JPH09169540A - フッ化物ガラス及びフッ化物光ファイバ - Google Patents

フッ化物ガラス及びフッ化物光ファイバ

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JPH09169540A
JPH09169540A JP7331886A JP33188695A JPH09169540A JP H09169540 A JPH09169540 A JP H09169540A JP 7331886 A JP7331886 A JP 7331886A JP 33188695 A JP33188695 A JP 33188695A JP H09169540 A JPH09169540 A JP H09169540A
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optical fiber
laser
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fluoride
ions
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JP7331886A
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Chie Fukuda
智恵 福田
Masashi Onishi
正志 大西
Yoshiaki Miyajima
義昭 宮島
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C3/00Glass compositions
    • C03C3/32Non-oxide glass compositions, e.g. binary or ternary halides, sulfides or nitrides of germanium, selenium or tellurium
    • C03C3/325Fluoride glasses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C13/00Fibre or filament compositions
    • C03C13/04Fibre optics, e.g. core and clad fibre compositions
    • C03C13/041Non-oxide glass compositions
    • C03C13/042Fluoride glass compositions

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の希土類元素を共添加して、結晶化する
ことなく発光効率を高めることができる新規な組成のフ
ッ化物ガラスを提供することを目的とする。 【構成】 Ce−Pr共添加フッ化物光ファイバにおい
ては、レーザ活性イオンとしてのPr3+イオンのレーザ
下準位35 からの電子の排出は、その基底準位34
への非輻射緩和によるルートの他に、レーザ下準位3
5 からCe3+イオンのエネルギー準位27/2 へのエネ
ルギートランスファー及びこのエネルギー準位27/2
からCe3+イオンの基底準位25/2 への非輻射緩和に
よるルートが生じることにより、Pr3+イオンのレーザ
下準位35 からの電子の排出が促進されるため、反転
分布が維持され、発光効率が高くなる。従って、Ce−
Pr共添加フッ化物光ファイバは、コアにCeを含有し
ない通常のPr添加フッ化物光ファイバよりも、高い増
幅効率gを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フッ化物ガラス及
び光ファイバに係り、特に増幅特性を有する光ファイバ
の素材となるフッ化物ガラス及びそのフッ化物ガラスを
素材としたフッ化物光ファイバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】フッ化物ガラスは、従来の光ファイバの
