JPH09171519A - ライン設計支援処理システム及び方法 - Google Patents

ライン設計支援処理システム及び方法

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JPH09171519A
JPH09171519A JP7331563A JP33156395A JPH09171519A JP H09171519 A JPH09171519 A JP H09171519A JP 7331563 A JP7331563 A JP 7331563A JP 33156395 A JP33156395 A JP 33156395A JP H09171519 A JPH09171519 A JP H09171519A
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Masayuki Amano
雅之 天野
Yoshiki Asakawa
芳樹 浅川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラインシステムの設計・積算業務を手作業によ
らず効率よい設計変更にも迅速に対応できるライン設計
支援処理システムと方法を提供する。 【解決手段】ラインを構成する要素の接続構成を示す設
計図面を作図する作図手段と、当該作図手段で作成した
設計図面に基づいて前記要素毎に所定の項目の積算デー
タ17を作成する積算手段と、当該積算手段により作成
された積算データ17に基づいて予め決められた形式の
帳票を作成して出力する帳票手段とが入力装置2とポイ
ンティング装置3と表示装置4と出力装置5と各種メモ
リ6〜8とこれ等を共通的にバスPを介して接続してこ
れ等を統括的に制御する制御装置1とからシステム構成
されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信・電力ケーブ
ル、ガス、水道、エアー、バキューム、スチーム等の配
線や管路の配管などのライン接続設計に際し、特にビル
等の構内配線または配管などのラインシステムの設計か
ら見積までを行う設計支援の処理作業に供されるライン
設計支援処理システムとその処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より通信ケーブルや各種管路といっ
たラインのシステム設計は、ビル等の構内通信システム
を例にとると、次のように行っていた。即ち、先ずその
構内通信システムの必要とする仕様に合わせて、ビル全
体の主要要素の配置と接続構成のシステム全体のレイア
ウトを作成する。
【0003】次に、全体のレイアウトから、主要要素及
びその接続に必要となる接続要素の種類と数量を積算す
る。そして、この積算結果に基づいて、別に用意されて
いるデータ等を検索等して、主要要素と接続要素を構成
する細目物品について種類、数量、価格、納期更には工
費などを積算する。次に、上述の積算結果に基づいて、
設計明細書や見積書さらに請求書といった帳票類を作成
する。
【0004】ここで、実際の具体的詳細な従来技術の処
理手順を段階を追って説明する。 (1)ケーブル系統図作成要領について ツール:ワープロ(OASYS)、パソコンCADを使
用する。 [描画方法]図28に、システム構成図Vをワープロで
描画したケーブル系統図を示す(基本設計書に添附して
いる資料)。ワープロでは、罫線及び線描画を利用して
描画する。繰り返し要素が多いため、基本部分を描画
し、コピーとペーストで描画する。ケーブルの対数及び
アウトレット数が変更すると、その都度分配装置(D
F)対数を計算機で計算し、記述しなおす。CADでの
描画については、基本パターン(四角、円、線等)描画
については、ワープロより優れているが、基本的にワー
プロと同様の描画方法をとる。
【0005】(2)積算方法の要領について ツール:ワープロのカルク、計算機、パソコンの表計算
ソフトを使用する。 [積算方法]ワープロのカルク及び表計算ソフトでは、
表形式で物品名毎の単価を登録しておき、物品毎の数量
の合計を算出しその値を入力する。そして、カルクや表
計算で自動的に物品毎の合計額を計算し、全合計額を算
出する方法をとっている。上記の方法は、各支社または
営業部毎で異なっており、遅れている部門では、計算機
で合計額を算出している。
【0006】(3)帳票について ツール:ワープロを使用する。 [表作成方法]帳票については、一例として積算表W、
材料集計表X、工程内容Y(支線、幹線、管理、機械
室、その他)、見積書Zがある(図29〜図32)。積
算表Wについては、ワープロのカルクや表計算のみの場
合は、ワープロで新たに作成している。材料集計表Xで
は、各物品毎の合計額を表形式に作成する。工程内容に
ついては、各階で施工する物品について拾い出し、ワー
プロで作成している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】例えば、LANシステ
ム導入に伴う構内配線システムの需要拡大、再開発等の
高層インテリジェントビルに見られる構内配線システム
規模の巨大化に伴い、システム提案及び基本設計件数は
増加している。一方、外資系サードパーティ等の配線ビ
ジネスへの進出に伴い低価格化競争が激化している。
【0008】当該市場動向を勘案すると、コストダウン
をはかった経済的な配線システム構築手法の達成が業務
であり、マンパワーに依存している提案書・見積書作成
及び設計積算業務の稼働削減を重点的に取り組む必要が
あった。
【0009】出願人会社内においても設計・積算技術者
が不足しており、ビジネスチャンスの契機となるお客様
初期提案時に必要となる見積書作成及び限られた工期内
に効率よく基本設計を処理出来るツール類の整備、特に
