JPH09164016A - コンパクト容器 - Google Patents
コンパクト容器Info
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- JPH09164016A JPH09164016A JP34714095A JP34714095A JPH09164016A JP H09164016 A JPH09164016 A JP H09164016A JP 34714095 A JP34714095 A JP 34714095A JP 34714095 A JP34714095 A JP 34714095A JP H09164016 A JPH09164016 A JP H09164016A
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- JP
- Japan
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- storage portion
- container
- compact container
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】パウダーファンデーションやプレストパウダー
等の粉末化粧品と、リキッドファンデーション、下地ク
リーム等のクリーム状化粧品とを一つに納めることがで
きるコンパクト容器に関する。 【解決手段】所定形状の容器本体と、該容器本体に開閉
自在に装着された蓋体と、前記容器本体内に形成された
粉末化粧品用の第１収納部とを備えてなるコンパクト容
器において、前記容器本体に少なくともクリーム状化粧
品用の第２収納部を兼備してなることを特徴とする。
等の粉末化粧品と、リキッドファンデーション、下地ク
リーム等のクリーム状化粧品とを一つに納めることがで
きるコンパクト容器に関する。 【解決手段】所定形状の容器本体と、該容器本体に開閉
自在に装着された蓋体と、前記容器本体内に形成された
粉末化粧品用の第１収納部とを備えてなるコンパクト容
器において、前記容器本体に少なくともクリーム状化粧
品用の第２収納部を兼備してなることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクト容器の
改良に関し、さらに詳しくは、パウダーファンデーショ
ンやプレストパウダー等の粉末化粧品と、リキッドファ
ンデーション、下地クリーム等のクリーム状化粧品とを
一つに納めることができるコンパクト容器に関する。
改良に関し、さらに詳しくは、パウダーファンデーショ
ンやプレストパウダー等の粉末化粧品と、リキッドファ
ンデーション、下地クリーム等のクリーム状化粧品とを
一つに納めることができるコンパクト容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、かかるコンパクト容器としては、
例えば、図１０に示すものが従来例として周知である。
この従来例におけるコンパクト容器としては、パウダー
ファンデーション、プレストパウダー（粉おしろい）も
しくはこれと略同様な粉末成分の粉末化粧品４のみを薄
い金属製又は合成樹脂製の中皿３上に圧縮して固め置
き、これをパフ５と共に鏡付きの金属あるいは合成樹脂
製の容器１０に入れて携帯に便利なようにしている。
例えば、図１０に示すものが従来例として周知である。
この従来例におけるコンパクト容器としては、パウダー
ファンデーション、プレストパウダー（粉おしろい）も
しくはこれと略同様な粉末成分の粉末化粧品４のみを薄
い金属製又は合成樹脂製の中皿３上に圧縮して固め置
き、これをパフ５と共に鏡付きの金属あるいは合成樹脂
製の容器１０に入れて携帯に便利なようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のコンパクト容器では、主としてプレストパウダ
ー等の粉末化粧品しか収納できないため、粉末化粧品
（コンパクト容器）とクリーム状化粧品（チューブ、ボ
トル、ガラス瓶容器等）とを携帯使用する場合は、この
二品を別々にバッグ等に入れて携帯しなければならなか
った。
た従来のコンパクト容器では、主としてプレストパウダ
ー等の粉末化粧品しか収納できないため、粉末化粧品
