JPH09167173A - ケーブルトレイ敷設の設計方法 - Google Patents
ケーブルトレイ敷設の設計方法Info
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- JPH09167173A JPH09167173A JP7348026A JP34802695A JPH09167173A JP H09167173 A JPH09167173 A JP H09167173A JP 7348026 A JP7348026 A JP 7348026A JP 34802695 A JP34802695 A JP 34802695A JP H09167173 A JPH09167173 A JP H09167173A
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- Japan
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- cable tray
- cable
- distance
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F30/00—Computer-aided design [CAD]
- G06F30/10—Geometric CAD
- G06F30/18—Network design, e.g. design based on topological or interconnect aspects of utility systems, piping, heating ventilation air conditioning [HVAC] or cabling
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F2113/16—Cables, cable trees or wire harnesses
-
- G—PHYSICS
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F30/10—Geometric CAD
- G06F30/13—Architectural design, e.g. computer-aided architectural design [CAAD] related to design of buildings, bridges, landscapes, production plants or roads
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ケーブルトレイのルート探索を行う為のケーブ
ルトレイ端点を機器属性データより自動に決定するケー
ブルトレイ敷設の設計方法を提供する。 【解決手段】まず、ケーブルのコストやケーブルの設置
し易さ等の設置条件を示す機器属性データに基づいて各
電装機器の空間座標を距離空間に変換する。即ち、機器
属性データに基づいて重み付けを行った距離を求め、こ
の距離を表す距離空間に各電装機器を展開する。これに
より、例えばケーブルのコストが高い電装機器に関して
は実際の距離よりも長くなるような位置に変換される。
次に、このようにして距離空間に展開された各電装機器
を種別(ケーブルの発点集合と終点集合)に分類し、こ
れら分類した電装機器を包含する輪郭図形の重心をケー
ブルトレイ端点とする。これにより、ケーブルトレイ端
点を決定する上で必要な条件(ケーブルコストや設置し
易さ等)を考慮した設計を自動でかつ短時間で行うこと
ができる。
ルトレイ端点を機器属性データより自動に決定するケー
ブルトレイ敷設の設計方法を提供する。 【解決手段】まず、ケーブルのコストやケーブルの設置
し易さ等の設置条件を示す機器属性データに基づいて各
電装機器の空間座標を距離空間に変換する。即ち、機器
属性データに基づいて重み付けを行った距離を求め、こ
の距離を表す距離空間に各電装機器を展開する。これに
より、例えばケーブルのコストが高い電装機器に関して
は実際の距離よりも長くなるような位置に変換される。
次に、このようにして距離空間に展開された各電装機器
を種別(ケーブルの発点集合と終点集合)に分類し、こ
れら分類した電装機器を包含する輪郭図形の重心をケー
ブルトレイ端点とする。これにより、ケーブルトレイ端
点を決定する上で必要な条件(ケーブルコストや設置し
易さ等)を考慮した設計を自動でかつ短時間で行うこと
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルトレイ敷
