JPH09165325A - トリコリンシトレートを含有する化粧品組成物 - Google Patents
トリコリンシトレートを含有する化粧品組成物Info
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Abstract
する化粧品組成物。 【効果】 ケラチノサイトの成長を刺激し、ケラチノサ
イト分化を阻害せず、またケラチノサイト中のリン脂質
レベルを増大する。かくして、改善された状態調整、改
善された若々しい外観、潤い付与並びに光損傷皮膚の外
観の改善を与える。
Description
および状態調整のための並びにヒトの皮膚に対するUV
光の損傷作用を低減するためのヒトの皮膚への局所施用
に適した、効果量のトリコリンシトレートを含有する組
成物に関する。
シトレート(以後、“TCC”)は、クエン酸と3個の
コリン分子とのエステルである。
ある。ヒドロキシ酸が皮膚の過角質化疾患の処置のため
に効果があるというヴァン・スコット等の発見(「“α
−ヒドロキシ酸および関連化合物での角質化の制御”,
アーク・ダーマトル(Arch. Dermato
l.),第110巻,1974年10月号,第586〜
590頁」)以来、数種のヒドロキシ酸および関連化合
物が皮膚科学的製剤および化粧用製剤において広範に用
いられてきた。ヒドロキシ酸の報告された化粧的性質
は、改善された皮膚のキメ、改善された皮膚の艶および
堅牢性、低減されたシワ化並びに低減された色素沈着を
含む。例えば、「ベラーデスカ等,“AHAの作用メカ
ニズム”,コスメチックス・アンド・トイレトリーズ
(Cosmetics & Toiletries),
第110巻,1995年6月号,第30〜31頁」参
照。
トリエステルが、抗老化およびUV保護の効果を有する
と主張されている。例えば、ナトラジ等の米国特許第
5,244,665号参照。クエン酸のトリエチルおよ
びトリブチルエステルが、光保護作用に加えて、光損傷
されたおよび/または色素過剰症の皮膚の処置において
並びに老化過程を減速させることにおいて効果があると
示されている。しかしながら、皮膚処置用組成物におけ
る使用について、TCCの使用は教示または示唆されて
いない。ナトラジ等がTCCもしくはいかなる窒素また
はアミン含有のシトレートエステルを教示または示唆し
ているとは思えない。
質、スフィンゴ脂質およびスフィンゴミエリンの生合成
にとって必須栄養素である。加えて、コリンは、正常な
脂肪酸ターンオーバーに必要とされるカルニチン生合成
に対してメチル供与体として作用する。コリン欠乏は、
低減されたリポ蛋白質生合成、低減された膜ターンオー
バーおよび増大されたトリグリセリド蓄積をもたらす。
表皮におけるコリン欠乏は、異常な水バリヤーおよび不
良な皮膚状態をもたらす低いバリヤー脂質の形成をもた
らし得る。ホスファチジルコリンまたはホスホリルコリ
ンおよびそれらの誘導体の形態のコリンが、化粧品組成
物において用いられておりそして抗カビ効果、傷治癒増
進剤、乾性皮膚に対する有益性、経表皮の水の喪失の改
善、潤い付与効果、抗痙瘡効果、UV保護効果、状態調
整の有益性、保湿効果および抗炎症効果のような多数の
有益性効果を有すると主張されている。米国特許第5,
391,550号、米国特許第5、376、646号、
独国特許出願第4 310015号のアブストラクト、
日本国特許明細書第6179613号のアブストラク
ト、ソビエト連邦特許明細書第1811403号のアブ
ストラクト、欧州特許出願第0 479 121号のア
ブストラクト、米国特許第5,166,139号参照。
特許された化合物は、ホスファチジルコリン、ホスホリ
ルコリン、アシル化コリン、スフィンゴミエリンまたは
それらの誘導体を含む。
症性かつ鎮痛性の薬剤として用いられている。例えば、
米国特許第4,275,059号(フロラ等)参照。
ト化剤として用いられた常用の安価な化学薬品である。
ロゼンフェルダーの米国特許第2,865,938号参
照。TCCは、動物成長ホルモン製剤を安定化するため
に(ハミルトン等の米国特許第4,816,568号参
照)並びに鉄欠乏性貧血を処置するために(フェイフ等
の米国特許第3,395,229号参照)用いられてい
る。毒性効果即ち不利益効果はこの分子に関連しておら
ず、何故ならその個々の成分即ちクエン酸およびコリン
は細胞中における天然に存在する代謝産物であるからで
ある。
用または化粧品組成物は、開示されていない。上記に記
載された当該技術のいずれも、皮膚細胞または皮膚細胞
培養物の成長のためのTCCの使用を教示しない。更