（コンパクト容器）とクリーム状化粧品（チューブ、ボ
トル、ガラス瓶容器等）とを携帯使用する場合は、この
二品を別々にバッグ等に入れて携帯しなければならなか
った。
【０００４】ことに、プレストパウダーとリキッドファ
ンデーションとは、通常、セットで使用されることが多
く、リキッドファンデーションを使用した後に、プレス
トパウダーで仕上げたり、化粧直しにプレストパウダー
を用いることが多いため、これら二品を別々に持ち歩く
必要があり、また、リキッドファンデーションがチュー
ブやボトル等に入れられていることとも相俟って、その
都度これらボトル等の蓋を取り外さなければならず、特
にパフの収納や鏡の使用といった場合に、勝手が悪くな
る不便があった。
ンデーションとは、通常、セットで使用されることが多
く、リキッドファンデーションを使用した後に、プレス
トパウダーで仕上げたり、化粧直しにプレストパウダー
を用いることが多いため、これら二品を別々に持ち歩く
必要があり、また、リキッドファンデーションがチュー
ブやボトル等に入れられていることとも相俟って、その
都度これらボトル等の蓋を取り外さなければならず、特
にパフの収納や鏡の使用といった場合に、勝手が悪くな
る不便があった。
【０００５】しかもクリーム状化粧品は、通常、家庭用
としているため、携帯使用すると、重い、大きい、嵩張
る等の問題がある他、この問題を回避するために小分け
容器に移し代えたり、割高なジャーニーサイズを別々に
携帯しなければならないという不便さがあった。
としているため、携帯使用すると、重い、大きい、嵩張
る等の問題がある他、この問題を回避するために小分け
容器に移し代えたり、割高なジャーニーサイズを別々に
携帯しなければならないという不便さがあった。
【０００６】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、粉末化粧品とクリーム状化粧品とを別々に携帯す
ることなく、一つのコンパクト容器内に整然と収納でき
る携帯使用に便利なコンパクト容器を提供することを目
的とするものである。
ので、粉末化粧品とクリーム状化粧品とを別々に携帯す
ることなく、一つのコンパクト容器内に整然と収納でき
る携帯使用に便利なコンパクト容器を提供することを目
的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題点
を解決し、所期の目的を達成するため本発明の要旨とす
る構成は、所定形状の容器本体と、該容器本体に開閉自
在に装着された蓋体と、前記容器本体内に形成された粉
末化粧品用の第１収納部とを備えてなるコンパクト容器
において、前記容器本体に少なくともクリーム状化粧品
用の第２収納部を兼備してなるコンパクト容器に存す
る。
を解決し、所期の目的を達成するため本発明の要旨とす
る構成は、所定形状の容器本体と、該容器本体に開閉自
在に装着された蓋体と、前記容器本体内に形成された粉
末化粧品用の第１収納部とを備えてなるコンパクト容器
において、前記容器本体に少なくともクリーム状化粧品
用の第２収納部を兼備してなるコンパクト容器に存す
る。
【０００８】また、前記第２収納部には、上端開口を気
密もしくは水密に閉塞するための中蓋を開閉自在に装着
することが好ましい。
密もしくは水密に閉塞するための中蓋を開閉自在に装着
することが好ましい。
【０００９】さらに、前記第２収納部の少なくとも奥行
側をラウンド状に形成したり、または第２収納部の中底
面にスロープを形成しても良く、さらに好ましくは、第
２収納部の少なくとも手前側にエッジを立設することが
良い。
側をラウンド状に形成したり、または第２収納部の中底
面にスロープを形成しても良く、さらに好ましくは、第
２収納部の少なくとも手前側にエッジを立設することが
良い。
【００１０】また、前記第２収納部の内周壁面と中底面
とで形成する角隅部を曲面状に形成したり、あるいはそ
の内周壁の開口端縁を円弧状に形成しても良い。
とで形成する角隅部を曲面状に形成したり、あるいはそ
の内周壁の開口端縁を円弧状に形成しても良い。
【００１１】このように構成される本発明のコンパクト
容器は、前記容器本体に少なくともクリーム状化粧品用
の第２収納部を兼備したことによって、パウダーファン
