JPH09171593A - 室内音響装置 - Google Patents

室内音響装置

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JPH09171593A
JPH09171593A JP33155795A JP33155795A JPH09171593A JP H09171593 A JPH09171593 A JP H09171593A JP 33155795 A JP33155795 A JP 33155795A JP 33155795 A JP33155795 A JP 33155795A JP H09171593 A JPH09171593 A JP H09171593A
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signal
room
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voice
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JP33155795A
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Hidetoshi Fujiwara
英俊 藤原
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Universal Technics Co Ltd
Original Assignee
Universal Technics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室外の情報伝達装置の作動に連動させて、例
えばBGM等を流すことにより、来客者には心地よい快
適さを与え、また応対者には心にゆとりを与えるととも
に、室内調度品に着脱可能に取り付けることにより、室
内を狭めず、また室内調度品と一体化して美観を損ねる
ことのない室内音響装置を提供する。 【解決手段】 来客者が、室外に設置された情報伝達装
置12の操作釦を押圧したり、或いは装置12に向かっ
て「ごめんください。」等の音声を発したりすると、室
内調度品に着脱可能に設置された筐体1a内では、検知
器13が、この押圧信号或いは音声信号を検出し、電源
回路14の開閉スイッチ14bに閉成を指示すると、音
響発生装置9及び音声再生部11に駆動電力が供給さ
れ、音声再生部11が、例えば、カセットテープレコー
ダ9bに記録されたBGM等を再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内調度品に着脱
可能に取り付けられる室内音響装置に関し、特に、室外
からチャイムやインターホン等の情報伝達装置を作動さ
せたときに、その作動に連動させて、例えばBGM等を
流すようにすることができる室内音響装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、チャイムやインターホン等の情報
伝達装置を室外に設置し、この装置の操作釦が押圧され
たり、或いは装置に向かって「ごめんください。」等の
音声が発せられたりすることによって、室内の者に来客
を告知させるか、また場合によっては、室内にモニター
画面を備えた情報伝達装置を設置し、その画面に来客者
の姿を映し出して室内の者に来客を告知させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな情報伝達装置のみを使用する場合は、来客者から室
内にいる者への一方向のみの告知であり、来客者は、応
対がないと繰り返し操作釦の押圧等をせざるを得ず、自
ずといらいらした気持ちにさせられる。一方、室内にい
る者も、すぐ応対できない事情がある場合に、繰り返し
操作釦を押圧等されると、落ち着かない思いをさせられ
る。また、応接室等に案内されても、来客者は、応対す
る当の相手が、のっぴきならない用事のためすぐ応対す
ることができないとか、先着の来客者があるためすぐ応
対することができないとかという事情がある場合に、か
なりの時間待たされることがあり、この間いらいらした
気持ちにさせられる。また、応対を求められた当の相手
も、かなりの時間来客者を待たせることになるため、気
が急いてしまって用事を済ませるのにかえって余計時間
を要したり、先着の来客者に落ち着いて応対することが
できなかったりして、いらいらした気持ちにさせられ
る。このような双方のいらいらした気持ちが解消されな
いまま、例えば商談を行えば、まとまるはずの商談さえ
