JPH09165778A - バックホウ - Google Patents

バックホウ

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JPH09165778A
JPH09165778A JP27028796A JP27028796A JPH09165778A JP H09165778 A JPH09165778 A JP H09165778A JP 27028796 A JP27028796 A JP 27028796A JP 27028796 A JP27028796 A JP 27028796A JP H09165778 A JPH09165778 A JP H09165778A
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JP
Japan
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swivel base
crawler traveling
right crawler
edge portion
base
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JP27028796A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Matsumoto
壽之 松本
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 旋回台を90度旋回した横向き姿勢時でも、
旋回台の円弧状後縁部又は旋回台の全長が左右クローラ
走行装置の外側端から突出せず、旋回台が作業中に旋回
する場合でも、クローラ走行装置を構造物等へより近接
でき、狭所作業性を向上できるようにする。 【解決手段】 左右クローラ走行装置5を有する走行機
台4に旋回台1を旋回自在に設け、この旋回台1の前部
に掘削作業装置Aを設け、旋回台1に前向き姿勢時に前
後方向に沿う左右側縁部20L、20Rを形成しかつこ
の側縁部20L、20Rを左右クローラ走行装置5の外
側端21から左右外方に非突出状態とし、旋回台1の後
縁部22を円弧状に形成しかつ90度旋回した横向き姿
勢時に後縁部22を左右クローラ走行装置5の外側端2
1から非突出状態に位置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、旋回台の後部の旋
回半径を小さくしたバックホウに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術のバックホウにおいては、図6
に示すように、左右クローラ走行装置5’を有する走行
機台に旋回台1’を旋回自在に支持し、この旋回台1’
の前部における左右中間部に掘削作業装置A’を連結
し、その掘削作業装置A’の後方に操縦席2’を配設
し、前記旋回台1’の後部にエンジン3’を搭載してあ
り、エンジン3’を、その出力軸芯P’が旋回台1’の
左右方向に沿う状態で搭載してあるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のバックホウで
は、近年、旋回台1’の後部の旋回半径を小さくするこ
とで、狭い場所での作業性を高めることが求められてい
るが、上述した一般的な旋回台構造においては、旋回台
1’は前向き姿勢時において図6のように、後部が左右
クローラ走行装置5’の後部よりも大きく突出してお
り、この旋回台1’を90度旋回して横向き姿勢にする
と、後部が左右クローラ走行装置5’の左右外側端より
も大きく突出するようになっている。
【0004】すなわち、旋回台1’は前後方向長さが長
く、旋回半径は左右クローラ走行装置5’の前後端及び
左右外側端よりも大きく突出する形状となっており、左
右クローラ走行装置5’と略同一幅の狭い所では、侵入
しても構造物等が障害になって旋回台1’が旋回し得
ず、掘削作業をすることが困難になっている。本発明の
目的は、旋回台を90度旋回した横向き姿勢時でも、旋
回台の円弧状後縁部又は旋回台の全長が左右クローラ走
行装置の外側端から突出せず、旋回台が作業中に旋回す
る場合でも、クローラ走行装置を構造物等へより近接で