初心者でも容易にオペレート可能なシステムが要望され
る現状であった。
【0010】要するに、このような設計における作図、
積算および帳票作成といった作業を従来ではほとんど手
作業で行っていた。即ち、全て手書きで処理したり、ワ
ードプロセッサやパーソナルコンピュータあるいはCA
Dを利用した作図、表計算あるいは印刷機能を使用し
て、作図と積算と帳票作成とを別個にデータ投入して行
っていた。
【0011】このため、作図から帳票作成までに多大な
稼働と時間を必要とし、また効率化を図り難いといった
問題があった。特に、作図段階での変更があると、設計
作業を再度やり直す必要から、設計変更への即応を実現
し難く、例えばビジネスチャンスを失うといった問題が
あった。
【0012】ここにおいて、本発明の解決すべき主要な
目的は次の通りである。即ち、本発明の第1の目的は、
ラインシステムの設計・積算業務を支援するために支店
等でも手軽に導入できるパソコンおよび市販パッケージ
ソフトをベースとした安価でかつ操作が容易なシステム
開発を実現し得るライン設計支援処理システムおよび方
法を提供せんとするものである。
【0013】本発明の第2の目的は、ラインシステムの
お客様提案書、基本設計書作成時に行う設計・積算業務
をシステム化したもので、MS−WINDOWS環境で
のオブジェクト指向技術に基づくソフトウェア開発を短
期間で効率的に実現しシステムエンジニアリング(S
E)業務の合理化を全国展開し得るライン設計支援処理
システムおよび方法を提供せんとするものである。
【0014】本発明の第3の目的は、ラインシステムの
設計・積算業務の中で、お客様提案書、基本設計書作成
業務の中核となるシステム構成図および各種積算帳票
(工程、材料積算、材料集計表、工程内容、見積書等)
の作成業務をシステム自動化し得たライン設計支援処理
システムおよび方法を提供せんとするものである。
【0015】本発明の第4の目的は、システム構成図作
成機能は統合配線・管システム構成図の編集作業に最適
化した独自の描画機能を盛り込むことにより、迅速かつ
効率的システム構成図の作成が可能となるライン設計支
援処理システムおよび方法を提供せんとするものであ
る。
【0016】本発明の第5の目的は、作成したシステム
構成図から自動的に積算が行われ、帳票類も同時に作成
され、従来のワープロ・電卓による手作業と比較して
も、大幅な稼働削減が計られるライン設計支援処理シス
テムおよび方法を提供せんとするものである。
【0017】本発明の第6の目的は、効率のよい、設計
変更にも迅速に対応できるライン設計支援処理システム
および方法を提供せんとするものである。
【0018】本発明のその他の目的は、明細書、図面、
特に特許請求の範囲の各請求項の記載から自ずと明らか
となろう。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記した課題の解決は、
本発明が次に列挙する新規な特徴的構成手段及び手法を
採用することにより前記目的を達成する。即ち、本発明
装置の第1の特徴は、配線又は配管等のライン設計の支
援処理システムにおいて、前記ラインを構成する要素の
接続構成を示す設計図面を作図する作図手段と、当該作
図手段で作成した設計図面に基づいて前記要素毎に所定
の項目の積算データを作成する積算手段と、当該積算手
段により作成された積算データに基づいて予め決められ
た形式の帳票を作成して出力する帳票手段とを備えてな
るライン設計支援処理システムにある。
【0020】本発明装置の第2の特徴は、前記本発明装
置の第1の特徴における作図手段と積算手段と帳票手段
が、入力装置とポインティング装置と表示装置と出力装
置と各種メモリとこれ等を共通的にバスを介して接続し
統括的に制御する制御装置とからシステム構成されてな
るライン設計支援処理システムにある。
【0021】本発明装置の第3の特徴は、前記本発明装
置の第1又は第2の特徴における各種メモリが、各種プ
ログラムを記録するプログラム・メモリと各種ファイル
を記録するファイル・メモリと各種データを記録するデ
ータ・メモリであるライン設計支援処理システムにあ
る。
【0022】本発明装置の第4の特徴は、前記本発明装
置の第3の特徴におけるプログラム・メモリが、ROM
であって、メインプログラムと作用プログラムと積算プ
ログラムと帳票プログラムを読み出し自在に記憶してな
るライン設計支援処理システムにある。
【0023】本発明装置の第5の特徴は、前記本発明装
置の第3又は第4の特徴におけるファイル・メモリが、
RAMであって、作用プログラムと積算プログラムと帳
票プログラムによりそれぞれ対応作成された設計図面フ
ァイルと積算データファイルと帳票ファイルとを読み出
し書き込み自在に記憶してなるライン設計支援処理シス
テムにある。
【0024】本発明装置の第6の特徴は、前記本発明装
置の第3、第4又は第5の特徴におけるデータ・メモリ
が、RAMであって、対象テーブルと装置等積算データ
と各物品テーブル群とを読み出し書き込み自在に記憶し
てなるライン設計支援処理システムにある。
【0025】本発明装置の第7の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2、第3又は第4の特徴における制御装置
が、オペレーションプログラム及びアプリケーションプ
ログラムに基づいて制御や演算処置を行うマイクロプロ
セッサ等のCPUであるライン設計支援処理システムに
ある。
【0026】本発明装置の第8の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2、第3、第4又は第5における入力装置
が、キーボード、ライトペン、文字読取機、タッチパネ
ル、音声読取機、カードリーダー、イメージスキャナ、
