなわち、第2のボタン部30が第1のボ
タン部20と異なるところは、図3に示すように、樹脂
注入口G11が第1のボタン部20のものに比べ、キー
トップ22に向かって末広がりに大きく形成されている
点にある。
【0043】このように、樹脂注入口G11がキートッ
プ22に向かって末広がりに大きく形成されていること
により、樹脂が行き渡り易くなるという利点が得られ
る。
【0044】次に、パネル本体10と第1,第2のボタ
ン部20,30とを連結している弾性片21,21aに
ついて説明する。
【0045】まず、図1,図2,図7を参照して弾性片
21について説明する。
【0046】弾性片21は左右一対設けられており、薄
く平に形成されている。25は弾性片21とパネル本体
10との連結部分であり、図1、2に示すように、弾性
片21よりも肉厚に形成されている。26は連結部分2
5の上面側に形成された段差、27は連結部分25の下
面側に形成された傾斜面、28は弾性片21と連結部分
25との境界部分である。
【0047】図1に示すように、弾性片21は、段差2
6によって凹部11の樹脂シート接着面13よりも一段
低く配置されている。これにより、凹部11に接着され
た樹脂シート40と弾性片21との間には間隙mが形成
されることとなり、樹脂シート40と弾性片21とが密
着しなくなる。
【0048】段差26は、境界部分28よりもパネル本
体10側(図1中矢印X1側)にずれた位置に設けられ
ている。
【0049】傾斜面27は弾性片21側からパネル本体
10側に向かって下り傾斜状に形成されている。これに
より、連結部分25は弾性片21側からパネル本体10
側に向かって徐々に肉厚となっている。
【0050】なお、傾斜面27は、本実施の形態のよう
に直線状に形成されたものに限らず、曲線状に形成され
たものでもよい。
【0051】次に、弾性片21aについて、図3、図
4、および図8を参照して説明する。なお、これらの図
面において、弾性片21と同様の部分には同じ符号を付
してある。
【0052】図3,4に示すように、第2のボタン部3
0はパネル本体10の奥行き方向に並べて配置されてい
る。本実施の形態のパネル本体10は、奥行きが短く形
成されているため、第1のボタン部20の弾性片21と
同じ形状のものを第2のボタン部30に対して設けたと
すると、弾性片が短くなってしまい、その分、ボタン部
を操作したときの感触が硬いものとなってしまう。
【0053】そこで、本実施の形態では、図3に示すよ
うに、第2のボタン部30の弾性片21aを平面視略L
字形に形成してある。このような形状にすると、L字形
に折れ曲がった分、弾性片の長さを確保することがで
き、第2のボタン部30を操作したときの感触を第1の
ボタン部20を操作したときの感触と同様のものとする
ことができる。
【0054】上述した本実施の形態の操作パネルによれ
ば、パネル本体10と弾性片21(21a)との連結部
分25の上面側には段差26が形成されており、この段
差26によって、弾性片21(21a)が樹脂シートの
接着面13よりも一段低く配置された構成となっている
ので、樹脂シートの接着面13に接着された樹脂シート
40と、弾性片21(21a)との間には間隙mが形成
されることとなり、樹脂シート40と弾性片21(21
a)とが密着しなくなる。
【0055】これにより、樹脂シート40を接着した際
に、図9(a)に示すように、何らかの理由で樹脂シー
ト40の弾性片21(21a)との対向部に接着剤Sが
存在した場合、あるいは、図9(b)に示すように、弾
性片21(21a)の樹脂シート40との対向面に接着
剤Sが存在した場合でも、この接着剤Sで樹脂シート4
0と弾性片21(21a)とが接合されてしまうという
ことがなくなり、第1のボタン部20(第2のボタン部
30)を操作した際の弾性片21(21a)の撓みが確
保されることとなる。
【0056】したがって、第1,第2のボタン部20,
30の操作性が損なわれないという効果が得られる。
【0057】また、段差26は弾性片21(21a)と
連結部分25との境界部分28よりもパネル本体10側
にずれた位置に設けられているので、次のような作用効
果が得られる。
【0058】仮に、段差26が境界部分28に設けられ
ているとすると、境界部分28に操作時の応力が集中し
てしまい、弾性片21(21a)が劣化しやすくなる。
【0059】これに対して、本実施の形態のものは、境
界部分28よりもパネル本体10側にずれた位置に段差
26が設けられているので、第1,第2のボタン部2
0,30を操作した際には、境界部分28よりもパネル
本体10側にずれた位置に応力が分散されることとな
る。