き、狭所作業性を向上できるようにしたバックホウを提
供することである。
【0005】本発明の他の目的は、旋回台を90度旋回
した横向き姿勢時でも、掘削作業装置の枢支部を含む旋
回台の全長を左右クローラ走行装置内に略収めて非突出
状態にし、前後部が共に構造物等へより近接でき、狭所
作業性を向上でき、安定性を良好にできるようにしたバ
ックホウを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、左右クローラ走行装置5
を有する走行機台4に旋回台1を旋回自在に設け、この
旋回台1の前部に掘削作業装置Aを設け、旋回台1に前
向き姿勢時に前後方向に沿う左右側縁部20L、20R
を形成しかつこの側縁部20L、20Rを左右クローラ
走行装置5の外側端21から左右外方に非突出状態と
し、旋回台1の後縁部22を円弧形状に形成しかつ90
度旋回した横向き姿勢時に後縁部22を左右クローラ走
行装置5の外側端21から非突出状態に位置させている
ことである。
【0007】これによって、旋回台1を横向き姿勢にし
ても、旋回台1の後縁部22は左右クローラ走行装置5
の外側端21から突出することがなく、旋回台1が作業
中に旋回する場合でも、左右クローラ走行装置5を構造
物等へより近づけられる。本発明における課題解決のた
めの第2の具体的手段は、左右クローラ走行装置5を有
する走行機台4に旋回台1を旋回自在に設け、この旋回
台1を平面視において前向き姿勢時に前後方向に沿う左
右側縁部20L、20Rを有する略多角形状に形成しか
つその後縁部22を円弧形状に形成し、旋回台1の前部
に掘削作業装置Aを設け、旋回台1の円弧状後縁部22
の最後端を、旋回台1を90度旋回した横向き姿勢時
に、クローラ走行装置5の外側端21と略一致させてい
ることである。
【0008】これによって、旋回台1を横向き姿勢にし
ても、旋回台1の後縁部22の最後端は左右クローラ走
行装置5の外側端21から突出することがなく、旋回台
1が作業中に旋回する場合でも、左右クローラ走行装置
5を構造物等へより近づけられる。本発明における課題
解決のための第3の具体的手段は、左右クローラ走行装
置5を有する走行機台4に旋回台1を旋回自在に設け、
この旋回台1を平面視において前向き姿勢時に前後方向
に沿う左右側縁部20L、20Rを有する略多角形状に
形成しかつその後縁部22を円弧形状に形成し、旋回台
1の前部に掘削作業装置Aを設け、旋回台1の前縁部2
3から円弧状後縁部22までの範囲を、旋回台1を90
度旋回した横向き姿勢時に、左右クローラ走行装置5の
外側端21間の範囲内に略収めていることである。
【0009】これによって、旋回台1を横向き姿勢にし
ても、旋回台1の前縁部23から円弧状後縁部22まで
が左右クローラ走行装置5の外側端21から突出するこ
とがなく、旋回台1が作業中に旋回する場合でも、左右
両クローラ走行装置5を構造物等へより近づけられる。
本発明における課題解決のための第4の具体的手段は、
左右クローラ走行装置5を有する走行機台4に旋回台1
を旋回自在に設け、この旋回台1の前部に枢支部25を
介して左右揺動自在に掘削作業装置Aを設け、旋回台1
に前向き姿勢時に前後方向に沿う左右側縁部20L、2
0Rを形成しかつこの側縁部20L、20Rを左右クロ
ーラ走行装置5の外側端21から左右外方に非突出状態
とし、旋回台1の後縁部22を円弧形状に形成し、旋回
台1を90度旋回した横向き姿勢時に、前記後縁部22
を左右クローラ走行装置5の外側端21から非突出状態
に位置させ、かつ枢支部25を左右クローラ走行装置5
の外側端21から非突出状態としていることである。
【0010】これによって、旋回台1を横向き姿勢にし
ても、旋回台1の前部も後端部も左右クローラ走行装置
5の外側端21から突出することがなく、旋回台1が作
業中に旋回する場合でも、左右クローラ走行装置5を構
造物等へより近づけられる。本発明における課題解決の
ための第5の具体的手段は、左右クローラ走行装置5を
有する走行機台4に旋回台1を旋回自在に設け、この旋
回台1を平面視において前向き姿勢時に前後方向に沿う
左右側縁部20L、20Rを有する略多角形状に形成し
かつその後縁部22を円弧形状に形成し、旋回台1の前
