JPH091687A - ポリエステル製波板 - Google Patents
ポリエステル製波板Info
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- JPH091687A JPH091687A JP7154941A JP15494195A JPH091687A JP H091687 A JPH091687 A JP H091687A JP 7154941 A JP7154941 A JP 7154941A JP 15494195 A JP15494195 A JP 15494195A JP H091687 A JPH091687 A JP H091687A
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- polyester
- sheet
- corrugated
- corrugated sheet
- corrugated plate
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ポリエステル樹脂を溶融押出した後、急冷固
化した未延伸シートを波板状にプレス成形して成る、平
均厚みが1.5〜5mm、厚み斑が40%以下であるこ
とを特徴とするポリエステル製波板。 【効果】 本発明は、耐衝撃性、外観に優れるポリエス
テル製波板を提供する。
化した未延伸シートを波板状にプレス成形して成る、平
均厚みが1.5〜5mm、厚み斑が40%以下であるこ
とを特徴とするポリエステル製波板。 【効果】 本発明は、耐衝撃性、外観に優れるポリエス
テル製波板を提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐衝撃性などに優れ、か
つ外観にも優れるポリエステル製波板に関する。
つ外観にも優れるポリエステル製波板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プラスチック製シートが、ガラス
板の代替品として、板状または曲面に成形した形で使用
されるようになってきている。その理由として、プラス
チック製シートの軽量性及び優れた加工性や透明性を挙
げることができ、該プラスチック製シートとしては主に
アクリル樹脂シートが使用されている。
板の代替品として、板状または曲面に成形した形で使用
されるようになってきている。その理由として、プラス
チック製シートの軽量性及び優れた加工性や透明性を挙
げることができ、該プラスチック製シートとしては主に
アクリル樹脂シートが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
アクリル樹脂シートは、その材質に起因する問題点を内
在している。すなわち、アクリル樹脂シートは一般に耐
衝撃性が劣るために、使用時だけでなく、製品輸送や保
管等の際に破損してしまう場合がある。また、低温特
性、耐薬品性、難燃性などの諸物性において十分でない
という問題がある。このようなアクリル樹脂製のプラス
チックシートの欠点を解決することができるような優れ
たプラスチックシートが強く望まれる。
アクリル樹脂シートは、その材質に起因する問題点を内
在している。すなわち、アクリル樹脂シートは一般に耐
衝撃性が劣るために、使用時だけでなく、製品輸送や保
管等の際に破損してしまう場合がある。また、低温特
性、耐薬品性、難燃性などの諸物性において十分でない
という問題がある。このようなアクリル樹脂製のプラス
チックシートの欠点を解決することができるような優れ
たプラスチックシートが強く望まれる。
【0004】この場合、プラスチック原料としてアクリ
ル樹脂の代わりに何を選択するかという問題に加え、目
的とするプラスチックシートの用途に合わせて適当な成
形方法を見出す必要がある。プラスチックシートとして
例えば、建築あるいは室内インテリア等で利用される波
板を考えた場合、強度的に十分なものであることだけで
なく、装飾効果を重視する場合には特に、厚み斑が少な
く外観が美しいものを安定して製造できることが必要と
なる。
ル樹脂の代わりに何を選択するかという問題に加え、目
的とするプラスチックシートの用途に合わせて適当な成
形方法を見出す必要がある。プラスチックシートとして
例えば、建築あるいは室内インテリア等で利用される波
板を考えた場合、強度的に十分なものであることだけで
なく、装飾効果を重視する場合には特に、厚み斑が少な
く外観が美しいものを安定して製造できることが必要と
なる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
に鑑み鋭意検討を行った結果、ポリエステル樹脂を用い
て製造した特定の波板によれば、上記の課題が解決でき
ることを見いだし本発明を完成するに至った。すなわ
ち、本発明の要旨は、ポリエステル樹脂を溶融押出した
後、急冷固化した未延伸シートを波状ににプレス成形し
て成る、平均厚みが1.5〜5mm、厚み斑が40%以
下であることを特徴とするポリエステルシートからなる
波板に存する。
に鑑み鋭意検討を行った結果、ポリエステル樹脂を用い
て製造した特定の波板によれば、上記の課題が解決でき
ることを見いだし本発明を完成するに至った。すなわ
ち、本発明の要旨は、ポリエステル樹脂を溶融押出した
後、急冷固化した未延伸シートを波状ににプレス成形し
て成る、平均厚みが1.5〜5mm、厚み斑が40%以
下であることを特徴とするポリエステルシートからなる
波板に存する。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
いうポリエステルとは、芳香族ジカルボン酸成分とグリ
コール成分とからなるものである。芳香族ジカルボン酸
成分としては、テレフタル酸がその代表例として挙げら
れ、その他にイソフタル酸、2,6ーナフタレンジカル
ボン酸、アジピン酸、セバシン酸、pーオキシエトキシ
安息香酸等がある。グリコール成分としては、エチレン
グリコールがその代表例として挙げられ、その他にジエ
チレングリコール、1,4ー及び1,3ーシクロヘキサ
ンジメタノール、プロピレングリコール、1,4ーブタ
ンジオール、1,2ーネオペンチルグリコール、ビスフ
ェノールA等がある。
いうポリエステルとは、芳香族ジカルボン酸成分とグリ
コール成分とからなるものである。芳香族ジカルボン酸
成分としては、テレフタル酸がその代表例として挙げら
れ、その他にイソフタル酸、2,6ーナフタレンジカル
ボン酸、アジピン酸、セバシン酸、pーオキシエトキシ
安息香酸等がある。グリコール成分としては、エチレン
グリコールがその代表例として挙げられ、その他にジエ
チレングリコール、1,4ー及び1,3ーシクロヘキサ
ンジメタノール、プロピレングリコール、1,4ーブタ
ンジオール、1,2ーネオペンチルグリコール、ビスフ
ェノールA等がある。
【0007】ポリエステルとしては、原料が安価である
点、成形が容易である点、及び最終的に得られるシート
の物性が優れている点などにより、通常においては、繰
り返し構造単位としてエチレンテレフタレート単位を通
常80%以上、好ましくは90%以上のものが用いられ
