JPH09170174A - ダニ忌避剤入り柔軟剤 - Google Patents
ダニ忌避剤入り柔軟剤Info
- Publication number
- JPH09170174A JPH09170174A JP35340695A JP35340695A JPH09170174A JP H09170174 A JPH09170174 A JP H09170174A JP 35340695 A JP35340695 A JP 35340695A JP 35340695 A JP35340695 A JP 35340695A JP H09170174 A JPH09170174 A JP H09170174A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- softening agent
- acarid
- repellent
- washing
- mixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Detergent Compositions (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明はアトピー体質の発作発症原因であるダニを日常
的、簡便に着衣、布団カバーなどに寄り付かないよう
に、洗濯後柔軟剤にダニ忌避剤を配合使用し、忌避剤の
布への付着残留により効果的にダニを遠ざけ発症を予防
する 【目的】アトピーの被害は大きい問題なので,繊維への
練り込み処理などしゅしゅの方法が考案され市場に供さ
れているが、効果的なものはなく、特に洗濯に耐えられ
るものがない、本発明はこの問題解決を洗濯後のダニ忌
避剤の利用により解決をはかった 【構成】全体量の約10%〜30%のダニ忌避剤および
その可溶化剤、繊維柔軟剤、溶解安定剤、精製水からな
るダニ忌避剤入り柔軟剤
的、簡便に着衣、布団カバーなどに寄り付かないよう
に、洗濯後柔軟剤にダニ忌避剤を配合使用し、忌避剤の
布への付着残留により効果的にダニを遠ざけ発症を予防
する 【目的】アトピーの被害は大きい問題なので,繊維への
練り込み処理などしゅしゅの方法が考案され市場に供さ
れているが、効果的なものはなく、特に洗濯に耐えられ
るものがない、本発明はこの問題解決を洗濯後のダニ忌
避剤の利用により解決をはかった 【構成】全体量の約10%〜30%のダニ忌避剤および
その可溶化剤、繊維柔軟剤、溶解安定剤、精製水からな
るダニ忌避剤入り柔軟剤
Description
【発明の詳細な説明】
アトピー体質による皮膚疾患または喘息を起こしやすい
人の発作起因物質は家ダニおよびその糞、死骸である。
これら起因物質ををその人の周囲とくに着衣、シーツ、
フトンカバー、枕覆いから除去する事が発作予防にとく
に大切であるとされている。本発明はこれら衣類、寝具
カバーから効率的かつ完全に起因物質ことにその原因で
あるダニを除くために洗濯後の仕上げ柔軟剤にダニ忌避
物質を配合し衣料、寝具からダニを除く事により発作を
防ぐものである。 [従来の技術]家庭内にあっては、ダニおよびその糞、
死骸を掃除機にて部屋のタタミ、床から除去をはかり衣
類へのダニ侵入を計っているが、必ずしも十分ではな
く、又非常に手がかかる。近来、繊維に防ダニ剤を加工
して防ダニ効果をうたったものが多いが、国民生活セン
ターの報告(毎日新聞1995.12.15)ではその
多くに効果がなく、また洗濯を繰り返すと容易に効果が
消滅する。また、極めて細い繊維生地を縫製した枕カバ
ーで防ダニ効果をうたうものもあるが、縫い合わせの所
からダニが出入りし実効のないのが多い [発明が解決しようとする課題]日常的に、簡便に衣類
および寝具カバーへのダニの侵入を防ぐ事である。 [課題を解決するための手段]日常的に防ダニ効果を衣
類、カバー類に簡便に付与する方法として、本発明者は
ダニ忌避剤の研究よりピペロニル・アルコールが家ダニ
に対して忌避剤としての働きがある事を見出だし、これ
を洗濯後の柔軟剤に有効量配合することに着目し本発明
に至った。 [実施例]テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビ
ット 32.3 ピペロニルアルコール 25.6 プ
ロピレングリコール 17 アルキルイミダゾリン四級
化物10.6 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム
5 ビス(ステアリル−N−ヒドロキシエチルイミダ
ゾリン)クロル酢酸錯体15.7 精製水 176(以
上グラム単位)を温浴上80度に加温しながらよく混合
し冷却して柔軟剤がえられる。30リットル洗濯槽で通
常の洗剤で洗濯後、本品28グラムを洗浄後柔軟剤とし
て使用した。本柔軟剤で処理した木綿布と通常の柔軟剤
で処理した木綿布をダニ存在のこたつ布団下に2日お
き、拡大鏡で観察する時、通常処理品には10平方セン
チメートルあたり5匹いたが本剤処理品には0匹であっ
た
人の発作起因物質は家ダニおよびその糞、死骸である。