部に枢支部25を介して左右揺動自在に掘削作業装置A
を設け、旋回台1を90度旋回した横向き姿勢時に、旋
回台1の円弧状後縁部22の最外端をクローラ走行装置
5の外側端21と略一致させ、前記枢支部25をクロー
ラ走行装置5の外側端21より内側に位置させているこ
とである。
【0011】これによって、旋回台1を横向き姿勢にし
ても、旋回台1の前部も後縁部22の最外端も左右クロ
ーラ走行装置5の外側端21から突出することがなく、
旋回台1が作業中に旋回する場合でも、左右クローラ走
行装置5を構造物等へより近づけられる。本発明におけ
る課題解決のための第6の具体的手段は、左右クローラ
走行装置5を有する走行機台4に旋回台1を旋回自在に
設け、この旋回台1を平面視において前向き姿勢時に前
後方向に沿う左右側縁部20L、20Rを有する略多角
形状に形成しかつその後縁部22を円弧形状に形成し、
旋回台1の前部に枢支部25を介して左右揺動自在に掘
削作業装置Aを設け、旋回台1を90度旋回した横向き
姿勢時に、枢支部25から旋回台1の円弧状後縁部22
までの範囲を左右クローラ走行装置5の外側端21間の
範囲内に略収めていることである。
【0012】これによって、旋回台1を横向き姿勢にし
ても、掘削作業装置Aの枢支部25から円弧状後縁部2
2までの旋回台1の略全長が左右クローラ走行装置5内
に略収まり、旋回台1が作業中に旋回する場合でも、左
右クローラ走行装置5を構造物等へより近づられる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1、2に示すように、旋回台1
の前部における左右中間部に掘削作業装置Aを連結し、
その掘削作業装置Aの後方に操縦席2を配設するととも
に、旋回台1の後部にエンジン3を搭載してバックホウ
を構成してある。なお、4は走行機台、5はクローラ走
行装置である。
【0014】前記掘削作業装置Aは、ブーム6、アーム
7、バケット8を備えて構成してあり、さらに、ブーム
6は格納状態において、図2に示すように、後傾姿勢と
なって、バケット8を内方に抱え込むように構成してあ
る。掘削作業装置Aのアーム7は、図4に示すように、
断面U字形の主フレーム7Aとその開放側を閉塞する補
助フレーム7Bとを熔接してなり、その補助フレーム7
Bの両端縁部分7aをその全長にわたってバケット8側
に折曲形成してあり、バケット8とアーム7とで材木や
大きな石等を抱き込んで保持する場合に、アーム7の曲
がりを防止するとともに、保持した材木等に対するすべ
り止めとなるように構成してある。
【0015】図5に示すように、アーム7の主フレーム
7Aの3方の面それぞれに、アーム7全長にわたってリ
ブ7bを膨出形成してアーム7の強度をより高めるよう
にしてもよい。図1、2に示すように、上記掘削作業装
置A後方の旋回台1上において、エンジン3を、その出
力軸芯Pが旋回台1前後方向に沿う状態に配設するとと
もに、そのエンジン3の後方にラジエータ9を配設して
ある。
【0016】このラジエータ9は押出式で、機体前方か
らエンジン3を経て吸い込んだ空気を後方に吐出するこ
とで、操縦席2周りの温度上昇を回避するとともにその
吸込みに伴なって掘削作業装置A用の旋回台1前部に配
置のバルブ類10をも冷却できるように構成してある。
また、図2に示すように、上述のようにエンジン3を前
後向きに配設してラジエータ9をその後方に位置させた
ことを利用して、その反対側の比較的嵩の低い出力軸の
端部とそれに付設の掘削作業装置A用のポンプ類11
を、操縦席2の下方に入り込ませてあり、旋回台1にお
ける、前後方向での諸機器のための設置必要長さを小さ
くして旋回半径の短小化、ひいては、図3に示すよう
に、旋回時に旋回台1がクローラ走行装置5の側方に突
出することをなくして、狭隘地での作業性の向上を図っ
てある。
【0017】また、図1に示すように、エンジン3の左
右には、そのエンジン3を縦置きしたことによって比較
的場所的な余裕ができたことを利用して、旋回台1の前
後長さを増大することなく、大容量の燃料タンク12と
作動油タンク13とを振分け配設してある。すなわち、
エンジン3は全て一様に嵩高いのではなく特に出力軸芯
Pに沿って嵩が変化することを鑑み、エンジン3をその
