JPH09169666A - 抗炎症皮膚外用剤 - Google Patents

抗炎症皮膚外用剤

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JPH09169666A
JPH09169666A JP7330633A JP33063395A JPH09169666A JP H09169666 A JPH09169666 A JP H09169666A JP 7330633 A JP7330633 A JP 7330633A JP 33063395 A JP33063395 A JP 33063395A JP H09169666 A JPH09169666 A JP H09169666A
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JP
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skin
inflammatory
external
acid ester
external preparation
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JP7330633A
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Hiroshi Watanabe
博 渡辺
Takeshi Yamamoto
毅 山本
Toshihiro Hiya
季宏 檜谷
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Pola Chemical Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 損傷皮膚に対する刺激の発現が抑制された抗
炎症皮膚外用剤を提供することを課題とする。 【解決手段】 抗炎症剤(非ステロイド系抗炎症剤
等)、シリコーン(ジメチルポリシロキサン等)、及び
乳化剤として非イオン界面活性剤(グリセリンモノ脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル等)を配合し、乳化型
皮膚外用剤とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、損傷皮膚に適用す
るのに好適な、抗炎症皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】抗炎症剤、取り分け非ステロイド系抗炎
症剤は、鎮痛やかゆみ止めの目的で広く皮膚外用剤等に
配合されて用いられている。これは、非ステロイド系抗
炎症剤が優れた抗炎症作用を有しており、且つ、全身即
ち他の正常な生体部分に対する副作用が少ないためであ
る。
【0003】しかしながら、損傷部位、特に損傷皮膚に
おいては、抗炎症剤の作用が及ぼす、逆に局所刺激や損
傷治癒の遅延などの悪影響を与えることが少なくなかっ
た。これは、抗炎症剤が、皮膚損傷を伴う部位に適用さ
れる機会が多いことを勘案すると、ゆゆしき問題といわ
ざるを得ない。
【0004】また、損傷皮膚へ薬物による刺激を加える
と感作誘導を起こしやすいことはよく知られた事実であ
り、これが故にマキシマイゼーションテストでは、感作
誘導時に皮膚を損傷して被検物を投与している。従っ
て、損傷皮膚への刺激を抑制することは、接触アレルギ
ー等の好ましくない作用を低減することにも繋がると考
えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような状
況下に為されたものであり、損傷皮膚に対する刺激の発
現が抑制された、抗炎症皮膚外用剤を提供することを課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、抗炎症皮
膚外用剤の損傷皮膚に対する刺激発現を抑制すべく鋭意
研究を重ねた結果、抗炎症剤とシリコーンを配合し、非
イオン界面活性剤で乳化させることにより、そのような
皮膚外用剤が提供できることを見いだし、発明を完成さ
せた。
【0007】すなわち、本発明の抗炎症皮膚外用剤は、
抗炎症剤、シリコーン、及び非イオン界面活性剤を含有
するものである。以下、本発明について詳細に説明す
る。
【0008】(1)本発明で用いる抗炎症剤 本発明の皮膚外用剤で用いる抗炎症剤としては、公知の
