JPH09168155A - 可変フレームレート動画像符号化方法 - Google Patents
可変フレームレート動画像符号化方法Info
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- JPH09168155A JPH09168155A JP34707495A JP34707495A JPH09168155A JP H09168155 A JPH09168155 A JP H09168155A JP 34707495 A JP34707495 A JP 34707495A JP 34707495 A JP34707495 A JP 34707495A JP H09168155 A JPH09168155 A JP H09168155A
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- JP
- Japan
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- frame
- macroblock
- significant
- motion vector
- skips
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T9/00—Image coding
- G06T9/004—Predictors, e.g. intraframe, interframe coding
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
な動きの動画像になるような可変フレームレート動画像
符号化方法を提供する。 【解決手段】 動きベクトルを用いて前フレームのマク
ロブロックに動き補償を施し、動き補償を施したマクロ
ブロックと現フレームの符号化対象マクロブロックとの
差分である予測誤差を算出し、算出した予測誤差を閾値
と比較することによりこの符号化対象マクロブロックが
閾値より小さい非有意マクロブロックであるか大きい有
意マクロブロックであるかを判別し、有意マクロブロッ
クである場合は符号化を行い、非有意マクロブロックで
ある場合は動きベクトルのみを伝送するようにした可変
フレームレート動画像符号化方法である。現フレーム中
を占める有意マクロブロックの割合を算出し、算出した
割合を用いてフレームスキップ数を符号化前に決定す
る。
Description
補償して符号化する動画像符号化方法に関し、特に、低
ビットレートで伝送する場合に有効な可変フレームレー
ト符号化を行うための可変フレームレート動画像符号化
方法に関する。
装置におけるフレームスキップ数決定方法としては、現
フレームを符号化して実際に発生した符号量を求め、こ
の発生符号量に基づいてフレームスキップ数を制御する
ことが行われていた。
ト数を、前フレームで発生した情報量より求め、次に、
目標符号化ビット数から量子化ステップ数を決定し、こ
の量子化ステップ数で現フレームを符号化する。現フレ
ームをこのように実際に符号化した後、バッファに蓄積
された符号量の大きさに応じて、次フレームを符号化す
るまでの間に、与えられたビットレートで伝送が行える
ようフレームスキップ数を決定するものであった。
によると、現フレームを実際に符号化した後、バッファ
に蓄積された符号量の大きさに応じて次フレームを符号
化するまでのフレームスキップ数を決定していた。即
ち、前フレームの符号化結果から求められる目標ビット
数と、現フレームを実際に符号化するのに必要なビット
数との偏差を吸収するようにフレームスキップ数を変化
させ、次フレーム以後のフレームレートを制御するもの
であったため、次のような問題が生じていた。
報量の大小はできるだけ量子化の制御に用い、前フレー
ムから求められる目標とする符号化ビット数が達成でき
なかった分についてはフレームスキップ数を変化させる
という制御であるため、フレームレートの制御はあくま
で量子化を行った後の副産物的な要素であり、画像の特
徴を利用したフレームレート制御が不可能であった。こ
のため、現フレームの実際の符号量が大きい場合、自動
的にスキップ数が大きくなって量子化が粗くなるので画
像品質が低下したり、例えば速い動きがあって前フレー
ムと現フレームとの間の動き量が大きい場合には、コマ
落しを行ったような不自然な画像になってしまう。
定に保ち、かつ視覚的に自然な動きの動画像になるよう
な可変フレームレート動画像符号化方法を提供すること