デーションやプレストパウダー等の粉末化粧品と、リキ
ッドファンデーション、下地クリーム等のクリーム状化
粧品を一つの容器内に収納保持し得ることとなる。
容器は、前記容器本体に少なくともクリーム状化粧品用
の第２収納部を兼備したことによって、パウダーファン
デーションやプレストパウダー等の粉末化粧品と、リキ
ッドファンデーション、下地クリーム等のクリーム状化
粧品を一つの容器内に収納保持し得ることとなる。
【００１２】また、第２収納部に、内容物を気密もしく
は水密に閉塞するための中蓋を開閉自在に装着したこと
により、無用な内容物の漏出が阻止されることとなる。
は水密に閉塞するための中蓋を開閉自在に装着したこと
により、無用な内容物の漏出が阻止されることとなる。
【００１３】さらに、前記第２収納部の少なくともその
奥行側をラウンド状に形成すれば、その外方へ膨出した
分のスペースが同収納部内に確保されることから、第２
収納部内でスポンジ等の塗布部材を使用した場合にあっ
ても、第２収納部から塗布部材や内容物が溢れにくく、
また、塗布部材も動かし易いものとなる。
奥行側をラウンド状に形成すれば、その外方へ膨出した
分のスペースが同収納部内に確保されることから、第２
収納部内でスポンジ等の塗布部材を使用した場合にあっ
ても、第２収納部から塗布部材や内容物が溢れにくく、
また、塗布部材も動かし易いものとなる。
【００１４】また、前記第２収納部の中底面にスロープ
を形成しておけば、かかる傾斜角を利用した内容物の取
り出し分量調整が可能となり、また、残留中味の片寄せ
収拾も簡単になし得ることとなる。
を形成しておけば、かかる傾斜角を利用した内容物の取
り出し分量調整が可能となり、また、残留中味の片寄せ
収拾も簡単になし得ることとなる。
【００１５】さらに、前記第２収納部の少なくとも手前
側にエッジを立設しておけば、スポンジ等の如き塗布部
材のしごきも可能となる。
側にエッジを立設しておけば、スポンジ等の如き塗布部
材のしごきも可能となる。
【００１６】また、前記第２収納部の内周壁面と中底面
とで形成する角隅部を曲面状に形成しておけば、内容物
が角隅部へ入り込んで取り残しが出ることがなく、塗布
部材の変形、損傷なども阻止し得ることとなる。
とで形成する角隅部を曲面状に形成しておけば、内容物
が角隅部へ入り込んで取り残しが出ることがなく、塗布
部材の変形、損傷なども阻止し得ることとなる。
【００１７】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るコンパクト容
器の第１実施例を図１乃至図５を参照しながら説明す
る。図中Ａは、本発明に係るコンパクト容器であり、こ
のコンパクト容器Ａは、図１に示すように、所定形状の
容器本体１と、該容器本体１に開閉自在に装着された蓋
体２とを備えている。
器の第１実施例を図１乃至図５を参照しながら説明す
る。図中Ａは、本発明に係るコンパクト容器であり、こ
のコンパクト容器Ａは、図１に示すように、所定形状の
容器本体１と、該容器本体１に開閉自在に装着された蓋
体２とを備えている。
【００１８】前記容器本体１内には、粉末化粧品用の第
１収納部１ａと、クリーム状化粧品用の第２収納部１ｂ
とが凹設されており、前記第１収納部１ａ内に中皿３を
介して粉末化粧品４が着脱自在に収納されている。
１収納部１ａと、クリーム状化粧品用の第２収納部１ｂ
とが凹設されており、前記第１収納部１ａ内に中皿３を
介して粉末化粧品４が着脱自在に収納されている。
【００１９】この中皿３は、金属もしくは合成樹脂材等
の適宜素材から形成されており、その中にプレストパウ
ダー等の粉末化粧品４が収納されると共に、その上にパ
フ５が取出自在に収納されている。
の適宜素材から形成されており、その中にプレストパウ
ダー等の粉末化粧品４が収納されると共に、その上にパ
フ５が取出自在に収納されている。
【００２０】一方、前記第２収納部１ｂは、リキッドフ
ァンデーション、下地クリーム等のクリーム状化粧品を
入れて置くもので、その上面には内容物を気密に閉塞す
るための中蓋６が開閉自在に装着されている。
ァンデーション、下地クリーム等のクリーム状化粧品を
入れて置くもので、その上面には内容物を気密に閉塞す
るための中蓋６が開閉自在に装着されている。
【００２１】この中蓋６は、合成樹脂材等の適宜素材か