抗炎症剤のいずれでもよく特に限定されないが、好まし
くは非ステロイド系抗炎症剤が用いられる。
【0009】非ステロイド系抗炎症剤としては、いずれ
も特段の限定なく用いることができ、損傷皮膚への刺激
発現の抑制が期待できる。このような非ステロイド系抗
炎症剤としては、例えば、スプロフェン、ケトプロフェ
ン、ケトチフェン、ピロキシカム、インドメタシン、チ
アプロフェン酸、カルプロフェン、ベノキサプロフェ
ン、イブプロフェン、フェンブフェン、ジクロフェナッ
ク、フルルビプロフェン、フェノプロフェン、ナプロキ
セン、イブフェナック、ジフェンヒドラミン、ピメプロ
フェン、ブフェキサマック、ベンダザック、テノキシカ
ム等が挙げられる。これらは、唯一種のみを含有するも
のでもよいし、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
また、これらの生理的に許容される塩、例えば、ナトリ
ウム、カリウム、カルシウム、アミン、有機アミン等の
アルカリに対する塩や、塩酸、硝酸、硫酸、クエン酸、
酒石酸等の酸に対する塩等としても用いることができ
る。これらのうちで最も好ましいものは、スプロフェン
及び/又は生理的に許容されるこれのアルカリに対する
塩である。
【0010】本発明の皮膚外用剤全体に対する抗炎症剤
の好ましい含有量は、用いる抗炎症剤の種類にもよる
が、0.005〜10重量%、より好ましくは0.01
〜8重量%、更に好ましくは0.05〜5重量%であ
る。抗炎症剤として非ステロイド系抗炎症剤を用いる場
合は、その好ましい含有量は、非ステロイド系抗炎症剤
の種類により異なるが、おおよそ0.01〜10重量
%、より好ましくは0.05〜8重量%、更に好ましく
は0.1〜5重量%である。
【0011】(2)本発明で用いるシリコーン 本発明で用いるシリコーンとしては、化粧料や皮膚外用
剤で使われているシリコーンであれば特段の限定を受け
ずに用いることができる。このようなシリコーンとして
は、例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニル
ポリシロキサン、フッ素変性メチルポリシロキサン等の
直鎖又は環状のポリシロキサン等が例示できる。これら
のうちで特に好ましいのはジメチルポリシロキサンであ
る。これらのシリコーンは唯一種のみを用いてもよく、
また二種以上を組み合わせて用いてもよい。また、シリ
コーンの粘度は特に限定されないが、1〜100000
c.s.程度のものが好ましく、2〜10000c.
s.がより好ましく、5〜5000c.s.が更に好ま
しい。
【0012】また、本発明の皮膚外用剤全体に対するシ
リコーンの含有量は、好ましくは0.1〜20重量%、
より好ましくは0.5〜15重量%、更に好ましくは1
〜10重量%である。
【0013】(3)本発明で用いる非イオン界面活性剤 本発明で用いる非イオン界面活性剤としては、皮膚外用
剤や化粧料で通常用いられているものであれば特段の限
定を受けずに用いることができる。このような非イオン
界面活性剤としては、例えば、グリセリンモノ脂肪酸エ
ステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ン(以下、「POE」と略す)脂肪酸エステル、POE
グリセリン脂肪酸エステル、POEアルキルエーテル、
POEソルビタン脂肪酸エステル、POE硬化ヒマシ
油、POEヒマシ油等が好ましく例示できる。
【0014】これらのうち、グリセリンモノ脂肪酸エス
テル等の脂肪酸エステルを構成する脂肪酸としては、好
ましくは炭素数10〜24、より好ましくは炭素数12
〜22、更に好ましくは炭素数16〜20のものであ
る。POEアルキルエーテル等におけるアルキル基も同
様に炭素数10〜24のものが好ましく、炭素数12〜
22のものがより好ましく、炭素数16〜22のものが
更に好ましい。また、ポリオキシエチレン基のオキシエ
チレン単位の平均単位数は1〜30のもののなかから選
択するのが好ましい。
【0015】このような非イオン界面活性剤の具体例と
しては、ステアリン酸モノグリセライド、POE(2
0)ベヘニルエーテル、POE(20)オレイルエーテ
ル、POE(45)ステアリン酸エステル、POE(2
0)ソルビタンステアリン酸エステル等が挙げられる。
尚、カッコ内はオキシエチレン単位の平均単位数を表
す。
