JPH09164683A - バブルジェットプリンタ用印刷ヘッド - Google Patents
バブルジェットプリンタ用印刷ヘッドInfo
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- JPH09164683A JPH09164683A JP31078296A JP31078296A JPH09164683A JP H09164683 A JPH09164683 A JP H09164683A JP 31078296 A JP31078296 A JP 31078296A JP 31078296 A JP31078296 A JP 31078296A JP H09164683 A JPH09164683 A JP H09164683A
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- JP
- Japan
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- print head
- jet printer
- ink
- electrodes
- bubble jet
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2/14016—Structure of bubble jet print heads
- B41J2/14072—Electrical connections, e.g. details on electrodes, connecting the chip to the outside...
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2/14016—Structure of bubble jet print heads
- B41J2/14088—Structure of heating means
- B41J2/14112—Resistive element
- B41J2/1412—Shape
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 気泡によりインキが噴射されるバブルジェッ
トプリンタ用印刷ヘッドにおいて、構造が簡単で低コス
トにグレースケール印刷を行えるようにする。 【解決手段】 本発明の印刷ヘッドは、所定の形状のノ
ズル孔１１０が形成されたノズルプレート３０と、ノズ
ルプレート３０に相互に結合されてインキが供給される
チャンバ５０を形成する基板４０と、基板４０に取り付
けられた複数の電極７０と、複数の電極７０に連結さ
れ、大きさの異なる複数の発熱体６０が積層配列された
発熱ユニットとを備える構造を有する。複数の電極７０
に電圧を選択的に印加することにより、発熱体６０の発
熱面積を変化させてインキの気泡の大きさを制御する。
トプリンタ用印刷ヘッドにおいて、構造が簡単で低コス
トにグレースケール印刷を行えるようにする。 【解決手段】 本発明の印刷ヘッドは、所定の形状のノ
ズル孔１１０が形成されたノズルプレート３０と、ノズ
ルプレート３０に相互に結合されてインキが供給される
チャンバ５０を形成する基板４０と、基板４０に取り付
けられた複数の電極７０と、複数の電極７０に連結さ
れ、大きさの異なる複数の発熱体６０が積層配列された
発熱ユニットとを備える構造を有する。複数の電極７０
に電圧を選択的に印加することにより、発熱体６０の発
熱面積を変化させてインキの気泡の大きさを制御する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はバブルジェットプリ
ンタ用印刷ヘッドに関し、特にグレースケール（gray s
cale）印刷が可能なバブルジェットプリンタ用印刷ヘッ
ドに関する。
ンタ用印刷ヘッドに関し、特にグレースケール（gray s
cale）印刷が可能なバブルジェットプリンタ用印刷ヘッ
ドに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に熱により発生する気泡によりイン
キが放射される方式のプリンタ装置をバブルジェットプ
リンタという。すなわち、バブルジェットプリンタでは
印刷ヘッドに設けられた発熱体によりインキが加熱され
