JPH09171515A - 画像表示方法および画像表示装置 - Google Patents

画像表示方法および画像表示装置

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JPH09171515A
JPH09171515A JP8244462A JP24446296A JPH09171515A JP H09171515 A JPH09171515 A JP H09171515A JP 8244462 A JP8244462 A JP 8244462A JP 24446296 A JP24446296 A JP 24446296A JP H09171515 A JPH09171515 A JP H09171515A
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JP8244462A
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English (en)
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Haruo Takeda
晴夫 武田
Kuniaki Tabata
邦晃 田畑
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像データのうち、所定の部分領域を表示する
ことにより、複数の画像を高速に表示できるようにした
検索画像の表示方法を提供することにある。 【解決手段】予め画像ファイル3Bに記憶された複数の
単位画像で構成される画像データを表示する画像表示方
法であって、記憶された画像データをディスプレイ5に
表示し、表示された画像データのうちキーボード7で指
定された部分領域を表示し、入力された命令に従って、
(a)表示された部分領域に隣接する部分領域を表示す
る処理および(b)表示された部分領域の属する単位画
像以外の単位画像における、表示された部分画像に対応
する位置の部分画像を表示する処理を選択的に行うCP
U8有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像データの表示に
関する。更に詳しくは、画像ファイル・システムに格納
された画像データの高速表示に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量光ディスクを利用した文書
画像ファイルシステム(電子ファイル)が、新しい文書
管理の手段として注目を集めている。光ディスクはデー
タ記憶容量が大きく、画像データ等の多量のデータの記
録が可能となるため、機器,設計図,契約書その他の文
書画像情報の蓄積手段とすることができる。通常、これ
らの文書画像を検索する場合、予め定めた文書名,分類
名,キーワードなどのインデクスを利用することが好ま
しい、しかしながら、インデクスが複雑になると、これ
らを付加した形での文書画像の蓄積作業に要する手間が
大きくなり、また検索時にこうしたインデクスを思い出
すのが困難なことも多い、このため、実用上は分類名な
どの簡単なインデクスだけを付加してデータを蓄積する
ことも多い、また、複雑なインデクスを付加して蓄積さ
れた画像を簡単なインデクスのみ指定して検索すること
も日常的に行われる。この場合、目的の文書画像を検索
するためには、分類名等のインデクス指定により検索し
た複数の候補データを順次ディスプレイに表示し、操作
者が目視により表示内容を確認して、目的文書を抽出す
る必要がある。
【0003】上述した文書画像の選択方法として、前ペ
ージ・キー又は次ページ・キーを用いる方法がある。こ
の方法は、複数の画像データをキーが押下される毎に1
枚ずつディスプレイに表示するものである。この方法の
改良案として、例えば、改頁キーが押下されると、停止
コマンドを意味する次のキー押下があるまで検索データ
を自動的に改頁し、表示画像に順次に表示させる方法も
考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、イン
デクス検索(一次検索)された文書画像を順次表示し
て、その中から目視検索により目的文書を抽出(二次検
索)する場合、表示文書が目的文書か否かを判断できる
範囲で改頁動作を高速化し、二次検索の所要時間を短縮
することが望まれる。これは、インデクス検索するもの
に限らず、画像データを表示する際に共通の問題になっ
ている。
【0005】しかしながら、従来の検索システムでは、
一次検索された文書データを文書画像ファイルから1ペ
ージ(1レコード)分ずつ読出し、これを順次表示する
形式となっており、各画像データの読出し速度はファイ
ル装置の性能により制約されているため、1文書当りの
データの読出し所要時間よりも短かい周期で表示内容を
更新することはできず、次の画面までに待ち時間を生ず
るという問題があった。また、画像表示システムで画像
を表示する際も同様の問題があった。
【0006】しかるに、目視検索に際しては、各文書を
必ずしも全面表示する必要はなく、例えばタイトル、著
者、要旨など、文書中の1部の領域だけを表示すれば検
索目的を達成できることが多い。例えば、目的文書を特
定する内容の記載されている位置を操作者が覚えている
場合、操作者は、上記位置に着目して表示文書の要否を
判断することになるから、一次検索データの表示は、操
作者が指定する特定の部分領域だけを表示できれば良
い。