【0016】これら非イオン界面活性剤は、本発明の皮
膚外用剤において、主として乳化剤として作用するもの
であり、乳化に適当なHLBのものを唯一種用いて乳化
することもできるが、HLBが6〜15程度になるよう
に二種以上を組み合わせて用いる方が好ましい。このよ
うな組合せとしては、グリセリンモノステアリン酸エス
テルとPOE(45)ステアリン酸エステル、グリセリ
ンモノステアリン酸エステルとPOE(20)ベヘニル
エーテル、ソルビタンセスキステアリン酸エステルとP
OE(20)ソルビタンモノステアリン酸エステル等が
挙げられる。
【0017】本発明の皮膚外用剤中における非イオン界
面活性剤の含有量は、系の乳化が可能であれば特段の限
定はされないが、おおよそ3〜10重量%程度が好まし
く、3.5〜7重量%がより好ましく、4〜6重量%が
更に好ましい。尚、本発明の皮膚外用剤における界面活
性剤として、通常皮膚外用剤で広く使われている脂肪酸
石鹸に代表されるアニオン界面活性剤を用いるのは好ま
しくない。アニオン界面活性剤は、抗炎症剤の損傷皮膚
における刺激発現を助長させる傾向にあるからである。
【0018】(4)本発明の皮膚外用剤 本発明の皮膚外用剤は、上記抗炎症剤、シリコーン、及
び非イオン界面活性剤を必須の成分として含有すること
を特徴とするが、更に、これに、一般に抗炎症剤ととも
に用いられる薬剤を併用してもよい。このような薬剤と
しては、例えば、クロトリマゾール、ビフォナゾールと
その塩、ミコナゾールとその塩等の抗真菌剤等が例示で
きる。
【0019】尚、本発明の皮膚外用剤は、更に好ましく
は、pHを弱酸性〜中性、具体的にはpH4以上7以下
程度に調整する。pHの調整手段としては、緩衝剤によ
る方法、酸あるいは塩基の添加等が考えられ、これらの
いずれであってもよい。pHを調節することにより、損
傷皮膚への刺激発現を抑制することができ、且つ、製剤
の経時的な安定性も向上させることができる。
【0020】本発明の皮膚外用剤においては、上記必須
成分以外に、通常皮膚外用剤で用いられている製剤化の
ための任意成分を含有することができる。このような任
意成分としては、例えば、ワセリン、流動パラフィン等
の炭化水素類;ホホバ油、ゲイロウ、カルナウバワック
ス等のエステル類;牛脂、オリーブ油等のトリグリセラ
イド類;ステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸類;セタ
ノール、オレイルアルコール等の高級アルコール類;グ
リセリン、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオ
ール、ポリエチレングリコール等の多価アルコール類;
カーボポール、アルギン酸ナトリウム、ケルトロール等
の増粘剤類;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のア
ルカリ化合物;ブチルパラベン、メチルパラベン等のパ
ラベン類等の防腐剤;パラアミノ安息香酸エステル等の
紫外線吸収剤;トコフェロール、BHT等の抗酸化剤;
エタノール香料;キレート剤;などが挙げられる。
【0021】また、前記非イオン界面活性剤の他に、ア
ルキルベタイン等の両性界面活性剤類を配合してもよ
い。ただし、アニオン界面活性剤やカチオン界面活性剤
は用いないようにするのが好ましい本発明の皮膚外用剤
は、経皮投与による炎症の治癒、改善、予防に用いられ
るものであり、その剤型は特に限定されないが、例え
ば、ローション剤、水性ゲル剤、油性ゲル剤、クリーム
剤、流動性のある乳液剤、一層溶液、スティック剤、粉
剤等、通常皮膚外用剤として用いられている剤型が挙げ
られる。特に、クリーム、乳液剤等の乳化型皮膚外用剤
とするのが好ましい。また、布、あるいは高分子シート
に延展させた後、貼付する貼付剤として用いてもよい。
【0022】本発明の皮膚外用剤の適用方法は、通常の
抗炎症用の皮膚外用剤に準じればよく、具体的には、適
当量を症状にあわせて一日一回乃至数回、患部に一様に
塗布すればよい。本発明の皮膚外用剤は、後記の如く損
傷皮膚に対する刺激発現が抑制されているので、安全性
に優れている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、例を挙げながら発明の実
施の形態について詳細に説明するが、本発明がこれらの
例のみに限定を受けないことは言うまでもない。尚、数