これら起因物質ををその人の周囲とくに着衣、シーツ、
フトンカバー、枕覆いから除去する事が発作予防にとく
に大切であるとされている。本発明はこれら衣類、寝具
カバーから効率的かつ完全に起因物質ことにその原因で
あるダニを除くために洗濯後の仕上げ柔軟剤にダニ忌避
物質を配合し衣料、寝具からダニを除く事により発作を
防ぐものである。 [従来の技術]家庭内にあっては、ダニおよびその糞、
死骸を掃除機にて部屋のタタミ、床から除去をはかり衣
類へのダニ侵入を計っているが、必ずしも十分ではな
く、又非常に手がかかる。近来、繊維に防ダニ剤を加工
して防ダニ効果をうたったものが多いが、国民生活セン
ターの報告(毎日新聞1995.12.15)ではその
多くに効果がなく、また洗濯を繰り返すと容易に効果が
消滅する。また、極めて細い繊維生地を縫製した枕カバ
ーで防ダニ効果をうたうものもあるが、縫い合わせの所
からダニが出入りし実効のないのが多い [発明が解決しようとする課題]日常的に、簡便に衣類
および寝具カバーへのダニの侵入を防ぐ事である。 [課題を解決するための手段]日常的に防ダニ効果を衣
類、カバー類に簡便に付与する方法として、本発明者は
ダニ忌避剤の研究よりピペロニル・アルコールが家ダニ
に対して忌避剤としての働きがある事を見出だし、これ
を洗濯後の柔軟剤に有効量配合することに着目し本発明
に至った。 [実施例]テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビ
ット 32.3 ピペロニルアルコール 25.6 プ
ロピレングリコール 17 アルキルイミダゾリン四級
化物10.6 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム
5 ビス(ステアリル−N−ヒドロキシエチルイミダ
ゾリン)クロル酢酸錯体15.7 精製水 176(以
上グラム単位)を温浴上80度に加温しながらよく混合
し冷却して柔軟剤がえられる。30リットル洗濯槽で通
常の洗剤で洗濯後、本品28グラムを洗浄後柔軟剤とし
て使用した。本柔軟剤で処理した木綿布と通常の柔軟剤
で処理した木綿布をダニ存在のこたつ布団下に2日お
き、拡大鏡で観察する時、通常処理品には10平方セン
チメートルあたり5匹いたが本剤処理品には0匹であっ
た
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】ダニ忌避剤を配合する事を特徴とする洗濯
用柔軟剤 【請求項2】「 【請求項1】」においてダニ忌避剤がピペロニル・アル
コール(di−oxymethylene−proto
catechuic acidC8H8O3)である洗
濯用柔軟剤
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35340695A JPH09170174A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | ダニ忌避剤入り柔軟剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35340695A JPH09170174A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | ダニ忌避剤入り柔軟剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09170174A true JPH09170174A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18430629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35340695A Pending JPH09170174A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | ダニ忌避剤入り柔軟剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09170174A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009114117A (ja) * | 2007-11-06 | 2009-05-28 | Lion Corp | ダニ駆除用水性液体組成物およびダニ駆除方法 |
-
1995
- 1995-12-18 JP JP35340695A patent/JPH09170174A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009114117A (ja) * | 2007-11-06 | 2009-05-28 | Lion Corp | ダニ駆除用水性液体組成物およびダニ駆除方法 |
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