出力軸芯Pが旋回台1の前後方向に沿う状態に配設し、
エンジン3の後方にラジエータ9を配設することで、比
較的嵩高のラジエータ9とそれに引続くエンジン3中央
部の嵩高部分を除いた、出力軸端部及びそれに付設のポ
ンプ部分といった比較的嵩の低い部分を操縦席2下方に
入り込ませることを可能にして、旋回台1の前後方向の
長さを少しでも短くできるようにするとともに、いわば
縦置きにしたエンジン3の左右の比較的余裕のできた部
分に燃料タンク12と作動油タンク13とを振り分け配
置することで、旋回台1の前後方向での設置領域を増大
することなく、比較的大容量の両タンクをコンパクトに
旋回台1に搭載することを可能にしてある。
【0018】これによって、エンジン3の一部を操縦席
2の下方に入り込ませて旋回台1の前後方向の寸法を短
くしながらも、タンク類の搭載のために支障を来するこ
とを回避でき、全体として、旋回台1の旋回半径をより
一層小さくして狭隘地での作業性向上を図れるようにし
ている。前記バックホウを図1〜3に基づいてさらに詳
細に説明する。
【0019】左右クローラ走行装置5を有する走行機台
4に旋回台1を旋回自在に設け、この旋回台1の前部に
枢支部25を介して左右揺動自在に掘削作業装置Aを設
けている。旋回台1は左右に互いに略平行な側縁部20
L、20Rを形成しており、この側縁部20L、20R
は図2の前向き姿勢時に前後方向に沿いかつ左右クロー
ラ走行装置5の外側端21から左右外方に突出していな
い状態(非突出状態)となっている。前記側縁部20
L、20Rが構造物等(建築物、壁、土手、その他)と
なす角度によって、操縦者は操縦席2上から旋回台1の
旋回姿勢を視認できる。
【0020】旋回台1は後部の後縁部22を円弧形状に
形成し、旋回台1を前向き姿勢から90度旋回した図3
の横向き姿勢時に、前記後縁部22を左右クローラ走行
装置5の外側端21から非突出状態(図3では、旋回台
1の円弧状後縁部22の最外端をクローラ走行装置5の
外側端21と略一致した状態に図示している。)に位置
させている。前記後縁部22が左右クローラ走行装置5
の外側端21から突出しないことにより、90度旋回し
た横向き姿勢時に、クローラ走行装置5を構造物等へよ
り近接でき、狭所作業性を向上できる。
【0021】旋回台1の前縁部23に支持ブラケット3
3を固着し、この支持ブラケット33に縦軸34を介し
て揺動ブラケット35を揺動自在に支持し、揺動ブラケ
ット35にブーム6の基部及びブーム6を昇降するブー
ムシリンダ36の基部とを枢支するとともに揺動シリン
ダ37を連結しており、前記支持ブラケット33、縦軸
34及び揺動ブラケット35等によって枢支部25が形
成され、図3では、支持ブラケット33だけでなく揺動
ブラケット35も、クローラ走行装置5の外側端21か
ら突出しない位置となっている。
【0022】また、旋回台1を横向き姿勢にしたとき、
枢支部25も左右クローラ走行装置5の外側端21から
左右外方に非突出状態となる。前記旋回台1は、平面視
において、後縁部22が円弧形状であるが、左右に互い
に略平行でかつ前後方向に沿う側縁部20L、20Rを
有する略多角形状になっており、横向き姿勢時に枢支部
25がクローラ走行装置5の外側端21より内側に位置
している。
【0023】これによって、前縁部23はもとより、枢
支部25から円弧状後縁部22までの旋回台1の略全長
を、左右クローラ走行装置5の外側端21間の範囲内に
略収められ、左右クローラ走行装置5が共に構造物等へ
より近接でき、狭所作業性を向上でき、前後バランスが
よく、安定性を良好にできる。図1の前向き姿勢時の旋
回台1とクローラ走行装置5との関係を見ると、旋回台
1の側縁部20L、20Rは、左右各クローラ走行装置
5の幅27の中央より内方に位置しており、旋回台1の
左右側縁部20L、20Rと左右クローラ走行装置5の
外側端21との間の左右クローラ走行装置5上には前後
方向及び上方向に開放された空間26を形成している。
【0024】旋回台1上に搭載されたエンジン3及び燃
料タンク12及び作動油タンク13等はカバー28で包
囲されている。このカバー28の左右各側面と後面とは
旋回台1の左右各側縁部20及び後縁部22とそれぞれ
略面一になっていて、前向き姿勢時の旋回台1の左右側