値はいずれも重量部を表す。
【0024】(例1)表1の処方に従って皮膚外用剤を
調製した。即ち、A、Bを80℃で加熱溶解し、AにB
を徐々に加えて乳化し、冷却して皮膚外用剤1を得た。
このもののpHは6.3であった。
【0025】
【表1】
【0026】(例2)表2の処方に従って皮膚外用剤を
調製した。即ち、A、Bを80℃で加熱溶解し、AにB
を徐々に加えて乳化し、冷却して皮膚外用剤2を得た。
このもののpHは6.2であった。
【0027】
【表2】
【0028】(例3)表3の処方に従って皮膚外用剤を
調製した。即ち、A、Bを80℃で加熱溶解し、AにB
を徐々に加えて乳化し、冷却して皮膚外用剤3を得た。
このもののpHは6.3であった。
【0029】
【表3】
【0030】(例4)表4の処方に従って皮膚外用剤を
調製した。即ち、A、Bを80℃で加熱溶解し、AにB
を徐々に加えて乳化し、冷却して皮膚外用剤4を得た。
【0031】
【表4】
【0032】(例5)表5の処方に従って皮膚外用剤を
調製した。即ち、A、Bを80℃で加熱溶解し、AにB
を徐々に加えて乳化し、冷却して皮膚外用剤5を得た。
【0033】
【表5】
【0034】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。
【0035】
【実施例1】 <損傷皮膚刺激性試験>ハートレー系白色種モルモット
(雄性、300〜350g)一群5匹を用いて、損傷皮
膚への刺激性を調べた。即ち、背部を剃毛した後、ガム
テープで3回ストリッピングして損傷皮膚を作成した。
皮膚外用剤を0.05mlパッチ用テープに投与し、4
8時間クローズドパッチを行った。パッチを除去して1
時間後にドレーズの基準に従って皮膚反応を判定した。
即ち、++:浮腫反応、+:明らかな紅斑を伴う反応、
±:弱いあるいははっきりしない紅斑を伴う反応、−:
無反応、という基準である。ここで用いた皮膚外用剤
は、上記発明の実施の形態の例1〜5で得られた皮膚外
用剤1〜5と、これらのシリコーンをオリーブ油に置換
した以外は同様の組成を有する皮膚外用剤1’〜5’で
ある。結果を表6に示す。これより本発明の皮膚外用剤
が損傷皮膚の刺激発現を抑制していることがわかる。
【0036】
【表6】
【0037】
【実施例2】 <損傷皮膚刺激試験>上記発明の実施の形態の皮膚外用
剤1におけるPOE(20)ベヘニルエーテルをアニオ
ン界面活性剤であるステアリン酸ナトリウムに置換した
ものを調製し、これを皮膚外用剤6とした。また、同じ
く前記皮膚外用剤1におけるPOE(20)ベヘニルエ
ーテルをアニオン界面活性剤であるラウリル硫酸ナトリ
ウムに置換したものを調製し、皮膚外用剤7とした。こ
れらの皮膚外用剤6、7について、実施例1と同様に損
傷皮膚への刺激を調べた。結果を表7に示す。これによ
り、アニオン界面活性剤を用いる代わりに非イオン界面
活性剤を用いることにより刺激の発現が抑制されている
ことがわかる。
【0038】
【表7】
【0039】
【実施例3】 <マキシマイゼーションテスト>実施例1で用いた皮膚
外用剤5及び5’を用い、且つハートレー系白色種モル
モット(雌性、350〜400g)一群20匹を用い
て、クリーグマンのマキシマイゼーションテストによっ
て感作性誘導を調べた。即ち、背部に剃毛した3×4c
mの部位を作成し、皮膚外用剤、皮膚外用剤とフロイン
ドの完全アジュバントとの混合物、及びフロインドの完
全アジュバントを、それぞれ0.05mlずつ2カ所、
計6カ所に皮内注射した。
【0040】さらにこれを10%ラウリル硫酸ナトリウ
ム含有ワセリンで3時間処理した後、皮膚外用剤2gを
48時間クローズドパッチした。この作業を3回繰り返
した。最後のクローズドパッチ除去から2週間後に背部
全面を剃毛し、インドメタシンの1%ワセリン混合物を
24時間クローズドパッチして惹起反応を観察した。即
ち、クローズドパッチ除去から24時間後にドレーズの
基準で皮膚反応を判定した。結果を表8に示す。これよ
り、刺激発現を抑制した本発明の皮膚外用剤は感作誘導
をも抑制していることがわかる。これにより、本発明の
皮膚外用剤においては、接触アレルギー等の抗炎症剤の
副作用を抑えられることがわかる。
【0041】
【表8】
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、損傷皮膚における抗炎
