JPH09168360A - 粉粒状物散布用噴頭及び同噴管 - Google Patents
粉粒状物散布用噴頭及び同噴管Info
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- JPH09168360A JPH09168360A JP22175896A JP22175896A JPH09168360A JP H09168360 A JPH09168360 A JP H09168360A JP 22175896 A JP22175896 A JP 22175896A JP 22175896 A JP22175896 A JP 22175896A JP H09168360 A JPH09168360 A JP H09168360A
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Abstract
吐出することができる噴頭を提供する。 【解決手段】 粉粒状物の搬送気流の吐出口20の風下
側に、前記搬送気流を均一に拡散せしめる風向案内部材
27を設ける。この風向案内部材27は、少なくとも一
対の風向案内面37−39を備えていて、該一対の風向
案内部材37−39は、前記吐出口20から噴出する前
記搬送気流と斜めに交差するとともに、該搬送気流の噴
出方向と直角な方向からみて互いに交差している。
Description
の噴頭及び同噴管に関する。
する第一の課題は、除草剤,肥料,種籾等の粉状物又は
粒状物を偏りなく均一に拡散して吐出することができる
噴頭を提供することである。
た少なくとも二つの吐出口のそれぞれから、粉状物又は
粒状物を均等に吐出することができるとともに、前記各
吐出口からの吐出を均一に拡散させることができる噴管
を提供することである。
状物であると粒状物であるとにかかわらず、前記各吐出
口ごとの散布物の噴出量が常に均等である、粉状物,粒
状物のいずれの散布にも適した噴管を提供することであ
る。
るため、本発明に係る噴頭は、粉粒状物の搬送気流の吐
出口の風下側に、前記搬送気流を均一に拡散せしめる風
向案内部材を設けてなるものである。
流の吐出口と連通するとともに前記搬送気流の吐出方向
に開口している噴頭本体と、この噴頭本体内に設けられ
て前記吐出口から噴出する前記搬送気流を前記噴頭本体
の風下開口部から均一に拡散せしめる風向案内部材と、
を備えてなるものとすることもできる。
向案内面を備えてなり、該一対の風向案内面は、前記吐
出口から噴出する前記搬送気流と斜めに交差するととも
に、該搬送気流の噴出方向と直角な方向からみて互いに
交差してなる構成とすれば好適である。
噴頭本体片を接合してなるものとすると好適である。こ
の場合には、さらに、前記風向案内部材を、前記各噴頭
本体片の対向内面側にそれぞれ設けられた風向案内面を
備えてなるものとし、これらの風向案内面は、前記噴頭
本体片を互いに接合したときに、前記吐出口から噴出す
る前記搬送気流と斜めに交差するとともに、該搬送気流
の噴出方向と直角な方向からみて互いに交差してなる構
成とすれば一層好適である。
係る噴管は、その内部に粉粒状物の搬送気流が送り込ま
れるとともに、この搬送気流の吐出口をその長さ方向に
沿って下向きに少なくとも二つ有する噴管本体と、前記
各吐出口の風下側に設けられて該各吐出口から噴出する
前記搬送気流を均一に拡散せしめる風向案内部材と、前
記吐出口のうち前記噴管本体の送風風下先端側のもの以
外の各吐出口に対応させて前記噴管本体内に設けられて
前記噴管本体内を流れる前記搬送気流の衝突面を有する
とともにこの気流衝突面の気流変向作用によって前記各
吐出口ごとの前記粉粒状物の噴出量を均等化せしめる噴
出量均等化部材と、を備えてなるものである。
係る噴管は、さらに、前記噴出量均等化部材における前
記気流衝突面が、前記噴管本体の送風断面中央部を上下
方向に延び、且つ、前記衝突面の下部がその上部より幅
狭に成形されてなるものである。
してもよい。
風風上側へ延びて該搬送気流を逃さずに前記気流衝突面
に案内する仕切壁を備えてなる構成とすることもでき
る。
実施の形態を説明する。
及び噴管を備えてなる動力散布機の一例を示す、一部を
省略した概略斜視図であり、図2は、その配管系を示す
平面図である。まず、これらの図面を参照して、前記動
力散布機の構成の概要を説明する。
