JPH09165876A - 鉄筋の交点連結保持具 - Google Patents
鉄筋の交点連結保持具Info
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- JPH09165876A JPH09165876A JP32744395A JP32744395A JPH09165876A JP H09165876 A JPH09165876 A JP H09165876A JP 32744395 A JP32744395 A JP 32744395A JP 32744395 A JP32744395 A JP 32744395A JP H09165876 A JPH09165876 A JP H09165876A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 建築現場において簡単に連結でき、十分な連
結強度を得ることができるとともに、所定の範囲内にお
ける鉄筋の径を問わない鉄筋の交点連結具を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 所定方向に連続する第一の鉄筋30と他
の方向に連続する第二の鉄筋40とが交差する位置にお
いて両鉄筋30,40の交点部分を連結しつつ保持する
鉄筋保持具であって、第一の鉄筋30を掴持する第一の
掴持手段1、及び、第二の鉄筋40を掴持する第二の掴
持手段2が一体的に構成されてなり、この両掴持手段
1,2のそれぞれに鉄筋を係入するための係入溝5,6
を設けるとともに、この係入溝5,6の両端辺間を連結
するための連結部材7,8を設け、弾性変形可能な薄肉
の弾性片9a,9b,10a,10bを両掴持手段1,
2の内部表面に分散して設けたことを特徴とする。
結強度を得ることができるとともに、所定の範囲内にお
ける鉄筋の径を問わない鉄筋の交点連結具を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 所定方向に連続する第一の鉄筋30と他
の方向に連続する第二の鉄筋40とが交差する位置にお
いて両鉄筋30,40の交点部分を連結しつつ保持する
鉄筋保持具であって、第一の鉄筋30を掴持する第一の
掴持手段1、及び、第二の鉄筋40を掴持する第二の掴
持手段2が一体的に構成されてなり、この両掴持手段
1,2のそれぞれに鉄筋を係入するための係入溝5,6
を設けるとともに、この係入溝5,6の両端辺間を連結
するための連結部材7,8を設け、弾性変形可能な薄肉
の弾性片9a,9b,10a,10bを両掴持手段1,
2の内部表面に分散して設けたことを特徴とする。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築用鉄筋を交差
させた状態を支持させるための交点連結具に関するもの
である。
させた状態を支持させるための交点連結具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、鉄筋コンクリート建造物など
においてコンクリート内に埋没される鉄筋は、一定方向
のみに配筋されるものではなく、これと交差する方向へ
も配筋され、ちょうど交差する位置を連結しなければな
らず、そのため、金属線状材によって結束する方法が採
られていた。鉄筋の交点連結方法には、溶融した合成樹
脂で包み込むものがあった(特開平7−3948号公
報)。さらに、目的は異なるものの、鉄筋と型枠との間
隔や鉄筋と鉄筋との間隔を設けるためのスペーサのなか
に、交差する二本の鉄筋を所定の間隔を有して保持する
ものがあった(実公平6−43317号公報)。
においてコンクリート内に埋没される鉄筋は、一定方向
のみに配筋されるものではなく、これと交差する方向へ
も配筋され、ちょうど交差する位置を連結しなければな
らず、そのため、金属線状材によって結束する方法が採
られていた。鉄筋の交点連結方法には、溶融した合成樹
脂で包み込むものがあった(特開平7−3948号公
報)。さらに、目的は異なるものの、鉄筋と型枠との間
隔や鉄筋と鉄筋との間隔を設けるためのスペーサのなか
に、交差する二本の鉄筋を所定の間隔を有して保持する
ものがあった(実公平6−43317号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金属線
状材によって結束する場合には、一本ずつ手で結束する
ので非常に時間が掛かり、また、作業する者によって結
束の強さが異なり、安定した状態で結束することができ
なかった。従って、結束状態が極端に弱い箇所では、鉄
筋の交差する位置がずれ、逆に結束状態が極端に強い箇
所では、金属線状材が断線することがあり、このような
箇所では再度結束しなければならず、作業効率のよくな
いものであった。
状材によって結束する場合には、一本ずつ手で結束する
ので非常に時間が掛かり、また、作業する者によって結