主構成素材である酸化ケイ素系ガラスに比べて一般に赤
外吸収端が長波長側に位置しているため、波長の4乗に
逆比例するレーリ散乱を減少させ、低損失の光ファイバ
を作製する素材とて注目されている。但し、フッ化物ガ
ラスを主構成素材として光ファイバを作製する場合に
は、母材作製時や線引き加熱時の結晶化が障害となって
いた。
【0003】そのため、ZrF4 、BaF2 、及びNa
Fを主成分とし、結晶化に対する安定性を付与するため
のドーパントとしてAlF3 、NdF3 、YF3 、La
3、GdF3 、LuF3 等を使用するフッ化物ガラス
が、光ファイバ用ガラス素材として提案された(特公昭
58−2173参照)。
【0004】また、ZrF4 、BaF2 、LaF3 、A
lF3 、NaF、HfF4 、及びPbF2 を主成分と
し、コアガラスにおけるPbF2 の含有量を相対的に大
きくし、クラッドガラスにおけるAlF3 、NaF、H
fF4 の含有量を相対的に大きくすることにより、コア
/クラッドの屈折率差Δnを大きくし、光ファイバの入
射光量を決定するNA(Numerical Apeture ;開口数)
を大きくしたフッ化物光ファイバが、波長2〜6μmの
赤外線伝送路として提案された(特開平2−29334
7参照)。
【0005】また、ZrF4 及びBaF2 を主成分とし
たフッ化物ガラス光ファイバに、Tb、Ce、Pl、N
d、Eu、Er等の蛍光特性をもつ希土類元素を添加し
て、レーザ発光や光増幅を行わせることが提案された
(特開昭63−184386参照)。
【0006】また、レーザ活性イオンとしてTmイオン
を添加したフッ化物ガラス光ファイバに、Tmイオンの
レーザ下準位34 の近傍に位置するエネルギー準位を
有するHo、Tb、Eu、Prを添加して、Tmイオン
のエネルギー準位34 からHoイオン等のエネルギー
準位への効率的なエネルギートランスファーを起こすこ
とにより、34 状態のTmイオンの非活性化を図り、
反転分布を維持することにより、レーザ発光効率を高め
ることが提案された(特開平4−26521参照)。ま
た、上記の組み合わせ以外にも、複数の希土類元素、例
えばErとYbとを共添加することにより、エネルギー
トランスファーを起こすことが可能なことが知られてい
る。
【0007】更に、ZrF4 、BaF2 、LaF3 、A
lF3 、及びNaFを成分としたZBLANガラスに5
000ppm又は10000ppmの濃度のCeを添加
し、光ファイバ回折格子を作製したことが報告されてい
る(T.Taunary,et al., “Ultraviolet-induced perman
ent Bragg gratings in cerium-doped ZBLAN glassesor
optical fibers",Opt.Lett.Vol.19,No.17,pp1269-1271
(1994) 参照)。そして同程度の濃度のCeを添加した
ZBLANガラスの赤外線吸収スペクトルにおいて、
4.5μm近傍の強い吸収帯はCe3+イオンのエネルギ
ー準位25/227/2 間の遷移によるものであるこ
とが確認されている(P.W.France et al.,“Flouride G
lass Optical Fibers"(Bkackie,Gasgow,1990) 参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなフッ化物
ガラス又はフッ化物光ファイバについては、種々の開発
・改良がなされているが、なお多くの解決すべき課題が
ある。例えば、複数の希土類元素を共添加し、一方の希
土類元素のレーザ活性イオンのレーザ下準位から他の希
土類元素のイオンのエネルギー準位へのエネルギートラ
ンスファーを起こすことにより、レーザ活性イオンのレ
ーザ下準位から電子を速やかに排出して発光効率を高め
ようとする場合、エネルギーを受けとる他の希土類元素
のイオンの濃度を高める必要があるが、結晶化の問題等
から、フッ化物ガラス中に添加することができる他の希
土類元素のイオンの濃度は限られていた。従って、こう