た乗用田植機2等の後部に、図示しない平行リンケージ
装置等を介して上下位置調節自在に直装されている。前
記散布機1は、粉状又は粒状の散布物をその内部に収容
するタンク3と、このタンク3内の前記散布物を噴頭4
から吐出するための搬送気流を生じさせる動力送風機5
とを備えてなる。前記散布機1は、粉状の散布物,粒状
の散布物のいずれの散布にも適するものである。
乗用田植機2の後部から後方へ延び出ているPTO軸6
と駆動上連結されている。このPTO軸6と前記送風機
5との間には、前記PTO軸6の回転を増速して前記送
風機5に伝達する増速装置(図示せず)が介装されてい
る。
延びた気流分配箱7の中央部に連通している。この気流
分配箱7は、前記乗用田植機2の左右方向に長い直方体
状のものであり、噴管8a〜8fの本数(図示例では6
本)に対応した数の気流分岐管9を備えている。
部に設けられた散布物繰出部10にそれぞれ連通してい
る。該各散布物繰出部10は、前記タンク3からの前記
散布物の繰出量を調整する調量シャッタ等の調量手段
(図示せず)をそれぞれ備えている。
構造の右タンク3aと左タンク3bとからなる。これら
各タンク3a,3bの下部には、左右方向に等間隔で並
べて、前記散布物繰出部10が三つづつ配設されてい
る。該各散布物繰出部10は、前記噴管8a〜8fにそ
れぞれ連通している。
の右側噴管8a,8b,8cと左側噴管8d,8e,8
fとからなり、いずれも、その取り扱い性を良好なもの
とするため、可撓性のある円筒状のプラスチック製蛇腹
チューブ11(図3および図6参照)を主体として構成
されている。前記三本の右側噴管8a,8b,8cは、
前記右タンク3a側の前記三つの散布物繰出部10にそ
れぞれ連通する、右側第一噴管8a,右側第二噴管8b
及び右側第三噴管8cである。また、前記三本の左側噴
管8d,8e,8fは、前記左タンク3b側の前記三つ
の散布物繰出部10にそれぞれ連通する、左側第一噴管
8d,左側第二噴管8e及び左側第三噴管8fである。
同一長さの比較的短い噴管であり、前記左右の第三噴管
8c,8fは、互いに同一長さの比較的長い噴管であ
り、前記左右の第二噴管8b,8eは、互いに同一長さ
のものであって、前記第一噴管8a,8dと前記第三噴
管8c,8fとの中間的な長さの噴管である。
2(図1参照)によって支持されており、散布作業時に
は、該各ブーム12を左右外方へ水平に保持することに
より、前記各噴管8a〜8fは左右方向水平に展張状態
となる。
は、折り曲げてコンパクトに収納される。このとき、前
記可撓性チューブ11を主体としてなる前記各噴管8a
〜8fは、前記ブーム12の折りたたみ操作にしたがっ
て無理なく折れ曲がる。
頭4をそれぞれ二つづつ備えている。前記各噴管8a〜
8fを左右各三本ずつ左右外方へ水平に延ばした状態に
おいて、前記噴頭4同士の間の左右間隔Dは均等となっ
ている(図2参照)。この間隔Dは、前記噴頭4から吐
出される前記散布物が地表面に隙間なく均一に分布する
ように設定されている。
駆動しながら前記乗用田植機2を走行させると、前記タ
ンク3内の散布物が前記噴頭4から下向きに噴出する。
そして、例えば水田内に、前記散布物を、広幅に隙間な
く散布することができる。
隙間なく散布することのほか、散布全幅にわたって偏り
なく均一に散布することが必要である。特に、薬剤を散
布する場合には、散布量と薬効との相関関係上、均一散
布の要請が大きい。
(a)前記各噴頭4からの散布物の吐出量がそれぞれ均
等であること、及び(b)前記各噴頭4から吐出された
散布物が、偏りなく均一に拡散して地表面に落下するこ
と、の二つの条件が満たされなければならない。
及び噴管は、前記のような要請に応ずるべく、次のよう
な構成となっている。
ーブ11の部分の長さが異なる点を除いて、いずれも同
一構成のものである。よって、一つの噴管のみを取り上
げて、その具体的な構成について詳述する。
の本体22は、前記可撓性チューブ11の部分と、この
可撓性チューブ11の途中に設けられた中間噴頭取付管
13と、前記可撓性チューブ11の送風風下先端部に設
けられた先端噴頭取付管14と、を備えている。
に示すように、水平な筒部15と、この水平筒部15の
長さ方向中央部から真っ直ぐ下向きに延びた垂直筒部1
6と、を備えてT字状をしており、これらの筒部15,
16の内部同士は、互いに連通している。前記水平筒部