束の強さが異なり、安定した状態で結束することができ
なかった。従って、結束状態が極端に弱い箇所では、鉄
筋の交差する位置がずれ、逆に結束状態が極端に強い箇
所では、金属線状材が断線することがあり、このような
箇所では再度結束しなければならず、作業効率のよくな
いものであった。
【0004】また、溶融した合成樹脂によって包み込む
交点結合方法は、溶融した合成樹脂が固化することによ
って、当該交点が結合されるものであって、専ら円筒コ
ンクリート管のための鉄筋篭に採用されているものであ
り、合成樹脂の溶融装置が常に必要となるため、工場内
での作業とは異なる建築現場などにおいて使用するのは
適していなかった。
交点結合方法は、溶融した合成樹脂が固化することによ
って、当該交点が結合されるものであって、専ら円筒コ
ンクリート管のための鉄筋篭に採用されているものであ
り、合成樹脂の溶融装置が常に必要となるため、工場内
での作業とは異なる建築現場などにおいて使用するのは
適していなかった。
【0005】されに、スペーサとして使用するものにあ
っては、あくまでもスペーサであることから、鉄筋を強
固に把持又は結合させることは問題ではなく、スペーサ
そのものが鉄筋の重量に耐え得るような強度が重視され
ており、交点連結として使用できるものではなかった。
また、このようなスペーサでは、保持する鉄筋の径に応
じて種々のものを個別に用意しなければならないととも
に、交差する鉄筋の径が異なるときには、大きさの異な
る保持部を備えなければならず、使用できる方向が制限
されるものであった。
っては、あくまでもスペーサであることから、鉄筋を強
固に把持又は結合させることは問題ではなく、スペーサ
そのものが鉄筋の重量に耐え得るような強度が重視され
ており、交点連結として使用できるものではなかった。
また、このようなスペーサでは、保持する鉄筋の径に応
じて種々のものを個別に用意しなければならないととも
に、交差する鉄筋の径が異なるときには、大きさの異な
る保持部を備えなければならず、使用できる方向が制限
されるものであった。
【0006】本発明は、上記諸点にかんがみ、建築現場
において簡単に連結でき、十分な連結強度を得ることが
できるとともに、所定の範囲内における鉄筋の径を問わ
ない鉄筋の交点連結具を提供することを目的とする。
において簡単に連結でき、十分な連結強度を得ることが
できるとともに、所定の範囲内における鉄筋の径を問わ
ない鉄筋の交点連結具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、所定方向に連続する第一の鉄筋と他の
方向に連続する第二の鉄筋とが交差する位置において両
鉄筋の交点部分を連結しつつ保持する鉄筋保持具であっ
て、第一の鉄筋を掴持する第一の掴持手段、及び、第二
の鉄筋を掴持する第二の掴持手段が一体的に構成されて
なり、この両掴持手段のそれぞれに鉄筋を係入するため
の係入溝を設けるとともに、この係入溝の両端辺間を連
結するための連結部材を設け、弾性変形可能な薄肉の弾
性片を両掴持手段の内部表面に分散して設けたことを特
徴とする鉄筋の交点連結保持具を要旨とする。
めに、本発明は、所定方向に連続する第一の鉄筋と他の
方向に連続する第二の鉄筋とが交差する位置において両
鉄筋の交点部分を連結しつつ保持する鉄筋保持具であっ
て、第一の鉄筋を掴持する第一の掴持手段、及び、第二
の鉄筋を掴持する第二の掴持手段が一体的に構成されて
なり、この両掴持手段のそれぞれに鉄筋を係入するため
の係入溝を設けるとともに、この係入溝の両端辺間を連
結するための連結部材を設け、弾性変形可能な薄肉の弾
性片を両掴持手段の内部表面に分散して設けたことを特
徴とする鉄筋の交点連結保持具を要旨とする。
【0008】また、本発明は、所定方向に連続する第一
の鉄筋と他の方向に連続する第二の鉄筋とが交差する位
置において両鉄筋の交点部分を連結しつつ保持する鉄筋
保持具であって、第一の鉄筋を掴持する第一の掴持手
段、及び、第二の鉄筋を掴持する第二の掴持手段が一体
的に構成されてなり、この両掴持手段のそれぞれが、略
円筒状の保持具本体と、この保持具本体の表面を軸線方
向に沿って切断して設けられた係入溝と、この係入溝の
一方端縁から他方端縁に向けて突設された掛止片部と、
この掛止片部表面に設けられた複数の掛止突起と、係入
溝の他端縁において掛止片部を案内する案内片部と、こ
の案内片部の先端に設けられて掛止突起が掛けられるス
トッパと、上記保持具本体の内部表面に分散して設けら
れた弾性変形可能な薄肉の弾性片と、この弾性片の内側
表面に設けられた複数の微細な圧着突部とを備えてなる
ことを特徴とする鉄筋の交点連結保持具をも要旨とす
る。
の鉄筋と他の方向に連続する第二の鉄筋とが交差する位
置において両鉄筋の交点部分を連結しつつ保持する鉄筋
保持具であって、第一の鉄筋を掴持する第一の掴持手
