JPH09169582A - 多孔質成形品を加熱養生する方法 - Google Patents

多孔質成形品を加熱養生する方法

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JPH09169582A
JPH09169582A JP29383796A JP29383796A JPH09169582A JP H09169582 A JPH09169582 A JP H09169582A JP 29383796 A JP29383796 A JP 29383796A JP 29383796 A JP29383796 A JP 29383796A JP H09169582 A JPH09169582 A JP H09169582A
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heating
curing
molded article
porous molded
autoclave
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Hermann Josef Dr Peifer
ヨーゼフ パイフェル ヘルマン
Johannes Weitzel
バイツェル ヨハネス
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HEEBELL AG
Sicowa Verfahrenstechnik fuer Baustoffe GmbH and Co KG
Hebel AG
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HEEBELL AG
Sicowa Verfahrenstechnik fuer Baustoffe GmbH and Co KG
Hebel AG
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    • B28B11/00Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートクレーブで処理した材料のひび割れを
防止することができるオートクレーブ養生の方法を提供
する。 【解決手段】 多孔質成形品を加熱養生する方法であっ
て、加熱段階と減圧段階との間の硬化兼乾燥段階用とし
て、蒸気含有加熱媒体を、当該オートクレーブからある
制御の下に放出しながら供給し、その蒸気含有加熱媒体
は、硬化兼乾燥段階にあって、必要に応じて、加熱され
るべき別のオートクレーブの少なくとも部分的な加熱に
再利用されるようにしてある、多孔質成形品を加熱養生
する方法において、乾燥が終了するときに、その成形品
の周囲が、飽和蒸気の周囲洗浄によって等圧変化で冷却
されるようにしたことを特徴とする、多孔質成形品を加
熱養生する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特にケイ酸カル
シウム結合成形品のような多孔質成形品を加熱養生する
方法であって、加熱段階と減圧段階との間の硬化兼乾燥
の段階用として蒸気含有加熱媒体を、当該オートクレー
ブに、そこからある制御の下に放出しながら供給し、そ
の蒸気含有加熱媒体は、硬化兼乾燥の段階にあって、必
要に応じて、加熱されるべき別のオートクレーブの少な
くとも部分的な加熱に再利用されるようにしてある、多
孔質成形品を加熱養生する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる方法は、特に、ヨーロッパ特許第
0538755B1号に開示されているような多孔質コ
ンクリートブロックの加熱養生に好適する。これは、加
熱段階と減圧段階との間の硬化兼乾燥の段階用として蒸
気含有加熱媒体を、当該オートクレーブに、そこからあ
る制御の下に放出しながら供給し、その蒸気含有加熱媒
体は、硬化兼乾燥の段階にあって、必要に応じて、加熱
されるべき別のオートクレーブの少なくとも部分的な加
熱に再利用されるようにしてある。
【0003】過熱蒸気を用いる多孔質コンクリートブロ
ックの等圧変化作用による乾燥(isobaric drying)) で
は、水を、そのブロック表面で液相からガス相に変化さ
せ、而して、そのブロック内では、液状の水が毛細管現
象によって表面に移動する。この段階では、ブロック周
囲の雰囲気の水蒸気分圧の沸点に対応する温度と等温関
係にある。加熱工程が遅延すると、むしろ、ブロック中
心部の温度が沸点より下がることがある。
【0004】その結果として、ブロックの表面での乾燥
は早期に進み、そのブロックの表面はもはや毛細管現象
では湿潤に保つことができなくなる。従って、そのブロ
ックの表面部は、完全に乾燥してしまうのである。その