にある。
を用いて前フレームのマクロブロックに動き補償を施
し、動き補償を施したマクロブロックと現フレームの符
号化対象マクロブロックとの差分である予測誤差を算出
し、算出した予測誤差を閾値と比較することによりこの
符号化対象マクロブロックが閾値より小さい非有意マク
ロブロックであるか大きい有意マクロブロックであるか
を判別し、有意マクロブロックである場合は符号化を行
い、非有意マクロブロックである場合は動きベクトルの
みを伝送するようにした可変フレームレート動画像符号
化方法に関している。特に本発明によれば、現フレーム
中を占める有意マクロブロックの割合を算出し、算出し
た割合を用いてフレームスキップ数を符号化前に決定す
る。
前に決定することにより、その画像の持つ特徴を十分に
生かしたフレームスキップ数を決定することが可能とな
る。その結果、画像の持つ情報量をあらかじめ予測し、
フレームレートの制御をすることが可能になり、品質が
一定な可変フレームレート画像符号化が可能となった。
また、現フレームを占めている有意マクロブロックの割
合に応じてフレームスキップ数を制御すれば、一定の品
質を維持することが可能となる。
ブロック割合が大きくなると増大する関数か、又は有意
マクロブロック割合が大きくなると増大し、この割合が
ある値を越えると飽和する関数を用いて行われることが
好ましい。現フレームを占めている有意マクロブロック
の割合が大きい場合、その現フレームを符号化するのに
必要な情報量は大きいと考えられるので、一定の品質を
維持できるまで、フレームスキップ数を必要最小限大き
くしている。しかし、フレームスキップ数の甚だしい増
加は、動き補償による情報量削減の効率が低下してしま
うので、有意マクロブロック割合の増加に対して、フレ
ームスキップ数は増加させ続けるのではなく飽和させて
いる。
きベクトルの大きさを求め、求めた動きベクトルの大き
さを用いてフレームスキップ数を符号化前に決定してい
る。このように、動きベクトル情報をフレームレートの
制御に用いているので、視覚的に自然な動きの画像を得
ることができる。
ルの大きさが大きくなると減少する関数を用いて行われ
ることが好ましい。有意マクロブロックの持つ動きベク
トルスカラ長が大きい場合、フレームスキップ数を大き
くすると視覚的に動きの不自然な画像となるため、フレ
ームスキップ数をやや減少させている。
符号化直前までの発生情報量をもさらに用いて行われる
ことが好ましい。この場合、直前までの発生情報量が大
きくなると増大する関数を用いて行われることがより好
ましい。このように、直前までの発生情報量が大きいと
きには、スキップ数を少し増加させ、発生情報量を抑え
ることによってバッファ溢れを防止できる。
化ステップの制御が行われることも好ましい。この場
合、フレームスキップ数が大きくなると量子化ステップ
が細かくなる関数を用いて行われることがより好まし
い。フレームスキップ数が大きいときは、伝送路に余裕
があるため、やや細かい量子化ステップとし、逆にフレ
ームスキップ数が小さいときには、やや粗い量子化ステ
ップとしている。
細に説明する。図1は本発明の動画像符号化装置の一実
施形態の構成を概略的に示すブロック図である。
画像符号化装置全体の構成を示している。この動画像符
号化装置1は、映像信号入力部2と、この映像信号入力
部2に接続されており入力された映像信号に対してフレ
ームスキップを行うフレームスキップ部3と、このフレ
ームスキップ部3に接続されておりフレームスキップし
て入力された少なくとも前フレーム及び現フレームの映
像信号を格納しておくフレームメモリ4と、フレームメ
モリ4から出力される現フレームの符号化対象マクロブ
ロック(注目マクロブロック)の映像信号5が入力され
る符号化エンジン部6とを含んでいる。
ジン部6と、動き補償部8と、減算部13とが接続され
ている。後述するようにスカラ長の小さいものから大き
いものへ順次に動きベクトルを発生しその動きベクトル
情報9及びスカラ長情報10を出力する動きベクトル発
生部11には、動き補償部8と、符号化エンジン部6
と、VLC(可変長符号化部)23と、マクロブロック
有意/非有意判定部15と、フレームスキップ数決定部
20とが接続されている。動き補償部8には、前フレー
ムの各マクロブロックの映像信号7がフレームメモリ4
から与えられる。
フレームメモリ4から現フレームの注目マクロブロック
の映像信号5と、−入力に接続された動き補償部8から
動き補償された前フレームのマクロブロックの映像信号