設の設計方法に係り、特に配線対象である機器位置より
トレイの端点を自動決定するケーブルトレイ敷設の設計
方法に関する。
設の設計方法に係り、特に配線対象である機器位置より
トレイの端点を自動決定するケーブルトレイ敷設の設計
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラント設計におけるケーブルト
レイの端点決定は、熟練設計者が図面上のケーブル接続
点となる機器位置から経験に基づき行っていた。例え
ば、図6に示すようにケーブルトレイを設置する区域を
図面上で区画分割し、区画と区画をケーブルトレイの開
始点、終了点としていた。
レイの端点決定は、熟練設計者が図面上のケーブル接続
点となる機器位置から経験に基づき行っていた。例え
ば、図6に示すようにケーブルトレイを設置する区域を
図面上で区画分割し、区画と区画をケーブルトレイの開
始点、終了点としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の方法では、区画の分割の方法によってその区画か
ら漏れる機器ができてしまう為、思考錯誤的となり繁雑
な手順を要するという問題がある。また、近年になりコ
ンピュータ等の用いたCAD等自動作図機構の普及によ
り機器位置の区画表示、対話式入力等の支援が行われる
ようになったが、依然として熟練設計者の経験に頼らな
くてはならないという問題がある。
従来の方法では、区画の分割の方法によってその区画か
ら漏れる機器ができてしまう為、思考錯誤的となり繁雑
な手順を要するという問題がある。また、近年になりコ
ンピュータ等の用いたCAD等自動作図機構の普及によ
り機器位置の区画表示、対話式入力等の支援が行われる
ようになったが、依然として熟練設計者の経験に頼らな
くてはならないという問題がある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ケーブルトレイのルート探索を行う為のケーブ
ルトレイ端点を機器属性データより自動に決定するケー
ブルトレイ敷設の設計方法を提供することを目的とす
る。
もので、ケーブルトレイのルート探索を行う為のケーブ
ルトレイ端点を機器属性データより自動に決定するケー
ブルトレイ敷設の設計方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
するために、ケーブルの設置条件等を示す機器属性デー
タに基づいて各機器の物理的空間座標を距離空間におけ
る座標に変換し、前記各機器をケーブルルートの開始点
とすべき機器からなる発点集合とケーブルルートの終了
点とすべき機器からなる着点集合に分類し、前記各機器
の前記距離空間における座標に基づいて前記各集合に属
する機器を包含する輪郭図形を求めるとともに前記各集
合の輪郭図形の重心を求め、求めた各集合のそれぞれの
重心を前記発点集合のケーブルトレイ端点位置及び前記
着点集合のケーブルトレイ端点位置としてケーブルトレ
イを敷設することを特徴としている。
するために、ケーブルの設置条件等を示す機器属性デー
タに基づいて各機器の物理的空間座標を距離空間におけ
る座標に変換し、前記各機器をケーブルルートの開始点
とすべき機器からなる発点集合とケーブルルートの終了
点とすべき機器からなる着点集合に分類し、前記各機器
の前記距離空間における座標に基づいて前記各集合に属
する機器を包含する輪郭図形を求めるとともに前記各集
合の輪郭図形の重心を求め、求めた各集合のそれぞれの
重心を前記発点集合のケーブルトレイ端点位置及び前記
着点集合のケーブルトレイ端点位置としてケーブルトレ
イを敷設することを特徴としている。
【0006】本発明によれば、ケーブルが設置される各
機器の現実の位置を示す物理的空間座標を機器属性デー
タに基づいて定義される距離空間座標に変換する。そし
て、この距離空間において、発点集合及び着点集合の輪
郭図形の重心を求め、この重心をケーブルトレイ端点の
位置とする。これにより、単に各機器からケーブルトレ
イ端点までの距離の総和が最小となる位置をケーブルト
レイ端点とするのではなく、ケーブルの設置条件等を考
慮した、例えばケーブルコストが最小となるようなケー
ブルトレイ端点を求めることも可能となる。
機器の現実の位置を示す物理的空間座標を機器属性デー
タに基づいて定義される距離空間座標に変換する。そし
て、この距離空間において、発点集合及び着点集合の輪
郭図形の重心を求め、この重心をケーブルトレイ端点の
位置とする。これにより、単に各機器からケーブルトレ
イ端点までの距離の総和が最小となる位置をケーブルト