した問題を解決する新規な組成のフッ化物ガラス又はフ
ッ化物光ファイバを開発することが課題となっていた。
【0009】そこで本発明は、上記の状況を鑑みてなさ
れたものであり、複数の希土類元素を共添加して、結晶
化することなく発光効率を高めることができる新規な組
成のフッ化物ガラスを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため鋭意検討を重ねた結果、フッ化物ガラス
に共添加する希土類元素のうち、Ceのエネルギー準位
が他の希土類元素のレーザ活性イオンのレーザ下準位か
らエネルギーを受けとることに適していることを見出し
た。また、フッ化物ガラスは、希土類の他のフッ化物に
よって置換され得る4〜5モル%のLaF3 を一般に含
有しているが、このLaをCeと置換することにより、
結晶化することなく高濃度にCeを添加したフッ化物ガ
ラスを得ることができることを見出した。
【0011】従って、上記目的を達成する本発明に係る
フッ化物ガラスは、Ceを含有するフッ化物ガラスであ
って、希土類元素のレーザ活性イオンが添加されてい
る、ことを特徴とする。
【0012】このように本発明に係るフッ化物ガラスに
おいては、Ceと他の希土類元素のレーザ活性イオンと
が共添加されているため、他の希土類元素のレーザ活性
イオンのレーザ下準位からCeのエネルギー準位へのエ
ネルギートランスファーが起きる。従って、レーザ活性
イオンのレーザ下準位から電子が速やかに排出され、反
転分布が維持されるため、発光効率を高めることができ
る。
【0013】また、本発明に係るフッ化物ガラスは、希
土類元素のレーザ活性イオンのレーザ下準位が、Ceの
エネルギー準位25/2 の近傍に位置していることが望
ましい。
【0014】このように、希土類元素のレーザ活性イオ
ンのレーザ下準位とそのレーザ下準位からエネルギーを
受けとるCeのエネルギー準位27/2 とが近接してい
ることにより、効率的なエネルギートランスファーを起
こすことができる。
【0015】また、本発明に係るフッ化物ガラスは、希
土類元素のレーザ活性イオンが、Pr、Nd、又はSm
であることが好適である。
【0016】このように、希土類元素のレーザ活性イオ
ンがPr、Nd、又はSmであり、そしてこれらPr、
Sm、Ndはいずれもそのレーザ下準位がCeのエネル
ギー準位25/2 と近接しているため、効率的なエネル
ギートランスファーを起こすことができる。
【0017】また、本発明に係るフッ化物ガラスは、C
eの濃度が、希土類元素のレーザ活性イオンの濃度の1
0倍以上であることが望ましい。
【0018】このように、希土類元素のレーザ活性イオ
ンのレーザ下準位からエネルギーを受けとるCeの濃度
が希土類元素のレーザ活性イオンの濃度と比較して高濃
度であることにより、効率的なエネルギートランスファ
ーを起こすことができる。なお、フッ化物ガラスには、
希土類の他のフッ化物によって置換され得るLaF3が
一般に含有されており、このLaをCeと置換すれば、
結晶化することなく高濃度にCeを添加することが可能
である。
【0019】また、本発明に係るフッ化物ガラスは、C
eを含有するフッ化物ガラスの組成が、 40モル%<ZrF4 <65モル% 10モル%<BaF2 <30モル% 2モル%<LaF3 +CeF3 +YF3 <7モル% 0モル%<YF3 <2モル% 2モル%<AlF3 <6モル% 0モル%<NaF+LiF<25モル% 0モル%<PbF2 <12モル% であることが好適である。
【0020】更に、本発明に係るフッ化物光ファイバ
は、上記の本発明に係るフッ化物ガラスをコアとするこ
とを特徴とする。
【0021】このように本発明に係るフッ化物光ファイ
バにおいては、希土類元素のレーザ活性イオンのレーザ
下準位からCeのエネルギー準位への効率的なエネルギ
ートランスファーを起こして発光効率を高めたフッ化物
ガラスをコアとして使用することにより、増幅特性を向
上させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を説明する。