デジタイザのいずれか又は組合せであるライン設計支援
処理システムにある。
【0027】本発明装置の第9の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2、第3、第4、第5又は第6におけるポ
インティング装置が、マウス、トラックボール、タブレ
ットのいずれかであるライン設計支援処理システムにあ
る。
【0028】本発明装置の第10の特徴は、前記第1、
第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8又は第9に
おける表示装置が、CRT、液晶、プラズマのいずれか
のディスプレイ装置であるライン設計支援処理システム
にある。
【0029】本発明装置の第11の特徴は、前記第1、
第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9又は
第10における出力装置が、ワイヤドット、インクジェ
ット、熱転写、静電、レーザー、光学写真等各種方式の
プリンタであるライン設計支援処理システムにある。
【0030】本発明装置の第12の特徴は、前記第1、
第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9、第
10又は第11におけるラインを構成する要素が、主分
配装置と中継分配装置とアウトレットとこれ等を順次系
統接続する配線又は配管であるライン設計支援処理シス
テムにある。
【0031】本発明方法の第1の特徴は、配線又は配管
等のライン設計の支援を行うに当り、適宜表示画面上で
前記ラインを構成する要素の配置と接続により設計図面
を作成する作図処理ステップと、当該作図処理ステップ
で作成した設計図面に基づいて、前記要素毎に所定の項
目の積算データを作成する積算処理ステップと、当該積
算処理ステップにより作成された前記積算データに基づ
いて予め決められた形式の帳票を作成して出力する帳票
処理ステップと、を順次踏んで実行してなるライン設計
支援処理方法にある。
【0032】本発明方法の第2の特徴は、前記本発明方
法の第1の特徴におけるラインを構成する要素が、主分
配手段と中継分配手段とアウトレット手段とこれ等を順
次系統接続する配線手段又は配管手段であるライン設計
支援処理方法にある。
【0033】本発明方法の第3の特徴は、前記本発明方
法の第1又は第2の特徴における作図処理ステップが、
予め登録用意されてある作図プログラムに則り、設計対
象物の全体枠の登録ステップ1と、主分配手段のレイア
ウトの登録ステップ2と、中継分配手段のレイアウトの
登録ステップ3と、幹線ケーブル又はパイプのレイアウ
トの登録ステップ4と、アウトレットのレイアウトの登
録ステップ5と、を順次踏んで実行してなるライン設計
支援処理方法にある。
【0034】本発明方法の第4の特徴は、前記本発明方
法の第1、第2又は第3の特徴における積算処理ステッ
プが、作図ステップで作成登録された設計図面ファイル
及び各種予め登録用意されてあるデータベースから所望
データの読み出しステップと、積算に必要な所要補助入
力データの入力ステップと、積算処理を予め登録用意さ
れてある積算プログラムに則り実行する積算実行ステッ
プと、を順次踏んで実行してなるライン設計支援処理方
法にある。
【0035】本発明方法の第5の特徴は、前記本発明方
法の第1、第2、第3又は第4の特徴における帳票処理
ステップが、積算ステップで作成登録された積算データ
ファイル及び各種予め登録用意されてあるデータベース
から所望のデータの読み出しステップと、当該読み出し
ステップで作成された帳票の画面表示ステップと、当該
画面表示された帳票を適宜出力手段での帳票印刷ステッ
プと、を順次踏んで実行してなるライン設計支援処理方
法にある。
【0036】本発明方法の第6の特徴は、前記本発明方
法の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴における作
用処理ステップと積算処理ステップが、Yesの場合
は、前記作用処理ステップの中継分配手段の登録ステッ
プに帰還するループを形成する一方、Noの場合は、前
記積算処理ステップに移行可能に前記両処理ステップ間
にデータ入力の有無判断ステップを介設してなるライン
設計支援処理方法にある。
【0037】本発明方法の第7の特徴は、前記本発明方
法の第5又は第6の特徴における帳票処理ステップが、
Yesの場合は、作用処理ステップの中継分配手段の登
録ステップに帰還するループを形成する一方、Noの場
合は、次の帳票印刷ステップに移行可能に帳票の画面表
示ステップと当該帳票印刷ステップ間にデータ修正の有
無判断ステップを介設してなるライン設計支援処理方法
にある。
【0038】本発明方法の第8の特徴は、前記本発明方
法の第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第7の特
徴における配線が、電子信号や光信号を伝送する電線や
ファイバ等の通信ケーブル又は電気エネルギーを供給す
る電力ケーブルであるライン設計支援処理方法にある。
【0039】本発明方法の第9の特徴は、前記本発明方
法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第
8の特徴における配管が、水道水、ガス、バキューム、
エアー、スチーム、通信、電力ケーブル等用の各種管路
であるライン支援処理方法にある。
【0040】
【発明の実施の形態】
(装置形態)本発明装置の実施形態を図面について詳説
する。図1は、本装置形態のシステム構成の一例を示す
図である。
【0041】本装置形態のシステムαは、マイクロプロ
セッサ等の制御装置1とキーボード等の入力装置2とマ
ウス等のポインティング装置3とCRT、プラズマある