縁部20L、20Rとともに前記空間26を形成するよ
うになっている。
【0025】この左右の空間26は前側で、カバー28
及び操縦席2より前側の旋回台1の上面に形成したステ
ップ面29と通じている。前記左右空間26が存在する
ことにより、例えば、旋回台1を前向き姿勢にしてクロ
ーラ走行装置5と構造物等との間を作業者が歩くとき、
作業者の上体は側縁部20L、20R及びカバー28の
側面の高さに対応し、広い空間によって歩行が容易にな
り、また、操縦者がステップ面29から降りて旋回台1
の外側方を通行して、バックホウの後方へ行くことも可
能になり、狭所での作業性が向上される。
【0026】また、カバー28の側面が旋回台1の側縁
部20と面一であることは、旋回台1を前向き姿勢にし
たとき前後方向に沿う状態となり、しかも側縁部20よ
り上位にあることにより、側縁部20よりも旋回台1の
旋回姿勢視認機能を発揮することができる。前記掘削作
業装置Aはブーム6の基部が旋回台1の前部の左右中間
部に枢支部25を介して左右揺動自在に設けられている
が、ブーム6は旋回台1の左右方向中心にはなく、右側
にずらされており、これに対して操縦席2及び操縦レバ
ー群31の左右方向中心は旋回台1の左右方向中心に対
して左側にずらされ、ブーム6の左側面と操縦席2及び
操縦レバー群31の右側部とが左右方向に近接配置して
いる。
【0027】図2の2点鎖線の状態からブーム6を持ち
上げていくと、ブーム6は旋回台1の上側まで移動しか
つ後傾斜状態(図2の実線状態)になるが、そのとき操
縦レバー群31とは干渉せず、操縦者の側方の操縦にも
問題にならない状態となり、逆にこれにより、操縦レバ
ー群31を旋回台1の前部に可及的に近づけて配置する
ことができ、操縦席2も従来技術に比して前側位置に配
置でき、旋回台1の前後長さを可及的に短くできること
になる。
【0028】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、旋回台1
は左右側縁部20L、20Rによる旋回姿勢視認性を維
持した上で、90度旋回した横向き姿勢時に、後縁部2
2、後縁部22の最後端等が左右クローラ走行装置5の
外側端21から突出することがなく、また旋回台1の略
全長が左右クローラ走行装置5内に略収まり、旋回台1
が作業中に旋回する場合でも、クローラ走行装置5を構
造物等へより近接でき、狭所作業性を向上できる。
【0029】また、旋回台1の枢支部25から後縁部2
2までの全長が左右クローラ走行装置5内に略収まり、
旋回台1が作業中に旋回する場合でも、クローラ走行装
置5を構造物等へより近接でき、狭所作業性を向上で
き、安定性を良好にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す前向き姿勢時の一部
切欠平面図である。
【図2】同一部切欠側面図である。
【図3】横向き姿勢時の正面図である。
【図4】アームの断面図である。
【図5】アームの別実施の形態を示す断面図である。
【図6】従来技術を示す平面図である。
【符号の説明】
1 旋回台 2 操縦席 3 エンジン 4 走行機台 5 クローラ走行装置 6 ブーム 9 ラジエータ 12 燃料タンク 13 作動油タンク 20 側縁部 21 外側端 22 後縁部 23 前縁部 25 枢支部 26 空間 27 幅 28 カバー 29 ステップ面 31 操縦レバー群

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右クローラ走行装置(5)を有する走
    行機台(4)に旋回台(1)を旋回自在に設け、この旋
    回台(1)の前部に掘削作業装置(A)を設け、旋回台
    (1)に前向き姿勢時に前後方向に沿う左右側縁部(2
    0L、20R)を形成しかつこの側縁部(20L、20
    R)を左右クローラ走行装置(5)の外側端(21)か
    ら左右外方に非突出状態とし、旋回台(1)の後縁部
    (22)を円弧形状に形成しかつ90度旋回した横向き
    姿勢時に後縁部(22)を左右クローラ走行装置(5)
    の外側端(21)から非突出状態に位置させていること
    を特徴とするバックホウ。
  2. 【請求項2】 左右クローラ走行装置(5)を有する走