段、及び、第二の鉄筋を掴持する第二の掴持手段が一体
的に構成されてなり、この両掴持手段のそれぞれが、略
円筒状の保持具本体と、この保持具本体の表面を軸線方
向に沿って切断して設けられた係入溝と、この係入溝の
一方端縁から他方端縁に向けて突設された掛止片部と、
この掛止片部表面に設けられた複数の掛止突起と、係入
溝の他端縁において掛止片部を案内する案内片部と、こ
の案内片部の先端に設けられて掛止突起が掛けられるス
トッパと、上記保持具本体の内部表面に分散して設けら
れた弾性変形可能な薄肉の弾性片と、この弾性片の内側
表面に設けられた複数の微細な圧着突部とを備えてなる
ことを特徴とする鉄筋の交点連結保持具をも要旨とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。まず、本実施形態の構造は、図
1に示すように、同じ形状の掴持体1,2が一体的に設
けられており、両掴持体1,2は略円筒状の保持具本体
3,4、係入溝5,6、掛止片部7,8、及び、弾性片
9a,9b,10a,10bによって構成されている。
そして、両掴持体1,2の保持具本体3,4はその軸線
が相互に交差するように設けられており、この略円筒の
内側面は互いに接続されている。係入溝5,6は、保持
具本体3,4を軸線方向に切断するような状態で設けら
れており、この係入溝3,4は、保持具本体3,4が接
続する位置とは反対の側に位置するように設けられてい
る。これにより、係入溝5,6から鉄筋を保持具本体
3,4の内側へ係入させることができるのである。そし
て、係入溝5,6の一方の端縁11a,12aには、他
方の端縁11b,12bへ向けて掛止片部7,8が突出
して設けられており、この掛止片部7,8の表面には、
複数の掛止突起が設けられている。さらに、係入溝5,
6の他方端縁11b,12bには、案内片13,14が
設けられていて、保持具本体3,4の外側表面のと間に
掛止片部7,8が嵌入できる程度の間隙が構成されてい
るとともに、この案内片13,14の先端には、掛止突
起を掛止できるストッパ15,16が内向きに設けられ
ている。このストッパ15,16の外側には、案内片1
3,14に連続する引上げ部17,18が設けられてお
り、ストッパ15,16による掛止片部7,8の掛止
を、この引上げ部17,18を引き上げるようにして解
除させることができるようになっている。弾性片9a,
9b,10a,10bは保持具本体3,4の内面に設け
られている。この弾性片9a,9b,10a,10b
は、略円筒状を有する保持具本体3,4の断面円形の径
よりも少し小径の円弧状断面を有するように成形されて
おり、凸部が保持具本体3,4の内面に向けられてい
る。この弾性片9a,9b,10a,10bは、保持具
本体3,4の内面に対向するように設けられ、弾性変形
可能であるとともに変形によって弾性力が付与されるこ
とから、鉄筋が掴持体1,2によって掴持されるとき、
鉄筋本体を挟むように作用するのである。そして、この
この弾性片9a,9b,10a,10bのそれぞれに
は、その凹部表面に微細な圧着部材19a,19b・・
・が点在して設けられている。この圧着部材19a,1
9b・・・は、弾性片9a,9b,10a,10bの一
部が突出して設けられて、弾性変形が可能になってお
り、異形鉄筋が掴持体1,2によって掴持されるとき、
鉄筋の表面の凹凸に応じて変形しつつ密着できるように
なっているのである。なお、図において3つの弾性片9
b,10a,10bには圧着部材が示されていないが、
図の構成上表現できないだけであり、唯一の弾性片9a
と同様に設けられているものである。また、略円筒状に
成形されている保持具本体3,4の一部軸線方向に薄肉
部20,21が設けられ、略円筒状を変形できるように
なっている。即ち、この薄肉部20,21は、保持具本
体3,4のうちの係入溝5,6に対向する位置に設けら
れ、係入溝3,4に鉄筋を係入させるとき、一方の端縁
11a,12aと他方の端縁11b,12bとの間隔を
開放するとき、この薄肉部20,21が折曲できるよう
になっているのである。
面に基づいて説明する。まず、本実施形態の構造は、図
1に示すように、同じ形状の掴持体1,2が一体的に設
けられており、両掴持体1,2は略円筒状の保持具本体
3,4、係入溝5,6、掛止片部7,8、及び、弾性片
9a,9b,10a,10bによって構成されている。
そして、両掴持体1,2の保持具本体3,4はその軸線
が相互に交差するように設けられており、この略円筒の
内側面は互いに接続されている。係入溝5,6は、保持
具本体3,4を軸線方向に切断するような状態で設けら
れており、この係入溝3,4は、保持具本体3,4が接
続する位置とは反対の側に位置するように設けられてい
る。これにより、係入溝5,6から鉄筋を保持具本体
3,4の内側へ係入させることができるのである。そし
て、係入溝5,6の一方の端縁11a,12aには、他