レイ端点とするのではなく、ケーブルの設置条件等を考
慮した、例えばケーブルコストが最小となるようなケー
ブルトレイ端点を求めることも可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るケーブルトレイ敷設の設計方法の好ましい実施の形態
について詳説する。図1は本発明に係るケーブルトレイ
敷設の設計方法が適用されるケーブルトレイ設計装置の
一実施の形態を示した構成図である。
るケーブルトレイ敷設の設計方法の好ましい実施の形態
について詳説する。図1は本発明に係るケーブルトレイ
敷設の設計方法が適用されるケーブルトレイ設計装置の
一実施の形態を示した構成図である。
【0008】同図に示すようにケーブルトレイ設計装置
は、入力装置10、表示装置12、コンピュータ14か
ら構成される。入力装置10は、オペレータが各種のデ
ータを直接入力するためのキーボードや、他の計算器シ
ステムからデータファイルの形式で入力するためのフロ
ッピーディスク駆動装置等から構成される。
は、入力装置10、表示装置12、コンピュータ14か
ら構成される。入力装置10は、オペレータが各種のデ
ータを直接入力するためのキーボードや、他の計算器シ
ステムからデータファイルの形式で入力するためのフロ
ッピーディスク駆動装置等から構成される。
【0009】表示装置12は、後述するコンピュータ1
4で作成したケーブルトレイルート等を表示するための
モニタTVや、プリンタ等から構成される。コンピュー
タ14は、各種演算を行いケーブルトレイルートを算出
する。コンピュータ14の構成を詳説すると、コンピュ
ータ14は演算部15、データ記憶部16から構成さ
れ、更に、演算部15は、空間座標変換部18、ケーブ
ルトレイ端点演算部20、最短ルート検索部22から構
成される。
4で作成したケーブルトレイルート等を表示するための
モニタTVや、プリンタ等から構成される。コンピュー
タ14は、各種演算を行いケーブルトレイルートを算出
する。コンピュータ14の構成を詳説すると、コンピュ
ータ14は演算部15、データ記憶部16から構成さ
れ、更に、演算部15は、空間座標変換部18、ケーブ
ルトレイ端点演算部20、最短ルート検索部22から構
成される。
【0010】データ記憶部16には、機器属性データと
して各種電装機器に接続されるケーブルのコストや、検
索領域の各位置におけるケーブルの取り付け易さ等のケ
ーブルトレイ端点を決定する要因となるデータが段階評
価されて予め記憶されている。空間座標変換部18は、
データ記憶部16に記憶された機器属性データに基づい
て、検索領域において各位置に設置される電装機器の空
間座標を変換する。即ち、ケーブルトレイ端点の最適設
置点は、単に各電装機器からケーブルトレイ端点までの
距離の総和が最小になる位置ではなく、ケーブルのコス
トやケーブルの設置し易さ等の設置条件を総合的に判断
して決定される。
して各種電装機器に接続されるケーブルのコストや、検
索領域の各位置におけるケーブルの取り付け易さ等のケ
ーブルトレイ端点を決定する要因となるデータが段階評
価されて予め記憶されている。空間座標変換部18は、
データ記憶部16に記憶された機器属性データに基づい
て、検索領域において各位置に設置される電装機器の空
間座標を変換する。即ち、ケーブルトレイ端点の最適設
置点は、単に各電装機器からケーブルトレイ端点までの
距離の総和が最小になる位置ではなく、ケーブルのコス
トやケーブルの設置し易さ等の設置条件を総合的に判断
して決定される。
【0011】そこで、例えば各電装機器からケーブルト
レイ端点までの距離に設置条件を考慮した重み付けを行
い、この総和を最適設置点を評価する指標とする。言い
換えると、電装機器が設置される物理空間に上述した重
み付けを考慮した距離を定義すると、この物理空間を歪
んだ空間と考えることができ、この歪んだ物理空間に設
置された各電装機器の空間座標を歪みのない物理空間
(以下、この空間を距離空間ということにする)上に所
定の規則で座標変換すれば、この距離空間における各電
装機器とケーブルトレイ端点までの距離の総和を最適設
置点を評価する指標とすることができる。そこで、上述
したように機器属性データに基づいて各電装機器の物理
的空間座標を距離空間の座標に変換する。
レイ端点までの距離に設置条件を考慮した重み付けを行
い、この総和を最適設置点を評価する指標とする。言い
換えると、電装機器が設置される物理空間に上述した重
み付けを考慮した距離を定義すると、この物理空間を歪
んだ空間と考えることができ、この歪んだ物理空間に設
置された各電装機器の空間座標を歪みのない物理空間