る。該エチレンテレフタレート単位が80%未満では、
シート化加工時における乾燥の際に融着が生じ取扱い性
が悪化したり、得られる製品の曲げ強度、耐薬品性、耐
候性等の性質が劣るようになり好ましくない。
点、成形が容易である点、及び最終的に得られるシート
の物性が優れている点などにより、通常においては、繰
り返し構造単位としてエチレンテレフタレート単位を通
常80%以上、好ましくは90%以上のものが用いられ
る。該エチレンテレフタレート単位が80%未満では、
シート化加工時における乾燥の際に融着が生じ取扱い性
が悪化したり、得られる製品の曲げ強度、耐薬品性、耐
候性等の性質が劣るようになり好ましくない。
【0008】また、本発明の目的を達成する好ましいポ
リエステルの一例としては、グリコール主成分をエチレ
ングリコールとし、ほかにジエチレングリコールあるい
はシクロヘキサンジメタノールを少量含有したものが挙
げられる。シクロヘキサンジメタノールを用いる場合
は、その含有量は、全グリコール成分に対して、通常
0.5〜10モル%、好ましくは1.0〜5.0モル%
の範囲であり、シクロヘキサンジメタノールとしては、
特にシス/トランス比が(20〜80)/(80〜2
0)の割合の1,4ーシクロヘキサンジメタノールが好
ましい。また、ジエチレングリコールを用いる場合は、
その含有量は、全グリコール成分に対して、通常0.5
〜5.0モル%、好ましくは1.0〜4.0モル%であ
る。本発明のポリエステルシートに、かかるシクロヘキ
サンジメタノール及びジエチレングリコールの構造単位
を含むことにより、優れた耐衝撃性や透明性等の物性が
発現しやすく、また、加工特性が向上するので望まし
い。
リエステルの一例としては、グリコール主成分をエチレ
ングリコールとし、ほかにジエチレングリコールあるい
はシクロヘキサンジメタノールを少量含有したものが挙
げられる。シクロヘキサンジメタノールを用いる場合
は、その含有量は、全グリコール成分に対して、通常
0.5〜10モル%、好ましくは1.0〜5.0モル%
の範囲であり、シクロヘキサンジメタノールとしては、
特にシス/トランス比が(20〜80)/(80〜2
0)の割合の1,4ーシクロヘキサンジメタノールが好
ましい。また、ジエチレングリコールを用いる場合は、
その含有量は、全グリコール成分に対して、通常0.5
〜5.0モル%、好ましくは1.0〜4.0モル%であ
る。本発明のポリエステルシートに、かかるシクロヘキ
サンジメタノール及びジエチレングリコールの構造単位
を含むことにより、優れた耐衝撃性や透明性等の物性が
発現しやすく、また、加工特性が向上するので望まし
い。
【0009】以上の本発明の波板の原料となるポリエス
テルは、公知のポリエステル、特にポリエチレンテレフ
タレートの重合方法に準じて、溶融重合及び、必要に応
じて固相重合を行うことにより、所望の物性を有するポ
リエステルが製造される。得られたポリエステルの極限
粘度は、通常0.5〜1.3dl/g、好ましくは0.
6〜1.0dl/gである。極限粘度が0.5dl/g
未満では、シートの機械的性質、特に耐衝撃性等が劣る
だけでなく、シート外観が劣るため不適である。一方、
極限粘度が1.3dl/gを越える場合においては、溶
融流動性が劣るためにシートの加工が困難となったりす
るような弊害が生じるために不適である。
テルは、公知のポリエステル、特にポリエチレンテレフ
タレートの重合方法に準じて、溶融重合及び、必要に応
じて固相重合を行うことにより、所望の物性を有するポ
リエステルが製造される。得られたポリエステルの極限
粘度は、通常0.5〜1.3dl/g、好ましくは0.
6〜1.0dl/gである。極限粘度が0.5dl/g
未満では、シートの機械的性質、特に耐衝撃性等が劣る
だけでなく、シート外観が劣るため不適である。一方、
極限粘度が1.3dl/gを越える場合においては、溶
融流動性が劣るためにシートの加工が困難となったりす
るような弊害が生じるために不適である。
【0010】更に、本発明においては、ポリエステル製
の波板の熱的性質も重要である。即ち、本発明のポリエ
ステル製の波板を溶融後、急冷し、昇温速度20℃/分
で測定した昇温結晶化温度(Tcc)が通常110〜2
00℃、好ましくは150〜200℃である。Tccが
110℃未満の場合では、結晶化速度が速すぎるために
耐衝撃性の低下が著しくなり好ましくない。一方、Tc
cが200℃を越える場合は結晶化速度が遅すぎるため
に、乾燥時または固相重合時に融着等が生じるようにな
り、取扱い性が劣るようになり好ましくない。
の波板の熱的性質も重要である。即ち、本発明のポリエ
ステル製の波板を溶融後、急冷し、昇温速度20℃/分
で測定した昇温結晶化温度(Tcc)が通常110〜2
00℃、好ましくは150〜200℃である。Tccが
110℃未満の場合では、結晶化速度が速すぎるために
耐衝撃性の低下が著しくなり好ましくない。一方、Tc
cが200℃を越える場合は結晶化速度が遅すぎるため
に、乾燥時または固相重合時に融着等が生じるようにな
り、取扱い性が劣るようになり好ましくない。
【0011】上述の原料ポリエステルの極限粘度、昇温
結晶化温度の値は、通常、これを成形体としたときの物
性値と概ね同様の範囲の値となる。なお、ポリエステル
原料には、再生ポリエステルを用いてもよい。また、本
発明のシートの効果を損なわない範囲内であれば、ポリ
カーボネート、ポリオレフィン、ポリアミド等を配合し
てもよい。その配合量としては最大で30重量%以下、
好ましくは10重量%以下である。
結晶化温度の値は、通常、これを成形体としたときの物
性値と概ね同様の範囲の値となる。なお、ポリエステル
原料には、再生ポリエステルを用いてもよい。また、本
発明のシートの効果を損なわない範囲内であれば、ポリ
カーボネート、ポリオレフィン、ポリアミド等を配合し
てもよい。その配合量としては最大で30重量%以下、
好ましくは10重量%以下である。
【0012】次に、前記のポリエステル原料を用いた本
発明のポリエステル製波板の製造方法について説明す
る。本発明の波板は、ポリエステル樹脂を溶融押出した
後、急冷固化して未延伸シートとし、該未延伸シートを
プレス成形する方法が採用される。
発明のポリエステル製波板の製造方法について説明す
る。本発明の波板は、ポリエステル樹脂を溶融押出した
後、急冷固化して未延伸シートとし、該未延伸シートを
プレス成形する方法が採用される。
【0013】具体的には、ポリエステル原料を常法によ
り乾燥した後、押出機により、通常200〜320℃の
範囲の樹脂温度で押し出して、キャスティングドラム上
で冷却固化し、実質的に結晶化していない未延伸シート
を形成する方法が例示される。なお、該押出機にベント
を装備することにより、乾燥工程を省いたり、乾燥時間
を短縮化することができる。冷却固化時のキャスティン
グドラムの温度は、好ましくは10〜60℃、更に好ま
しくは20〜50℃である。キャスティングドラムの温
度が低すぎるとドラムとシートの密着性が劣り、その結
果シート表面の外観が悪くなり好ましくない。該温度が
高すぎると、結晶性が高くなり耐衝撃性が悪化するので