15の左右両端には、前記可撓性チューブ11がそれぞ
れ気密に接続されている。
示すように、その送風風下側先端が閉塞板17で閉じら
れた水平な筒部18と、この水平筒部18の先端寄りの
位置から真っ直ぐ下向きに延びた垂直筒部19と、を備
えてほぼL字状をしており、これらの筒部18,19の
内部同士は、互いに連通している。前記水平筒部18の
送風風上側端部には、前記可撓性チューブ11が気密に
接続されている。
取付管14は、例えばプラスチック等の、薬剤に腐食さ
れにくい材料で一体成形する。
記各水平筒部15,18と前記各垂直筒部16,19と
の接続部の内部は、それぞれ、粉状又は粒状の前記散布
物を乗せた搬送気流の下向きの吐出口20,21となっ
ている。前記各噴頭取付管13,14の前記各垂直筒部
16,19には、互いに同一構成の前記噴頭4がそれぞ
れ取り付けられている。前記噴管本体22内に送り込ま
れた前記搬送気流は、前記各吐出口20,21から前記
噴頭4を介して下方へ噴出する。
記中間噴頭取付管13の内部には、該中間噴頭取付管1
3の中間吐出口20と前記先端噴頭取付管14の先端吐
出口21とから噴出する前記散布物の噴出量を互いに均
等化せしめるための、噴出量均等化部材23が設けられ
ている。
び図7に示すように、前記噴管本体22の送風断面中央
部を部分的に閉じて、前記噴管本体22内を流れる前記
搬送気流を受ける気流衝突面24を備えている。この気
流衝突面24は、前記中間吐出口20の風下側の縁の近
傍に、前記中間噴頭取付管13の水平筒部15内を流れ
る前記搬送気流と対向するように設けられている。前記
気流衝突面24には、前記中間噴頭取付管13の水平筒
部15内を流れる前記搬送気流の一部が衝突し、衝突し
た搬送気流の送風方向が下向きに変更される。その結
果、下向きに吐出する前記搬送気流とともに、その中に
含まれている前記散布物が前記中間吐出口20から下向
きに噴出する。
布物の噴出量と、前記先端吐出口21(図3参照)から
の前記散布剤の噴出量との大小関係は、前記気流衝突面
24の面積の大小に左右される。そこで、該気流衝突面
24の面積を最適な大きさとすることにより、前記各吐
出口20,21から吐出される前記散布物の量を制御し
て、散布量の均一化を図ることができる。
粒状のものとがある。実験によれば、搬送気流中に含ま
れるこれらの散布物は、前記噴管本体22の内部を互い
に異なった態様で流れることが分かった。すなわち、粉
状の散布物は、軽量であるため、前記搬送気流中に均等
に混じって、前記噴管本体22内の断面の全体を均等に
流れる傾向がある。これに対し、粒状の散布物は、粉状
のものより重いので、前記噴管本体22の送風断面のほ
ぼ下半部を流れる傾向がある。
部材23は、散布の目的物が粉状物であると粒状物であ
るとにかかわらず、前記各吐出口20,21ごとの散布
剤の噴出量を常に均等化できるように、次のような構成
となっている。
間噴頭取付管13の水平筒部15を、その軸線に対して
直角に切断したときに現れる円形の送風断面開口部を想
定する(図7参照)。このとき、前記噴出量均等化部材
23の前記気流衝突面24は、前記送風断面開口部の中
央を上下方向に延び、且つ、その上部から下部に向けて
徐々に幅狭に成形されている。
は、その下縁の部分を除いて、前記搬送気流の送風風上
側へ延びる適宜の長さのトンネル状の仕切壁25が一体
形成されている。このトンネル状仕切壁25は、前記気
流衝突面24の形状に応じて、前記中間噴頭取付管13
の前記水平筒部15内をその中央部の空間とその左右両
側の空間とに区分する仕切を形成し、前記搬送気流を逃
さずに前記気流衝突面24に案内するとともに、該気流
衝突面24に衝突した搬送気流を前記中間吐出口20へ
と案内する。
は、前記中間噴頭取付管13への取付部であり、該中間
噴頭取付管13の前記水平筒部15の内部上面に適合す
る湾曲面となっている(図7参照)。前記噴出量均等化
部材23は、前記トンネル状仕切壁25の上部壁25a
を前記中間噴頭取付管13の前記水平筒部15に対して
ねじ止めすることによって、前記中間噴頭取付管13の
前記水平筒部15内に固定されている。
を、プラスチック等の、薬剤に腐食されにくい材料で作
製する。
した結果、粉状の散布物の場合にも粒状の散布物の場合
にも、前記中間吐出口20と前記先端吐出口21とか
ら、ほぼ均等に散布物を噴出せしめることができた。
