JPH09163731A - Mosfet同期整流器 - Google Patents
Mosfet同期整流器Info
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- JPH09163731A JPH09163731A JP34577495A JP34577495A JPH09163731A JP H09163731 A JPH09163731 A JP H09163731A JP 34577495 A JP34577495 A JP 34577495A JP 34577495 A JP34577495 A JP 34577495A JP H09163731 A JPH09163731 A JP H09163731A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 メインスイッチのMOSFETと同期する二
次側のMOSFETによるエネルギー損失の低減化とタ
ーンオン期間の短縮化を図る。 【解決手段】 トランスT1 の一次側にメインスイッチ
のMOSFETQ1 を設け、トランスT1 の二次側には
二次コイル9に対して直列に第2のMOSFETQ2 を
設け、この二次コイル9とMOSFETQ2 との直列回
路に第3のMOSFETQ3 を並列に設け、出力端3,
4間に出力コンデンサC2 、出力コンデンサC2 の高圧
端とMOSFETQ3 のソース側間にチョークコイルL
1 を設ける。MOSFETQ2 のドレイン・ソース間に
MOSFETQ2 のボディーダイオード(BD)よりも
順方向電圧が小さくて逆回復時間が短いダイオードD1
を、MOSFETQ3 のドレイン・ソース間にMOSF
ETQ3 のBDよりも順方向電圧が小さくて逆回復時間
が短いダイオードD2 を設ける。
次側のMOSFETによるエネルギー損失の低減化とタ
ーンオン期間の短縮化を図る。 【解決手段】 トランスT1 の一次側にメインスイッチ
のMOSFETQ1 を設け、トランスT1 の二次側には
二次コイル9に対して直列に第2のMOSFETQ2 を
設け、この二次コイル9とMOSFETQ2 との直列回
路に第3のMOSFETQ3 を並列に設け、出力端3,
4間に出力コンデンサC2 、出力コンデンサC2 の高圧
端とMOSFETQ3 のソース側間にチョークコイルL
1 を設ける。MOSFETQ2 のドレイン・ソース間に
MOSFETQ2 のボディーダイオード(BD)よりも
順方向電圧が小さくて逆回復時間が短いダイオードD1
を、MOSFETQ3 のドレイン・ソース間にMOSF
ETQ3 のBDよりも順方向電圧が小さくて逆回復時間
が短いダイオードD2 を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばスイッチン
グ電源等に設けられるDC−DCコンバータ等に用いら
れるMOSFET同期整流器に関するものである。
グ電源等に設けられるDC−DCコンバータ等に用いら
れるMOSFET同期整流器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スイッチング電源にフォワードタイプの
コンバータが広く使用されており、その一例として、図
4に示す回路構成のMOSFET同期整流器が用いられ
ている。同図に示すように、このMOSFET同期整流
器は、コア5と一次コイル8と二次コイル9とを有する
トランスT1 を備えており、このトランスT1 の一次側
の回路10を駆動回路とし、二次側の回路11を出力回路と
している。一次側の回路10側には入力端1,2を介して
回路動作を行う電源を接続し、スイッチング動作を行う
メインスイッチのMOSFETQ1 をトランスT1 の一
次コイル8の巻き終り側に設けており、また、一次コイ
ル8と並列に共振コンデンサC1 を接続している。
コンバータが広く使用されており、その一例として、図
4に示す回路構成のMOSFET同期整流器が用いられ
ている。同図に示すように、このMOSFET同期整流
器は、コア5と一次コイル8と二次コイル9とを有する
トランスT1 を備えており、このトランスT1 の一次側
の回路10を駆動回路とし、二次側の回路11を出力回路と
している。一次側の回路10側には入力端1,2を介して
回路動作を行う電源を接続し、スイッチング動作を行う
メインスイッチのMOSFETQ1 をトランスT1 の一
次コイル8の巻き終り側に設けており、また、一次コイ
ル8と並列に共振コンデンサC1 を接続している。
【0003】トランスT1 の二次側にはトランスT1 の
二次コイル9に対して第2のMOSFETQ2 が直列に
接続されており、このトランスT1 の二次コイル9と第
2のMOSFETQ2 との直列回路に、第3のMOSF
ETQ3 がソース側を二次コイル9の高圧端側にして並
列に設けられている。トランスT1 の出力端3,4間に
は出力コンデンサC2 が設けられ、前記第3のMOSF
ETQ3 のソース側と出力コンデンサC2 の高圧端との
間にはチョークコイルL1 が設けられている。高圧側の
出力端3と前記MOSFETQ1 のゲートとの間には制
御回路6が接続されており、この制御回路6により、M
OSFET同期整流器の出力電圧が安定するようなMO
SFETQ1 のスイッチ制御信号を作り出し、MOSF
ETQ1を制御するようになっている。
二次コイル9に対して第2のMOSFETQ2 が直列に
接続されており、このトランスT1 の二次コイル9と第