て生成される気泡圧により、インキが印刷ヘッドに形成
されたノズル孔を通して放射されることにより、記録紙
に所定の画像及び／又は文字が印刷される。この一般的
なバブルジェットプリンタの印刷ヘッドではインキの量
が常に一定に放射される。
キが放射される方式のプリンタ装置をバブルジェットプ
リンタという。すなわち、バブルジェットプリンタでは
印刷ヘッドに設けられた発熱体によりインキが加熱され
て生成される気泡圧により、インキが印刷ヘッドに形成
されたノズル孔を通して放射されることにより、記録紙
に所定の画像及び／又は文字が印刷される。この一般的
なバブルジェットプリンタの印刷ヘッドではインキの量
が常に一定に放射される。
【０００３】常に一定量で放射されるインキにより印刷
される文字及び画像の印刷品質は、特に画像を印刷する
グラフィックプリンティングの場合に非常に悪い。周知
のように、グラフィックプリンティングの場合にはグレ
ースケール印刷が好適である。したがって、近来、グレ
ースケール印刷を可能にするように放射されるインキの
量を制御する技術が様々に開発されている。
される文字及び画像の印刷品質は、特に画像を印刷する
グラフィックプリンティングの場合に非常に悪い。周知
のように、グラフィックプリンティングの場合にはグレ
ースケール印刷が好適である。したがって、近来、グレ
ースケール印刷を可能にするように放射されるインキの
量を制御する技術が様々に開発されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ヨシアキなどにより提
案された米国特許第４，３３９，７６２号には上述した
印刷品質を改善するためのバブルジェットプリンタ用印
刷ヘッドが開示されている。図６及び図７を参照すれ
ば、ヨシアキの印刷ヘッドはグルーブ部材１０と基板２
０が相互に接合されて、その間にインキが放射される構
造を有する。グルーブ部材１０には複数のグルーブ１１
ａ〜１１ｆが所定の間隔にて形成されており、グルーブ
１１ａ〜１１ｆの形成面のグルーブが形成されていない
領域に、接着面１２ａ〜１２ｇが備えられている。そし
て、基板２０には接着面１２ａ〜１２ｇに対応するよう
に複数の接着層２４が備えられており、各接着層２４の
間には各々電流が印加される複数の電極２３ａ〜２３ｆ
と熱発生部材２２が備えられている。また、基板２０に
は熱発生部材２２に電流を印加する共通電極２１が備え
られている。このような構成のヨシアキの印刷ヘッド
は、印加されるパルスの変化によりインキの量を制御す
る方式であり、その構造は複雑で製造工程が煩雑であ
る。
案された米国特許第４，３３９，７６２号には上述した
印刷品質を改善するためのバブルジェットプリンタ用印
刷ヘッドが開示されている。図６及び図７を参照すれ
ば、ヨシアキの印刷ヘッドはグルーブ部材１０と基板２
０が相互に接合されて、その間にインキが放射される構
造を有する。グルーブ部材１０には複数のグルーブ１１
ａ〜１１ｆが所定の間隔にて形成されており、グルーブ
１１ａ〜１１ｆの形成面のグルーブが形成されていない
領域に、接着面１２ａ〜１２ｇが備えられている。そし
て、基板２０には接着面１２ａ〜１２ｇに対応するよう
に複数の接着層２４が備えられており、各接着層２４の
間には各々電流が印加される複数の電極２３ａ〜２３ｆ
と熱発生部材２２が備えられている。また、基板２０に
は熱発生部材２２に電流を印加する共通電極２１が備え
られている。このような構成のヨシアキの印刷ヘッド
は、印加されるパルスの変化によりインキの量を制御す
る方式であり、その構造は複雑で製造工程が煩雑であ
る。
【０００５】また、スズキにより提案された染料希釈法
（ E. Suzuki, " SPSE Third International Congresss
on Advances in Non-Impact Printing Technologies,
SanFrancisco, California, U.S.A Aug. 24-28, 1986
）には、染料の濃度の異なるインキを三原色のインキ
容器に入れ、各々の濃度の異なるインキを放射するため
に三つの印刷ヘッドが用いられる。したがって、生産に
あたっては高コストをもたらし、インキカートリッジの
構造も複雑になるという問題があった。
（ E. Suzuki, " SPSE Third International Congresss