成立しない事態に至る場合がある。そこで、室内にいる
者がすぐ応対することができない場合及び応対する当の
相手の事情で来客者を待たせなければならない場合に、
上述した双方のいらいらを解消する方策を講ずる必要が
ある。しかるに、このための方策として自動応対する装
置を設置する場合でも、室内の空間を狭めたり、その美
観を損ねたりしては、かえって来客者に不快感を与える
ことになり好ましくなく、しかも、大がかりな装置では
高価になり複数の各室内にそれぞれ設置するというわけ
にもいかない。
【0004】本発明の目的は、室外からのチャイムやイ
ンターホン等の情報伝達装置の作動に連動させて、例え
ばBGM等を流すことにより、来客者には心地よい快適
さを与え、また応対者には心にゆとりを与えるととも
に、室内調度品に着脱可能に取り付けることにより、室
内を狭めず、また室内調度品と一体化して美観を損ねる
ことのない室内音響装置を提供することにある。また、
本発明の目的は、情報伝達装置の種別に応じて切り替
え、切り替えた情報伝達装置の作動に連動させて、例え
ばBGM等を流すことにより、来客者には心地よい快適
さを与え、また応対者には心にゆとりを与えるととも
に、室内調度品に着脱可能に取り付けることにより、室
内を狭めず、また室内調度品と一体化して美観を損ねる
ことのない室内音響装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の室内音響装置は、筐体が室内調度品に着脱
可能に取り付けられ、且つ、筐体内に音響発生装置及び
この音響発生装置の音声信号を再生する音声再生部、室
外に設置された情報伝達装置の作動信号を検出する検出
手段を備え、この検出手段からの指示信号により音声信
号を再生させるものである。前記音響発生装置は、FM
チューナやカセットテープレコーダ、コンパクトディス
ク再生装置等の複数の装置から構成されるものであって
もよく、その場合には、これらの装置から所要の装置を
選択する選択手段が設けられる。また、検出手段からの
指示信号により音声信号を再生させるには、この指示信
号により音響発生装置や音声再生部に駆動電力が供給さ
れるようにして、音響発生装置や音声再生部を作動させ
る。このような本室内音響装置では、来客者が、室外に
設置されたチャイムやインターホン等の情報伝達装置の
操作釦を押圧したり、或いはこの装置に向かって「ごめ
んください。」等の音声を発したりすると、検出手段
が、この押圧信号や音声信号を検出して、音響発生装置
や音声再生部に対する駆動電力の供給を指示し、駆動電
力が供給された音声再生部は、例えば音響発生装置に記
録されている、BGMやBGMに乗せて「いらっしゃい
ませ、ただいま参りますので少しお待ちください。」等
のアナウンスを再生して流すので、来客者には心地よい
快適さを与え、また応対者には心にゆとりを与えること
ができる。しかも、本装置の筐体は、照明器具や額縁等
の室内調度品に着脱可能に取り付けられるので、室内を
狭めず、また室内調度品と一体化して美観を損ねること
もなく設置可能となる。
【0006】また、本発明の室内音響装置は、第1筐体
及び第2筐体を室内調度品に着脱可能に取り付け、第1
筐体に音響発生装置及びこの音響発生装置の音声信号で
高周波信号を変調して送信する送信部を備え、また、第
2筐体に送信部からの音声信号で変調された高周波信号
を受信する受信部と、受信部で受信された高周波信号か
ら音声信号を再生する音声再生部と、室外に設置された
情報伝達装置の作動信号を検出する検出手段とを備え、
この検出手段からの指示信号により、第1筐体において
発生した音声信号を第2筐体において再生させるもので
ある。このような本室内音響装置では、来客者が、室外
に設置されたチャイムやインターホン等の情報伝達装置
の操作釦を押圧したり、或いはこの装置に向かって「ご
めんください。」等の音声を発したりすると、検出手段
が、この押圧信号や音声信号を検出して、受信部や音声
再生部に対する駆動電力の供給を指示し、駆動電力が供
給された受信部及び音声再生部が、受信した音響発生装
置の音声信号を再生して流すので、来客者には心地よい
快適さを与え、また応対者には心にゆとりを与えること
ができる。もちろん、本装置の第1筐体及び第2筐体
は、蛍光灯や額縁等の室内調度品に着脱可能に取り付け
られるので、室内を狭めず、また美観を損ねることもな
い。しかも、第1筐体には音声発生部を、また第2筐体
には音声再生部をそれぞれ収容し、音声発生部と音声再
生部とを分離して室内調度品に着脱可能に取り付けられ
るようにしたので、音声発生部と音声再生部とを種々組