2のMOSFETQ2 との直列回路に、第3のMOSF
ETQ3 がソース側を二次コイル9の高圧端側にして並
列に設けられている。トランスT1 の出力端3,4間に
は出力コンデンサC2 が設けられ、前記第3のMOSF
ETQ3 のソース側と出力コンデンサC2 の高圧端との
間にはチョークコイルL1 が設けられている。高圧側の
出力端3と前記MOSFETQ1 のゲートとの間には制
御回路6が接続されており、この制御回路6により、M
OSFET同期整流器の出力電圧が安定するようなMO
SFETQ1 のスイッチ制御信号を作り出し、MOSF
ETQ1を制御するようになっている。
【0004】この種の回路においては、メインスイッチ
のMOSFETQ1 がオフのときには、それに同期して
第2、第3のMOSFETQ2 ,Q3 もオフする。そう
すると、MOSFETQ1 がオンのときにチョークコイ
ルL1 に蓄えられていたエネルギーによって、同図の矢
印Aに示すように、チョークコイルL1 →出力コンデン
サC2 →第3のMOSFETQ3 のフライホール電流が
流れ、出力端3,4側にエネルギーが供給される。
のMOSFETQ1 がオフのときには、それに同期して
第2、第3のMOSFETQ2 ,Q3 もオフする。そう
すると、MOSFETQ1 がオンのときにチョークコイ
ルL1 に蓄えられていたエネルギーによって、同図の矢
印Aに示すように、チョークコイルL1 →出力コンデン
サC2 →第3のMOSFETQ3 のフライホール電流が
流れ、出力端3,4側にエネルギーが供給される。
【0005】しかしながら、MOSFETのボディーダ
イオードは順方向電圧が大きいために、前記の如く第3
のMOSFETQ3 に電流を流すことは大きいエネルギ
ー損失を招くことになり、しかも、このボディーダイオ
ードは逆回復時間が長いために、前記フライホール電流
がだらだらと流れて第3のMOSFETQ3 のターンオ
ン期間が長くなってしまい、この期間のノイズも大きく
なるといった問題があった。
イオードは順方向電圧が大きいために、前記の如く第3
のMOSFETQ3 に電流を流すことは大きいエネルギ
ー損失を招くことになり、しかも、このボディーダイオ
ードは逆回復時間が長いために、前記フライホール電流
がだらだらと流れて第3のMOSFETQ3 のターンオ
ン期間が長くなってしまい、この期間のノイズも大きく
なるといった問題があった。
【0006】そこで、図5に示すように、第3のMOS
FETQ3 のボディーダイオードよりも順方向電圧が小
さくて逆回復時間が短いショットキーバリアダイオード
等のダイオードD2 を、第3のMOSFETQ3 のドレ
イン・ソース間に設けた回路構成のMOSFET同期整
流器が提案されるようになった。このようにすると、第
3のMOSFETQ3 がオフしたときに、前記フライホ
ール電流が第3のMOSFETQ3 側に流れずにダイオ
ードD2 側に流れることになり、このダイオードD2 は
MOSFETQ3 のボディーダイオードよりも順方向電
圧が小さく逆回復時間が短いために、フライホール電流
を小さくして、前記エネルギー損失を小さくし、第3の
MOSFETQ3 のターンオン期間の短縮化およびこの
期間のノイズの低減化を図ることができる。
FETQ3 のボディーダイオードよりも順方向電圧が小
さくて逆回復時間が短いショットキーバリアダイオード
等のダイオードD2 を、第3のMOSFETQ3 のドレ
イン・ソース間に設けた回路構成のMOSFET同期整
流器が提案されるようになった。このようにすると、第
3のMOSFETQ3 がオフしたときに、前記フライホ
ール電流が第3のMOSFETQ3 側に流れずにダイオ
ードD2 側に流れることになり、このダイオードD2 は
MOSFETQ3 のボディーダイオードよりも順方向電
圧が小さく逆回復時間が短いために、フライホール電流
を小さくして、前記エネルギー損失を小さくし、第3の
MOSFETQ3 のターンオン期間の短縮化およびこの
期間のノイズの低減化を図ることができる。
【0007】ところで、従来は、この回路において、メ
インスイッチのMOSFETQ1 のオフ期間に、トラン
スT1 の二次コイルQの電圧が0Vになったときには、
第2のMOSFETQ2 を通って電流が流れるはずはな
いと考えられていたが、本出願人が第2のMOSFET
Q2 側を流れる電流に着目し、詳細に調べたところ、二
次コイルQの電圧が0Vのときに、前記チョークコイル
L1 からの電流がチョークコイルL1 →出力コンデンサ
C2 →第2のMOSFETQ2 →トランスT1と僅かに
流れることが確認された。そして、第2のMOSFET
Q2 においても、第3のMOSFETQ3 と同様に、そ
のボディーダイオードの順方向電圧が大きく、逆回復時
間が長いために、通電抵抗が大きい第2のMOSFET
Q2 を通って電流がだらだらと流れ、エネルギーの損失
を増加させてしまうといった問題が生じた。
インスイッチのMOSFETQ1 のオフ期間に、トラン
スT1 の二次コイルQの電圧が0Vになったときには、
第2のMOSFETQ2 を通って電流が流れるはずはな
いと考えられていたが、本出願人が第2のMOSFET
Q2 側を流れる電流に着目し、詳細に調べたところ、二
次コイルQの電圧が0Vのときに、前記チョークコイル
L1 からの電流がチョークコイルL1 →出力コンデンサ
C2 →第2のMOSFETQ2 →トランスT1と僅かに
流れることが確認された。そして、第2のMOSFET