ら矩形板状に形成されており、図２乃至図４に示すよう
に、その底面に４つの係合フック６ａ，６ａ…（図３参
照）と、複数の密閉リブ６ｂ，６ｃ…（図４参照）とを
突設し、蓋体２と共に枢軸８にて連結されている。
ら矩形板状に形成されており、図２乃至図４に示すよう
に、その底面に４つの係合フック６ａ，６ａ…（図３参
照）と、複数の密閉リブ６ｂ，６ｃ…（図４参照）とを
突設し、蓋体２と共に枢軸８にて連結されている。
【００２２】前記係合フック６ａ，６ａ…は、図４に示
すように、第２収納部１ｂの外周壁に膨出すべく凹設さ
れた係合突起２２，２２に着脱自在に係合されるもの
で、かかる係合突起２２，２２との係合を解除すること
により、中蓋６は開く。
すように、第２収納部１ｂの外周壁に膨出すべく凹設さ
れた係合突起２２，２２に着脱自在に係合されるもの
で、かかる係合突起２２，２２との係合を解除すること
により、中蓋６は開く。
【００２３】また、前記密閉リブ６ｂ，６ｃ…は、中蓋
６の閉蓋時に、前記上端開口縁２１の全周に当接嵌合し
て内容物を気密に閉塞する（図２参照）。さらに好まし
くは、これらをゴム等のパッキン材で形成すれば、前記
係合フック６ａ，６ａ…が前記係合突起２２，２２に係
合された際、同密閉リブ６ｂ，６ｃ…が前記上端開口縁
２１に圧接状態に嵌合支持されるため、第２収納部１ｂ
の気密性を、より確実に保持し得ることになる。
６の閉蓋時に、前記上端開口縁２１の全周に当接嵌合し
て内容物を気密に閉塞する（図２参照）。さらに好まし
くは、これらをゴム等のパッキン材で形成すれば、前記
係合フック６ａ，６ａ…が前記係合突起２２，２２に係
合された際、同密閉リブ６ｂ，６ｃ…が前記上端開口縁
２１に圧接状態に嵌合支持されるため、第２収納部１ｂ
の気密性を、より確実に保持し得ることになる。
【００２４】また、この第２収納部１ｂは、図５に示す
ように、その奥行側の内周端面２３が上方へ膨出すべく
ラウンド状に形成されており、スポンジ等の塗布部材７
が操作し易いように工夫されている。
ように、その奥行側の内周端面２３が上方へ膨出すべく
ラウンド状に形成されており、スポンジ等の塗布部材７
が操作し易いように工夫されている。
【００２５】従って、同第２収納部１ｂ内でスポンジ等
の塗布部材７を使用した場合にあっても、その内側に膨
出分のスペースＳ（図５参照）が確保されるため、内容
物が溢れにくく、また、塗布部材７も動かし易くなるの
である。
の塗布部材７を使用した場合にあっても、その内側に膨
出分のスペースＳ（図５参照）が確保されるため、内容
物が溢れにくく、また、塗布部材７も動かし易くなるの
である。
【００２６】さらに、前記第２収納部１ｂには、図４に
示すように、中底面にスロープ１ｃが形成されていると
共に、その手前側にスポンジ等の塗布部材７をしごき易
いようにエッジ１ｄが立設されている。
示すように、中底面にスロープ１ｃが形成されていると
共に、その手前側にスポンジ等の塗布部材７をしごき易
いようにエッジ１ｄが立設されている。
【００２７】また、前記スロープ１ｃは、この傾斜角を
利用して内容物の分量調整を可能にするものであるが、
残留物の片寄せ収拾が簡単になし得るように、手前側を
高くし、奥側を低くすべく傾斜させている。
利用して内容物の分量調整を可能にするものであるが、
残留物の片寄せ収拾が簡単になし得るように、手前側を
高くし、奥側を低くすべく傾斜させている。
【００２８】しかも、第２収納部１ｂ内では、内容物が
隅部へ残存しないように、角隅部２４を曲面状に形成し
ており、また塗布部材７の変形や損傷も阻止できるよう
に、内周壁を円弧状に形成している。
隅部へ残存しないように、角隅部２４を曲面状に形成し
ており、また塗布部材７の変形や損傷も阻止できるよう
に、内周壁を円弧状に形成している。
【００２９】このように構成される本発明のコンパクト
容器は、前記第１収納部１ａにファンデーションやプレ
ストパウダー等の粉末化粧品４を収納し、前記第２収納
部１ｂに、リキッドファンデーションや下地クリーム等
のクリーム状化粧品を収納するものであり、また、この
第２収納部１ｂの中蓋が内容物を密閉状態に閉塞して保
持するため、本発明のコンパクト容器をハンドバックな
どの中に入れておいても安易に中味が漏れることがな