症剤の刺激の発現が抑制された抗炎症皮膚外用剤が得ら
れる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/38 ADA A61K 31/38 ADA 31/40 31/40 31/405 31/405 31/41 31/41 31/42 31/42 31/445 31/445 31/54 31/54 47/14 47/14 H 47/34 47/34 Z H B01F 17/34 B01F 17/34 17/42 17/42 17/44 17/44 17/56 17/56 C08L 83/04 LRT C08L 83/04 LRT

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抗炎症剤、シリコーン、及び非イオン界
    面活性剤を含有する抗炎症皮膚外用剤。
  2. 【請求項2】 抗炎症剤が非ステロイド系抗炎症剤であ
    る、請求項1記載の抗炎症皮膚外用剤。
  3. 【請求項3】 非ステロイド系抗炎症剤がスプロフェ
    ン、ケトプロフェン、ケトチフェン、ピロキシカム、イ
    ンドメタシン、チアプロフェン酸、カルプロフェン、ベ
    ノキサプロフェン、イブプロフェン、フェンブフェン、
    ジクロフェナック、フルルビプロフェン、フェノプロフ
    ェン、ナプロキセン、イブフェナック、ジフェンヒドラ
    ミン、ピメプロフェン、ブフェキサマック、ベンダザッ
    ク、及びテノキシカムからなる群から選ばれる、請求項
    2記載の抗炎症皮膚外用剤。
  4. 【請求項4】 非ステロイド系抗炎症剤がスプロフェン
    である請求項3記載の抗炎症皮膚外用剤。
  5. 【請求項5】 シリコーンがジメチルポリシロキサンで
    あることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載
    の抗炎症皮膚外用剤。
  6. 【請求項6】 非イオン界面活性剤が、グリセリンモノ
    脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキ
    シエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセ
    リン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエー
    テル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、
    ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、及びポリオキシエチ
    レンヒマシ油からなる群から選ばれる、請求項1〜5の
    いずれかに記載の抗炎症皮膚外用剤。
  7. 【請求項7】 非ステロイド系抗炎症剤の含有量が0.
    01〜10重量%、シリコーンの含有量が0.1〜20
    重量%、及び非イオン界面活性剤の含有量が3〜10重
    量%である、請求項2〜6のいずれかに記載の抗炎症皮
    膚外用剤。
  8. 【請求項8】 非イオン界面活性剤を乳化剤とする乳化
    型皮膚外用剤である、請求項1〜7のいずれかに記載の
    抗炎症皮膚外用剤。
JP7330633A 1995-12-19 1995-12-19 抗炎症皮膚外用剤 Withdrawn JPH09169666A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8153151B2 (en) * 2003-07-21 2012-04-10 Noven Pharmaceuticals, Inc. Composition and method for controlling drug delivery from silicone adhesive blends
JP2015131790A (ja) * 2013-12-09 2015-07-23 株式会社ポーラファルマ 外用医薬組成物
JP2015168624A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 ライオン株式会社 クリーム医薬製剤

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