方の端縁11b,12bへ向けて掛止片部7,8が突出
して設けられており、この掛止片部7,8の表面には、
複数の掛止突起が設けられている。さらに、係入溝5,
6の他方端縁11b,12bには、案内片13,14が
設けられていて、保持具本体3,4の外側表面のと間に
掛止片部7,8が嵌入できる程度の間隙が構成されてい
るとともに、この案内片13,14の先端には、掛止突
起を掛止できるストッパ15,16が内向きに設けられ
ている。このストッパ15,16の外側には、案内片1
3,14に連続する引上げ部17,18が設けられてお
り、ストッパ15,16による掛止片部7,8の掛止
を、この引上げ部17,18を引き上げるようにして解
除させることができるようになっている。弾性片9a,
9b,10a,10bは保持具本体3,4の内面に設け
られている。この弾性片9a,9b,10a,10b
は、略円筒状を有する保持具本体3,4の断面円形の径
よりも少し小径の円弧状断面を有するように成形されて
おり、凸部が保持具本体3,4の内面に向けられてい
る。この弾性片9a,9b,10a,10bは、保持具
本体3,4の内面に対向するように設けられ、弾性変形
可能であるとともに変形によって弾性力が付与されるこ
とから、鉄筋が掴持体1,2によって掴持されるとき、
鉄筋本体を挟むように作用するのである。そして、この
この弾性片9a,9b,10a,10bのそれぞれに
は、その凹部表面に微細な圧着部材19a,19b・・
・が点在して設けられている。この圧着部材19a,1
9b・・・は、弾性片9a,9b,10a,10bの一
部が突出して設けられて、弾性変形が可能になってお
り、異形鉄筋が掴持体1,2によって掴持されるとき、
鉄筋の表面の凹凸に応じて変形しつつ密着できるように
なっているのである。なお、図において3つの弾性片9
b,10a,10bには圧着部材が示されていないが、
図の構成上表現できないだけであり、唯一の弾性片9a
と同様に設けられているものである。また、略円筒状に
成形されている保持具本体3,4の一部軸線方向に薄肉
部20,21が設けられ、略円筒状を変形できるように
なっている。即ち、この薄肉部20,21は、保持具本
体3,4のうちの係入溝5,6に対向する位置に設けら
れ、係入溝3,4に鉄筋を係入させるとき、一方の端縁
11a,12aと他方の端縁11b,12bとの間隔を
開放するとき、この薄肉部20,21が折曲できるよう
になっているのである。
【0010】上記のような構成であるから、図2に示す
ように、一方の掴持手段1によって掴持される鉄筋30
と、他方の掴持手段2によって掴持される鉄筋40と
は、所定の角度で交差することとなり、換言すれば、所
定の角度で交差するように配置された鉄筋30,40
が、その交点における連結部分を保持できるのである。
そして、掴持手段1によって鉄筋30を掴持させる際に
は、図3に示すように、係入溝5(図1)から鉄筋30
を保持具本体3内に係入させ弾性片9a,9bに当接さ
せ、掛止片部7を案内片13に沿って、その案内片13
と保持具本体3との間隙内に嵌入する。この掛止片部7
の嵌入によって、掛止片部7の掛止突起7aが案内片1
3のストッパ15によって掛止されることとなり、その
結果として掛止片部7が掛止されることとなる。この掛
止において、掛止片部7を十分に案内片13の奥まで嵌
入させることによって、保持具本体3は、その略円筒状
の径を縮小することとなり、鉄筋30を十分に掴持する
ことができるようになっている。さらに、このような掴
持によって、弾性片9a,9bが弾性変形しつつ鉄筋3
0の表面に密着することとなる。そして、この弾性片9
a,9bの内側表面に設けられている圧着部材19a,
19b・・・が、同様に弾性変形して鉄筋30の表面を
圧着できるようになっているのである。従って、異形の
鉄筋30には、節部分31,32が設けられているが、
この節部分31,32を圧着部材19a,19b・・・
が避けるようにして鉄筋30の表面に当接することがで
きることとなる。仮に、圧着部材19a,19b・・・
の一部が節部分31,32に当接した場合であっても、
この圧着部材19a,19b・・・が圧縮変形して、他
のいずれかの圧着部材19が鉄筋30の表面に当接でき
るものである。なお、この掴持手段1による鉄筋30の
掴持を解除するためには、案内片13のストッパ15に
よる掛止片部7の掛止を解除させればよいのであり、そ
のためには、案内片13の先端に設けられている引き上
げ部17を引き上げることにより、ストッパ15を引き
上げることができて、掛止片部7の掛止を解除すること
ができる。
ように、一方の掴持手段1によって掴持される鉄筋30
と、他方の掴持手段2によって掴持される鉄筋40と
は、所定の角度で交差することとなり、換言すれば、所
定の角度で交差するように配置された鉄筋30,40
が、その交点における連結部分を保持できるのである。
