JPH09168192A - 共通チャネル形信号方式を用いた多重化装置および多重化通信システム - Google Patents

共通チャネル形信号方式を用いた多重化装置および多重化通信システム

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JPH09168192A
JPH09168192A JP32727595A JP32727595A JPH09168192A JP H09168192 A JPH09168192 A JP H09168192A JP 32727595 A JP32727595 A JP 32727595A JP 32727595 A JP32727595 A JP 32727595A JP H09168192 A JPH09168192 A JP H09168192A
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multiplexer
voice
call control
interface
speed digital
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JP32727595A
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Shinya Suzuki
紳也 鈴木
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Hitachi Telecom Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Telecom Technologies Ltd
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  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多重データをPBXにおいて方路変更できる
ようにする。 【解決手段】 多重化装置1,2が高速ディジタル専用
線4を介して接続された多重化通信システムにおいて、
多重化装置1に音声情報取込手段11と、音声多重手段
12と、データ取込手段13と、ビット多重手段14
と、呼制御メッセージ作成手段15と、レイヤ2作成手
段16と、高速ディジタルインタフェース17とを備
え、TTC標準PBX間デジタルインタフェース共通チ
ャネル形信号方式(JT−Q921−a、JT−Q93
1−a)による呼制御機能により行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PBX間を高速デ
ジタル回線で接続した通信システムに属し、この通信シ
ステムに用いる多重化装置に関する。本発明は、TTC
標準PBX間デジタルインタフェース共通チャネル形信
号方式(JT−Q921−a、JT−Q931−a)を
用いた呼制御によって端末機器の接続先を変更すること
ができる多重化装置およびその多重化装置を用いた多重
化通信システムに属する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、従来の多重化通信シ
ステムは、音声端末(a1,a2,a3)7を収容した共
通チャネル形信号方式のPBX5および音声端末
(e1,e2,e3)7を収容した共通チャネル形信号方
式のPBX6間をそれぞれ多重化装置1,2を介して高
速ディジタル専用線4で接続している。このような通信
システムでは、それぞれのPBX間を高速ディジタル専
用線で接続する多重化装置に収容された端末機器の接続
先を指定する制御信号は、多重化装置独自の制御信号を
用いていることから、多重化されたデータは、同種の多
重化装置内でしか方路を変えることが出来なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、多重化装置
に収容された端末機器の接続先を指定する制御信号をT
TC標準PBX間デジタルインタフェース共通チャネル
形信号方式(JT−Q921−a、JT−Q931−
a)を用いた呼制御よって、TTC標準PBX間デジタ
ルインタフェース共通チャネル形信号方式(JT−Q9
21−a、JT−Q931−a)による呼制御機能を有
するPBXを中継して多重化装置間の通信を行う通信シ