on Advances in Non-Impact Printing Technologies,
SanFrancisco, California, U.S.A Aug. 24-28, 1986
）には、染料の濃度の異なるインキを三原色のインキ
容器に入れ、各々の濃度の異なるインキを放射するため
に三つの印刷ヘッドが用いられる。したがって、生産に
あたっては高コストをもたらし、インキカートリッジの
構造も複雑になるという問題があった。
【０００６】さらに、米国特許第５，１２１，１４３号
に開示された技術は、各々の発熱ユニットに対応する電
極の面積を相異なるように形成して、様々な大きさの発
熱ユニットを形成することにより、放出されるインキ気
泡の大きさを制御してプリントの画質を改善している。
しかしながら、この方法は各々の発熱ユニットに各々の
ノズル孔が必要になり、印刷ヘッドの集積度が低下する
一方、ヘッドの製造工程も複雑である。
に開示された技術は、各々の発熱ユニットに対応する電
極の面積を相異なるように形成して、様々な大きさの発
熱ユニットを形成することにより、放出されるインキ気
泡の大きさを制御してプリントの画質を改善している。
しかしながら、この方法は各々の発熱ユニットに各々の
ノズル孔が必要になり、印刷ヘッドの集積度が低下する
一方、ヘッドの製造工程も複雑である。
【０００７】さらにまた、米国特許第４，５０３，４４
４号に開示された技術は、記録紙に印刷される点の大き
さを制御するために多数のインキ気泡を用いるが、印刷
速度に制約がある。
４号に開示された技術は、記録紙に印刷される点の大き
さを制御するために多数のインキ気泡を用いるが、印刷
速度に制約がある。
【０００８】従って、本発明は、構造が簡単で低コスト
に、ノズル孔を通して放射されるインキ気泡の大きさを
制御することができるバブルジェットプリンタ用印刷ヘ
ッドを提供することを目的とする。
に、ノズル孔を通して放射されるインキ気泡の大きさを
制御することができるバブルジェットプリンタ用印刷ヘ
ッドを提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明のバブルジェットプリンタ用印刷ヘッド
は、インキを放射するノズル孔が形成されたノズルプレ
ートと、ノズルプレートに結合してインキが供給される
所定の形状のキャビティを形成する基板と、基板に取り
付けられる複数の電極と、複数の電極にそれぞれ連結さ
れる複数の発熱体が形成された発熱ユニットとを備え、
複数の電極により発熱ユニットの発熱面積を制御して、
放射するインキの量を制御する。
めに、本発明のバブルジェットプリンタ用印刷ヘッド
は、インキを放射するノズル孔が形成されたノズルプレ
ートと、ノズルプレートに結合してインキが供給される
所定の形状のキャビティを形成する基板と、基板に取り
付けられる複数の電極と、複数の電極にそれぞれ連結さ
れる複数の発熱体が形成された発熱ユニットとを備え、
複数の電極により発熱ユニットの発熱面積を制御して、
放射するインキの量を制御する。
【００１０】ここで、発熱体の発熱面積を異なるように
形成してもよく、更に、発熱体を同一の平面上に配列し
て形成してもよい。また、電極は少なくとも一つの複数
の発熱体の一端に連結される共通電極と、共通電極に連
結された発熱体の他端と共通電極に連結されてない発熱
体の一端とを連結する連結電極と、共通電極に連結され
ない発熱体の他端に連結された接続電極とを含むものを
用いることができる。このとき、連結電極に電圧が直接
印加される。
形成してもよく、更に、発熱体を同一の平面上に配列し
て形成してもよい。また、電極は少なくとも一つの複数
の発熱体の一端に連結される共通電極と、共通電極に連
結された発熱体の他端と共通電極に連結されてない発熱
体の一端とを連結する連結電極と、共通電極に連結され
ない発熱体の他端に連結された接続電極とを含むものを
用いることができる。このとき、連結電極に電圧が直接
印加される。
【００１１】また、インキの供給方向とインキの放射方
向が垂直になるようにノズル孔と発熱ユニットを対向に
設置してもよく、または、インキの供給方向とインキの
放射方向が平行になるように、ノズル孔をキャビティの
一端部に形成してもよい。
向が垂直になるようにノズル孔と発熱ユニットを対向に