【0023】(第1実施形態)本発明の第1実施形態に
係るフッ化物光ファイバは、コアにCe及びPrが共添
加されているフッ化物ファイバ(以下、「Ce−Pr共
添加フッ化物光ファイバ」という)である。
【0024】この第1実施形態に係るCe−Pr共添加
フッ化物光ファイバの製造方法を、図1を用いて説明す
る。ここで、図1は第1実施形態に係るCe−Pr共添
加フッ化物光ファイバの製造方法を示す工程図である。
【0025】フッ化物原料として、ZrF4 、BaF
2 、LaF3 、CeF3 、AlF3 、YF3 、NaF、
LiF、PbF2 、及びHfF4 を用い、次の表に示す
組成で混合する。
【0026】
【表1】 このとき、コアの組成に4.8モル%のCeF3 が含有
されている点に特徴がある。更にまた、コアには、10
00wt.ppmのPr3+をレーザ活性イオンとして添
加する(ステップ1)。続いて、これら混合したフッ化
物原料を溶融する(ステップ2)。
【0027】次いで、サクソン・キャスティング法を用
いて、キャスティングを行い、コアとクラッドからなる
光ファイバプリフォームを作製する(ステップ3)。続
いて、この光ファイバプリフォームをアニールした後
(ステップ4)、光ファイバプリフォーム表面を平滑化
するための表面処理を行う(ステップ5)。続いて、光
ファイバプリフォームを延伸した後(ステップ6)、ジ
ャケット線引を行い、Ce−Pr共添加フッ化物光ファ
イバを作製する(ステップ7)。
【0028】なお、第1実施形態に係るCe−Pr共添
加フッ化物光ファイバとの比較のため、次の表に示す組
成による通常のPr添加フッ化物光ファイバを、上記図
1に示す製造方法により作製する。
【0029】
【表2】 即ち、この通常のフッ化物光ファイバは、コアの組成に
CeF3 が含有されず、その代わりに同量の4.8モル
%のLaF3 が含有されている。なお、コアにレーザ活
性イオンとして1000wt.ppmのPr3+が添加さ
れているのは、Ce−Pr共添加フッ化物光ファイバと
同様である。
【0030】次に、このようにして作製した第1の実施
形態に係るCe−Pr共添加フッ化物光ファイバの特性
評価を行った。
【0031】先ず、Ce−Pr共添加フッ化物光ファイ
バの伝送損失を調べたところ、波長1.0〜1.8μm
における損失は、コアにCeを含有しない通常のPr添
加フッ化物光ファイバの損失と同じであった。
【0032】次いで、Ce−Pr共添加フッ化物光ファ
イバの増幅特性を、図2に示す測定系を用いて調べた。
【0033】図2に示すように、この測定系において
は、波長1.3μmの信号光を出射する信号光源10
が、シングルモード光ファイバ12及び高NA石英光フ
ァイバ14を介して、測定対象であるCe−Pr共添加
フッ化物光ファイバ16の一端と接続されている。ここ
で、シングルモード光ファイバ12と高NA石英光ファ
イバ14とは、例えば融着接続されており、高NA石英
光ファイバ14とCe−Pr共添加フッ化物光ファイバ
16とは、例えば液浸による突き合わせ接続されてい
る。
【0034】また、波長1.02μmの励起光を出射す
る励起光源18は、シングルモード光ファイバ20及び
カプラ22を介して、シングルモード光ファイバ12に
光学的に結合されている。
【0035】また、Ce−Pr共添加フッ化物光ファイ
バ16の他端は、高NA石英光ファイバ24及びシング
ルモード光ファイバ26を介して、光スペクトラム・ア
ナライザ28に接続されている。ここで、Ce−Pr共
添加フッ化物光ファイバ16と高NA石英光ファイバ2
4とは、例えば液浸による突き合わせ接続されており、
高NA石英光ファイバ24とシングルモード光ファイバ
26とは、例えば融着接続されている。
【0036】信号光源10から出射された波長1.3μ
mの信号光は、シングルモード光ファイバ12及び高N
A石英光ファイバ14を通って、Ce−Pr共添加フッ
化物光ファイバ16に入射される。また、励起光源18
から出射された波長1.02μmの励起光も、シングル