ステムにおいて、異種の多重化装置間においてもPBX
による方路変更を可能とすることを目的とする。さら
に、本発明は、PBX間を高速ディジタル専用線で接続
した多重化通信システムにおいて、同種の多重化装置を
用いることなく、PBXにより方路変更を可能にするこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、PBX間を高
速ディジタル専用線で接続した多重化通信システムにお
いて、多重化装置に収容した端末の接続を多重化装置の
TTC標準PBX間デジタルインタフェース共通チャネ
ル形信号方式(JT−Q921−a、JT−Q931−
a)による呼制御機能によって行うことを特徴とする。
【0005】
【作用】多重化装置に収容した端末の接続を多重化装置
のTTC標準PBX間デジタルインタフェース共通チャ
ネル形信号方式(JT−Q921−a、JT−Q931
−a)による呼制御機能により行うことによって、同種
の多重化装置を接続することなく多重化装置に収容した
端末の接続先の方路を変更することが可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明にかかる多重化装置を用い
た多重化通信システムの概念を図1のシステム概念図を
用いて説明する。本発明にかかる多重化装置を用いた多
重化通信システムは、発呼側多重化装置1と、着呼側多
重化装置2と、両多重化装置を接続する高速ディジタル
専用線4とから構成される。発呼側多重化装置1は、電
話器やファクシミリ装置などの音声端末7からのダイヤ
ル情報と音声情報とを取り込むインタフェースである音
声情報取込手段11と、該音声情報を多重する音声情報
多重手段12と、複数のデータ端末(以下、DTEとい
う)8とのインタフェースであるデータ取込手段13
と、該データ取込手段の出力をビット多重するビット多
重手段14と、前記音声情報取込手段で取り込んだダイ
ヤル情報をPBX間ディジタルインタフェース(共通チ
ャネル形信号方式)の呼制御メッセージに変換する呼制
御メッセージ作成手段15と、該呼制御メッセージを伝
送するためのリンクを確立するレイヤ2情報を作成する
レイヤ2作成手段16と、前記ビット多重部の出力を高
速ディジタル回線に固定接続し、前記音声情報を高速デ
ィジタル回線にオン・デマンド接続し、前記呼制御メッ
セージを高速ディジタル回線のDpチャネルに接続する
高速ディジタルインタフェース17を有している。
【0007】着呼側多重化装置2は、高速ディジタル専
用線4にオン・デマンド接続された音声情報と固定接続
されたデータとDpチャネルに接続された呼制御情報に
接続されるを受ける高速ディジタルインタフェース27
と、多重化された音声情報を分解する音声情報分解手段
22と、Dpチャネルの呼制御メッセージを解読する呼
制御メッセージ解読手段25と、解読した呼制御情報に
基づいて分解された音声情報の呼接続をする呼接続手段
26と、音声端末7とのインタフェースをとる音声端末
インタフェース21と、ビット多重されたデータを分解
するビット分解手段24と、DTE8とのインタフェー
スをとるデータ端末インタフェース23とを有してい
る。
【0008】発呼側多重化装置1は、呼制御情報作成手
段15において音声情報取込手段11で取り込んだ音声
端末7のダイヤル情報から呼制御メッセージを作成す
る。この呼制御メッセージは、レイヤ2作成手段16に
よって作成されたレイヤ2によって呼制御メッセージを
伝送するためのリンクを確立し、高速ディジタルインタ
フェース17を介して高速ディジタル専用線4の中に割
り当てたDpチャネルに送出される。一方、音声情報取
込手段11で取り込んだ音声端末7の音声情報は、音声
情報多重化手段12で多重化され高速ディジタルインタ
フェース17を介して高速ディジタル専用線4にオン・
デマンド接続される。この音声情報は、前述のDpチャ
ネルを介して送出される呼制御メッセージに基づいて着
信側端末装置2で所定の音声端末7に呼接続される。
【0009】データ取込手段13で取り込まれた複数の
DTE8からのデータは、ビット多重手段14でビット
多重され、高速ディジタル専用線4に固定接続される。
この接続は、多重化装置1の制御装置によって予め設定
され、その接続は固定されている。
【0010】
【実施例】以下、本発明にかかる多重化装置を用いた多
重化通信システムのより大きなシステム構成例を図2を