設置してもよく、または、インキの供給方向とインキの
放射方向が平行になるように、ノズル孔をキャビティの
一端部に形成してもよい。
【００１２】このような構成のバブルジェットプリンタ
用印刷ヘッドには、発熱ユニットの上部に発熱ユニット
をインキから保護する保護層が形成されることが好まし
く、また、保護層はＴａ、Ｓｉ3 Ｎ4 、ＳｉＣの合成よ
りなることが好ましい。そして、複数の電極と基板との
間に絶縁層が形成されることが好ましい。
用印刷ヘッドには、発熱ユニットの上部に発熱ユニット
をインキから保護する保護層が形成されることが好まし
く、また、保護層はＴａ、Ｓｉ3 Ｎ4 、ＳｉＣの合成よ
りなることが好ましい。そして、複数の電極と基板との
間に絶縁層が形成されることが好ましい。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明の実施の形態をより詳しく説明する。なお、説明にお
いて、同一の構成要素には同一の符号を用い、重複する
説明を省略する。
明の実施の形態をより詳しく説明する。なお、説明にお
いて、同一の構成要素には同一の符号を用い、重複する
説明を省略する。
【００１４】図１は本発明の実施の形態に係るバブルジ
ェットプリンタ用の印刷ヘッドのセルを示し、図２は印
刷ヘッドの発熱ユニットと電極を示す。図１及び図２に
示すように、バブルジェットプリンタ用印刷ヘッドに
は、所定の形状のノズル孔３１が形成されたノズルプレ
ート３０と、ノズルプレート３０に相互に結合されてイ
ンキ１１１が供給される所定の形状のチャンバ５０を形
成する基板４０が備えられている。基板４０には絶縁層
８０が塗布されており、この絶縁層８０の上部には所定
の電流が印加される複数の電極７０が配置されており、
電極７０に適宜に連結される発熱ユニット６０が配置さ
れている。電極７０は共通電極７１と、第１，２，３連
結電極７２，７３，７４及び第１，２，３接続電極７
５，７６，７７を含めて構成され、発熱ユニット６０は
第１〜６発熱体６４〜６６を含めて構成される。
ェットプリンタ用の印刷ヘッドのセルを示し、図２は印
刷ヘッドの発熱ユニットと電極を示す。図１及び図２に
示すように、バブルジェットプリンタ用印刷ヘッドに
は、所定の形状のノズル孔３１が形成されたノズルプレ
ート３０と、ノズルプレート３０に相互に結合されてイ
ンキ１１１が供給される所定の形状のチャンバ５０を形
成する基板４０が備えられている。基板４０には絶縁層
８０が塗布されており、この絶縁層８０の上部には所定
の電流が印加される複数の電極７０が配置されており、
電極７０に適宜に連結される発熱ユニット６０が配置さ
れている。電極７０は共通電極７１と、第１，２，３連
結電極７２，７３，７４及び第１，２，３接続電極７
５，７６，７７を含めて構成され、発熱ユニット６０は
第１〜６発熱体６４〜６６を含めて構成される。
【００１５】第４，５，６発熱体６４〜６６の一端には
共通電極７１が連結されており、第１接続電極７５は第
１発熱体６１の一端に、第２接続電極７６は第２発熱体
６２の一端に、第３接続電極７７は第３発熱体６３の一
端に連結されている。そして、第１連結電極７２は第１
発熱体６１と第６発熱体６６を連結し、第２連結電極７
３は第２発熱体６２と第５発熱体６５を連結し、第３連
結電極７４は第３発熱体６３と第４発熱体６４を連結す
る。
共通電極７１が連結されており、第１接続電極７５は第
１発熱体６１の一端に、第２接続電極７６は第２発熱体
６２の一端に、第３接続電極７７は第３発熱体６３の一
端に連結されている。そして、第１連結電極７２は第１
発熱体６１と第６発熱体６６を連結し、第２連結電極７
３は第２発熱体６２と第５発熱体６５を連結し、第３連
結電極７４は第３発熱体６３と第４発熱体６４を連結す
る。
【００１６】第１，２，３接続電極７５，７６，７７に
選択的に電圧が印加されることにより、発熱ユニット６
０の発熱面積は変化する。すなわち、第１接続電極７５
に電圧が印加されると第１発熱体６１と第６発熱体６６
が同時に発熱し、第２接続電極７６に電流が供給される
と第２発熱体６２と第５発熱体６５が発熱し、第３接続
電極７７に電圧が印加されると第３発熱体６３と第４発
熱体６４が発熱する。また、第１接続電極７５または第
１、第２接続電極７５、７６または第１、第２、第３接