く、安心して携帯使用することができる。また符号２ｂ
は、蓋体２の内面に設置される鏡である。
容器は、前記第１収納部１ａにファンデーションやプレ
ストパウダー等の粉末化粧品４を収納し、前記第２収納
部１ｂに、リキッドファンデーションや下地クリーム等
のクリーム状化粧品を収納するものであり、また、この
第２収納部１ｂの中蓋が内容物を密閉状態に閉塞して保
持するため、本発明のコンパクト容器をハンドバックな
どの中に入れておいても安易に中味が漏れることがな
く、安心して携帯使用することができる。また符号２ｂ
は、蓋体２の内面に設置される鏡である。
【００３０】なお本発明はこれら実施例に限定されるこ
となく、本発明の目的の範囲内で自由に設計変更し得る
ものであり、本発明はそれらの全てを包摂するものであ
る。例えば、本実施例では中蓋６を本体から遊離できる
ように取り付けているが（図４参照）、これに限定され
ることなく、図７又は図８に示すように、枢軸８を介し
て中蓋９を上下方向に（図７参照）あるいは中蓋１０を
左右方向（図８参照）に転動させて開蓋できるように形
成しても良い。
となく、本発明の目的の範囲内で自由に設計変更し得る
ものであり、本発明はそれらの全てを包摂するものであ
る。例えば、本実施例では中蓋６を本体から遊離できる
ように取り付けているが（図４参照）、これに限定され
ることなく、図７又は図８に示すように、枢軸８を介し
て中蓋９を上下方向に（図７参照）あるいは中蓋１０を
左右方向（図８参照）に転動させて開蓋できるように形
成しても良い。
【００３１】また、図９に示すように、前記第２収納部
１ｂに対応する蓋体２の内面２ａに、第２収納部１ｂと
気密に整合するパッキン状の中蓋１１を突設しておけ
ば、蓋体２の開閉操作に応じて第２収納部１ｂも自動的
に開閉できることになり、換言すれば、蓋体２と中蓋１
１との開閉が一回の操作でできるため、かかる開閉操作
に手を煩わすことがない。
１ｂに対応する蓋体２の内面２ａに、第２収納部１ｂと
気密に整合するパッキン状の中蓋１１を突設しておけ
ば、蓋体２の開閉操作に応じて第２収納部１ｂも自動的
に開閉できることになり、換言すれば、蓋体２と中蓋１
１との開閉が一回の操作でできるため、かかる開閉操作
に手を煩わすことがない。
【００３２】さらに、第１、第２の収納部１ａ、１ｂの
形状、大きさ等は本実施例に限定されるものではなく、
適宜な形状、大きさに形成しても良いものである。ま
た、これら収納部１ａ，１ｂ内には、必ずしも粉末、ク
リーム状の化粧品を入れる必要はなく、例えば、第１収
納部１ａと第２収納部１ｂとの何れか一方に、アイシャ
ドー、チークブラシ等の塗布具あるいは口紅等と、メー
キャップリムバーなどを入れて組み合わせ使用（包装用
ケーシングとしての仕様）することもできる。
形状、大きさ等は本実施例に限定されるものではなく、
適宜な形状、大きさに形成しても良いものである。ま
た、これら収納部１ａ，１ｂ内には、必ずしも粉末、ク
リーム状の化粧品を入れる必要はなく、例えば、第１収
納部１ａと第２収納部１ｂとの何れか一方に、アイシャ
ドー、チークブラシ等の塗布具あるいは口紅等と、メー
キャップリムバーなどを入れて組み合わせ使用（包装用
ケーシングとしての仕様）することもできる。
【００３３】なお、本明細書にて言及している「クリー
ム状化粧品」とは、ジェル状の内容物に限定されるもの
ではなく、リキッドファンデーション等の如き液体を含
む流動体をも包摂するものである。
ム状化粧品」とは、ジェル状の内容物に限定されるもの
ではなく、リキッドファンデーション等の如き液体を含
む流動体をも包摂するものである。
【００３４】
【発明の効果】以上のように構成される本発明に係るコ
ンパクト容器は、前記容器本体に少なくともクリーム状
化粧品用の第２収納部を兼備したことによって、パウダ
ーファンデーションやプレストパウダー等の粉末化粧品
と、リキッドファンデーションや下地クリーム等のクリ
ーム状化粧品を一つの容器内に収納保持し得るため、従
来の如く上記二品を別々にバッグ等に入れて携帯した
り、小分け容器に移し代えたりするという煩わしさを解
消できることとなった。
ンパクト容器は、前記容器本体に少なくともクリーム状
化粧品用の第２収納部を兼備したことによって、パウダ