いは液晶等の表示装置4とプリンタ等の出力装置5と各
種メモリ6、7、8とこれらの各装置をCPU制御装置
1に共通的に接続するバスPとから構成される。メモリ
は、各種プログラムを記録するプログラム・メモリ6
と、各種ファイルを記録するファイル・メモリ7と、各
種データを記録するデータ・メモリ8とから構成され
る。
【0042】制御装置1は、オペレーションプログラム
及びアプリケーションプログラムに基づいて各装置2〜
5を制御したり各情報を演算処理をする働きをする。入
力装置2は、キーボードからなるが、必要に応じて、イ
メージスキャナー、カードリーダー、OCR、デジタイ
ザ、ライトペン、タッチパネル、音声読取機等を交換又
は組合せ装備しても良い。
【0043】ポインティング装置3は、マウスの外、ト
ラックボールやタブレットが使用される。表示装置4
は、CRT、液晶の外、プラズマディスプレイ装置が使
用される。出力装置5は、ワイヤドット、インクジェッ
ト、熱転写、静電、レーザー、光学写真等各方式のプリ
ンタが使用される。
【0044】(方法形態)次に、本発明方法の実施形態
の実行手順を図面について説明する。図2は本方法形態
のフローチャートである。本方法形態の実行動作は、図
2に示すように大きく分けて3つの処理動作から成り立
っている。即ち、作図処理ステップST1と、積算処理
ステップST2と、帳票処理ステップST3の3つであ
り、以下それぞれの処理について順次説明する。
【0045】[作図処理ステップST1]ここでは、設
計の基礎となるライン系統図を仕様にそって作成し、そ
れをファイルとしてファイル・メモリ7に記録する。即
ち、ラインを構成する主要装置(ノード装置)の配置と
その接続関係を図面化し、併せて使用するノード装置と
その接続線の種類や容量を特定する。
【0046】作成にあたっては、作図プログラムを動作
させて、キー入力装置2やマウス3からの描画の指示や
命令に基づいて、表示装置4画面に表示させながら進め
る。ここで、作図プログラムとしては、既存のもの、例
えば予めプログラム・メモリ6に登録用意された図形素
片を用いるものなどを利用できる。作成したライン系統
図は、ファイル化して作図ファイルとしてファイル・メ
モリ7に記録する。
【0047】[積算処理ステップST2]プログラム・
メモリ6内の積算プログラムにより、作成したライン系
統図の積算処理を行う。積算処理は、作図ファイルの設
計データに基づいて、次のように行う。まず、ライン系
統図の作成に入力していないが、積算処理には必要とな
るデータを追加入力する。例えば、ラインの長さや追加
仕様内容などである。
【0048】次に、作図ファイルの設計データから、同
一構成要素毎に数量等の積算を行う。例えば、各ノード
装置、ケーブル、アウトレット等を同一規格や種類毎に
集計して、必要とする個数や数量の決定を行う。引き続
き、必要に応じて、データの変更や追加を行ってもよ
い。その後、積算した結果のデータは、積算ファイルと
して、ファイル・メモリ7に記録する。
【0049】[帳票処理ステップST3]プログラム・
メモリ6内の帳票プログラムにより、作成したライン系
統図に関する各種帳票を作成処理する。帳票処理は、積
算ファイルの集計データに基づいて、次のように行う。
まず、各構成要素のデータを積算ファイルより読み出
す。
【0050】次いで、当該構成要素に関連し、又、設置
に必要となる部品や材料や工程の構成データ、価格デー
タ等を、データ・メモリ8から読み出す。引き続き、デ
ータ・メモリ8から読み出した各データに基づき、所定
の帳票、例えば積算表、材料集計表、工程内容、見積書
などを作成する。作成した帳票を、表示装置4に表示
し、また出力装置5に出力する。
【0051】
【実施例】
(装置例)本発明はビル内の通信配線や電力配線あるい
は上水道配管、ガス配管、バキューム配管、エアー配
管、スチーム配管、通信・電力ケーブル通し配管等の各
種管路があるが、ここでは本発明装置の実施例(以下、
本装置例)としてビル構内通信配線のライン設計支援処
理システムを取り上げて図面を参照して説明する。
【0052】図3は本装置例のシステム構成の一例を示
す図である。図3のシステムαは、図1と基本的に同じ
構成である。図中、9はメインプログラム、10は作図
プログラム、11は積算プログラム、12は帳票プログ
ラムであって、予め別途作成されてプログラム・メモリ
6のROMに読み出し自在に記録してある。
【0053】13は設計図面ファイル、14は積算デー
タファイル、15は帳票データファイルであって、本装
置例αによって作成されファイル・メモリ7のRAMに
読み出し書き込み自在に記録してある。16は対象テー
ブル、17は装置等積算データ、18〜20は、物品a
〜cテーブルであって、予め別途作成されてデータ・メ
モリ8のRAMに読み出し書き込み自在に記録してあ
る。
【0054】(方法例)本装置例に適用する本発明方法
の実施例(以下、本方法例)の実行処理手順を図面につ
き詳説する。本方法例の動作は、図4乃至図5に示すよ
うに、作図処理ステップST1と、積算処理ステップS
T2と、帳票処理ステップST3との大きな3つの段階
処理により行われ、以下それぞれの処理例について順次
説明する。図4及び図5は本方法例のブロックフローチ
ャートとシンボリックフローチャートである。
【0055】[作図処理ステップST1] (1)図6に示すよう設計対象となるビル構成を作図す
る[ST1a]。 (a)ビルの構成仕様を入力する。即ち、ビル名、最下
階、最上階、階高、ラインの系統数等を入力する。 (b)ビルAの形状(枠21構成)を作図する。
【0056】(2)ラインシステムの外部ラインとの接
続装置(主分配装置22:MDF)を、既に作図してあ
るビル構成図の所定位置に配置させて作図する[ST1
