JPH09170401A - スラスト制御装置 - Google Patents
スラスト制御装置Info
- Publication number
- JPH09170401A JPH09170401A JP33325495A JP33325495A JPH09170401A JP H09170401 A JPH09170401 A JP H09170401A JP 33325495 A JP33325495 A JP 33325495A JP 33325495 A JP33325495 A JP 33325495A JP H09170401 A JPH09170401 A JP H09170401A
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- JP
- Japan
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- thrust
- thrust force
- specified value
- temperature sensor
- output
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転軸のスラスト力を常に所定値に抑へるよ
うにしたスラスト制御装置。 【解決手段】 スラストパッドを持ち後端にピストンお
よびシリンダを有する回転軸、スラストパッドの温度セ
ンサ、シリンダの前端側入口および出口につながれる第
１および第２の制御弁、シリンダの後端側の入口および
出口につながれる第３および第４の制御弁、温度センサ
の出力を受け回転軸のスラストが所定値になるよう制御
信号を第１ないし第４の制御弁へ送るアクティブスラス
ト制御器を設ける。
うにしたスラスト制御装置。 【解決手段】 スラストパッドを持ち後端にピストンお
よびシリンダを有する回転軸、スラストパッドの温度セ
ンサ、シリンダの前端側入口および出口につながれる第
１および第２の制御弁、シリンダの後端側の入口および
出口につながれる第３および第４の制御弁、温度センサ
の出力を受け回転軸のスラストが所定値になるよう制御
信号を第１ないし第４の制御弁へ送るアクティブスラス
ト制御器を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ターボ機械の軸の
スラストを常に許容値以内におさえるようにしたスラス
ト制御装置に関する。
スラストを常に許容値以内におさえるようにしたスラス
ト制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来はターボ機械内部で発生するスラス
ト力は、図２と図３に示すように、ロータ（回転軸）１
に取り付けられているスラストカラー２をスラストパッ
ドホルダー４にて保持されたスラストパッド３にてはさ
み込み、そのスラストパッド３にてスラスト力を受ける
方法であった。
ト力は、図２と図３に示すように、ロータ（回転軸）１
に取り付けられているスラストカラー２をスラストパッ
ドホルダー４にて保持されたスラストパッド３にてはさ
み込み、そのスラストパッド３にてスラスト力を受ける
方法であった。
【０００３】加えて、スラストパッド３の許容面圧を越
える様な、スラスト力が発生しないように、タービン内
部（ロータ１）に設置されたバランスピストン５の前後
に差圧（ＰO −ＰE ，ＰO ＞ＰE ）をかけることによ
り、逆向きのスラスト力を発生させることで、軽減させ
ていた。
える様な、スラスト力が発生しないように、タービン内
部（ロータ１）に設置されたバランスピストン５の前後
に差圧（ＰO −ＰE ，ＰO ＞ＰE ）をかけることによ
り、逆向きのスラスト力を発生させることで、軽減させ
ていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスラスト軸
受又は、スラスト軸受＋バランスピストン装置では、ス
ラスト力が、ターボ機械内部の流体のコンディションに
応じて、可変的なものであるため、恒に一定で適切なス
ラスト力をスラスト軸受等のパーツにて受けさせること
が困難であった。
受又は、スラスト軸受＋バランスピストン装置では、ス
ラスト力が、ターボ機械内部の流体のコンディションに
応じて、可変的なものであるため、恒に一定で適切なス
ラスト力をスラスト軸受等のパーツにて受けさせること
が困難であった。
【０００５】従って、運転条件によっては、バランスピ
ストンを設置した場合においてもスラスト軸受の許容面
圧以内に、実際のスラスト力による面圧をおさえられな
いという問題点があった。
ストンを設置した場合においてもスラスト軸受の許容面
圧以内に、実際のスラスト力による面圧をおさえられな
いという問題点があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次の手段を講ずる。
するため次の手段を講ずる。
【０００７】すなわち、スラスト制御装置として、スラ
ストパッドを持ち後端にピストンおよびシリンダを有す
る回転軸と、上部スラストパッドの温度センサと、上記
シリンダの前端側入口および出口につながれる第１およ
び第２の制御弁と、上記シリンダの後端側の入口および
出口につながれる第３および第４の制御弁と、上記温度
センサの出力を受け上記回転軸のスラストが所定値にな
るよう制御信号を上記第１ないし第４の制御弁へ送るア
クティブスラスト制御器とを設ける。
ストパッドを持ち後端にピストンおよびシリンダを有す
る回転軸と、上部スラストパッドの温度センサと、上記
シリンダの前端側入口および出口につながれる第１およ
び第２の制御弁と、上記シリンダの後端側の入口および
出口につながれる第３および第４の制御弁と、上記温度
センサの出力を受け上記回転軸のスラストが所定値にな
るよう制御信号を上記第１ないし第４の制御弁へ送るア
クティブスラスト制御器とを設ける。
【０００８】以上において、アクティブスラスト制御器
は温度センサからの温度信号を受け、スラスト力を算出