材料温度は、表面部で上昇して、そこが、その多孔質コ
ンクリートブロックの中心部では未だ湿っているにもか
かわらず過熱状態となってしまう。乾燥が進行すると、
平衡水分含有量より下の湿潤度合いを有し且つ沸点を越
える温度の表面部が拡大する。引き続く減圧段階で再び
蒸発することによって、多孔質コンクリートブロックの
中心部温度は沸点に追従して雰囲気圧で100°Cに冷
却される結果となる。
【0005】その過熱状態の表面部は急速に冷却される
ことがないため、蒸発中の表面部と中心部との間の温度
差は増大する。これは、熱膨張によって、収縮の結果と
しての乾燥で生じる引っ張り歪みを表面部全体に放散さ
せことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記した再蒸発は、乾
燥した表面部を増大させ、その引っ張り歪みの増大で蒸
発の最中にひび割れを惹起する。
【0007】オートクレーブの過熱雰囲気が解消される
と、そのブロックは温度ショックを受ける。乾燥と減圧
の段階を経てから、中心部の温度が100°Cで表面層
の材料温度が130°Cから180°Cであるブロック
は、180°Cから200°Cの過熱雰囲気に置かれ
る。取り出しの最中に、そのブロックは、数秒から数分
の間、(作業場の床)の約20°Cの環境に置かれる。
これは、ブロック表面の急速な温度低下を惹起し、その
温度ショックは、表面部の引っ張り歪みを増大させ、そ
の結果として、ひび割れを生じる危険性を負うことにな
る。表面部内に生じた収縮によって惹起された引っ張り
歪みは、その辺縁部の熱膨張(収縮)に基因する引っ張
り歪みによって増幅される。オートクレーブによって処
理された材料がそこから引っ張りだされるときに、表面
部の収縮と熱膨張による引っ張り歪みが加わるので、ひ
び割れが生じる危険性は最大となる。その操作は非常に
迅速に行われるので、歪みとその弛緩とは、そのブロッ
クにおける歪み緩衝にさしたる貢献をすることができな
い。
【0008】この発明は、かかる問題点を解決すること
を課題としており、前述したように、オートクレーブで
処理した材料のひび割れを防止することができるオート
クレーブ養生の方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、か
かる課題を解決することを目的として、請求項1のよう
に、特にケイ酸カルシウム結合成形品のような多孔質成
形品を加熱養生する方法であって、加熱段階と減圧段階
との間の硬化兼乾燥段階用として、蒸気含有加熱媒体
を、当該オートクレーブからある制御の下に放出しなが
ら供給し、その蒸気含有加熱媒体は、硬化兼乾燥段階に
あって、必要に応じて、加熱されるべき別のオートクレ
ーブの少なくとも部分的な加熱に再利用されるようにし
てある、多孔質成形品を加熱養生する方法において、乾
燥が終了するときに、その成形品の周囲が、飽和蒸気の
周囲洗潤によって等圧変化で冷却されるようにしたこと
を特徴とする、多孔質成形品を加熱養生する方法を提供
する。
【0010】また、この多孔質成形品を加熱養生する方
法において、飽和蒸気による冷却は、減圧段階に入って
まで、しかも、必要に応じて当該成形品がそのオートク
レーブから取り出されるまで継続されることがある。
【0011】更に、最初に述べた発明又は前述の発明の
多孔質成形品を加熱養生する方法において、前記冷却に
用いられた飽和蒸気を、別な蒸気源からオートクレーブ
に送通されるようにすることもできる。
【0012】同様に最初の発明とその次の発明の多孔質
成形品を加熱養生する方法において、前記冷却に用いら
れた飽和蒸気を、液状の水のオートクレーブ中への噴射
によって、過熱状態の低減応用でそのオートクレーブ中
に形成されるようにすることもできる。
【0013】また更に、これまでに述べてきた発明の多
孔質成形品を加熱養生する方法において、前記冷却に用
いられた飽和蒸気が、その材料の周囲を、強制的な対流
で潤すようにすることもできる。
【0014】同様にそれらの発明の多孔質成形品を加熱
養生する方法において、前記冷却に用いられた飽和蒸気
は、自然対流によって過熱された製品の周囲に向けられ
ており、且つそのオートクレーブの中の成形品の下縁部
の上方、好適にはその成形品の頂縁部の上方におけるあ
る位置で、導入又は発生されるようにすることもでき
る。
【0015】そして、これまでに述べてきた発明の多孔
質成形品を加熱養生する方法のそれぞれにおいて、前記
冷却に用いられた飽和蒸気は、引き続いて、加熱される
べき別のオートクレーブの少なくとも部分加熱に再利用
されるようにすることも有り得る。
【0016】同様に多孔質成形品を加熱養生する方法に
おいて、前記減圧段階の後で、オートクレーブ蒸気雰囲
気は冷却され、それによって、好適には0.1から0.