モード光ファイバ20、カプラ22、シングルモード光
ファイバ12及び高NA石英光ファイバ14を通って、
Ce−Pr共添加フッ化物光ファイバ16に入射され
る。
【0037】このCe−Pr共添加フッ化物光ファイバ
16においては、波長1.02μmの励起光によりPr
3+イオンが活性化され、Pr3+イオンの基底準位34
からレーザ上準位14 への遷移が生じて、反転分布が
形成される。そしてレーザ上準位14 からレーザ下準
35 への誘導放出遷移により、波長1.3μmの光
を発光する。
【0038】こうしてCe−Pr共添加フッ化物光ファ
イバ16において誘導増幅された波長1.3μmの信号
光は、高NA石英光ファイバ24及びシングルモード光
ファイバ26を通って光スペクトラム・アナライザ28
に入射される。そしてこの光スペクトラム・アナライザ
28において、励起光出力に対する利得を測定する。こ
の測定結果を図3のグラフに示す。なお、比較のため、
コアにCeを含有しない通常のPr添加フッ化物光ファ
イバについても同様の測定を行い、図3のグラフに併せ
て示す。
【0039】この図3のグラフにおける励起光出力と利
得との関係からCe−Pr共添加フッ化物光ファイバ1
6の増幅効率gを求めると、g=0.22dB/mWで
あった。この増幅効率gの値をコアにCeを含有しない
通常のPr添加フッ化物光ファイバの場合と比べると、
Ceを含有しない通常のPr添加フッ化物光ファイバの
増幅効率gが、g=0.20dB/mWであるのに対
し、0.02dB/mWだけ増大している。
【0040】次いで、Ce−Pr共添加フッ化物光ファ
イバ16におけるCe3+イオンの濃度を変化させた場合
の増幅効率gの変化を測定した。この測定結果を図4の
グラフに示す。なお、この図4のグラフにおいて、横軸
にはCe3+イオンとPr3+イオンとの濃度比[Ce3+
/[Pr3+]を、縦軸に増幅効率gをとり、またグラフ
中の○印はPr3+の添加量が500wt.ppmの場合
を示し、×印はPr3+の添加量が1000wt.ppm
の場合を示している。
【0041】この図4のグラフから明らかなように、濃
度比[Ce3+]/[Pr3+]が増加するにつれて、増幅
効率gも増大する傾向にある。従って、Ce3+イオンの
濃度はPr3+イオンの濃度より十分の高いことが必要で
あり、できれば10倍以上であることが望ましい。但
し、Ce3+イオンの濃度がPr3+イオンの濃度の20倍
以上になると、増幅効率gの増大する割合は小さくなる
傾向を示す。
【0042】また、Pr3+の添加量が500wt.pp
mの場合と1000wt.ppmの場合とを比較する
と、500wt.ppmの場合の方が増幅効率gは僅か
に大きい。このことは、レーザ活性イオンとしてのPr
3+イオンの添加量が多ければ増幅効率gも増大するとは
限らないことを示している。
【0043】次に、Ce−Pr共添加フッ化物光ファイ
バの増幅効率gが増大する機構について、図5を用いて
考察する。ここで、図5はPr3+イオン及びCe3+イオ
ンのエネルギー準位を示す図である。
【0044】図5に示すように、Pr3+イオンは、その
基底準位34 からおよそ10000cm-1ほど高いエ
ネルギー準位に、波長1.02μmの励起光により遷移
するレーザ上準位14 が存在し、また基底準位34
からおよそ2000cm-1ほど高いエネルギー準位に、
レーザ下準位35 が存在する。そして波長1.3μm
の光の発光は、このレーザ上準位14 からレーザ下準
35 への遷移によるものである。また、レーザ下準
35 から基底準位34 へは、非輻射緩和による遷
移が生じて、レーザ下準位35 から電子が排出され、
反転分布の維持に寄与する。
【0045】このようなPr3+イオンのエネルギー準位
の他に、Ce−Pr共添加フッ化物光ファイバにおいて
は、Ce3+イオンのエネルギー準位が存在する。即ち、
Pr3+イオンのレーザ下準位35 の近傍には、Ce3+
イオンのエネルギー準位27/2 が存在する。従って、
Pr3+イオンのレーザ下準位35 からCe3+イオンの
エネルギー準位27/2 へのエネルギートランスファー