し、スラスト力が所定値になるよう制御信号を第１〜第
４制御弁へ送る。各制御弁は制御信号に応じて開閉し、
ピストンに油圧が作用して、ターボスラスト軸のスラス
ト力が常に所定値に維持される。
は温度センサからの温度信号を受け、スラスト力を算出
し、スラスト力が所定値になるよう制御信号を第１〜第
４制御弁へ送る。各制御弁は制御信号に応じて開閉し、
ピストンに油圧が作用して、ターボスラスト軸のスラス
ト力が常に所定値に維持される。
【０００９】このようにして、いかなる運転状況におい
てもスラスト力が許容値をこえることなく、スラスト軸
受の信頼性が大幅に向上する。
てもスラスト力が許容値をこえることなく、スラスト軸
受の信頼性が大幅に向上する。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図１によ
り説明する。スラスト軸受の前後のスラストパッド３に
温度センサ７が取付けられる。温度センサ７の出力はア
クティブスラストコントローラ８へ送られる。
り説明する。スラスト軸受の前後のスラストパッド３に
温度センサ７が取付けられる。温度センサ７の出力はア
クティブスラストコントローラ８へ送られる。
【００１１】軸１の後端にはピストン１４が取付けら
れ、シリンダ１５に納められている。シリンダ１５の前
端の入口ａは第１の制御弁１０を介して油圧供給ライン
１６につながれる。また前端の出口ｂは第２の制御弁１
２を介してリターンライン１７につながれる。同様にシ
リンダ１５の後端の入口ｃと出口ｄは第２および第３の
制御弁９，１１を介してそれぞれ供給ライン１６および
リターンライン１７につながれる。
れ、シリンダ１５に納められている。シリンダ１５の前
端の入口ａは第１の制御弁１０を介して油圧供給ライン
１６につながれる。また前端の出口ｂは第２の制御弁１
２を介してリターンライン１７につながれる。同様にシ
リンダ１５の後端の入口ｃと出口ｄは第２および第３の
制御弁９，１１を介してそれぞれ供給ライン１６および
リターンライン１７につながれる。
【００１２】アクティブスラストコントローラ８の出力
は第１〜第４の制御弁に送られる。
は第１〜第４の制御弁に送られる。
【００１３】以上において、アクティブスラストコント
ローラ８は温度センサ１の出力からスラストパッド３に
かかるスラスト力を算出し、スラスト力が所定値、すな
わち適切な所定のスラスト面圧となるよう制御信号を第
１〜第４の制御弁９〜１２へ送る。例えば、スラスト力
が所定値より大きくなった場合、第２と第３の制御弁を
閉じ、第１と第４の制御弁を開く制御信号が出力され、
ピストン１４の作動によりスラスト力が所定値に維持さ
れる。
ローラ８は温度センサ１の出力からスラストパッド３に
かかるスラスト力を算出し、スラスト力が所定値、すな
わち適切な所定のスラスト面圧となるよう制御信号を第
１〜第４の制御弁９〜１２へ送る。例えば、スラスト力
が所定値より大きくなった場合、第２と第３の制御弁を
閉じ、第１と第４の制御弁を開く制御信号が出力され、
ピストン１４の作動によりスラスト力が所定値に維持さ
れる。
【００１４】このようにして、常にスラスト力が所定値
に維持され（スラストパッド３の面圧は許容値以下に抑
えられ）、スラスト軸受の信頼性が大幅に向上する。
に維持され（スラストパッド３の面圧は許容値以下に抑
えられ）、スラスト軸受の信頼性が大幅に向上する。
【００１５】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
いかなる運転状況においてもスラスト力が所定値に維持
でき、スラスト軸受の信頼性が大幅に向上する。
いかなる運転状況においてもスラスト力が所定値に維持
でき、スラスト軸受の信頼性が大幅に向上する。
【図１】本発明の実施の一形態の構成系統図である。
【図２】従来装置のスラストパッド部の断面図である。
【図３】同従来装置の作用説明図である。
１ 回転軸（ロータ） ２ スラストカラー ３ スラストパッド ４ スラストパッドホルダー ５ バランスピストン ７ 温度センサ ８ アクティブスラストコントローラ ９〜１２ 制御弁 １４ ピストン １５ シリンダ １６ 供給ライン １７ リターンライン
Claims (1)
- 【請求項１】 スラストパッドを持ち後端にピストンお
よびシリンダを有する回転軸と、上部スラストパッドの
温度センサと、上記シリンダの前端側入口および出口に
つながれる第１および第２の制御弁と、上記シリンダの
後端側の入口および出口につながれる第３および第４の
制御弁と、上記温度センサの出力を受け上記回転軸のス
ラストが所定値になるよう制御信号を上記第１ないし第
４の制御弁へ送るアクティブスラスト制御器とを備えて
なることを特徴とするスラスト制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33325495A JPH09170401A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | スラスト制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33325495A JPH09170401A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | スラスト制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09170401A true JPH09170401A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18264058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33325495A Withdrawn JPH09170401A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | スラスト制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09170401A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1033475A1 (de) * | 1999-03-02 | 2000-09-06 | Asea Brown Boveri AG | Regelung des axialen Schubausgleichs bei Wellen von Turbomaschinen |