ーファンデーションやプレストパウダー等の粉末化粧品
と、リキッドファンデーションや下地クリーム等のクリ
ーム状化粧品を一つの容器内に収納保持し得るため、従
来の如く上記二品を別々にバッグ等に入れて携帯した
り、小分け容器に移し代えたりするという煩わしさを解
消できることとなった。
【００３５】またこの第２収納部に、内容物を気密もし
くは水密に閉塞保持するための中蓋を開閉自在に装着し
たことにより、安易な内容物の漏出事故が阻止されるた
め、ハンドバッグなどの中でも、安心して携帯すること
ができるといった効果を奏する。
くは水密に閉塞保持するための中蓋を開閉自在に装着し
たことにより、安易な内容物の漏出事故が阻止されるた
め、ハンドバッグなどの中でも、安心して携帯すること
ができるといった効果を奏する。
【００３６】さらに、前記第２収納部の少なくともその
奥行側をラウンド状に形成すれば、その外方へ膨出した
分のスペースが同収納部内に確保されるため、第２収納
部内でスポンジ等の塗布部材を使用した場合にあって
も、内容物は溢れにくく、また塗布部材も取り出し易く
なるといった効果を奏する。
奥行側をラウンド状に形成すれば、その外方へ膨出した
分のスペースが同収納部内に確保されるため、第２収納
部内でスポンジ等の塗布部材を使用した場合にあって
も、内容物は溢れにくく、また塗布部材も取り出し易く
なるといった効果を奏する。
【００３７】また、前記第２収納部の中底面にスロープ
を形成すれば、内容物の分量調整が可能となり、また、
残留化粧料の片寄せ収拾が容易となり、内容物を最後ま
で無駄なく使用できるといった効果を奏する。
を形成すれば、内容物の分量調整が可能となり、また、
残留化粧料の片寄せ収拾が容易となり、内容物を最後ま
で無駄なく使用できるといった効果を奏する。
【００３８】さらに、前記第２収納部の少なくとも手前
側にエッジを立設すれば、スポンジ等の塗布部材のしご
きができるため、好みにあった塗布量を簡単に得ること
ができるといった効果を奏する。
側にエッジを立設すれば、スポンジ等の塗布部材のしご
きができるため、好みにあった塗布量を簡単に得ること
ができるといった効果を奏する。
【００３９】また、前記第２収納部の内周壁面と中底面
とで形成する角隅部を曲面状に形成しておけば、内容物
が角隅部へ無駄に入り込んでしまうことが防止され、塗
布部材の変形や損傷も阻止できるといった効果を奏す
る。
とで形成する角隅部を曲面状に形成しておけば、内容物
が角隅部へ無駄に入り込んでしまうことが防止され、塗
布部材の変形や損傷も阻止できるといった効果を奏す
る。
【００４０】このように本発明は、粉末化粧品とクリー
ム状化粧品とを別々に携帯することなく、一つの容器内
に整然と収納できる携帯使用に便利なコンパクト容器を
提供できるものであり、また、構成が単純であるため大
量生産に適し、価格も低廉なものとして需要者に供給で
きるなど、本発明を実施することはその実益的価値が甚
だ大である。
ム状化粧品とを別々に携帯することなく、一つの容器内
に整然と収納できる携帯使用に便利なコンパクト容器を
提供できるものであり、また、構成が単純であるため大
量生産に適し、価格も低廉なものとして需要者に供給で
きるなど、本発明を実施することはその実益的価値が甚
だ大である。
【図１】本発明に係るコンパクト容器（開蓋状態）の第
１実施例を示す斜視図である。
１実施例を示す斜視図である。
【図２】同コンパクト容器の縦断面図である。
【図３】同コンパクト容器の要部説明図である。
【図４】中蓋を取り外した状態を示す第２収納部付近の
要部断面図である。
要部断面図である。
【図５】本実施例で使用する第２収納部のラウンド形状
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図６】本発明に係るコンパクト容器（開蓋状態）の第
２実施例を示す斜視図である。
２実施例を示す斜視図である。
【図７】同コンパクト容器の中蓋を開蓋した状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図８】本発明に係るコンパクト容器（開蓋状態）の第
３実施例を示す斜視図である。
３実施例を示す斜視図である。
【図９】本発明に係るコンパクト容器（開蓋状態）の第
４実施例を示す斜視図である。