好ましくない。また、かかるキャスティングドラムの付
近に、1個以上のニップロールを装備し、シートの加工
製造時に、該ニップロールを押さえロールとして用いる
ことも好ましい方法の一つである。
り乾燥した後、押出機により、通常200〜320℃の
範囲の樹脂温度で押し出して、キャスティングドラム上
で冷却固化し、実質的に結晶化していない未延伸シート
を形成する方法が例示される。なお、該押出機にベント
を装備することにより、乾燥工程を省いたり、乾燥時間
を短縮化することができる。冷却固化時のキャスティン
グドラムの温度は、好ましくは10〜60℃、更に好ま
しくは20〜50℃である。キャスティングドラムの温
度が低すぎるとドラムとシートの密着性が劣り、その結
果シート表面の外観が悪くなり好ましくない。該温度が
高すぎると、結晶性が高くなり耐衝撃性が悪化するので
好ましくない。また、かかるキャスティングドラムの付
近に、1個以上のニップロールを装備し、シートの加工
製造時に、該ニップロールを押さえロールとして用いる
ことも好ましい方法の一つである。
【0014】次いで、得られた未延伸シートを適当な大
きさに裁断後、ヒーター等により通常80〜180℃の
雰囲気下で、加熱し、所望の波板の形状を有する金型を
上下より挟み、波板状にプレス成形することにより波板
を製造する。なお、この金型は、冷却水等を配管したよ
うな冷却機能を持つものであることが好ましい。冷却水
の温度は、通常0〜70℃が、好ましくは5〜40℃で
ある。
きさに裁断後、ヒーター等により通常80〜180℃の
雰囲気下で、加熱し、所望の波板の形状を有する金型を
上下より挟み、波板状にプレス成形することにより波板
を製造する。なお、この金型は、冷却水等を配管したよ
うな冷却機能を持つものであることが好ましい。冷却水
の温度は、通常0〜70℃が、好ましくは5〜40℃で
ある。
【0015】他の波板の製造方法として、シート化時に
直接波板の形状を形成する方法も、製造方法として簡便
であるので好ましい。該方法は、ポリエステル原料を常
法により乾燥した後、押出機により、通常200〜32
0℃の範囲の樹脂温度で押し出して、キャスティングド
ラム上で冷却固化し、シートを形成する際に、シートが
80℃以下に冷却される前に、波板状の形に加工する方
法である。
直接波板の形状を形成する方法も、製造方法として簡便
であるので好ましい。該方法は、ポリエステル原料を常
法により乾燥した後、押出機により、通常200〜32
0℃の範囲の樹脂温度で押し出して、キャスティングド
ラム上で冷却固化し、シートを形成する際に、シートが
80℃以下に冷却される前に、波板状の形に加工する方
法である。
【0016】本発明でいう波板の形状は、装飾効果が改
良されるような波状の形状を有していればよく、通常、
建築物に用いる波板構造のよう波状の形状を有するもの
を指す。また、周期的に同一の波状の形状を有する物
が、製造の容易さや装飾効果の高い点より好ましい。本
発明の波板の厚みは、平均値として1.5mm〜5mm
であり、好ましくは2〜4mmの範囲である。波板の厚
みが1.5mm未満であると、例えば「こし」が弱すぎ
たり、剛性や耐衝撃性が低下するので好ましくなく、逆
に厚みが5mmを超えると、例えば波板にする際の成形
加工性や波板の二次加工性、透明性及び軽量性が劣るよ
うになり、更にはコスト的にも不利である。
良されるような波状の形状を有していればよく、通常、
建築物に用いる波板構造のよう波状の形状を有するもの
を指す。また、周期的に同一の波状の形状を有する物
が、製造の容易さや装飾効果の高い点より好ましい。本
発明の波板の厚みは、平均値として1.5mm〜5mm
であり、好ましくは2〜4mmの範囲である。波板の厚
みが1.5mm未満であると、例えば「こし」が弱すぎ
たり、剛性や耐衝撃性が低下するので好ましくなく、逆
に厚みが5mmを超えると、例えば波板にする際の成形
加工性や波板の二次加工性、透明性及び軽量性が劣るよ
うになり、更にはコスト的にも不利である。
【0017】また、本発明の波板においては、次の式
(1)で示される厚み斑(R)が40%以下、好ましく
は20%以下、特に好ましくは10%以下である。厚み
斑(R)が40%を越える場合では、波板の外観の美し
さが損なわれたり、耐衝撃性が劣るようになるために不
適である。
(1)で示される厚み斑(R)が40%以下、好ましく
は20%以下、特に好ましくは10%以下である。厚み
斑(R)が40%を越える場合では、波板の外観の美し
さが損なわれたり、耐衝撃性が劣るようになるために不
適である。
【0018】
【0019】次に本発明の波板の形状について説明す
る。本発明の波板のピッチ寸法は、通常5mm〜500
mm、好ましくは10〜200mm、特に好ましくは5
0〜150mmの範囲が特に好ましい。かかるピッチ寸
法が5mm未満、又は500mmを越える場合では、本
発明の波板の主たる特徴である、波板としたことによる
装飾効果が小さいので好ましくない。
る。本発明の波板のピッチ寸法は、通常5mm〜500
mm、好ましくは10〜200mm、特に好ましくは5
0〜150mmの範囲が特に好ましい。かかるピッチ寸
法が5mm未満、又は500mmを越える場合では、本
発明の波板の主たる特徴である、波板としたことによる
装飾効果が小さいので好ましくない。
【0020】一方、本発明の波板における谷の深さは、
通常2mm〜200mm、好ましくは3〜100mm、
特に好ましくは3〜50mmの範囲である。かかる谷の
深さが2mm未満、又は200mmを越える場合では、
上記のピッチ寸法の好ましい範囲の存在する理由と同様
に、波板としたことによる装飾効果が小さいので好まし
くない。
通常2mm〜200mm、好ましくは3〜100mm、
特に好ましくは3〜50mmの範囲である。かかる谷の
深さが2mm未満、又は200mmを越える場合では、
上記のピッチ寸法の好ましい範囲の存在する理由と同様
に、波板としたことによる装飾効果が小さいので好まし
くない。
【0021】本発明の波板は、その形状により装飾効果
の改良が達成されるので、通常、同一の波板形状のもの
が好ましいが、周期的に波板の形状を有する物であれば
よく、必ずしも同一の波の形状を繰り返した構造である
必要はなく、例えば大きさの異なるピッチ寸法や谷の深
さが異なる2種以上の波状の形をもつものであってもよ
い。また、波板の山の形状も限定されず、滑らかな円弧
状、台形状、三角形状等が挙げられる。
の改良が達成されるので、通常、同一の波板形状のもの
が好ましいが、周期的に波板の形状を有する物であれば
よく、必ずしも同一の波の形状を繰り返した構造である
必要はなく、例えば大きさの異なるピッチ寸法や谷の深
さが異なる2種以上の波状の形をもつものであってもよ
い。また、波板の山の形状も限定されず、滑らかな円弧
状、台形状、三角形状等が挙げられる。
【0022】本発明のポリエステル製の波板は、波板自
体あるいは波板をさらに成形した成形品としての美観、
装飾効果を得るために、波板を様々な色彩に着色化を行
ってもよい。かかる方法としては特に限定されるもので
はないが、染料または顔料等の色材を固体分散剤を用い
て樹脂中に分散させたドライカラー、色材を液体分散剤