が起きる。また、Ce3+イオンのエネルギー準位2
7/2 からその基底準位25/2 へは、非輻射緩和による
遷移が生じる。
【0046】このようにCe−Pr共添加フッ化物光フ
ァイバにおいては、レーザ活性イオンとしてのPr3+
オンのレーザ下準位35 からの電子の排出は、その基
底準位34 への非輻射緩和によるルートの他に、レー
ザ下準位35 からCe3+イオンのエネルギー準位2
7/2 へのエネルギートランスファー及びこのエネルギー
準位27/2 からCe3+イオンの基底準位25/2 への
非輻射緩和によるルートが生じることにより、Pr3+
オンのレーザ下準位35 からの電子の排出が促進され
るため、反転分布が維持され、発光効率が高くなる。従
って、Ce−Pr共添加フッ化物光ファイバは、コアに
Ceを含有しない通常のPr添加フッ化物光ファイバよ
りも、高い増幅効率gを有する。
【0047】なお、この場合、上記図4のグラフから推
測されるように、Pr3+イオンのレーザ下準位35
らCe3+イオンのエネルギー準位27/2 へのエネルギ
ートランスファーを効率よく行うには、Ce3+イオンの
濃度がPr3+イオンの濃度より十分の高いことが必要で
ある。
【0048】(第2実施形態)本発明の第2実施形態に
係るフッ化物光ファイバは、コアにCe及びNdが共添
加されているフッ化物ファイバ(以下、「Ce−Nd共
添加フッ化物光ファイバ」という)である。
【0049】この第2の実施形態に係るCe−Nd共添
加フッ化物光ファイバは、上記第1の実施形態に係るC
e−Pr共添加フッ化物光ファイバと同様の製造方法に
より作製することができた。また、その増幅特性におい
ても、上記第1の実施形態に係るCe−Pr共添加フッ
化物光ファイバの場合と同様に、コアにCeを含有しな
い通常のNd添加フッ化物光ファイバの増幅効率gより
も大きい増幅効率gを得ることができた。
【0050】従って、ここでは、第2の実施形態に係る
Ce−Nd共添加フッ化物光ファイバの増幅効率gが増
大する機構についてだけ、図6を用いて説明することに
する。なお、ここで、図6はNd3+イオン及びCe3+
オンのエネルギー準位を示す図である。
【0051】図6に示すように、Nd3+イオンは、その
基底準位49/2 からおよそ12000cm-1ほど高い
エネルギー準位に、波長0.80μmの励起光により遷
移するレーザ上準位43/2 が存在し、また基底準位4
9/2 からおよそ2000cm-1ほど高いエネルギー準
位に、レーザ下準位411/2が存在する。そしてこのレ
ーザ上準位43/2 からレーザ下準位411/2への遷移
により、波長1.06μmの光が発光する。また、レー
ザ下準位411/2から基底準位49/2 へは、非輻射緩
和による遷移が生じて、レーザ下準位411/2から電子
が排出され、反転分布の維持に寄与する。
【0052】このようなNd3+イオンのエネルギー準位
の他に、Ce−Nd共添加フッ化物光ファイバにおいて
は、Ce3+イオンのエネルギー準位が存在する。即ち、
Nd3+イオンのレーザ下準位411/2の近傍には、Ce
3+イオンのエネルギー準位27/2 が存在する。従っ
て、Nd3+イオンのレーザ下準位411/2からCe3+
オンのエネルギー準位27/2 へのエネルギートランス
ファーが起きる。また、Ce3+イオンのエネルギー準位
27/2 からその基底準位25/2 へは、非輻射緩和に
よる遷移が生じる。
【0053】このようにCe−Nd共添加フッ化物光フ
ァイバにおいては、レーザ活性イオンとしてのNd3+
オンのレーザ下準位411/2からの電子の排出は、その
基底準位49/2 への非輻射緩和によるルートの他に、
レーザ下準位411/2からCe3+イオンのエネルギー準
27/2 へのエネルギートランスファー及びこのエネ
ルギー準位27/2 からCe3+イオンの基底準位2
5/2 への非輻射緩和によるルートが生じることにより、
Nd3+イオンのレーザ下準位35 からの電子の排出が
促進されるため、反転分布が維持され、発光効率が高く
なる。従って、Ce−Nd共添加フッ化物光ファイバ