b]。→図6:B1F部分 (3)既に作図してあるビル構成図のフロア位置に、そ
のフロアFの中継分配装置(IDF)23〜28を配置
させて作図する[ST1c]。
【0057】(4)作図した当該フロアの中継分配装置
(IDF)23〜28と主分配装置(MDF)22との
間に幹線ライン(ケーブル)29〜34を作図する[S
T1d]。 (5)作図した幹線ライン(ケーブル)29〜34の種
類と数量、容量を入力する。
【0058】(6)当該フロアのアウトレット35〜4
0を配置して作図し、当該フロアの中継分配装置(ID
F)23〜28との接続ライン(ケーブル)41〜46
を作図する[ST1e]。 (7)作図したアウトレット35〜40の種類、数量を
入力する。 (8)当該フロアの中継分配装置(IDF)23〜28
の配列パターン、ジャンパパッチコード47〜50を入
力する。
【0059】(9)Yesの場合は、上記(3)〜
(8)を繰り返して、必要なフロアのライン系統を作図
する[ST4]。 (10)Noの場合は、作図が終了したこととなり、作
図情報と入力した各装置等のデータとを、設計図面ファ
イル13としてファイル・メモリ7に記録する。→図6
【0060】[積算処理ステップST2]図4乃至図6
に示すようまず、積算処理のアウトラインから説明す
る。作図処理によって作成された設計図面ファイル13
には、主分配装置(MDF)22、中継分配装置(ID
F)23〜28、各種ケーブル29〜34、41〜4
6、47〜50,アウトレット35〜40の各装置毎に
図7のような設計データ51が記録される。即ち、図7
のように、各装置等の一つ一つのID(ID1、…)に
ついて、設置場所や使用する装置型式(AA−n、…)
などの設計に必要な情報が予め記録用意されている。
【0061】積算処理では、このような設計データ51
の全てについて、データの読み出しを行うため「装置型
式」をキー入力装置2にて検索を行い、同一の装置型式
の数量をカウントする。その結果、図8に示すような、
装置等に関する積算データ17を作成する。これによ
り、設計データ51からの装置等の型式(AA−n、A
A−m、BB−p、…)毎の積算データ17をファイル
として得られる。
【0062】さらに、装置等は、複数の共通的な物品を
組み合わせて構成されるのが一般的であるため、この物
品を基本とした積算データが必要となる。そこで、各装
置型式毎に、その装置等に含まれる物品の構成内容を示
す図9のような装置・物品対象テーブル16を予め用意
してある。
【0063】即ち、図9のように、各装置型式(X、
…)毎に、その装置型式を構成する物品コード(a、
b、…)と数量(n、m、…)とが少なくとも含まれる
ようなテーブルが用意される。さらに各物品コード
(Y、…)について、それぞれの仕様等の必要なデータ
を予め記録した図10に示すような物品a、b、cテー
ブル18〜20が用意される。
【0064】これにより、図8の装置等の積算データ1
7と図9の装置・物品対象テーブル16とに基づいて、
各物品a、b、c毎のシステム設計に必要な数量を得ら
れる。そして、図10の物品データを用いることによ
り、積算データとして各物品毎に図11のような積算デ
ータファイル14が得られる。
【0065】図6の例では、装置等として主分配装置
(MDF)22、中継分配装置(IDF)23〜28、
各種ケーブル29〜34、41〜46、47〜50、ア
ウトレット(OUT)35〜40があるが、この中から
中継分配装置(IDF)23〜28を例にとって、積算
処理の具体的な処理手順を以下に説明する。他の装置等
についても、積算項目の異同はあるものの、基本的な処
理手順は同じである。
【0066】作図処理によって作成された設計図面ファ
イル13の中継分配装置(IDF)23〜28の設計デ
ータ51′例を図12に、中継分配装置(IDF)23
〜28・構成物品対象テーブル16′例を図13、物品
テーブル18′〜20′例を図14にそれぞれ示す。な
お、各図面に示したデータ等は説明のための例示であ
り、実際には内容、項目あるいはデータ構成等を適宜に
設定できることはいうまでもない。
【0067】積算処理では、図12の設計データ51′
について、装置型式をキー検索を行い、同じ型式毎の数
量をカウントする。この積算データ17′の結果を図1
5に示す。つぎに、図15の中継分配装置(IDF)2
3〜28の型式毎の積算データ17′結果と、図13の
中継分配装置(IDF)23〜28・構成物品対象テー
ブル16′とを用いることにより、各物品毎の積算を行
う。
【0068】図13の例では、各中継分配装置(ID
F)23〜28が共通のキャビネット、配線パネル、ケ
ーブル端子及び内線端子の各物品で構成されることを示
している。この場合も、実際の設計においては、構成物
品の内容や形式等が共通である必要はなく、適宜に選択
できることはいうまでもない。
【0069】この物品毎の積算結果は、図16のように
なる。図16が積算データ・ファイル14′であり、次
の帳票処理に必要となるデータを含めた情報も含まれて
いる。なお、図16では、中継分配装置(IDF)23
〜28についての数量を示しているが、最終的な積算デ
ータ・ファイル14′には、他の装置等で同じ物品が使
用される場合には、その数量も加算される。即ち、例え
ば、主分配装置(MDF)22やアウトレット(OU
T)35〜40においても、同一のケーブル端子や内線
端子が使用される場合には、その数量が図16の数量値
に加算されることになる。このようにして、図16のよ
うな積算データを得る。
【0070】ここで、図4乃至図5につき積算処理実行
手順の実際の作業を詳説する。 (1)ケーブル系統図のデータをCSV形式ファイルに
する。システム構成図によりCSV形式で設計データを
アウトプットする。 CSV型式でアウトプットするファイル:DF、ケーブ