に、該技術が、皮膚細胞にとっての必須栄養素として働
くいずれかの化合物でクエン酸がエステル化されている
いかなるシトレートエステルの、化粧品組成物における
使用を教示または示唆しているとは思えない。
イト、メラノサイトおよびランゲルハウス細胞を含めて
多くの異なる細胞タイプから構成されている。ケラチノ
サイトは、表皮の主要な細胞タイプ(ヒトの表皮におけ
る総細胞数の75〜80%)である。表皮内において、
ケラチノサイトは4つの異なる分化段階にて存する。基
底層は、真皮から表皮を分離する基底膜上に存する。こ
れらの細胞は、大きな円柱状の高速増殖性細胞である。
これらの基底細胞は表皮内で上方に移行し、しかしてこ
れは分化過程により開始される。基底細胞の上の層は有
棘層である。有棘層における細胞は、分化表皮の特徴的
な蛋白質の生成を開始する。有棘層の上にある顆粒層
は、電子の密な顆粒により特徴づけられる。この層は、
皮膚の水不浸透性バリヤーの形成に必要とされる脂質分
子の合成を担う。皮膚の最上層即ち角質層は、細胞小器
官の破壊により顆粒層から形成される。角質層における
細胞即ちコルネオサイトは、高抵抗性の細胞包膜により
包囲された高度に架橋された蛋白質を含有する。コルネ
オサイトは特定の脂質構造体の床中に埋められており
(モルタルの床上の煉瓦に類似している。)、そしてこ
の構造体は皮膚にとっての保護バリヤーを与える。コル
ネオサイトの最外層は、正常な落屑過程中皮膚から剥脱
される。表皮のケラチノサイトの分化は、正常な落屑過
程が起こるための駆動力である。表皮の分化は、皮膚の
必須機能を与えるために、即ち、外部環境に対する保護
バリヤーを与えるために並びに体からの水の喪失を防ぐ
ために重要である。放射性標識された基質[3 H]チミ
ジンの取込みにより決定される、DNAの合成速度は、
ケラチノサイト増殖の指標となるものである。角質化包
膜並びに角質化包膜の形成を担う酵素トランスグルタミ
ナーゼの増加は、ケラチノサイト分化の増大を指摘す
る。最高の成長速度を有する基底細胞は、最も低く分化
されるものである。角質層の最大に分化される細胞は、
増殖する能力を有さない。基底細胞の増大された増殖
は、コルネオサイトを形成するための上層細胞の分化の
駆動力である。
CCが細胞増殖を誘発しかつ皮膚中の細胞脂質レベルを
増大し、しかしてこれらの両方共、改善された状態調
整、改善された若々しい外観、シワの出現の減少、潤い
付与および光損傷皮膚の外観の改善のような、皮膚に対
して増大された有益性をもたらすという発見に基づいて
いる。
に適した組成物であって、必須成分として0.0001
〜50重量%のトリコリンシトレート、およびトリコリ
ンシトレートのための化粧上受容され得る賦形剤を含有
する上記組成物を提供する。
C)が皮膚上に分散されそしてその中に分配されること
を可能にする。本発明によれば、TCCは、皮膚の外観
を改善するために、ケラチノサイト増殖を増大するため
並びにケラチノサイト中のリン脂質レベルを増大するた
め用いられる。
鱗状の、老化した、光損傷した皮膚の外観を改善しまた
は防ぎ並びに皮膚疾患(例えば、痙瘡または乾癬)を処
置する方法であって、TCCを含有する組成物を皮膚に
施用することを含む方法を含む。
鱗状の、老化した、光損傷した皮膚の処置のための並び
に皮膚疾患(例えば、痙瘡または乾癬)を処置するため
の薬剤の製造のための、TCCの使用を含む。
の、シワになった、老化した、光損傷した状態にあるも
しくは皮膚疾患に病む哺乳類の皮膚への局所施用のため
に意図されており、あるいは本発明の組成物は、悪化を
防ぎまたは低減するために正常な健康的皮膚に予防的に
施用され得る。
鱗状の、老化した皮膚の処置並びに皮膚疾患(例えば、
痙瘡または乾癬)の処置のための薬剤の製造における、
トリコリンシトレートの使用を含む。
の組成物の必須成分である。トリコリンシトレートは、
次の構造を有する。即ち、
は、該組成物の約0.0001重量%ないし約50重量
%の範囲にある。好ましくは、コストを低減しかつ効果
を最大にするために、TCCの量は約0.01%ないし
約10%の範囲最も好ましくは0.1%ないし5%の範
囲にある。
るとき分配を容易にするよう該組成物中のTCCのため
の希釈剤、分散剤または担体として作用すべき化粧上受
容され得る賦形剤を含む。
リエント剤、溶媒、保湿剤、増粘剤および粉末を含み得
る。特に好ましい非水性の担体は、ポリジメチルシロキ
サンおよび/またはポリジメチルフェニルシロキサンで
ある。本発明のシリコーンは、25℃において約10〜
10,000,000センチストークスの範囲にある粘
度を有するものであり得る。特に望ましいものは、低粘