は、コアにCeを含有しない通常のNd添加フッ化物光
ファイバよりも、高い増幅効率gを有する。
【0054】(第3実施形態)本発明の第3実施形態に
係るフッ化物光ファイバは、コアにCe及びSmが共添
加されているフッ化物ファイバ(以下、「Ce−Sm共
添加フッ化物光ファイバ」という)である。
【0055】この第3実施形態に係るCe−Sm共添加
フッ化物光ファイバは、上記第1の実施形態に係るCe
−Pr共添加フッ化物光ファイバと同様の製造方法によ
り作製することができた。また、その増幅特性において
も、上記第1の実施形態に係るCe−Pr共添加フッ化
物光ファイバの場合と同様に、コアにCeを含有しない
通常のSm添加フッ化物光ファイバの増幅効率gよりも
大きい増幅効率gを得ることができた。
【0056】従って、ここでは、第3の実施形態に係る
Ce−Sm共添加フッ化物光ファイバの増幅効率gが増
大する機構についてだけ、図7を用いて説明することに
する。なお、ここで、図7はSm3+イオン及びCe3+
オンのエネルギー準位を示す図である。
【0057】図7に示すように、Sm3+イオンは、その
基底準位69/2 からおよそ20800cm-1ほど高い
エネルギー準位に、波長0.48μmの励起光により遷
移する準位47/2 が存在し、準位47/2 からおよそ
3000cm-1低いところにレーザ上準位45/2 が存
在し、また基底準位65/2 からおよそ2000cm-1
ほど高いエネルギー準位に、レーザ下準位69/2 が存
在する。そして、このレーザ上準位45/2 からレーザ
下準位69/2 への遷移により、波長0.65μmの光
が発光する。また、レーザ下準位69/2 から基底準位
69/2 へは、非輻射緩和による遷移が生じて、レーザ
下準位69/2 から電子が排出され、反転分布の維持に
寄与する。
【0058】このようなSm3+イオンのエネルギー準位
の他に、Ce−Sm共添加フッ化物光ファイバにおいて
は、Ce3+イオンのエネルギー準位が存在する。即ち、
Sm3+イオンのレーザ下準位69/2 の近傍には、Ce
3+イオンのエネルギー準位27/2 が存在する。従っ
て、Sm3+イオンのレーザ下準位69/2 からCe3+
オンのエネルギー準位27/2 へのエネルギートランス
ファーが起きる。また、Ce3+イオンのエネルギー準位
27/2 からその基底準位25/2 へは、非輻射緩和に
よる遷移が生じる。
【0059】このようにCe−Sm共添加フッ化物光フ
ァイバにおいては、レーザ活性イオンとしてのSm3+
オンのレーザ下準位69/2 からの電子の排出は、その
基底準位69/2 への非輻射緩和によるルートの他に、
レーザ下準位69/2 からCe3+イオンのエネルギー準
27/2 へのエネルギートランスファー及びこのエネ
ルギー準位27/2 からCe3+イオンの基底準位2
5/2 への非輻射緩和によるルートが生じることにより、
Sm3+イオンのレーザ下準位69/2 からの電子の排出
が促進されるため、反転分布が維持され、発光効率が高
くなる。従って、Ce−Sm共添加フッ化物光ファイバ
は、コアにCeを含有しない通常のSm添加フッ化物光
ファイバよりも、高い増幅効率gを有する。
【0060】
【発明の効果】以上、詳細に説明した通り、本発明に係
るフッ化物ガラスによれば、Ceを含有するフッ化物ガ
ラスであって、希土類元素のレーザ活性イオンが添加さ
れていることにより、即ちCeと他の希土類元素のレー
ザ活性イオンとが共添加されていることにより、他の希
土類元素のレーザ活性イオンのレーザ下準位からCeの
エネルギー準位へのエネルギートランスファーが起きる
ため、レーザ活性イオンのレーザ下準位から電子を速や
かに排出して反転分布を維持し、発光効率を高めること
ができる。
【0061】特に、Ceと共添加される他の希土類元素
のレーザ活性イオンのレーザ下準位がCeのエネルギー
準位25/2 の近傍に位置している場合、具体的には希
土類元素のレーザ活性イオンがPr、Nd、又はSmで
ある場合、効率的なエネルギートランスファーを起こす