め、前記噴頭4は、以下のように構成される。
に拡開した噴頭本体26と、この噴頭本体26の内部に
設けた風向案内部材27(27a,27b)と、を備え
てなる。図5は、前記中間噴頭取付管13に対する前記
噴頭4の取付け関係を示しているが、前記先端噴頭取付
管14に対する取付け関係も同様である。
してもよいが、図示例では、その要部が同一形状である
前後二つの噴頭本体片26a,26bを互いに接合して
形成されている。これらの噴頭本体片26a,26b
は、例えば、プラスチック等の耐腐食性材料を用いて一
体成形する。
三角形の頂部を水平に切除してできる台形状の側板部2
8a,28bを備えており、この側板部28a,28b
の傾斜した左右二つの側辺に沿って、前記側板部28
a,28bの面に対して直角に立ち上がった起立部29
a,29bを備えている。この起立部29a,29b
は、その立ち上がり先端部に、前記側板部28a,28
bの内面と平行な平坦面30a,30bを有している。
また、前記噴頭本体片26a,26bの上部には、前記
中間噴頭取付管13の垂直筒部16に横方向から適合す
るように窪んだ半月状凹部31a,31bが形成されて
いる。
半月状凹部31a,31bを前記中間噴頭取付管13の
垂直筒部16の外周にあてがって、且つ、前記起立部2
9a,29bの前記平坦面30a,30b同士を互いに
合わせて、前記側板部28a,28bの周囲に設けた適
数のねじ挿通孔32に接合用ビス33を挿通し、この接
合用ビス33にナット34を螺合することによって、互
いに接合される。そして、前記噴頭本体26は、その内
部が前記中間噴頭取付管13の前記中間吐出口20と連
通するとともに、その下部に、下向きの左右に長い長方
形状の風下開口部35(図6,図7参照)を有してい
る。この風下開口部35の長手方向は、前記中間噴頭取
付管13の前記水平筒部15の軸線方向と一致してお
り、散布作業時において、前記乗用田植機2の左右方向
と一致する(図1参照)。
中間噴頭取付管13の前記垂直筒部16の側部に形成し
た抜け落ち防止用凹溝36に適合しており(図6参
照)、これにより、前記中間噴頭取付管13の垂直筒部
16からの前記噴頭本体26の抜け落ちが防止される。
また、前記二つの噴頭本体片26a,26bのうちのい
ずれか一方、又は双方には、必要に応じて、前記ブーム
12に対する固定用の当て板部48が形成される(図5
および図7参照)。
ラスチック製とした場合には、前記ビス33及びナット
34に代えて、セルフタッピングネジを用いると好適で
ある。
部28a,28bの相互対向内面側には、前記風向案内
部材27a,27bがそれぞれ設けられている。このう
ち、一方の風向案内部材27aは、図6でみて左斜め下
向きの風向案内面37,38を上下に平行に備えてい
る。また、他方の風向案内部材27bは、図6でみて右
斜め下向きの風向案内面39,40を上下に平行に備え
ている。
0は、前記噴頭本体片26a,26b同士を互いに接合
したときに、前記噴頭本体26の内部空間において、そ
れぞれ、前記中間吐出口20から下向きに吐出する前記
搬送気流と斜めに交差している。しかも、図6に示すよ
うに、上側の前後一対の前記風向案内面37−39は、
前記搬送気流の吐出方向と直角な前後水平方向から見て
互いに交差しており、下側の前後一対の前記風向案内面
38−40は、前記搬送気流の吐出方向と直角な前後水
平方向から見て、倒立ハ字状に並んでいる。
は、前記中間吐出口20から下向きに吐出する前記搬送
気流を、前記噴頭本体26の横長の前記風下開口部35
から左右に均一に拡散して外部へ放出せしめるように作
用する。
7bは、コ字形の断面を有する互いに同一形状の薄板体
であり、例えば、薬剤に腐食されにくいSUS304等
のステンレス鋼板材を用いて作製する。前記各風向案内
部材27a,27bは、前記各噴頭本体片26a,26
bの内面側にそれぞれ取付ねじ41で固定されている。
3に取り付けた噴頭について説明したが、前記先端噴頭
取付管14に取り付けられる噴頭の構成及び作用も、そ
れと同様である。
ティング種子のコーティング材の剥離を防止するため
に、噴出量均等化部材23の内面、風向案内部材27の
風向案内面37,38,39,40等に、ラバーコーテ
ィング等を施して、クッション面とすると、より好適で
ある。
23とは別の態様の噴出量均等化部材42を使用した一