(以下、この空間を距離空間ということにする)上に所
定の規則で座標変換すれば、この距離空間における各電
装機器とケーブルトレイ端点までの距離の総和を最適設
置点を評価する指標とすることができる。そこで、上述
したように機器属性データに基づいて各電装機器の物理
的空間座標を距離空間の座標に変換する。
【0012】ケーブルトレイ端点演算部20は、上記距
離空間上に展開された各電装機器を同種のものに分類し
(例えばケーブルルートの開始点とすべき機器とケーブ
ルルートの終了点とすべき機器とに分類し)、これら分
類された電装機器を全て包含する輪郭図形を求める。そ
して、その輪郭図形の重心を求める。この輪郭図形の重
心は、上記設置条件を考慮したケーブルトレイ端点の最
適設置点となる。このようにして分類された電装機器の
集合毎にケーブルトレイ端点の最適設置点を求める。
離空間上に展開された各電装機器を同種のものに分類し
(例えばケーブルルートの開始点とすべき機器とケーブ
ルルートの終了点とすべき機器とに分類し)、これら分
類された電装機器を全て包含する輪郭図形を求める。そ
して、その輪郭図形の重心を求める。この輪郭図形の重
心は、上記設置条件を考慮したケーブルトレイ端点の最
適設置点となる。このようにして分類された電装機器の
集合毎にケーブルトレイ端点の最適設置点を求める。
【0013】最短ルート検索部22は、上記分類された
電装機器の集合毎に求めたケーブルトレイ端点の最適設
置点を結ぶ最適なケーブルトレイルートを求める。次
に、上記ケーブルトレイ設計装置において適用されるケ
ーブルトレイ敷設の設計方法を図2に示すフローチャー
トを用いて説明する。まず、入力装置10からケーブル
トレイ設計領域における各電装機器の種別及び設置位置
等の情報を入力する。空間座標変換部18は、入力装置
10から入力された上記情報に基づいて、データ記憶部
16から機器属性データを抽出する(ステップS1
0)。そして、抽出した機器属性データに基づいて、各
電装機器の空間座標を距離空間の座標に変換し、各電装
機器の距離空間における座標データを作成する(ステッ
プS12)。
電装機器の集合毎に求めたケーブルトレイ端点の最適設
置点を結ぶ最適なケーブルトレイルートを求める。次
に、上記ケーブルトレイ設計装置において適用されるケ
ーブルトレイ敷設の設計方法を図2に示すフローチャー
トを用いて説明する。まず、入力装置10からケーブル
トレイ設計領域における各電装機器の種別及び設置位置
等の情報を入力する。空間座標変換部18は、入力装置
10から入力された上記情報に基づいて、データ記憶部
16から機器属性データを抽出する(ステップS1
0)。そして、抽出した機器属性データに基づいて、各
電装機器の空間座標を距離空間の座標に変換し、各電装
機器の距離空間における座標データを作成する(ステッ
プS12)。
【0014】次に、ケーブルトレイ端点演算部20は入
力装置10から入力された電装機器を、種別によりケー
ブルルートの開始点とすべき機器(発点集合)と終了点
とすべき機器(着点集合)とに分類する(ステップS1
4)。そして、分類した発点集合と着点集合に対して、
これらの集合に属する電装機器の座標データを図形処理
し、各集合に属する電装機器を包含する図形の輪郭を求
める(ステップS16)。
力装置10から入力された電装機器を、種別によりケー
ブルルートの開始点とすべき機器(発点集合)と終了点
とすべき機器(着点集合)とに分類する(ステップS1
4)。そして、分類した発点集合と着点集合に対して、
これらの集合に属する電装機器の座標データを図形処理
し、各集合に属する電装機器を包含する図形の輪郭を求
める(ステップS16)。
【0015】尚、図5に示す丸印で囲まれた機器1から
機器8までの電装機器はケーブルルートの開始点とすべ
き機器(発点集合)を示し、三角印で囲まれた機器1か
ら機器8までの電装機器(着点集合)はケーブルルート
の終了点とすべき機器を示している。そして、同図には
各集合の電装機器を包含する輪郭図形を求めた結果が示
されている。
機器8までの電装機器はケーブルルートの開始点とすべ
き機器(発点集合)を示し、三角印で囲まれた機器1か
ら機器8までの電装機器(着点集合)はケーブルルート
の終了点とすべき機器を示している。そして、同図には
各集合の電装機器を包含する輪郭図形を求めた結果が示
されている。
【0016】ケーブルトレイ端点演算部20は上記のよ
うに各集合に属する電装機器を包含する輪郭図形を求め
た後、各図形の重心を求め、その重心をケーブルトレイ
端点とする(ステップS18)。尚、図5においてGで
示された位置が重心となる。以上のようにして、各集合