【0007】本発明の目的は、画像データのうち、所定
の部分領域を表示することにより、複数の画像を高速に
表示できるようにした検索画像の表示方法を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では以下の構成とした。予め記憶された複数
の単位画像で構成される画像データを表示する画像表示
方法であって、(1)記憶された画像データを表示し、
(2)表示された画像データのうち指定された部分領域
を表示し、(3)入力された命令に従って、(a)表示
された部分領域に隣接する部分領域を表示する処理およ
び(b)表示された部分領域の属する単位画像以外の単
位画像における、表示された部分画像に対応する位置の
部分画像を表示する処理を選択的に行うことを特徴とす
る。
【0009】また、複数の単位画像で構成される画像デ
ータを表示する表示手段と、表示された画像データのう
ち所望の部分領域を指定可能な指定手段と、表示手段で
の表示の仕方を入力可能な入力手段と、入力手段からの
入力に従って、(a)指定された部分領域に隣接する部
分領域を表示させる処理および(b)表示された部分領
域の属する単位画像以外の単位画像における、表示され
た部分画像に対応する位置の部分画像を表示させる処理
を選択的に行う手段を有することを特徴とする画像表示
装置である。
【0010】さらに、予め記憶手段に記憶された画像デ
ータを表示する画像表示方法であって、記憶された画像
データを表示画面に表示し、表示画面中のうち指定され
た位置に対応する記憶手段の記憶位置に記憶された画像
データの部分領域を表示することを特徴とする画像表示
方法である。
【0011】画像データのファイル・システムではメモ
リ領域を有効に利用して1つのファイル媒体に多数の画
像を格納するために、原画像を符号化によりデータ圧縮
してレコードとして記憶するのが普通である。この場
合、データ圧縮されたファイル媒体上のレコードでは、
原画像とは異なる密度で情報が分布しているため、例え
ば、1つのレコードから半分の情報を読み出したとして
も、これが原画像の半ページを完全に再生するとはかぎ
らない。本発明によれば、インデクス・レコードに含ま
れる位置情報に基づいて、ユーザが表示指定した原画像
あるいは再生画像上での部分領域の位置と対応するファ
イル媒体上の画像データの記録位置を求め、ファイル媒
体から各画像レコードのうちで上記部分領域と対応する
位置のデータ部分のみを選択的に読み出すことにより、
画像データの読み出し量を必要最小限に留めて、画像表
示周期を短縮する。ユーザが指定した原画像上での部分
領域とファイル媒体上の圧縮画像データの記録位置とを
対応づけるために、例えば本発明の1実施例では、画像
データをファイルに登録する時点で、原画像を複数の部
分領域に予め分割しておき、各部分領域の圧縮データ記
録位置をインデクス・レコード中に記憶するようにして
おく。そして、ユーザからの表示位置指定は上記分割さ
れた部分領域の1つ、あるいは複数を指定するようにす
る。また、原画像を分割することなく登録した場合は、
ユーザからの表示位置の指定があった時、上述したイン
デクス・レコード中の位置情報に基づいて、各圧縮画像
レコードを複数の部分領域等に分割し、ユーザが指定し
た位置と対応する部分領域を抽出する。このようにして
求めた部分領域の再生(復元)画像は、ユーザが意図し
た位置の部分領域とずれていることがあるため、本発明
では分割して得た部分領域よりも余分に読み出し領域を
設定し、画像データの読み出しを行う。
【0012】これにより、ユーザの意図した部分の情報
を含む画像データが高速に表示できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について画
面を参照して説明する。
【0014】図1は本発明による画像ファイル・システ
ムの全体構成図であり、1は画像データを入力するため
のスキャナ、2はスキャナ1のコントローラ、3Aは登
録された画像データを圧縮符号化した形で格納するため
の画像ファイル、3Bは各画像データの検索のために用
意されたインデクスデータを格納するインデクスファイ
ル、4は画像ファイル3Aおよびインデクスファイル3
Bへのデータの書込みと読み出しを行なうコントロー
ラ、5は画像データおよびコマンド等の文字データを表
示するためのディスプレイ装置、6はディスプレイ装置
5を制御するためのコントローラ、7はコマンドやイン
デクス・データ等の文字データを入力するためのキーボ
ード、8はシステム全体の制御を行うプロセッサ(CP
U)、9はCPU8が実行するプログラムを格納するた
めのメモリ、10はCPU8が利用する各種の変数、あ
るいはテーブル類を格納するためのワークメモリ、11
A,11Bは画像ファイル3Aから読出した符号化画像
を一時的に格納するためのバッファメモリ、13はスキ
ャナ1から入力された原画像データを格納する画像メモ
リ、14は原画像データを符号化するための専用のプロ
セッサ、15は符号化された画像データを復元するため
の専用のプロセッサ、16はディスプレイ画像の表示内
容に対応するビットマップ・メモリ、17はバスを示
す。
【0015】本構成において、メモリ9〜13と16は
物現的に異なる装置である必要はなく、同一のメモリ装
置上の異なる記憶領域として割り当てられてもよい。ま
た、供述するように、この中のいくつかの領域を互いに
共用することによって、 総メモリ量を削減することも
できる。画像ファイル3Aとインデクスファイル3Bは