度および高粘度のシリコーンの混合物である。これらの
シリコーンは、ジェネラル・エレクトリック・カンパニ
ー社から商標ヴィカシル(Vicasil)SEおよび
SF下で並びにダウ・コーニング・カンパニー社から2
00および550シリーズ下で入手できる。本発明の組
成物において利用され得るシリコーンの量は、該組成物
の5重量%ないし95重量%好ましくは25重量%ない
し90重量%の範囲にある。
ンの通常5重量%ないし99.9重量%好ましくは25
重量%ないし80重量%を形成し、そして他の化粧品用
添加剤の不存在下では該組成物の残余を形成し得る。
用いられる乳化剤の平均親水性−親油性バランス(HL
B)に主として依存して油中水型エマルジョンまたは水
中油型エマルジョンのいずれかが与えられる。
発明の組成物は更に、TCCとの組合わせにおいて特に
効果がある次の成分の少なくとも1種を含む。
質が、本発明の組成物中に含まれ得る。適当なセラミド
およびそれらの合成類似体は、欧州特許出願534 2
86、欧州特許出願227 994、米国特許第5,1
75,321号、米国特許第4,985,547号、米
国特許第5,028,416号、米国特許第5,07
1,971号、日本国特許出願第63192703号、
米国特許第4,468,519号および米国特許第4,
950,688号に開示されており、しかしてそれらは
すべてここにおいて参照により組み込まれる。セラミド
またはそれらの合成類似体を含めたスフィンゴ脂質は、
本発明の組成物中に約0.00001〜約5%好ましく
は約0.00001〜約1%最適には約0.01〜0.
5%のレベルにて存在する。
にケラチノサイトにおけるセラミド生合成を増大し、表
皮の厚さを増大し、また正常な皮膚の落屑を増大してよ
り滑らかでより若く見える皮膚をもたらすために、本発
明の組成物中に好ましくは含められる。
ヒドロキシ酸、他のヒドロキシカルボン酸(例えば、ジ
ヒドロキシカルボン酸、ヒドロキシジカルボン酸、ヒド
ロキシトリカルボン酸)並びにそれらの混合物もしくは
それらの立体異性体(DL、DまたはL)の組合わせか
ら選ばれ得る。
般構造
Hg )h −であり、fは、1〜27の整数であり、g
は、2〜54の整数であり、そしてhは、0または1で
ある。〕を有するα−ヒドロキシ酸から選ばれる。
−ヒドロキシオクタン酸、ヒドロキシラウリン酸、乳酸
およびグリコール酸並びにそれらの混合物から選ばれ
る。立体異性体が存在する場合、L−異性体が最も好ま
しい。
それらの混合物から選ばれ得る。
タン酸である。
するヒドロキシ酸の量は、0.01重量%ないし20重
量%一層好ましくは0.05重量%ないし10重量%最
も好ましくは0.1重量%ないし3重量%である。
粧品用組成物中に混入される。かかるエモリエント剤の
レベルは、総組成物の約0.5重量%ないし約50重量
%好ましくは約5重量%と30重量%の間の範囲にあり
得る。エモリエント剤は、エステル、脂肪酸およびアル
コール、ポリオール並びに炭化水素のような一般的な化
学的範疇下で分類され得る。
得る。脂肪酸ジエステルの受容され得る例は、ジブチル
アジペート、ジエチルセバケート、ジイソプロピルジメ
レート(dimerate)およびジオクチルスクシネ
ートを含む。受容され得る分枝鎖脂肪酸エステルは、2
−エチル−ヘキシルミリステート、イソプロピルステア
レートおよびイソステアリルパルミテートを含む。受容
され得る三塩基酸エステルは、トリイソプロピルトリリ
ノレエートおよびトリラウリルシトレートを含む。受容
され得る直鎖脂肪酸エステルは、ラウリルパルミテー
ト、ミリスチルラクテート、オレイルユーケート(eu
rcate)およびステアリルオレエートを含む。好ま
しいエステルは、ココ−カプリレート/カプレート(コ
コ−カプリレートおよびココ−カプレートの混合物)、
プロピレングリコールミリスチルエーテルアセテート、
ジイソプロピルアジペートおよびセチルオクタノエート
を含む。
20個の炭素原子を有する化合物を含む。特に好ましい
ものは、セチル、ミリスチル、パルミチルおよびステア
リルアルコールおよび酸のような化合物である。
の中には、線状および分枝鎖のアルキルポリヒドロキシ
ル化合物がある。例えば、プロピレングリコール、ソル
ビットおよびグリセリンが好ましい。ポリプロピレング
リコールおよびポリエチレングリコールのようなポリマ
ー状ポリオールもまた、有用であり得る。
化水素は、12〜30個の炭素原子の炭化水素鎖を有す
るものである。特定の例は、鉱油、石油ジェリー、スク
アレンおよびイソパラフィンを含む。
の範疇は、増粘剤である。増粘剤は、通常、組成物の