ル、アウトプット等に分類した形式。DFのCSV形式
(図17参照)。
【0071】(2)積算システムによりCSV形式ファ
イルをインポートする[ST2a]。前記CSV形式の
設計データをファイル毎に積算システム(Acces
s)上に取込む。 (3)ケーブル系統図作成に入力できなかったデータを
読み込む[ST2b]。(マスタDBのバージョン番号
を比較する事によりデータを読み込みの有無を確認す
る。)
【0072】マスタDBのデータ説明 I 物品:各種物品の詳細データ(品名、物品単価、工
事単価等34項目)。 II 配列パターン構成物品:DBを構成する材料をパタ
ーンと関連づけることにより構成材料が決定される。マ
スタDBのフォーマット(図18参照)。 III 屋内線パターン構成物品:屋内線・アウトレットの
材料構成のパターン化したもの。 IV マスタDBバージョン:マスタDBバージョン番号
を格納する。
【0073】(4)積算処理を開始し、物品の要求数量
の決定を行う。設計者は、ケーブル系統図作成時に入力
したデータ以上の物品を要求する場合はデータを変更す
る。各配線オブジェクト毎の積算方法を以下に示す。
【0074】[積算表を作成するためのDFの積算] I 複数あるDFのうち、配列パターンIDをキーとし
て同一配列パターンの和を算出する(アウトレット35
〜40及びケーブル27〜34、41〜46、47〜4
9についても同様の処理を行う)。 II 配列パターンIDをキーとして配列パターンと配線
パターン構成物品テーブル18〜20と比較し、物品a
〜c毎の調達数量及び工程数量を計算する。
【0075】III 同一の物品a〜cID毎に調達数量及
び工程数量の和を計算する。 IV 物品a〜cIDを物品テーブル18〜20を比較し
て、物品a〜c毎の詳細データを算出する(下記のアウ
トプットに必要なデータを物品テーブル18〜20から
引張ってくる。)
【0076】(5)設計者に必要数量のチェックを行っ
てもらうために画面上に物品a〜c毎の必要数量を出力
する。数量に変更があれば、要求数量に新たな数量を投
入する。 (6)再度物品費を計算する。
【0077】(7)積算データをCSV形式でアウトプ
ットする。積算表のフォーマット(図19参照)。な
お、(3)以降のフローについては、積算表のアウトプ
ットのフローであり、この他に材料集計表および工程内
容をアウトプットするためのフローがある。
【0078】以上の一連の積算処理に際して、積算を行
うため実動するファイルの関連図として図20を示す。
図20はマスタDBサブシステムS1、メインサブシス
テム(CAD部分)S2、積算DBサブシステムS3の
データ引渡しの流れを示す。F1はマスタデータファイ
ル、F2は積算データファイルである。
【0079】積算DBサブシステムS3に読み込まれる
ファイルは、積算データ(設計データから読み込んでき
たデータ)として積算DFテーブル、積算ケーブルテー
ブル、積算ケーブル構成物品テーブル、積算アウトレッ
トテーブルが、マスタデータ(マスタDBサブシステム
S1から読み込んできたデータ)として物品テーブル、
配列パターン構成物品テーブル、屋内線パターン構成物
品テーブルが、それぞれ対応する。
【0080】さらに、DFの材料集計を行うためのファ
イルの関連を示す積算DFテーブルと配列パターン構成
物品テーブルと物品テーブルを図21に、テーブルの材
料集計を行うためのファイルの関連を示す積算ケーブル
と積算ケーブル構成物品テーブルと物品テーブルを図2
2に、アウトレットの材料集計を行うためのファイルの
関連を示す積算アウトレットテーブルと屋内線パターン
構成物品テーブルと物品テーブルを図23にそれぞれ図
示する。
【0081】[帳票処理ステップST3]プログラム・
メモリ6内の帳票作成プログラム12により、積算デー
タ・ファイル14のデータに基づいて帳票処理を行う。
この場合、作成する帳票内容に必要となる各種データは
データ・メモリ8内に記録されているテーブルよりデー
タを読み出す。帳票作成プログラム12は、従来より周
知のアプリケーションプログラムを利用できる。
【0082】ここで、図4乃至図5につき帳票処理実行
手順の実際の作業を説明する。 (1)積算データファイル14をCSV形式ファイルに
する。 (2)帳票システムによりCSV形式ファイルをインポ
ートする[ST3a]。 (3)各種帳票(積算表5
2、材料集計表53、工程内容54a、54b、見積書
55)が画面上に表示する[ST3b]。
【0083】(4)帳票に変更がある場合(Yes)、
作図処理ステップST1のフロア下の中継分配装置(I
DF)23〜28を配置させる下IDF登録ステップ
[ST1c]に戻りデータを変更し[ST5]、積算処
理ST3を再度行う。 (5)Noの場合、各種帳票(積算表52、材料集計表
53、工程内容54a、54b、見積書55)を印刷す
る。[ST3c] 作成した帳票の一例として、「見積書52」、「材料集
計表53」、「工程表54a、54b」及び「見積書5
5」の例を図24〜図27に示す。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のライン設
計支援処理システムと方法によれば、作図と積算と帳票
の作成を一貫して処理することが可能となるので、例え
ば通信ケーブル等の配線設計から見積書の作成までを効
率よく行うことが可能となり、さらに設計変更にも迅速
に対応できるといった格別の効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の実施形態のシステム構成例を示す
図である。
【図2】本発明方法の実施形態のフローチャートであ
る。
【図3】本発明装置の実施例のシステム構成例を示す図
である。