用いて説明する。 1. システム構成 図2は、本発明にかかる多重化装置を用いた多重化通信
システムの一構成例を示す図である。多重化システム
は、複数の音声端末(a1,a2,a3)7を収容したP
BX5と、該PBX5および音声端末(b1),DTE
(a,b)8などの端末を収容する多重化装置1と、音
声端末(c1,c2,c3)を収容するとともに中継局と
しての働きをも有する共通チャネル形通信方式のPBX
3と、音声端末(d1,d2),DTE(a´,b´)を
収容した多重化装置2と、音声端末(e1,e2,e3
を収容した共通チャネル形信号方式のPBX6と、各P
BXまたは多重装置間を接続する高速ディジタル専用線
4とから構成される。
【0011】多重化装置1は、高速ディジタル専用線4
を介して、音声端末(c1〜c3)を収容するPBX3と
接続されている。また、PBX3は、高速ディジタル専
用線4を介して音声端末(d1,d2)とDTE(a´,
b´)を収容した多重化装置2および音声端末(e1
3)を収容するPBX6に接続されている。
【0012】多重化装置1と多重化装置2は、それぞれ
本発明にかかる多重化装置として構成されている。多重
化装置1と、TTC標準PBX間デジタルインタフェー
ス共通チャネル形信号方式(JT−Q921−a、JT
−Q931−a)による呼制御機能を有するPBX3間
は、高速ディジタル専用線4を介して接続される。多重
化装置2と、前記PBX3間も同様に、高速ディジタル
専用線4を介して接続される。さらに、TTC標準PB
X間デジタルインタフェース共通チャネル形信号方式
(JT−Q921−a、JT−Q931−a)による呼
制御機能を有するPBX3と、同じ機能を有するPBX
6間も、高速ディジタル専用線4を介して接続される。
高速ディジタル専用線4は、常時双方のDTE8間を接
続しこの端末間でデータを転送する固定接続チャネル
と、音声情報のように、呼制御によって接続がなされる
オン・デマンド接続チャネルと、接続データを伝送する
Dpチャネルとを有している。PBX5は、多重化装置
1の音声端末として多重化装置1に接続される。PBX
3、PBX5、PBX6には、電話器またはファクシミ
リ等の音声端末(a1〜a3,c1〜c3,e1〜e3)が収
容される。多重化装置1、多重化装置2には、電話器ま
たはファクシミリ等の音声端末(b1,d1,d2)7お
よびDTE(a,b,a´,b´)8が収容される。
【0013】2. ハードウェア構成 図3を用いて、本発明にかかる多重化装置のハードウェ
ア構成を説明する。本発明にかかる多重化装置1は、C
PU101と、メモリ102と、高速ディジタルI/F
ユニット103と、LAPD106と、4W SS/S
R I/Fユニット107と、2W 内線TEL I/F
ユニット108と、データ端末 I/Fユニット109
と、ビット多重部110と、システムバス104と、ハ
イウェイ105を備えて構成される。
【0014】この多重化装置1の外部インタフェース
は、多重化後のデータを送受信する中継側インタフェー
ス(高速ディジタルI/Fユニット103)と、多重化
前および多重化したデータを分解した後のデータを送受
信する低速側インタフェースユニット(4W SS/S
R I/Fユニット107、2W 内線TEL I/Fユ
ニット108、データ端末 I/Fユニット109)に
大別される。
【0015】中継側インタフェースには、高速ディジタ
ルインタフェースの基本インタフェースをサポートする
機能を有する高速ディジタルI/Fユニット103があ
り、高速ディジタル専用回線4とのインタフェースを取
っている。
【0016】低速側インタフェースには、音声端末I/
Fユニットとして、4W SS/SR I/Fユニット1
07と、2W 内線TEL I/Fユニット108があ
る。4W SS/SR I/Fユニット107は、音声端
末aを収容したPBX5のODトランクと接続する機能
を有する。2W 内線TEL I/Fユニット108は、
電話器またはファクシミリ等の機器bと接続する機能を
有する。音声端末I/Fユニットは、ダイヤル情報と音
声情報を取り込む機能と、アナログの音声信号をディジ
タル信号に変換する機能と、その信号を8kbpsまた
は16kbpsに音声符号圧縮する機能および音声符号
圧縮された信号を伸長する機能と、ディジタルの音声信