を用いて樹脂中に分散させたペーストカラー、色材を高
沸点液状分散剤を用いて樹脂中に分散させたリキッドカ
ラー、及び色材を樹脂中に最終濃度の数10倍の高濃度
に分散させたマスターバッチが知られている。これらの
中では、樹脂中への分散性が良好であり、また配合時の
取扱いが容易であることから、マスターバッチを用いる
着色化が好ましい。色材については特に限定はなく、各
種の染料、有機顔料または無機顔料等の中から任意に選
択でき、樹脂中の分散性、着色材自身の分配性、耐候
性、熱安定性、衛生性及びコスト等を勘案して適宜選択
すればよい。
体あるいは波板をさらに成形した成形品としての美観、
装飾効果を得るために、波板を様々な色彩に着色化を行
ってもよい。かかる方法としては特に限定されるもので
はないが、染料または顔料等の色材を固体分散剤を用い
て樹脂中に分散させたドライカラー、色材を液体分散剤
を用いて樹脂中に分散させたペーストカラー、色材を高
沸点液状分散剤を用いて樹脂中に分散させたリキッドカ
ラー、及び色材を樹脂中に最終濃度の数10倍の高濃度
に分散させたマスターバッチが知られている。これらの
中では、樹脂中への分散性が良好であり、また配合時の
取扱いが容易であることから、マスターバッチを用いる
着色化が好ましい。色材については特に限定はなく、各
種の染料、有機顔料または無機顔料等の中から任意に選
択でき、樹脂中の分散性、着色材自身の分配性、耐候
性、熱安定性、衛生性及びコスト等を勘案して適宜選択
すればよい。
【0023】なお、上記の色材以外にも、必要に応じて
隠蔽材、酸化防止剤、紫外線吸収剤、難燃化剤及び易滑
剤等の各種の添加剤を適宜配合される。さらには、表面
の傷入り防止や、帯電防止等を目的とした各種の表面処
理、及び保護シートの被覆等を行っても構わない。次
に、本発明の波板では、その形状に加えて、その装飾効
果を更に向上させるために以下のような波板を用いるこ
とができる。
隠蔽材、酸化防止剤、紫外線吸収剤、難燃化剤及び易滑
剤等の各種の添加剤を適宜配合される。さらには、表面
の傷入り防止や、帯電防止等を目的とした各種の表面処
理、及び保護シートの被覆等を行っても構わない。次
に、本発明の波板では、その形状に加えて、その装飾効
果を更に向上させるために以下のような波板を用いるこ
とができる。
【0024】第一に透明性の優れたポリエステル製の波
板である。この透明性はヘーズの値で評価できるが、本
発明の波板における好ましいヘーズの値は10%以下、
特に好ましくは5%以下である。該ヘーズ値が10%を
越える場合では、透明性が要求される用途に適用するに
は、透明性が不充分であり好ましくない。
板である。この透明性はヘーズの値で評価できるが、本
発明の波板における好ましいヘーズの値は10%以下、
特に好ましくは5%以下である。該ヘーズ値が10%を
越える場合では、透明性が要求される用途に適用するに
は、透明性が不充分であり好ましくない。
【0025】第二に艶消し性に優れたポリエステル製の
波板である。この艶消し性は表面光沢度で表すことがで
きる。波板の表面光沢度を特定の範囲に規定すれば、高
級感や、防眩性及び美麗な外観等の特性を有するポリエ
ステル製の波板が得られることができ、好ましくは、少
なくとも波板の片面の光沢度Gs(60°)は90%以
下であり、特に好ましくは5〜60%の範囲である。か
かる光沢度が90%を越える場合では、高級感、防眩性
及び/または美麗な外観が不充分であるため好ましくな
い。
波板である。この艶消し性は表面光沢度で表すことがで
きる。波板の表面光沢度を特定の範囲に規定すれば、高
級感や、防眩性及び美麗な外観等の特性を有するポリエ
ステル製の波板が得られることができ、好ましくは、少
なくとも波板の片面の光沢度Gs(60°)は90%以
下であり、特に好ましくは5〜60%の範囲である。か
かる光沢度が90%を越える場合では、高級感、防眩性
及び/または美麗な外観が不充分であるため好ましくな
い。
【0026】更に、かかる艶消し性の波板においては透
明性が優れていれば、その特性が更に優れたものとな
る。艶消し性の波板における透明性は光線透過率で評価
することができ、光線透過率は60%以上であることが
好ましく、70%以上であることが更に好ましく、80
%以上が特に好ましい。なお、光線透過率とは全光線透
過率を示す。該光線透過率の値が60%未満の場合で
は、透明性の要求される用途において、透明性が不十分
であるために好ましくない。
明性が優れていれば、その特性が更に優れたものとな
る。艶消し性の波板における透明性は光線透過率で評価
することができ、光線透過率は60%以上であることが
好ましく、70%以上であることが更に好ましく、80
%以上が特に好ましい。なお、光線透過率とは全光線透
過率を示す。該光線透過率の値が60%未満の場合で
は、透明性の要求される用途において、透明性が不十分
であるために好ましくない。
【0027】かかる艶消し性の波板を得る方法としては
特に限定されるものではないが、例えば表面に微細な凹
凸を有するキャスティングドラムを用いて、溶融シート
を冷却固化し、波板の形状に加工する方法が、容易に所
望の表面光沢度を有する波板が得られるので好ましい。
また、波板の形状に加工する際に、艶消し性を付与する
方法も好ましい。さらに、予めポリエステル原料中に、
無機または有機粒子を配合したり、シート表面に公知の
塗布層を施し、表面光沢度をコントロールしてもよい。
特に限定されるものではないが、例えば表面に微細な凹
凸を有するキャスティングドラムを用いて、溶融シート
を冷却固化し、波板の形状に加工する方法が、容易に所
望の表面光沢度を有する波板が得られるので好ましい。
また、波板の形状に加工する際に、艶消し性を付与する
方法も好ましい。さらに、予めポリエステル原料中に、
無機または有機粒子を配合したり、シート表面に公知の
塗布層を施し、表面光沢度をコントロールしてもよい。
【0028】第三に遮光性を有するポリエステル製の波
板である。本発明においては、かかる波板の遮光性は、
光線透過率で表すことができ、かかる値は30%以下で
あることが好ましく、20%以下であることが更に好ま
しく、10%以下であることが特に好ましい。尚、ここ
で光線透過率とは全光線透過率を示す。該光線透過率の
値が30%を越える場合では、遮光性の要求される用途
においては、遮光性が不十分であるために好ましくな
い。
板である。本発明においては、かかる波板の遮光性は、
光線透過率で表すことができ、かかる値は30%以下で
あることが好ましく、20%以下であることが更に好ま
しく、10%以下であることが特に好ましい。尚、ここ
で光線透過率とは全光線透過率を示す。該光線透過率の
値が30%を越える場合では、遮光性の要求される用途
においては、遮光性が不十分であるために好ましくな
い。
【0029】かかる遮光性の波板を得る方法としては特
に限定されるものではないが、以下の方法が推奨され
る。その理由は、製造の容易さ、波板の物性の低下を最
小限に抑えることが出来る点、及びコスト面に優れてい
ることである。すなわち、本発明で用いるポリエステル
中に、不活性粒子0.1〜20重量%、好ましくは0.