そして、掴持手段1によって鉄筋30を掴持させる際に
は、図3に示すように、係入溝5(図1)から鉄筋30
を保持具本体3内に係入させ弾性片9a,9bに当接さ
せ、掛止片部7を案内片13に沿って、その案内片13
と保持具本体3との間隙内に嵌入する。この掛止片部7
の嵌入によって、掛止片部7の掛止突起7aが案内片1
3のストッパ15によって掛止されることとなり、その
結果として掛止片部7が掛止されることとなる。この掛
止において、掛止片部7を十分に案内片13の奥まで嵌
入させることによって、保持具本体3は、その略円筒状
の径を縮小することとなり、鉄筋30を十分に掴持する
ことができるようになっている。さらに、このような掴
持によって、弾性片9a,9bが弾性変形しつつ鉄筋3
0の表面に密着することとなる。そして、この弾性片9
a,9bの内側表面に設けられている圧着部材19a,
19b・・・が、同様に弾性変形して鉄筋30の表面を
圧着できるようになっているのである。従って、異形の
鉄筋30には、節部分31,32が設けられているが、
この節部分31,32を圧着部材19a,19b・・・
が避けるようにして鉄筋30の表面に当接することがで
きることとなる。仮に、圧着部材19a,19b・・・
の一部が節部分31,32に当接した場合であっても、
この圧着部材19a,19b・・・が圧縮変形して、他
のいずれかの圧着部材19が鉄筋30の表面に当接でき
るものである。なお、この掴持手段1による鉄筋30の
掴持を解除するためには、案内片13のストッパ15に
よる掛止片部7の掛止を解除させればよいのであり、そ
のためには、案内片13の先端に設けられている引き上
げ部17を引き上げることにより、ストッパ15を引き
上げることができて、掛止片部7の掛止を解除すること
ができる。
【0011】このように、水平方向と垂直方向とに配筋
された鉄筋が交差する部分を連結するためには、図4に
示すように、垂直方向に配筋されている鉄筋50の軸線
に沿って一方の保持具本体3の係入溝5を合わせ、この
係入溝5から鉄筋50を係入させるようにして保持具本
体3内の弾性片9を鉄筋50に当接させる。このように
して、鉄筋50を掴持手段1によって掴持させることに
よって、鉄筋50の軸線と円筒状のこの保持具本体3の
軸線とが一致させることができる。このとき、他方の保
持具本体4の軸線方向は、上記の鉄筋50と交差すべき
方向に一致している。従って、他方の保持具本体4の係
入溝6から水平方向の鉄筋60を係入させることによっ
て、当該鉄筋60を保持具本体4の軸線方向に把持させ
ることができ、この両鉄筋50,60を交差する状態で
連結できるのである。
された鉄筋が交差する部分を連結するためには、図4に
示すように、垂直方向に配筋されている鉄筋50の軸線
に沿って一方の保持具本体3の係入溝5を合わせ、この
係入溝5から鉄筋50を係入させるようにして保持具本
体3内の弾性片9を鉄筋50に当接させる。このように
して、鉄筋50を掴持手段1によって掴持させることに
よって、鉄筋50の軸線と円筒状のこの保持具本体3の
軸線とが一致させることができる。このとき、他方の保
持具本体4の軸線方向は、上記の鉄筋50と交差すべき
方向に一致している。従って、他方の保持具本体4の係
入溝6から水平方向の鉄筋60を係入させることによっ
て、当該鉄筋60を保持具本体4の軸線方向に把持させ
ることができ、この両鉄筋50,60を交差する状態で
連結できるのである。
【0012】なお、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々なる実施の態様を取り得ることは無論である。例え
ば、上記に示した実施形態では、垂直方向と水平方向と
で交差する場合についての使用のみ説明したが、水平面
内において直交する場合も使用でき、さらに、保持具本
体の軸線方向を異ならせることによって、直交以外の角
度に交差する鉄筋を連結できることは当然である。ま
た、このような連結具を使用することによって、例え
ば、垂直方向に複数の鉄筋を配筋し、この鉄筋のいずれ
とも交差するように水平方向に鉄筋を配筋する作業の場
合、垂直方向に配筋した鉄筋のうちの水平方向の鉄筋と
交差するであろう箇所に、掴持手段の一方の保持具本体
によって保持させ、この掴持手段を目印にして、水平方
向の鉄筋の位置を調節しつつ配筋し、他方の保持具本体
に保持させることによって、両鉄筋の交差箇所を連結で
きるのである。
々なる実施の態様を取り得ることは無論である。例え
ば、上記に示した実施形態では、垂直方向と水平方向と
で交差する場合についての使用のみ説明したが、水平面
内において直交する場合も使用でき、さらに、保持具本
体の軸線方向を異ならせることによって、直交以外の角
度に交差する鉄筋を連結できることは当然である。ま
た、このような連結具を使用することによって、例え
ば、垂直方向に複数の鉄筋を配筋し、この鉄筋のいずれ