号をアナログの音声信号に変換する機能とを有する。
【0017】データ端末I/Fユニット109は、IT
U−T V.24インタフェース、V.35インタフェ
ース、X.21インタフェースを有するDTE8と接続
する機能を有する。
【0018】ビット多重部110は、複数のデータ端末
I/F(DTEa,DTEb)からのデータをビット多
重する機能と、ビット多重されたデータを分解する機能
を有する。
【0019】LAPD106は、TTC標準PBX間デ
ジタルインタフェース共通チャネル形信号方式のレイヤ
2(JT−Q921−a)をサポートする。すなわち、
LAPD106は、呼制御メッセージを伝達するための
リンクを確立するレイヤ2情報を作成する手段である。
ハイウェイ105は、4W SS/SR I/F 10
7、2W 内線TEL I/Fユニット108からの8k
bpsまたは16kbpsのデータと、ビット多重部1
10からの8kbps×n(n:1〜16の整数)のデ
ータおよび、LAPD106のTTC標準PBX間デジ
タルインタフェース共通チャネル形信号方式のレイヤ2
(JT−Q921−a)情報を多重化する機能を有し、
低速側インタフェースと中継側インタフェースとの間の
データ伝送転送を4Mbpsの通信速度で行う。
【0020】CPU101は、中央処理機能を有し、メ
モリ102に格納したソフトウェアによって装置全体の
制御を行う。TTC標準PBX間デジタルインタフェー
ス共通チャネル形信号方式のレイヤ3(JT−Q931
−a)は、ソフトウェアによりサポートされる。システ
ムバス104は、CPU101と前述の各ユニット間の
制御情報伝達に用いられる。
【0021】音声端末aまたはbからの音声情報は、4
W SS/SR I/F 15または2W 内線TEL I
/Fユニット108において、アナログデータからディ
ジタルデータに変換された後、音声符号圧縮されて8k
bpsまたは16kbpsのデータとされ、CPU10
1によって他の信号と多重化され、LAPD106にお
いてレイヤ2の情報が付与されて高速ディジタルI/F
ユニット11から高速ディジタル専用線4へ送りだされ
る。
【0022】3. 端末−端末間の通信および方路の例 図4は、本発明にかかる通信システムの多重化装置1お
よび多重化装置2と、PBX3またはPBX6間で伝送
されるセルのタイムスロット(以下、TSという)の使
用例を示す図である。図3の項1は、多重化装置1から
PBX3間のTSの使用例を示し、項2は、PBX3と
多重化装置2間のTSの使用例を、項3は、PBX3と
PBX6間のTS使用例を示す。
【0023】TSの内、Dpチャネルおよびビット多重
データ用TS以外の空欄は、音声端末通信用にオン・デ
マンド接続用として使用できるTSであり、音声通信に
使用するTSは、呼毎にTTC標準PBX間デジタルイ
ンタフェース共通チャネル形信号方式レイヤ3(JT−
Q931−a)の呼制御により装置間で呼毎に決定され
る。
【0024】以下に、多重化装置1に収容されたDTE
(a,b,…)がそれぞれ多重化装置2に収容されたD
TE(a´,b´,…)に固定接続され、多重化装置1
に収容された音声端末(an)(nは、整数で端末の数
を示す)が、それぞれPBX3に収容された音声端末
(c1)、多重化装置2に収容された音声端末(d1)、
PBX6に収容された音声端末(e1,e2)と、PBX
3に収容された音声端末(c2)が多重化装置2に収容
された音声端末(d2)と、PBX6に収容された音声
端末(e3)が多重化装置2に収容された音声端末
(d3)と通信を行う場合のダイヤル情報の伝達方法お
よびTSの使用例を説明する。
【0025】音声端末(an)からのダイヤル情報は、
PBX5を経て多重化装置1に伝達される。多重化装置
1は、PBX5からのダイヤル情報をTTC標準PBX
間デジタルインタフェース共通チャネル形信号方式(J
T−Q921−a、JT−Q931−a)(以下、Dp
チャネルという)を用いてPBX3に伝達する。このと
き、Dpチャネルは高速ディジタル専用線4上では、T
Sの先頭に位置させる。また、通信用のTSは、固定接
続用のビット多重データで使用する箇所以外の部分を使
用する。PBX3では、Dpチャネルによる呼制御情報
を解析して自装置に収容している端末に対する着呼かど
うか、および、どの端末に対する着呼なのかを判別す
る。PBX3は、Dpチャネルによる呼制御情報を解析