ことができるため、よりいっそう発光効率を高めること
ができる。
【0062】また、Ceの濃度が希土類元素のレーザ活
性イオンの濃度の10倍以上の高濃度である場合も、効
率的なエネルギートランスファーを起こすことができる
ため、よりいっそう発光効率を高めることができる。
【0063】更に、本発明に係るフッ化物光ファイバ
は、上記の本発明に係るフッ化物ガラスをコアとするこ
とにより、即ちCeと他の希土類元素のレーザ活性イオ
ン、例えばPr、Nd、又はSmとが共添加されている
フッ化物ガラスをコアとして使用することにより、コア
において希土類元素のレーザ活性イオンのレーザ下準位
からCeのエネルギー準位への効率的なエネルギートラ
ンスファーが起こり発光効率が高められるため、光ファ
イバの増幅特性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るCe−Pr共添加フッ化物
光ファイバの製造方法を示す工程図である。
【図2】第1実施形態に係るCe−Pr共添加フッ化物
光ファイバの増幅特性を測定する測定系を示す概略図で
ある。
【図3】第1実施形態に係るCe−Pr共添加フッ化物
光ファイバにおける増幅効率gを示すグラフである。
【図4】第1実施形態に係るCe−Pr共添加フッ化物
光ファイバにおけるCe3+イオンの濃度を変化に対する
増幅効率gの変化を示すグラフである。
【図5】第1実施形態に係るCe−Pr共添加フッ化物
光ファイバの増幅効率gの増大について説明するための
Pr3+イオン及びCe3+イオンのエネルギー準位を示す
図である。
【図6】第2実施形態に係るCe−Nd共添加フッ化物
光ファイバの増幅効率gの増大について説明するための
Nd3+イオン及びCe3+イオンのエネルギー準位を示す
図である。
【図7】第3実施形態に係るCe−Sm共添加フッ化物
光ファイバの増幅効率gの増大について説明するための
Sm3+イオン及びCe3+イオンのエネルギー準位を示す
図である。
【符号の説明】
10…信号光源、12…シングルモード光ファイバ、1
4…高NA石英光ファイバ、16…Ce−Pr共添加フ
ッ化物光ファイバ、18…励起光源、20…シングルモ
ード光ファイバ、22…カプラ、24…高NA石英光フ
ァイバ、26…シングルモード光ファイバ、28…光ス
ペクトラム・アナライザ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮島 義昭 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Ceを含有するフッ化物ガラスであっ
    て、 希土類元素のレーザ活性イオンが添加されている、 ことを特徴とするフッ化物ガラス。
  2. 【請求項2】 前記希土類元素のレーザ活性イオンのレ
    ーザ下準位が、Ceのエネルギー準位27/2 の近傍に
    位置している、 ことを特徴とする請求項1記載のフッ化物ガラス。
  3. 【請求項3】 前記希土類元素のレーザ活性イオンが、
    Pr、Nd、又はSmである、 ことを特徴とする請求項2記載のフッ化物ガラス。
  4. 【請求項4】 Ceの濃度が、前記希土類元素のレーザ
    活性イオンの濃度の10倍以上である、 ことを特徴とする請求項1記載のフッ化物ガラス。
  5. 【請求項5】 Ceを含有する前記フッ化物ガラスの組
    成が、 40モル%<ZrF4 <65モル%、 10モル%<BaF2 <30モル%、 2モル%<LaF3 +CeF3 +YF3 <7モル%、 0モル%<YF3 <2モル%、 2モル%<AlF3 <6モル%、 0モル%<NaF+LiF<25モル%、 0モル%<PbF2 <12モル%、 である、 ことを特徴とする請求項1記載のフッ化物ガラス。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のフッ化物ガラスからなる
    コアを備える、ことを特徴とするフッ化物光ファイバ。
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