5〜20重量%、更に好ましくは1〜10重量%配合す
る。かかる配合量が0.1重量%未満の場合では遮光性
が不充分であり不適である。一方、配合量が20重量%
を越える場合では、耐衝撃性や曲げ弾性、外観、成形性
等のシート物性が劣るようになり不適である。
に限定されるものではないが、以下の方法が推奨され
る。その理由は、製造の容易さ、波板の物性の低下を最
小限に抑えることが出来る点、及びコスト面に優れてい
ることである。すなわち、本発明で用いるポリエステル
中に、不活性粒子0.1〜20重量%、好ましくは0.
5〜20重量%、更に好ましくは1〜10重量%配合す
る。かかる配合量が0.1重量%未満の場合では遮光性
が不充分であり不適である。一方、配合量が20重量%
を越える場合では、耐衝撃性や曲げ弾性、外観、成形性
等のシート物性が劣るようになり不適である。
【0030】不活性粒子としては、酸化チタン粒子、カ
ーボンブラック粒子、硫酸バリウム粒子、又は炭酸カル
シウム粒子が好ましく用いられ、その中でも酸化チタン
粒子、カーボンブラック粒子が特に好ましい。ここで、
酸化チタンの粒子種については、特に限定されず、如何
なる粒子系であってもよく、粒子径は通常0.01〜1
0μmである。また、カーボンブラックの粒子種につい
ても、特に限定されないが、ファーネスブラック、サー
マルブラック、ランプブラック、アセチレンブラックが
ポリエステル中での分散性が良好である点で好ましい。
かかるカーボンブラックの粒子径は特に限定されず、例
えば凝集体の平均粒径が通常0.005〜10μmであ
る 本発明のポリエステル製の波板は、その極めて優れた外
観、及び耐衝撃性等を活かして、各種多様な用途に用い
ることが可能である。また、必要に応じて、真空成形、
圧空成形やプレス法等により各種形状に成形加工しても
よい。
ーボンブラック粒子、硫酸バリウム粒子、又は炭酸カル
シウム粒子が好ましく用いられ、その中でも酸化チタン
粒子、カーボンブラック粒子が特に好ましい。ここで、
酸化チタンの粒子種については、特に限定されず、如何
なる粒子系であってもよく、粒子径は通常0.01〜1
0μmである。また、カーボンブラックの粒子種につい
ても、特に限定されないが、ファーネスブラック、サー
マルブラック、ランプブラック、アセチレンブラックが
ポリエステル中での分散性が良好である点で好ましい。
かかるカーボンブラックの粒子径は特に限定されず、例
えば凝集体の平均粒径が通常0.005〜10μmであ
る 本発明のポリエステル製の波板は、その極めて優れた外
観、及び耐衝撃性等を活かして、各種多様な用途に用い
ることが可能である。また、必要に応じて、真空成形、
圧空成形やプレス法等により各種形状に成形加工しても
よい。
【0031】次に本発明のポリエステル製の波板に特に
有用である用途に関して説明する。第一の有用な用途と
して棚板としての用途が挙げられる。具体的な棚板の用
途としては、展示用棚や陳列用棚が例示され、用いる場
所としては商店や美術館及び食器棚や冷蔵庫の内部が例
示される。特に棚板の用途は、上記の耐溶剤性や耐衝撃
性及び安全性だけでなく、本発明の優れた波板の美麗さ
や高級感、及び食品衛生性の特性が最大限に発揮できる
分野である。
有用である用途に関して説明する。第一の有用な用途と
して棚板としての用途が挙げられる。具体的な棚板の用
途としては、展示用棚や陳列用棚が例示され、用いる場
所としては商店や美術館及び食器棚や冷蔵庫の内部が例
示される。特に棚板の用途は、上記の耐溶剤性や耐衝撃
性及び安全性だけでなく、本発明の優れた波板の美麗さ
や高級感、及び食品衛生性の特性が最大限に発揮できる
分野である。
【0032】第二に仕切板としての用途が挙げられる。
具体的な仕切板の用途としては、安全間仕切や冷蔵庫内
部の仕切板、及びスーパーマーケットやデパートの食料
品等の商品の陳列の仕切板が例示される。仕切板の用途
は、上記の耐溶剤性や耐衝撃性及び安全性だけでなく、
シートの美麗さや高級感、及び食品衛生性の特性が最大
限に発揮できる分野である。また、これら棚板や仕切板
を用いてキャビネットを形成することも、本発明の波板
の特徴を生かした有用な用途である。
具体的な仕切板の用途としては、安全間仕切や冷蔵庫内
部の仕切板、及びスーパーマーケットやデパートの食料
品等の商品の陳列の仕切板が例示される。仕切板の用途
は、上記の耐溶剤性や耐衝撃性及び安全性だけでなく、
シートの美麗さや高級感、及び食品衛生性の特性が最大
限に発揮できる分野である。また、これら棚板や仕切板
を用いてキャビネットを形成することも、本発明の波板
の特徴を生かした有用な用途である。
【0033】第三の有用な用途として壁板や腰板として
の用途が挙げられる。具体的な壁板の用途としては、防
音壁、歩道橋の目隠し用の壁、及びバルコニーの腰板や
階段の腰板が例示される。この用途として好ましく用い
られる理由は、上記の耐溶剤性、耐衝撃性や安全性であ
る。また、該用途に用いられる波板は、遮光性を有する
ことが好ましい。
の用途が挙げられる。具体的な壁板の用途としては、防
音壁、歩道橋の目隠し用の壁、及びバルコニーの腰板や
階段の腰板が例示される。この用途として好ましく用い
られる理由は、上記の耐溶剤性、耐衝撃性や安全性であ
る。また、該用途に用いられる波板は、遮光性を有する
ことが好ましい。
【0034】第四の有用な用途として屋根板としての用
途が挙げられる。本発明の波板の最大の特徴のひとつは
その装飾効果にあり、従って本発明の屋根板の具体的な
用途としては、一般の建造物の屋根板に限定されるもの
ではなく、その装飾効果を生かした用途として、例えば
ペットの小屋の屋根や玩具用の屋根を例示することが出
来る。
途が挙げられる。本発明の波板の最大の特徴のひとつは
その装飾効果にあり、従って本発明の屋根板の具体的な
用途としては、一般の建造物の屋根板に限定されるもの
ではなく、その装飾効果を生かした用途として、例えば
ペットの小屋の屋根や玩具用の屋根を例示することが出
来る。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例を挙げて、更に詳細に
説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の
実施例により限定されるものではない。なお、実施例に
おける種々の物性及び特性の測定方法、定義は下記の通
りである。また、実施例及び比較例中で「部」とあるの
は「重量部」を示す。 (1)極限粘度 ポリエステル製波板より任意に採取した、不要物(配合
した粒子)を除いたポリエステル1gを、フェノール/
テトラクロロエタン=50/50(重量比)の混合溶媒
100ml中に溶解して、30℃で測定した。 (2)共重合成分:ジエチレングリコール(DEG)及
びシクロヘキサンジメタノール(1,4−CHDM)の
定量 ポリエステルシートより任意に採取したポリエステルを
常法により加水分解し、生成したジオール成分をガスク