の結果、音声端末(c1)に対する着呼であると判別
し、音声端末(c1)に対して着信を知らせる。この様
な手順により音声端末(an)と音声端末(c1)の通
信が可能となる。
【0026】同様に、音声端末(an)と音声端末(d
1)の通信。音声端末(an)と音声端末(e1,e2
と通信。音声端末(bn)と音声端末(cn)の通信。
音声端末(bn)と音声端末(dn)の通信。音声端末
(bn)と音声端末(en)の通信。音声端末(dn)
と音声端末(en)の通信が可能である。
【0027】DTE(a,a’)とDTE(b,b’)
が通信を行う場合のビット多重データ用TSは、図4項
1,2に示すように、Dpチャネルの後に確保されてい
る。多重化装置1および多重化装置2のビット多重化通
信用TSは、装置の動作条件設定によってあらかじめ登
録される。多重化装置1とPBX3間のTSの使用例を
図3の項1に示す。本例においては、ビット多重の通信
速度の合計値は24kbpsである。また、PBX3
は、多重化装置1と接続しているI/Fのビット多重化
通信用TSをそのまま加工することなく多重化装置2と
接続しているI/Fに方路を設定する。これによりDT
E(a−a’)、DTE(b−b’)のデータ通信が可
能となる。一方、音声データ用TSは、ビット多重デー
タの後に配置される。多重化装置1とPBX3との間で
は、項1に示すように、音声端末(c1,d1,e1
2)へのデータが送られる。PBX3は、Dpチャネ
ルによる呼制御情報を解析の結果、音声端末(c1)に
対する着呼であると判別し、音声端末(c1)に対して
着信を知らせ、音声端末(c1)に対するTSの情報を
該音声端末(c1)へ送出する。
【0028】また、PBX3は、Dpチャネルによる呼
制御情報を解析の結果、多重化装置2に収容された音声
端末(d1)に対するデータをそのまま転送するととも
に、PBX3に収容された音声端末(c2)から多重化
装置2に収容された音声端末(d2)およびPBX6に
収容された音声端末(e3)から多重化装置2に収容さ
れた音声端末(d3)に対するデータを空きTSに配置
して転送する。PBX3から多重化装置2へ送出される
情報のTSの状態を項2に示す。
【0029】さらに、PBX3は、Dpチャネルによる
呼制御情報を解析の結果、PBX6に収容された音声端
末(e1,e2)に対する呼を検出すると、この情報をP
BX6へ転送する。PBX3からPBX6へ送出される
情報のTSの状態を項3に示す。
【0030】以上の処理によって、多重化装置に収容し
た端末の接続を多重化装置のTTC標準PBX間デジタ
ルインタフェース共通チャネル形信号方式(JT−Q9
21−a、JT−Q931−a)による呼制御機能によ
って行うことにより、同種の多重化装置を接続すること
なく多重化装置に収容した端末の接続先の方路を変更す
ることが可能となる。
【0031】
【発明の効果】多重化装置に収容した端末の接続を多重
化装置のTTC標準PBX間デジタルインタフェース共
通チャネル形信号方式による呼制御機能によって行うこ
とにより、同種の多重化装置を接続することなく多重化
装置に収容した端末の接続先の方路を変更することが可
能となる。
【0032】よって、多重化装置間に方路変更が必要な
ネットワークを構築する場合でも、同種の多重化装置を
接続することなく方路を変更することが可能となるた
め、既設ネットワークへの多重化装置の導入が容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる多重化装置を用いた多重化通
信システムの概念を示すシステム概念図
【図2】 本発明が適用される多重化通信システムの構
成例を示す図
【図3】 本発明にかかる多重化装置の構成を示すブロ
ック図
【図4】 TS使用例を示す図
【図5】 従来の多重化通信システムの構成を説明する
【符号の説明】