実施形態を示している。図8は、図4に対応し、図9
は、図7の一部に対応する。
等化部材23と同様に、前記(a)の条件を満足せしめ
るためのものであり、前記噴管本体22の内部を部分的
に閉じて、これに衝突する前記搬送気流を下向きに変更
せしめる気流衝突面43を備えている。
前記中間噴頭取付管13の水平筒部15の内周に適合す
る円弧44と、上下方向の弦45とで囲まれた、上下方
向の半月形状の面である。ここでは、前記搬送気流を前
記二つの吐出口20,21から均等に噴出せしめるた
め、前記気流衝突面43は半円状となっており、図9で
見て、前記水平筒部15の送風断面開口部の右半分を閉
じている。
切壁46を前記気流衝突面43と一体的に備えている。
前記立板状仕切壁46は、図8に示すように、前記気流
衝突面43の前記弦45の部分から前記搬送気流の送風
風上側へ延びていて、該搬送気流を逃さずに前記気流衝
突面43に案内するとともに、該気流衝突面43に衝突
した搬送気流を逃さずに前記中間吐出口20へと案内す
る。
中間噴頭取付管13への取付部47を備えている。該取
付部47は、前記中間噴頭取付管13の前記水平筒部1
5の内面に適合する湾曲部であり、前記気流衝突面43
の前記円弧44の上部と前記立板状仕切壁46の上縁部
との間に形成されている。前記噴出量均等化部材42
は、前記取付部47を前記中間噴頭取付管13の前記水
平筒部15に対してねじ止めすることによって、前記中
間噴頭取付管13の前記水平筒部15内に固定される。
を、プラスチック等の、薬剤に腐食されにくい材料で作
製する。
した結果、粉状の散布物の場合にも粒状の散布物の場合
にも、前記中間吐出口20と前記先端吐出口21とか
ら、ほぼ均等に散布物を噴出せしめることができた。
す噴出量均等化部材42を用いる場合には、図4,図6
および図7に示した噴出量均等化部材23を用いる場合
より、前記中間噴頭取付管13の前記水平筒部15を、
前記搬送気流の送風風上側へより長く延長したものを用
いる(図6のL1<図8のL2)ことが望ましい。この
ようにすれば、送風風上側へ延長された水平筒部15の
滑らかな内周面が、前記搬送気流を十分に整流して前記
噴出量均等化部材42側へ案内するので、前記各吐出口
20,21からの噴出量をより一層確実に均等化せしめ
ることができる。
てなる動力散布機の一例を示す、一部を省略した概略斜
視図である。
欠斜視図である。
応する断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 粉粒状物の搬送気流の吐出口(20)の
風下側に、前記搬送気流を均一に拡散せしめる風向案内
部材(27)を設けてなる粉粒状物散布用噴頭。 - 【請求項2】 その内部が粉粒状物の搬送気流の吐出口
(20)と連通するとともに前記搬送気流の吐出方向に
開口している噴頭本体(26)と、この噴頭本体(2
6)内に設けられて前記吐出口(20)から噴出する前
記搬送気流を前記噴頭本体(26)の風下開口部(3
5)から均一に拡散せしめる風向案内部材(27)と、
を備えてなる粉粒状物散布用噴頭。 - 【請求項3】 前記風向案内部材(27)は、少なくと
も一対の風向案内面(37−39)を備えてなり、該一
対の風向案内面(37−39)は、前記吐出口(20)
から噴出する前記搬送気流と斜めに交差するとともに、
該搬送気流の噴出方向と直角な方向からみて互いに交差
してなる、請求項1又は2に記載の粉粒状物散布用噴
頭。 - 【請求項4】 その内部が粉粒状物の搬送気流の吐出口
(20)と連通するとともに、前記搬送気流の吐出方向
に開口している噴頭本体(26)と、 この噴頭本体(26)内に設けられて、前記吐出口(2
0)から噴出する前記搬送気流を前記噴頭本体(26)
の風下開口部(35)から均一に拡散せしめる風向案内
部材(27)と、 を備えてなる粉粒状物散布用噴頭(4)であって、 前記噴頭本体(26)は、同一形状の二つの噴頭本体片
(26a,26b)を接合してなり、 前記風向案内部材(27)は、前記噴頭本体片(26
a,26b)の対向内面側にそれぞれ設けられた風向案
内面(37,39)を備えてなり、 これらの風向案内面(37,39)は、前記噴頭本体片
(26a,26b)を互いに接合したときに、前記吐出
口(20)から噴出する前記搬送気流と斜めに交差する
とともに、該搬送気流の噴出方向に直角な方向からみて