それぞれ別のファイル媒体で構成してもよいがこれらは
互いに対をなすため、ここでは1つの光ディスク3上の
異なる領域をそれぞれファイル3A,3Bに割り当てる
ものとする。従って、ファイル・コントローラ4は2つ
のファイル3A,3Bに共用される。尚、ファイル・コ
ントローラ4は、光ディスク73の駆動装置を含むもの
とする。また、符号化プロセッサ14と復元プロセッサ
15は、回路的には異なるが、同一のLSI上に実現さ
れていることが多いので、図では隣接させて描いてい
る。符号化プロセッサ14で行なう画像データの符号化
アルゴリズムは従来種々のものが知られており、例え
ば、日刊工業新聞社発行、吹抜敬彦氏著の「FAX,O
Aのための画像の信号処理」と題する文献(1982
年)の第61ページ〜75ページに記載されたランレン
グス符号化の方法を用いることができる。但し、本発明
の主旨は符号化のアルゴリズムによって変わるものでは
なく、他のいずれかのアルゴリズムを用いてもよい。
【0016】図2は、光ディスク3上の画像ファイル領
域3Aとインデクス・ファイル領域3Bとを示す図であ
る。光ディスク1には、ディスクの中心側から外側に向
って連絡する1本のスパイラル状のトラックTRが形成
される。このトラックTRは、基準線Lを境として、複
数のトラックTRー0〜TR−m+nに分割され、それ
ぞれ内側のものから順に0〜m+nのトラック番号が与
えられる。また、各トラックは、読み書きされるデータ
・ブロックの最小単位である複数のセクタSE−0〜S
E−pの分割され、各セクタには、光ディスク1がR方
向に回転したときのリード・ライト・ヘッドの通過順
に、0〜pのセクタ番号が与えられる。本実施例では、
第0トラックTR−0の第0セクタから第mトラックT
R−mの最終セクタまでをコード・データであるインデ
クスを格納するためのインデクス・ファイル領域3Bと
し、第m+1トラックTR−m+1の第0セクタから第
m+nトラックTRーm+nの最終セクタまでを文書画
像データを格納するための画像ファイル領域3Aとす
る。尚、各セクタのアドレスは、トラック番号とセクタ
番号とにより一義的に決定できるが、ここでは、第0ト
ラックの第0セクタから順にセクタ番号を割り当て、例
えば、第iトラックに第jセクタを第〔i・(p+1)
+j〕セクタと定義する。
【0017】図3は、画像メモリ13に格納される原画
像データ20とバッファメモリ11Aに格納される符号
化により圧縮された画像データ(レコード)30との対
応関係を示す。本実施例では、原画像データをP個の部
分領域に分割し、各部分領域毎に符号化する。この例で
は、P=4であり、原画像データ20は同一サイズの4
個の短形状部分領域21〜42に分割されている。原画
像における各部分領域21〜24は、それぞれ異なった
情報量を含んでいるため、部分領域毎に画像データを符
号化すると、符号化画像データ30上の部分領域31〜
34は、データ量に応じた異なった大きさとなる。図に
おいて、B(i)は符号化画像上の第i番目の部分領域
のデータ・サイズを示している。このデータ・サイズは
実用上はバイト数と端末バイトのビット数で表わす方が
便利であるが、この実施例では説明の都合上、総ビット
数で表わすことにする。また、符号化画像上30上に付
されたA(i)は、第i番目の部分領域の先頭アドレス
を示しており、このアドレスは、前述した画像ファイル
領域3Aにおけるセクタ番号と、セクタ内のバイト位置
および端末ビットの位置で表わす方が実用的であるが、
この実施例では後の説明の便宜上、セクタ番号A’
(i)とセクタ内のビット位置a(i)で表わすことに
する。
【0018】本実施例では、上述したように、原画像デ
ータ20を複数の部分領域に分割し、各部分領域毎に符
号化を行ない、原画像上の部分領域2iを指定した時、
これと対応する符号化画像上の部分領域31を特定でき
るように、各符号化部分領域3iの境界位置、ここでは
先頭アドレスA(i)と、データ・サイズB(1)をイ
ンデクス・ファイル3B上に予め記録しておく。この場
合、インデクス・ファイル3Bに記録されるインデクス
・レコード40は、例えば、図4の如く構成される。図
において、4Lはインデクス・フィールド、42−iと
43ーiは第i部分領域が記録されている画像ファイル
3B上のセクタ番号A’(i)とセクタ内のビット位置
a(i)を記録するためのフィールド、44ーiは第i
部分領域の符号化データの長さB(i)を記録するため
のフィールドであり、A’(i)とa(i)により画像
ファイル上での第1部分領域の先頭アドレスが特定され
る。
【0019】このような形にインデクス・ファイルを構
成しておくと、インデクス検索された画像データをディ
スプレイ装置5に順次出力する際に、例えば、操作者が
各画像データの上半分だけの表示指定を行なった場合、
原画像上の上半分に相当する部分領域21と22に対応
した符号化図名領域31と32だけを、画像ファイル3
Aから選択的に読出すことができる。この選択的なデー
タ読出しによって、画像ファイルからの画像データ1件
当りの読出し所要時間が短縮できるため、ディスプレイ
画像上での表示内容の更新サイクルを著しく短縮するこ
とが可能となる。
【0020】次に、図5〜図8に示すフローチャートを
参照して、上述した画像ファイルとインデクス・ファイ
ルの形成と、これを利用して検索画像データを高速に表
示する画像ファイリング・システムの制御動作について
説明する。このフローチャートで示されるプログラムは