続電極７５、７６、７７に電流が供給されると、第１、
第６発熱体６１、６６、第１、第２、第５、第６発熱体
６１、６２、６５、６６、第１〜第６発熱体６１〜６６
が同時に発熱する。
選択的に電圧が印加されることにより、発熱ユニット６
０の発熱面積は変化する。すなわち、第１接続電極７５
に電圧が印加されると第１発熱体６１と第６発熱体６６
が同時に発熱し、第２接続電極７６に電流が供給される
と第２発熱体６２と第５発熱体６５が発熱し、第３接続
電極７７に電圧が印加されると第３発熱体６３と第４発
熱体６４が発熱する。また、第１接続電極７５または第
１、第２接続電極７５、７６または第１、第２、第３接
続電極７５、７６、７７に電流が供給されると、第１、
第６発熱体６１、６６、第１、第２、第５、第６発熱体
６１、６２、６５、６６、第１〜第６発熱体６１〜６６
が同時に発熱する。
【００１７】上述したように、発熱ユニット６０の第
１，２，３接続電極７５，７６，７７又は第１，２，３
連結電極７２，７３，７４に電圧が印加されることによ
り、発熱ユニット６０の発熱面積が変化する。このよう
な発熱ユニット６０に連結される電極７０を用いると、
発熱体６１〜６６は重なることなく同一の平面上に設け
られるという長所がある。発熱体６１〜６６を重ねて発
熱ユニット６０を製造すると、高コストをもたらすのみ
ならず、製造工程も複雑になる。
１，２，３接続電極７５，７６，７７又は第１，２，３
連結電極７２，７３，７４に電圧が印加されることによ
り、発熱ユニット６０の発熱面積が変化する。このよう
な発熱ユニット６０に連結される電極７０を用いると、
発熱体６１〜６６は重なることなく同一の平面上に設け
られるという長所がある。発熱体６１〜６６を重ねて発
熱ユニット６０を製造すると、高コストをもたらすのみ
ならず、製造工程も複雑になる。
【００１８】図３に示すように、チャンバ５０を通るイ
ンキの供給方向とノズル孔３１を通して放射されるイン
キの放射方向が垂直になるように、ノズル孔３１と発熱
ユニット６０を対向して設置することができる。また、
図４に示すように、チャンバ５０へのインキ供給方向と
放射されるインキ放射方向が相互に平行になるようにノ
ズル孔５３をチャンバ５０の一端部に形成することがで
きる。この場合、ノズル孔５３と発熱ユニット６０との
配列方向は垂直となる。
ンキの供給方向とノズル孔３１を通して放射されるイン
キの放射方向が垂直になるように、ノズル孔３１と発熱
ユニット６０を対向して設置することができる。また、
図４に示すように、チャンバ５０へのインキ供給方向と
放射されるインキ放射方向が相互に平行になるようにノ
ズル孔５３をチャンバ５０の一端部に形成することがで
きる。この場合、ノズル孔５３と発熱ユニット６０との
配列方向は垂直となる。
【００１９】発熱ユニット６０の上部には、発熱ユニッ
ト６０をインキ１１１から保護するＴａ、Ｓｉ3 Ｎ4 、
ＳｉＣの合成よりなる保護層５５が形成されている。発
熱ユニット６０の各発熱体６１〜６６はＴａーＡｌ合金
又はＨｆＢ2 などが用いられ、電極７０にはＡｌ合金が
用いられる。
ト６０をインキ１１１から保護するＴａ、Ｓｉ3 Ｎ4 、
ＳｉＣの合成よりなる保護層５５が形成されている。発
熱ユニット６０の各発熱体６１〜６６はＴａーＡｌ合金
又はＨｆＢ2 などが用いられ、電極７０にはＡｌ合金が
用いられる。
【００２０】上述したように構成されたバブルジェット
プリンタ用印刷ヘッドでは、記録信号による電流が各電
極７０に選択的に印加されると、各発熱体６１〜６６が
選択的に発熱され、選択的に発熱される発熱体６１〜６
６の面積に比例してインキに気泡が発生する。この発生
した気泡によりインキがノズル孔３１，５３を通して放
射される。このように本実施の形態のバブルジェットプ
リンタ用印刷ヘッドは各発熱体６１〜６６に電流を選択
的に印加して、インキの気泡１１０の大きさを所望の大
きさに制限することができる。
プリンタ用印刷ヘッドでは、記録信号による電流が各電
極７０に選択的に印加されると、各発熱体６１〜６６が
選択的に発熱され、選択的に発熱される発熱体６１〜６
６の面積に比例してインキに気泡が発生する。この発生
した気泡によりインキがノズル孔３１，５３を通して放
射される。このように本実施の形態のバブルジェットプ
リンタ用印刷ヘッドは各発熱体６１〜６６に電流を選択