12とが入力される。減算部13の出力は有意/非有意
判定部15に接続されている。この有意/非有意判定部
15には、減算部13からマクロブロック間差分値14
が動きベクトル発生部11からスカラ長情報10が入力
される。有意/非有意判定部15の出力はフレームスキ
ップ数決定部20に接続されている。
らに、出力バッファメモリ部17及びフレームスキップ
部3に接続されており、有意/非有意判定部15から有
意マクロブロック割合情報16が動きベクトル発生部1
1からスカラ長情報10が出力バッファメモリ部17か
ら直前までの発生情報量18がそれぞれ入力されてい
て、フレームスキップ数情報19を発生してフレームス
キップ部3及び符号化エンジン部6へ出力する。
部15と、符号化エンジン部6と、動きベクトル発生部
11とに接続されており、それぞれからマクロブロック
有意情報21、量子化情報22及び動きベクトル情報9
を受け取り符号化を行う。この可変長符号化部23はさ
らに前述の出力バッファメモリ部17の入力に接続され
ており符号化出力24を出力する。出力バッファメモリ
部17の出力は符号出力部25に接続されている。
除いて公知の符号化装置構成となっている。即ち、フレ
ーム間予測かフレーム内予測かに応じて切り替えを行う
モードスイッチ6a及び6bと、減算部6cと、加算部
6dと、有意/非有意判定部15からマクロブロック有
意情報21に応じて有意の場合はオン、非有意の場合は
オフとなるスイッチ6eと、DCT(離散コサイン変
換)回路6fと、Q(量子化回路)6gと、Q-1(逆量
子化回路)6hと、IDCT(離散コサイン逆変換)回
路6iと、フレームメモリ6jと、動き補償部6kとか
ら主として構成されている。
するフローチャートである。以下、この図を合わせ用い
て本実施形態の動作を説明する。
と(ステップS1)、このフレームが1枚目のフレーム
かどうか判別される(ステップS2)。1枚目のフレー
ムである場合は、フレームスキップ部3におけるフレー
ムスキップ動作(ステップS3)を行わずに、映像信号
はフレームメモリ部4に入力され、現フレームメモリに
格納される(ステップS4)。次いで、このフレームが
1枚目のフレームかどうか再度判別される(ステップS
5)。
スキップ数決定部20から出力されるフレームスキップ
数19を初期値N(枚)に設定する(ステップS6)。
次いで、映像信号は符号化エンジン部6へと入力されて
フレーム内符号化が行われ、可変長符号化部23でビッ
トストリームに変換された後、出力バッファメモリ部1
7を通じて、符号出力部25から出力される(ステップ
S7)。その後、フレームメモリ部4の現フレームメモ
リに格納されている内容を前フレームメモリに移動し
(ステップS8)、ステップS2へ戻る。
フレームスキップ部3において、フレームスキップ数1
9に応じた入力映像信号のフレームスキップ動作が行わ
れる(ステップS3)。フレームスキップ部3において
フレームスキップされた映像信号は、フレームメモリ4
の現フレームメモリに格納される(ステップS4)。そ
の後、フレームメモリ4の現フレームメモリ及び前フレ
ームメモリに格納されている画像が所定数のマクロブロ
ックに分割される(ステップS9)。
クについて処理が終了したかどうか判別し(ステップS
10)、終了してない場合は、動きベクトル発生部11
より、動きベクトルを発生させる(ステップS11)。
この動きベクトルは、零ベクトル(0,0)から順番に
その大きさが徐々に大きくなるように一定画素ずつ増大
させて発生されるものである。
であり、以下同図を参照してこの動きベクトル発生部1
1の動作を説明する。図3の各格子は、動きベクトルの
最小単位を示している。例えば、動きベクトルの増加ス
テップが4分の1画素単位であれば、各格子は4分の1
画素を表している。丸で囲まれた数字は、動きベクトル
を発生させる順番である。零ベクトル(0,0)を初
めとして、この数字の順番に(0,1)、(1,
0)、(0,−1)、(−1,0)、(1,
1)、・・・、と動きベクトルをその大きさの小さい順
に発生させる。
として動き補償部8、符号化エンジン部6及び可変長符
号化部23に印加される。またそのスカラ長は動きベク
トルスカラ長情報10としてマクロブロック有意性判定
部15及びフレームスキップ数決定部20に印加され
る。
全ての種類の動きベクトルを発生したかどうか判別し
(ステップS12)、発生していない場合は、そのマク
ロブロックに関する動き補償処理を動き補償部8で行う