Q2 においても、第3のMOSFETQ3 と同様に、そ
のボディーダイオードの順方向電圧が大きく、逆回復時
間が長いために、通電抵抗が大きい第2のMOSFET
Q2 を通って電流がだらだらと流れ、エネルギーの損失
を増加させてしまうといった問題が生じた。
【0008】すなわち、図6の(c)には、図5の回路
における第2のMOSFETQ2 のドレイン・ソース間
電圧を、ソース側を基準として測定した結果が示されて
おり、同図の(a),(b)には、それぞれ、メインス
イッチのMOSFETQ1 のゲート電圧、第2のMOS
FETQ2 のゲート電圧がそれぞれ示されているが、こ
れらの図から明らかなように、MOSFETQ1 のゲー
ト電圧がオフすると、第2のMOSFETQ2 のゲート
電圧もオフし、このとき、第2のMOSFETQ2 のド
レイン・ソース間にチョークコイルL1 からの電流が流
れてドレイン・ソース電圧が生じる。この電圧は、第2
のMOSFETQ2 のゲート電圧がオフしたときから徐
々に増加していき、その後低下し、一度マイナス側に振
れてから、第2のMOSFETQ2 がオンするときに再
び0に戻る。
における第2のMOSFETQ2 のドレイン・ソース間
電圧を、ソース側を基準として測定した結果が示されて
おり、同図の(a),(b)には、それぞれ、メインス
イッチのMOSFETQ1 のゲート電圧、第2のMOS
FETQ2 のゲート電圧がそれぞれ示されているが、こ
れらの図から明らかなように、MOSFETQ1 のゲー
ト電圧がオフすると、第2のMOSFETQ2 のゲート
電圧もオフし、このとき、第2のMOSFETQ2 のド
レイン・ソース間にチョークコイルL1 からの電流が流
れてドレイン・ソース電圧が生じる。この電圧は、第2
のMOSFETQ2 のゲート電圧がオフしたときから徐
々に増加していき、その後低下し、一度マイナス側に振
れてから、第2のMOSFETQ2 がオンするときに再
び0に戻る。
【0009】このように、従来は、トランスT1 の二次
コイル9の両端間の電圧が0であれば、第2のMOSF
ETQ2 側には電流は流れないと考えられていたにもか
かわらず、チョークコイルL1 からの電流が第2のMO
SFETQ2 側にも流れてドレイン・ソース間電圧が生
じ、この第2のMOSFETの大きなボディーダイオー
ドに起因して、エネルギーの損失が増加したり、第2の
MOSFETのターンオン期間が長くなったりすること
が分かった。なお、前記第3のMOSFETQ3 のドレ
イン・ソース間電圧も、この第2のドレイン・ソース間
電圧と同様の波形を有する電圧となる。
コイル9の両端間の電圧が0であれば、第2のMOSF
ETQ2 側には電流は流れないと考えられていたにもか
かわらず、チョークコイルL1 からの電流が第2のMO
SFETQ2 側にも流れてドレイン・ソース間電圧が生
じ、この第2のMOSFETの大きなボディーダイオー
ドに起因して、エネルギーの損失が増加したり、第2の
MOSFETのターンオン期間が長くなったりすること
が分かった。なお、前記第3のMOSFETQ3 のドレ
イン・ソース間電圧も、この第2のドレイン・ソース間
電圧と同様の波形を有する電圧となる。
【0010】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、トランスの二次コイルの電
圧が0となったときにトランスの二次側に設けたMOS
FETのボディーダイオードによるエネルギー損失を低
減することが可能であり、かつ、上記MOSFETのタ
ーンオン期間を短縮することができるMOSFET同期
整流器を提供することにある。
たものであり、その目的は、トランスの二次コイルの電
圧が0となったときにトランスの二次側に設けたMOS
FETのボディーダイオードによるエネルギー損失を低
減することが可能であり、かつ、上記MOSFETのタ
ーンオン期間を短縮することができるMOSFET同期
整流器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成により課題を解決するため
の手段としている。すなわち、本発明は、トランスの一
次側にメインスイッチのMOSFETが設けられ、該ト
ランスの二次側には該トランスの二次コイルに対して第
2のMOSFETが直列に、このトランスの二次コイル
と第2のMOSFETとの直列回路に第3のMOSFE
Tがソース側を二次コイルの高圧端側にして並列にそれ
ぞれ設けられており、前記トランスの出力端間には出力
コンデンサが設けられ、前記第3のMOSFETのソー
ス側と出力コンデンサの高圧端との間にはチョークコイ
ルが設けられているフォワードタイプのMOSFET同
期整流器であって、前記第2のMOSFETのドレイン
・ソース間には該第2のMOSFETのボディーダイオ
ードよりも順方向電圧が小さくて逆回復時間が短い第1
のダイオードが設けられ、前記第3のMOSFETのド
レイン・ソース間には該第3のMOSFETのボディー
ダイオードよりも順方向電圧が小さくて逆回復時間が短
い第2のダイオードが設けられていることを特徴として
構成されている。
に、本発明は次のような構成により課題を解決するため
の手段としている。すなわち、本発明は、トランスの一
次側にメインスイッチのMOSFETが設けられ、該ト
ランスの二次側には該トランスの二次コイルに対して第
2のMOSFETが直列に、このトランスの二次コイル
と第2のMOSFETとの直列回路に第3のMOSFE