ロマトグラフ法で定量した。
説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の
実施例により限定されるものではない。なお、実施例に
おける種々の物性及び特性の測定方法、定義は下記の通
りである。また、実施例及び比較例中で「部」とあるの
は「重量部」を示す。 (1)極限粘度 ポリエステル製波板より任意に採取した、不要物(配合
した粒子)を除いたポリエステル1gを、フェノール/
テトラクロロエタン=50/50(重量比)の混合溶媒
100ml中に溶解して、30℃で測定した。 (2)共重合成分:ジエチレングリコール(DEG)及
びシクロヘキサンジメタノール(1,4−CHDM)の
定量 ポリエステルシートより任意に採取したポリエステルを
常法により加水分解し、生成したジオール成分をガスク
ロマトグラフ法で定量した。
【0036】(3)昇温結晶化温度Tcc ポリエステル製波板より任意に採取した10mgのサン
プルを取り出し、窒素中にて300℃で3分間溶融後、
ドライアイスにて急冷した。かかる急冷物をセイコー電
子製のDSC20型にて、昇温速度20℃/minの条
件下で20℃から測定し、Tccを求めた。 (4)波板の平均厚み(t)、及び厚み斑(R) 波板1m2につき任意に、300ヶ所の厚みを測定し、
平均厚み(t)、最大厚み及び最小厚みを求めた。その
結果により、下記式で厚み斑(R)を求めた。
プルを取り出し、窒素中にて300℃で3分間溶融後、
ドライアイスにて急冷した。かかる急冷物をセイコー電
子製のDSC20型にて、昇温速度20℃/minの条
件下で20℃から測定し、Tccを求めた。 (4)波板の平均厚み(t)、及び厚み斑(R) 波板1m2につき任意に、300ヶ所の厚みを測定し、
平均厚み(t)、最大厚み及び最小厚みを求めた。その
結果により、下記式で厚み斑(R)を求めた。
【0037】
【0038】(5)光線透過率 JIS K−7105に準拠して、波板の平坦に近い部
分の全光線透過率を測定した。 (6)ヘーズ JIS K−7105に準拠して、波板の平坦に近い部
分のヘーズを測定した。
分の全光線透過率を測定した。 (6)ヘーズ JIS K−7105に準拠して、波板の平坦に近い部
分のヘーズを測定した。
【0039】(7)光沢度[Gs(60°)] JIS K−7105に準拠して、波板の平坦に近い部
分の両面の光沢度を測定し、光沢度の低い方の値、すな
わち凹凸表面側のデータを記載した。なお、入射角およ
び受光角は60°にて評価した。 (8)耐衝撃性:落球衝撃試験 JIS Kー7211に準拠して、波板より任意に8c
m×8cm大に切り出し、1.0kgの剛球を用いて落
球衝撃試験を実施した。落球高さを20cmから100
cmまで、10cm毎に変えて実施し、50%破壊高さ
を求めた。
分の両面の光沢度を測定し、光沢度の低い方の値、すな
わち凹凸表面側のデータを記載した。なお、入射角およ
び受光角は60°にて評価した。 (8)耐衝撃性:落球衝撃試験 JIS Kー7211に準拠して、波板より任意に8c
m×8cm大に切り出し、1.0kgの剛球を用いて落
球衝撃試験を実施した。落球高さを20cmから100
cmまで、10cm毎に変えて実施し、50%破壊高さ
を求めた。
【0040】実施例1 テレフタル酸100部、エチレングリコール44.2部
及び1,4−シクロヘキサンジメタノ−ル(シス/トラ
ンス比:30/70)3.31部のスラリ−を調整し、
予め2.31部のビス−β−ヒドロキシエチルテレフタ
レ−トを添加し、250℃に保持したエステル化槽に4
時間かけて順次供給した。フィード終了後、1時間エス
テル化を進行させた後、半量を重縮合槽に移し、リン酸
0.00885部(対ポリマー150ppm)及び二酸
化ゲルマニウム0.00708部(対ポリマー120p
pm)を仕込み、250℃から280℃まで漸次昇温す
ると共に、常圧から漸次減圧し、0.5トールに保持し
た。反応を3時間おこなった後、極限粘度0.55dl
/g、環状3量体0.93重量部のポリエチレンテレフ
タレート系チップ(プレポリマーチッーチップ表面をB
epex社製攪拌結晶化機にて150℃で結晶化させた
後、静置式固相重合塔に移し、200/kg−hrの窒
素流通下、140℃で3時間乾燥後、210℃24時間
固相重合し、極限粘度は0.84の原料ポリエステル
(a)を得た。
及び1,4−シクロヘキサンジメタノ−ル(シス/トラ
ンス比:30/70)3.31部のスラリ−を調整し、
予め2.31部のビス−β−ヒドロキシエチルテレフタ
レ−トを添加し、250℃に保持したエステル化槽に4
時間かけて順次供給した。フィード終了後、1時間エス
テル化を進行させた後、半量を重縮合槽に移し、リン酸
0.00885部(対ポリマー150ppm)及び二酸
化ゲルマニウム0.00708部(対ポリマー120p
pm)を仕込み、250℃から280℃まで漸次昇温す
ると共に、常圧から漸次減圧し、0.5トールに保持し
た。反応を3時間おこなった後、極限粘度0.55dl
/g、環状3量体0.93重量部のポリエチレンテレフ
タレート系チップ(プレポリマーチッーチップ表面をB
epex社製攪拌結晶化機にて150℃で結晶化させた
後、静置式固相重合塔に移し、200/kg−hrの窒
素流通下、140℃で3時間乾燥後、210℃24時間
固相重合し、極限粘度は0.84の原料ポリエステル
(a)を得た。
【0041】次いで、得られた原料を真空下160℃で
4時間乾燥後、樹脂温度290℃にて、溶融押出しを行
い、幅1.1m、厚み3.0mmのポリエステルシート
を得た(環状三量体:0.34重量%、末端カルボキシ
ル基濃度:13当量/トン、ゲルマニウム量:43重量
ppm)。該シートは、鏡面を有するロール上にキャス
トした。次いでそのシートをニップロールを用い引き取
り、更に耳部を裁断し1.0m幅のシートを得た。
4時間乾燥後、樹脂温度290℃にて、溶融押出しを行
い、幅1.1m、厚み3.0mmのポリエステルシート
を得た(環状三量体:0.34重量%、末端カルボキシ
ル基濃度:13当量/トン、ゲルマニウム量:43重量
ppm)。該シートは、鏡面を有するロール上にキャス
トした。次いでそのシートをニップロールを用い引き取
り、更に耳部を裁断し1.0m幅のシートを得た。
【0042】次に、このポリエステルシートを500m
m×900mm大に裁断した後、セラミックヒータにて
加熱したシートを、上下より、波板の形状を持ち、内部
に10℃の冷却水を配管したステンレス製の型に挟み、
波板を製造した。なお波の方向は長手方向とした。評価
結果を表1に示す。このポリエステル製の波板の耳部を
切断した後、そのまま棚板として使用した。具体的な用
途として、商店内において、ショーケースの棚やキャビ
ネット、食器の展示用の棚、及び食品の陳列用の棚とし
て使用した。本発明の棚板は、装飾効果が高く、透明性
に優れ、実用物性としての耐衝撃性や耐溶剤性、及び破
損した場合の安全性も問題なく、さらには非常に美麗で
