JPH09164463A - 鋳造設備制御装置 - Google Patents

鋳造設備制御装置

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JPH09164463A
JPH09164463A JP7328760A JP32876095A JPH09164463A JP H09164463 A JPH09164463 A JP H09164463A JP 7328760 A JP7328760 A JP 7328760A JP 32876095 A JP32876095 A JP 32876095A JP H09164463 A JPH09164463 A JP H09164463A
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JP
Japan
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slab
flow rate
cooling
image
cooling water
Prior art date
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Pending
Application number
JP7328760A
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English (en)
Inventor
Yukihiko Okumura
之彦 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は信頼性の高い鋳造設備制御装置を提
供することを課題としている。 【解決手段】 本発明の鋳造設備制御装置は、電子カメ
ラ8で採取した画像を分解して分解画像データ22Aを
得る画像分解処理装置22と、分解画像データ22Aを
加算処理して分解画像平均値24Aを算出する平均値処
理装置24と、分解画像平均値24Aを鋳片基本データ
29Aと照合して冷却流量制御信号25Aを出力する減
算処理装置25と、冷却流量制御信号25Aによって冷
却流量調節器9の流量設定値を調節する冷却水流量補正
装置10とを備えたことを特徴としている。 【効果】 本発明により鋳造設備制御装置の操作精度性
を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続鋳造プロセス
ラインの鋳造設備制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の連続鋳造プロセスラインに対して
の操業目的は高品質な鋳片を安定して製鋼する事を目的
とするが、連続鋳造プロセスラインの操業上は一定であ
ってもタンデシュ(鋳造炉)から吐出される溶鋼の時間
や、MD(鋳型)内の冷却水温度値の変動の原因等によ
り、必ずしもMDより出てきた鋳片の冷却製鋼が一定に
なっておらず鋳片の製品品質にも影響を与えている。
【0003】よって、現状はオペレータ(操作員)がM
Dからでた鋳片状態をモニタ(監視装置)を通して鋳片
の製品状態を監視し下部の冷却水制御装置を操作して鋳
片の品質補正を行っているため、オペレータが常に監視
している労力が多大にかかっている。
【0004】又現状、製品の品質管理は多年数経験した
オペレータでしか判断できないため初心者のオペレータ
では補正することは困難なため、一定した品質の鋳片を
製鋼するのは困難となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来、オペレ
ータが鋳片状態をモニタを通して鋳片の製品状態を監視
して冷却水の手動補正操作を行っていた操業状態を自動
的に判断を行い冷却水制御装置を自動的に操作すること
により、オペレータが常に監視している労力をなくし、
オペレータの経験数に関係なく安定した品質の鋳片を製
鋼することのできる鋳造設備制御装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の鋳造設備制御装
置は、タンデシュから吐出された溶鋼を整形する鋳型
と、鋳型によって整形された鋳片の状態に対応して鋳片
を冷却する冷却水量を調節する冷却流量調節器と、鋳片
の状態を監視する電子カメラと、電子カメラで採取した
画像を分解して分解画像データを得る画像分解処理装置
と、分解画像データを加算処理して分解画像平均値を算
出する平均値処理装置と、鋳片に関する鋳片基本データ
を予め記憶して保存する基本データレコード装置と、分
解画像平均値を鋳片基本データと照合して冷却流量制御
信号を出力する減算処理装置と、冷却流量制御信号によ
って冷却流量調節器の流量設定値を調節する冷却水流量
補正装置とを備えたことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の鋳造設備制御装置の
実施の形態を説明する。図1において、鋳型5はタンデ
シュ6の下部に設置され、タンデシュ6から吐出された
溶鋼6Aを整形する装置である。冷却流量調節器9は鋳
型5によって整形された鋳片4の状態に対応して鋳片4
を冷却ノズル1から噴射される冷却水によって冷却する
する冷却水量を調節する装置であり、電磁流量計3の信
号によっても冷却流量調節弁2を開閉調節する。電子カ
メラ8は鋳片4の近辺に設置され、鋳片4の状態を監視
する装置である。画像分解処理装置22は電子カメラ8
に接続され、電子カメラ8で採取した画像を分解して分
解画像データ22Aを得る装置である。平均値処理装置
24は画像分解処理装置22に接続され、画像分解処理
装置22から出力された分解画像データ22Aを加算処
理して分解画像平均値24Aを算出する装置である。基
本データレコード装置29は鋳片4に関する鋳片基本デ
ータ29Aを予め記憶して保存する装置である。減算処
理装置25は平均値処理装置24および基本データレコ
ード装置29に接続され、平均値処理装置24から出力
された分解画像平均値24Aを基本データレコード装置
29から出力された鋳片基本データ29Aと照合して冷