(ステップS13)。即ち、フレームメモリ4に蓄えら
れている、前フレームの注目マクロブロックに対して動
きベクトル発生部11から与えられる1つの動きベクト
ル情報9で動き補償を施したマクロブロックを抽出し、
動き補償マクロブロック12として出力する。
5と動き補償マクロブロック12とを減算部13に入力
し、各画素毎の差分絶対値14(歪)を算出してマクロ
ブロック有意性判定部15へと出力する(ステップS1
4)。マクロブロック有意性判定部15では、この差分
絶対値14からそのマクロブロックが有意であるか非有
意であるかを判定する(ステップS15)。
動作の概念図であり、以下同図を参照して、この有意性
判定部15の機能を説明する。まず、マクロブロックを
縦横半分ずつ4分割し、それぞれの分割ブロックの差分
絶対値の総和を求める。その4つの総和値をT1、T
2、T3、T4とした場合、T1〜T4の中の最大のも
のmax(T1,T2,T3,T4)が、閾値Thを上
回るマクロブロックを有意マクロブロック、それ以外を
非有意マクロブロックと判定する。
示すように、動きベクトルスカラ長をパラメータに含む
関数によって決定される。この関数は、図5に示す特性
曲線に限定されるものではなく、動きベクトルスカラ長
が小さい場合は大きく、動きベクトル長が大きくなると
減少し、動きベクトルがある値を越えると飽和する特性
であればどのような特性曲線(直線)であってもよい。
これにより動きベクトルが小さいとき程、非有意マクロ
ブロックと判定される傾向になる。
びその「非有意」の情報を保存し(ステップS16)、
次のマクロブロックに進み(ステップS17)、ステッ
プS10〜S18の処理を繰り返す。有意と判定された
場合、ステップS11へ戻って次の大きさの動きベクト
ルを発生させてステップS12〜S15の同様の処理を
行う。
生部11が全ての種類の動きベクトルを発生したと判別
した場合は、そのマクロブロックは最後まで非有意と判
定されなかったため、最終的に有意マクロブロックであ
ることとなる。この場合は、フレーム間差分値が最も小
さかった動きベクトル及びその差分値を保存し(ステッ
プS18)、次のマクロブロックに進み(ステップS1
7)、ステップS10〜S18の処理を繰り返す。
ベクトル発生部11から得られるそれぞれのベクトルに
対し、現フレームの有意性の判定を行う。全てのマクロ
ブロックに対してこの処理が終了した場合(ステップS
10)、次フレームまでのスキップ数19がフレームス
キップ数決定部20において算出される(ステップS1
9)。フレームスキップ数決定部20は、入力されるフ
レーム内に占める有意マクロブロックの割合情報16、
有意マクロブロックの動きベクトルのスカラ長情報1
0、及び/又は符号化直前までの発生情報量18をパラ
メータとして含む関数によってフレームスキップ数19
を決定する。
レームスキップ数の好ましい特性の一例を表わしてい
る。有意マクロブロック割合が零の場合にフレームスキ
ップ数は零であり、有意マクロブロック割合が大きくな
るにつれてフレームスキップ数も大きくなり、有意マク
ロブロック割合がある値を越えると飽和する特性となっ
ている。なお、同図におけるフレームスキップ数の数値
は、単なる一例でありこれに限定されるものではない。
このように、現フレームを占めている有意マクロブロッ
クの割合が大きい場合、その現フレームを符号化するの
に必要な情報量は大きいと考えられるので、一定の品質
を維持できるまで、フレームスキップ数を必要最小限大
きくしている。しかし、フレームスキップ数の甚だしい
増加は、動き補償による情報量削減の効率が低下してし
まうので、有意マクロブロック割合16の増加に対し
て、フレームスキップ数19は増加させ続けるのではな
く、飽和するような傾向とする。
レームスキップ数の好ましい特性の一例を表わしてい
る。動きベクトルスカラ長が大きくなるにつれてフレー
ムスキップ数が減少する特性となっている。なお、同図
におけるフレームスキップ数の数値は、単なる一例であ
りこれに限定されるものではない。このように、有意マ
クロブロックの持つ動きベクトルスカラ長10が大きい
場合、フレームスキップ数19を大きくすると視覚的に
動きの不自然な画像となるため、フレームスキップ数1
9をやや減少させている。
ァメモリ部17の容量に対する情報蓄積量の割合)に対
するフレームスキップ数の好ましい特性の一例を表わし
ている。直前までの発生情報量が大きくなるにつれてフ
レームスキップ数も大きくなる特性となっている。な