Tがソース側を二次コイルの高圧端側にして並列にそれ
ぞれ設けられており、前記トランスの出力端間には出力
コンデンサが設けられ、前記第3のMOSFETのソー
ス側と出力コンデンサの高圧端との間にはチョークコイ
ルが設けられているフォワードタイプのMOSFET同
期整流器であって、前記第2のMOSFETのドレイン
・ソース間には該第2のMOSFETのボディーダイオ
ードよりも順方向電圧が小さくて逆回復時間が短い第1
のダイオードが設けられ、前記第3のMOSFETのド
レイン・ソース間には該第3のMOSFETのボディー
ダイオードよりも順方向電圧が小さくて逆回復時間が短
い第2のダイオードが設けられていることを特徴として
構成されている。
【0012】上記構成の本発明のうち、第1、第2のダ
イオードが設けられていない場合には、メインスイッチ
のMOSFETがオフしたときに、チョークコイルのエ
ネルギーでチョークコイル→出力コンデンサ→第3のM
OSFETのフライホール電流が流れ、また、チョーク
コイル→出力コンデンサ→第2のMOSFET→トラン
スの電流も僅かに流れる。
イオードが設けられていない場合には、メインスイッチ
のMOSFETがオフしたときに、チョークコイルのエ
ネルギーでチョークコイル→出力コンデンサ→第3のM
OSFETのフライホール電流が流れ、また、チョーク
コイル→出力コンデンサ→第2のMOSFET→トラン
スの電流も僅かに流れる。
【0013】このように、電流が第2、第3のMOSF
ETを通って流れると、第2、第3のMOSFETのボ
ディーダイオードは順方向電圧が大きいために、エネル
ギーの大きな損失が生じ、しかも、前記ボディーダイオ
ードは逆回復時間が長いために、第2、第3のMOSF
ETのターンオン期間も長くなってしまうが、上記構成
の本発明においては、第2のMOSFETのドレイン・
ソース間には第2のMOSFETよりも順方向電圧が小
さくて逆回復時間が短い第1のダイオードが設けられて
いるために、第2のMOSFETがオフすると、前記チ
ョークコイルからの電流は第2のMOSFETを通らず
に第1のダイオードを通る。そうすると、この第1のダ
イオードは、前記の如く、第2のMOSFETのボディ
ーダイオードよりも順方向電圧が小さくて逆回復時間が
短いために、チョークコイルからの電流が第2のMOS
FETを通って流れるときに比べ、エネルギー損失が小
さくなり、ターンオン期間も短くなる。
ETを通って流れると、第2、第3のMOSFETのボ
ディーダイオードは順方向電圧が大きいために、エネル
ギーの大きな損失が生じ、しかも、前記ボディーダイオ
ードは逆回復時間が長いために、第2、第3のMOSF
ETのターンオン期間も長くなってしまうが、上記構成
の本発明においては、第2のMOSFETのドレイン・
ソース間には第2のMOSFETよりも順方向電圧が小
さくて逆回復時間が短い第1のダイオードが設けられて
いるために、第2のMOSFETがオフすると、前記チ
ョークコイルからの電流は第2のMOSFETを通らず
に第1のダイオードを通る。そうすると、この第1のダ
イオードは、前記の如く、第2のMOSFETのボディ
ーダイオードよりも順方向電圧が小さくて逆回復時間が
短いために、チョークコイルからの電流が第2のMOS
FETを通って流れるときに比べ、エネルギー損失が小
さくなり、ターンオン期間も短くなる。
【0014】また、上記構成の本発明においては、第3
のMOSFETのドレイン・ソース間には、第3のMO
SFETのボディーダイオードよりも順方向電圧が小さ
くて逆回復時間が短い第2のダイオードが設けられてい
るために、第2のMOSFET側と同様に、前記チョー
クコイルからの電流が第3のMOSFETの電流を通ら
ずに第2のダイオードを通って流れ、それにより、上記
と同様に、エネルギーの損失が小さくなり、第3のMO
SFETのターンオン期間も短くなる。
のMOSFETのドレイン・ソース間には、第3のMO
SFETのボディーダイオードよりも順方向電圧が小さ
くて逆回復時間が短い第2のダイオードが設けられてい
るために、第2のMOSFET側と同様に、前記チョー
クコイルからの電流が第3のMOSFETの電流を通ら
ずに第2のダイオードを通って流れ、それにより、上記
と同様に、エネルギーの損失が小さくなり、第3のMO
SFETのターンオン期間も短くなる。
【0015】以上のように、本発明においては、第2、
第3のMOSFETの各ドレイン・ソース間に、前記構
成の第1、第2のダイオードをそれぞれ設けることによ
り、メインスイッチのMOSFETがオフ期間に第2、
第3のMOSFET側に電流を通さずに、第1、第2の
ダイオードを通すことによって、エネルギーの損失の低
減と第2、第3のMOSFETのターンオン期間の短縮
化が図られ、上記課題が解決される。
第3のMOSFETの各ドレイン・ソース間に、前記構
成の第1、第2のダイオードをそれぞれ設けることによ
り、メインスイッチのMOSFETがオフ期間に第2、
第3のMOSFET側に電流を通さずに、第1、第2の
ダイオードを通すことによって、エネルギーの損失の低
減と第2、第3のMOSFETのターンオン期間の短縮
化が図られ、上記課題が解決される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、本実施形態例の説明におい
て、従来例および図5に示した提案の回路と同一名称部
分には同一符号を付し、その重複説明は省略する。図1
には、本発明に係るMOSFET同期整流器の一実施形