み合わせて、例えば、一ヶ所の音声発生部から発した音
声信号を数ヶ所の音声再生部で同時に再生することがで
きる。前記音響発生装置は、上述のように、前記選択手
段が設けられていればFMチューナやカセットテープレ
コーダ、コンパクトディスク再生装置等の複数の装置か
ら構成されるものであってもよい。また、前記検出手段
は、第2筐体でなく第1筐体に設けられ、この検出手段
からの指示信号により、音響発生装置が発生した音声信
号を送信部から送信させるようにしたものであってもよ
い。
【0007】また、検出手段が、受信した音声信号の再
生指示に加え、音声信号の発生を指示するように構成、
即ち、音響発生装置や送信部に対する駆動電力の供給を
も指示するように構成すると、この音響発生装置が、チ
ャイムの操作釦が押圧されたり、インターホンに向かっ
て「ごめんください。」等の音声が発せられたりした時
にのみ作動するようになり、省エネの観点から好まし
い。前記検出手段とは別個に第1筐体内に、情報伝達装
置の作動信号を検出し、音声信号の発生を指示するよう
な検出手段を新たに設けるようにしても、省エネの観点
からは好ましい。
【0008】また、前記課題を解決するために、本発明
の室内音響装置は、情報伝達装置の種別に応じて切り替
え可能な切替手段を備え、検出手段が、切替手段を介し
て情報伝達装置の作動信号を検出するように構成する。
このように構成すれば、既存の情報伝達装置が、チャイ
ムやベル、ブザーであろうと、或いはインターホンのよ
うなものであろうと、或いはまた自動ドアのようなもの
であろうと、装置の種別に応じて切り替えて使用するこ
とができ、切り替えることによってその装置の作動信
号、例えば押圧信号や音声信号、光信号等が検出され、
これを検出した検出手段の指示信号により、音声再生部
がBGM等を再生して流すので、来客者には心地よい快
適さを与え、また応対者には心にゆとりを与えることが
できる。また、既存の情報伝達装置をそのまま生かしつ
つ、本室内音響装置を蛍光灯や額縁等の室内調度品に取
り付けることができるので、室内を狭めず、また室内調
度品と一体化して美観を損ねることもなく設置可能とな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の第1実施例
を図1〜4を参照して説明する。本第1実施例に係る室
内音響装置1は、室内にある蛍光灯2の収容ボックス3
の直下などにできるスペースに着脱可能に設置されるも
のである。図1は、装置1の筐体1aが設置された蛍光
灯2を斜め下方より見た斜視図であり、この蛍光灯2に
は、電源スイッチや補助ランプ、グローランプが収容さ
れた上述の収容ボックス3と、ドーナツ型の蛍光ランプ
4,5と、収容ボックス3及び蛍光ランプ4,5を包囲
する傘6と、電源スイッチに吊着された電源スイッチ切
替え紐7などが備えられている。そして、筐体1aは、
図2及び3に示すように、収容ボックス3の直下で、蛍
光ランプ4及び5の内径側に形成されるスペースに配さ
れ、筐体1aに設けられた支え金具8によって蛍光ラン
プ4に着脱可能に設置される。このように設置すると、
室内を狭めず、また蛍光灯2と一体化して美観を損ねる
こともなく、また、不要のときには取り外しておくこと
もできる。
【0010】前記筐体1aには、図4に示すように、F
Mチューナ9aやカセットテープレコーダ9b、コンパ
クトディスク再生装置9cの複数の装置から構成される
音響発生装置9と、これら複数の装置から所要の装置を
選択する切替スイッチ(選択手段)10と、この切替ス
イッチ10を介して、例えばカセットテープレコーダ9
bから出力された音声信号を増幅処理する周知の増幅回
路11a及び増幅された音声信号をBGM等として室内
に発射するスピーカ11bを有する音声再生部11とが
備えられ、更に、室外に設置された既存の情報伝達装置
12の作動信号を検出する検知器(検出手段)13が備
えられている。また、この筐体1aには、電源プラグ1
4aを有する電源回路14が備えられており、この電源
回路14から延出する分岐Aは、前記音響発生装置9及
び音声再生部11に接続される。更に、この電源回路1
4の開閉スイッチ14bは、前記検知器13からの指示
信号で作動するように構成され、検知器13からの指示
信号により開閉スイッチ14bが開閉して、音響発生装
置9や音声再生部11に駆動電力が供給されたり、その
供給が遮断されたりする。ところで、前記切替スイッチ
10は、手動で操作できるようにしたものであっても、
また、検知器13からの信号で適宜切り替わるようにし
たものであってもよい。