0.1重量%ないし20重量%好ましくは約0.5重量
%ないし10重量%の量にて存在しよう。例示的な増粘
剤は、ビー・エフ・グッドリッチ・カンパニー社から商
標カーボポール(Carbopol)(登録商標)下で
入手できる架橋ポリアクリレート物質である。キサンタ
ン、カラジーナン,ゼラチン、カラヤ、ペクチンおよび
ローカストビーンガムのようなガムが、用いられ得る。
或る状況下では、増粘機能は、シリコーンまたはエモリ
エント剤としても働く物質により達成され得る。例え
ば、10センチストークスを越えるシリコーンガム並び
にグリセロールステアレートのようなエステルは、二重
の機能を有する。
品用組成物中に存在し得る。活性物は、エモリエント剤
以外の並びに該組成物の物理的特性を単に改善する成分
以外の、皮膚または頭髪の有益剤として定義される。一
般的な例は、この範疇に制限されないけれども、サンス
クリーン剤、日焼け用剤、皮膚用抗シワ化剤、抗フケ
剤、抗痙瘡剤および毛髪成長刺激剤を含む。
めに普通に用いられている物質を含む。例示的な化合物
は、PABAの誘導体即ちシンナメートおよびサリチレ
ートである。例えばオクチルメトキシシンナメートおよ
び2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン(オキ
シベンゾンとしても知られている。)が、用いられ得
る。オクチルメトキシシンナメートおよび2−ヒドロキ
シ−4−メトキシベンゾフェノンは、それぞれ商標パー
ソール(Parsol)MCXおよびベンゾフェノン
(Benzophenone)−3下で商業的に入手で
きる。エマルジョン中で用いられるサンスクリーン剤の
正確な量は、太陽UV光からの所望保護度に依存して変
えられ得る。
のは、潜在的に有害な微生物の成長から保護されねばな
らない。それ故、保存剤が必要である。適当な保存剤
は、p−ヒドロキシ安息香酸のアルキルエステル、ヒダ
ントイン誘導体、プロピオネート塩並びに種々の第4級
アンモニウム化合物を含む。
され得る。これらの粉末は、白亜、タルク、フラー土、
カオリン、デンプン、スメクタイト粘土、化学変性され
た珪酸マグネシウムアルミニウム、有機変性されたモン
モリロナイト粘土、水和珪酸アルミニウム、フュームド
シリカ、アルミニウムデンプンオクテニルスクシネート
およびそれらの混合物を含む。
物中に混入され得る。これらの成分は、着色剤、不透明
剤および香料を含み得る。これらの物質の量は、該組成
物の0.001重量%から20重量%までの範囲にあり
得る。
用製品として、特に、水分喪失を低減するために並びに
一般に皮膚の質および可撓性を高めるためにおよび光損
傷皮膚の外観を改善するために特に皮膚が乾燥または損
傷している場合に皮膚の水透過性を低減するための薬剤
として意図されている。
5mlが皮膚の暴露域に適当な容器またはアプリケータ
ーから施用され、そして必要ならそれは次いで手または
指もしくは適当な装置を用いて皮膚に広げられおよび/
または皮膚に擦り込まれる。
4,000〜10,000mPasの粘度を有するロー
ション、10,000〜20,000mPasの粘度を
有する流動性クリームもしくは20,000〜100,
000mPasまたはそれ以上の粘度を有するクリーム
として処方され得る。該組成物は、その粘度並びに消費
者による予定使用法に適合するよう適当な容器中に包装
され得る。例えば、ローションまたは流動性クリーム
は、ボトルもしくはロールボールアプリケーターもしく
は噴射剤駆動エアゾール装置もしくは指操作に適したポ
ンプを備えた容器中に包装され得る。該組成物がクリー
ムである場合、それは、単にチューブまたは蓋付きジャ
ーのような非変形性ボトルまたはスクィーズ容器中に貯
蔵され得る。従って本発明はまた、ここにおいて定めら
れたような化粧上受容され得る組成物を含有する閉鎖容
器を提供する。
み込まれる米国特許第5,063,507号に記載され
ているもののようなカプセル中に含められ得る。
かし本発明はそれらに制限されない。
されたヒトケラチノサイトを、分裂性ケラチノサイトコ
ロニーを確立させるため、マイトマイシンCで処理され
た3T3マウス繊維芽細胞の存在下でダルベッコ改良イ
ーグル(DulbeccoModification
Eagle)(DME)ハムズ(Hams)F12
(3:1)培地/5%胎児子ウシ血清中で成長させた。
細胞は、上記の条件下でそれらの第2継代(passa
ge)まで成長されそして将来の使用のために凍結され
たままにされた。凍結された第2継代ケラチノサイトを
解凍し、そして上記の培地中に平板培養して5日間成長