態例の回路構成が示されている。本実施形態例のMOS
FET同期整流器の回路構成は、図5に示した提案の回
路構成とほぼ同様に構成されており、本実施形態例が図
5の回路構成と異なる特徴的はことは、第2のMOSF
ETQ2 のドレイン・ソース間に、第2のMOSFET
Q2 のボディーダイオードよりも順方向電圧が小さくて
逆回復時間が短いダイオードD1 を設けたことである。
に基づいて説明する。なお、本実施形態例の説明におい
て、従来例および図5に示した提案の回路と同一名称部
分には同一符号を付し、その重複説明は省略する。図1
には、本発明に係るMOSFET同期整流器の一実施形
態例の回路構成が示されている。本実施形態例のMOS
FET同期整流器の回路構成は、図5に示した提案の回
路構成とほぼ同様に構成されており、本実施形態例が図
5の回路構成と異なる特徴的はことは、第2のMOSF
ETQ2 のドレイン・ソース間に、第2のMOSFET
Q2 のボディーダイオードよりも順方向電圧が小さくて
逆回復時間が短いダイオードD1 を設けたことである。
【0017】このダイオードD1 は、ショットキーバリ
アダイオードであり、ダイオードD1 のカソードが第2
のMOSFETのドレイン側に、ダイオードD1 のアノ
ードが第2のMOSFETQ2 のソース側に接続されて
いる。なお、本実施形態例でも、図5の回路構成と同様
に、第3のMOSFETQ3 のドレイン・ソース間にも
ショットキーバリアダイオードによって形成されたダイ
オードD2 が設けられており、本実施形態例では、ダイ
オードD1 が第1のダイオードとして機能し、ダイオー
ドD2 が第2のダイオードとして機能する。
アダイオードであり、ダイオードD1 のカソードが第2
のMOSFETのドレイン側に、ダイオードD1 のアノ
ードが第2のMOSFETQ2 のソース側に接続されて
いる。なお、本実施形態例でも、図5の回路構成と同様
に、第3のMOSFETQ3 のドレイン・ソース間にも
ショットキーバリアダイオードによって形成されたダイ
オードD2 が設けられており、本実施形態例では、ダイ
オードD1 が第1のダイオードとして機能し、ダイオー
ドD2 が第2のダイオードとして機能する。
【0018】本実施形態例は以上のように構成されてお
り、本実施形態例でも、図5の提案の回路とほぼ同様に
動作するが、本実施形態例では、第2のMOSFETの
ドレイン・ソース間には、第2のMOSFETQ2 のボ
ディーダイオードよりも順方向電圧が小さくて逆回復時
間が短い第1のダイオードD1 が設けられているため
に、メインスイッチのMOSFETQ1 がオフ期間にチ
ョークコイルL1 からの電流が第2のMOSFETQ2
側には流れずに、チョークコイルL1 →出力コンデンサ
C2 →ダイオードD1 →トランスT1 といったように、
ダイオードD1 側を通って流れる。
り、本実施形態例でも、図5の提案の回路とほぼ同様に
動作するが、本実施形態例では、第2のMOSFETの
ドレイン・ソース間には、第2のMOSFETQ2 のボ
ディーダイオードよりも順方向電圧が小さくて逆回復時
間が短い第1のダイオードD1 が設けられているため
に、メインスイッチのMOSFETQ1 がオフ期間にチ
ョークコイルL1 からの電流が第2のMOSFETQ2
側には流れずに、チョークコイルL1 →出力コンデンサ
C2 →ダイオードD1 →トランスT1 といったように、
ダイオードD1 側を通って流れる。
【0019】そして、このダイオードD1 の順方向電圧
は第2のMOSFETQ2 のボディーダイオードよりも
小さいために、前記の如くチョークコイルL1 からの電
流が第2のMOSFETを通らずにダイオードD1 を通
って流れると、その分だけエネルギーの損失が小さくな
る。また、ダイオードD1 の逆回復時間は第2のMOS
FETQ2 のボディーダイオードよりも短いために、チ
ョークコイルL1 からの電流が第2のMOSFETQ2
を通らずにダイオードD1 を通って流れることにより、
第2のMOSFETターンオン期間も短くなる。
は第2のMOSFETQ2 のボディーダイオードよりも
小さいために、前記の如くチョークコイルL1 からの電
流が第2のMOSFETを通らずにダイオードD1 を通
って流れると、その分だけエネルギーの損失が小さくな
る。また、ダイオードD1 の逆回復時間は第2のMOS
FETQ2 のボディーダイオードよりも短いために、チ
ョークコイルL1 からの電流が第2のMOSFETQ2
を通らずにダイオードD1 を通って流れることにより、
第2のMOSFETターンオン期間も短くなる。
【0020】図2の(a)〜(c)にはそれぞれ、本実
施形態例におけるメインスイッチのMOSFETQ1 の
ゲート電圧、第2のMOSFETQ2 のゲート電圧、第
2のMOSFETQ2 のドレイン・ソース間電圧が示さ
れており、図3にはこのドレイン・ソース間電圧の破線
部分Bの拡大図が示されている。なお、図3には、図6
に示した、図5の回路における第2のMOSFETQ2
のドレイン・ソース間電圧の破線部分Bの拡大図も共に
示してあり、また、メインスイッチのMOSFETQ1
のゲート電圧も示してある。
施形態例におけるメインスイッチのMOSFETQ1 の
ゲート電圧、第2のMOSFETQ2 のゲート電圧、第
2のMOSFETQ2 のドレイン・ソース間電圧が示さ
れており、図3にはこのドレイン・ソース間電圧の破線
部分Bの拡大図が示されている。なお、図3には、図6