においてケーブルトレイ端点を求め、全ての集合におい
てケーブルトレイ端点を求めたか否かを判定し(ステッ
プS20)、もし、求めていない場合には上記ステップ
S16とステップS18の処理を繰り返し、全ての集合
においてケーブルトレイ端点を求める。
うに各集合に属する電装機器を包含する輪郭図形を求め
た後、各図形の重心を求め、その重心をケーブルトレイ
端点とする(ステップS18)。尚、図5においてGで
示された位置が重心となる。以上のようにして、各集合
においてケーブルトレイ端点を求め、全ての集合におい
てケーブルトレイ端点を求めたか否かを判定し(ステッ
プS20)、もし、求めていない場合には上記ステップ
S16とステップS18の処理を繰り返し、全ての集合
においてケーブルトレイ端点を求める。
【0017】そして、最短ルート検索部22は、上記の
ようにして求めた発点集合と着点集合のケーブルトレイ
端点を結ぶケーブルトレイの最適ルートを求める。この
ようにして求めたケーブルトレイの設置ルートは表示装
置12に出力される。以上のようにしてケーブルトレイ
設計装置は自動的にケーブルトレイ設置位置を設計する
ことができる。
ようにして求めた発点集合と着点集合のケーブルトレイ
端点を結ぶケーブルトレイの最適ルートを求める。この
ようにして求めたケーブルトレイの設置ルートは表示装
置12に出力される。以上のようにしてケーブルトレイ
設計装置は自動的にケーブルトレイ設置位置を設計する
ことができる。
【0018】尚、上述のステップS12における各電装
機器の空間座標を物理空間から距離空間に座標変換する
処理の具体的一例をケーブルのコストを考慮した重み付
けによって座標変換を行う場合を例に説明する。まず、
図3に示すように物理空間における各電装機器の配置及
び発点集合と着点集合の輪郭図形を求める。そして、こ
れらの発点集合と着点集合の輪郭線の距離が最短となる
輪郭線上の点Ps 、Pe を計算により求める。そして、
図4に示すケーブルのコスト指標により空間歪度を求
め、この空間歪度を重み係数として各電装機器と点Ps
、Pe との(ユークリッド)距離に積算する。この値
によって各電装機器の空間座標を距離空間に変換する。
この距離空間において得られる輪郭図形の重心はGで示
される。
機器の空間座標を物理空間から距離空間に座標変換する
処理の具体的一例をケーブルのコストを考慮した重み付
けによって座標変換を行う場合を例に説明する。まず、
図3に示すように物理空間における各電装機器の配置及
び発点集合と着点集合の輪郭図形を求める。そして、こ
れらの発点集合と着点集合の輪郭線の距離が最短となる
輪郭線上の点Ps 、Pe を計算により求める。そして、
図4に示すケーブルのコスト指標により空間歪度を求
め、この空間歪度を重み係数として各電装機器と点Ps
、Pe との(ユークリッド)距離に積算する。この値
によって各電装機器の空間座標を距離空間に変換する。
この距離空間において得られる輪郭図形の重心はGで示
される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来、熟練設計者が試行錯誤しながら行っていたケーブル
トレイの最適な端点位置の決定を自動的にかつ短時間で
行うことができる。
来、熟練設計者が試行錯誤しながら行っていたケーブル
トレイの最適な端点位置の決定を自動的にかつ短時間で
行うことができる。
【図1】図1は、本発明に係るケーブルトレイ敷設の設
計方法が適用されるケーブルトレイ設計装置の一実施の
形態を示した構成図である。
計方法が適用されるケーブルトレイ設計装置の一実施の
形態を示した構成図である。
【図2】図2は、本発明に係るケーブルトレイ敷設の設
計方法の一実施の形態を示したフローチャートである。
計方法の一実施の形態を示したフローチャートである。
【図3】図3は、物理空間における発点集合と着点集合
の輪郭を求めた例を示した図である。
の輪郭を求めた例を示した図である。
【図4】図4は、各電装機器のケーブルコスト指標と空
間歪度の一例を示した表である。
間歪度の一例を示した表である。
【図5】図5は、距離空間における発点集合と着点集合
の輪郭を求めた例を示した図である。
の輪郭を求めた例を示した図である。
【図6】図6は、従来におけるケーブルトレイ敷設の設
計方法の一例を示した図である。
計方法の一例を示した図である。
10…入力装置 12…表示装置 14…コンピュータ 15…演算部 16…データ記憶部 18…空間座標変換部 20…ケーブルトレイ端点演算部 22…最短ルート検索部
Claims (1)