的に印加して、インキの気泡１１０の大きさを所望の大
きさに制限することができる。
【００２１】さらに、図３に示すように、発熱体６
１′，６２′，６３′の大きさを相異なるように設ける
ことができ、この構成によっても所望の大きさのインキ
の気泡を得ることができる。
１′，６２′，６３′の大きさを相異なるように設ける
ことができ、この構成によっても所望の大きさのインキ
の気泡を得ることができる。
【００２２】したがって、一つの画素がマトリックス構
造を有する四つの点で構成されると、一つの画素を図５
に示したように、１１段階のスケールで印刷することが
できる。すなわち、点がマトリックス構造をなし、画像
が印刷されるとき、例えば一つの画素が２×２マトリッ
クスで構成されて、直径が１：３の比率を有する二つの
点が用いられる場合には１１段階のグレースケールの印
刷が可能である。
造を有する四つの点で構成されると、一つの画素を図５
に示したように、１１段階のスケールで印刷することが
できる。すなわち、点がマトリックス構造をなし、画像
が印刷されるとき、例えば一つの画素が２×２マトリッ
クスで構成されて、直径が１：３の比率を有する二つの
点が用いられる場合には１１段階のグレースケールの印
刷が可能である。
【００２３】以上、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定される
ことはなく、様々に変更可能である。したがって、本発
明の真の技術的保護の範囲は本発明の技術的思想による
特許請求の範囲により決められるものである。
て説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定される
ことはなく、様々に変更可能である。したがって、本発
明の真の技術的保護の範囲は本発明の技術的思想による
特許請求の範囲により決められるものである。
【００２４】
【発明の効果】上述したように本発明によるバブルジェ
ットプリンタ用印刷ヘッドは、発熱ユニットの発熱面積
を制御して一つのノズル孔を通して放射されるインキ気
泡の大きさを制御することができるので、様々なグレー
スケールの印刷が可能である。
ットプリンタ用印刷ヘッドは、発熱ユニットの発熱面積
を制御して一つのノズル孔を通して放射されるインキ気
泡の大きさを制御することができるので、様々なグレー
スケールの印刷が可能である。
【図１】本発明の実施の形態に係るバブルジェットプリ
ンタ用印刷ヘッドのヘッドを示す断面図である。
ンタ用印刷ヘッドのヘッドを示す断面図である。
【図２】図１の発熱ユニットと電極を示す斜視図であ
る。
る。
【図３】本発明に係る発熱ユニットの変形例を示す斜視
図である。
図である。
【図４】本発明に係るバブルジェットプリンタ用印刷ヘ
ッドの他の実施の形態を示す断面図である。
ッドの他の実施の形態を示す断面図である。
【図５】本発明に係るバブルジェットプリンタ用印刷ヘ
ッドにより印刷することができるマトリックス構造の画
素の一例を示す図である。
ッドにより印刷することができるマトリックス構造の画
素の一例を示す図である。
【図６】従来のバブルジェットプリンタ用印刷ヘッドを
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図７】図６のＹーＹ線のバブルジェットプリンタ用印
刷ヘッドを示す断面図である。
刷ヘッドを示す断面図である。
３０…ノズルプレート ３１…ノズル孔 ４０…基板 ５０…チャンバ ５５…保護層 ６０…発熱体 ７０…電極 ８０…絶縁層
Claims (15)
- 【請求項１】 インキを放射するノズル孔が形成された
ノズルプレートと、 前記ノズルプレートに結合してインキが供給される所定
の形状のキャビティを形成する基板と、 前記基板に取り付けられる複数の電極と、 前記複数の電極にそれぞれ連結される複数の発熱体が形
成された発熱ユニットとを備え、 前記複数の電極により前記発熱ユニットの発熱面積を制
御して、放射するインキの量を制御することを特徴とす
るバブルジェットプリンタ用印刷ヘッド。 - 【請求項２】 前記発熱体の発熱面積が異なることを特
徴とする請求項１記載のバブルジェットプリンタ用印刷
ヘッド。 - 【請求項３】 前記電極は少なくとも一つの前記複数の
発熱体の一端に連結される共通電極と、 前記共通電極に連結された発熱体の他端と前記共通電極