【図4】本発明方法の実施例のブロックフローチャート
である。
【図5】本発明方法の実施例のシンボリックフローチャ
ートである。
【図6】同上における作図処理ステップST1の登録例
図である。
【図7】積算処理ステップST2における設計データ表
図である。
【図8】同上における装置等積算データ表図である。
【図9】同上における装置・物品対象テーブル表図であ
る。
【図10】同上における物品テーブル表図である。
【図11】同上における積算データ・ファイル表図であ
る。
【図12】同上における中継分配装置の設計データ表図
である。
【図13】同上のIDF・構成物品対象テーブル表図で
ある。
【図14】同上の物品テーブル表図である。
【図15】同上の装置等積算データ表図である。
【図16】同上の精算データ・ファイル表図である。
【図17】積算処理ステップST2におけるCSV形式
ファイル化のためのDFのCSV形式表図である。
【図18】同上における読み込むためのマスタDBのフ
ォーマット表図である。
【図19】同上におけるCSV形式で出力するための積
算表のフォーマット表図である。
【図20】同上におけるマスタDBサブシステム、メイ
ンシステム、積算DBサブシステムのデータ引渡しの流
れ図である。
【図21】DF材料集計を行うためのファイルの関連表
図である。
【図22】ケーブルの材料集計を行うためのファイルの
関連表図である。
【図23】アウトレットの材料集計を行うためのファイ
ルの関連表図である。
【図24】帳票処理ステップST3における積算表の出
力例を示す図である。
【図25】同上における材料集計表の出力例を示す図で
ある。
【図26】同上における工程内容の出力例を示す図で、
(a)は支線、(b)は幹線の場合である。
【図27】同上における見積書の出力例を示す図であ
る。
【図28】従来法により作図したシステム構成図であ
る。
【図29】同上による積算表の出力例を示す図である。
【図30】同上による材料集計表の出力例を示す図であ
る。
【図31】同上による工程内容の出力例を示す図であ
る。
【図32】同上による見積書の出力例を示す図である。
【符号の説明】
α…設計支援処理システム V…システム構成図 W…積算表 X…材料集計表 Y…工程内容 Z…見積書 1…制御装置 2…入力装置 3…ポインティング装置 4…表示装置 5…出力装置 6…プログラム・メモリ 7…ファイル・メモリ 8…データ・メモリ 9…メインプログラム 10…作図プログラム 11…積算プログラム 12…帳票プログラム 13…設計図面プログラム 14、14′…積算データプログラム 15…帳票データファイル 16、16′…構成物品対象テーブル 17、17′…装置等積算データ 18〜20、18′〜20′…物品テーブル 21…ビル枠 22…主分配装置(MDF) 23〜28…中継分配装置(IDF) 29〜34…幹線ライン(ケーブル) 35〜40…アウトレット(OUT) 41〜46…接続ライン(ケーブル) 47〜50…ジャンパパッチコード 51、51′…設計データ 52…積算表 53…材料集計表 54a、54b…工程表 55…見積書 P…バス S1…マスタDBサブシステム S2…メインサブシステム S3…積算DBサブシステム F1…マスタデータファイル

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線又は配管等のライン設計の支援処理シ
    ステムにおいて、 前記ラインを構成する要素の接続構成を示す設計図面を
    作図する作図手段と、 当該作図手段で作成した設計図面に基づいて前記要素毎
    に所定の項目の積算データを作成する積算手段と、 当該積算手段により作成された積算データに基づいて予
    め決められた形式の帳票を作成して出力する帳票手段と
    を備える、 ことを特徴とするライン設計支援処理システム。
  2. 【請求項2】作図手段と積算手段と帳票手段は、 入力装置とポインティング装置と表示装置と出力装置と
    各種メモリとこれ等を共通的にバスを介して接続し統括
    的に制御する制御装置とからシステム構成される、 ことを特徴とする請求項1記載のライン設計支援処理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】各種メモリは、 各種プログラムを記録するプログラム・メモリと各種フ
    ァイルを記録するファイル・メモリと各種データを記録
    するデータ・メモリである、 ことを特徴とする請求項1又は2記載のライン設計支援
    処理システム。
  4. 【請求項4】プログラム・メモリは、 ROMであって、メインプログラムと作用プログラムと
    積算プログラムと帳票プログラムを読み出し自在に記憶
    する、 ことを特徴とする請求項3記載のライン設計支援処理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】ファイル・メモリは、 RAMであって、作用プログラムと積算プログラムと帳
    票プログラムによりそれぞれ対応作成された設計図面フ
    ァイルと積算データファイルと帳票ファイルとを読み出
    し書き込み自在に記憶する、 ことを特徴とする請求項3又は4記載のライン設計支援
    処理システム。
  6. 【請求項6】データ・メモリは、 RAMであって、対象テーブルと装置等積算データと各
    物品テーブル群とを読み出し書き込み自在に記憶する、 ことを特徴とする請求項3、4又は5に記載のライン設
    計支援処理システム。
  7. 【請求項7】制御装置は、 オペレーションプログラム及びアプリケーションプログ
    ラムに基づいて制御や演算処理を行うマイクロプロセッ