メモリ9に格納され、CPU8で実行される。先ず、ス
テップ102で光ディスク3をファイルコントローラ4
に装着すると、ステップ104で、次のインデクス・レ
コードを格納すべき光ディスク上のアドレス(インデク
ス・ファイル・ポインタPb)と次の画像データを格納
すべき、光ディスク上のアドレス(画像ファイル・ポイ
ンタPa)を、光ディスク3をサーチすることによって
求め、ワークメモリ10に格納する。
【0021】ステップ106で操作者からの入力コマン
ドを判定し、登録コマンドであれば、ステップ108で
スキャナ1からの入力画像データを画像メモリ13に書
き込み、次のステップ110で上記画像データをビット
マップ・メモリ16に転送し、ディスプレイ画像に表示
する、操作者はディスプレイ5に表示された画像の品
質、例えば傾きや位置,濃淡などを判定し、その結果を
入力する(ステップ112)。もし、入力画像に問題が
なければ、ステップ114で上記画像データの検索キー
となる文書名、分類名等のインデクス・データをキーボ
ード7から入力する。これらのインデクス・データはワ
ークメモリ10に入力される。この実施例では、インデ
クスとして例えば「TOKKYO(特許)」,「RON
BUN(論文)」,「HOUKOKUSYO(報告
書)」等の文書の分類名を示す文字列のみが入力される
ものと仮定する。次に、ステップ116で、前述した原
画像の分割数Pをキーボード7からのコマンド入力によ
り指示する。この分類数Pは、システム側で予め固定値
として取り扱うように決めておいてもよく、この場合は
ステップ116での入力操作は不要となる。
【0022】ステップ118〜126は、画像メモリ1
3に入力されている原画像データ20を分割数Pで複数
の部分領域に分割し、バッファメモリ11Aに符号化し
た画像データを得ると共に、ワークメモリ10上に図4
で説明したインデクス・レコードを形成するためのシー
ケンスを示す。先ず、ステップ118で分割領域指示パ
ラメータiの値を初期化(i=1)した後、A(1)に
ステップ104で求めた画像ファイル・ポインタPaの
値をセットする。この時点では、ポインタPaは特定の
セクタの先頭ビット位置を指しており、a(1)=0と
なっている。ステップ120では、原画像の第i部分領
域21の符号化処理を行なう。この符号化処理は符号化
プロセッサ14により行なわれ、符号化された画像デー
タ領域3iは、バッファ・メモリL1A上の第(i−
1)番目の部分領域の直後から(最初の部分領域31
は、バッファ・メモリ11Aの先頭から)書込まれる。
ステップ122では符号化画像の部分領域3iの大きさ
B(i)を、アドレスA(i)と共に、ワークメモリ1
0上のインデクス・レコードに追加し、ステップ124
では、次のi+1番目の部分領域3i+1の格納アドレ
スA(1+1)を、以下の(数1)で求める。
【0023】 A(i+1)=A(i)+B(i)…(数1) ここで、A(i+1)をセクタ・アドレスA’(i+
1)とビット位置a(i+1)に分けて表わすと、上記
アドレスは、以下の(数2)および(数3)で表される
【0024】
【数2】
【0025】 a(i+1)=(a(i)+B(i))mod K…(数3) で計算される。ここで、記号〔 〕は切捨てによる整数
化を示すガウス記号、Kは1セクタ当りのビット数は、
modは除算による剰余を表わす。
【0026】ステップ126でパラメータiの値を1だ
け増やし、iの分割数Pを越えるまでステップ120〜
126を繰り返すことにより、バッファメモリ11Aと
ワークメモリ10に、それぞれ図3の符号化画像30と
図4のインデクス・レコードが得られる。
【0027】光ディスク上の1セクタ当りのデータ記号
容量を100バイト、すなわちK=800(ビット)と
し、ファイル・ポインタPaが増すセクタ・アドレスを
「50」とした場合、各符号化部分領域B(a)〜B
(4)の大きさがそれぞれ「1200」,「480
0」,「2400」とに示す値で各部分領域アドレスA
(L)〜A(4)が与えられる。
【0028】バッファ・メモリ11Aに得られる符号化
画像データ30は、ステップ128で、当ディスク上の
画像ファイル領域3AのアドレスA(1)から始まる複
数セクタの領域に記録され、ワークメモリ10上に形成
されたインデクス・レコード40は、ステップ130
で、光ディスク上のインデクスファイル領域3B上のイ
ンデクス・ファイル・ポインタPaが指すアドレス位置
のセクタに記録される。ステップ132では、次の画面
データの登録処理に備えて、画像ファイル・ポインタP
aとインデクス・ファイル・ポインタPbの値がそれぞ
れ次回の記録開始セクタを示す値に更新される。ステッ
プ134で終了コマンドが入力されたか否かを判定し、
終了の場合にはステップ106に戻り、そうでなければ
ステップ108で次の画像の入力処理を行なう。
【0029】次に、操作者が画像検索を指定するコマン
ドを入力した場合の制御動作について説明する。
【0030】図9は本発明ファイルシステムにおける検
索機能を模式的に描いた図であり、20,20’,2
0”はそれぞれ検索された画像データを示す。図中斜線
を施した部分が、画面に表示される部分を表している。
(A)は画像全面が表示される状態、(B)は画像の上
半分(第1,第2部分領域)が表示される状態、(C)
は画像の上部1/4(第1部分領域)が表示される状
態、(D)は画像の中央に位置する第2,第3部分領域
が表示される状態、(E)は画像の上から の位置から