に示した、図5の回路における第2のMOSFETQ2
のドレイン・ソース間電圧の破線部分Bの拡大図も共に
示してあり、また、メインスイッチのMOSFETQ1
のゲート電圧も示してある。
【0021】これらの図から明らかなように、本実施形
態例でも、第2のMOSFETQ2のドレイン・ソース
間電圧は、メインスイッチのMOSFETQ1 がオフと
なってから徐々に上昇し、その後、徐々に低下していく
が、ソース側の電位がドレイン側よりも大きくなって、
ドレイン・ソース間電圧がマイナスとなっても、図3の
特性線aに示すように、この電圧は0.3 Vであり、特性
線bに示すような、図5の回路におけるマイナス側の電
圧である0.6 Vよりも非常に小さい。しかも、このドレ
イン・ソース間電圧がほぼ0となるまでの期間も本実施
形態例の方が図5の回路よりも短く、この期間のノイズ
も小さいことが分かる。
態例でも、第2のMOSFETQ2のドレイン・ソース
間電圧は、メインスイッチのMOSFETQ1 がオフと
なってから徐々に上昇し、その後、徐々に低下していく
が、ソース側の電位がドレイン側よりも大きくなって、
ドレイン・ソース間電圧がマイナスとなっても、図3の
特性線aに示すように、この電圧は0.3 Vであり、特性
線bに示すような、図5の回路におけるマイナス側の電
圧である0.6 Vよりも非常に小さい。しかも、このドレ
イン・ソース間電圧がほぼ0となるまでの期間も本実施
形態例の方が図5の回路よりも短く、この期間のノイズ
も小さいことが分かる。
【0022】このように、メインスイッチのMOSFE
TQ1 がオフ期間にチョークコイルL1 から出力コンデ
ンサC1 を通ってトランスT1 へと流れる電流を、第2
のMOSFETQ2 を通さずにダイオードD1 を通して
流すようにすることで、エネルギーの損失が低減され、
さらに、第2のMOSFETQ2 のターンオン期間の短
縮化および、この期間のノイズの低減化が図られること
が確認された。
TQ1 がオフ期間にチョークコイルL1 から出力コンデ
ンサC1 を通ってトランスT1 へと流れる電流を、第2
のMOSFETQ2 を通さずにダイオードD1 を通して
流すようにすることで、エネルギーの損失が低減され、
さらに、第2のMOSFETQ2 のターンオン期間の短
縮化および、この期間のノイズの低減化が図られること
が確認された。
【0023】本実施形態例によれば、上記の如く、第2
のMOSFETQ2 のドレイン・ソース間に第2のMO
SFETQ2 のボディーダイオードよりも順方向電圧が
小さくて逆回復時間が短いダイオードD1 を設けること
により、メインスイッチのMOSFETQ1 がオフ期間
に第2のMOSFETQ2 がオフとなっても、チョーク
コイルL1 からの電流が第2のMOSFETを通ること
なく、この第2のMOSFETQ2 のボディーダイオー
ドよりも順方向電圧が小さくて逆回復時間が短いダイオ
ードD1 を通すことができるために、チョークコイルL
1 からの電流が第2のMOSFETQ2 を通ることによ
って生じるエネルギー損失に比べて、エネルギー損失を
小さくすることができるし、第2のMOSFETQ2 の
ターンオン期間の短縮化および、この期間のノイズの低
減化を図ることができる。
のMOSFETQ2 のドレイン・ソース間に第2のMO
SFETQ2 のボディーダイオードよりも順方向電圧が
小さくて逆回復時間が短いダイオードD1 を設けること
により、メインスイッチのMOSFETQ1 がオフ期間
に第2のMOSFETQ2 がオフとなっても、チョーク
コイルL1 からの電流が第2のMOSFETを通ること
なく、この第2のMOSFETQ2 のボディーダイオー
ドよりも順方向電圧が小さくて逆回復時間が短いダイオ
ードD1 を通すことができるために、チョークコイルL
1 からの電流が第2のMOSFETQ2 を通ることによ
って生じるエネルギー損失に比べて、エネルギー損失を
小さくすることができるし、第2のMOSFETQ2 の
ターンオン期間の短縮化および、この期間のノイズの低
減化を図ることができる。
【0024】なお、本発明は上記実施形態例に限定され
ることはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、
上記実施形態例では、第2のMOSFETQ2 は、トラ
ンスT1 の二次コイル9の巻き終り側に設けたが、第2
のMOSFETQ2 は二次コイル9の巻き始め側に設け
ても構わない。
ることはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、
上記実施形態例では、第2のMOSFETQ2 は、トラ
ンスT1 の二次コイル9の巻き終り側に設けたが、第2
のMOSFETQ2 は二次コイル9の巻き始め側に設け
ても構わない。
【0025】また、上記実施形態例では、メインスイッ
チのMOSFETQ1 はトランスT1 の一次コイル8の
巻き終り側に設けたが、MOSFETQ1 は一次コイル
8の巻き始め側に設けても構わない。
チのMOSFETQ1 はトランスT1 の一次コイル8の
巻き終り側に設けたが、MOSFETQ1 は一次コイル
8の巻き始め側に設けても構わない。
【0026】さらに、上記実施形態例では、第2のMO
SFETQ2 のドレイン・ソース間に設けるダイオード
D1 と、第3のMOSFETQ3 のドレイン・ソース間
に設けるダイオードD2 は共にショットキーバリアダイ