【0011】ところで、前記情報伝達装置12は、室外
に設置されている既存のもの、例えばチャイムやインタ
ーホンなどでよく、来客者が、チャイムの操作釦を押圧
したり、或いはインターホンに向かって「ごめんくださ
い。」等の音声を発したりすると、この装置12の作動
信号、即ち押圧信号或いは音声信号を検知器13が検出
する。しかるに、情報伝達装置12から検知器13への
信号搬送の方法は、場合により、マイクロ波や赤外線な
どの無線によってなされてもよいが、その場合には、情
報伝達装置12及び検知器13に周知の発信部及び受信
部をそれぞれ設ける必要がある。前記検知器13は、情
報伝達装置12がチャイムの場合には、その押圧信号を
電気信号として検出し、開閉スイッチ14bに閉成を指
示するのであり、また、装置12がインターホンの場合
には、「ごめんください。」等の音声信号を検出し、そ
れを周知のパターンマッチング法や隠れマルコフモデル
法、ニューラルネットワーク法等でその音素を識別し、
音素ラティスに基づく単語或いは文節を認識することに
よって、来客者の発する単語或いは文節を判別し、その
判別結果に基づく指示信号を開閉スイッチ14bに供給
するのである。したがって、来客者の発する単語或いは
文節を予め想定し、想定外の単語或いは文節が発せられ
たときには、検知器13は、BGM等が再生されないよ
うに、開閉スイッチ14bに開成を指示することができ
るので、インターホンをいたずらされた場合には、BG
M等を流さないようにできる。
【0012】次に、本室内音響装置1の動作について図
4を参照しつつ説明する。来客者が、室外に設置された
チャイムの操作釦を押圧したり、或いはインターホンに
向かって「ごめんください。」等の音声を発したりする
と、検知器13が、この押圧信号或いは音声信号を検出
し、電源回路14の開閉スイッチ14bに閉成を指示す
るので、音響発生装置9や音声再生部11に電力が供給
される。これにより、本室内音響装置1は、カセットテ
ープレコーダ9bに記録されている、例えば、BGMや
BGMに乗せて「いらっしゃいませ、ただいま参ります
ので少しお待ちください。」等のアナウンスを再生して
流すので、チャイムの操作釦を押圧したり、或いはイン
ターホンに向かって「ごめんください。」等の音声を発
したりした来客者は、流れてくるBGM等に心地よい快
適さを感じ、また応接室等に案内されてかなりの時間待
たされることがあっても、この間いらいらした気持ちに
させられることもない。一方、応対者は、かなりの時間
来客者を待たせることになっても、いらいらした気持ち
にさせられることはなく心にゆとりを持つことができ
る。
【0013】本発明の第2実施例に係る室内音響装置2
0について図1〜3及び図5を参照して説明する。尚、
これらの図において、上述した第1実施例に係る室内音
響装置1の構成要素と同一のものには同一番号を付すと
ともに、その説明は割愛する。本第2実施例に係る室内
音響装置20は、第1筐体20aと第2筐体20bとを
備えており、第1筐体20aは、絵画などを収容してあ
る額縁にその美観を損ねることのないように着脱可能に
設置され、また、第2筐体20bは、第1実施例に係る
筐体1aと同様に、蛍光灯2の収容ボックス3の直下に
着脱可能に設置される。このように設置すると、室内を
狭めず、美観を損ねることもないことはもちろんであ
り、不要のときには取り外しておいてもよい。尚、第1
筐体20aの具体的な設置については特に図示しない
が、上述の筐体1aの設置方法に準じて室内の美観を損
ねないように、額縁の大きさや形状、模様、色彩等を考
慮してあたかも額縁と一体化したもののように設置すれ
ばよい。
【0014】前記第1筐体20aには、図5に示すよう
に、前記音響発生装置9及び切替スイッチ10に加え、
音響発生装置9の音声信号で高周波信号を変調して送信
する周知の送信部21及び電源プラグ22aを有する電
源回路22が備えられている。そして、この電源回路2
2から延出する分岐Bは、音響発生装置9及び送信部2
1に接続され、電源回路22の開閉スイッチ22bは、
後述の検知器(検出手段)24からの指示信号で作動す
るように構成されており、検知器24からの指示信号に
より開閉スイッチ22bが開閉して、音響発生装置9や
送信部21に駆動電力が供給されたり、その供給が遮断
されたりする。ところで、音響発生装置9の音声信号
は、送信部21により、例えば周波数変調して送信され
るが、このときの搬送波は、マイクロ波や赤外線など適
宜選択することができる。
【0015】また、前記第2筐体20bには、図5に示