始まる第2部分領域が表示される状態を表す。上記各表
示状態の選択は、図10に示すキーボード7から任意に
指定することができ、また、画像の順次表示も順方向,
逆方向のいずれかを任意に指定することができる。
【0031】図10において、71は順方向に次の画像
を1枚だけページめくりして表示するためのコマンド入
力キー、72は逆方向に次の画像を1枚だけページめく
りして表示するコマンド入力キー、73は停止キー70
が押下されるまで順方向に連続的にページめくりして順
次に表示させるためのコマンド入力キー、74は逆方向
に連続的にページめくりして順次に表示させるためのコ
マンドを入力するためのキーを示す。表示の大きさの変
更は、図9の(A)−(B),(B)−(C)間に示し
た数字に対応するテンキー75〜78により行い、表示
位置の変更は図9の(B)−(D),(C)−(E)間
に示した矢印に対応するカーソルキー79,80により
行う。ここでは、番号jをもつテンキーにより表示され
る画像の大きさは、全体の(1−j/P)倍としてお
り、Pの値は「4」となっている。また、カーソルキー
79,80で変更される表示位置の変更量は、1回につ
き、原画像全体の1/P倍に対応する量としている。な
お図10のキーボードで、キー群82はインデクス等の
文字列の入力に利用される。
【0032】以上の検索機能は、検索コマンドが入力さ
れたとき実行される図6〜(D)に示す制御シーケンス
により実現さえる。先ず、ステップ134で目的とする
画像データのインデクス、例えば「TOKKYO」をキ
ーボード7から入力する。入力されたインデクスはワー
クメモリ10内の所定のエリアに格納され、ステップ1
36でインデクス・ファイル3Bがサーチされ、上記イ
ンデクスを持つレコードが検索される。この検索は、イ
ンデクス・ファイル3Bのデータを順次ワークメモリ1
0に読出し、インデクス文字列のマッチングをとる形で
行なわれ、検索されたインデクス・レコードの集合は、
ワークメモリ10上に図11に示すレコード・テーブル
80として記憶される。各レコードは、図4と同様に、
インデクス・フィールド81と、部分領域毎のアドレス
・フィールド81−i,83−i、および大きさフィー
ルド84−iからなっている。
【0033】lはインデクス検索により抽出されたデー
タの件数を示す。
【0034】次にステップ138で、表示画像の大きさ
を示す変数「SIZE」と、表示部分領域の開始位置を
示す変数「POS」を初期化する。ここで「SIZ
E」,「POS」は、画像全面の1/Pを単位とし、そ
の初期値は「SIZE」が「P」,「POS」が
「O」、すなわち画像全面を表示する図9の(A)の状
態とする。ステップ140では次に表示すべき画像指定
パラメータjを「O」に初期化すると共に、画像ファイ
ル3Aから次に読出した画像を格納するためのバッファ
メモリとして11Aを指定しておく。ステップ142で
操作者からのコマンド入力を待ち、ステップ144で入
力コマンドの正当性をチェックする。ここではキー73
に対応する順方向連続表示コマンドC1と、キー71に
対応する順方向1ページ表示コマンドC2と、キー74
に対応する逆方向連続表示コマンドC3と、キー72に
対応する逆方向1ページ表示コマンドC4と、表示の大
きさを変更するキー75〜78、表示位置を変更するキ
ー79,80およびキー81に対応する終了コマンドの
みを有効とする。また、既に画像番号lのをもつ最終画
像が表示されている状態で順方向表示コマンドの入力、
および既に画像番号1のをもつ最初の画像が表示されて
いる状態での逆方向表示コマンドの入力も、未定 コマ
ンドの入力と同様に無効とする。ステップ148で表示
コマンドが順方向(C1またはC2)が逆方向(C3ま
たはC4)かを判定し、ステップ150または152を
選択的に実行して、次に読出すべき画像の指定パラメー
タ番号jを確定する。
【0035】ステップ154では、表示の大きさを変更
するコマンドまたは表示位置を変更するコマンドが入力
済か否かを調べ、入力済の場合には変数SIZR,PO
Sの変更を行う。
【0036】図12は上記ステップ154に相当するサ
ブルーチンの詳細フローチャートを示す。ステップ80
2ではテンキー75〜78、すなわち表示の大きさを変
更するコマンドが入力済か否かを判定して、入力済の場
合には、ステップ804〜814のシーケンスを実行す
る。ステップ804で、指定された新しい大きさが現在
の大きさと等しくないことを確認した後、ステップ80
6で、新しい大きさが現在より小さいか否かを判定す
る。小さい場合には、ステップ808で、現在表示され
ている、今後は、表示する必要がなくなる部分をビット
マップメモリ13上でクリアする。ステップ810で
は、現在の表示位置で画像を指定された大きさに変更し
た場合に下方にはみ出すか否かを判定し、はみ出す場合
には、表示部の下端が画像の下端に一致するまで、位置
POSを上方に移動する。最後に、ステップ814で、
大きさSIZEを変更する。
【0037】ステップ802で大きさ変更コマンドが未
入力の場合は、ステップ816〜表示位置を下方に移動
するコマンドが入力済か否かを判定する。このコマンド
が入力済の場合には、ステップ818で、現位置が下端
でないことを確認した後、ステップ820で、現表示部
分中で表示位置移動後に表示不要となる部分をビットマ
ップメモリ13上でクリアする。最後に、ステップ82
0で位置POSの値をインクリメントし、表示部分領域
を下方に移動する。