オードとしたが、これらのダイオードD1 ,D2 は、必
ずしもショットキーバリアダイオードとするとは限ら
ず、第2のMOSFETQ2 側に設けるダイオードは第
2のMOSFETQ2 のボディーダイオードよりも順方
向電圧が小さくて逆回復時間が短いダイオードとすれば
よく、第3のMOSFETQ3 側に設けるダイオードD
2 は、第3のMOSFETQ3 のボディーダイオードよ
りも順方向電圧が小さくて逆回復時間が短いダイオード
とすればよい。
SFETQ2 のドレイン・ソース間に設けるダイオード
D1 と、第3のMOSFETQ3 のドレイン・ソース間
に設けるダイオードD2 は共にショットキーバリアダイ
オードとしたが、これらのダイオードD1 ,D2 は、必
ずしもショットキーバリアダイオードとするとは限ら
ず、第2のMOSFETQ2 側に設けるダイオードは第
2のMOSFETQ2 のボディーダイオードよりも順方
向電圧が小さくて逆回復時間が短いダイオードとすれば
よく、第3のMOSFETQ3 側に設けるダイオードD
2 は、第3のMOSFETQ3 のボディーダイオードよ
りも順方向電圧が小さくて逆回復時間が短いダイオード
とすればよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、トランスの二次コイル
側に設けられた第2のMOSFETのドレイン・ソース
間には、この第2のMOSFETのボディーダイオード
よりも順方向電圧が小さくて逆回復時間が短い第1のダ
イオードを設け、前記トランスの二次コイル側に設けら
れた第3のMOSFETのドレイン・ソース間には、こ
の第3のMOSFETのボディーダイオードよりも順方
向電圧が小さくて逆回復時間が短い第2のダイオードを
設けたものであるから、トランスの一次側に設けられた
メインスイッチのMOSFETのオフ期間に第2、第3
のMOSFETがオフしても、二次コイル側のチョーク
コイルからの電流が第2、第3のMOSFETを通って
流れることを防ぎ、チョークコイルからの電流が第1、
第2の各ダイオードをそれぞれ通って流れるようにする
ことができる。
側に設けられた第2のMOSFETのドレイン・ソース
間には、この第2のMOSFETのボディーダイオード
よりも順方向電圧が小さくて逆回復時間が短い第1のダ
イオードを設け、前記トランスの二次コイル側に設けら
れた第3のMOSFETのドレイン・ソース間には、こ
の第3のMOSFETのボディーダイオードよりも順方
向電圧が小さくて逆回復時間が短い第2のダイオードを
設けたものであるから、トランスの一次側に設けられた
メインスイッチのMOSFETのオフ期間に第2、第3
のMOSFETがオフしても、二次コイル側のチョーク
コイルからの電流が第2、第3のMOSFETを通って
流れることを防ぎ、チョークコイルからの電流が第1、
第2の各ダイオードをそれぞれ通って流れるようにする
ことができる。
【0028】そして、前記の如く、第1のダイオードは
第2のMOSFETのボディーダイオードよりも順方向
電圧が小さくて逆回復時間が短いために、チョークコイ
ルからの電流が第2のMOSFETを通って流れること
を防いで、第1のダイオードを通って流れるようにする
ことにより、エネルギー損失の低減化を図ることが可能
となるし、第2のMOSFETのターンオン期間の短縮
化およびこの期間のノイズの低減化も図ることができ
る。また、第2のダイオードは、前記の如く、第3のM
OSFETのボディーダイオードよりも順方向電圧が小
さくて逆回復時間が短いために、チョークコイルからの
電流が第3のMOSFETを通って流れることを防い
で、第2のダイオードを通って流れるようにすることに
より、エネルギー損失の低減化を図ることができるし、
第3のMOSFETのターンオン期間の短縮化およびこ
の期間のノイズの低減化を図ることができる。
第2のMOSFETのボディーダイオードよりも順方向
電圧が小さくて逆回復時間が短いために、チョークコイ
ルからの電流が第2のMOSFETを通って流れること
を防いで、第1のダイオードを通って流れるようにする
ことにより、エネルギー損失の低減化を図ることが可能
となるし、第2のMOSFETのターンオン期間の短縮
化およびこの期間のノイズの低減化も図ることができ
る。また、第2のダイオードは、前記の如く、第3のM
OSFETのボディーダイオードよりも順方向電圧が小
さくて逆回復時間が短いために、チョークコイルからの
電流が第3のMOSFETを通って流れることを防い
で、第2のダイオードを通って流れるようにすることに
より、エネルギー損失の低減化を図ることができるし、
第3のMOSFETのターンオン期間の短縮化およびこ
の期間のノイズの低減化を図ることができる。
【図1】本発明に係るMOSFET同期整流器の一実施
形態例を示す回路構成図である。
形態例を示す回路構成図である。
【図2】上記実施形態例におけるMOSFETQ1 ,Q
2 のゲート電圧とMOSFETQ2 のドレイン・ソース
電圧をそれぞれ示す説明図である。
2 のゲート電圧とMOSFETQ2 のドレイン・ソース
電圧をそれぞれ示す説明図である。
【図3】図2の(c)の破線部分Bを拡大してMOSF
ETQ1 のゲート電圧と共に示すグラフである。
ETQ1 のゲート電圧と共に示すグラフである。
【図4】従来のMOSFET同期整流器の回路構成の一
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図5】図4に示したMOSFET同期整流器の改良型