お、同図におけるフレームスキップ数の数値は、単なる
一例でありこれに限定されるものではない。このよう
に、直前までの発生情報量18が大きいときには、スキ
ップ数を少し増加させ、発生情報量を抑えてバッファ溢
れを防いでいる。
ブロックの割合、有意マクロブロックの動きベクトルス
カラ長、及び符号化直前までの発生情報量のいずれか1
つをパラメータとする関数であってもよいが、これらを
全てパラメータとする関数であってもよい。
ましい特性を3次元的に表わしている。即ち、有意マク
ロブロック割合が零の場合にフレームスキップ数は零で
あり、有意マクロブロック割合が大きくなるにつれてフ
レームスキップ数も大きくなり、有意マクロブロック割
合がある値を越えると飽和し、動きベクトルスカラ長が
大きくなるにつれてフレームスキップ数が減少し、直前
までの発生情報量が大きくなるにつれてフレームスキッ
プ数も大きくなる特性となっている。
クロブロック割合が30%、動きベクトルスカラ長が6
0、直前までの情報発生量が出力バッファの70%を占
めているとすると、図6よりスキップ数は7枚、図7よ
りスキップ数は+1枚、図8よりスキップ数は−1枚で
あるので、最終的なフレームスキップ数は、この場合、
7+1+(−1)=7枚となる。
定した後、決定されたフレームスキップ数19、現フレ
ームの注目マクロブロック5、動きベクトル情報9、及
びマクロブロックの有意情報21をそれぞれ符号化エン
ジン部6に入力する(ステップS20)と共に、動きベ
クトル情報9及びマクロブロックの有意情報21を可変
長符号化部23に入力する。
フレームスキップ数19は量子化部6gに入力され、量
子化器選択のためのパラメータとして用いられる。フレ
ームスキップ数19が大きいときは、伝送路に余裕があ
るため、やや細かい量子化器を選択する。逆にフレーム
スキップ数19が小さいときには、やや粗い量子化器を
選択するようにする。図10はフレームスキップ数に対
する量子化ステップの好ましい特性の一例を表わしてい
る。フレームスキップ数が大きくなるにつれて量子化ス
テップ数が細かくなる特性となっている。なお、同図に
おけるフレームスキップ数の数値は、単なる一例であり
これに限定されるものではない。
6eに印加され、有意マクロブロックの場合はこのスイ
ッチ6eをオンとしてそのマクロブロックに関する予測
誤差を量子化するが、非有意マクロブロックの場合はこ
のスイッチ6eをオフとしてそのマクロブロックに関す
る予測誤差を量子化しない。符号化エンジン部6のその
他の動作は公知であるため、説明を省略する。
ムの量子化データ22(有意マクロブロックの場合)、
動ベクトル情報9、及びマクロブロックの有意情報21
は可変長符号化部23で符号化され(ステップS2
1)、出力バッファメモリ部17を通して、符号出力部
25から伝送路上に出力される。次いでステップS2か
らの同様の動作が次のフレームに関して繰り返される。
きベクトルのみを伝送する非有意マクロブロックに関し
て、そのマクロブロックが非有意と判定される範囲内
で、動きベクトルのスカラ長が小さくなるように選ばれ
るので、発生する動きベクトル情報量を抑えることがで
きる。
の符号化前に決定することにより、その画像の持つ特徴
を十分に生かしたフレームスキップ数を決定することが
可能となる。その結果、画像の持つ情報量をあらかじめ
予測し、フレームレートの制御をすることが可能にな
り、品質が一定な可変フレームレート画像符号化が可能
となった。また、動きベクトル情報をフレームレートの
制御に用いることができるので、視覚的に自然な動きの
画像を得ることができる。
に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明
は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することがで
きる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均
等範囲によってのみ規定されるものである。
現フレーム中を占める有意マクロブロックの割合を算出
し、算出した割合を用いてフレームスキップ数を符号化
前に決定している。このように、フレームスキップ数を
注目フレームの符号化前に決定することにより、その画
像の持つ特徴を十分に生かしたフレームスキップ数を決
定することが可能となる。その結果、画像の持つ情報量
をあらかじめ予測し、フレームレートの制御をすること