5バールのパーシャルバキューム(部分真空)状態を形
成するようにすることもある。
【0017】そして、このようにした多孔質成形品を加
熱養生する方法において、前記冷却を、水の射出によっ
て行うようにすることもある。同様にそのようにしてな
る多孔質成形品を加熱養生する方法において、前記冷却
を、冷却表面によって行なうこともある。
【0018】かくして、第8番目の発明から第10番目
の何れか一の多孔質成形品を加熱養生する方法におい
て、前記冷却によって生じた凝結水は放出されるように
することもある。
【0019】これらの発明によれば、蒸気が加熱養生さ
れた材料を乾燥段階を経てそれに飽和蒸気が洗潤するこ
とによって、その表面部の過熱状態は、効果的に低下
し、言うなれば、加熱養生された材料の(当該形状での
温度プロフィルにおける)表面部と中心部との温度差が
かなり減少して、その材料がオートクレーブから引き出
されるときにその材料の部分的な温度傾斜の結果生じる
歪みは、相当に低下し、以てその材料中にひび割れの危
険性を伴うことなく吸収される。
【0020】
【発明の実施の形態】このように低下した表面部と中心
部とにおける温度差は、減圧段階においてすらも保持さ
れ、中心部温度は、飽和蒸気の曲線で雰囲気圧で100
°Cまでに低下する。便宜的に、材料の周囲を洗う飽和
蒸気による冷却は、減圧段階の中まで継続され、必要に
応じて、その材料が、オートクレーブから取り出される
まで、中心部と表面部との間の温度差を更に小さくす
る。表面部の温度を低下させることにより、オートクレ
ーブを開いたときの温度ショックと、従って、そのブロ
ックの内部歪みも減少する。その結果として、加熱養生
した材料にひび割れを生じるのを避けることができる。
【0021】その表面部の温度が水の沸点より高いの
で、飽和蒸気による再湿潤は行われない。その飽和蒸気
は、別な蒸気源からオートクレーブの下部を通じると有
効に導入されるのであるが、そのオートクレーブの圧力
リリーフ弁が、減圧段階の前で過剰圧力となったり圧力
低下を生じたりするのを防止する範囲で開かれる。材料
を冷却するためにオートクレーブに送通された飽和蒸気
は、少なくとも部分的に、加熱されるべき他のオートク
レーブの加熱にも兼用される。
【0022】その飽和蒸気は、また、オートクレーブ自
体でも発生させることができ、その中の工程は、オート
クレーブの中に、液状の水を制御しながら噴射し、水が
熱エネルギを奪うことによって過熱状態が低減する作用
で飽和蒸気が形成される。
【0023】飽和蒸気の冷却作用は、強制対流又は自然
対流によってもたらされる。減圧段階の後で雰囲気圧が
所定に達したときに、オートクレーブの中の蒸気雰囲気
を冷却することで、好適には0.1から最大で0.5バ
ールの部分真空(partial vacume) を発生させるように
すると更に都合がよい。これは、例えば、冷却によって
起る凝縮により液状になった水を排出しながら、水の噴
射又は冷却表面の手段を通じてもたらされるのである。
【0024】冷却表面は、例えば、オートクレーブ内に
定置されたクーリングコイルで構成してよく、それら
は、材料の横と下に配置されており、凝縮液は別な集液
トレイで集められるか一般的な水排出システムによって
排出される。
【0025】水の噴射によって冷却が行われるのであれ
ば、同じ水噴射装置は飽和蒸気の生成にも用いることが
できる。冷却は、更に、オートクレーブの蒸気廃棄ライ
ンと、ジェットポンプ又はウオータリングポンプの形の
ようなバキュームポンプとの間で、噴射式コンデンサ又
は表面式コンデンサを用いることで達成できる。
【0026】材料が更に乾燥されるばかりでなく、冷却
によるかかる減圧は、更に、材料内部と表面部の両方の
温度を低下させ、而してひび割れの危険が減少する。材
料の細孔からの蒸気放散は事実上阻害されることなく、
また、蒸発に要する熱は、既に材料に蓄積されたもので
あって最初に伝達されるべきものではないから、この減
圧は迅速に行なうことができる。この駆逐後の効果は、
湿潤材料中の熱ポテンシャルが丁度100°Cではなく
て、最低圧での沸点で利用されることである。オートク
レーブから取り出された材料のための冷却工程が実施で
き、また、取り出した材料は直ちにしかも何の困難もな
く取り扱うことができる。
【0027】オートクレーブを開けるのに先立って、オ
ートクレーブ中に再び雰囲気圧になるまで空気が入るの