とも交差するように水平方向に鉄筋を配筋する作業の場
合、垂直方向に配筋した鉄筋のうちの水平方向の鉄筋と
交差するであろう箇所に、掴持手段の一方の保持具本体
によって保持させ、この掴持手段を目印にして、水平方
向の鉄筋の位置を調節しつつ配筋し、他方の保持具本体
に保持させることによって、両鉄筋の交差箇所を連結で
きるのである。
【0013】
【実施例】上記の実施形態について、第一及び第二の保
持具本体を一体的に成形すること、及び、掛止片部と弾
性片とを有することから、全体を合成樹脂又はプラスチ
ックによって一体的に成形することによって、容易かつ
安価に製造でき、耐腐食性の優れた連結具を得ることが
できた。
持具本体を一体的に成形すること、及び、掛止片部と弾
性片とを有することから、全体を合成樹脂又はプラスチ
ックによって一体的に成形することによって、容易かつ
安価に製造でき、耐腐食性の優れた連結具を得ることが
できた。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明は、所定方向に連
続する第一の鉄筋と他の方向に連続する第二の鉄筋とが
交差する位置において両鉄筋の交点部分を連結しつつ保
持する鉄筋保持具であって、第一の鉄筋を掴持する第一
の掴持手段、及び、第二の鉄筋を掴持する第二の掴持手
段が一体的に構成されてなり、この両掴持手段のそれぞ
れに鉄筋を係入するための係入溝を設けるとともに、こ
の係入溝の両端辺間を連結するための連結部材を設け、
弾性変形可能な薄肉の弾性片を両掴持手段の内部表面に
分散して設けたことを特徴とする鉄筋の交点連結保持具
を要旨とするので、交差する方向に合わせた掴持手段が
鉄筋を保持し、鉄筋が交差する位置で両鉄筋を連結でき
るものであり、交差する一方の鉄筋に第一の掴持手段に
よって掴持させれば、第二の掴持手段は、必然的に他方
の鉄筋が交差するように掴持できる状態となるから、連
結作業を容易に行うことができるものである。また、掴
持手段の内部表面には弾性片が設けられているので、こ
の弾性片が変形しつつ鉄筋に当接し、鉄筋の径の大小に
かかわらず掴持手段による掴持の状態をほぼ均一にする
ことができる。そして、連結部材によって、係入溝の両
端辺間を連結させることにより掴持させるので、この連
結部材が連結できる範囲内であれば、鉄筋の大きさを問
わずに掴持できることとなる。
続する第一の鉄筋と他の方向に連続する第二の鉄筋とが
交差する位置において両鉄筋の交点部分を連結しつつ保
持する鉄筋保持具であって、第一の鉄筋を掴持する第一
の掴持手段、及び、第二の鉄筋を掴持する第二の掴持手
段が一体的に構成されてなり、この両掴持手段のそれぞ
れに鉄筋を係入するための係入溝を設けるとともに、こ
の係入溝の両端辺間を連結するための連結部材を設け、
弾性変形可能な薄肉の弾性片を両掴持手段の内部表面に
分散して設けたことを特徴とする鉄筋の交点連結保持具
を要旨とするので、交差する方向に合わせた掴持手段が
鉄筋を保持し、鉄筋が交差する位置で両鉄筋を連結でき
るものであり、交差する一方の鉄筋に第一の掴持手段に
よって掴持させれば、第二の掴持手段は、必然的に他方
の鉄筋が交差するように掴持できる状態となるから、連
結作業を容易に行うことができるものである。また、掴
持手段の内部表面には弾性片が設けられているので、こ
の弾性片が変形しつつ鉄筋に当接し、鉄筋の径の大小に
かかわらず掴持手段による掴持の状態をほぼ均一にする
ことができる。そして、連結部材によって、係入溝の両
端辺間を連結させることにより掴持させるので、この連
結部材が連結できる範囲内であれば、鉄筋の大きさを問
わずに掴持できることとなる。
【0015】また、前記連結部材が、複数の掛止突起を
有する掛止部と、この掛止突起により掛けられるストッ
パとからなる連結部材であれば、掛止部をストッパに掛
けることによって、係入溝の両端辺間を容易に連結でき
ることとなるとともに、複数の掛止突起を有するため、
掛止の状態が自由に選択でき、鉄筋の大きさに対応して
掛止させることができる。
有する掛止部と、この掛止突起により掛けられるストッ
パとからなる連結部材であれば、掛止部をストッパに掛
けることによって、係入溝の両端辺間を容易に連結でき
ることとなるとともに、複数の掛止突起を有するため、
掛止の状態が自由に選択でき、鉄筋の大きさに対応して
掛止させることができる。
【0016】そして、前記弾性片の表面に、複数の微細
な圧着突部を設ければ、鉄筋表面が節状になっている異
形鉄筋においても、その表面に掴持手段の内側を当接す
ることができる。また、前記弾性片を、断面円弧状の薄
肉に構成し、凸状表面の一部を掴持手段の内部表面に連
続させることにより、弾性片が容易に変形できるように
なるとともに、弾性片が鉄筋表面の形状に近似すること
から、掴持の際の弾性変形を僅少にすることができ、弾
性片の破損などを未然に防止することができる。また、