【0060】したがって、境界部分28に応力が集中し
てしまうのが防止され、弾性片21(21a)が劣化し
にくくなるという効果が得られる。
【0061】なお、境界部分28よりもパネル本体側に
ずれた位置にではなく、境界部分28よりも第1,第2
のボタン部20,30側にずれた位置に段差26を設け
ることによっても、境界部分28に応力が集中してしま
うのは防止できる。しかしながら、この場合には段差2
6が第1,第2のボタン部20,30側にずれた分だけ
弾性片21(21a)が厚くなってしまうため、第1,
第2のボタン部20,30を操作したときの感触が硬い
ものとなってしまう。
【0062】これに対し、本実施の形態のものは、段差
26が境界部分28よりもパネル本体10側にずれた位
置に設けられているので、弾性片21(21a)が厚く
ならず、したがって、第1,第2のボタン部20,30
を操作したときの感触が硬くなるということもない。
【0063】すなわち、本実施の形態の操作パネルによ
れば、境界部分28に応力が集中してしまうのが防止さ
れ、弾性片21(21a)が劣化しにくくなると同時
に、第1,第2のボタン部20,30操作時の柔らかい
感触が損なわれないという効果が得られる。
【0064】さらに、弾性片21(21a)とパネル本
体10との連結部分28の下面側は傾斜面27となって
おり、この傾斜面27は弾性片21(21a)側からパ
ネル本体10側に向かって下り傾斜状に形成されている
ので、連結部分28は弾性片21(21a)側からパネ
ル本体10側に向かって徐々に肉厚に形成される。
【0065】したがって、境界部分28に応力が集中し
てしまうのがより一層効果的に防止され、弾性片21
(21a)がより一層劣化しにくくなるという効果が得
られる。
【0066】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能で
ある。
【0067】
【発明の効果】請求項1記載の操作パネルによれば、樹
脂シートと弾性片とが接着剤で接合されてしまうという
ことがなくなり、ボタン部の操作性が損なわれることが
ない。
【0068】請求項2記載の操作パネルによれば、ボタ
ン部を操作した際に、弾性片とパネル本体との連結部分
に応力が集中してしまうのが防止され、弾性片が劣化し
にくくなると同時に、ボタン部操作時の柔らかい感触が
損なわれてしまうということがない。
【0069】請求項3記載の操作パネルによれば、ボタ
ン部を操作した際に、弾性片とパネル本体との連結部分
に応力が集中してしまうのがより一層効果的に防止さ
れ、弾性片がより一層劣化しにくくなる。
【0070】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る操作パネルの実施の形態を示す断
面図(図3におけるa−a断面図)。
【図2】図3におけるb−b断面図。
【図3】パネル本体の平面図。
【図4】同じく底面図。
【図5】図3におけるV-V線断面図。
【図6】パネル本体の背面図。
【図7】ボタン部の部分拡大斜視図。
【図8】図3におけるc−c断面図。
【図9】(a),(b)は作用説明図。
【図10】特公平7−60947号公報に係る操作ボタ
ン装置の要部の平面図。
【符号の説明】
10 パネル本体 20,30 第1のボタン部,第2のボタン部 21,21a 弾性片 25 連結部分 26 段差 27 傾斜面 28 境界部分 40 樹脂シート m 間隙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル本体と、このパネル本体に弾性片
    で一体的に連結されたボタン部と、前記パネル本体の上
    面に接着され、前記ボタン部の機能等を表示する樹脂シ
    ートとを備えた操作パネルであって、前記パネル本体と
    前記弾性片との連結部分の上面側に段差を形成し、前記
    弾性片を前記樹脂シートの接着面よりも一段低く配置し
    たことを特徴とする操作パネル。
  2. 【請求項2】 前記段差は、前記弾性片と前記連結部分
    との境界部分よりも前記パネル本体側にずれた位置に設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の操作パネ
    ル。
  3. 【請求項3】 前記連結部分の下面側は傾斜面となって
    おり、この傾斜面は前記弾性片側から前記パネル本体側
    に向かって下り傾斜状に形成されていることを特徴とす
    る請求項1または2記載の操作パネル。
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