に連結されてない発熱体の一端とを連結する連結電極
と、 前記共通電極に連結されない発熱体の他端に連結された
接続電極とを含むことを特徴とする請求項１記載のバブ
ルジェットプリンタ用印刷ヘッド。 - 【請求項４】 前記連結電極に電圧が直接印加されるこ
とを特徴とする請求項３記載のバブルジェットプリンタ
用印刷ヘッド。 - 【請求項５】 前記インキの供給方向と前記インキの放
射方向が垂直になるように前記ノズル孔と前記発熱ユニ
ットが対向に設置されることを特徴とする請求項１乃至
請求項４記載のバブルジェットプリンタ用印刷ヘッド。 - 【請求項６】 前記インキの供給方向と前記インキの放
射方向が平行になるように前記ノズル孔が前記キャビテ
ィの一端部に形成されることを特徴とする請求項１乃至
請求項４記載のバブルジェットプリンタ用印刷ヘッド。 - 【請求項７】 前記発熱ユニットの上部に前記発熱ユニ
ットを前記インキから保護する保護層が形成されること
を特徴とする請求項１乃至請求項６記載のバブルジェッ
トプリンタ用印刷ヘッド。 - 【請求項８】 前記保護層はＴａ、Ｓｉ3 Ｎ4 、ＳｉＣ
の合成よりなることを特徴とする請求項７記載のバブル
ジェットプリンタ用印刷ヘッド。 - 【請求項９】 前記複数の電極と前記基板との間に絶縁
層が形成されることを特徴とする請求項１乃至請求項８
記載のバブルジェットプリンタ用印刷ヘッド。 - 【請求項１０】 前記発熱体が同一の平面上に配列され
ることを特徴とする請求項１記載のバブルジェットプリ
ンタ用印刷ヘッド。 - 【請求項１１】 前記複数の電極は前記発熱体に連結さ
れる複数の連結電極と、前記発熱体に選択的に連結され
る複数の接続電極と共通電極を備えることを特徴とする
請求項１記載のバブルジェットプリンタ用印刷ヘッド。 - 【請求項１２】 前記複数の接続電極には放射するイン
キの量が調整されるように所定の電流が選択的に供給さ
れることを特徴とする請求項１１記載のバブルジェット
プリンタ用印刷ヘッド。 - 【請求項１３】 基板と、 少なくとも一つのノズルを有するノズルプレートと、 前記基板と前記ノズルプレートとの間に位置し、インキ
が供給される所定の形状のチャンバとを備え、 前記各ノズルは前記複数の電極にそれぞれ接続される複
数の発熱体を有する発熱ユニットと複数の電極を有する
ことを特徴とするバブルジェットプリンタ用印刷ヘッ
ド。 - 【請求項１４】 前記複数の電極に所定の電流が選択的
に供給されることを特徴とする請求項１３記載のバブル
ジェットプリンタ用印刷ヘッド - 【請求項１５】 前記所定の電流は放射するインキの量
を調節するように前記複数の電極に選択的に供給される
ことを特徴とする請求項１４記載のバブルジェットプリ
ンタ用印刷ヘッド。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019950043906A KR970025962A (ko) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 잉크제트 프린팅장치 |
| KR95-43906 | 1996-10-10 | ||
| KR1019960045118A KR100450779B1 (ko) | 1995-11-27 | 1996-10-10 | 버블제트프린터 |
| KR96-45118 | 1996-10-10 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09164683A true JPH09164683A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=26631426
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31078296A Pending JPH09164683A (ja) | 1995-11-27 | 1996-11-21 | バブルジェットプリンタ用印刷ヘッド |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0775580A3 (ja) |