４実施例を示す斜視図である。
【図１０】従来のコンパクト容器を示す要部説明図であ
る。
る。
１ 容器本体 １ａ 第１収納部 １ｂ 第２収納部 １ｃ スロープ １ｄ エッジ ２ 蓋体 ２ａ 蓋体の内面 ２ｂ 鏡 ３ 中皿 ４ 粉状化粧品 ５ パフ ６ 中蓋 ６ａ 係合フック ６ｂ 密閉リブ ６ｃ 密閉リブ ７ 塗布部材 ８ 枢軸 ９ 中蓋 ９ａ 係合フック ９ｂ 密閉リブ ９ｃ 密閉リブ １０ 中蓋 １１ 中蓋 ２１ 上端開口縁 ２２ 係合突起 ２３ 内周端面 ２４ 角隅部 Ａ コンパクト容器 Ｓ スペース
Claims (6)
- 【請求項１】 所定形状の容器本体と、該容器本体に開
閉自在に装着された蓋体と、前記容器本体内に形成され
た粉末化粧品用の第１収納部とを備えてなるコンパクト
容器において、前記容器本体に少なくともクリーム状化
粧品用の第２収納部を兼備してなることを特徴とするコ
ンパクト容器。 - 【請求項２】 前記第２収納部には、内容物を気密もし
くは水密に閉塞保持するための中蓋が開閉自在に装着さ
れていることを特徴とする請求項１に記載のコンパクト
容器。 - 【請求項３】 前記第２収納部は、少なくともその奥行
側がラウンド状に形成されていること特徴とする請求項
１又は２に記載のコンパクト容器。 - 【請求項４】 前記第２収納部は、中底面にスロープが
形成されていることを特徴とする請求項１、２又は３に
記載のコンパクト容器。 - 【請求項５】 前記第２収納部は、少なくとも手前側に
エッジが立設されていることを特徴とする請求項１、
２、３又は４に記載のコンパクト容器。 - 【請求項６】 前記第２収納部は、少なくともその内周
壁面と中底面とで形成する角隅部が曲面状に形成されて
いることを特徴とする請求項１、２、３、４又は５に記
載のコンパクト容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34714095A JPH09164016A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | コンパクト容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34714095A JPH09164016A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | コンパクト容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09164016A true JPH09164016A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18388187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34714095A Withdrawn JPH09164016A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | コンパクト容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09164016A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112520196A (zh) * | 2021-01-15 | 2021-03-19 | 成都冷松静枫网络科技有限公司 | 一种水粉盒增湿密封保存装置 |
-
1995
- 1995-12-15 JP JP34714095A patent/JPH09164016A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112520196A (zh) * | 2021-01-15 | 2021-03-19 | 成都冷松静枫网络科技有限公司 | 一种水粉盒增湿密封保存装置 |
| CN112520196B (zh) * | 2021-01-15 | 2022-09-23 | 义乌市嘉诗电子科技有限公司 | 一种水粉盒增湿密封保存装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030304 |