互いに交差してなる、 粉粒状物散布用噴頭。 - 【請求項5】 その内部に粉粒状物の搬送気流が送り込
まれるとともに、この搬送気流の吐出口(20,21)
をその長さ方向に沿って下向きに少なくとも二つ有する
噴管本体(22)と、 前記吐出口(20,21)の風下側に設けられて該吐出
口(20,21)から噴出する前記搬送気流を均一に拡
散せしめる風向案内部材(27)と、 前記吐出口(20,21)のうち前記噴管本体(22)
の送風風下先端側のもの以外の吐出口(20)に対応さ
せて前記噴管本体(22)内に設けられて前記噴管本体
(22)内を流れる前記搬送気流の衝突面(24,4
3)を有するとともに該気流衝突面(24,43)の気
流変向作用によって前記吐出口(20,21)ごとの前
記粉粒状物の噴出量を均等化せしめる噴出量均等化部材
(23,42)と、 を備えてなる粉粒状物散布用噴管。 - 【請求項6】 前記噴出量均等化部材(23)における
前記気流衝突面(24)が、前記噴管本体(22)の送
風断面中央部を上下方向に延び、且つ、前記気流衝突面
(24)の下部がその上部より幅狭に成形されてなる、
請求項5に記載の粉粒状物散布用噴管。 - 【請求項7】 前記噴出量均等化部材(42)における
前記気流衝突面(43)が、上下方向の半月形状である
ことを特徴とする、請求項5に記載の粉粒状物散布用噴
管。 - 【請求項8】 前記気流衝突面(24,43)から前記
搬送気流の送風風上側へ延びて該搬送気流を逃さずに前
記気流衝突面(24,43)に案内する仕切壁(25,
46)を備えてなる、請求項5,6又は7に記載の粉粒
状物散布用噴管。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22175896A JP3343481B2 (ja) | 1995-08-07 | 1996-08-05 | 粉粒状物散布用噴頭及び同噴管 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP22107495 | 1995-08-07 | ||
JP7-221074 | 1995-08-07 | ||
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Publication Number | Publication Date |
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JPH09168360A true JPH09168360A (ja) | 1997-06-30 |
JP3343481B2 JP3343481B2 (ja) | 2002-11-11 |
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JP22175896A Expired - Fee Related JP3343481B2 (ja) | 1995-08-07 | 1996-08-05 | 粉粒状物散布用噴頭及び同噴管 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3343481B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100650527B1 (ko) * | 2005-03-30 | 2006-11-29 | 재단법인서울대학교산학협력재단 | 송풍식 입제 변량 살포기 |
JP4499302B2 (ja) * | 2001-01-05 | 2010-07-07 | ヤマト農磁株式会社 | 散布ノズル |
-
1996
- 1996-08-05 JP JP22175896A patent/JP3343481B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4499302B2 (ja) * | 2001-01-05 | 2010-07-07 | ヤマト農磁株式会社 | 散布ノズル |
KR100650527B1 (ko) * | 2005-03-30 | 2006-11-29 | 재단법인서울대학교산학협력재단 | 송풍식 입제 변량 살포기 |
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