させた。細胞が70〜80%密集していた日数5におい
て、それらをトリプシン処理しそして種々の実験のため
に血清不含培地において平板培養した。
決定するために用いられた方法論 培養されたケラチノサイトによる 3H−チミジンの取込
みを、ケラチノサイト増殖の検定として用いた。チミジ
ンは、動物界の遺伝情報の普遍的ライブラリーであるD
NAのモノマーユニットである4種のデオキシヌクレオ
シドの一つである。ケラチノサイトのような体細胞の細
胞分裂に先立って、細胞分裂を受ける該細胞の完全なゲ
ノムが複製される。これは該細胞による大規模なDNA
合成を伴い、そして両娘細胞が遺伝物質の同一のコピー
を受け取ることを可能にする。細胞分裂のためにDNA
を合成しつつあるケラチノサイトの培養培地中に 3H−
チミジンが含められる場合、この標識ヌクレオシドは新
たに合成されるDNA中に取り込められる。細胞の母集
団中への3 H−チミジンの取込みの程度は、この細胞の
母集団によるDNA合成の速度に比例し、それ故それら
の細胞増殖の指標である。
から単離された正常なヒトケラチノサイトを、分裂性ケ
ラチノサイトコロニーを確立させるため、マイトマイシ
ンCで処理された3T3マウス繊維芽細胞の存在下でD
ME培地/5%胎児子ウシ血清中で成長させた。ケラチ
ノサイトは、上記の条件下でそれらの第3継代まで成長
された。
ノサイトを、0.09mMカルシウムを含有する、血清
不含のケラチノサイト生育培地(KGM,カリフォルニ
ア州サンディエゴのクロネチックス社から得た。)中に
平板培養した。20,000〜30,000個の細胞が
24穴型細胞培養平板の各小孔(穴)中に平板培養さ
れ、そして細胞が約80%密集度に達するまで5日間成
長された。
々の試験物質を該培地にエタノール性原液から添加し
た。培養物中の最終エタノール濃度は、0.2%未満に
保たれた。対照培養物は試験物質を受けなかったが、し
かし0.2%エタノールが投与された。各化合物または
組合わせが、3個の別々の小孔において試験された。4
時間して、1uCiの 3H−チミジン(アメーシャム・
コープ社,Sp活性40Ci/mmol)を、各小孔中
の1ml培地に添加した。細胞を一夜インキュベーショ
ンし、そして24時間の後ケラチノサイトの細胞DNA
と関連づけられる3H−チミジンの量を下記に記載され
ているように評価した。
のリン酸塩緩衝食塩水で洗浄した。次いで、平板中の細
胞のDNAおよび蛋白質を、1mlの氷冷10%トリク
ロロ酢酸(TCA)を添加することにより沈殿させた。
平板を氷上に30分間放置して、沈殿過程を完了させ
た。次いでTCAを吸引し、そして次いで各小孔を5%
TCAで4回洗浄した。次いで平板をフィルターパッド
上で乾燥し、そして小孔中の細胞を0.5mlの0.1
N水酸化ナトリウム中に溶解した。次いでこの水酸化ナ
トリウムを、0.1N塩酸を用いて中和し、そして次い
でこの溶液(1ml総容量)をシンチレーションバイア
ルに移した。各バイアルからの50μlのサンプルを、
ピアス・ケミカル・カンパニー社から得たBCA蛋白質
検定試薬を用いる蛋白質検定のために用いた。8mlの
シンチレーション流体(エコルーム(Ecolum
e))をバイアル中の溶液の残部に添加し、そしてバイ
アルをシンチレーションカウンターにて計数して各バイ
アル中の放射能の量を決定した。次いで、DNA合成速
度を、個々の小孔の各々についての細胞蛋白質1マイク
ログラム当たりの総細胞DNA中に取り込まれた 3H−
チミジンのcpmとして計算した。各グループについて
の平均および標準偏差もまた計算した。これらの数値は
また、いかなる試験化合物も受けなかった対照小孔に対
するパーセントとして表された。
パニー社から得られた。
法論:表皮における末期分化の過程中、角質化包膜(C
E)として知られている15nm厚の蛋白質層が、細胞
周辺の内表面上に形成される。CEは、表皮において発
現された少なくとも2種の異なるトランスグルタミナー
ゼの作用により触媒されたNε −(γ−グルタミル)
リシンイソジペプチド結合の形成により一緒に架橋され
ている数多くの別個の蛋白質から構成される。トランス
グルタミナーゼ(TG−1)は表皮の分化層特に顆粒層
において豊富に発現されるが、しかし未分化の基底表皮
においては不存在である。かくしてTG−1は表皮のケ
ラチノサイト分化の有用なマーカーであり、しかして高
TG−1レベルはより分化された状態を示す。TG−1
抗体を用いるELISAに基づくTG−1検定を、後記
の例における培養されたケラチノサイトの分化状態を評
価するために用いた。
た。96穴型平板において成長されたケラチノサイトを