すように、送信部21からの音声信号で変調された高周
波信号を受信する受信部23と、この受信部23で受信
される高周波信号から音声信号を再生する前記音声再生
部11と、室外に設置された情報伝達装置12の作動信
号を検出する前述の検知器24とが備えられている。ま
た、この筐体20bには、前記電源回路14が備えら
れ、この電源回路14から延出する分岐Aは、受信部2
3及び音声再生部11に接続される。そして、この電源
回路14の開閉スイッチ14bは、前記検知器24から
の指示信号で作動するように構成され、検知器24から
の指示信号により開閉スイッチ14bが開閉して、受信
部23や音声再生部11に駆動電力が供給されたり、そ
の供給が遮断されたりする。ところで、前記検知器24
は、情報伝達装置12から有線や無線で搬送されてくる
作動信号、即ち押圧信号或いは音声信号を検出するもの
であることは、上述の検知器13と同様であるが、下記
機能を有するところが異なる。即ち、この検知器24
は、情報伝達装置12がチャイムの場合には、その押圧
信号を、また、装置12がインターホンの場合には、そ
の音声信号を電気信号として検出し、電源回路14の開
閉スイッチ14bに閉成を指示するところは同じである
が、電源回路22の開閉スイッチ22bに閉成を指示す
る機能を有するところが異なる。尚、検知器24から開
閉スイッチ22bへの信号搬送の方法は、有線でも、電
波などの無線でも場合に応じて選択すればよい。これに
より、チャイムの操作釦が押圧されたり、インターホン
に向かって「ごめんください。」等の音声が発せられた
りした時にのみ音響発生装置9や送信部21が作動する
ようになり、省エネの観点から好ましい。
【0016】次に、本室内音響装置20の動作について
図5を参照しつつ説明する。来客者が、室外に設置され
たチャイムの操作釦を押圧したり、或いはインターホン
に向かって「ごめんください。」等の音声を発したりす
ると、検知器24が、この押圧信号或いは音声信号を検
出し、第1筐体20aの電源回路22の開閉スイッチ2
2bに閉成を指示して、音響発生装置9及び送信部21
に駆動電力が供給されるようになるとともに、第2筐体
20bの電源回路14の開閉スイッチ14bにも閉成を
指示し、受信部23や音声再生部11に駆動電力が供給
されるようになる。これにより、本室内音響装置20
は、送信部21から送信された音響発生装置9、例えば
カセットテープレコーダ9bからの音声信号を受信部2
3で受信し、これを音声再生部11で再生して、BGM
やBGMに乗せて「いらっしゃいませ、ただいま参りま
すので少しお待ちください。」等のアナウンスを流すの
で、チャイムの操作釦を押圧したり、或いはインターホ
ンに向かって「ごめんください。」等の音声を発したり
した来客者は、心地よい快適さを感じ、また応接室等に
案内されてかなりの時間待たされることがあっても、こ
の間いらいらした気持ちにさせられることもない。一
方、応対者は、かなりの時間来客者を待たせることにな
っても、いらいらした気持ちにさせられることはなく心
にゆとりを持つことができる。
【0017】本発明の第3実施例に係る室内音響装置3
0について図1〜3及び図6を参照して説明する。尚、
これらの図において、上述した第1及び2実施例に係る
室内音響装置1及び20の構成要素と同一のものには同
一番号を付すとともに、その説明は割愛する。本室内音
響装置30が、上述の室内音響装置1や20と異なると
ころは、情報伝達装置12の種別に応じて切り替え可能
な切替スイッチ(切替手段)31と、この切替スイッチ
31を介して情報伝達装置12の作動信号、即ち押圧信
号及び音声信号を検出する検知器(検出手段)32とを
備えていることである。したがって、既存の情報伝達装
置12が、チャイムやベル、ブザーであろうと、或いは
インターホンであろうと、装置12の種別に応じて切替
スイッチ31で切り替え、これによって検知器32が、
その装置12の作動信号、即ち押圧信号や音声信号を電
気信号として検出し、電源回路14の開閉スイッチ14
bに閉成を指示すると、本室内音響装置30は、例えば
カセットテープレコーダ9bに記録されているBGMや
BGMに乗せて「いらっしゃいませ、ただいま参ります
ので少しお待ちください。」等のアナウンスを流すこと
ができる。
【0018】また、情報伝達装置12が、自動ドアのよ
うなものである場合には、検知器32は、ホトセンサで
光信号から変換された電気信号を検出し、開閉スイッチ
14bに閉成を指示するので、音響発生装置9や音声再
生部11に駆動電力が供給される。したがって、本室内