を許容し、その空気はオートクレーブ中の雰囲気蒸気と
混合して、前記雰囲気と、従ってその材料の表面部と
の、ゆっくりした更なる冷却を行ない、而して、その材
料が引き出されるときの更なる歪み低減が行われる。
【0028】添附した図1の温度−時間のダイヤグラム
は、オートクレーブの運転動作を説明しており、飽和蒸
気の温度によって決まる成形品の中心部温度は実線で示
され、成形品の表面部温度は破線で示されている。
【0029】オートクレーブの運転が頂点に達したとき
でも、中心部の温度は、表面温度より、それらが、保持
段階と乾燥段階において結果的に最初の等温になるまで
遅れることになる。毛細管現象よる乾燥の最中に、その
二つの温度は、最初は等しくなっており、その結果とし
て、毛細管現象は、表面の湿潤状態を維持するにはもは
や不十分なものとなる。それらは完全に乾燥してしま
う。その材料温度はその表面部において上昇し、そし
て、そこで飽和蒸気温度でなお湿潤を保っている中心部
との関係では過熱状態にする。
【0030】乾燥工程の最後では、飽和蒸気の等圧変化
によるフラッシングが始められ、中心部と表面部との間
の温度差は減少することになる。前記等圧変化によるフ
ラッシングは、次の減圧段階の最中でも維持され、雰囲
気圧が所定に到達すると、減圧段階の最後に、中心部温
度(100°C)と表面部温度との差異は小さくなっ
て、オートクレーブが開かれるときに生じる温度ショッ
クとしての歪みで成形品にひび割れを生じることがなく
なる。
【0031】もし、前記減圧段階が終わりに達したとき
にオートクレーブが開かれる代わりに、オートクレーブ
の蒸気雰囲気が冷却されるならば、これは更に減圧をも
たらし、より多くの水が蒸発して中心部温度は蒸気圧曲
線に従って変化し、例えば、最大約0.2バールで60
°Cのときに、結果的に表面部温度は、また低下するこ
とになる。引き続き空気を制御下で適用すると、雰囲気
中の空気が蒸気雰囲気と混合してさらに冷やすことで、
表面部を冷却することになり、そしてかくして更に温度
差が縮小される。
【0032】
【発明の効果】この発明によれば、多孔質コンクリート
ブロックのような部材をオートクレーブで加熱養生して
も、ひび割れを生じることを効果的に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】オートクレーブによる加熱養生における温度−
時間のダイヤグラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルマン ヨーゼフ パイフェル ドイツ,アーヒェン D−52062,ノイプ フォルテ 16 (72)発明者 ヨハネス バイツェル ドイツ,アーヒェン D−52072,ローレ ンスベルゲル ストラッセ 130

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特にケイ酸カルシウム結合成形品のよう
    な多孔質成形品を加熱養生する方法であって、加熱段階
    と減圧段階との間の硬化兼乾燥段階用として、蒸気含有
    加熱媒体を、当該オートクレーブからある制御の下に放
    出しながら供給し、その蒸気含有加熱媒体は、硬化兼乾
    燥段階にあって、必要に応じて、加熱されるべき別のオ
    ートクレーブの少なくとも部分的な加熱に再利用される
    ようにしてある、多孔質成形品を加熱養生する方法にお
    いて、乾燥が終了するときに、その成形品の周囲が、飽
    和蒸気の周囲洗潤によって等圧変化で冷却されるように
    したことを特徴とする、多孔質成形品を加熱養生する方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の、多孔質成形品を加熱
    養生する方法において、飽和蒸気による冷却は、減圧段
    階に入ってまで、しかも、必要に応じて、当該成形品が
    そのオートクレーブから取り出されるまで継続されるこ
    とを特徴とする、多孔質成形品を加熱養生する方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の、多孔質成形品
    を加熱養生する方法において、前記冷却に用いられた飽
    和蒸気は、別な蒸気源からオートクレーブに送通される