    サ等のCPUである、 ことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のライン
    設計支援処理システム。
  8. 【請求項8】入力装置は、 キーボード、ライトペン、文字読取機、タッチパネル、
    音声読取機、カードリーダー、イメージスキャナ、デジ
    タイザのいずれか又は組合せである、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載のラ
    イン設計支援処理システム。
  9. 【請求項9】ポインティング装置は、 マウス、トラックボール、タブレットのいずれかであ
    る、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載
    のライン設計支援処理システム。
  10. 【請求項10】表示装置は、 CRT、液晶、プラズマのいずれかのディスプレイ装置
    である、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8又は9記載のライン設計支援処理システム。
  11. 【請求項11】出力装置は、 ワイヤドット、インクジェット、熱転写、静電、レーザ
    ー、光学写真等各種方式のプリンタである、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9又は10記載のライン設計支援処理システム。
  12. 【請求項12】ラインを構成する要素は、 主分配装置と中継分配装置とアウトレットとこれ等を順
    次系統接続する配線又は配管である、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10又は11記載のライン設計支援処理システ
    ム。
  13. 【請求項13】配線又は配管等のライン設計の支援を行
    うに当り、 適宜表示画面上で前記ラインを構成する要素の配置と接
    続により設計図面を作成する作図処理ステップと、 当該作図処理ステップで作成した設計図面に基づいて、
    前記要素毎に所定の項目の積算データを作成する積算処
    理ステップと、 当該積算処理ステップにより作成された前記積算データ
    に基づいて予め決められた形式の帳票を作成して出力す
    る帳票処理ステップと、 を順次踏んで実行する、 ことを特徴とするライン設計支援処理方法。
  14. 【請求項14】ラインを構成する要素は、 主分配手段と中継分配手段とアウトレット手段とこれ等
    を順次系統接続する配線手段又は配管手段である、 ことを特徴とする請求項13に記載のライン設計支援処
    理方法。
  15. 【請求項15】作図処理ステップは、 予め登録用意されてある作図プログラムに則り、 設計対象物の全体枠の登録ステップ1と、 主分配手段のレイアウトの登録ステップ2と、 中継分配手段のレイアウトの登録ステップ3と、 幹線ケーブル又はパイプのレイアウトの登録ステップ4
    と、 アウトレットのレイアウトの登録ステップ5と、 を順次踏んで実行する、 ことを特徴とする請求項13又は14記載のライン設計
    支援処理方法。
  16. 【請求項16】積算処理ステップは、 作図ステップで作成登録された設計図面ファイル及び各
    種予め登録用意されてあるデータベースから所望データ
    の読み出しステップと、 積算に必要な所要補助入力データの入力ステップと、 積算処理を、予め登録用意されてある積算プログラムに
    則り実行する積算実行ステップと、 を順次踏んで実行する、 ことを特徴とする請求項13、14又は15記載のライ
    ン設計支援処理方法。
  17. 【請求項17】帳票処理ステップは、 積算処理ステップで作成登録された積算データファイル
    及び各種予め登録用意されてあるデータベースから所望
    のデータの読み出しステップと、 当該読み出しステップで作成された帳票の画面表示ステ
    ップと、 当該画面表示された帳票を適宜出力手段での帳票印刷ス
    テップと、 を順次踏んで実行する、 ことを特徴とする請求項13、14、15又は16記載
    のライン設計支援処理方法。
  18. 【請求項18】作用処理ステップと積算処理ステップ
    は、 Yesの場合は前記作用処理ステップの中継分配手段の
    登録ステップに帰還するループを形成する一方、 Noの場合は前記積算処理ステップに移行可能に前記両
    処理ステップ間にデータ入力の有無判断ステップを介設
    する、 ことを特徴とする請求項13、14、15、16又は1
    7記載のライン設計支援処理方法。
  19. 【請求項19】帳票処理ステップは、 Yesの場合は、作用処理ステップの中継分配手段の登
    録ステップに帰還するループを形成する一方、 Noの場合は、次の帳票印刷ステップに移行可能に帳票
    の画面表示ステップと当該帳票印刷ステップ間にデータ
    修正の有無判断ステップを介設する、 ことを特徴とする請求項17又は18記載のライン設計
    支援処理方法。
  20. 【請求項20】配線は、 電子信号や光信号を伝送する電線やファイバ等の通信ケ
    ーブル又は電気エネルギーを供給する電力ケーブルであ
    る、 ことを特徴とする請求項13、14、15、16、1
    7、18又は19記載のライン設計支援処理方法。
  21. 【請求項21】配管は、 水道水、ガス、バキューム、エアー、スチーム、通信、
    電力ケーブル等用の各種管路である、 ことを特徴とする請求項13、14、15、16、1
    7、18、19又は20記載のライン支援処理方法。
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