1. 多重化装置(発呼側) 2. 多重化装置(着呼側) 3,6. 共通チャネル形信号方式内蔵PBX 4. 高速ディジタル専用線 5. PBX 7. 音声端末 8. DTE 9. CPU 11. 音声情報取込手段 12. 音声情報多重手段 13. データ取込手段 14. ビット多重手段 15. 呼制御メッセージ作成手段 16. レイヤ2作成手段 17,27. 高速ディジタルI/F 21. 音声端末I/F 22. 音声情報分割手段 23. データ端末I/F 24. ビット分解手段 25. 呼制御メッセージ解読手段 26. 呼接続手段 101. CPU 102. メモリ 103. 高速ディジタルI/Fユニット 104. システムバス 105. ハイウェイ 106. LAPD 107. 4W SS/SR I/Fユニット 108. 2W 内線TEL I/Fユニット 109. データ端末 I/Fユニット 110. ビット多重部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声端末からのダイヤル情報と音声情報
    とを取り込むインタフェースである音声情報取込手段
    と、該音声情報を多重する音声情報多重手段と、複数の
    データ端末とのインタフェースであるデータ取込手段
    と、該データ取込手段の出力をビット多重するビット多
    重手段と、前記音声情報取込手段で取り込んだダイヤル
    情報をPBX間ディジタルインタフェース(共通チャネ
    ル形信号方式)の呼制御メッセージに変換する呼制御メ
    ッセージ作成手段と、該呼制御メッセージを伝送するた
    めのリンクを確立するレイヤ2情報を作成するレイヤ2
    作成手段と、前記ビット多重部の出力を高速ディジタル
    回線に固定接続し、前記音声情報を高速ディジタル回線
    にオン・デマンド接続し、前記呼制御メッセージを高速
    ディジタル回線のDpチャネルに接続する高速ディジタ
    ルインタフェースを有することを特徴とする多重化装
    置。
  2. 【請求項2】 音声情報取込手段がアナログ音声信号を
    デジタル音声信号に変換する機能と、該デジタル音声信
    号を音声符号圧縮する機能とを有する請求項1記載の多
    重化装置。
  3. 【請求項3】 音声端末が電話器もしくはファクシミリ
    装置である請求項1または請求項2記載の多重化装置。
  4. 【請求項4】 高速ディジタル回線が高速ディジタル専
    用線である請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の多
    重化装置。
  5. 【請求項5】 PBX間ディジタルインタフェース(共
    通チャネル形信号方式)がTTC標準PBX間デジタル
    インタフェース共通チャネル形信号方式(JT−Q92
    1−a、JT−Q931−a)である請求項1乃至請求
    項4のいずれかに記載の多重化装置。
  6. 【請求項6】 PBX間ディジタルインタフェース(共
    通チャネル形信号方式)がTTC標準PBX間デジタル
    インタフェース共通チャネル形信号方式(JT−Q92
    1−a、JT−Q931−a)に準拠した呼制御機能を
    有し、この呼制御機能により、端末機器の接続先を変更
    する機能を有する請求項1乃至請求項5のいずれかに記
    載の多重化装置。
  7. 【請求項7】 音声端末からのダイヤル情報と音声情報
    とを取り込むインタフェースである音声情報取込手段
    と、該音声情報を多重する音声情報多重手段と、複数の
    データ端末とのインタフェースであるデータ取込手段
    と、該データ取込手段の出力をビット多重するビット多
    重手段と、前記音声情報取込手段で取り込んだダイヤル
    情報をPBX間ディジタルインタフェース(共通チャネ
    ル形信号方式)の呼制御メッセージに変換する呼制御メ
    ッセージ作成手段と、該呼制御メッセージを伝送するた
    めのリンクを確立するレイヤ2情報を作成するレイヤ2
    作成手段と、前記ビット多重部の出力を高速ディジタル
    回線に固定接続し、前記音声情報を高速ディジタル回線
    にオン・デマンド接続し、前記呼制御メッセージを高速
    ディジタル回線のDpチャネルに接続する高速ディジタ
    ルインタフェースを有する多重化装置間を高速ディジタ
    ル回線で接続したことを特徴とする多重化通信システ
    ム。
JP32727595A 1995-12-15 1995-12-15 共通チャネル形信号方式を用いた多重化装置および多重化通信システム Pending JPH09168192A (ja)

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