試験化合物で72時間処理し、そしてそれらの細胞をT
G−1検定のために−20℃にて凍結した。小孔中の細
胞のDNA含有量を、TG−1検定の前に最初に決定し
た。
浄した後、平板のDNA含有量を、DNA結合性発蛍光
団(flurophore)即ちビスベンゾイミダゾー
ル(ヘスキト33258)によりかつDNAに結合した
発蛍光団の450nmにおける比蛍光を測定する(36
0nmにおいて励起)ことにより定量した。
1特異性モノクローナル抗体(BC1)(第1抗体)
(アメーシャム・ライフ・サイエンシズ社から得た。)
を用いてかつペルオキシダーゼ標識ウサギ抗マウスIg
G断片(第2抗体)を用いて決定した。平板をTBS
(Tris緩衝食塩水,pH8.0)中5%脱脂乳によ
り1時間塞ぎ、その後1%牛乳/TBS中第1抗体
(1:2,000倍希釈)で4℃にて一夜インキュベー
ションした。0.05%ツイーン(Tween)20を
含有する1%牛乳/TBSで平板を3回すすいだ後、平
板を1:4000希釈の第2抗体で室温にて2時間イン
キュベーションした。平板を、1%牛乳/TBS/ツイ
ーン(Tween)で3回そしてTBSで3回すすい
だ。o−フェニレンジアミンおよび過酸化水素でもって
インキュベーションにより発色させた。光学密度を微量
定量平板読取機にて410nmにて読み取り、そしてT
G−1レベルをOD/DNA蛍光として計算した。少な
くとも6個の別個の小孔の平均±標準偏差を、計算およ
びデータの統計的分析について用いた。結果は、対照に
対する%として表される。
化合物での処理後の細胞をPBSで2回洗浄し、そして
クロロホルム:メタノール(1:1)を用いる脂質抽出
のために1.8mLの0.88%KCl中に当該皿から
機械的に掻き取った。クロロホルム相を分離し、窒素下
で乾燥し、そしてカラムクロマトグラフィーによる異な
る脂質クラスの分離のために200μlのクロロホルム
中に再懸濁させた。
ーターズディビジョン)を3mLのクロロホルム:イソ
プロパノール(2:1)でおよび次いで2mLのヘキサ
ンで洗浄して、該カラムを状態調整した。脂質サンプル
を該カラム上に適用し、そして異なる脂質クラスを次の
溶媒系を用いて分離した。即ち、非極性脂質(コレステ
ロールおよびコレステロールエステル)を溶離するため
に2mlのヘキサン:アセテート(85:15)、中性
脂質(セラミド、セレブロシドおよびモノグリセリド)
を溶離するために2mlのクロロホルム:イソプロパノ
ール(2:1)並びに極性脂質(リン脂質および脂肪
酸)を抽出するために2mlの、メタノール中2%酢
酸。
ステロール検定キットを用いて定量した。中性および極
性の脂質フラクションにおけるリン脂質の定量を、高性
能薄層クロマトグラフィー(HPTLC)シリカゲル板
上に該脂質をスポットしそしてクロロホルム:メタノー
ル:酢酸(47.5:2.25:0.25)中において
展開することにより行った。定量は、10%硫酸銅およ
び8%リン酸を含有する溶液中に該HPTLC板を浸し
そして165℃にて15分間炭化することにより遂行さ
れた。抽出物中に当初に残存するリン脂質のマイクログ
ラム数を、反射デンシトメトリーおよびリン脂質標準物
との比較により決定した。
ンの取込みの分析:コリンは、ケラチノサイトの細胞リ
ン脂質生合成にとっての必須栄養素として作用する。培
地中に存在するコリンは、リン脂質生合成のために細胞
により使い果たされる。TCCが細胞のためにコリンを
与える場合、それは、細胞リン脂質中への取込みについ
て培地中のコリンと競合しよう。細胞が 3H−標識コリ
ンでもってインキュベーションされる場合、リン脂質中
へのその取込みは、培地中の未標識コリンまたはTCC
の存在により低減されよう。かくして、リン脂質中への
3Hコリンの取込みの低減は、TCCがケラチノサイト
の脂質生合成のためにコリンを与えることを指摘する。
トを、24時間種々の薬剤(コリン、シトレート、TE
C、TBCまたはTCC)で処理しかつ1uCi/ml
培地の 3H標識コリン(アメーシャム社から得た。)で
標識した。小孔を洗浄し、総脂質を上記に記載したよう
なブレイフ・ダイヤー(Bleigh Dyer)法を
用いて抽出し、そしてクロロホルム相中の総計数を決定
した。それらの計数がリン脂質フラクション中にのみ存
在することを確認するために、異なる脂質フラクション
中に取り込まれた 3Hコリンの量を、これらのフラクシ
ョンのTLCを上記の溶媒系中において展開することに
より定量し、そして当該リン脂質フラクション(当初)
中の放射能の量を、バイオスキャン(BioScan)
平板読取機を用いて定量した。培地中の添加された冷た