却流量制御信号25Aを出力する装置である。冷却水流
量補正装置10は減算処理装置25および冷却流量調節
器9に接続され、冷却水流量補正装置10から出力され
る冷却流量制御信号10Aによって冷却流量調節器9の
流量設定値を調節する装置である。また、タンデシュ6
から鋼種情報7を取り入れている。
【0008】即ち、タンデシュ6から吐出された溶鋼は
鋳型5を通って鋳片4となるが、連続鋳造プロセスライ
ンの操業上は一定であってもタンデシュ6から吐出され
る溶鋼6Aの時間や、鋳型5の中の冷却水温度値の変動
の原因等により、必ず鋳型5より出てきた鋳片4の冷却
製鋼が一定になっておらず鋳片4の製品品質にも影響を
与えている。
【0009】そこで、現在、オペレータが鋳型5からで
た鋳片状態をモニタを通して鋳片4の製品状態を監視
し、下部の(二次)冷却流量調節器9を操作して電磁流
量計3よりの実測信号により、(二次)冷却流量調節弁
2を操作し、(二次)冷却ノズル1より鋳片4にかける
(二次)冷却水を操作していたが、本実施例は電子カメ
ラ8により鋳片8を画像にして(二次)冷却水流量補正
装置10に取り込んで、冷却水流量補正装置10で電子
カメラ8で取り込んだ鋳片4の画像をRGB(赤、緑、
青)のデータに変換して安定時の鋳片データとの比較を
行って比較差より補正値を算出して、補正量を冷却流量
調節器9へ送り冷却流量調節弁2を自動操作してオペレ
ータが常に監視している労力をなくし、又、自動補正実
施によりオペレータの経験数に関係なく安定した品質の
鋳片4を製鋼する操業ができる。
【0010】図2は図1の詳細を示すものであり、まず
電子カメラ8で撮影した鋳片画像データ8Aとして表示
される。
【0011】表示された鋳片画像データ8Aは画像分解
処理を行い画像データRGB(R)、画像データRGB
(G)、画像データRGB(B)と3つの画像データに
分解され、画像データ装置23A、23B、23Cにそ
れぞれ各画像データ毎のグラフ表示を行う。
【0012】次にグラフ表示された各RGBデータに対
して、画像データRGB(R)、(G)、(B)はそれ
ぞれ平均値処理装置24A、24B、24Cによって画
像データ平均処理が行なわれ、各々に平均値が求められ
る。
【0013】求められたRGB毎の平均値に対して、鋼
種情報7より基本データレコード装置29に登録してあ
る各鋼種の高品質な鋳片より撮影した画像データより求
めた各RGBの平均値を鋼種情報より同一鋼種を検索
し、減算処理装置25A、25B、25Cによって、そ
れぞれ画像データ平均処理の平均値と基本レコード内の
同一鋼種データ平均値を減算処理して差分を算出する。
【0014】算出したRGBの各差分は補正折線装置2
6A、26B、26Cにより補正折れ線R、補正折れ線
G、補正折れ線Bの各折れ線データより差分から各補正
量を算出する。
【0015】算出した各補正量を加算処理装置27によ
って加算処理し、トータル(総合)の補正量を算出し、
冷却水流量補正装置10により冷却流量調節器9へ送り
補正処理を行う。
【0016】以上のように、連続鋳造プロセスラインに
対して従来、多年数経験したオペレータでしか監視操作
できなかった鋳片の製品状態補正処理に対して、オペレ
ータの監視判断の替わりに鋳片を電子カメラで画像を取
り込み、取り込んだ画像をRGBのデータに変換して安
定時の鋳片データとの比較を行って比較差より補正値を
算出して、自動的に補正することによりオペレータが常
に監視している労力をなくし、オペレータの経験数に関
係なく安定した品質の鋳片を製鋼する事ができる。
【0017】
【発明の効果】本発明により、鋳片を電子カメラで画像
を取り込み、取り込んだ画像をRGBのデータに変換し
安定時の鋳片データとの比較を行って比較差より補正値
を算出して、自動的に補正することにより、安定して信
頼性の高い鋳造設備制御を行なうことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す鋳造設備制御装置の構
成図である。
【図2】図1の詳細を示す説明図である。
【符号の説明】
1 冷却ノズル 2 冷却流量調節弁 3 電磁流量計 4 鋳片 5 鋳型 6 タンデシュ 8 電子カメラ 9 冷却流量調節器 10 冷却水流量補正装置 22 画像分解処理装置 24 平均値処理装置 25 減算処理装置 29 基本データレコード装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンデシュから吐出された溶鋼を整形す
    る鋳型と、この鋳型によって整形された鋳片の状態に対
    応して前記鋳片を冷却する冷却水量を調節する冷却流量
    調節器と、前記鋳片の状態を監視する電子カメラと、こ
    の電子カメラで採取した画像を分解して分解画像データ
    を得る画像分解処理装置と、前記分解画像データを加算
    処理して分解画像平均値を算出する平均値処理装置と、
    前記鋳片に関する鋳片基本データを予め記憶して保存す
    る基本データレコード装置と、前記分解画像平均値を前
    記鋳片基本データと照合して冷却流量制御信号を出力す
    る減算処理装置と、前記冷却流量制御信号によって前記
    冷却流量調節器の流量設定値を調節する冷却水流量補正
    装置と、を具備してなる鋳造設備制御装置。
JP7328760A 1995-12-18 1995-12-18 鋳造設備制御装置 Pending JPH09164463A (ja)

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JP7328760A JPH09164463A (ja) 1995-12-18 1995-12-18 鋳造設備制御装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100919356B1 (ko) * 2007-11-16 2009-09-25 현대제철 주식회사 연속 주조용 주편의 단면 형상 제어를 위한 냉각방법
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