高級感がある製品である。
m×900mm大に裁断した後、セラミックヒータにて
加熱したシートを、上下より、波板の形状を持ち、内部
に10℃の冷却水を配管したステンレス製の型に挟み、
波板を製造した。なお波の方向は長手方向とした。評価
結果を表1に示す。このポリエステル製の波板の耳部を
切断した後、そのまま棚板として使用した。具体的な用
途として、商店内において、ショーケースの棚やキャビ
ネット、食器の展示用の棚、及び食品の陳列用の棚とし
て使用した。本発明の棚板は、装飾効果が高く、透明性
に優れ、実用物性としての耐衝撃性や耐溶剤性、及び破
損した場合の安全性も問題なく、さらには非常に美麗で
高級感がある製品である。
【0043】実施例2 エステル化反応槽で、ビス−β−ヒドロキシエチルテレ
フタレ−トオリゴマー100部の存在下、テレフタル酸
87部とエチレングリコール42部とを常圧下250℃
で反応させてエステル化反応を行なった。
フタレ−トオリゴマー100部の存在下、テレフタル酸
87部とエチレングリコール42部とを常圧下250℃
で反応させてエステル化反応を行なった。
【0044】反応開始4時間後、エステル化率97%の
ポリエステルオリゴマーを得た。ついで本オリゴマーの
うち100部を重合槽に移送し、1,4−シクロヘキサ
ンジメタノ−ル(シス/トランス比:25/75)を3
部、ジエチレングリコールを0.8部添加した後に、酢
酸コバルト・四水塩0.03部と正リン酸0.019部
と三酸化アンチモン0.035部を添加し、減圧化、加
熱し、温度を最終的に285℃に昇温し、合計4時間3
0分重縮合の反応を行ない、極限粘度が0.72の原料
ポリエステル(b)を得た。
ポリエステルオリゴマーを得た。ついで本オリゴマーの
うち100部を重合槽に移送し、1,4−シクロヘキサ
ンジメタノ−ル(シス/トランス比:25/75)を3
部、ジエチレングリコールを0.8部添加した後に、酢
酸コバルト・四水塩0.03部と正リン酸0.019部
と三酸化アンチモン0.035部を添加し、減圧化、加
熱し、温度を最終的に285℃に昇温し、合計4時間3
0分重縮合の反応を行ない、極限粘度が0.72の原料
ポリエステル(b)を得た。
【0045】次いで、得られた原料ポリエステル(b)
を真空下160℃で4時間乾燥後、樹脂温度290℃に
て、溶融押出しを行い、幅1.1m、厚み3.0mmの
ポリエステルシートを得た。該シートは、表面に微細な
凹凸のあるロールでキャストした。次いで、そのシート
をニップロールを用い引き取り、更に耳部を裁断し1.
0m幅のシートを得た。
を真空下160℃で4時間乾燥後、樹脂温度290℃に
て、溶融押出しを行い、幅1.1m、厚み3.0mmの
ポリエステルシートを得た。該シートは、表面に微細な
凹凸のあるロールでキャストした。次いで、そのシート
をニップロールを用い引き取り、更に耳部を裁断し1.
0m幅のシートを得た。
【0046】かかるシートを用い、実施例1と同様にし
て波板を製造した。但し波板の、形状は実施例1とは変
更し、波の方向は長手方向と垂直方向にした。評価結果
を表1に示す。このポリエステル製の波板の耳部を切断
した後、そのまま仕切板として使用した。具体的な用途
として、安全間仕切や冷蔵庫内部の仕切板、及びスーパ
ーマーケットやデパートの食料品等の商品の陳列の仕切
として使用した。本発明の仕切板は、艶消し性および透
明性に優れ、実用物性としての耐衝撃性や耐溶剤性、及
び破損した場合の安全性も問題なく、また食品衛生性の
点についても良好であり、非常に有用で高級感のある製
品となった。
て波板を製造した。但し波板の、形状は実施例1とは変
更し、波の方向は長手方向と垂直方向にした。評価結果
を表1に示す。このポリエステル製の波板の耳部を切断
した後、そのまま仕切板として使用した。具体的な用途
として、安全間仕切や冷蔵庫内部の仕切板、及びスーパ
ーマーケットやデパートの食料品等の商品の陳列の仕切
として使用した。本発明の仕切板は、艶消し性および透
明性に優れ、実用物性としての耐衝撃性や耐溶剤性、及
び破損した場合の安全性も問題なく、また食品衛生性の
点についても良好であり、非常に有用で高級感のある製
品となった。
【0047】実施例3 エステル化反応槽で、ビス−β−ヒドロキシエチルテレ
フタレ−トオリゴマー100部の存在下、テレフタル酸
87部とエチレングリコール42部とを常圧下250℃
で反応させてエステル化反応を行なった。反応開始4時
間後、エステル化率97%のポリエステルオリゴマーを
得た。ついで本オリゴマーのうち100部を重合槽に移
送し、正リン酸0.01部と三酸化アンチモン0.03
5部を添加し、減圧化、加熱し、温度を最終的に285
℃に昇温し、合計4時間重縮合の反応を行ない、極限粘
度が0.66の原料ポリエステル(c)を得た。
フタレ−トオリゴマー100部の存在下、テレフタル酸
87部とエチレングリコール42部とを常圧下250℃
で反応させてエステル化反応を行なった。反応開始4時
間後、エステル化率97%のポリエステルオリゴマーを
得た。ついで本オリゴマーのうち100部を重合槽に移
送し、正リン酸0.01部と三酸化アンチモン0.03
5部を添加し、減圧化、加熱し、温度を最終的に285
℃に昇温し、合計4時間重縮合の反応を行ない、極限粘
度が0.66の原料ポリエステル(c)を得た。
【0048】次いで、得られた原料ポリエステル(c)
を常法にて乾燥後、濃度が3.0重量%になるように酸
化チタン粒子を二軸混練り押し出し機を用いて溶融混練
りし、酸化チタン粒子配合ポリエステル(C)を得た。
このポリエステル(C)を用い、実施例2と同様にして
溶融押し出しを行い、厚み3.0mmのシートを得た。
なお、この際、実施例2と同様に表面に微細な凹凸のあ
るロールでキャストした。次いで、そのシートをニップ
ロールを用い引き取り、更に耳部を裁断し1.0m幅の
シートを得た。
を常法にて乾燥後、濃度が3.0重量%になるように酸
化チタン粒子を二軸混練り押し出し機を用いて溶融混練
りし、酸化チタン粒子配合ポリエステル(C)を得た。
このポリエステル(C)を用い、実施例2と同様にして
溶融押し出しを行い、厚み3.0mmのシートを得た。
なお、この際、実施例2と同様に表面に微細な凹凸のあ
るロールでキャストした。次いで、そのシートをニップ
ロールを用い引き取り、更に耳部を裁断し1.0m幅の
シートを得た。
【0049】次いで、かかるシートを900mm×30
00mm大に裁断した後に実施例2と同様にして波板を
製造した。但し波板の、形状は実施例2とは変更し、波
の方向は長手方向にした。 評価結果を表1に示す。こ
のポリエステル製の波板の耳部を切断した後、そのまま
壁板及び腰板として使用した。
00mm大に裁断した後に実施例2と同様にして波板を
製造した。但し波板の、形状は実施例2とは変更し、波
の方向は長手方向にした。 評価結果を表1に示す。こ
のポリエステル製の波板の耳部を切断した後、そのまま
壁板及び腰板として使用した。