い(cold)コリンまたはTCCの量に対して 3Hコ
リンのcpmをプロットして、TCCから供給されたコ
リンと3 Hコリンとの間の競合を評価した。
mMのクエン酸、コリンまたは種々のシトレートエステ
ルへの24時間の暴露の効果が、第1表に示されてい
る。細胞蛋白質1μg当たりの細胞DNA中に取り込ま
れた 3H−チミジンのcpmとして計算されたDNA合
成速度が、対照(無添加の対照)に対する%±SD(標
準偏差)として表されている。対照のcpm/μg蛋白
質の現実の量は、1103±88であった。
コリンを除いてすべての薬剤がケラチノサイトのDNA
合成を阻害したことを指摘している。TECおよびTB
Cの両方共、10μMより上で阻害的であった。TCC
は、1mmまで成長阻害効果を有さなかった。TCC
が、多分TCC中に存在するコリンに因り、試験管内に
おいてケラチノサイトによって他のシトレートエステル
よりも許容される、ということをこの検討は指摘してい
る。10mMレベルにおいてさえコリンは、試験された
他の薬剤のすべてとは対照的に実際にわずかに成長刺激
性であった。TBCおよびTECはより低濃度において
クエン酸よりも阻害的であり、そして1mMまたはそれ
以上のレベルにおいて細胞はTBCまたはTECの存在
下で細胞毒性の徴候を示した。
管循環に因り、コリン欠乏であり得る。コリン欠乏の試
験管内の系をシミュレーションするために、ケラチノサ
イトを完全培地において平板培養し、そして48時間の
後コリン不含培地に切り換えた。次いで細胞を、該コリ
ン不含培地において種々の量のコリンまたはTCCの添
加または無添加でもって5日間成長させた。TCCがこ
れらの条件下で日数5においてケラチノサイト増殖のた
めにコリンを与え得るかどうか決定するために、DNA
中への 3Hチミジンの取込みの量を、前の実験において
のように決定した。小孔の蛋白質含有量もまた定量し
た。これらの因子の両方共、対照に対する%±SDとし
て表した。対照についてのDNA合成および蛋白質含有
量の現実の量は、それぞれ、14584±1737cp
m/μg蛋白質および21±4μg蛋白質/小孔であっ
た。
な低い濃度においてケラチノサイトの増殖(DNA合成
および蛋白質含有量の両方共)を増大した、ということ
が表2から分かり得る。TCCの最高濃度(10mM)
のみがDNA合成を阻害し、TCCのすべての他の濃度
はコリン不含培地においてケラチノサイトの成長を有意
に刺激した。このことは、TCCからのコリンが細胞膜
合成のために必要とされる必須リン脂質の合成のために
細胞に利用され得るようになることを指摘している。
果: 適正な皮膚の状態調整は、表皮のケラチノサイトの
高められた増殖および分化を必要とする。種々のシトレ
ートエステルを、ケラチノサイトの末期の分化のマーカ
ーである角質化包膜(CE)の形成に対する効果につい
て試験した。シトレートエステルは、0.15mM−C
aを含有する培地において1mMレベルにて試験され
た。レベルは、対照に対する%±SDとして表される。
対照についてのCE形成は、54.48±31.8cp
m/μg細胞蛋白質であった。
質化包膜の形成を増大したのに対し、TCCは無効果で
あったことを指摘している。しかしながら、クエン酸お
よび他のシトレートエステルはすべて、角質化包膜の形
成を有意的に阻害した。かくして、このデータは、TC
Cがケラチノサイト分化に対する効果においてクエン酸
または他のシトレートエステルよりも明らかにの優れて
おり、即ちTCCはケラチノサイト分化を阻害しないの
に対し、他のシトレートエステルは阻害することを示し
ている。増殖について例1において見られるように、T
CCのコリン分がTCCをクエン酸の分化阻害効果から
保護し得るのに対し、クエン酸の他のエステルは保護さ
れない。
すべてを架橋して包膜を形成させるトランスグルタミナ
ーゼ酵素の活性度により決定される。この酵素はカルシ
ウム依存性であり、そしてクエン酸およびクエン酸エス
テルのようなカルシウムキレート化剤により阻害され
る。しかしながら、角質化包膜の形成は、TCCにより
影響されなかった。これについての理由を理解するため
に、本発明者は、ケラチノサイト中のトランスグルタミ
ナーゼIレベルに対する種々のシトレートエステルの、
これらの薬剤の種々の量での48時間の処理後の効果を
決定した。
トランスグルタミナーゼを刺激したのに対し、TBCお
よびTECは該酵素を阻害した。TCCは、この酵素に
対して有意的な効果を有さなかった。それ故、トランス
グルタミナーゼに対するシトレートの負の効果はTCC