- 【請求項1】 ケーブルの設置条件等を示す機器属性デ
ータに基づいて各機器の物理的空間座標を距離空間にお
ける座標に変換し、 前記各機器をケーブルルートの開始点とすべき機器から
なる発点集合とケーブルルートの終了点とすべき機器か
らなる着点集合に分類し、 前記各機器の前記距離空間における座標に基づいて前記
各集合に属する機器を包含する輪郭図形を求めるととも
に前記各集合の輪郭図形の重心を求め、 求めた各集合のそれぞれの重心を前記発点集合のケーブ
ルトレイ端点位置及び前記着点集合のケーブルトレイ端
点位置としてケーブルトレイを敷設することを特徴とす
るケーブルトレイ敷設の設計方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7348026A JPH09167173A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | ケーブルトレイ敷設の設計方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7348026A JPH09167173A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | ケーブルトレイ敷設の設計方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09167173A true JPH09167173A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18394243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7348026A Pending JPH09167173A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | ケーブルトレイ敷設の設計方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09167173A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11250108A (ja) * | 1998-02-26 | 1999-09-17 | Mitsubishi Electric Corp | 配置設計支援装置及び配置設計支援方法 |
JP2005352764A (ja) * | 2004-06-10 | 2005-12-22 | Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd | ケーブル布設ルート設計支援システム |
US7013247B2 (en) | 2000-08-14 | 2006-03-14 | Nec Corporation | Method of designing forms of cable clamp and cables using three-dimensional CAD system, and computer readable storage medium storing relevant processes |
EP2093850A2 (en) | 2008-02-21 | 2009-08-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Optimum route searching apparatus, method and program |
JP2010211652A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | Toshiba Corp | ケーブル格納部品の三次元配置調整cadデータの作成装置、その制御方法及び制御プログラム |
WO2013086135A1 (en) | 2011-12-07 | 2013-06-13 | Fluor Technologies Corporation | Automated cabling layout systems and methods |
CN109684695A (zh) * | 2018-12-13 | 2019-04-26 | 深圳市毕美科技有限公司 | 一种电气设计方法和装置 |
-
1995
- 1995-12-15 JP JP7348026A patent/JPH09167173A/ja active Pending
Cited By (10)
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