【0038】下方移動コマンドが未入力の場合は、ステ
ップ824に進み、上方移動コマンド入力済みか否かを
判定する。もし、このコマンドが入力されていれば、ス
テップ826〜830を実行する。ステップ824〜8
30では、前記のステップ816〜822と同様の考え
方で表示位置を上方に移動する。なお、このサブルーチ
ンでは、表示領域の大きさの変更コマンドと、表示位置
変更コマンドを任意の順序で受け入れるように、各コマ
ンドの処理終了後、最初のステップ802に戻り、次の
コマンドが入力済か否かの判定を繰り返すようにしてい
る。
【0039】図6に戻って、次のステップ156では、
図11のテーブルの画像番号jのレコードを参照して、
光ディスクの第Aj’(POS)セクタから「BIZ
E」側に相当する第Aj’(POS+BIZE−1)セ
クタまでの分割画像データを読出して所定のバッファメ
モリに格納する。11Aと11Bの何れのバッファメモ
リに読出すかは、後述のように、その時の状態に応じて
決まるが、初期状態では、ステップ140で設定した1
1Aに読出す。ステップ158で画像データの読出終了
を確認した後、ステップ160で、次に画像データを読
出すべきバッファメモリを11Aから11Bに(次回は
11Bから11A)に切替える。以下、ステップ142
で入力されたコマンドが順方向表示コマンドのときは図
7に示すステップ164〜186、逆方向表示コマンド
のときは図8に示すステップ188〜210を実行す
る。
【0040】順方向表示コマンドの場合、ステップ16
4でjとlを比較し、読出した最新の画像が、画像番号
lをもつ最終の検索データでない場合は、ステップ16
6〜182を実行する。ステップ166で、バッファメ
モリ11Aまたは11Bにある画像番号jのデータを、
復元プロセッサ15により復元し、ビットマップメモリ
13に格納する。復元すべき画像データは、バッファメ
モリ上の第a,(POS)ビット目から、B,(PO
S)+B,(POS+1)+……+B,(POS+SI
ZE−1)ビットとする。ステップ168で、再度図1
2のサブルーチンを実行した後、ステップ170で、第
j+1画像を、第j画像を読出したバッファメモリとは
異なるバッファメモリに読出す。ステップ166の復元
処理とステップ170の読出処理は、パス17を時分割
で利用することにより、 行に行うものとする。ステッ
プ172,174で復元処理と読出処理の終了を確認し
た後、ステップ176で操作者から停止コマンド70が
入力済か否かを確認する。入力済であれば、ステップ1
42のコマンド入力待状態に戻る。入力済でない場合に
は、先ずステップ178で、次に、画像データを読出す
べきバッファメモリを既に11Aを使用中のときは11
Bに、逆に11Bを使用中のときは11Aに切替える。
次にステップ180で、順方向連続表示コマンドが順方
向1ページ表示コマンドかを判定し、前者のときはステ
ップ182を実行後、ステップ164以下を繰返す。後
者のときは、ステップ142のコマンド入力待状態に戻
る。ステップ164で読出した画像が最終データである
と判定した場合、次の画像データ読出しは不要となるた
め、ステップ168,172に対応するステップ18
4,186のみを実行して、ステップ142のコマンド
待状態に戻る。
【0041】逆方向表示コマンドが選択された場合に実
行されるステップ188〜210のシーケンスは、画像
の読出し順序が逆となっている点を除いて、上述したス
テップ164〜186と同様であり、その詳細な説明は
省略する。
【0042】なお、以上の動作説明からも判るように、
登録と検索は別モードで行われるので、登録時のみ必要
なメモリ13は、物理的にはメモリ11Aまたは11B
と兼用することができる。また上記実施例では、登録と
検索のいずれも可能な画像ファイルシステムについて説
明したが、画像ファイル媒体は、システムから取はずし
て他のシステムに移すことができる。従って、登録処理
のみを目的としたシステムと検索画像のみを備えたシス
テムとを別々にすることも可能である。また、上記実施
例では、原画像を分割数Pで等サイズの部分領域に分割
したが、これを予じめ定めた不等サイズの部分領域に分
割したり、原画像の大きさに応じて分割位置を変えるよ
うにしてもよい。また、上記実施例では、分割状態を示
す情報として各部分領域の大きさと位置を示す情報をイ
ンデクス、ファイルに格納したが、大きさの情報、また
は位置の情報の何れか一方のみを格納して、検索時に位
置または大きさ計算により求めるようにしてもよい。ま
た、上記実施例では、1つの画像に対して1つのインデ
クス・レコードを待たせたが、インデクス・レコード各
部分領域対応に待たせるようにしてもよい。
【0043】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。
【0044】この第2の実施例は、画像データ・レコー
ドを予め複数領域に分割することなく画像ファイル3A
に記録し、検索画像を画像ファイル3Aから読み出す時
点で、オペレータが指定した部分領域に略該当する画像
データ格納位置(領域)を算出し、画像データの1部分
を選択的に読み出して表示装置に出力するようにしたも
のである。
【0045】すなわち、画像データを画像ファイルに登
録する場合、図13に示す如く、ステップ114でイン
デクスの入力が終った後に、ステップ120’で入力画
像の全体を符号化(圧縮)し、これをステップ128で
光ディスクの画像ファイル領域3Aに書込む。また、ス