のコリンの刺激効果により中和される、と思われる。こ
のことが、TBCおよびTECが両方共分化を阻害した
のに対して、ケラチノサイト分化に対するTCCの中性
効果についての理由であり得る。
チノサイトの分化を阻害しないのに対し、クエン酸およ
び他のシトレートエステルは増殖およびケラチノサイト
の分化の両方共阻害する。更に、TCCの栄養素成分で
あるコリンは分化を高め、しかしてこのことは、TCC
がケラチノサイト増殖および分化に対して他のシトレー
トエステルよりも明らかに優れていることを示唆する。
効果: TCCからのコリンがケラチノサイトのリン脂質
中に取り込まれることを直接実証するために、種々の濃
度の種々のシトレートエステル、クエン酸またはコリン
の存在下で、細胞を1uCiの 3Hコリン/ml培地で
48時間標識した。細胞リン脂質中に取り込まれた 3H
コリンの量を決定し、そして対照に対する%として表し
た。対照においてリン脂質フラクション中に取り込まれ
た 3Hコリンの量は、252±cpm/μg蛋白質であ
った。
両方共細胞リン脂質中への取込みについて 3Hコリンと
競合することを指摘している。コリンの競合は、コリン
が取込みについて同じ分子(唯一の相違は 3H標識にあ
る。)と競合しているので予期される。TCCがコリン
と同様に作用する事実は、TCCからのコリンが細胞リ
ン脂質合成について細胞に利用され得るようになるとい
う直接的実証である。クエン酸の他のエステルおよびク
エン酸それ自体は、リン脂質フラクション中へのコリン
の取込みに対して有意的効果を有さない。
ベルを有するかどうかを決定するために、第6表に示さ
れた次の実験を行った。ケラチノサイトを種々の濃度の
TCCで48時間処理し、そしてそれらの細胞の脂質レ
ベルを定量した。コレステロール、脂肪酸およびリン脂
質の量を定量し、そして対照に対する%として表した。
コレステロールの量は7.34±0.14であり、脂肪
酸は21.4±2.5であり、そしてリン脂質は5.8
±1.26ng/μg細胞蛋白質であった。
レベルを影響することなくケラチノサイトのリン脂質レ
ベルを増大したことを指摘している。このことは、細胞
リン脂質中に優先的に取り込まれるコリンをTCCが与
えるので予期されるはずである。
イトに対する成長、分化および脂質合成の有益性を与え
る際にTCCがクエン酸の他のエステルよりも有益であ
ることを明らかに実証している。要約すると、ここに記
載された例は、トリコリンシトレートがクエン酸の他の
エステルよりも優れており、また優れた抗老化、皮膚の
状態調整およびUV保護の有益性を与えるための潜在性
を有することを確認している。この化合物は、体により
必要とされる2種の必須代謝産物から構成されており、
皮膚細胞内でその個々の成分に速やかに分解され、その
2種の成分の個々の有益性を与え、また安全であって高
濃度においてさえ無毒であるという利点を有する。
中水型エマルジョンを例示する。
リームを例示する。
ール性ローションを例示する。
ローションを例示する。
リームを例示する。
キンケア用組成物を例示する。
発明の特定の形態は代表的なもののみであると意図され
ている、と理解されるべきである。本明細書において示
唆されているものを含めてしかしそれらに制限されない
で、種々の変更が、開示の明確な教示から逸脱すること
なく、例示された具体的態様においてなされ得る。従っ
て、本発明の完全な範囲を決定する際請求項が参照され
るべきである。
Claims (6)
- 【請求項1】 0.0001〜50重量%のトリコリン
シトレート、および化粧上受容され得る賦形剤からなる
局所用組成物。 - 【請求項2】 トリコリンシトレートの量が0.01〜
10重量%である、請求項1に記載の組成物。 - 【請求項3】 アルファヒドロキシ酸を更に含む、請求
項1または2に記載の組成物。 - 【請求項4】 皮膚におけるケラチノサイト増殖を高め
る方法であって、請求項1から3のいずれか一項に記載
の組成物を皮膚に施用することからなる上記方法。 - 【請求項5】 シワになった、乾燥した、鱗状の、老化
したまたは光損傷した皮膚の外観を処置する方法であっ
て、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物を皮
膚に施用することからなる上記方法。 - 【請求項6】 皮膚のケラチノサイト中のリン脂質レベ
ルを高める方法であって、請求項1から3のいずれか一
項に記載の組成物を皮膚に施用することからなる上記方
法。
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