| US7435004B2 (en) * | 2004-06-24 | 2008-10-14 | General Electric Company | Methods and apparatus for assembling a bearing assembly |
| DE102007043764B3 (de) * | 2007-09-13 | 2008-10-16 | Voith Patent Gmbh | Axialschubentlastungseinrichtung |
| JP2010236408A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Ihi Corp | タービン発電機 |
| JP2011117600A (ja) * | 2009-12-02 | 2011-06-16 | General Electric Co <Ge> | 軸に影響するスラストを制御するシステム |
| EP2050925A3 (en) * | 2007-10-20 | 2012-06-06 | Rolls-Royce plc | A shaft bearing arrangement and corresponding method of operating this arrangement |
| WO2017073565A1 (ja) * | 2015-10-28 | 2017-05-04 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 回転機械及び回転機械の制御方法 |
| US20170226859A1 (en) * | 2016-02-04 | 2017-08-10 | Rolls-Royce Plc | Balancing of axial thrust forces within a gas turbine engine |
| JP2021110289A (ja) * | 2020-01-10 | 2021-08-02 | 東芝エネルギーシステムズ株式会社 | タービンおよびスラスト力調整方法 |
-
1995
- 1995-12-21 JP JP33325495A patent/JPH09170401A/ja not_active Withdrawn
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1033475A1 (de) * | 1999-03-02 | 2000-09-06 | Asea Brown Boveri AG | Regelung des axialen Schubausgleichs bei Wellen von Turbomaschinen |
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| EP2037139A2 (de) | 2007-09-13 | 2009-03-18 | Voith Patent GmbH | Axialschubentlastungseinrichtung |
| US8266901B2 (en) | 2007-09-13 | 2012-09-18 | Voith Patent Gmbh | Axial thrust offloading device |
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| KR20180059512A (ko) | 2015-10-28 | 2018-06-04 | 미츠비시 히타치 파워 시스템즈 가부시키가이샤 | 회전 기계 및 회전 기계의 제어 방법 |
| DE112016004991T5 (de) | 2015-10-28 | 2018-07-19 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Rotationsmaschine und verfahren zum steuern einer rotationsmaschine |
| CN108350754A (zh) * | 2015-10-28 | 2018-07-31 | 三菱日立电力系统株式会社 | 旋转机械以及旋转机械的控制方法 |
| US10619512B2 (en) | 2015-10-28 | 2020-04-14 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Rotary machine and method for controlling rotary machine |
| US20170226859A1 (en) * | 2016-02-04 | 2017-08-10 | Rolls-Royce Plc | Balancing of axial thrust forces within a gas turbine engine |
| US10539021B2 (en) * | 2016-02-04 | 2020-01-21 | Rolls-Royce Plc | Balancing of axial thrust forces within a gas turbine engine |
| JP2021110289A (ja) * | 2020-01-10 | 2021-08-02 | 東芝エネルギーシステムズ株式会社 | タービンおよびスラスト力調整方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030304 |