| JP (1) | JPH09164683A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100450779B1 (ko) * | 1995-11-27 | 2004-12-23 | 삼성전자주식회사 | 버블제트프린터 |
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|---|---|---|---|---|
| US6749290B2 (en) | 2001-09-04 | 2004-06-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording unit, image recording apparatus and image recording method |
| JP2004001488A (ja) | 2002-04-23 | 2004-01-08 | Canon Inc | インクジェットヘッド |
| JP7086547B2 (ja) | 2017-08-31 | 2022-06-20 | キヤノン株式会社 | ウルトラファインバブル含有液の製造装置および製造方法 |
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|---|---|---|---|---|
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| JPS5931943B2 (ja) | 1979-04-02 | 1984-08-06 | キヤノン株式会社 | 液体噴射記録法 |
| EP0124312A3 (en) * | 1983-04-29 | 1985-08-28 | Hewlett-Packard Company | Resistor structures for thermal ink jet printers |
| US4503444A (en) | 1983-04-29 | 1985-03-05 | Hewlett-Packard Company | Method and apparatus for generating a gray scale with a high speed thermal ink jet printer |
| US4965594A (en) * | 1986-02-28 | 1990-10-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid jet recording head with laminated heat resistive layers on a support member |
| JPS62261452A (ja) * | 1986-05-09 | 1987-11-13 | Canon Inc | 多値化記録方式 |
| US5121143A (en) | 1988-09-14 | 1992-06-09 | Graphtec Corp. | Ink printing head with variable-size heat elements |
| JP2836749B2 (ja) * | 1989-05-09 | 1998-12-14 | 株式会社リコー | 液体噴射記録ヘッド |
| JPH03239563A (ja) * | 1990-02-17 | 1991-10-25 | Mitsubishi Electric Corp | サーマルヘツド |
-
1996
- 1996-11-21 JP JP31078296A patent/JPH09164683A/ja active Pending
- 1996-11-27 EP EP96308587A patent/EP0775580A3/en not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100450779B1 (ko) * | 1995-11-27 | 2004-12-23 | 삼성전자주식회사 | 버블제트프린터 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0775580A2 (en) | 1997-05-28 |
| EP0775580A3 (en) | 1997-10-22 |
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