が可能になり、品質が一定な可変フレームレート画像符
号化が可能となる。また、現フレームを占めている有意
マクロブロックの割合に応じてフレームスキップ数を制
御すれば、一定の品質を維持することが可能となる。
きベクトルの大きさを求め、求めた動きベクトルの大き
さを用いてフレームスキップ数を符号化前に決定してい
る。このように、動きベクトル情報をフレームレートの
制御に用いているので、視覚的に自然な動きの画像を得
ることができる。
を概略的に示すブロック図である。
ローチャートである。
ある。
る。
ップ数の好ましい特性の一例を表わす特性図である。
ップ数の好ましい特性の一例を表わす特性図である。
プ数の好ましい特性の一例を表わす特性図である。
に表わす特性図である。
の好ましい特性の一例を表わす特性図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 動きベクトルを用いて前フレームのマク
ロブロックに動き補償を施し、該動き補償を施したマク
ロブロックと現フレームの符号化対象マクロブロックと
の差分である予測誤差を算出し、該算出した予測誤差を
閾値と比較することにより該符号化対象マクロブロック
が該閾値より小さい非有意マクロブロックであるか大き
い有意マクロブロックであるかを判別し、有意マクロブ
ロックである場合は符号化を行い、非有意マクロブロッ
クである場合は前記動きベクトルのみを伝送するように
した可変フレームレート動画像符号化方法であって、 現フレーム中を占める前記有意マクロブロックの割合を
算出し、該算出した割合を用いてフレームスキップ数を
符号化前に決定することを特徴とする可変フレームレー
ト動画像符号化方法。 - 【請求項2】 前記フレームスキップ数の決定は、有意
マクロブロック割合が大きくなると増大する関数を用い
て行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記フレームスキップ数の決定は、有意
マクロブロック割合が大きくなると増大し、該割合があ
る値を越えると飽和する関数を用いて行われることを特
徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 現フレーム内の動きベクトルの大きさを
求め、該求めた動きベクトルの大きさもさらに用いてフ
レームスキップ数を符号化前に決定することを特徴とす
る請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項5】 動きベクトルを用いて前フレームのマク
ロブロックに動き補償を施し、該動き補償を施したマク
ロブロックと現フレームの符号化対象マクロブロックと
の差分である予測誤差を算出し、該算出した予測誤差を
閾値と比較することにより該符号化対象マクロブロック
が該閾値より小さい非有意マクロブロックであるか大き
い有意マクロブロックであるかを判別し、有意マクロブ
ロックである場合は符号化を行い、非有意マクロブロッ
クである場合は前記動きベクトルのみを伝送するように
した可変フレームレート動画像符号化方法であって、 現フレーム内の動きベクトルの大きさを求め、該求めた
動きベクトルの大きさを用いてフレームスキップ数を符
号化前に決定することを特徴とする可変フレームレート
動画像符号化方法。 - 【請求項6】 前記フレームスキップ数の決定は、動き
ベクトルの大きさが大きくなると減少する関数を用いて
行われることを特徴とする請求項4又は5に記載の方
法。 - 【請求項7】 前記フレームスキップ数の決定は、現フ
レーム符号化直前までの発生情報量をもさらに用いて行
われることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項
に記載の方法。 - 【請求項8】 前記フレームスキップ数の決定は、直前
までの発生情報量が大きくなると増大する関数を用いて
行われることを特徴とする請求項7に記載の方法。 - 【請求項9】 前記決定したフレームスキップ数を用い
て量子化ステップの制御が行われることを特徴とする請
求項1から8のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項10】 前記量子化ステップの制御は、フレー
ムスキップ数が大きくなると量子化ステップが細かくな
る関数を用いて行われることを特徴とする請求項9に記
載の方法。
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