音響装置30は、例えばカセットテープレコーダ9bに
記録されているBGM等を流すことができるので、自動
ドアを玄関に設置した場合に、来客者は、自動ドアの前
に立つやいなや、流れてくるBGM等に心地よい快適さ
を感じ、また応接室等に案内されてかなりの時間待たさ
れることがあっても、この間いらいらした気持ちにさせ
られることもない。一方、応対者は、かなりの時間来客
者を待たせることになっても、いらいらした気持ちにさ
せられることはなく心にゆとりを持つことができる。と
ころで、この切替スイッチ31は、装置12の種別に応
じて使用前に予め手動操作により切り替えできるもので
あるが、マイクロコンピュータを内蔵した切替スイッチ
であれば、キーボード等から切り替え設定するととも
に、室内音響装置30に、例えば9時から17時まで作
動させるというようなタイマー設定をすることもでき
る。
【0019】
【発明の効果】本発明の室内音響装置によれば、室外か
らのチャイムやインターホン等の情報伝達装置の作動に
連動させて、例えばBGM等を流すことにより、来客者
には心地よい快適さを与え、また応対者には心にゆとり
を与えるとともに、室内調度品に着脱可能に取り付ける
ことにより、室内を狭めず、また室内調度品と一体化し
て美観を損ねることのないように設置可能となる。ま
た、本発明の室内音響装置によれば、情報伝達装置の種
別に応じて切り替え、切り替えた情報伝達装置の作動に
連動させて、例えばBGM等を流すことにより、来客者
には心地よい快適さを与え、また応対者には心にゆとり
を与えるとともに、室内調度品に着脱可能に取り付ける
ことにより、室内を狭めず、また室内調度品と一体化し
て美観を損ねることのないように設置可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る室内音響装置を取り
付けた蛍光灯を斜め下方より見た斜視図である。
【図2】 図1の室内音響装置を蛍光灯の収容ボックス
に取り付けた状態を示す側面図である。
【図3】 図1の室内音響装置を蛍光灯の収容ボックス
に取り付けた状態を示す底面図である。
【図4】 本発明の第1実施例に係る室内音響装置の構
成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の第2実施例に係る室内音響装置の構
成を示すブロック図である。
【図6】 本発明の第3実施例に係る室内音響装置の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,20,30 室内音響装置 1a 筐体 9 音響発生装置 11 音声再生部 12 情報伝達装置 13,24,32 検知器(検出手段) 20a,20b 第1,2筐体 21 送信部 23 受信部 31 切替スイッチ(切替手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体が室内調度品に着脱可能に取り付け
    られ、且つ、前記筐体内に音響発生装置及び該音響発生
    装置の音声信号を再生する音声再生部と、室外に設置さ
    れた情報伝達装置の作動信号を検出する検出手段とを備
    え、該検出手段からの指示信号により前記音声信号を再
    生させることを特徴とする室内音響装置。
  2. 【請求項2】 室内調度品に着脱可能に取り付けられる
    第1筐体内に、音響発生装置及び該音響発生装置の音声
    信号を送信する送信部を備え、室内調度品に着脱可能に
    取り付けられる第2筐体内に、前記送信部からの音声信
    号を受信する受信部と、該受信部で受信された音声信号
    を再生する音声再生部と、室外に設置された情報伝達装
    置の作動信号を検出する検出手段とを備え、該検出手段
    は、前記音響発生装置が発生した音声信号の再生を指示
    することを特徴とする室内音響装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、前記音声信号の再生を
    指示することに加え、該音声信号の発生を指示すること
    を特徴とする請求項2に記載の室内音響装置。
  4. 【請求項4】 前記情報伝達装置の種別に応じて切り替
    え可能な切替手段を備え、前記検出手段は、前記切替手
    段を介して前記情報伝達装置の作動信号を検出すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の室内音
    響装置。
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