テップ130でインデクス・レコードをインデクス・フ
ァイル領域3Bに書込む。この場合のインデクス・レコ
ードは、図14に示す如く、インデクス・フィールド4
1と、このインデクスに対応する圧縮画像データ・レコ
ードの格納アドレスを示す画像ファイル3A上のセクタ
番号を記憶するためのフィールド42と、上記圧縮画像
データの長さを示すバイト数を記憶するためのフィール
ド44とからなる。図において、インデクス・レコード
m,m+1,m+2に対応する画像データD(m),D
(m+1),D(m+2)は、それぞれ画像ファイル領
域3Aのセクタ・アドレスA(m),A(m+1),A
(m+2)から始まる記録領域に格納されており、各画
像データの長さはS(m),S(m+1),S(m+
2)となっている。
【0046】上記形式でインデクスと画像データを記録
したファイル・サーチも図6〜(D)に示す制御手順で
行なわれる。この場合、図6のインデクス・サーチ(ス
テップ136)により検索されたインデクス・レコード
の集合は、ワークメモリ10上に図15に示すレコード
・テーブル80’として記録される。各レコードは、イ
ンデクス・フィールド81と、画像データのアドレス・
フィールド82と、画像データの長さを示すフィールド
83とからなる。
【0047】表示すべき部分画像の大きさSIZEと、
この部分画像の抽出位置POSは、前途の第1実施例と
同様に指定され、ステップ156での画像データの読み
出し範囲の特定は、例えば、次のようにして行なう。す
なわち、レコード・テーブル80’の第j番目のレコー
ドに対応する画像D(mj)を読み出す場合、読出し範
囲の先頭セクタを次の(数4)、最終セクタを(数5)
により求める。
【0048】 A(mj)+〔S(mj)・(POS/P)/K〕−α…(数4) A(mj)+〔S(mj)・{(POS+SIZE)/P}/K〕+β…(数5 ) ここで、Kは1セクタ当りのデータ・バイト数、αとβ
はそれぞれ予め定めた正または0の定数である。また、
記号〔x〕は、実数xを切捨てにより複数化するガウス
記号を表わす。上記計算による画像データの読出し範囲
の決定は、原画像を1/Pに等分割した場合の各部分領
域の内容が、圧縮画像を1/Pに等分割して得られる部
分領域に余裕分α,βをもたせることにより、略読み出
せるという考えに基づいている。
【0049】図16は、画像ファイル領域3Aに記録さ
れている圧縮画像データ30上の部分領域と、これを復
元して得られる画像20上の部分領域との対応関係を示
した図である。この例では、圧縮画像30をP(=4)
側の部分領域31,32,33,34に等分割して、第
3部分領域33の上下にα,βの余裕セクタを含む領域
36をデータ読み出し範囲とした場合を示している。圧
縮画像30が、前記文献に紹介されているModifi
ed Muffaan符号化方式の如く、原画像の行間
の切れ目を保持する符号化により圧縮されている場合、
各行の最終位置は、符号「EOL」で示す如く圧縮画像
上に位置する。EOL符号は、例えば、所定個数以上の
“0”が連続した後にビット“1”が1個存在する等、
特定のビットパターンからなり、ファイルから読み出さ
れた任意の符号列の中からストリングのマッチングによ
り抽出することができる。圧縮画像がEOL符号を含む
場合、余裕領域αに含まれる最初のEOLより前のデー
タ(斜線部)と、余裕領域βに含まれる最後のEOLよ
り後のデータは、復元した画像上で行または符号の途中
で切れているデータの可能性がある。従って、これらの
データは、図7のステップ166で復元プロセッサによ
り復元する前に除外し、読み出し領域36の最初のEO
Lから最後のEOLまでのデータを復元処理して、表示
装置に出力するようにする。
【0050】以上説明した2つの実施例では、1画像に
1つの画像を表示しているため、ディスプレイ5上の各
画像の表示位置は、表示指定した部分画像の位置や大き
さが変化しても基本的には不変である。しかしながら、
各画像の表示位置を次のように変化させ、1画像に複数
の画像を表示させることも可能である。図17は、図9
(B)または(D)の状態で切り出された部分画像デー
タを1画像に2件ずつ表示したときの、ディスプレイ5
の表示内容を示す。ここで丸で囲んだ数字は画像番号を
表しており、この例では1つの画像の上と下に、交互
に、次の画像の該当する部分領域を表示するようにして
いる。図18は、図9(C)または(E)の状態で切り
出された、部分画像データを1画像に4件ずつ表示した
場合の、ディスプレイ5の表示内容を示す。ここでは、
画像を に分割した表示領域に巡回的に次の画像の該当
する部分画像を表示している。これらの表示形式は、図
5のフローチャート中のステップ166,184,19
0,208において、復元画像を格納するビットマップ
メモリ16のアドレスを順次替えることによって容易に
実現できる。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
よれば、符号化してファイルに格納された画像データの
1部を選択的に読出し、これを復元して表示するように
しているため、複数の検索画像を順次表示する場合に、
画像全件を短時間で表示することができる。この結果、
操作者が検索すべき目的の画像の特徴部分の概略の位置
を覚えている場合に、多数の画像の中から目的に画像を
迅速に選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像ファイル・システムの全体構成を示すブロ