    ことを特徴とする、多孔質成形品を加熱養生する方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の、多孔質成形品
    を加熱養生する方法において、前記冷却に用いられた飽
    和蒸気は、液状の水をオートクレーブ中への噴射し、オ
    ートクレーブの中の過熱状態の低減応用でそのオートク
    レーブ中に形成されるものであることを特徴とする、多
    孔質成形品を加熱養生する方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4の何れか一に記載の、多
    孔質成形品を加熱養生する方法において、前記冷却に用
    いられた飽和蒸気は、その材料の周囲を、強制的な対流
    で潤すようにしてあることを特徴とする、多孔質成形品
    を加熱養生する方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から4の何れか一に記載の、多
    孔質成形品を加熱養生する方法において、前記冷却に用
    いられた飽和蒸気は、自然対流によって、過熱された製
    品の周囲に向けられており、且つそのオートクレーブの
    中の成形品の下縁部の上方、好適にはその成形品の頂縁
    部の上方におけるある位置で、導入又は発生されるもの
    であることを特徴とする、多孔質成形品を加熱養生する
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項1から6の何れか一に記載の、多
    孔質成形品を加熱養生する方法において、前記冷却に用
    いられた飽和蒸気は、引き続き、加熱されるべき別のオ
    ートクレーブの少なくとも部分加熱に再利用されるもの
    であることを特徴とする、多孔質成形品を加熱養生する
    方法。
  8. 【請求項8】 請求項1から6の何れか一に記載の、多
    孔質成形品を加熱養生する方法において、前記減圧段階
    の後で、オートクレーブの蒸気雰囲気は冷却され、それ
    によって、好適には0.1から0.5バールのパーシャ
    ルバキューム状態を形成することを特徴とする、多孔質
    成形品を加熱養生する方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の、多孔質成形品を加熱
    養生する方法において、前記冷却は、水の射出によって
    行われることを特徴とする、多孔質成形品を加熱養生す
    る方法。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の、多孔質成形品を加
    熱養生する方法において、前記冷却は、冷却表面によっ
    て行われることを特徴とする、多孔質成形品を加熱養生
    する方法。
  11. 【請求項11】 請求項8から10の何れか一にに記載
    の、多孔質成形品を加熱養生する方法において、前記冷
    却によって生じた凝結水は排出されることを特徴とす
    る、多孔質成形品を加熱養生する方法。
JP29383796A 1995-11-11 1996-11-06 多孔質成形品を加熱養生する方法 Pending JPH09169582A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19542093:4 1995-11-11
DE1995142093 DE19542093C1 (de) 1995-11-11 1995-11-11 Verfahren zum Autoklavieren von porösem, stückigem Gut

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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EP (1) EP0773059A3 (ja)
JP (1) JPH09169582A (ja)
AU (1) AU7063796A (ja)
CA (1) CA2189181A1 (ja)
CZ (1) CZ329896A3 (ja)
DE (1) DE19542093C1 (ja)
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