合成樹脂又はプラスチックにより全体を一体的に成形し
てなることにより、製造コストを低下させることができ
る。
な圧着突部を設ければ、鉄筋表面が節状になっている異
形鉄筋においても、その表面に掴持手段の内側を当接す
ることができる。また、前記弾性片を、断面円弧状の薄
肉に構成し、凸状表面の一部を掴持手段の内部表面に連
続させることにより、弾性片が容易に変形できるように
なるとともに、弾性片が鉄筋表面の形状に近似すること
から、掴持の際の弾性変形を僅少にすることができ、弾
性片の破損などを未然に防止することができる。また、
合成樹脂又はプラスチックにより全体を一体的に成形し
てなることにより、製造コストを低下させることができ
る。
【0017】さらに、本発明は、所定方向に連続する第
一の鉄筋と他の方向に連続する第二の鉄筋とが交差する
位置において両鉄筋の交点部分を連結しつつ保持する鉄
筋保持具であって、第一の鉄筋を掴持する第一の掴持手
段、及び、第二の鉄筋を掴持する第二の掴持手段が一体
的に構成されてなり、この両掴持手段のそれぞれが、略
円筒状の保持具本体と、この保持具本体の表面を軸線方
向に沿って切断して設けられた係入溝と、この係入溝の
一方端縁から他方端縁に向けて突設された掛止片部と、
この掛止片部表面に設けられた複数の掛止突起と、係入
溝の他端縁において掛止片部を案内する案内片部と、こ
の案内片部の先端に設けられて掛止突起が掛けられるス
トッパと、上記保持具本体の内部表面に分散して設けら
れた弾性変形可能な薄肉の弾性片と、この弾性片の内側
表面に設けられた複数の微細な圧着突部とを備えてなる
ことを特徴とする鉄筋の交点連結保持具をも要旨とする
ので、鉄筋を掴持する場合には、当該鉄筋を係入溝に沿
って保持具本体内に係入させ、案内片部によって案内さ
れつつ掛止片部をストッパに掛止させればよく、極めて
容易かつ迅速に行えるものである。従って、鉄筋が交差
する交点において連結作業をする際に、一方の鉄筋を第
一の掴持手段によって掴持させ、他方の鉄筋を第二の掴
持手段によって掴持させるだけでよいので、熟練や経験
を要さず簡単に安定した状態の連結作業を行えるのであ
る。
一の鉄筋と他の方向に連続する第二の鉄筋とが交差する
位置において両鉄筋の交点部分を連結しつつ保持する鉄
筋保持具であって、第一の鉄筋を掴持する第一の掴持手
段、及び、第二の鉄筋を掴持する第二の掴持手段が一体
的に構成されてなり、この両掴持手段のそれぞれが、略
円筒状の保持具本体と、この保持具本体の表面を軸線方
向に沿って切断して設けられた係入溝と、この係入溝の
一方端縁から他方端縁に向けて突設された掛止片部と、
この掛止片部表面に設けられた複数の掛止突起と、係入
溝の他端縁において掛止片部を案内する案内片部と、こ
の案内片部の先端に設けられて掛止突起が掛けられるス
トッパと、上記保持具本体の内部表面に分散して設けら
れた弾性変形可能な薄肉の弾性片と、この弾性片の内側
表面に設けられた複数の微細な圧着突部とを備えてなる
ことを特徴とする鉄筋の交点連結保持具をも要旨とする
ので、鉄筋を掴持する場合には、当該鉄筋を係入溝に沿
って保持具本体内に係入させ、案内片部によって案内さ
れつつ掛止片部をストッパに掛止させればよく、極めて
容易かつ迅速に行えるものである。従って、鉄筋が交差
する交点において連結作業をする際に、一方の鉄筋を第
一の掴持手段によって掴持させ、他方の鉄筋を第二の掴
持手段によって掴持させるだけでよいので、熟練や経験
を要さず簡単に安定した状態の連結作業を行えるのであ
る。
【図1】実施の形態の斜視図である。
【図2】鉄筋の交点連結の状態を示す説明図である。
【図3】鉄筋の交点連結の状態を示す説明図である。
【図4】使用の態様を示す説明図である。
1,2 掴持体 3,4 保持具本体 5,6 係入溝 5a,5b,6a,6b 係入溝端縁 7a,7b,8a,8b 掛止片部 9a,9b,10a,10b 弾性片 13,14 案内片 15,16 ストッパ 17,18 引き上げ部 19a,19b,19c 圧着部材 30,40,50,60 鉄筋
Claims (8)
- 【請求項1】 所定方向に連続する第一の鉄筋と他の方
向に連続する第二の鉄筋とが交差する位置において両鉄
筋の交点部分を連結しつつ保持する鉄筋保持具であっ
て、第一の鉄筋を掴持する第一の掴持手段、及び、第二
の鉄筋を掴持する第二の掴持手段が一体的に構成されて
なり、この両掴持手段のそれぞれに鉄筋を係入するため
の係入溝を設けるとともに、この係入溝の両端辺間を連
結するための連結部材を設け、弾性変形可能な薄肉の弾
性片を両掴持手段の内部表面に分散して設けたことを特
徴とする鉄筋の交点連結保持具。 - 【請求項2】 前記連結部材が、複数の掛止突起を有す
る掛止部と、この掛止突起により掛けられるストッパと
からなる連結部材である請求項1記載の鉄筋の交点連結
保持具。 - 【請求項3】 前記弾性片の表面に、複数の微細な圧着