ック図。
【図2】画像ファイルを構成する記憶媒体の1例を示す
図。
【図3】原画像データ20上の部分領域とファイル上に
記録されるレコード30上の部分領域との対応関係を説
明するための図。
【図4】インデクス・ファイルのレコード・フォーマッ
トの1実施例を示す図。
【図5】本発明によるファイル・システムの制御プログ
ラムの1実施例を示すフローチャート(A)。
【図6】本発明によるファイル・システムの制御プログ
ラムの1実施例を示すフローチャート(B)。
【図7】本発明によるファイル・システムの制御プログ
ラムの1実施例を示すフローチャート(C)。
【図8】本発明によるファイル・システムの制御プログ
ラムの1実施例を示すフローチャート(D)。
【図9】本発明を運用したファイル・システムにおける
データ検索機能の説明図。
【図10】キーボードの1実施例を示す図。
【図11】表示すべき画像データのインデクス・レコー
ドからなるインデクス・テーブルの説明図。
【図12】画像データの表示位置と大きさを変更するプ
ログラムの1例を示すフローチャート。
【図13】本発明の第2の実施例を示す画像データ登録
時のプログラム・フローチャート。
【図14】第2実施例におけるインデクス・ファイルの
レコード・フォーマットと画像データファイルとの関係
を説明するための図。
【図15】第2実施例における検索レコード・テーブル
を示す図。
【図16】第2実施例における画像データの読み出し範
囲と復元画像との関係を説明するための図。
【図17】それぞれ本発明によるデータ表示形式の他の
実施例を示す図。
【図18】それぞれ本発明によるデータ表示形式の他の
実施例を示す図。
【符号の説明】
3A…画像ファイル 3B…インデクス・ファイル 20…原画像データ 21〜24…部分領域 30…圧縮データ(符号化)レコード 31〜34…符号化部分領域 A(1)〜A(4)…アドレス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/387 G06F 15/40 370B 15/62 322B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め記憶された複数の単位画像で構成され
    る画像データを表示する画像表示方法であって、(1)
    記憶された画像データを表示し、(2)表示された画像
    データのうち指定された部分領域を表示し、(3)入力
    された命令に従って、(a)表示された部分領域に隣接
    する部分領域を表示する処理および(b)表示された部
    分領域の属する単位画像以外の単位画像における、表示
    された部分画像に対応する位置の部分画像を表示する処
    理を選択的に行うことを特徴とする画像表示方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の画像表示方法において、 前記(1)から(3)までの処理は、記憶された画像デ
    ータのうち入力された検索条件に合致した画像データに
    対して行うことを特徴とする画像表示方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の画像表示方法に
    おいて、 前記(a)の処理で表示される部分領域に隣接する部分
    領域を表示することにより部分領域を連続的に表示する
    ことを特徴とする画像表示方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の画像表
    示方法において、 前記(b)の処理で表示される部分領域の属する単位画
    像以外の単位画像における、表示された部分画像に対応
    する位置の部分画像を表示することにより部分領域を連
    続的に表示することを特徴とする画像表示方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の画像表
    示方法において、 前記画像データは、紙に記載された文書を電子化したも
    ので、前記単位画像は、前記各紙の1枚に対応する頁画
    像であることを特徴とする画像表示方法。
  6. 【請求項6】請求項1乃至4のいずれかに記載の画像表
    示方法において、 前記単位画像は、記憶装置の1レコードに格納される画
    像であることを特徴とする画像表示方法。
  7. 【請求項7】複数の単位画像で構成される画像データを
    表示する表示手段と、 表示された画像データのうち所望の部分領域を指定可能
    な指定手段と、 表示手段での表示の仕方を入力可能な入力手段と、 前記入力手段からの入力に従って、(a)指定された部
    分領域に隣接する部分領域を表示させる処理および
    (b)表示された部分領域の属する単位画像以外の単位
    画像における、表示された部分画像に対応する位置の部
    分画像を表示させる処理を選択的に行う手段を有するこ
    とを特徴とする画像表示装置。
  8. 【請求項8】予め記憶手段に記憶された画像データを表
    示する画像表示方法であって、 記憶された画像データを表示画面に表示し、 前記表示画面中のうち指定された位置に対応する前記記
    憶手段の記憶位置に記憶された画像データの部分領域を
    表示することを特徴とする画像表示方法。
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