の同期整流器の回路構成を示す説明図である。
の同期整流器の回路構成を示す説明図である。
【図6】図5に示した回路におけるMOSFETQ1 ,
Q2 のゲート電圧とMOSFETQ2 のドレイン・ソー
ス間電圧とをそれぞれ示すグラフである。
Q2 のゲート電圧とMOSFETQ2 のドレイン・ソー
ス間電圧とをそれぞれ示すグラフである。
Q1 メインスイッチのMOSFET Q2 第2のMOSFET Q3 第3のMOSFET C2 出力コンデンサ D1 ,D2 ダイオード T1 トランス L1 チョークコイル
Claims (1)
- 【請求項1】 トランスの一次側にメインスイッチのM
OSFETが設けられ、該トランスの二次側には該トラ
ンスの二次コイルに対して第2のMOSFETが直列
に、このトランスの二次コイルと第2のMOSFETと
の直列回路に第3のMOSFETがソース側を二次コイ
ルの高圧端側にして並列にそれぞれ設けられており、前
記トランスの出力端間には出力コンデンサが設けられ、
前記第3のMOSFETのソース側と出力コンデンサの
高圧端との間にはチョークコイルが設けられているフォ
ワードタイプのMOSFET同期整流器であって、前記
第2のMOSFETのドレイン・ソース間には該第2の
MOSFETのボディーダイオードよりも順方向電圧が
小さくて逆回復時間が短い第1のダイオードが設けら
れ、前記第3のMOSFETのドレイン・ソース間には
該第3のMOSFETのボディーダイオードよりも順方
向電圧が小さくて逆回復時間が短い第2のダイオードが
設けられていることを特徴とするMOSFET同期整流
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34577495A JPH09163731A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | Mosfet同期整流器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34577495A JPH09163731A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | Mosfet同期整流器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09163731A true JPH09163731A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18378890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34577495A Pending JPH09163731A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | Mosfet同期整流器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09163731A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000025413A1 (en) * | 1998-10-23 | 2000-05-04 | Ronald Kevin Fricker | Switch mode and computer power supply with a method of its controlling |
EP1195885A1 (de) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH | Synchrongleichrichterschaltung |
AT505800B1 (de) * | 2007-09-19 | 2012-01-15 | Fachhochschule Technikum Wien | Durchflusswandler ohne entmagnetisierungswicklung |
-
1995
- 1995-12-08 JP JP34577495A patent/JPH09163731A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000025413A1 (en) * | 1998-10-23 | 2000-05-04 | Ronald Kevin Fricker | Switch mode and computer power supply with a method of its controlling |
EP1195885A1 (de) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH | Synchrongleichrichterschaltung |
AU780394B2 (en) * | 2000-09-29 | 2005-03-17 | Osram Ag | Synchronous rectifier circuit |
AT505800B1 (de) * | 2007-09-19 | 2012-01-15 | Fachhochschule Technikum Wien | Durchflusswandler ohne entmagnetisierungswicklung |
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