【0050】具体的な用途として、歩道橋の目隠し用の
壁、及びバルコニーの腰板として使用した。本発明の壁
板及び腰板は、装飾効果が高い製品であるだけでなく、
実用物性としての耐衝撃性や耐溶剤性、及び破損した場
合の安全性も問題なく、かつ非常に美麗な白色を呈した
製品である。更に、微細な凹凸のある表面をもつ壁板及
び腰板であるので、高級感があり、また白色であるので
自由に色付けでき、またこの用途は、装飾効果や隠蔽性
が要求される用途であるので、本発明の波板の特性を大
いに活用できた具体例である。
壁、及びバルコニーの腰板として使用した。本発明の壁
板及び腰板は、装飾効果が高い製品であるだけでなく、
実用物性としての耐衝撃性や耐溶剤性、及び破損した場
合の安全性も問題なく、かつ非常に美麗な白色を呈した
製品である。更に、微細な凹凸のある表面をもつ壁板及
び腰板であるので、高級感があり、また白色であるので
自由に色付けでき、またこの用途は、装飾効果や隠蔽性
が要求される用途であるので、本発明の波板の特性を大
いに活用できた具体例である。
【0051】また、上記の白色の波板を犬小屋の屋根材
として用いた。具体的には木製の犬小屋の屋根板に、本
発明の波板を上面として取り付けた。装飾性の高い犬小
屋が得られた。
として用いた。具体的には木製の犬小屋の屋根板に、本
発明の波板を上面として取り付けた。装飾性の高い犬小
屋が得られた。
【0052】
【表1】
【0053】
【発明の効果】本発明のポリエステル製の波板は、優れ
た装飾効果を有し、その優れた耐衝撃性、剛性、安全
性、耐溶剤性及び美麗でかつ高級感のある外観を有する
ものである。更に、該ポリエステル製の波板の優れた特
性を更に発揮させるものとして、透明性のタイプ、艶消
し性のタイプ、及び遮光性のタイプの波板を挙げること
が出来る。また本発明の波板の好ましい用途としては、
棚板、仕切板、壁板、キャビネット、屋根材などが挙げ
られ、その工業的価値は極めて高い。
た装飾効果を有し、その優れた耐衝撃性、剛性、安全
性、耐溶剤性及び美麗でかつ高級感のある外観を有する
ものである。更に、該ポリエステル製の波板の優れた特
性を更に発揮させるものとして、透明性のタイプ、艶消
し性のタイプ、及び遮光性のタイプの波板を挙げること
が出来る。また本発明の波板の好ましい用途としては、
棚板、仕切板、壁板、キャビネット、屋根材などが挙げ
られ、その工業的価値は極めて高い。
Claims (8)
- 【請求項1】 ポリエステル樹脂を溶融押出した後、急
冷固化した未延伸シートを波板状にプレス成形して成
る、平均厚みが1.5〜5mm、厚み斑が40%以下で
あることを特徴とするポリエステル製波板。 - 【請求項2】 繰り返し構造単位の80モル%以上がエ
チレンテレフタレート単位から成り、昇温結晶化温度が
110〜200℃であることを特徴とする請求項1に記
載のポリエステル製波板。 - 【請求項3】 ヘーズが10%以下であることを特徴と
する請求項1又は2に記載の透明性ポリエステル製波
板。 - 【請求項4】 少なくとも片面の光沢度が90%以下で
あり、かつ光線透過率が60%以上であることを特徴と
する請求項1又は2に記載の艶消し性ポリエステル製波
板。 - 【請求項5】 光線透過率が30%以下であることを特
徴とする請求項1又は2に記載の遮光性のポリエステル
製波板。 - 【請求項6】 波板のピッチ寸法が5〜500mm、谷
の深さが2〜200mmであることを特徴とする請求項
1〜5のいずれか1項に記載のポリエステル製波板。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載のポ
リエステル製波板から成る仕切板、棚板、壁板又は屋根
板。 - 【請求項8】 溶融押出したポリエステル樹脂を表面温
度が10〜60℃のキャスティングドラムで急冷固化さ
せることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記
載のポリエステル製波板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7154941A JPH091687A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | ポリエステル製波板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7154941A JPH091687A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | ポリエステル製波板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH091687A true JPH091687A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15595286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7154941A Withdrawn JPH091687A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | ポリエステル製波板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH091687A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4947022A (en) * | 1989-08-04 | 1990-08-07 | Standard Chair Of Gardner, Inc. | Laser engraving method |
WO2012115167A1 (ja) * | 2011-02-23 | 2012-08-30 | 富士フイルム株式会社 | ポリエステルフィルムの製造方法及び太陽電池用のポリエステルフィルム |
-
1995
- 1995-06-21 JP JP7154941A patent/JPH091687A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4947022A (en) * | 1989-08-04 | 1990-08-07 | Standard Chair Of Gardner, Inc. | Laser engraving method |
WO2012115167A1 (ja) * | 2011-02-23 | 2012-08-30 | 富士フイルム株式会社 | ポリエステルフィルムの製造方法及び太陽電池用のポリエステルフィルム |
CN103298595A (zh) * | 2011-02-23 | 2013-09-11 | 富士胶片株式会社 | 聚酯膜的制造方法以及太阳能电池用的聚酯膜 |
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