突部を設けてなる請求項1又は2記載の鉄筋の交点連結
保持具。 - 【請求項4】 前記弾性片を、断面円弧状の薄肉に構成
し、凸状表面の一部を掴持手段の内部表面に連続させて
なる請求項1ないし3のいずれかに記載の鉄筋の交点連
結保持具。 - 【請求項5】 合成樹脂又はプラスチックにより全体を
一体的に成形してなる請求項1ないし4のいずれかに記
載の鉄筋の交点連結保持具。 - 【請求項6】 所定方向に連続する第一の鉄筋と他の方
向に連続する第二の鉄筋とが交差する位置において両鉄
筋の交点部分を連結しつつ保持する鉄筋保持具であっ
て、第一の鉄筋を掴持する第一の掴持手段、及び、第二
の鉄筋を掴持する第二の掴持手段が一体的に構成されて
なり、この両掴持手段のそれぞれが、略円筒状の保持具
本体と、この保持具本体の表面を軸線方向に沿って切断
して設けられた係入溝と、この係入溝の一方端縁から他
方端縁に向けて突設された掛止片部と、この掛止片部表
面に設けられた複数の掛止突起と、係入溝の他端縁にお
いて掛止片部を案内する案内片部と、この案内片部の先
端に設けられて掛止突起が掛けられるストッパと、上記
保持具本体の内部表面に分散して設けられた弾性変形可
能な薄肉の弾性片と、この弾性片の内側表面に設けられ
た複数の微細な圧着突部とを備えてなることを特徴とす
る鉄筋の交点連結保持具。 - 【請求項7】 前記弾性片が、保持具本体を構成する略
円筒状の断面略円形の径よりも小径の円弧状断面を有
し、かつ、該弾性片の凸部状表面の一部が、掴持手段の
内部表面に連続してなる請求項6記載の鉄筋の交点連結
保持具。 - 【請求項8】 合成樹脂又はプラスチックにより全体を
一体的に成形してなる請求項5又6記載の鉄筋の交点連
結保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32744395A JPH09165876A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 鉄筋の交点連結保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32744395A JPH09165876A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 鉄筋の交点連結保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09165876A true JPH09165876A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18199233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32744395A Pending JPH09165876A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 鉄筋の交点連結保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09165876A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200460029Y1 (ko) * | 2011-07-19 | 2012-04-27 | 양재영 | 콘크리트 도상의 철근간격 유지용 절연장치 |
KR101415360B1 (ko) * | 2012-07-12 | 2014-07-07 | 신상덕 | 철도용 고정 선로에 사용되는 철근의 절연 고정구 |
CN111502114A (zh) * | 2020-04-28 | 2020-08-07 | 无锡锡晟建设有限公司 | 一种装配式绿色建筑拼接板 |
-
1995
- 1995-12-15 JP JP32744395A patent/JPH09165876A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200460029Y1 (ko) * | 2011-07-19 | 2012-04-27 | 양재영 | 콘크리트 도상의 철근간격 유지용 절연장치 |
KR101415360B1 (ko) * | 2012-07-12 | 2014-07-07 | 신상덕 | 철도용 고정 선로에 사용되는 철근의 절연 고정구 |
CN111502114A (zh) * | 2020-04-28 | 2020-08-07 | 无锡锡晟建设有限公司 | 一种装配式绿色建筑拼接板 |
CN111502114B (zh) * | 2020-04-28 | 2022-02-22 | 无锡锡晟建设有限公司 | 一种装配式绿色建筑拼接板 |
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