    行機台(4)に旋回台(1)を旋回自在に設け、この旋
    回台(1)を平面視において前向き姿勢時に前後方向に
    沿う左右側縁部(20L、20R)を有する略多角形状
    に形成しかつその後縁部(22)を円弧形状に形成し、
    旋回台(1)の前部に掘削作業装置(A)を設け、旋回
    台(1)の円弧状後縁部(22)の最後端を、旋回台
    (1)を90度旋回した横向き姿勢時に、クローラ走行
    装置(5)の外側端(21)と略一致させていることを
    特徴とするバックホウ。
  3. 【請求項3】 左右クローラ走行装置(5)を有する走
    行機台(4)に旋回台(1)を旋回自在に設け、この旋
    回台(1)を平面視において前向き姿勢時に前後方向に
    沿う左右側縁部(20L、20R)を有する略多角形状
    に形成しかつその後縁部(22)を円弧形状に形成し、
    旋回台(1)の前部に掘削作業装置(A)を設け、旋回
    台(1)の前縁部(23)から円弧状後縁部(22)ま
    での範囲を、旋回台(1)を90度旋回した横向き姿勢
    時に、左右クローラ走行装置(5)の外側端(21)間
    の範囲内に略収めていることを特徴とするバックホウ。
  4. 【請求項4】 左右クローラ走行装置(5)を有する走
    行機台(4)に旋回台(1)を旋回自在に設け、この旋
    回台(1)の前部に枢支部(25)を介して左右揺動自
    在に掘削作業装置(A)を設け、旋回台(1)に前向き
    姿勢時に前後方向に沿う左右側縁部(20L、20R)
    を形成しかつこの側縁部(20L、20R)を左右クロ
    ーラ走行装置(5)の外側端(21)から左右外方に非
    突出状態とし、旋回台(1)の後縁部(22)を円弧形
    状に形成し、旋回台(1)を90度旋回した横向き姿勢
    時に、前記後縁部(22)を左右クローラ走行装置
    (5)の外側端(21)から非突出状態に位置させ、か
    つ枢支部(25)を左右クローラ走行装置(5)の外側
    端(21)から非突出状態としていることを特徴とする
    バックホウ。
  5. 【請求項5】 左右クローラ走行装置(5)を有する走
    行機台(4)に旋回台(1)を旋回自在に設け、この旋
    回台(1)を平面視において前向き姿勢時に前後方向に
    沿う左右側縁部(20L、20R)を有する略多角形状
    に形成しかつその後縁部(22)を円弧形状に形成し、
    旋回台(1)の前部に枢支部(25)を介して左右揺動
    自在に掘削作業装置(A)を設け、旋回台(1)を90
    度旋回した横向き姿勢時に、旋回台(1)の円弧状後縁
    部(22)の最外端をクローラ走行装置(5)の外側端
    (21)と略一致させ、前記枢支部(25)をクローラ
    走行装置(5)の外側端(21)より内側に位置させて
    いることを特徴とするバックホウ。
  6. 【請求項6】 左右クローラ走行装置(5)を有する走
    行機台(4)に旋回台(1)を旋回自在に設け、この旋
    回台(1)を平面視において前向き姿勢時に前後方向に
    沿う左右側縁部(20L、20R)を有する略多角形状
    に形成しかつその後縁部(22)を円弧形状に形成し、
    旋回台(1)の前部に枢支部(25)を介して左右揺動
    自在に掘削作業装置(A)を設け、旋回台(1)を90
    度旋回した横向き姿勢時に、枢支部(25)から旋回台
    (1)の円弧状後縁部(22)までの範囲を左右クロー
    ラ走行装置(5)の外側端(21)間の範囲内に略収め
    ていることを特徴とするバックホウ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100497451B1 (ko) * 2002-02-15 2005-06-23 가부시끼 가이샤 구보다 소형 선회 작업기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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